JP3223802U - 履物 - Google Patents

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嘉成 祖父江
嘉成 祖父江
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そぶえ産業 株式会社
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Abstract

【課題】皮革製の鼻緒を用いても履き心地が悪くなることを抑制できる履物を提供する。【解決手段】履物は、足を載せる本体部と本体部に設けられた鼻緒13とを有し、鼻緒13が皮革によって構成されている。鼻緒13における足の指同士によって挟まれる部分である前緒17は、皮革製のカバー18によって覆われている。前緒17とカバー18との間における後部側の位置には、クッション材19が配置されている。【選択図】図4

Description

本考案は、鼻緒を有した履物に関する。
一般に、鼻緒を有したサンダルなどの履物は、足の指同士で鼻緒を挟んだ状態で使用される。こうした履物の中には、意匠性を向上するべく鼻緒を皮革製にしたものがある。
しかしながら、上述のような鼻緒を皮革製にした履物では、皮革が比較的硬い材質であるため、使用時において、鼻緒が特に足の指同士の間の股部分に食い込み易い。このため、こうした履物を履いていると足の指同士の間の股部分に痛みを感じ易くなるので、履物の履き心地が悪くなってしまうという問題がある。
本考案の目的は、皮革製の鼻緒を用いても履き心地が悪くなることを抑制できる履物を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決するための履物は、足を載せる本体部と前記本体部に設けられた鼻緒とを有し、少なくとも前記鼻緒が皮革によって構成された履物であって、前記鼻緒における前記足の指同士によって挟まれる部分である前緒は、皮革製のカバーによって覆われ、前記前緒と前記カバーとの間における少なくとも後部側の位置には、クッション材が配置されていることを要旨とする。
この構成によれば、足の指同士の間の股部分と前緒との間にカバー及びクッション材が介在するので、足の指同士の間の股部分に痛みを感じ難くなる。このため、皮革製の鼻緒を用いても履き心地が悪くなることを抑制できる。
上記履物において、前記カバーは、前記前緒に縫い付けられていることが好ましい。
この構成によれば、カバーを前緒に対して確実に固定することができる。
上記履物において、前記クッション材は、前記前緒に接合されていることが好ましい。
この構成によれば、クッション材を前緒に接合した状態で、前緒をクッション材と共にカバーによって覆うことができるので、製造時の作業性の向上に寄与できる。
本考案によれば、皮革製の鼻緒を用いても履き心地が悪くなることを抑制できる。
一実施形態の履物を示す斜視図。 図1の履物を前側から見たときの斜視図。 カバーの展開図。 履物の前緒を覆うときのカバーの状態を示す斜視図。 変更例の履物の要部を示す斜視図。
以下、履物の一実施形態について図面に従って説明する。
図1及び図2に示すように、履物11は、例えばサンダルによって構成され、板状の本体部12と、本体部12上に設けられた鼻緒13とを有している。本体部12は、地面と接触する下層14と、下層14上に積層されて足が載せられる上層15とを備えている。下層14と上層15とは、例えば接着剤などによって貼り合わせられている。
下層14は例えば発泡樹脂などの弾力性を有する材料によって構成され、上層15は例えば皮革によって構成される。なお、本実施形態の本体部12は、下層14及び上層15による二層構造になっているが、一層で構成されていてもよいし、三層以上で構成されていてもよい。
鼻緒13は、一対の帯状をなす皮革によって構成され、例えば接着剤などによって上層15に固定されている。鼻緒13は、一対の横緒16と、一対の横緒16の前端部同士を面接触するように重ねた状態で縫い合わされてなる前緒17とを備えている。前緒17は、鼻緒13における足の指同士によって挟まれる部分、すなわち鼻緒13における例えば足の親指と足の人差し指とによって挟まれる部分である。
前緒17は、略筒状に形成された皮革製のカバー18によって囲われるように覆われている。カバー18は、前緒17を囲うように覆った状態で前緒17に縫い付けられている。カバー18の上端面は、前端側よりも後端側の方が高くなるように水平面に対して傾斜している。前緒17とカバー18との間における後部側の位置には、クッション材19が配置されている。
