JP2000032143A - コンピュータ・テレフォニ統合システム - Google Patents

コンピュータ・テレフォニ統合システム

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JP2000032143A
JP2000032143A JP10194043A JP19404398A JP2000032143A JP 2000032143 A JP2000032143 A JP 2000032143A JP 10194043 A JP10194043 A JP 10194043A JP 19404398 A JP19404398 A JP 19404398A JP 2000032143 A JP2000032143 A JP 2000032143A
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Takumi Fujigami
匠 藤上
Makoto Ishii
誠 石井
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HOKKAIDO OKI DENKI SYST KK
Oki Electric Industry Co Ltd
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HOKKAIDO OKI DENKI SYST KK
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内線電話に対して発信された場合に、内線電
話が話し中であっても、そのままCTI機能が利用で
き、かつ、内線電話が空きになった場合は、そのまま接
続することができるシステムを実現する。 【解決手段】 接続替え機能部1は、電話端末30に対
して着信があり、かつ、電話端末30が話し中であった
場合は、CTI接続管理機能部3にその旨を通知する。
CTI接続管理機能部3は、CTI機能部4に対して、
CTIサービス提供するようを指示する。通話用回線監
視機能部2は、接続替え機能部1の指示により、内線4
0の空塞を監視し、空いた場合はCTI接続管理機能部
3に通知する。CTI接続管理機能部3は、CTIサー
ビスを停止するようCTI機能部4に指示すると共に、
接続替え機能部1に対して内線40への接続替えを指示
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話回線を介して
様々なサービスをコンピュータの機能を用いて提供する
コンピュータ・テレフォニ統合システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電話回線を介して種々のサービス
を提供するコンピュータ・テレフォニ統合(CTI:Compu
ter Telephony Integration)システムが用いられてい
る。一般に、従来のCTIシステムでは、電話からの着
信に対して、ボイスメールを聞く、電子メールを聞く、
音声応答システムにアクセスする、伝言ボックスにメッ
セージを残す、といった機能が提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、着信側
の電話端末が全て話し中の場合、掛かってきた電話を待
ち合わせにし、回線が空いた後に着信電話回線に接続す
る機能は提供されていなかった。
【0004】たとえば、従来では、電話端末が全て話し
中であった場合、システムとしてはビジー状態にした
り、あるいはフリーダイヤルの場合はメッセージやCM
情報を流していた。
【0005】即ち、従来では、このような話し中であっ
た場合、直接電話で話したい用件に対しては、発信者が
電話を掛け直すか、ボイスメール等を残し着信者側から
掛け直すといった必要があった。
【0006】このような点から、発信者が発信してきた
場合に電話端末が話し中であったとき、他のCTI機能
を提供できると共に、掛かってきた電話を待ち合わせに
し、話し中でなくなった場合に、発信者に接続すること
ができるような、CTIシステムとしての機能向上をは
かることのできるコンピュータ・テレフォニ統合システ
ムの実現が望まれていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題を
解決するため次の構成を採用する。複数の回線を収容
し、これら複数の回線からの着信に対して予め決められ
たサービスを提供するコンピュータ・テレフォニ統合シ
ステムにおいて、サービスを提供するCTI機能部と、
複数の回線からの通話要求に対して通話を行うための通
話用回線と、通話用回線が話し中であるか否かを監視す
る通話用回線監視機能部と、複数の回線より通話用回線
への通話要求を受け、かつ、通話用回線が話し中であっ
た場合は、話し中である旨の通知を出力すると共に、C
TI機能部に接続替えを行い、一方、CTI機能部に接
続替えした状態で、通話用回線への接続指示を受けた場
合は、通話用回線への接続替えを行う接続替え機能部
と、接続替え機能部からの話し中である旨の通知を受け
た場合は、CTI機能部にサービスを提供するよう指示
すると共に、CTI機能部に接続替えした状態で、通話
用回線監視機能部が通話用回線の空きを検出した場合
は、接続替え機能部に対して、通話用回線への接続替え
を行うよう指示するCTI接続管理機能部とを備えたこ
とを特徴とするコンピュータ・テレフォニ統合システ
