JP2000035265A - 空気調和機の制御方法 - Google Patents

空気調和機の制御方法

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JP2000035265A
JP2000035265A JP10200559A JP20055998A JP2000035265A JP 2000035265 A JP2000035265 A JP 2000035265A JP 10200559 A JP10200559 A JP 10200559A JP 20055998 A JP20055998 A JP 20055998A JP 2000035265 A JP2000035265 A JP 2000035265A
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defrosting
outdoor heat
heat exchanger
heat exchange
exchange temperature
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Takashi Uchiumi
隆志 内海
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気調和機において除霜時の冷媒音を防止
し、室内環境の快適性を維持する。 【解決手段】 暖房運転時に、室外機制御部11は室外
熱交温度検出部13で検出された熱交温度To(あるい
はTi)が除霜動作値以下になると、室外熱交換器の除
霜を開始し、熱交温度が除霜解除値以上になると、その
除霜を終了する。この除霜をホットガスバイパス除霜方
式で行い、しかる後リバース除霜方式に切り替える。ま
た、リバース除霜方式に切り替えた際ホットガスバイパ
ス除霜時に検出した室外熱交換温度の変化および外気温
度に応じて圧縮機1の回転数を所定値に下げ、この下げ
た回転数の状態を所定時間ホールドし、室外熱交換器の
液冷媒が一気に室内熱交換器に流れないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は空気調和機の除霜
制御技術に係り、特に詳しくはホットガスバイパス除霜
方式(以下、ホットガス除霜方式と記す)とリバース除
霜方式とを用いて除霜を行う空気調和機の制御方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の空気調和機は、例えば図4に示
すように、圧縮機1、四方弁2、室内熱交換器3、室外
熱交換器4および膨張弁(電子膨張弁)5等からなる冷
凍サイクルを有する。暖房運転時には、図4の実線矢印
に示すように、室外熱交換器4から圧縮機1に、さらに
圧縮機1から室内熱交換器3、電子膨張弁5を介して室
外熱交換器4に戻す。また、室外熱交換器4に付着した
霜をホットガス除霜方式で除去する場合、圧縮機1の冷
媒出力側配管と室外熱交換器4の冷媒入力側配管との間
にバイパス配管を設け、かつこのバイパス配管に電磁弁
(通常閉状態)6を設けている。
【0003】ところで、室外熱交換器4に着霜が生じる
と、当該空気調和機の能力低下を招くことからも、例え
ば暖房運転を停止せずに、付着した霜をホットガス除霜
方式で取り除く。このホットガス除霜方式では、室外熱
交換器4の温度が低下して除霜動作値に達すると、電磁
弁6を開き、圧縮機1から出される冷媒の一部をバイパ
ス配管を介して室外熱交換器4にも供給する(図4の実
線矢印参照)。なお、室外熱交換器4の温度が除霜解除
値に達すると、電磁弁6を閉じて通常の暖房運転に戻
す。したがって、冷凍サイクルの冷媒循環経路が暖房時
のままであり、つまり暖房運転を継続しながら室外熱交
換器4の除霜ができる。
【0004】一方、ホットガス除霜方式と異なるリバー
ス除霜方式がある。このリバース除霜方式の場合、室外
熱交換器4の温度が低下して着霜状態と判断すると(除
霜動作値に達すると)、四方弁2を切り替えて冷媒の流
れを逆とし(図4の波線矢印参照)、つまり暖房運転を
中断する(室内ファンの停止を含む)。したがって、室
外熱交換器4の除霜を短時間で行うことができ、またバ
イパス配管や電磁弁6を必要とせず、空気調和機のコス
トが高くならずに済む。なお、室外熱交換器4の温度が
除霜解除値に達すると、四方弁2を再度切り替えて冷媒
の流れを元に戻す。
【0005】前記ホットガス除霜方式やリバース除霜方
