JPH09163416A - 構内交換機の内線通信管理システム - Google Patents

構内交換機の内線通信管理システム

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JPH09163416A
JPH09163416A JP34482095A JP34482095A JPH09163416A JP H09163416 A JPH09163416 A JP H09163416A JP 34482095 A JP34482095 A JP 34482095A JP 34482095 A JP34482095 A JP 34482095A JP H09163416 A JPH09163416 A JP H09163416A
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JP
Japan
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extension
information
call
branch exchange
extension telephone
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JP34482095A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Komata
仁志 小俣
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 種々の情報を表示し、利用者へのサービス向
上を図る。 【解決手段】 内線電話機20a,20bには、それぞ
れ制御端末21a,21bが割り当てられている。構内
交換機10は、内線電話機20a,20bおよび制御端
末21a,21bに関する加入者情報を管理する加入者
情報管理部13を備える。構内交換機10の呼制御部1
4は、いずれかの内線電話機20a,20bから通信接
続要求があった場合、加入者情報管理部13より、発信
元と発信先の加入者情報を取り出し、これらの情報や、
呼出中といった内線状態の情報を各制御端末21a,2
1bに送信する。制御端末21a,21bは、構内交換
機10からの加入者情報を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構内交換機に収容
されている内線電話機とその内線電話機を隣接して設け
られた制御端末との管理を行う構内交換機の内線通信管
理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の構内交換機の内線電話機に関する
サービスでは、構内交換機(PBX)に収容された内線
電話機から他の内線電話機に発信する場合、その内線電
話機が多機能電話機であれば、そのダイヤルした番号の
みの表示であった。また、内線着信の場合は、受信した
内線電話に関する情報として、発信元の内線番号が電話
機に付属したディスプレイに表示されるだけであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
内線接続に関するサービスでは、内線発着信時、内線電
話機のディスプレイのサイズに制限があるため、表示さ
れる情報は、自分でダイヤルした番号、あるいは内線発
信元の内線番号のみであった。一方、各内線電話機の情
報としては、例えば、内線電話機の利用者名といった種
々の情報があり、このような情報表示への要望が高いに
もかかわらず、従来の構成ではこの要望を満たすことが
できなかった。
【0004】このような点から、種々の情報が表示可能
で、利用者へのサービス向上を図ることのできる構内交
換機の内線通信管理システムの実現が望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題を
解決するため次の構成を採用する。 〈請求項1の構成〉構内交換機と、この構内交換機に収
容される内線電話機と、構内交換機と通信回線を介して
接続され、内線電話機に割り当てられた制御端末とから
なり、構内交換機は、内線電話機および制御端末に関す
る加入者情報を管理する加入者情報管理部と、収容して
いる内線電話機の呼制御を行うと共に、いずれかの内線
電話機から他の内線電話機への通信接続要求があった場
合、加入者情報管理部より、発信先の内線電話機の加入
者情報を取り出して、発信元の内線電話機に割り当てら
