JPS6324086Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6324086Y2 JPS6324086Y2 JP1984091236U JP9123684U JPS6324086Y2 JP S6324086 Y2 JPS6324086 Y2 JP S6324086Y2 JP 1984091236 U JP1984091236 U JP 1984091236U JP 9123684 U JP9123684 U JP 9123684U JP S6324086 Y2 JPS6324086 Y2 JP S6324086Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air chambers
- lining
- pants
- peak area
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 17
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 14
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 14
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 13
- 210000003127 knee Anatomy 0.000 claims description 13
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 2
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Landscapes
- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、保温、防寒に適したズボンの改良に
関するものである。
関するものである。
(従来例の構成とその問題点)
従来から、登山や魚釣時などに保温、防寒用と
して着用するズボンとしては、中綿を入れたキル
テイング加工を施したものが広く使用されている
が、全体が嵩張つて携帯する場合には不便であ
り、又、歩行中においては歩きにくい欠点があつ
た。
して着用するズボンとしては、中綿を入れたキル
テイング加工を施したものが広く使用されている
が、全体が嵩張つて携帯する場合には不便であ
り、又、歩行中においては歩きにくい欠点があつ
た。
このため、非通気性生地よりなる表地と裏地と
を重合して内部に空気が封入可能な左右見頃部を
形成し、その空気室を複数分割してなる衣類が考
案されているが、表地と裏地の適宜個所を適当に
接着条部によつて接着することにより、空気室を
複数分割しているので、例えば、ズボンの場合に
は着用時に足が分割した空気室に引つ掛かつて着
用が円滑に行えない場合や、膝の屈曲性が悪い場
合などが生じる等の問題点があつた。
を重合して内部に空気が封入可能な左右見頃部を
形成し、その空気室を複数分割してなる衣類が考
案されているが、表地と裏地の適宜個所を適当に
接着条部によつて接着することにより、空気室を
複数分割しているので、例えば、ズボンの場合に
は着用時に足が分割した空気室に引つ掛かつて着
用が円滑に行えない場合や、膝の屈曲性が悪い場
合などが生じる等の問題点があつた。
(考案の目的)
本考案はこのような問題点をなくし、保温性、
防寒性に富むと共に着用が容易に行え、しかも歩
行や着座が極めて円滑に行なえる外観が優美な保
温ズボンを提供するものである。
防寒性に富むと共に着用が容易に行え、しかも歩
行や着座が極めて円滑に行なえる外観が優美な保
温ズボンを提供するものである。
(考案の構成)
上記目的を達成するために、本考案の保温ズボ
ンは、実施例に対応する図面に示すように、非通
気性生地よりなる表地1と裏地2を重合してズボ
ン主体3の前見頃部4、後見頃部5を夫々形成
し、これらの前見頃部4、後見頃部5の各周縁部
の表地1と裏地2を密着して内部に空気封入可能
な空気室6,7を形成し、この空気室6,7を左
右膝部を除いて、表地1と裏地2との対向面複数
個所を縦方向の接着条部分8,8,…8によつて
密着することにより互いに連通する縦長小空気室
部9,10に画成すると共に、左右膝部11,1
1の空気室を上下方向に適宜間隔毎に複数条の周
方向の接着条部分12によつて互いに連通する複
数個の小空気室部13に形成し、さらに、ズボン
主体3の適所に前記小空気室部9,10,13に
連通する空気吹入口15を設けてなることを特徴
とするものである。
ンは、実施例に対応する図面に示すように、非通
気性生地よりなる表地1と裏地2を重合してズボ
ン主体3の前見頃部4、後見頃部5を夫々形成
し、これらの前見頃部4、後見頃部5の各周縁部
の表地1と裏地2を密着して内部に空気封入可能
な空気室6,7を形成し、この空気室6,7を左
右膝部を除いて、表地1と裏地2との対向面複数
個所を縦方向の接着条部分8,8,…8によつて
密着することにより互いに連通する縦長小空気室
部9,10に画成すると共に、左右膝部11,1
1の空気室を上下方向に適宜間隔毎に複数条の周
方向の接着条部分12によつて互いに連通する複
数個の小空気室部13に形成し、さらに、ズボン
主体3の適所に前記小空気室部9,10,13に
連通する空気吹入口15を設けてなることを特徴
とするものである。
(実施例)
本考案の実施例を図面について説明すると、非
通気性生地よりなる表地1と裏地2、例えば、表
地1としてナイロンタフタに塩化ビニールを片面
コーテイングしてなる生地を、裏地2としてナイ
ロン寒冷紗に塩化ビニールを両面コーテイングし
