JP3164211U - 靴及び靴の中敷 - Google Patents

靴及び靴の中敷 Download PDF

Info

Publication number
JP3164211U
JP3164211U JP2010006015U JP2010006015U JP3164211U JP 3164211 U JP3164211 U JP 3164211U JP 2010006015 U JP2010006015 U JP 2010006015U JP 2010006015 U JP2010006015 U JP 2010006015U JP 3164211 U JP3164211 U JP 3164211U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insole
arch
cushion
heel
shoe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010006015U
Other languages
English (en)
Inventor
貴朗 藤井
貴朗 藤井
Original Assignee
貴朗 藤井
貴朗 藤井
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 貴朗 藤井, 貴朗 藤井 filed Critical 貴朗 藤井
Priority to JP2010006015U priority Critical patent/JP3164211U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3164211U publication Critical patent/JP3164211U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

【課題】 衝撃緩和機能及び通気性機能を備えるとともに、歩行中に靴の中で足を安定させる安定性機能を兼ね備えたものであって、長時間履き続けた場合であっても疲労を防止できる靴及び靴の中敷を提供すること。【解決手段】 靴が、ソール部材1と中底部材2と中敷クッション部材3とアッパー部材4とからなる。ソール部材1は踵部を除く全面に複数の通気孔1bが設けられている。中底部材2は非透水性と通気性を両立させた素材により形成されている。中敷クッション部材3は、全面に複数の貫通孔を設けた中敷シート材30を有し、土踏まずに相当する位置に人の土踏まず形状に似せた土踏まず固定部材31を貼着し、他の部分及び踵部にシリコンゴム等の弾性力を有する中敷クッション板材32を貼着したものである。靴内には空気のみが出入するだけで水の浸入は阻止される。【選択図】 図1