れた制御端末に表示情報として送信すると共に、発信元
の内線電話機の加入者情報を取り出して、発信先の内線
電話機に割り当てられた制御端末に表示情報として送信
する呼制御部とを備えたことを特徴とするものである。
【0006】〈請求項1の説明〉いずれかの内線電話機
から通信接続要求があった場合、呼制御部は、発信先の
内線電話機に着信通知を行う。また、呼制御部は、加入
者情報管理部に着信側の内線電話機の加入者情報を要求
する。この加入者情報とは、加入者の氏名、所属、作業
場所やIPアドレスといった情報である。呼制御部は、
この加入者情報を受け取ると、これを発信側の内線電話
機に割り当てられている制御端末に送信する。加入者情
報を受け取った制御端末は、これらの情報をディスプレ
イに表示する。また、呼制御部は、加入者情報管理部に
対して、発信元の内線電話機の加入者情報を要求し、こ
れを受け取った場合は、着信側の内線電話機に割り当て
られた制御端末に送信する。そして、着信側の制御端末
は、発信側の加入者情報を表示する。
【0007】その結果、内線着信時、内線電話機の受話
器を上げる以前に内線番号だけでなく、例えば、内線発
信者の氏名や作業場所といった情報を確認することがで
き、従って、相手からかかってくる電話に対する適切な
応答を行うことができる。また、内線発信時では、発信
先相手情報を隣接した制御端末で確認できることによ
り、内線番号のチェックだけでなく、相手の氏名等も確
認することで、内線番号を誤って記憶し、この誤ったま
まの内線番号で発信してしまうといったことを未然に防
止することができ、利用者へのサービス向上に寄与する
ことができる。
【0008】また、上記の内線通話とは、1台の構内交
換機で収容する内線電話機間で行う通話であり、各制御
端末が構内交換機にネットワークで接続され、各制御端
末が内線電話機に割り当てられていれば、内線電話機と
構内交換機との接続形態は特に限定されないものであ
る。
【0009】〈請求項2の構成〉請求項1記載の構内交
換機の内線通信管理システムにおいて、任意の内線電話
機の不在情報を格納する不在情報格納部と、いずれかの
内線電話機から他の内線電話機への通信接続要求があ
り、かつ、不在情報格納部に発信先の内線電話機の不在
情報が格納されていた場合、その不在情報を発信元の内
線電話機に割り当てられた制御端末に表示情報として送
信する呼制御部とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0010】〈請求項2の説明〉請求項2の発明は、請
求項1の発明の構内交換機の内線通信管理システムの構
成に加えて、不在情報格納部を設けたものである。ここ
で、不在情報とは、離席先、離席先内線番号、離席先作
業内容、離席先内線転送の可/不可といった情報であ
る。
【0011】この発明では、いずれかの内線電話機から
通信接続要求があった場合、請求項1の発明と同様の呼
制御および制御端末への表示情報送信を行うと共に、着
信側の内線電話機に対して不在情報が設定されていた場
合、その不在情報を発信側の制御端末に表示情報として
送信する。そして、発信側の制御端末は、この不在情報
を受信して表示を行う。
【0012】従って、この発明では、請求項1の発明の
効果を有すると共に、更に、利用者が不在であっても、
その離席先や離席先内線番号といった不在情報を発信者
に通知することができ、より利用者へのサービス向上を
図ることができる効果がある。
【0013】〈請求項3の構成〉請求項2記載の構内交
換機の内線通信管理システムにおいて、不在情報とし
て、他の内線電話機への不在転送を行うか否かの選択情
報を発信元の内線電話機に割り当てられた制御端末に送
信する呼制御部と、呼制御部から受信した選択情報を表
示すると共に、他の内線電話機への不在転送の選択指示
があった場合、他の内線電話機への内線発信動作を行う
制御端末とを備えたことを特徴とするものである。
【0014】〈請求項3の説明〉請求項3の発明は、請
求項2の発明の構内交換機の内線通信管理システムにお
いて、不在情報として、他の内線電話機への不在転送を
行うか否かの選択情報を含んだものである。ここで、不
在転送とは、離席先の内線電話機に転送することを指し
ている。そして、制御端末は、呼制御部よりこのような
選択情報を受信すると、これを表示し、利用者が不在転
送を選択指示した場合、対応する内線電話機に対して発
信動作を行う。
【0015】従って、この発明では、請求項2の発明の