式にはそれぞれ利点がある一方、欠点もあることから、
ホットガス除霜方式とリバース除霜方式とを組み合わせ
て適応的に除霜を行う方式が提案されており、例えば室
外熱交温度の変化に応じてホットガス除霜方式を所定時
間採用し、しかる後リバース除霜方式に切り替える。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記空
気調和機の制御方法にあっては、ホットガス除霜方式か
らリバース除霜方式に切り替えた際に液冷媒が室内熱交
換器3に一気に流れ込むことがあり、つまり大きい冷媒
音を発生し、使用者に不快感等を与え、ひいては室内環
境の快適性を損なうことになる。すなわち、ホットガス
除霜方式による除霜運転時には冷媒がバイパス配管を介
しても室外熱交換器4に流れ、つまり通常の暖房運転時
よりも多量のガス冷媒が室外熱交換器4に流れて霜を溶
かす際に、そのガス冷媒が液化し、この液冷媒が室外熱
交換器4に多く溜るからである(図4の波線矢印参
照)。
【0007】この発明は、前記課題に鑑みなされたもの
であり、その目的はホットガス除霜方式からリバース除
霜方式に切り替えた際の冷媒音の発生を防止することが
でき、ひいては室内環境の快適性を維持することができ
るようにした空気調和機の制御方法を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は冷凍サイクルを構成する室外熱交換器の
温度(室外熱交温度)が所定値(除霜動作値)以下にな
ったときには前記室外熱交換器の除霜を行い、前記室外
熱交温度が所定値(除霜解除値)以上になったときには
前記除霜を終了する空気調和機の制御方法において、前
記除霜をホットガスバイパス除霜方式で行い、しかる後
リバース除霜方式に切り替える一方、前記リバース除霜
方式に切り替えた際に少なくとも前記ホットガスバイパ
ス除霜時に検出した室外熱交換温度の変化および外気温
度に応じて前記冷凍サイクルを構成する圧縮機の回転数
を変え、該回転数を変えた状態を所定時間ホールドする
ようにしたことを特徴としている。
【0009】この場合、前記圧縮機の回転数をホールド
しているときに、前記圧縮機の回転数を徐々にもとの状
態に戻すとよい。
【0010】この発明は冷凍サイクルを構成する室外熱
交換器の温度(室外熱交温度)が所定値(除霜動作値)
以下になったときには前記室外熱交換器の除霜を行い、
前記室外熱交温度が所定値(除霜解除値)以上になった
ときには前記除霜を終了する空気調和機の制御方法にお
いて、前記除霜をホットガスバイパス除霜方式で行い、
しかる後リバース除霜方式に切り替える一方、前記リバ
ース除霜方式に切り替えた際に少なくとも前記ホットガ
スバイパス除霜時に検出した室外熱交換温度の変化およ
び外気温度に応じて前記冷凍サイクルを構成する電子膨
張弁の絞りを変え、該絞りを変えた状態を所定時間ホー
ルドするようにしたことを特徴としている。
【0011】この場合、前記電子膨張弁の絞りをホール
ドしているときに、前記電子膨張弁の絞りを徐々にもと
の状態に戻すとよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1ないし図3を参照して説明する。なお、図1中、図4
と同一部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
また、当該空気調和機の冷凍サイクルについては図4を
参照されたい。
【0013】この発明の空気調和機の制御方法は、ガス
冷媒が液化して室外熱交換器に多く溜る条件として着霜
量が多いことと、外気温度が低いことを挙げることがで
きることから、ホットガス除霜方式からリバース除霜方
式に切り替えた際に着霜量および外気温度に応じて圧縮
機の回転数を変えれば、多量の液冷媒が一気に室内熱交
換器に流れ込まず、冷媒音の発生が抑えられることに着
目したものである。
【0014】そのため、図1に示すように、この発明の
空気調和機の制御方法を適用した制御装置は室内機制御
部10および室外機制御部11を備えている。この室内
機制御部10および室外機制御部11は、従来と同様の
機能を有し、さらに室外機制御部11は除霜時に前述し
た機能を発揮し、つまりホットガス除霜からリバース除
霜に切り替えた際に圧縮機1の回転数を調整し、かつこ
の回転数を所定時間ホールドする。
【0015】室内機制御部10は、従来同様にリモコン
12からのリモコン信号にしたがって室内ファンを駆動