Description

本考案は「靴及び靴の中敷」に関しており、詳しくは、衝撃緩和機能と通気性機能並びに靴内における足の安定を図る部材を設けたものであって、三種の異なる機能性を組み合わせることにより、長時間履き続けても疲労を防止でき、さらに通気性機能を向上させた靴及び靴の中敷に関している。
本願考案者は、特許文献1によって靴の衝撃緩和用弾性シート材を提案した。特許文献1に記載の衝撃緩和用弾性シート材は、シリコンゴム等の衝撃緩和機能を有する素材を用いた衝撃緩和用弾性シート材1からシート基板10を形成し、該シート基板10の表面に断面半球形状の半球突起11を隙間なく形成するとともに、各半球突起11が接合して形成される各谷部に通気孔12を設けてシート状成型品とした衝撃緩和シート部材20を形成し、この衝撃緩和シート部材20を適宜形状に切り抜いて靴の中敷30の先端及び/又は踵部に1枚又は複数枚を埋め込んで使用することにより、衝撃緩和機能及び通気性機能の両機能を奏させるものである。
特許文献1に記載された衝撃緩和用弾性シート材は、シート状成型品に形成されたものであるから、靴の大きさ又は種類に応じて任意の形状の弾性シート材が得られることの特徴を有するものである。
ところで、本願考案者自身が体験したところによれば、特許文献1に記載の衝撃緩和用弾性シート材を使用した靴であっても、日常的に長時間履き続けていると僅かではあるが疲労感を覚えることがあった。その原因は、歩行中に靴の中で足が安定していないからであることが判明した。また、衝撃緩和用弾性シート材を使用してより高い通気性機能を得るためには、歩行中に最も圧力が掛かる爪先部分の通気性を高めることが最適であることも判明した。
従来技術中には、特許文献2,3に記載された靴用インソール(中敷)が提案されている。
特許文献2に記載された中敷は、土踏まず部分が、足裏の内外方向に中央部が隆起したアーチ型となっていており、人の土踏まずに接する構造に形成されており、踵部分は、中央部が平面形状であるが、踵から土踏まずに至る外縁に立ち上がり構造を形成したものである。
しかし、特許文献2に記載された中敷は、靴を履いた時に足を靴内に安定よく固定することを目的としているが、全体の形状が踵から土踏まずに至る大きさであるから、中敷が歩行中に動いてしまうことが予測されるものであって、足を安定させバランスよく靴内に固定することができないという問題がある。
特許文献3に記載の中敷は、中敷本体が靴底の形状をしており、踵領域と、踵領域から小指球の手前に至る外側領域と、踵から土踏まずの領域を経て親指球の手前に至る内側領域のいずれの領域にも肉厚部を形成したものである。
この点、特許文献3に記載された中敷は、中敷本体が靴内全域に収容される形状を有しているので使用中に靴内で動くおそれはないが、各領域に形成した肉厚部は、中敷本体に接着剤により接着固定したものであるから、中敷としての断面が厚くなり靴を履いた場合に窮屈感を感じるといった問題を抱えている。
上記以外にも、従来技術中には、ソールに通気孔を設けて通気性を促進させながらも非透水性を確保した靴が、特許文献4,5,6によって提案されている。
しかし、特許文献4,5,6に記載の従来技術では、ソールに通気孔を設ける他に、中底と併せて非透水性及び通気性を有する部材が3〜9層の複数層構造となっており、靴の製造工程が複雑化するという問題がある。
特開2006−345886号公報 実用新案登録第3042160号公報 実用新案登録第3159854号公報 特開平11−137302号公報 特開2000−166606号公報 特表2004−511280号公報
本考案の課題は、衝撃緩和機能と通気性機能並びに靴中における足の安定を図る固定機能の三種の異なる機能性を有する部材を組み合わせることにより、長時間履き続けた場合であっても疲労を防止できるものであって、特に、通気性機能を向上させた靴及び靴の中敷を提供することを目的としている。
解決手段の第1は、靴が、ソール部材と、中底部材と、中敷部材と、アッパー部材とからなり、上記ソール部材は通気孔を設けたものであり、上記中底部材は非透水性機能と通気性機能の両機能を有する素材により形成したものであり、上記中敷部材は、複数の貫通孔を設けた中敷シート材を有し、当該中敷シート材の土踏まずに相当する位置に、断面形状が人の土踏まず形状に似せた形状を呈するアーチ型足載せ部を形成した土踏まず固定部材を貼着し、さらに当該中敷シート材にシリコンゴム等の弾性力を有する中敷クッション板材を貼着したものであって、靴内は、上記中底部材の防水性機能と通気性機能の両機能により空気のみが出入するだけで水の浸入を阻止できることを特徴とするものである。
解決手段の第2は、解決手段の第1において、土踏まず固定部材がプラスチック材又はシリコンゴム材等による成型品であって、踵部から土踏まずに至る範囲をカバーする大きさを有し、人の土踏まずに相当する位置に靴内に向って盛り上がり形状を呈するアーチ型足載せ部を形成し、踵部から土踏まず部分までの周縁に立ち上がり形状となる踵側縁部を形成したことを特徴とするものである。
解決手段の第3は、解決手段の第1又は第2において、中敷クッション板材は、中敷シート材の爪先部及び踵部に貼着したものであり、シリコンゴム等の弾性力を有するシート素材を使用しており、表面に断面半球状の半球突起を隙間なく接合し、該各半球突起が接合して形成される各谷部に通気孔を設けたことを特徴とするものである。
解決手段の第4は、解決手段の第3において、中敷クッション板材は、爪先用クッション材と踵用クッション材からなり、上記爪先用クッション材を中敷シート材の裏面の爪先部に貼着し、上記踵用クッション材を上記中敷シート材の踵部に貼着することを特徴とするものである。
解決手段の第5は、解決手段の第4において、踵用クッション材は、土踏まず固定部材の踵部に設けたクッション材挿入窓に嵌めこんで中敷シート材に貼着することを特徴とするものである。