効果を有すると共に、発信側利用者が転送先にダイヤル
する必要がなく、更に、利用者へのサービス向上を図る
ことができる効果がある。
【0016】〈請求項4の構成〉請求項1〜3のいずれ
かに記載の構内交換機の内線通信管理システムにおい
て、制御端末への表示情報として、発信元と発信先との
呼状態を示す内線状態情報を送信する呼制御部を備えた
ことを特徴とするものである。
【0017】〈請求項4の説明〉この請求項4の発明
は、発信側の制御端末への表示情報として、例えば、相
手との呼状態が、呼出中、通話中、保留中、ビジー、ピ
ックアップ応答といった内線状態の情報を送信する。こ
こで、ピックアップ応答とは、発信側でダイヤルした内
線電話機ではない他の内線電話機での応答である。ま
た、着信側の制御端末への表示情報として、例えば、内
線着信中や通話中といった内線状態の情報を送信する。
【0018】これにより、発信側では、ピックアップ応
答といった状態を容易に把握できるため、その応答に対
しても適切な対応をすることができる。また、着信側で
も発信元情報表示以降の呼状態が表示されるため、より
確実な応答を行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて詳細に説明する。図1は本発明の構内交換機の
内線通信管理システムの具体例1を示す機能ブロック図
であるが、この説明に先立ち、本発明の前提とする各装
置の接続構成について説明する。
【0020】図2は、本発明の構内交換機の内線通信管
理システムの全体構成図である。図のシステムは、構内
交換機(PBX)10と、この構内交換機10が収容す
る内線電話機20a,20bと、構内交換機10にLA
N30を介して接続されている制御端末(LAN端末)
21a,21bからなる。
【0021】構内交換機10は、内線電話機20a,2
0bを収容して、これら内線電話機20a,20bの呼
制御を行うと共に、LANインタフェース40からLA
N30を介して制御端末21a,21bと通信を行う機
能を有するもので、この詳細については図1で詳述す
る。内線電話機20a,20bは、公知の内線電話端末
であり、制御端末21a,21bは、各内線電話機20
a,20bに隣接して設けられ、ディスプレイを備えた
パーソナルコンピュータである。即ち、制御端末21
a,21bに対して内線電話機20a,20bがそれぞ
れ1台ずつ割り当てられている。
【0022】《具体例1》 〈構成〉次に、図1を用いて本発明の構内交換機の内線
通信管理システムの構成を説明する。図1に示すよう
に、構内交換機10は、内線電話制御部11a,11
b、LAN端末制御部12a,12b、加入者情報管理
部13、呼制御部14からなる。
【0023】内線電話制御部11a,11bは、内線電
話機20a,20bから発呼があった場合に、これを受
け付け、発信元内線番号と発信先内線番号を付加して呼
制御部14に通知する機能と、呼制御部14より内線着
信が通知された場合は対応した内線電話機20a,20
bに対して着信制御を行う機能を有している。LAN端
末制御部12a,12bは、呼制御部14から発信元情
報を受け、発信先加入者情報の表示、内線状態(呼出
中、通話中、保留中、ビジー、ピックアップ応答)の表
示制御を行う機能と、呼制御部14より内線着信情報を
受け、発信元情報の表示、内線状態(内線着信中、通話
中)の表示制御を行う機能を有している。加入者情報管
理部13は、内線番号に対応した加入者情報(氏名、所
属、作業場所、IPアドレス)を管理しており、呼制御
部14からの要求により、内線番号に対応する加入者情
報を呼制御部14に送出する機能を有している。尚、I
Pアドレスとは、構内交換機10に接続されている各装
置を識別するための一意に決定されているアドレスであ
る。
【0024】呼制御部14は、収容している内線電話機
20a,20bの呼制御を行うと共に、いずれかの内線
電話機20a(20b)から他の内線電話機20b(2
0a)への通信接続要求があった場合、加入者情報管理
部13より、発信元の内線電話機20a(20b)と、
発信先の内線電話機20b(20a)の加入者情報を取
り出し、これを発信元の内線電話機20a(20b)に
割り当てられた制御端末21a(21b)および発信先
の内線電話機20b(20a)に割り当てられた制御端
末21b(21a)に表示情報として送信すると共に、
内線状態(呼状態)を表示情報として送信する機能を有
している。