ム。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて詳細に説明する。 《具体例》 〈構成〉図1は本発明のコンピュータ・テレフォニ統合
(CTI)システムの具体例を示す構成図である。図の
システムは、接続替え機能部1、通話用回線監視機能部
2、CTI接続管理機能部3、CTI機能部4、外線2
0、電話端末30、通話用回線(内線)40からなる。
【0009】接続替え機能部1と通話用回線監視機能部
2とは、PBX機能部10内の機能部として設けられ、
このPBX機能部10は、公衆網である外線20と、電
話端末30が接続されている通話用回線(内線)40と
を収容し、これら回線の交換処理を行う機能を有してい
る。
【0010】接続替え機能部1は、外線20より電話端
末30宛の着信を受け、かつ、電話端末30が話し中で
あった場合は、通話用回線監視機能部2に対して内線空
塞監視を指示すると共に、CTI接続管理機能部3に内
線40が話し中である旨の通知を行い、かつ、CTI機
能部4への接続を行う機能と、CTI機能部4から内線
40への接続替えの指示を受けた場合は、CTI機能部
4から内線40への接続替えを行う機能を有している。
【0011】通話用回線監視機能部2は、内線40の空
塞を管理する機能部である。即ち、通話用回線監視機能
部2は、接続替え機能部1からの内線空塞監視の指示に
基づき、内線40の空塞を監視し、内線40の空きを検
出した場合は、これをCTI接続管理機能部3に通知す
る機能を有している。
【0012】CTI接続管理機能部3は、接続替え機能
部1より内線40が話し中である旨の通知を受けた場合
に、CTI機能部4に対して所定のCTIサービスの提
供を開始するよう指示すると共に、通話用回線監視機能
部2が内線40の空きを検出した場合は、発信者に対し
て空きになった旨のメッセージを伝え、内線40に接続
替えするか、CTI機能部4によるCTIサービスを継
続するかの選択管理を行う機能部である。即ち、CTI
接続管理機能部3は、例えば、フリーダイヤルやナンバ
ーディスプレイ(発信者電話番号表示サービス)機能等
により、発信種別の判定を行い、発信種別に応じたCT
I機能部4への接続を行う機能と、内線40が話し中か
ら空きになった場合に内線40への接続が選択されたと
き、接続替え機能部1に、内線40への接続替えを指示
し、かつ、CTI機能部4にサービスの停止を指示する
機能を有している。
【0013】CTI機能部4は、例えば、ボイスメール
を聞く、電子メールを聞く、音声応答システムにアクセ
スする、伝言ボックスにメッセージを残す、といったC
TI機能を実行するための機能部である。
【0014】〈動作〉図2は、本具体例のコンピュータ
・テレフォニ統合システムの動作を示すフローチャート
である。
【0015】先ず、外線20より電話端末30への通話
要求があったとする。これにより、PBX機能部10内
の接続替え機能部1は、内線40が空いているかを判定
する(ステップS1)。内線40が空いていた場合は、
そのまま空いている内線40に接続を行う(ステップS
2)。
【0016】一方、ステップS1において、内線40が
空いていなかった場合、接続替え機能部1は、発信者に
対して話し中とはせず、CTI接続管理機能部3に話し
中である旨の通知を行う(図1中の)。これにより、
CTI接続管理機能部3は、例えば「ただ今混み合って
おります。空き次第受付いたしますので、それまでの
間、他のサービスをご利用ください」といったCTIサ
ービスメッセージを送出する(ステップS3)。
【0017】また、接続替え機能部1は、通話用回線監
視機能部2に対して内線空塞監視を指示し(図1中の
)、これにより、通話用回線監視機能部2は内線監視
を開始する(ステップS4)。
【0018】CTI接続管理機能部3は、ステップS3
でCTIメッセージを送出すると、フリーダイヤルやナ
ンバーディスプレイ機能等により、発信種別の判定を行
って、発信種別に応じたCTI機能を決定し(ステップ
S5)、この機能を行うようCTI機能部4に指示する
(ステップS6)。尚、この流れが図1中のに相当す
る。
【0019】その後、接続替え機能部1はCTI機能部
4への接続を行って、CTI機能部4は所定のCTIサ
ービスを実する。また、通話用回線監視機能部2は内線
40の空塞を監視する(ステップS8)。そして、いず
れかの内線40が空いた場合、通話用回線監視機能部2
は、CTI接続管理機能部3にこれを通知する(図1中
のに相当)。これにより、CTI接続管理機能部3
は、例えば「ただ今空きましたが、すぐに受付いたしま
すか?」といったCTIサービスメッセージを送出する
(ステップS8)。
【0020】これにより、CTIサービスを受けている
発信者が直ちに内線接続を希望した場合、CTI接続管
理機能部3は、接続替え機能部1に対して内線40への
接続替えを指示すると共に、CTI機能部4に対してサ
ービスの停止を指示する(図1中のおよび)。CT
I機能部4は、CTI接続管理機能部3からのサービス
停止要求を受けると、CTIサービスを停止する。一
方、接続替え機能部1は、内線40への接続替えを行う
(図2のステップS10、図1中のに相当)。
【0021】一方、ステップS9において、CTIサー
ビスを受けている発信者がそのサービスの継続を希望し
た場合、CTI接続管理機能部3は、CTI機能部4の
実行しているサービスの監視を行い、そのサービスが終
了するまでCTI機能部4によるサービス提供を継続さ
せる(ステップS11)。その後、サービスが終了した
場合は、制御を通話用回線監視機能部2によるステップ
S7に戻す。
【0022】〈効果〉以上のように、上記具体例によれ
ば、内線宛の着信があり、全ての内線が話し中であった
場合は、発信側に対して話し中とはせず、CTIサービ
スを提供可能とし、かつ、CTIサービス提供中に内線
が空いた場合は内線への接続替えを行うようにしたの
で、以下のような効果がある。
【0023】例えば、通常の営業時間帯では、オフィス
に数名しかいないような中小企業向けのCTIシステム
で、無人の自動応答だけでは対応できない顧客の用件に
対し、話し中にしないで次のようなCTIサービスの提
供をしながら待ち合わせすることができるため、顧客へ
のサービス向上を図ることができる。
【0024】・フリーダイヤルによる着信の場合には、
CM情報を提供し待ち合わせる。この場合、顧客には通
話料負担はないため、そのままCM情報を聞いてもらえ
る可能性が高い。
【0025】・ボイスメールに伝言を入れ、通話中に担
当者(電話端末30のオペレータ)に対して、CTIシ
ステムのディスプレイ上に文字情報として通知する。通
話中の担当者はCTIシステムの端末から、予想待ち時
間を指示し、発信者に音声メッセージで待ち時間を通知
する。尚、この場合のCTIシステムのディスプレイや
端末等の構成は既知であるため、図1中ではその図示を
省略している。また、ディスプレイ上への文字情報の通
知や発信者への音声メッセージの出力といった処理はC
TI機能部4が行う。
【0026】・公衆網の「ナンバーディスプレイ」等と
組み合わせ、特定会員のみを対象としたコンテンツの提
供や、電子メールの音声サービスを提供することができ
る。
【0027】《利用形態》本発明では、以下のような利
用形態にも適用することができる。 本発明のCTIシステムにおいて、内線40を外線と
し、営業所が設けられないような地方都市にCTIシス
テムを設置して、上記の外線を本社等に接続する。この
ようにすれば、顧客は本発明のCTIシステムを市内通
話料金で利用することができ、サービス向上を図ること
ができる。
【0028】内線40を外線とし、地価の高い都心の
オフィスに本発明のCTIシステムを設置して、外線を
地価の安い郊外のオフィスや在宅勤務の電話回線とすれ
ば、本発明のCTIシステムを用いて、顧客にはサービ
ス向上を、また、CTIシステム設置者はコスト低減を
図ることができる。
【0029】内線40を外線とすれば、本発明のCT
Iシステムを、夜間・休日連絡先への電話転送機能と組
み合わせることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンピュータ・テレフォニ統合システ
ムの構成および動作の説明図である。
【図2】本発明のコンピュータ・テレフォニ統合システ
ムの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 接続替え機能部 2 通話用回線監視機能部 3 CTI接続管理機能部 4 CTI機能部
フロントページの続き (72)発明者 石井 誠 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 Fターム(参考) 5K015 AA00 FA01 FA04 GA02 GA04 GA07 HA02 5K024 AA31 AA35 AA36 AA72 AA76 BB00 BB02 CC01 DD01 DD05 GG03 GG11

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の回線を収容し、当該複数の回線か
    らの着信に対して予め決められたサービスを提供するコ
    ンピュータ・テレフォニ統合システムにおいて、 前記サービスを提供するCTI機能部と、 前記複数の回線からの通話要求に対して当該通話を行う
    ための通話用回線と、 前記通話用回線が話し中であるか否かを監視する通話用
    回線監視機能部と、 前記複数の回線より前記通話用回線への通話要求を受
    け、かつ、当該通話用回線が話し中であった場合は、話
    し中である旨の通知を出力すると共に、前記CTI機能
    部に接続替えを行い、一方、前記CTI機能部に接続替
    えした状態で、前記通話用回線への接続指示を受けた場
    合は、当該通話用回線への接続替えを行う接続替え機能
    部と、 前記接続替え機能部からの話し中である旨の通知を受け
    た場合は、前記CTI機能部に前記サービスを提供する
    よう指示すると共に、当該CTI機能部に接続替えした
    状態で、前記通話用回線監視機能部が前記通話用回線の
    空きを検出した場合は、前記接続替え機能部に対して、
    前記通話用回線への接続替えを行うよう指示するCTI
    接続管理機能部とを備えたことを特徴とするコンピュー
    タ・テレフォニ統合システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100392728B1 (ko) * 2001-06-04 2003-07-28 (주)디노밴 전화 연결 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100392728B1 (ko) * 2001-06-04 2003-07-28 (주)디노밴 전화 연결 장치

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