解決手段の第6は、解決手段の第1から第5のいずれかにおいて、中底部材が、非透水性と通気性の両機能を奏するゴアテックス(商標)又はエントラント(商標)等により形成されていることを特徴とするものである。
解決手段の第7は、解決手段の第1から第6のいずれかにおいて、中底部材の強度を高める必要がある場合は、ソール部材と上記中底部材との間に補強用中底シートを設けたことを特徴とするものである。
解決手段の第8は、中敷が、中敷シート材と土踏まず固定部材と中敷クッション板材とからなり、上記中敷シート材は複数の貫通孔を設けたものであり、上記土踏まず固定部材は、人の土踏まず形状に似せた形状を呈するアーチ型足載せ部を形成して上記中敷シート材の土踏まずに相当する位置に貼着したものであり、上記中敷クッション板材は、シリコンゴム等の弾性力を有するシート素材を使用し、表面に断面半球状の半球突起を隙間なく接合し、該各半球突起が接合して形成される各谷部に通気穴を設けたことを特徴とするものである。
解決手段の第9は、解決手段の第8において、中敷クッション板材が、爪先用クッション材と踵用クッション材からなり、中敷シート材の裏面の爪先部に上記爪先用クッション材を貼着し、上記踵用クッション材を踵部に貼着することを特徴とするものである。
解決手段の第10は、解決手段の第9において、踵用クッション材は、土踏まず固定部材の踵部に設けたクッション材挿入窓に嵌めこんで中敷クッション板材に貼着することを特徴とする請求項9に記載の靴の中敷。
解決手段の第11は、解決手段の第8から10のいずれかにおいて、中底部材が、非透水性と通気性の両機能を奏するゴアテックス(商標)又はエントラント(商標)等により形成されていることを特徴とするものである。
請求項1は、中底部材が非透水性と通気性を有しているから、靴底部分から靴内に空気と水が浸入するが、靴の内部には空気のみが出入するだけで水の侵入は阻止されるものである。また、中敷部材が、衝撃緩和機能を奏する中敷クッション板材を有しているから、歩行中に発生する衝撃を緩和すると同時に、ポンプ作用によって強制的に靴内の空気を排気又は吸入するので靴内が蒸れるのを改善できるとともに、土踏まずに相当する位置に人の土踏まず形状に似せた形状を有する土踏まず固定部材を設けたものであるから、靴を履いた時に、土踏まずのアーチ部分を靴に安定よく固定できるものであり、長時間履き続けた場合であっても疲労を防止できる効果を奏するものである。
この他、請求項1は、中敷部材に、衝撃緩和機能、通気性機能、足の固定機能が集中するように形成したものであるから、靴のソール部分を薄くすることができるだけでなく、靴の軽量化を可能にし、かつ、靴のファッション性の低下を回避できるものであって、ビジネスシューズを始めパンプス等にも適用可能なものとなっている。
請求項2は、土踏まず固定部材がプラスチック材又はシリコンゴム材等による成型品であり、アーチ型足載せ部が靴内に向って盛り上がり形状に形成されており、踵部から土踏まず部分までの周縁に立ち上がり形状となる踵側縁部が形成されていることにより、足を前後左右から支えているので、靴内で安定よく固定できることの効果がある。
請求項3は、中敷クッション板材を中敷シート材の爪先部及び踵部に貼着したものであるから衝撃緩和機能を奏するものであることは勿論のこと、特に爪先部分に貼着したことにより、通常の衝撃緩和機能を有する靴よりも足全体への衝撃緩和機能及び通気性機能が向上することの効果がある。
請求項4は、中敷クッション板材が、爪先用クッション材と踵用クッション材からなるものであるから、衝撃緩和機能を必要とする位置にのみ貼着することができ、無駄のない中敷部材を得ることが可能となるものである。
請求項5は、踵用クッション材を土踏まず固定部材の踵部に形成したクッション材挿入窓に嵌めこんで中敷シート材に貼着したものであるから、中敷部材の衝撃緩和機能を有効に発揮させることができるとともに、中敷部材の断面を薄く形成することができるものである。
請求項6は、中底部材が、非透水性と通気性の両機能を奏するゴアテックス(商標)又はエントラント(商標)等により形成されているので、靴の構造が単純化できることの効果を奏するものである。
請求項7は、補強用中底シート材を中底部材に重合することにより靴底の強度を高めることができる効果を有するものである。
請求項8は、中敷に、衝撃緩和機能、通気性機能、足の固定機能が集中するように形成したものであるから、靴のソール部分を薄くすることができ、靴の軽量化を可能にし、かつ、靴のファッション性の低下を回避できるものであって、ビジネスシューズを始めパンプス等にも適用可能なものである。
請求項9は、中敷クッション板材が、爪先用クッション材と踵用クッション材からなるものであるから、衝撃緩和機能を必要とする位置にのみ貼着することができ、無駄のない中敷部材を得ることが可能となるものである。
請求項10は、踵用クッション材を土踏まず固定部材の踵部に形成したクッション材挿入窓に嵌めこんで中敷クッション板材に貼着したものであるから、中敷の断面を薄く形成することができるものである。
請求項11は、中底部材が、非透水性と通気性の両機能を奏するゴアテックス(商標)又はエントラント(商標)等により形成されているので、靴の中敷の構造が単純化できることの効果を奏するものである。
靴を構成する各部材の分解斜視図。 中敷部材の各部を示す分解斜視図。 中敷部材に組み込む土踏まず固定部材を示しており、Aは平面図、Bは中央部縦断面図、Cは踵部の断面図。 中敷部材に組み込む中敷クッション板材に使用する素材を示しており、Aは平面図、Bは断面図。 靴の中央部縦断面図。 靴の土踏まず部縦断面図。
図1において、本考案の靴は、ソール部材1、中底部材2、中敷部材3、アッパー部材4とからなるものである。