てなる生地を使用してこれらの表地1と裏地2か
ら前見頃片と後見頃片を裁断したのち、表裏の各
見頃片を重ね合わせて前見頃部4と後見頃部5を
形成する。
通気性生地よりなる表地1と裏地2、例えば、表
地1としてナイロンタフタに塩化ビニールを片面
コーテイングしてなる生地を、裏地2としてナイ
ロン寒冷紗に塩化ビニールを両面コーテイングし
てなる生地を使用してこれらの表地1と裏地2か
ら前見頃片と後見頃片を裁断したのち、表裏の各
見頃片を重ね合わせて前見頃部4と後見頃部5を
形成する。
次に、これらの前後見頃部4,5の周縁を夫々
接着剤や熱溶着、或いは高周波接着等の適宜の手
段によつて接着して内部に空気を封入し得る空気
室6,7を夫々形成すると共に、前見頃部4の両
側縁部に後見頃部の両側縁部を縫着等によつて接
合してズボン主体3を形成してある。
接着剤や熱溶着、或いは高周波接着等の適宜の手
段によつて接着して内部に空気を封入し得る空気
室6,7を夫々形成すると共に、前見頃部4の両
側縁部に後見頃部の両側縁部を縫着等によつて接
合してズボン主体3を形成してある。
8,8…8は前見頃部4及び後見頃部5におい
て、表地1と裏地2を膝部11を除いてその対向
面を接着した複数条の縦方向の接着条部分で、こ
れらの接着条部分8によつて前記空気室6,7は
夫々上下端部において互いに連通する小空気室部
9,10に分割形成されてある。
て、表地1と裏地2を膝部11を除いてその対向
面を接着した複数条の縦方向の接着条部分で、こ
れらの接着条部分8によつて前記空気室6,7は
夫々上下端部において互いに連通する小空気室部
9,10に分割形成されてある。
14は左右膝部11の表地1と裏地2との対向
面を複数条の周方向の接着条部分12によつて接
着することにより複数個の小空気室部13を設け
てなる襞部で、該襞部14の背面側においては、
表地1と裏地2とを適宜長さの接着条部分16,
16によつて縦方向に接着し、この接着条部分1
6と前記周方向の接着条部分12の両端部との間
に小間隔17を設けて上下に配設した前記小空気
室部13を互いに連通させる連通口18に形成し
ているものである。
面を複数条の周方向の接着条部分12によつて接
着することにより複数個の小空気室部13を設け
てなる襞部で、該襞部14の背面側においては、
表地1と裏地2とを適宜長さの接着条部分16,
16によつて縦方向に接着し、この接着条部分1
6と前記周方向の接着条部分12の両端部との間
に小間隔17を設けて上下に配設した前記小空気
室部13を互いに連通させる連通口18に形成し
ているものである。
15は前後見頃部4,5の上端中央部及び襞部
14の適所の表地1に取付けた空気吹入口で、該
吹入口15から各々連通している空気室部9,1
0,13に空気を吹き込むように構成している。
14の適所の表地1に取付けた空気吹入口で、該
吹入口15から各々連通している空気室部9,1
0,13に空気を吹き込むように構成している。
図中、19はズボン主体3の前後見頃部の上端
部に取付けた伸縮性を有するベルト体、20はポ
ケツトである。
部に取付けた伸縮性を有するベルト体、20はポ
ケツトである。
なお、後見頃部5の上端部から膝部にかけて斜
め方向に適宜間隔毎に接着して分割空気室10を
形成してもよい。
め方向に適宜間隔毎に接着して分割空気室10を
形成してもよい。
又、本考案に使用される非通気性生地としては
以上の実施例で述べた材質以外にゴムや合成樹脂
シート状物、編物又は不織布にゴム、合成樹脂フ
イルムを重合或いはコーテイングした材料を採用
してもよく、さらに、本考案の保温ズボンを同一
形状の生地で被覆して体裁を良くすると共に空気
室等を保護してもよい。又、各小空気室部9,1
0,13を全て連通させて一つの空気吹入口から
空気を吹き込むように構成してもよい。
以上の実施例で述べた材質以外にゴムや合成樹脂
シート状物、編物又は不織布にゴム、合成樹脂フ
イルムを重合或いはコーテイングした材料を採用
してもよく、さらに、本考案の保温ズボンを同一
形状の生地で被覆して体裁を良くすると共に空気
室等を保護してもよい。又、各小空気室部9,1
0,13を全て連通させて一つの空気吹入口から
空気を吹き込むように構成してもよい。
(考案の効果)
以上のように本考案の保温ズボンによれば、非
通気性生地よりなる表地1と裏地2を重合すると
共に対向面を接着条部分によつて接着して空気室
6,7を有するズボン主体3に形成しているの
で、軽くて動作も軽快に行えると共に空気室6,
7に空気を入れることにより充分な保温、防寒効
果を奏することができるのは勿論、左右膝部1
1,11の空気室を上下方向に適宜間隔毎に複数
条の周方向の接着条部分12によつて互いに連通
する複数個の小空気室部13に形成しているの
で、これらの小空気室部13によつて伸縮自在な
横方向の襞が形成されて膝の屈伸運動が円滑に行
われて着座や歩行が軽快に行なえるものであり、
さらに、この空気室6,7を左右膝部を除いて、
表地1と裏地2との対向面複数個所を縦方向の接
着条部分8,8,…8によつて密着することによ
り互いに連通する縦長小空気室部9,10に画成
しているので、着用時には足を該縦長小空気室部
9,10に沿つて容易に挿入することができるか
ら、足がズボンの内面に引つ掛かることなく簡単
に挿入できると共に着用後にはこれらの縦長小空
気室部9,10が足の長さ方向に摺接してフイツ
ト性が良好となり、しかも、体裁良く着用できる
ものである。
通気性生地よりなる表地1と裏地2を重合すると
共に対向面を接着条部分によつて接着して空気室
6,7を有するズボン主体3に形成しているの
で、軽くて動作も軽快に行えると共に空気室6,
7に空気を入れることにより充分な保温、防寒効