【0025】尚、上記の構内交換機10における各構成
は、説明上、内線電話制御部11a,11bおよびLA
N端末制御部12a,12b等、別の機能ブロックとし
ているが、実際にはプロセッサやメモリおよびソフトウ
ェア等によって構成されている。
【0026】〈動作〉図3は、構内交換機の内線通信管
理システムにおける各動作の制御シーケンスチャートで
あり、以下、この図に沿って各動作を説明する。 内線発信 内線電話機20a,20bの利用者は、通常の内線発信
と同様の操作により、相手の内線番号をダイヤルする。
尚、以下、図1、2に示すように、発信元(発信側)を
内線電話機20a、発信先(着信側)を内線電話機20
bとして説明する。
【0027】内線電話機20aより送出された発信要求
は、構内交換機10の内線電話制御部11aで受け付け
られ、内線電話制御部11aでは、発信元内線番号と発
信先内線番号を付加して、呼制御部14に内線発信を通
知する。呼制御部14では、着信側の内線電話制御部1
1bに対して内線着信を通知し、着信通知を受けた内線
電話制御部11bでは、内線電話機20bに対して着信
制御を行う。以上が、図3中の発信側内線電話機の内線
発信より着信側内線電話機への着信通知の流れである。
【0028】次に、呼制御部14では、加入者情報管理
部13に着信側加入者情報(氏名、所属、作業場所、I
Pアドレス)を要求する。要求を受けた加入者情報管理
部13では、内線着信側の内線番号から加入者情報を求
め、呼制御部14に通知する。呼制御部14では、加入
者情報管理部13からの情報を、発信側のLAN端末制
御部12aに通知する。これにより、LAN端末制御部
12aは、発信側の制御端末21aを識別する番号(I
Pアドレス)が登録されているかを調べ、IPアドレス
が登録されていた場合は、その制御端末21aに着信側
の加入者情報および通話状態(呼出中)の表示を指示す
る。以上が、図3中の呼制御部14の発信先情報要求か
ら発信側の制御端末21aへの発信先情報表示までの流
れである。
【0029】呼制御部14では、更に、発信側加入者情
報を加入者情報管理部13に要求し、加入者情報管理部
13から得た情報を基に、着信側のLAN端末制御部1
2bに発信側加入者情報を通知する。LAN端末制御部
12bでは、着信側の制御端末21bを識別する番号
(IPアドレス)が登録されているかを調べ、IPアド
レスが登録されていた場合、その制御端末21bに発信
側加入者情報および通話状態の表示を指示する。以上
が、図3中の、呼制御部14の発信元情報要求から着信
側の制御端末21bへの発信元情報表示までの流れであ
る。
【0030】内線応答 着信側の内線電話機20bが着信応答を行うと、着信側
の内線電話機20bはこれを受けて呼制御部14に通知
する。呼制御部14では、着信応答を発信側の内線電話
制御部11aに通知し、この内線電話制御部11aが内
線電話機20aに応答通知して内線通話が可能となる。
これが、図3中の着信側の内線電話機20bの着信応答
から発信側の内線電話機20aへの流れに相当する。
【0031】更に、呼制御部14では、着信側のLAN
端末制御部12bに内線応答を通知する。LAN端末制
御部12bでは、制御端末21bに対し、内線状態表示
を内線着信中から通話中情報の表示変更指示を行う。ま
た、発信側の制御端末21aに対しても、内線状態表示
を呼出中から通話中に変更するよう指示を行う。これ
が、図3中の、呼制御部14による応答通知から、着信
側の制御端末21bへの応答画面表示と、発信側の制御
端末21aへの応答画面表示との流れに相当する。
【0032】一方、着信応答がピックアップによる応答
であった場合、呼制御部14では、ピックアップ応答の
旨を、発信側の制御端末21aの呼状態表示部分に表示
するよう指示を行う。また、ピックアップ応答した内線
電話機に隣接する制御端末の制御は行わないものとす
る。更に、発信側でダイヤルした内線電話機20bに隣
接した制御端末21bへの着信情報表示はピックアップ
応答された時点でクリアする。
【0033】内線切断 内線切断を着信側の内線電話制御部11bで受け、これ
を呼制御部14に通知する。呼制御部14では、内線切
断を発信側の内線電話制御部11aに通知することで、
内線通話が終了となる。更に、呼制御部14では、着信
側のLAN端末制御部12bに、内線切断を通知する。
着信側のLAN端末制御部12bでは内線切断を受ける
と、制御端末21bに対し、表示画面のクリアを指示す