実施形態において、靴は、中底部材2をアッパー部材4につり込んだ後、セメント式等の成型法によりソール部材1と一体成型したものであり、中敷部材3を、いわゆる中敷として、靴内部において中底部材2の上面に載置して使用するものである。
なお、中底部材2の強度を高める必要がある場合には、中底部材2に、メッシュ状に成型された補強用中底シート材5を貼着することが考えられる。
ソール部材1は、踵部1aを除く全面に複数の通気孔1bを設けたものであり、また、中底部材2は、非透水性と通気性を両立させた素材により形成したものであって、歩行中は、ソール部材1の通気孔1bから靴内に空気と水が浸入するが、中底部材2が通気性と防水性を確保しているから、靴の内部は空気のみが出入するだけであり水の浸入は阻止されるものである。
図2を参照して、中敷部材3は、低反発ウレタン等による中敷シート材30を有しており、該中敷シート材30の全面に複数の貫通孔30aを設けるとともに、踵部分から土踏まず部分に相当する位置の裏面に土踏まず固定部材31を貼着し、さらに、爪先部及び踵部の裏面にシリコンゴム等による中敷クッション板材32を貼着したものである。
図3を参照して、土踏まず固定部材31は、人の踵から土踏まず周辺をカバーする大きさに形成されており、断面形状を人の土踏まず形状に似せて形成したものであり、土踏まずに相当する位置、すなわち、右足用の場合は爪先に向って左寄りに、左足用は爪先に向って右寄りに、靴内に向って盛り上がり形状を呈するアーチ型足載せ部31aを形成したものである。なお、踵部分から土踏まず部近傍までの周縁に立ち上がり形状となる周側縁部31bを形成している。図中、31cはクッション材挿入窓である。
土踏まず固定部材31は、硬めのプラスチック材又はシリコンゴム等による成型品であり、アーチ型足載せ部31aが、人の土踏まず形状に似せた形状に成型されており、靴を履いた時、靴内に向って盛り上った部分において土踏まず部を下方から支える硬さを有しているので、靴と足を安定よく保持することができ、長時間履き続けた場合であっても疲労を防止することができるものとなっている。
また、図4を参照して、中敷クッション板材32は、特許文献1に記載された衝撃緩和用弾性シートを利用したものであって、シリコンゴム等の弾性力を有するクッションシート素材32aを有しており、表面に断面半球状の半球突起32bを隙間なく接合し、該各半球突起32bによって形成される各谷部に通気穴32cを設けたものであって、衝撃緩和機能と通気性機能の両機能を奏するものである。
ここで、中敷クッション板材32は、爪先用クッション材32Aと踵用クッション材32Bからなり、中敷シート材30の爪先部裏面に爪先用クッション材32Aを貼着し、踵用クッション材32Bを中敷シート材30の踵部裏面に貼着する。
実施形態において、爪先用クッション材32Aは、土踏まず固定部材31と重複しない範囲に貼着しているが、一部が土踏まず固定部材31と重複することは妨げない。また、踵用クッション材32Bは、土踏まず固定部材31の踵部分に重ねて貼着してもよいが、土踏まず固定部材31の踵部分にクッション材挿入窓31cを形成し、このクッション材挿入窓31cに嵌め込めば、中敷の厚みが薄くなり使用感が向上するものとなる。
中敷クッション板材32は、歩行中の着地時に圧縮されることで衝撃力が緩和され、また同時に、圧縮及び復元を繰り返すポンプ作用によって靴内の空気の排出並びに吸入がなされるものである。実施形態においては、ソール部材1に通気孔1bを設けるとともに、ソール部材1には非透水性及び通気性を有する中底部材2を重合しているので、中敷部材3(中敷クッション板材32)のポンプ作用によって、靴内に空気は取り込まれるが水の浸入は阻止され、これにより靴内の蒸れが改善されるものである。
図5,図6を参照して、靴は、ソール部材1に中底部材2及びアッパー部材4を一体化することにより、通気性及び防水性を確保することができるものである。なお、中敷部材3は、靴内部において中底部材2の上面に載置し又は一体的に固定するものである。
本考案の靴は、ソール部材1の通気孔1bから靴内に水と空気は進入するが、中底部材2が通気性と防水性を確保しているから、中底部材2の内側となる靴の内部は空気のみが出入するだけであり水の浸入は阻止される。これと同時に、中敷部材3の中敷クッション板材32が、歩行中に発生する衝撃を緩和して疲労を防止するだけでなく、土踏まず固定部材31によって歩行中の足を靴に固定させているので、長時間履き続けた場合であっても疲労を防止できる効果を奏するものである。
また、本考案の中敷を単独で使用した場合においても、歩行中に発生する衝撃を緩和して疲労を防止するだけでなく、歩行中の足を靴に安定よく固定させる効果があり、衝撃緩和作用と相俟って疲労を防止する効果を奏するものである。
中底部材2は、非透水性と通気性能の両機能を奏するゴアテックス(商標)又はエントラント(商標)等により形成して靴及び中敷の構造を単純化している。
補強中底シート材5は、木綿、ナイロン繊維、金属ワイヤー等によるメッシュ状に成型したものである。
中敷部材3の中敷クッション板材32は、特許文献1に記載されたものである。すなわち、同文献において「衝撃緩和シート部材20」として提案されたものと同一部材であって、シリコンゴム等の衝撃緩和機能を有するシート材(図示しない)から任意の形状に切抜き形成したものである。
土踏まず固定部材31は、硬めのプラスチック材又はシリコンゴム材等により成型されたものであり、靴内において土踏まず部を下方から支える硬さを有している。
1 ソール部材
1a 踵部
1b 通気孔
2 中底部材
3 中敷部材
30 中敷シート材
30a 貫通孔
31 土踏まず固定部材
31a アーチ型足載せ部
31b 周側縁部
31c クッション材挿入窓
32 中敷クッション板材
32a クッションシート素材
32b 半球突起
32c 通気穴
4 アッパー部材
5 補強用中底シート材