する一方、室温を検出してリモコンによる設定温度と比
較し、この比較結果にしたがって圧縮機1の運転周波数
コード等の指令を室外機制御部11に転送する。
【0016】室外機制御部11は、その指令(運転開始
指令も含む)にしたがって圧縮機1を制御し、室外ファ
ンを駆動するとともに、四方弁2、電子膨張弁5を制御
する。また、ホットガス除霜方式とリバース除霜方式と
を組み合わせて除霜を行い、ホットガス除霜方式では、
従来同様に電磁弁6を開いて冷媒の一部をバイパス管を
介して直接室外熱交換器4に循環させ、リバース除霜方
式では、従来同様に四方弁2を切り替えて冷媒を逆に循
環させる(図4参照)。
【0017】そこで、室外機側には、室外熱交換器の冷
媒入力側温度Tiおよび冷媒出力側温度Toを検出する
室外熱交温度検出部(温度センサ)13と、外気温度T
aを検出する外気温度検出部(温度センサ)14とを配
置している。
【0018】そして、室外機制御部11は、室内熱交温
度To(あるいはTi)にしたがってホットガス除霜方
式で除霜を行い、所定時間経過後にリバース除霜方式に
切り替える一方、リバース除霜方式の開始時に圧縮機1
を下記表1にしたがって所定回転数xとし、かつ所定時
間ホールドし、しかる後圧縮機1を通常に戻して室外熱
交温度Tiが解除値に達するまでリバース除霜方式で除
霜を行う。
【0019】
【表1】
【0020】前記表1について簡単に説明すると、ホッ
トガス除霜における室外熱交温度の変化Ton+1−T
onが小さく、かつ外気温度Taが低いほど圧縮機1の
回転数xが低く、ホールド時間が長くなっている。すな
わち、室外熱交温度の変化Ton+1−Tonが小さい
場合着霜量が大きいと判断することができ、外気温度T
aが低い場合除霜に時間がかかると判断することができ
るからである。また、表1中の制限なしとは通常通りの
リバース除霜を行うことを意味する。さらに、この表1
は室外機制御部11の内部メモリにテーブル11aとし
て記憶されている。
【0021】次に、前記構成の空気調和機の制御装置の
動作を図2のフローチャート図および図3のタイムチャ
ート図を参照して説明すると、まずリモコン12によっ
て暖房運転操作が行われると、室内機制御部10は当該
室温調節に必要な信号(運転周波数等の指令)を室外機
制御部11に転送する。室外機制御部11は少なくとも
圧縮機1を所定に駆動し、電子膨張弁5を所定の開閉度
合として暖房運転の冷凍サイクルを作動する。なお、従
来同様に、室内機制御部10および室外機制御部11は
他に必要な制御(ファンの制御等)を行って室温調節を
行う。
【0022】このとき、室外機制御部11は室内機制御
部10からの運転開始指令を受けて暖房運転を開始して
から所定時間(例えば30分)が経過しているか否かを
判断し(ステップST1)、30分が経過していると、
室外熱交温度検出部13によって室外熱交温度To(あ
るいはTi)を検出し、この検出温度が当該除霜制御の
除霜動作値(−10℃)以下であるか否かを判断する
(ステップST2)。すなわち、暖房開始から所定時間
経過する前に、除霜運転を行うと、室内環境が悪化する
からである。
【0023】図3に示すように、室外熱交温度To(あ
るいはTi)が−10℃以下になったときには、ホット
ガス除霜運転を行うために圧縮機1の回転数を所定値
(80rps)にするとともに、電磁弁6をオンにし
(開き)、バイパス管を介してもガス冷媒の一部を室外
熱交器4に流す(ステップST3)。
【0024】このホットガス除霜において、室外熱交温
度Tonおよび外気温度Taを検出して内部メモリに記
憶し(ステップST4)、所定時間(例えば60秒)経
過した時点で(ステップST5)、再度室外熱交温度T
on+1を検出し、室外熱交温度の変化Ton+1−T
onを算出する。この室外熱交温度変化Ton+1−T
onおよび外気温度Taにより前記表1から圧縮機1の
回転数xおよびホールド時間tを決定する(ステップS
T6)。
【0025】続いて、図3に示すように、圧縮機1を前
記決定回転数xにし、また前記ホットガス除霜からリバ
ース除霜に切り替えるために、電磁弁6をオフにし(閉
じ)、四方弁2をオフにする(ステップST7)。する
と、ガス冷媒は冷房サイクル時と同じ流れとなり、つま
りガス冷媒が室外熱交換器4、電子膨張弁5、室内熱交
換器3の順に流れる。このとき、室外熱交温度の変化T
on+1−Tonが小さく(着霜量が多く)、かつ外気
温度Taが低いほど、圧縮機1の回転数が低い値(80
