JP2014161721A - 靴の踵部を靴の内方へ折り曲げて履ける短靴 - Google Patents

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【課題】 踵部を踵で踏みつけてサンダルように履くことができ、かつ、踵部の型崩れがなく、踵部を踏んでいる際の履き心地がよい、靴の踵部を靴の内方に折り曲げて履ける短靴を提供すること。
【解決手段】 短靴は、地面に接する接地面を有する底部と、足のつま先から甲までを覆うように形成された本体部と、足の踵を覆うように形成され、外層材と内層材の2つの素材からなり、前記外層材と内層材との間に衝撃を吸収し形状回復性素材からなる緩衝材を介在させて構成した踵部と、前記踵部と前記本体部との境界線を折り曲げ部とし、前記踵部は、前記底部に対し略垂直に位置する第一の位置と、前記底部に対し略水平に位置する第二の位置と、に前記折り曲げ部から適宜折り曲げ可能であり、前記踵部を足の踵で踏んだ際、前記緩衝材の衝撃吸収力により履き心地が向上されるとともに、前記緩衝材の形状回復力により型崩れしないように構成した。
【選択図】図4

Description

本発明は、靴の踵部を靴の内方へ折り曲げてサンダルのように履ける短靴に関する。
従来、靴の踵部を靴の内方へ折り曲げてサンダルのように履くことができる短靴は、一般的に、踵部の内層材と外層材との間に硬い芯材(革屑を固めたものや革そのもの等)を介在させていた。従って、踵部を靴の内方に折り曲げてサンダルのように履いた後は、踵部が型崩れしてしまっていた。また、踵部には通常硬い芯材しか入っていないため、踵で踏んだ際、その衝撃は吸収されず、履き心地が悪いという問題もあった。
また、踵部を踵で踏むことによりサンダルのように履くことができる技術としては、例えば、特許文献1のような技術がある。特許文献1には、靴の踵部をアコーディオン状に形成し、踵部を踏みながらサンダルのように履くことができ、かつ、通常の状態で履くときは、ばねの復帰力により踵部を上方へ戻すことができる靴が開示されている。
この場合、踵部をアコーディオン状に形成しているため、踵の素材に硬いもの、例えば本革のような素材を使用するのは困難であった。また、踵部を踏んだ状態では、踵でアコーディオン状に積み重なった踵部を常に踏んでいなければならず、履き心地が非常に悪いという問題があった。
さらに、靴を脱いだ際、踵部はばねの復帰力により上方に復帰するが、何度もこれを繰り返し行うと、ばねはへたってしまい、踵部は最初に購入したときのような状態にまでは復帰しないという耐久性の問題もあった。
実開平7−20802号公報
本発明は、上述した問題を解決するためになされたもので、踵部を踵で踏みつけてサンダルのように履くことができ、かつ、踵部の型崩れがなく、踵部を踏んでいる際、衝撃を吸収し履き心地がよく、耐久性のある、汎用性のある靴の踵部を靴の内方に折り曲げて履ける短靴を提供することを目的としている。
本発明の靴の踵部を靴の内方へ折り曲げて履ける短靴は、地面に接する接地面を有する底部と、足のつま先から甲までを覆うように形成された本体部と、足の踵を覆うように形成され、外層材と内層材の2つの素材からなり、前記外層材と内層材との間に衝撃を吸収し形状回復性素材からなる緩衝材を介在させて構成した踵部と、前記踵部と前記本体部との境界線を折り曲げ部とし、前記踵部は、前記底部に対し略垂直に位置する第一の位置と、前記底部に対し略水平に位置する第二の位置と、に前記折り曲げ部から適宜折り曲げ可能であり、前記踵部を足の踵で踏んだ際、前記緩衝材の衝撃吸収力により履き心地が向上されるとともに、前記緩衝材の形状回復力により型崩れしないように構成されたことを特徴としている。
また、前記緩衝材の素材を、軟質ポリウレタンフォーム、ポリウレタン樹脂、シリコンゴムまたはシリコンフォームのいずれかとしたことを特徴としている。
さらに、前記踵部が足の踵で踏まれ前記第二の位置に位置する状態から、足の踵の力がかからない状態になった際、前記踵部は前記緩衝材の形状回復力を受け、前記第一の位置へ復帰することを特徴としている。