る。また、発信側の制御端末21aに対しても着信側と
同じ手順で画面クリアを行う。以上の内線切断の手順
が、図3における着信側の内線電話機20bの切断から
発信側の制御端末21aの画面クリアの流れである。
【0034】〈効果〉以上のように、上記具体例1によ
れば、内線着信時に内線電話機20a,20bの受話器
を上げる以前に、内線番号だけでなく、例えば、内線発
信者の氏名や作業場所といった情報を確認することがで
き、従って、相手からかかってくる電話に対する適切な
応答を行うことができる。また、内線発信時では、発信
先相手情報を隣接した制御端末21a,21bで確認で
きることにより、内線番号のチェックだけでなく、相手
の氏名等も確認することで、内線番号を誤って記憶し、
この誤ったままの内線番号で発信してしまうといったこ
とを未然に防止することができる。更に、制御端末21
a,21bで内線状態を表示するようにしたので、発信
側では、ピックアップ応答といった状態を容易に把握で
きる、その応答に対しても適切な対応をすることができ
る。また、着信側でも発信元情報表示以降の呼状態が表
示されるため、より確実な応答を行うことができる。
【0035】《具体例2》 〈構成〉図4は、本発明の構内交換機の内線通信管理シ
ステムにおける具体例2の構成図である。
【0036】この具体例では、具体例1の構内交換機1
0の構成に加えて、更に、不在情報格納部15が設けら
れている。この不在情報格納部15は、構内交換機10
が収容する内線電話機20a,20bの不在情報を管理
する機能を有している。この不在情報とは、内線電話機
20a,20bの利用者が不在である場合の離席先、離
席先内線番号、離席先作業内容、離席先内線転送の可/
不可といった情報である。また、制御端末21a,21
bは、このような不在情報を構内交換機10に対して送
出する機能を有している。
【0037】このように構成された構内交換機の内線通
信管理システムでは、任意の内線電話機20a,20b
(これを内線電話機20bであるとする)の利用者が離
席する場合、隣接する制御端末21bより、離席先、離
席先内線番号、離席先作業内容、離席先内線転送の可/
不可といった不在情報を構内交換機10に送信する。こ
れにより、構内交換機10では、受け取った不在情報を
不在情報格納部15に格納する。
【0038】その後、不在である内線電話機20bに対
して、例えば内線電話機20aより発信があった場合、
先ず、呼制御部14は、具体例1と同様に、加入者情報
管理部13に対して着信側加入者情報を要求する。加入
者情報管理部13は、この要求を受けると、不在情報格
納部15に、その着信側の内線電話機20bに割り当て
られた不在情報が格納されているかを検索する。ここ
で、不在情報が格納されていた場合は、その不在情報を
取り出し、呼制御部14に渡す。これにより、呼制御部
14は、発信側のLAN端末制御部12aに、不在情報
の表示通知を行い、LAN端末制御部12aは、発信側
の制御端末21aにその表示指示を行う。尚、不在情報
格納部15に不在情報がなかった場合は、具体例1と同
様の動作を行う。
【0039】また、呼制御部14からの不在情報に、他
の内線電話機に転送を行うか否かの選択情報を含むよう
にしてもよい。この場合、発信側の制御端末21aは、
このような選択情報を表示する機能と、この表示状態
で、利用者が、「他の内線電話機への転送を行う」が選
択指示された場合、その内線電話機への発信を行う機能
を有するものとする。
【0040】即ち、発信側の制御端末21aは、呼制御
部14より上記の選択情報を含む不在情報を受け取った
場合は、ディスプレイに、離席先や離席先内線番号およ
び離席先作業内容といった不在情報と共に、「他の内線
電話機への転送を行う/行わない」の選択情報を表示す
る。これにより、利用者が「他の内線電話機への転送を
行う」を選択した場合、制御端末21aは、その離席先
内線番号に対してダイヤリングを行う。その後は、具体
例1と同様の動作により、離席先の内線電話機に対して
通信接続を行う。
【0041】〈効果〉以上のように、上記具体例2によ
れば、具体例1の効果に加えて、次のような効果があ
る。即ち、利用者が不在であっても、その離席先や離席
先内線番号といった不在情報を発信者に通知することが
できるため、より利用者へのサービス向上を図ることが
できる。
【0042】また、不在情報に、不在転送するか否かの
選択情報を設け、発信側の利用者から不在転送が指示さ
れた場合は、制御端末21a,21bから転送先の内線
電話機に発信するようにしたものでは、発信側の利用者
が転送先にダイヤルする必要がなく、更に利用者へのサ
ービス向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構内交換機の内線通信管理システムに
おける具体例1の構成図である。
【図2】本発明の構内交換機の内線通信管理システムの
全体構成図である。
【図3】本発明の構内交換機の内線通信管理システムに
おける具体例1の制御シーケンスチャートである。
【図4】本発明の構内交換機の内線通信管理システムに
おける具体例2の構成図である。 10 構内交換機 11a,11b 内線電話制御部 12a,12b LAN端末制御部 13 加入者情報管理部 14 呼制御部 15 不在情報格納部 20a,20b 内線電話機 21a,21b 制御端末 30 LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構内交換機と、当該構内交換機に収容さ
    れる内線電話機と、前記構内交換機と通信回線を介して
    接続され、前記内線電話機に割り当てられた制御端末と
    からなり、 構内交換機は、 前記内線電話機および制御端末に関する加入者情報を管
    理する加入者情報管理部と、 収容している内線電話機の呼制御を行うと共に、いずれ
    かの内線電話機から他の内線電話機への通信接続要求が
    あった場合、前記加入者情報管理部より、発信先の内線
    電話機の加入者情報を取り出して、前記発信元の内線電
    話機に割り当てられた制御端末に表示情報として送信す
    ると共に、発信元の内線電話機の加入者情報を取り出し
    て、前記発信先の内線電話機に割り当てられた制御端末
    に表示情報として送信する呼制御部とを備えたことを特
    徴とする構内交換機の内線通信管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の構内交換機の内線通信管
    理システムにおいて、 任意の内線電話機の不在情報を格納する不在情報格納部
    と、 いずれかの内線電話機から他の内線電話機への通信接続
    要求があり、かつ、前記不在情報格納部に発信先の内線
    電話機の不在情報が格納されていた場合、当該不在情報
    を発信元の内線電話機に割り当てられた制御端末に表示
    情報として送信する呼制御部とを備えたことを特徴とす
    る構内交換機の内線通信管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の構内交換機の内線通信管
    理システムにおいて、 不在情報として、他の内線電話機への不在転送を行うか
    否かの選択情報を発信元の内線電話機に割り当てられた
    制御端末に送信する呼制御部と、 前記呼制御部から受信した前記選択情報を表示すると共
    に、他の内線電話機への不在転送の選択指示があった場
    合、当該他の内線電話機への内線発信動作を行う制御端
    末とを備えたことを特徴とする構内交換機の内線通信管
    理システム。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の構内交
    換機の内線通信管理システムにおいて、 制御端末への表示情報として、発信元と発信先との呼状
    態を示す内線状態情報を送信する呼制御部を備えたこと
    を特徴とする構内交換機の内線通信管理システム。
JP34482095A 1995-12-06 1995-12-06 構内交換機の内線通信管理システム Pending JPH09163416A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000332894A (ja) * 1999-05-21 2000-11-30 Nec Corp 通信装置
JP2001339515A (ja) * 2000-05-29 2001-12-07 Tomoyo Numao 情報提供装置
KR101322479B1 (ko) * 2010-03-05 2013-10-29 에스케이텔레콤 주식회사 통화 상대방의 고객정보 제공 시스템 및 통화 상대방의 고객정보 제공 방법

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