JPH0646324Y2 - トウキャップ - Google Patents

トウキャップ

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JPH0646324Y2
JPH0646324Y2 JP1986082977U JP8297786U JPH0646324Y2 JP H0646324 Y2 JPH0646324 Y2 JP H0646324Y2 JP 1986082977 U JP1986082977 U JP 1986082977U JP 8297786 U JP8297786 U JP 8297786U JP H0646324 Y2 JPH0646324 Y2 JP H0646324Y2
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JP
Japan
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foot
shoes
toe cap
tip
present
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JP1986082977U
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JPS62193405U (ja
Inventor
勝久 石川
Original Assignee
勝久 石川
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、靴を履くとき良好な履き心地を得るために用
いる足の先端部を被覆するトウキャップに関するもので
ある。
〔従来の技術〕 靴、特に登山靴やスキー靴などは、たびたびぬいだり履
いたりすることはなく、長い間履きつづけることが多
い。そのため、足に合う靴が望まれているが、多くは市
販のもので自分の足の大きさに近いサイズのものを買っ
て履いているのが実情である。そのため、足に完全に適
合しないとか、また長い間履いていると疲れるとか、靴
ずれが起るなどの問題が生じている。このような欠点を
解決するために、従来は敷皮を敷いたり厚手の靴下など
を履くなどして調節しているが、完全に上記問題は解決
されるにいたっていない。
この他、保温等を目的として発泡プラスチックよりなる
足全体を覆う形状またはスリッパ状の足カバーが提案さ
れているが、これらは自己の足サイズよりもひとまわり
大きな靴を必要とすることとなることから、不経済であ
り実用に供されていない。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の敷皮や靴下などに代り得るもので、着用すること
によって靴の履き心地が良好となり、かつ長時間靴を履
いていても疲れることがなく、またスキー靴、登山靴や
オートバイ用のブーツなどの場合では更に、断熱、保温
等の効果も得られるようなものが望まれていた。
本考案は上記要望に応えるためのものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案のトウキャップは、ネオプレンゴム等からなる独
立気泡の軟質発泡プラスチックシートの表裏両面にジャ
ージを一体的に積層してなる伸縮性のある弾性シートを
素材とし、該素材から足の先端部より胛部手前までを覆
う大きさの裁片2枚を作成し、該2枚の裁片を重ねて足
挿入用開口部を残して周縁を縫製してなり、開口部が直
線状でそれより先端部の幅より若干狭く形成してなるこ
とを特徴とする。
市販されている靴の多くは、購入者の足の幅や胛の高さ
に合うように種々のサイズのものがあるが、靴の先端部
は靴のデザイン上の問題があるため余り考慮されていな
い。そのため、履いたとき靴の先端部に足が達していな
い靴は多い。本考案者は靴の履き心地について種々研究
した結果、靴の先端部に足の先端部すなわち足爪先が達
しているかいないかとか、或は靴が足の先端部にぴった
り適合しているか否かは余り問題で無く、足の先端部の
みが適当な材料からなる被覆部材でほぼぴったり覆われ
ていれば、靴に対する十分な履き心地が得られ、長期間
履いても疲れることが無いことを知得して本考案を完成
した。
従って、本考案のトウキャップの構成素材は適度の伸縮
性と弾性のある適当な厚さのシートであることが好まし
い。具体的には、ネオプレンゴムや軟質ポリウレタンな
どからなる発泡プラスチックシートの表裏両面にナイロ
ンジャージなどの伸縮性の良好なジャージを一体的に積
層したシートが使用される。このような構成のシート
は、伸縮性がありかつ、適度のクッション性があるため
足に良く適合する。
本考案では上記素材を用いて、足の先端部より胛部手前
までを覆う大きさの裁片2枚を作成する。この裁片はほ
ぼ足の先端部と同じ形状とする。すなわち、親指側の側
縁を直線に近い曲線とし親指先端を頂点とし小指側に次
第に下がる放物線状に形成し、足を挿入する開口部は足
の長さ方向に対してほぼ直角方向に直線状に形成する。