また、前記緩衝材の内、該緩衝材としての素材を軟質ポリウレタンフォームとした際、該軟質ポリウレタンフォームの厚みを2mmないし4mmの範囲としたことを特徴としている。
さらに、前記本体部は、外層材と内層材の少なくとも2種類の素材からなることを特徴としている。
また、前記本体部及び前記踵部の外層材の素材を本革、合成皮革及び人工皮革としたことを特徴としている。
さらに、前記本体部には、足の甲の側面から上面を覆う甲部を有し、前記甲部の一部を可動可能に構成し、前記甲部の可動により足の甲の圧迫を緩和する緩和部を設けたことを特徴としている。
また、前記緩和部を、ファスナーとマチにより前記甲部の一部を可動可能に構成したことを特徴としている。
さらに、前記本体部と前記甲部との間にスリット部を設け、前記本体部と前記甲部との間をゴムで接合することにより、前記甲部の一部を可動可能にして前記緩和部を構成したことを特徴としている。
本発明の靴の踵部を靴の内方へ折り曲げて履ける短靴は、地面に接する接地面を有する底部と、足のつま先から甲までを覆うように形成された本体部と、足の踵を覆うように形成され、外層材と内層材の2つの素材からなり、前記外層材と内層材との間に衝撃を吸収し形状回復性素材からなる緩衝材を介在させて構成した踵部と、前記踵部と前記本体部との境界線を折り曲げ部とし、前記踵部は、前記底部に対し略垂直に位置する第一の位置と、前記底部に対し略水平に位置する第二の位置と、に前記折り曲げ部から適宜折り曲げ可能であり、前記踵部を足の踵で踏んだ際、前記緩衝材の衝撃吸収力により履き心地が向上されるとともに、前記緩衝材の形状回復力により型崩れしないように構成することができる。
また、本発明の靴の踵部を靴の内方へ折り曲げて履ける短靴は、前記緩衝材の素材を、軟質ポリウレタンフォーム、ポリウレタン樹脂、シリコンゴムまたはシリコンフォームのいずれかとしたことにより、踵部を踵で踏んでいる際、衝撃を吸収し履き心地をよくすることができるとともに、耐久性もあり、繰り返し踵部を踵で踏んでも、踵部は最初に購入したときの状態を維持することができる。
さらに、本発明の靴の踵部を靴の内方へ折り曲げて履ける短靴は、前記踵部が足の踵で踏まれ前記第二の位置に位置する状態から、足の踵の力がかからない状態になった際、前記踵部は緩衝材の形状回復力を受け、前記第一の位置へ復帰することができ、前記第二の位置に位置する踵部を、わざわざ指や靴べら等によって前記第一の位置に戻す煩わしさを解消することができる。
また、本発明の靴の踵部を靴の内方へ折り曲げて履ける短靴は、前記緩衝材の内、該緩衝材としての素材を軟質ポリウレタンフォームとした際、該軟質ポリウレタンフォームの厚みを2mmないし4mmの範囲としたことにより、緩衝材の形状回復力を十分に確保しながら、踵部を踵で踏んでいる際の履き心地をよくすることができる。
さらに、本発明の靴の踵部を靴の内方へ折り曲げて履ける短靴は、前記本体部を外層材と内層材の2種類の素材を張り合わせて形成することにより、外層材と内層材を分けることができ、それぞれに適した素材を選択することができる。
また、本発明の靴の踵部を靴の内方へ折り曲げて履ける短靴は、前記本体部及び前記踵部の外層材の素材を本革、合成皮革及び人工皮革としたことにより、ビジネスにも利用することができ、汎用性を有する。
さらに、本発明の靴の踵部を靴の内方へ折り曲げて履ける短靴の前記本体部には、足の甲の側面から上面を覆う甲部を有し、前記甲部の一部を可動可能に構成し、前記甲部の可動により足の甲の圧迫を緩和する緩和部を設けたことにより、足の甲の圧迫を緩和することができる。
また、本発明の靴の踵部を靴の内方へ折り曲げて履ける短靴は、前記緩和部を、ファスナーとマチにより前記甲部の一部を可動可能にしたことにより、ファスナーの開閉で足の甲の圧迫を調整することができる。
さらに、本発明の靴の踵部を靴の内方へ折り曲げて履ける短靴は、前記本体部と前記甲部との間にスリット部を設け、前記本体部と前記甲部との間をゴムで接合することにより、前記甲部の一部を可動可能にして前記緩和部を構成したことにより、緩和部の構成を簡素化しながらも、足の甲の圧迫を緩和することができる。
本発明の第一の実施形態の短靴の構成を示す正面図 本発明の第一の実施形態の短靴の構成を示す平面図 本発明の第一の実施形態の短靴の踵部の一部の断面を示す断面図 本発明の第一の実施形態の踵部の位置を説明する説明図 本発明の第二の実施形態の短靴の構成を示す正面図 本発明の第二の実施形態の短靴の構成を示す平面図 本発明の第二の実施形態の短靴の構成を示す正面図 本発明の第二の実施形態の短靴の緩和部を示す正面図
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して説明する。なお、本実施の形態の短靴は、左右一対であり、左右対称形状となっている。説明の便宜上、右側のみで説明する。まずは、第一の実施の形態を説明する。図1及び図2は短靴1の構成を示した正面図及び平面図である。図1及び図2の如く、短靴1は、本体部2と底部3及び踵部4で構成されている。
図中左方が足を挿入した際のつま先側であり、図中右方が踵側である。図2の如く、図中中央よりやや右方(踵側)に向かって開口部5が形成されている。前記短靴1を履く際には、前記開口部5から足を挿入することになる。
前記本体部2は、足のつま先側から踵側に向けて足の側面と甲を覆うように形成されている。本体部2には、足の甲の部分に相当する箇所(図中ほぼ中央)に甲部6を設けている。この甲部6は、図1の如く、つま先側(図中左方)から踵側(図中右方)に向けて右上がりの傾斜を描いて形成されている。前記甲部6を含み前記本体部2は、外層材7と内層材8の2つの素材を張り合わせており、本実施の形態の外層材7は本革を使用している。また、内層材8には通気性や発汗性のよい布を使用している。外層材7に本革、合成皮革及び人工皮革等を使用することにより、ビジネスシューズとして利用することが可能である。なお、前記外層材7及び内層材8は、これらに限定されるものではなく、カジュアル的な利用をしたい場合は、外層材7を布やエナメル等の素材を使用してもよいため、汎用性を有している。
前記底部3は、図1の如く、前記本体部2の下方にあり、つま先側(左方)から踵側(右方)に向け全面に、地面に接地する接地面11を有している。また、図2の如く、当該靴の内方、すなわち、足の裏が接触する接触面12と前記接地面11との間には、軟質ポリウレタンフォーム等の緩衝材(図示せず)が介在されている。前記接地面11の素材は革を使用しており、いわゆる革底となっている。ただし、前記接地面11を含む底部3の素材は、これに限定されるものではなく、ゴム等を使用してもよい。
図3は、図2A−A間の断面図である。図3の如く、前記踵部4は、足の踵を覆うように形成され、外層材21と内層材22の2つの素材を張り合わせており、その前記外層材21と内層材22との間に衝撃を吸収し形状回復性の緩衝材である軟質ポリウレタンフォーム23が介在されている。本実施の形態では、前記外層材21に本革を使用しているが合成皮革または人工皮革にしてもよい。一方、前記内層材22は、通気性や発汗性のよい布を使用している。なお、これらの素材に限定されるものではない。ただし、前記外層材21の素材は、硬い素材よりも柔らかい素材の方が、前記軟質ポリウレタンフォーム23の形状回復力をより効果的にすることができることは言うまでもない。また、前記緩衝材も軟質ポリウレタンフォームに限定されるものではなく、衝撃を吸収し形状回復性の素材である軟質ポリウレタンフォーム、ポリウレタン樹脂、シリコンゴムまたはシリコンフォームのいずれかであれば同様の効果が得られる。なお、前記緩衝材として、天然ゴム、合成ゴム、熱可塑性エラストマー、天然コルク及び合成コルクを使用することも可能である。
図1の如く、前記踵部4と前記本体部2との境界線を折り曲げ部24としており、該折り曲げ部24は後述する当該踵部4を靴の内方に折り曲げる際の折り曲げ位置となる。なお、本実施の形態では、前記軟質ポリウレタンフォーム23(図3参照)の厚みは3mmとしている。この厚みは重要であり、2mm以下に設定すると、形状回復力が弱くなってしまう恐れがあり、4mm以上に設定すると、厚すぎてしまい後述する踵で前記踵部4を踏んだ際の履き心地が悪くなってしまう。
図4は、前記踵部4を足(図示せず)の踵で踏んだ状態を示す説明図である。図4の如く、前記踵部4は、足の踵で踏むと、前記折り曲げ部24に沿って靴の内方へ折り曲がる。前記踵部4は、仮想線で示したように、前記踵部4が前記底部3に対して路垂直に位置する第一の位置と、前記踵部4が破線で示した前記底部3に対して略水平に位置する第二の位置とに、適宜、折り曲げ可能である。
前記踵部4は、足(図示せず)の踵で踏んだ状態、すなわち、前記第二の位置に位置した状態から足の踵の力がかからない状態になると、前記軟質ポリウレタンフォーム23の形状回復力により図4の仮想線で示されているように、前記第一の位置に自然に復帰する。また、同時に足の踵で踏まれていて型が崩れていた踵部4は、前記軟質ポリウレタンフォーム23の形状回復力により型崩れも回復し、元の形状に戻る。
次に第二の実施形態について説明する。図5及び図6は、第二の実施形態を示した正面図及び平面図であり、第一の実施形態と同じ構成の部分については、同じ符号を付している。図5及び図6の如く、本体部2には、第一の形態と同様に甲部30を設けている。さらに、図6の如く、図中下方(靴の内側)すなわち、足の親指側の前記甲部30には、ファスナー31が取り付けられている。
前記ファスナー31は、開閉可能であり、図7の如く、該ファスナー31を開くと、マチ32により前記甲部30は上方に可動可能となる。すなわち、前記ファスナー31の開放により前記甲部30が可動し、足の甲の圧迫を緩和することができる。この前記ファスナー31及びマチ32とで緩和部33を構成している。
なお、緩和部は、ファスナー31とマチ32で構成することを限定するものではない。図8の如く、前記本体部2と前記甲部30との間にスリット部40を設け、前記本体部2と前記甲部30との間をゴム41等の伸縮可能な素材で接合することによって前記緩和部42を構成してもよい。なお、前記マチ32は、伸縮可能な素材が適しているがこれに限定されるものではない。伸縮可能な素材とは、ゴムに限定されるものではなく、一本または複数の紐でもよいし、豚革のような伸縮性のある革であってもよい。
以上によれば、本発明の短靴1は、前記踵部4を前記底部3に対し略垂直に位置する第一の位置と、前記底部3に対し略水平に位置する第二の位置と、に前記折り曲げ部24から適宜折り曲げ可能であり、前記踵部4を足の踵で踏んだ際、前記緩衝材23の衝撃吸収力により履き心地が向上されるとともに、前記緩衝材の形状回復力により型崩れしないように構成することができる。
本発明の短靴1は、前記緩衝材23の素材を軟質ポリウレタンフォーム、ポリウレタン樹脂、シリコンゴムまたはシリコンフォームのいずれかとしたことにより、踵部4を踵で踏んでいる際、衝撃を吸収し履き心地をよくすることができるとともに、耐久性もあり、繰り返し踵部4を踏んでも、踵部4は最初に購入したときの形状を維持することができる。
本発明の短靴1は、前記踵部4が足の踵で踏まれ前記第二の位置に位置する状態から、足の踵の力がかからない状態になった際、前記踵部4は緩衝材23の形状回復力を受け、前記第一の位置へ復帰することができ、前記第二の位置に位置する踵部4を、わざわざ指や靴べら等によって前記第一の位置に戻す煩わしさを解消することができる。
本発明の短靴1は、該緩衝材23としての素材を軟質ポリウレタンフォームとした際、該軟質ポリウレタンフォームの厚みを2mmないし4mmの範囲としたことにより、緩衝材の形状回復力を十分に確保しながら、踵部4を踵で踏んでいる際の履き心地をよくすることができる。
本発明の短靴1は、前記本体部2を外層材7と内層材8の少なくとも2種類の素材を張り合わせて形成することにより、外層材7と内層材8を分けることができ、それぞれに適した素材を選択することができる。
本発明の短靴1は、前記靴本体部2及び前記踵部4の外層材7,21の素材を本革、合成皮革及び人工皮革としたことにより、ビジネスにも利用することができ、汎用性を有する。