Claims (11)

  1. 靴が、ソール部材(1)と、中底部材(2)と、中敷部材(3)と、アッパー部材(4)とからなり、上記ソール部材(1)は通気孔(1b)を設けたものであり、上記中底部材(2)は非透水性機能と通気性機能の両機能を有する素材により形成したものであり、上記中敷部材(3)は、複数の貫通孔(30a)を設けた中敷シート材(30)を有し、該中敷シート材の土踏まずに相当する位置に、断面形状が人の土踏まず形状に似せた形状を呈するアーチ型足載せ部(31a)を形成した土踏まず固定部材(31)を貼着し、さらに当該中敷シート材にシリコンゴム等の弾性力を有する中敷クッション板材(32)を貼着したものであって、靴内は、上記中底部材の防水性機能と通気性機能の両機能により空気のみが出入するだけで水の浸入を阻止できることを特徴とする靴。
  2. 土踏まず固定部材(31)は、プラスチック材又はシリコンゴム材等による成型品であって、踵から土踏まずに至る範囲をカバーする大きさを有し、人の土踏まずに相当する位置に靴内に向って盛り上がり形状を呈するアーチ型足載せ部(31a)を形成し、踵部から土踏まず部分までの周縁に立ち上がり形状となる踵側縁部(31b)を形成したことを特徴とする請求項1に記載の靴。
  3. 中敷クッション板材(32)は、中敷シート材(30)の爪先部及び踵部に貼着したものであり、シリコンゴム等の弾性力を有するシート素材(32a)を使用しており、表面に断面半球状の半球突起(32b)を隙間なく接合し、該各半球突起が接合して形成される各谷部に通気孔(32c)を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の靴。
  4. 中敷クッション板材(32)は、爪先用クッション材(32A)と踵用クッション材(32B)からなり、上記爪先用クッション材(32A)を中敷シート材(30)の裏面爪先部に貼着し、上記踵用クッション材(32B)を裏面踵部に貼着することを特徴とする請求項3に記載の靴。
  5. 踵用クッション材(32B)は、土踏まず固定部材(31)の踵部に設けたクッション材挿入窓(31c)に嵌めこんで中敷シート材(30)に貼着することを特徴とする請求項4に記載の靴。
  6. 中底部材(2)は、非透水性と通気性の両機能を奏するゴアテックス(商標)又はエントラント(商標)等により形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の靴。
  7. 中底部材(2)の強度を高める必要がある場合は、ソール部材(1)と上記中底部材との間に補強用中底シート(5)を設けたことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の靴。
  8. 中敷が、中敷シート材(30)と土踏まず固定部材(31)と中敷クッション板材(32)とからなり、上記中敷シート材(30)は複数の貫通孔(30a)を設けたものであり、上記土踏まず固定部材(31)は、人の土踏まず形状に似せた形状を呈するアーチ型足載せ部(31a)を形成して上記中敷シート材(30)の土踏まずに相当する位置に貼着したものであり、上記中敷クッション板材(32)は、シリコンゴム等の弾性力を有するシート素材を使用し、表面に断面半球状の半球突起(32b)を隙間なく接合し、該各半球突起が接合して形成される各谷部に通気穴(32c)を設けたことを特徴とする靴の中敷。
  9. 中敷クッション板材(32)が、爪先用クッション材(32A)と踵用クッション材(32B)からなり、中敷シート材(30)の裏面の爪先部に上記爪先用クッション材(32A)を貼着し、上記踵用クッション材(32B)を踵部に貼着することを特徴とする請求項8に記載の靴の中敷。
  10. 踵用クッション材(B32)は、土踏まず固定部材(31)の踵部に設けたクッション材挿入窓(31c)に嵌めこんで中敷クッション板材(32)に貼着することを特徴とする請求項9に記載の靴の中敷。
  11. 中底部材(2)は、非透水性と通気性の両機能を奏するゴアテックス(商標)又はエントラント(商標)等により形成されていることを特徴とする請求項8から10のいずれかに記載の靴の中敷。
JP2010006015U 2010-09-07 2010-09-07 靴及び靴の中敷 Expired - Fee Related JP3164211U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010006015U JP3164211U (ja) 2010-09-07 2010-09-07 靴及び靴の中敷