そして、開口部はそれよりも先端の部分の幅よりも少し
狭い幅とする。開口部は丁度足の先端部の幅が狭まる位
置に相当する様にするのが好ましい。
本考案のトウキャップは、上記のように構成することに
より、足に着用したとき、容易に脱落することもなく足
先端部に良く適合し、履き心地をよくし、長期間靴を履
いていても疲れを感じることがない。また、本考案では
独立気泡のプラスチックシートを使用しているため保温
性、断熱性もよく、その反面表面に布地を貼り合わせて
いるので、水分は布地を伝わってトウキャップ外に出る
ため、足が蒸れることがない。
本考案は2枚の裁片をその周縁部を縫着することにより
作成しているため、不使用時は2枚が重なった平板状と
なり、着用時は縫合部が靴底部と胛皮部の合わせ部に位
置してトウキャップが回動するのを防止する役割をす
る。縫着は、シート端面同士を当接する様にして行うと
縫い合わせ部が厚く盛り上がらないので好ましい。
本考案のトウキャップは、通常は左右一対として使用す
ることは勿論である。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図面にしたがって説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す上面図で、第2図はそ
のII−II線断面図である。図に示すように、トウキャッ
プ1は足4の先端部を覆う形状となっており、足を挿入
する開口部は直線状となっている。第1図は説明を容易
にするために、足4はトウキャップ1よりも小さく描い
てあるが、実際は少なくとも開口部は足4にぴったり適
合しているものとする。
第2図は使用してない状態のトウキャップ1で、図中折
り曲げ部に当たる部分は図示を省略したが縫合されてい
る。
第3図は素材の構成を示す拡大断面図で、図中11はジャ
ージ、12は独立気泡の軟質発泡プラスチックシートを示
す。
第4図は使用状態を示す図で、3は靴を示す。図に示す
様に、本考案のトウキャップ1は足の爪先の靴の先端内
部の空間を埋める必要は無く、足4の先端部を覆ってい
れば良い。
素材表面のジャージはナイロンジャージの様に滑り性の
良いものとすると、履くとき容易でありかつ、使用中も
履いている靴下との滑りも適当で、良好な使用感が得ら
れる。
〔考案の効果〕
本考案のトウキャップを使用することにより、靴を履い
たとき従来爪先部に感じていた空間や靴になじまないと
いう感じが無くなり、また登山靴やスキー靴などでは爪
先部が冷えることがないため、長時間靴を履いても疲れ
ないなどの効果を得ることができる。このほか、上記の
ように保温性、クッション性を得ることができ、また適
度の通気性を有することから、従来靴を履いたときに問
題となっていた足のむれなども解消することができる。
本考案のトウキャップは、靴の大きさに応じたものを何
種類か用意しておきこれを販売するようにしてもよい
が、通常はL(大)、M(中)、S(小)サイズの3種
類またはM、Sサイズの2種類として販売するのが好ま
しく、更に靴下のように1種類だけとしもよいので、製
造および販売も容易であるなどの利点も有する。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例を示す上面図、 第2図は本考案の断面図、 第3図は素材の構成を示す拡大断面図、 第4図は使用状態を示す説明図である。 図中 1…トウキャップ 3…靴 4…足 11…ジャージ 12…発泡プラスチックシート

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネオプレンゴム等からなる独立気泡の軟質
    発泡プラスチックシートの表裏両面にジャージを一体的
    に積層してなる伸縮性のある弾性シートを素材とし、該
    素材から足の先端部より胛部手前までを覆う大きさの裁
    片2枚を作成し、該2枚の裁片を重ねて足挿入用開口部
    を残して周縁を縫製してなり、開口部が直線状でそれよ
    り先端部の幅より若干狭く形成してなることを特徴とす
    るトウキャップ。
JP1986082977U 1986-05-31 1986-05-31 トウキャップ Expired - Lifetime JPH0646324Y2 (ja)

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JP1986082977U JPH0646324Y2 (ja) 1986-05-31 1986-05-31 トウキャップ

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JPS62193405U JPS62193405U (ja) 1987-12-09
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JPS62193405U (ja) 1987-12-09

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