本発明の短靴1の前記本体部2には、足の甲の側面から上面を覆う甲部30を有し、前記甲部30の一部を可動可能に構成し、前記甲部30の可動により足の甲の圧迫を緩和する緩和部33,42を設けたことにより、足の甲の圧迫を緩和することができる。
本発明の短靴1は、前記緩和部33を、ファスナー31とマチ32により前記甲部30の一部を可動可能にしたことにより、ファスナー31の開閉で足の甲の圧迫を調整することができる。
本発明の短靴1は、前記本体部2と前記甲部30との間にスリット部40を設け、前記本体部2と前記甲部30との間をゴム41で接合することにより、前記甲部30の一部を可動可能にして前記緩和部42を構成したことにより、緩和部42の構成を簡素化しながらも、足の甲の圧迫を緩和することができる。
1 短靴
2 本体部
3 底部
4 踵部
6 甲部
7 外層材
8 内層材
21 外層材
22 内層材
23 緩衝材(軟質ポリウレタンフォーム等)
24 折り曲げ部
30 甲部
31 ファスナー
32 マチ
33 緩和部
40 スリット部
41 ゴム

Claims (9)

  1. 足の踵で踏むことにより、靴の踵部を靴の内方へ折り曲げて、サンダルのように履くことができる短靴(1)において、
    前記短靴は、地面に接する接地面を有する底部(3)と、
    足のつま先から甲までを覆うように形成された本体部(2)と、
    足の踵を覆うように形成され、外層材(21)と内層材(22)の2つの素材からなり、前記外層材と内層材との間に衝撃を吸収し形状回復性素材からなる緩衝材(23)を介在させて構成した踵部(4)と、
    前記踵部と前記本体部との境界線を折り曲げ部(24)とし、
    前記踵部は、前記底部に対し略垂直に位置する第一の位置と、前記底部に対し略水平に位置する第二の位置と、に前記折り曲げ部から適宜折り曲げ可能であり、前記踵部を足の踵で踏んだ際、前記緩衝材の衝撃吸収力により履き心地が向上されるとともに、前記緩衝材の形状回復力により型崩れしないように構成されたことを特徴とする靴の踵部を靴の内方へ折り曲げて履ける短靴。
  2. 前記緩衝材の素材を、軟質ポリウレタンフォーム、ポリウレタン樹脂、シリコンゴムまたはシリコンフォームのいずれかとしたことを特徴とする請求項1に記載の靴の踵部を靴の内方へ折り曲げて履ける短靴。
  3. 前記踵部が足の踵で踏まれ前記第二の位置に位置する状態から、足の踵の力がかからない状態になった際、前記踵部は緩衝材の形状回復力を受け、前記第一の位置へ復帰することを特徴とする請求項2に記載の靴の踵部を靴の内方へ折り曲げて履ける短靴。
  4. 前記緩衝材の内、該緩衝材としての素材を軟質ポリウレタンフォームとした際、該軟質ポリウレタンフォームの厚みを2mmないし4mmの範囲としたことを特徴とする請求項3に記載の靴の踵部を靴の内方へ折り曲げて履ける短靴。
  5. 前記本体部は、外層材(7)と内層材(8)の少なくとも2種類の素材からなることを特徴とする請求項1に記載の靴の踵部を靴の内方へ折り曲げて履ける短靴。
  6. 前記本体部及び前記踵部の外層材の素材を本革、合成皮革及び人工皮革としたことを特徴とする請求項5に記載の踵部を靴の内方へ折り曲げて履ける短靴。
  7. 前記本体部には、足の甲の側面から上面を覆う甲部(6,30)を有し、前記甲部の一部を可動可能に構成し、前記甲部の可動により足の甲の圧迫を緩和する緩和部(33)を設けたことを特徴する請求項1に記載の踵部を靴の内方へ折り曲げて履ける短靴。
  8. 前記緩和部を、ファスナー(31)とマチ(32)により前記甲部の一部を可動可能に構成したことを特徴とする請求項7に記載の踵部を靴の内方へ折り曲げて履ける短靴。
  9. 前記本体部と前記甲部との間にスリット部(40)を設け、前記本体部と前記甲部との間をゴム(41)で接合することにより、前記甲部の一部を可動可能にして前記緩和部を構成したことを特徴とする請求項7に記載の踵部を靴の内方へ折り曲げて履ける短靴。
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