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010006015U JP3164211U (ja) 2010-09-07 2010-09-07 靴及び靴の中敷

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3164211U true JP3164211U (ja) 2010-11-18

Family

ID=54875628

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010006015U Expired - Fee Related JP3164211U (ja) 2010-09-07 2010-09-07 靴及び靴の中敷

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3164211U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106993846A (zh) * 2017-05-12 2017-08-01 茂泰(福建)鞋材有限公司 一种设有中药垫的鞋
JP2018086228A (ja) * 2016-11-18 2018-06-07 東豊物産 株式会社 靴底及びそれを用いた靴
JP2020527444A (ja) * 2017-07-19 2020-09-10 マイヤー ゲーベーエル 圧力換気性のあるインソール又はブランドソール
CN114098217A (zh) * 2021-10-29 2022-03-01 振扬实业(河源)有限公司 一种热塑性弹性体鞋体及其制造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018086228A (ja) * 2016-11-18 2018-06-07 東豊物産 株式会社 靴底及びそれを用いた靴
CN106993846A (zh) * 2017-05-12 2017-08-01 茂泰(福建)鞋材有限公司 一种设有中药垫的鞋
JP2020527444A (ja) * 2017-07-19 2020-09-10 マイヤー ゲーベーエル 圧力換気性のあるインソール又はブランドソール
CN114098217A (zh) * 2021-10-29 2022-03-01 振扬实业(河源)有限公司 一种热塑性弹性体鞋体及其制造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006345886A (ja) 靴の衝撃緩和用弾性シート材
CA2660394A1 (en) Shoe with elasticity
JP2012075864A (ja) 履物の中敷き
JP3164211U (ja) 靴及び靴の中敷
JP2009101139A (ja) ハイヒール用の機能性中敷
US20180042336A1 (en) Cushion pad
KR20150000306U (ko) 개선된 통기성 및 방수성을 갖는 신발
HK1126096A1 (en) Footwear as mat-socks
KR20130015995A (ko) 완충식 통기성 신발
KR101319821B1 (ko) 신발창
KR102109754B1 (ko) 탄성슬리퍼
CN112401401A (zh) 一种保健鞋垫
JP2005185675A (ja) 履物
KR101288905B1 (ko) 보행기능을 향상시킨 신발창
KR101979998B1 (ko) 신발창과 신발창의 제조방법
KR100911044B1 (ko) 방수 및 발수 기능과 함께 우수한 통기성을 겸한 트위스트신발
JP2009050491A (ja) 靴における足指の滑り止め構造
JP2008067953A (ja) 履物
JP4619056B2 (ja) 履物製品とそのソール部材及びソールパッド
JP3626175B1 (ja) 靴用中敷パッドおよび靴
JP3116192U (ja) 靴・靴下汚れ防止シート
KR200365768Y1 (ko) 공기순환식 신발용 깔창
UA91723C2 (ru) Обувь как носки со стелькой
KR200481007Y1 (ko) 통기성과 충격흡수기능이 향상된 신발창
JP3187756U (ja) 履物の中敷き

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3164211

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131027

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees