JP3116039U - 靴下 - Google Patents

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Abstract

【解決手段】
歩行・運動時における靴下の接地部分であって、足指の付け根が位置する付近とかかと部とをパイル編みとし、また、土踏まず部をメッシュ編みとする。前記パイル編み部分及びメッシュ編み部分以外の底部分を平編みとする。この平編み部分のうち、つま先部を除く部分において、足指の付け根が位置する付近のパイル編み部分から少なくとも土踏まず部のメッシュ編み部分に至るまでを通気路となるメッシュ編みとする。
【効果】
蹴り出し時と歩行接地時に最も圧力の掛かる部分の衝撃が緩和されるので、長時間の歩行・運動による疲労が軽減される。土踏まず部のメッシュ編み組織により通気性が向上する。歩行・運動時の足のムレをメッシュ編み組織の通気路を経て土踏まず部のメッシュ編み部分から放出することができるので、足のムレを解消できる。
【選択図】 図1

Description

本考案は、歩行・運動時における足への衝撃を緩和するとともに、足のムレ感を解消することができ、快適に歩行・運動することのできる靴下に関する。
従来、少なくとも靴下の底部分であるつま先部をパイル編みとしたものが提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特許第3314071号公報
特開2000−3454040号公報
登録実用新案第3057153号公報
しかしながら、つま先部は本来歩行・運動時に衝撃が加わる部分ではない。従って、衝撃の緩和を第一の機能とする「パイル編み組織」をつま先部に設ける意味がないだけでなく、パイル編みによる通気性の欠如により足指間のムレ感が増すという問題がある。
そこで、本考案では、歩行・運動時に真に衝撃が加わる部分を的確にパイル編み組織とし、効率良く衝撃を緩和するとともに、通気性を向上させ得るようにしたものである。また、本考案は、足裏部分のムレを放出させることができるようにしたものである。また、本考案は、足指を圧迫しないように工夫したものである。さらに、本考案は、靴下がズレ落ちるのを防止し得るようにしたものである。
このような目的を達成するために、本考案では、歩行・運動時における靴下の接地部分であって、足指の付け根が位置する付近とかかと部とをパイル編みとし、また、土踏まず部をメッシュ編みとし、前記パイル編み部分及びメッシュ編み部分以外の底部分を平編みとする。このようにすると、蹴り出し時に最も圧力の掛かる足指の付け根付近の衝撃がパイル編み組織で緩和され、また、歩行接地時に最も圧力の掛かるかかとの衝撃がパイル編み組織で緩和されるとともに、土踏まず部のメッシュ編み組織により通気性が向上する。
なお、足指の付け根が位置する付近1とかかと部2のパイル編み部分Pに隣接する部分、あるいは、これらパイル編み部分P以外の部分は、平編みとなっているから、靴下の足底部分として必要な耐久性を持ち合わせている。
つま先部を除く平編み部分において、足指の付け根が位置する付近のパイル編み部分から少なくとも土踏まず部のメッシュ編み部分に至るまでを通気路となるメッシュ編みとしておくことが望ましい。このようにすると、歩行・運動時の足のムレをメッシュ編み組織の通気路を経て土踏まず部のメッシュ編み部分から放出することができる。
つま先部分を足のつま先に類似する形状とするとともに、リングトウ部分のうち足の親指が位置する部分を他の部分よりコース密度を増やして編み立てることが望ましい。この場合には、つま先部分が足の形に合っており、しかも、リングトウ部分のうち足の親指が位置する部分を他の部分よりコース密度を増やして編み立ててあるので、足指を圧迫することがない。
足首部に締付部が周設されていることが望ましい。この場合には、かかとの上部で足首に靴下が締め付けられるので、その部分でのフィット性が向上し、靴下のズレ落ちを防止できる。
土踏まず部とかかと部との境界線を含む位置に、締付部が周設されていることが望ましい。この場合には、足の土踏まず付近に靴下が締め付けられるので、その付近でのフィット性が向上し、靴下のズレ落ちを防止できる。足首部に締付部を周設する技術と組み合わせると、靴下のズレ落ち防止の面でより効果的である。
請求項1記載の靴下を履いた場合には、蹴り出し時と歩行接地時に最も圧力の掛かる部分の衝撃が緩和されるので、長時間の歩行・運動による疲労が軽減されるとともに、土踏まず部のメッシュ編み組織により通気性が向上するという利点がある。
請求項2記載の靴下を履いた場合には、歩行・運動時の足のムレをメッシュ編み組織の通気路を経て土踏まず部のメッシュ編み部分から放出することができるので、足のムレを解消できるという利点がある。
請求項3記載の靴下を履いた場合には、足指を圧迫することがないという利点がある。
請求項4記載の靴下を履いた場合には、足首部分でのフィット性が向上し、靴下のズレ落ちを防止できるという利点がある。
請求項5記載の靴下を履いた場合には、足の土踏まず付近でのフィット性が向上し、靴下のズレ落ちを防止できるという利点がある。足首部に締付部を周設する技術と組み合わせると、靴下のズレ落ち防止の面でより効果的である。
本考案に係る靴下の一例を、図面を参照しながら詳細に説明する。図1に示すように、歩行・運動時における靴下の接地部分であって、足指の付け根が位置する付近1とかかと部2とをパイル編みPとし、また、土踏まず部3をメッシュ編みMとする。そして、前記パイル編みP部分及びメッシュ編みM部分以外の底部分を平編みP’とする。
靴下の底部分がこのようになっていると、蹴り出し時に最も圧力の掛かる足指の付け根付近の衝撃がパイル編み組織Pで緩和され、また、歩行接地時に最も圧力の掛かるかかとの衝撃がパイル編み組織Pで緩和される。また、土踏まず部3のメッシュ編み組織Mにより通気性が向上する。なお、土踏まず部3は歩行・運動時に圧力が掛かりにくいため、この部分を耐久性の面で劣るメッシュ編み組織としても、靴下を損傷させることはないといっても良い。
左右の足指にそれぞれ合わせるために、ここに示す靴下は左右に編み分けられている。図1においてRで示すのが右足用の靴下、Lで示すのが左足用の靴下で、左右対称的となるように編まれている。従って、上述した部分におけるパイル編み組織P、メッシュ編み組織Mの配置状態も左右対称的となり、また、以下で詳しく説明する靴下のつま先部分の形及び以下に示す部分における各編み組織の配置状態も左右対称的となる。
ここに示す靴下は、つま先部4を除く平編み部分P’において、足指の付け根が位置する付近1のパイル編み部分Pから土踏まず部3のメッシュ編み部分Mに至るまでを通気路となるメッシュ編みM’としてある。この場合には、歩行・運動時の足のムレをメッシュ編み組織M’の通気路を経て土踏まず部3のメッシュ編み部分Mから放出することができる。
また、靴下の土踏まず部3のみならず、土踏まず部3に対して斜め外側で土踏まず部3よりつま先に近い部分5にもメッシュ編み部分M”が設けられており、通気路となるメッシュ編みM’の一部がこのメッシュ編み部分M”にも達するようにしてある。この場合には、歩行・運動時の足のムレをメッシュ編み組織M’の通気路を経てこのメッシュ編み部分M”にも振り分けることができる。
土踏まず部3のメッシュ編み部分Mと、土踏まず部3に対して斜め外側で土踏まず部3よりつま先に近い部分5のメッシュ編み部分M”は、密度の細かいメッシュとし、通気路となるメッシュ編み部分M’はそれらよりも密度の粗いメッシュとしてある。密度の粗いメッシュで通気路が形成されていると、歩行・運動時の足のムレをメッシュ編み部分Mとメッシュ編み部分M”から放出するための通気路として、最適であるだけでなく、強度的にも優れている。
なお、足指の付け根が位置する付近1とかかと部2のパイル編み部分Pに隣接する部分、あるいは、これらパイル編み部分P以外の部分を必要以上に面積の広いメッシュ編み組織とすることは、靴下の足底部分として必要な耐久性を損なう可能性があるため、好ましくないが、ここでは、パイル編み部分P以外の部分を平編みとしてあるから、靴下の足底部分として必要な耐久性を充分持ち合わせている。
ここでは、靴下のつま先部分を足のつま先に類似する形状とするとともに、リングトウ部分のうち足の親指が位置する部分6を他の部分よりコース密度を増やして編み立ててある。図1、図2において、つま先側とその反対側に三角形状に突出する部分Sが、他の部分よりコース密度を増やして編み立てた部分である。つま先部分が足の形に合っており、しかも、リングトウ部分のうち足の親指が位置する部分6を他の部分よりコース密度を増やして編み立ててあるので、その部分に余裕があって足指を圧迫することがない。
なお、靴下のつま先部分が足のつま先に類似する形状とは、図1に示すように、靴下のつま先部分の凹凸形状が足のつま先の凹凸形状にほぼ一致するような曲線である場合をいう。通常、従来の靴下のつま先部分4’は、図3に示すように、左右とも同一形状の外突弧状であって、左足でも右足でも履くことができるようになっている。この場合には、靴下を履いた時親指側が引っ張られるのみならず、他の部分では足指にフィットしない。これに対して、ここに示す靴下の場合には、リングトウ部分のうち足の親指が位置する部分6に余裕があって、足指、特に、親指側を圧迫することがない。
ここに示す靴下にあっては、図2に示すように、足首部7に第一の締付部Aが周設されている。この場合には、かかとの上部で足首に靴下が締め付けられるので、その部分でのフィット性が向上し、靴下のズレ落ちを防止できる。
また、ここに示す靴下にあっては、土踏まず部3とかかと部2との境界線を含む位置8に、第二の締付部Bが周設されている。この場合には、足の土踏まず付近に靴下が締め付けられるので、その付近でのフィット性が向上し、靴下のズレ落ちを防止できる。足首部に締付部Aを周設する技術と組み合わせると、靴下のズレ落ち防止の面でより効果的である。
なお、ここに示す靴下にあっては、土踏まず部3のメッシュ編みM部分と通気路となるメッシュ編みM’部分とが繋がる部分の一部を、パイル編み組織Pとしてある。土踏まず部3付近のメッシュ編み部分の一部がパイル編み組織Pとなっていると、その付近の耐久性が向上するだけでなく、突出するこのパイル編み組織Pで足の土踏まずのツボを押圧することができるので、健康にも寄与することができる。
靴下の素材として、異型断面の化学繊維など吸水速乾性に優れた素材を使用することにより、ムレ感を一層解消することができる。防菌・防臭加工を施した素材を用いると、さらに効果的であり、また、マイクロファイバーを素材として用いると、ソフト感が向上する。
本靴下の底部分の編み組織の一例を示す平面図で、左足用、右足用それぞれを示す。 右足用の靴下の斜視図である。 従来の靴下のつま先部を示す概略図である。
符号の説明
1…足指の付け根が位置する付近、2…かかと部、3…土踏まず部、4…つま先部、6…足の親指が位置する部分、P…パイル編み、P’…平編み、M,M’,M”…メッシュ編み、A,B…締付部。

Claims (5)

  1. 歩行・運動時における靴下の接地部分であって、足指の付け根が位置する付近とかかと部とをパイル編みとし、また、土踏まず部をメッシュ編みとし、前記パイル編み部分及びメッシュ編み部分以外の底部分を平編みとしたことを特徴とする靴下。
  2. つま先部を除く平編み部分において、足指の付け根が位置する付近のパイル編み部分から少なくとも土踏まず部のメッシュ編み部分に至るまでを通気路となるメッシュ編みとしたことを特徴とする請求項1記載の靴下。
  3. つま先部分を足のつま先に類似する形状とするとともに、リングトウ部分のうち足の親指が位置する部分を他の部分よりコース密度を増やして編み立てたことを特徴とする請求項1又は2記載の靴下。
  4. 足首部に締付部が周設されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の靴下。
  5. 土踏まず部とかかと部との境界線を含む位置に締付部が周設されている請求項1〜4のいずれかに記載の靴下。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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