果を奏することができるのは勿論、左右膝部1
1,11の空気室を上下方向に適宜間隔毎に複数
条の周方向の接着条部分12によつて互いに連通
する複数個の小空気室部13に形成しているの
で、これらの小空気室部13によつて伸縮自在な
横方向の襞が形成されて膝の屈伸運動が円滑に行
われて着座や歩行が軽快に行なえるものであり、
さらに、この空気室6,7を左右膝部を除いて、
表地1と裏地2との対向面複数個所を縦方向の接
着条部分8,8,…8によつて密着することによ
り互いに連通する縦長小空気室部9,10に画成
しているので、着用時には足を該縦長小空気室部
9,10に沿つて容易に挿入することができるか
ら、足がズボンの内面に引つ掛かることなく簡単
に挿入できると共に着用後にはこれらの縦長小空
気室部9,10が足の長さ方向に摺接してフイツ
ト性が良好となり、しかも、体裁良く着用できる
ものである。
さらに、空気室内の空気量を簡単に調整できて
最適な保温状態に保持できると共に、フロート効
果を有するので、救命具としても使用でき、又、
着用しない場合には小さく折り畳んで手軽に携行
できるものである。
最適な保温状態に保持できると共に、フロート効
果を有するので、救命具としても使用でき、又、
着用しない場合には小さく折り畳んで手軽に携行
できるものである。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
正面図、第2図は側面図、第3図は背面図、第4
図は膝部の拡大断面図、第5図は横断面図であ
る。 1……表地、2……裏地、3……ズボン主体、
4,5……前後見頃部、6,7……空気室、8,
12……接着条部分、9,10,13……小空気
室、14……膝部、15……空気吹入口。
正面図、第2図は側面図、第3図は背面図、第4
図は膝部の拡大断面図、第5図は横断面図であ
る。 1……表地、2……裏地、3……ズボン主体、
4,5……前後見頃部、6,7……空気室、8,
12……接着条部分、9,10,13……小空気
室、14……膝部、15……空気吹入口。
Claims (1)
- 非通気性生地よりなる表地1と裏地2を重合し
てズボン主体3の前見頃部4、後見頃部5を夫々
形成し、これらの前見頃部4、後見頃部5の各周
縁部の表地1と裏地2を密着して内部に空気封入
可能な空気室6,7を形成し、この空気室6,7
を左右膝部を除いて、表地1と裏地2との対向面
複数個所を縦方向の接着条部分8,8,…8によ
つて密着することにより互いに連通する縦長小空
気室部9,10に画成すると共に、左右膝部1
1,11の空気室を上下方向に適宜間隔毎に複数
条の周方向の接着条部分12によつて互いに連通
する複数個の小空気室部13に形成し、さらに、
ズボン主体3の適所に前記小空気室9,10,1
3に連通する空気吹入口15を設けてなる保温ズ
ボン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9123684U JPS617513U (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | 保温ズボン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9123684U JPS617513U (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | 保温ズボン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS617513U JPS617513U (ja) | 1986-01-17 |
JPS6324086Y2 true JPS6324086Y2 (ja) | 1988-07-01 |
Family
ID=30646948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9123684U Granted JPS617513U (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | 保温ズボン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS617513U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE202007006662U1 (de) * | 2007-05-07 | 2007-08-09 | X-Technology Swiss Gmbh | Kleidungsstück |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5541766U (ja) * | 1978-09-12 | 1980-03-18 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5152404Y2 (ja) * | 1972-02-02 | 1976-12-15 |
-
1984
- 1984-06-19 JP JP9123684U patent/JPS617513U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5541766U (ja) * | 1978-09-12 | 1980-03-18 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS617513U (ja) | 1986-01-17 |
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