rpsより低い値)になっていることから、ホットガス
除霜時に液化した多量の冷媒が一気に室内熱交換器3に
流れることもない。すなわち、従来のような大きい冷媒
音を防止することができる。
【0026】続いて、前記ホールド時間tが経過すると
(ステップST8)、圧縮機1の回転数をもとの80r
psに戻し、つまり従来のリバース除霜に戻す(ステッ
プST9)。この場合、多量の冷媒が徐々に室内熱交換
器3を介して圧縮機1側に戻り、室内熱交換器4の液化
した冷媒が減っていることから、通常のリバース除霜に
戻った際に、大きい冷媒音が発生することもない。
【0027】続いて、室外熱交換器4の霜が取り除かれ
たか否かを判断する。つまり、室外熱交温度Tiが除霜
解除値(例えば10℃)に達したか否かを判断し(ステ
ップST10)、室外熱交換温度が除霜解除値に達する
までは、通常のリバース除霜の処理を継続する。
【0028】図3に示すように、この室外熱交温度Ti
が10℃に達したときにはステップST10からST1
1に進み、前記除霜を終了し、つまり四方弁2を切り替
えて通常の暖房冷凍サイクルにするとともに、圧縮機1
の回転数を通常通りに制御し、また内部メモリをクリア
してステップST1戻り、前述したステップを繰り返
す。
【0029】このように、ホットガス除霜を所定時間行
った後、リバース除霜に切り替えて室外熱交換器4の霜
を取り除くが、室外熱交換器4の着霜量が多い場合に
は、リバース除霜開始から圧縮機1の回転数をより低い
値に変え、かつこの回転数を長い時間ホールドすること
から、室外熱交換器4に溜った液化した冷媒が室内熱交
換器3に一気に流れ込まず、冷媒音の発生を防止するこ
とができる。また、その着霜量がそれほど多くなけれ
ば、圧縮機1の回転数の下げが小さく、かつこの回転数
をホールドする時間が短くなることから、リバース除霜
に影響を与えることもない。
【0030】なお、前記実施の形態では圧縮機1の回転
数を低くしているが、電子膨張弁5を絞るようにしても
よい。すなわち、室外熱交換器4から室内熱交換器3に
流れ込む液冷媒の量が多くなければ、冷媒音が大きくな
らないからである。この場合、リバース除霜開始から電
子膨張弁5を所定値だけ絞った状態とし、かつこの絞っ
た状態を所定時間ホールドする。なお、その電子膨張弁
5の絞りおよびホールド時間は前記実施例と同様に室外
熱交温度の変化Ton+1−Ton(着霜量)および外
気温度Taに応じて予め決定しておく。
【0031】また、前記実施の形態では圧縮機1の回転
数を下げ、かつこの回転数を所定時間ホールドしている
が、このホールド中に回転数を徐々に上げてもとの回転
数(80rps)に戻すようにしてもよい。すなわち、
室外熱交換器4に溜っている液冷媒の量が減れば、圧縮
機1の回転数を上げても冷媒音が発生しないからであ
り、しかも、圧縮機1の回転数が上がれば、リバース除
霜が効率的となり、リバース除霜の時間が長くならずに
済むからである。
【0032】この制御方法は、電子膨張弁5を絞る場合
にも適用することができる。この場合、ホールド中に電
子膨張弁5を徐々に開いてもとの絞りの状態に戻せばよ
い。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、この空気調和機の
制御方法の請求項1記載の発明によると、室外熱交換器
の霜を取り除く場合、前記除霜をホットガスバイパス除
霜方式で行い、しかる後リバース除霜方式に切り替える
一方、前記リバース除霜方式に切り替えた際に少なくと
も前記ホットガスバイパス除霜時に検出した室外熱交換
温度の変化および外気温度に応じて前記冷凍サイクルを
構成する圧縮機の回転数を変え、この回転数を変えた状
態を所定時間ホールドするようにしたので、室外熱交温
度の変化が大きく(つまり着霜量が多く)、外気温度が
低いほど、圧縮機の回転数を下げ、かつこの回転数を所
定時間ホールドすることにより、ホットガスバイパス除
霜方式からリバース除霜方式に切り替えた際、室外機熱
交換器から室内熱交換器に流れる込む液冷媒量を調整す
ることができる。換言すれば、冷媒音の発生を抑えるこ
とができ、ひいては室内環境の快適性を維持することが
できるという効果がある。
【0034】請求項2記載の発明によると、請求項1に
おいて、前記圧縮機の回転数をホールドしているとき
に、前記圧縮機の回転数を徐々にもとの状態に戻すよう
にしたので、請求項1の効果に加え、リバース除霜方式