この場合、図3に示すように、カバー18には、カバー18を平板状に展開した状態で筒状にしたときに内側になる面の中央部に、板状にしたクッション材19が例えば接着剤や粘着テープなどによって貼り付けられている。そして、図4に示すように、前緒17の後部側にクッション材19を当接させた状態でカバー18によって前緒17が囲われるようにカバー18を折り曲げた後、カバー18を前緒17に縫い付けることによってカバー18が前緒17に固定される。
この場合、カバー18に貼り付けるクッション材19の幅Lは、前緒17(鼻緒13)を構成する一対の皮革(二枚分の皮革)の厚さとほぼ同じになるように設定することが好ましい。なお、クッション材19は、弾力性に富んだ軟質のゴムやエラストマー、あるいはフォーム材などによって構成される。
次に、履物11の作用について説明する。
履物11を履いたときには、鼻緒13における前緒17が足の指同士によって挟まれる。このとき、足の指同士の間の股部分と前緒17との間にカバー18及びクッション材19が介在するので、履物11を履いて歩いても足の指同士の間の股部分に痛みを感じ難くなる。このため、皮革製の鼻緒13を用いた履物11であっても、履き心地が悪くなることが抑制される。
因みに、クッション材19が無い状態の履物11を履いて歩いた場合、前緒17もカバー18も比較的硬い皮革によって構成されているため、足の指同士の間の股部分に痛みを感じ易くなる。このため、履物11の履き心地が悪くなってしまう。
以上詳述した実施形態によれば、次のような効果が発揮される。
(1)履物11において、鼻緒13における足の指同士によって挟まれる部分である前緒17は、皮革製のカバー18によって覆われ、前緒17とカバー18との間における後部側の位置には、クッション材19が配置されている。この構成によれば、足の指同士の間の股部分と前緒17との間にカバー18及びクッション材19が介在するので、足の指同士の間の股部分に痛みを感じ難くなる。このため、皮革製の鼻緒13を用いた履物11の履き心地が悪くなることを抑制できる。
(2)履物11において、カバー18は、前緒17に縫い付けられている。この構成によれば、カバー18を前緒17に対して確実に固定することができる。
(3)履物11において、上層15、鼻緒13、及びカバー18は、いずれも皮革製である。このため、履物11の高級感及び意匠性を高めることができる。
(変更例)
上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。また、上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・図5に示すように、履物11において、クッション材19は、前緒17に接合されていてもよい。この場合、クッション材19は、例えば接着剤や粘着テープによって前緒17に貼り付けられる。このようにすれば、カバー18でクッション材19ごと前緒17を囲うように覆った状態でカバー18を前緒17に縫い付けることができるので、カバー18の組み付け作業が容易になる。すなわち、クッション材19を前緒17に接合した状態で、前緒17をクッション材19と共にカバー18によって容易に覆うことができる。したがって、履物11の製造時の作業性の向上に寄与できる。
・前緒17とカバー18との間の全体にクッション材19を配置するようにしてもよい。
・上層15は、必ずしも皮革によって構成する必要はない。
・カバー18は、必ずしも前緒17に縫い付ける必要はない。すなわち、カバー18は、前緒17に対して接着剤や粘着テープなどによって貼り付けるようにしてもよい。
11…履物、12…本体部、13…鼻緒、17…前緒、18…カバー、19…クッション材。

Claims (3)

  1. 足を載せる本体部と前記本体部に設けられた鼻緒とを有し、少なくとも前記鼻緒が皮革によって構成された履物であって、
    前記鼻緒における前記足の指同士によって挟まれる部分である前緒は、皮革製のカバーによって覆われ、
    前記前緒と前記カバーとの間における少なくとも後部側の位置には、クッション材が配置されていることを特徴とする履物。
  2. 前記カバーは、前記前緒に縫い付けられていることを特徴とする請求項1に記載の履物。
  3. 前記クッション材は、前記前緒に接合されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の履物。
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