による除霜時間が長くならずに済み、つまり除霜の効率
低下を抑えることができるという効果がある。
【0035】請求項3記載の発明によると、室外熱交換
器の霜を取り除く場合、前記除霜をホットガスバイパス
除霜方式で行い、しかる後リバース除霜方式に切り替え
る一方、前記リバース除霜方式に切り替えた際に少なく
とも前記ホットガスバイパス除霜時に検出した室外熱交
換温度の変化および外気温度に応じて前記冷凍サイクル
を構成する電子膨張弁の絞りを変え、この絞りを変えた
状態を所定時間ホールドするようにしたので、室外熱交
温度の変化が大きく(つまり着霜量が多く)、外気温度
が低いほど、電子膨張弁の絞りを絞り、かつこの絞った
状態を所定時間ホールドすることにより、ホットガスバ
イパス除霜方式からリバース除霜方式に切り替えた際、
室外機熱交換器から室内熱交換器に流れる込む液冷媒量
を調整することができる。換言すれば、冷媒音の発生を
抑えることができ、ひいては室内環境の快適性を維持す
ることができるという効果がある。
【0036】請求項4記載の発明によると、請求項3に
おいて前記電子膨張弁の絞りをホールドしているとき
に、前記電子膨張弁の絞りを徐々にもとの状態に戻すよ
うにしたので、請求項3の効果に加え、リバース除霜方
式による除霜時間が長くならず済み、つまり除霜の効率
低下を抑えることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態を示し、空気調和機の
制御方法が適用される制御装置の概略的ブロック線図。
【図2】図1に示す制御装置の動作を説明するための概
略フローチャート図。
【図3】図1に示す制御装置の動作を説明するための概
略タイムチャート図。
【図4】空気調和機の冷凍サイクルを説明するための概
略的模式図。
【符号の説明】
1 圧縮機 2 四方弁 3 室内熱交換器 4 室外熱交換器 5 膨張弁(電子膨張弁) 6 電磁弁 10 室内機制御部 11 室外機制御部 11a テーブル 13 室外熱交温度検出部(温度センサ) 14 外気温度検出部(温度センサ) t ホールド時間 Ta 外気温度 Ti,Tin 熱交入口温度 To,Ton,Ton+1 熱交出口温度 x 回転数(圧縮機1の)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍サイクルを構成する室外熱交換器の
    温度(室外熱交温度)が所定値(除霜動作値)以下にな
    ったときには前記室外熱交換器の除霜を行い、前記室外
    熱交温度が所定値(除霜解除値)以上になったときには
    前記除霜を終了する空気調和機の制御方法において、前
    記除霜をホットガスバイパス除霜方式で行い、しかる後
    リバース除霜方式に切り替える一方、前記リバース除霜
    方式に切り替えた際に少なくとも前記ホットガスバイパ
    ス除霜時に検出した室外熱交換温度の変化および外気温
    度に応じて前記冷凍サイクルを構成する圧縮機の回転数
    を変え、該回転数を変えた状態を所定時間ホールドする
    ようにしたことを特徴とする空気調和機の制御方法。
  2. 【請求項2】 前記圧縮機の回転数をホールドしている
    ときに、前記圧縮機の回転数を徐々にもとの状態に戻す
    ようにした請求項1記載の空気調和機の制御方法。
  3. 【請求項3】 冷凍サイクルを構成する室外熱交換器の
    温度(室外熱交温度)が所定値(除霜動作値)以下にな
    ったときには前記室外熱交換器の除霜を行い、前記室外
    熱交温度が所定値(除霜解除値)以上になったときには
    前記除霜を終了する空気調和機の制御方法において、前
    記除霜をホットガスバイパス除霜方式で行い、しかる後
    リバース除霜方式に切り替える一方、前記リバース除霜
    方式に切り替えた際に少なくとも前記ホットガスバイパ
    ス除霜時に検出した室外熱交換温度の変化および外気温
    度に応じて前記冷凍サイクルを構成する電子膨張弁の絞
    りを変え、該絞りを変えた状態を所定時間ホールドする
    ようにしたことを特徴とする空気調和機の制御方法。
  4. 【請求項4】 前記電子膨張弁の絞りをホールドしてい
    るときに、前記電子膨張弁の絞りを徐々にもとの状態に
    戻すようにした請求項3記載の空気調和機の制御方法。
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