JP2000332894A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP2000332894A
JP2000332894A JP11141281A JP14128199A JP2000332894A JP 2000332894 A JP2000332894 A JP 2000332894A JP 11141281 A JP11141281 A JP 11141281A JP 14128199 A JP14128199 A JP 14128199A JP 2000332894 A JP2000332894 A JP 2000332894A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発信側が着信側に発信するとき着信側で発信
者および着信を指定したり、着信すべき者の応答の有無
を本来の通信が始まる前に発信者側で確認することので
きる通信装置を得ること。 【解決手段】 発信側の第1の通信装置121は第1の
着サブアドレスに発信者を表示する情報を、また第2の
着サブアドレスに着信者となるべき者を表示する情報を
組み込んで着信側の第2の通信装置122に発信する。
第2の通信装置122ではこれらの者を表示し、応答す
る者の情報を発信側に送り返す。これにより第1の通信
装置121の発信者は応答する者が自分の希望する者で
あるかを通信の開始前に確認することができる。第2の
通信装置122側でも同様に応答に際して自分の望む相
手であるかどうかを確認することができる。着信者とな
るべき者が不在の時にはこれをテーブルに登録しておく
ことで発信者に通知することが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電話あるいはファク
シミリ装置のように相手側と接続して音声やデータを通
信するための通信装置に係わり、特に接続相手の情報を
通信開始前に得ることのできる通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から使用されている多くの電話機で
は、電話をかけて通話を開始するまで、発信者側の通話
を希望する相手が電話に出たかどうかの判断を行うこと
ができない。したがって例えばAさんがBさんの家に電
話をかけて、Bさんが出ればその時点で本来の会話を開
始することができるが、Cさんが電話に出ればBさんに
代わってもらって会話を開始させることになる。家庭や
職場で一つの電話機を複数の者が使用する場合には、電
話をとって初めて着信希望者が出たかどうか分かるとい
う通話システムであると電話の取り次ぎに第三者を煩わ
せるという問題がある。また電話を取り次ぐべき者を本
人と勘違いして用件を伝えたり、取り次いだ者に発信者
と着信すべき者の関係が分かってプライバシの上で問題
が生じることもある。
【0003】そこで、発信側が着信者を指定して電話を
かけ、これを着信側で表示するようにした通信装置が提
案されている。例えば特開平1−105648号公報で
は、着信加入者個々の識別番号を装置に記憶させてお
き、交換機から着信信号が到来したときには発信者側が
これに組み込んで送信してきた識別番号を判読してその
着信加入者の名前等を音声等で表示するようにしてい
る。
【0004】この提案によれば、「Bさん電話ですよ」
というような音声アナウンスが流れるので、BさんとC
さんがその場所にいればBさんが電話をとって相手と直
接会話ができることになる。
【0005】この提案では、発信者が指定した着信者が
電話をとることができる。しかしながら、着信者として
指定された者にとっては電話がかかってきたときそれが
誰か分からない状態で電話にでなければならない。すな
わち、この提案の通信装置では発信者に配慮があるもの
の、着信者側の配慮に欠けている。したがって、話した
くない相手から電話がかかってきたときであっても電話
をとってしまうという問題が残されることになる。
【0006】特開平2−15756号公報では、発信者
側が誰であるといった情報を着信側の通信装置に表示す
る技術を開示している。すなわち、この技術ではISD
N(integrated services digital network;総合サー
ビス・デジタル通信網)におけるサブアドレス(sub-ad
dress)という情報を利用している。サブアドレスは、
ISDN固有の番号で、加入者番号の後に付けることが
できる最大40桁の10進数番号である。サブアドレス
は通信システムの利用者が自由に定義して付加すること
ができるので、事前に社員の番号を登録しておいてこの
登録番号をサブアドレスとして付加して送信させるよう
にすれば、着信側でその登録番号から社員の名前を検索
して、これを表示することができるのである。
【0007】ところが、この後者の先行技術では発信者
が誰であるかが分かっても着信者を指定することができ
ない。そこで、特開平6−97997号公報では、発サ
ブアドレスと着サブアドレスとユーザ・ユーザ情報を授
受する機能を利用して発信者と着信すべき者および用件
文例の中から選択された用件を着信側に伝えるようにし
た技術を開示している。この技術によれば着信側では呼
び出し時にこれらの情報を知ることができ、不要な相手
に対しては電話をとる必要がなくなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように電話機等の
通信装置で本来の通話あるいは通信を開始する前に通信
を行う当事者に関する情報が発信側から着信側に送られ
る工夫がされており、着信側の不都合が改善されていて
いる。ところが、発信側から見たとき依然として解決で
きない問題が存在している。それは、着信側に一方的に
情報が伝達されるのみで、着信側から発信側に確認の通
知がないということである。着信側が不在であったり、
何らかの原因で間違った宛先に電話を接続したような場
合には、情報が相手側に伝達されただけでは発信側が安
心することができない。
【0009】更にこの従来の技術では、発サブアドレス
と着サブアドレスを使用して発信者と着信者の判別を行
うようにしている。このため、発信側の発信者が通常使
用する電話以外の電話から発信すると、発サブアドレス
が異なるので、違う相手から電話がかかってきたと思わ
れてしまい、発信者を誤認識する場合があるという問題
があった。
【0010】そこで本発明の目的は、発信側が着信側に
発信するとき着信側で発信者および着信を指定する者を
本来の通信が始まる前に確認することのできる通信装置
を提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、着信すべき者の応答
の有無を本来の通信が始まる前に発信者側で確認するこ
とのできる通信装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)通信を行う相手側の装置に接続する接続手段
と、(ロ)この接続手段で接続された相手側に対して、
発信者とこの発信者の通信相手として応答すべき者のそ
れぞれを相手側に表示させるためのデータを発信者が通
信相手と通信を開始する前に送出する通信当事者通知手
段とを通信装置に具備させる。
【0013】すなわち請求項1記載の発明では、接続手
段で発信者が着信側の装置に接続した段階で発信者とこ
の発信者の通信相手として応答すべき者のそれぞれをそ
の着信側の装置に表示させるためのデータを送出するこ
とにしたので、着信側の装置ではどのような者が誰に対
して通信を行おうとしているかを本来の通信開始前に知
ることができる。しかも、発信側の電話番号を送信する
のではなく発信者を表示する情報を送ってくるので、送
り手がその者の通常使用しない通信装置から通信してき
た場合でもその者を識別することができる。本明細書で
表示とは単にディスプレイに視覚的に表示する場合のみ
ならず、音声等の他の知覚的な手段で内容を通知する場
合も含むものである。
【0014】請求項2記載の発明では、(イ)通信を行
う相手側の装置に接続する接続手段と、(ロ)この接続
手段で接続された相手側に対して、通信相手として応答
すべき者を指示するデータを通信相手との通信開始前に
送出する通信相手指示手段と、(ハ)相手側から通信相
手として応答する者を表わしたデータが受信されたとき
これを表示する通信相手表示手段とを通信装置に具備さ
せる。
【0015】すなわち請求項2記載の発明では、接続手
段で発信者が着信側の装置に接続した段階で発信者とこ
の発信者の通信相手として応答すべき者のそれぞれをそ
の着信側の装置に表示させるためのデータを送出するこ
とにしたので、着信側の装置ではどのような者が誰に対
して通信を行おうとしているかを本来の通信開始前に知
ることができる。しかも、発信側の電話番号を送信する
のではなく発信者を表示する情報を送ってくるので、送
り手がその者の通常使用しない通信装置から通信してき
た場合でもその者を識別することができる。また、着信
側で応答する者を表わしたデータが受信されたとき通信
相手表示手段によってこれを表示することにしているの
で、発信側の希望した相手が通信に対応するかどうかを
本来の通信開始前に確認することができ、それ以外の者
が応答したときには適切な対応を採ることができる。
【0016】請求項3記載の発明では、(イ)通信を行
う相手側の装置に接続する接続手段と、(ロ)この接続
手段で接続された相手側に対して、通信相手として応答
すべき者を指示するデータを通信相手との通信開始前に
送出する通信相手指示手段と、(ハ)この通信相手指示
手段によって指示した通信相手の応答に関する情報を表
わしたデータを同じく通信相手との通信開始前に受信し
てこれを表示する通信相手表示手段とを通信装置に具備
させる。
【0017】すなわち請求項3記載の発明では、接続手
段で発信者が着信側の装置に接続した段階で発信者とこ
の発信者の通信相手として応答すべき者のそれぞれをそ
の着信側の装置に表示させるためのデータを送出するこ
とにしたので、着信側の装置ではどのような者が誰に対
して通信を行おうとしているかを本来の通信開始前に知
ることができる。しかも、発信側の電話番号を送信する
のではなく発信者を表示する情報を送ってくるので、送
り手がその者の通常使用しない通信装置から通信してき
た場合でもその者を識別することができる。また、通信
相手指示手段によって指示した通信相手の応答に関する
情報を表わしたデータを同じく通信相手との通信開始前
に受信してこれを表示するようにしているので、たとえ
ば通信相手として応答すべき者が不在のときや、しばら
く待てば応答できるといった情報を発信側に通知するこ
とができる。
【0018】請求項4記載の発明では、(イ)通信を行
おうとする相手側から発信者とこの発信者の通信相手と
して応答すべき者を指示するデータの双方をこれらの者
の通信開始前に受信する通信当事者受信手段と、(ロ)
この通信当事者受信手段によって受信した両当事者を表
示する表示手段とを通信装置に具備させる。
【0019】すなわち請求項4記載の発明では、着信側
が発信側から通信を行う当事者に関する情報を本来の通
信が開始する前に受け取り、表示することにしたので、
応答すべき者が直接応答することで他人を煩わせない効
率的な通信を行うことができる。
【0020】請求項5記載の発明では、(イ)通信を行
おうとする相手側から通信相手として応答すべき者を指
示するデータをその相手側との通信開始前に受信する通
信相手受信手段と、(ロ)この通信相手との通信開始前
に応答を行う者を判別させるための情報を相手側に返送
する応答者返信手段とを通信装置に具備させる。
【0021】すなわち請求項5記載の発明では、着信側
が発信側から通信を行う当事者に関する情報を本来の通
信が開始する前に受け取ることにしたので、応答すべき
者が直接応答することで他人を煩わせない効率的な通信
を行うことができる。しかも着信側で誰が応答するかを
応答者返信手段で発信側に通知することにしたので、発
信側と着信側の双方が合意した場合のみ本来の通信を開
始することができる。
【0022】請求項6記載の発明では、(イ)通信を行
おうとする相手側から通信相手として応答すべき者を指
示するデータをその相手側との通信開始前に受信する通
信相手受信手段と、(ロ)不在者を登録する不在者テー
ブルと、(ハ)通信相手受信手段が受信した通信相手と
して応答すべき者が不在者テーブルに登録されているか
どうかを検索する検索手段と、(ニ)この検索手段が通
信相手として応答すべき者が不在者テーブルに登録され
ているとき通信相手が不在であることを通信相手に返送
する不在者通知手段とを通信装置に具備させる。
【0023】すなわち請求項6記載の発明では、着信側
が発信側から通信を行う当事者に関する情報を本来の通
信が開始する前に受け取り不在者テーブルに登録してい
る不在者に該当している場合には通信相手が不在である
ことを通信相手に返送することにしたので、通信相手が
不在のときに他の者に相手の存否の確認をとる必要がな
い。
【0024】
【発明の実施の形態】
【0025】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0026】図1は本発明の一実施例における通信装置
を使用した通信システムの構成の概要を表わしたもので
ある。この通信システムではISDN網11を介して本
実施例の発信側の第1の通信装置121と着信側の第2
の通信装置122が接続されている。それぞれの通信装
置121、122は電話機131、132およびファクシミ
リ装置141、142を接続している。なお、第1の通信
装置121と第2の通信装置122はどちらが発信側であ
っても着信側であってもよく、同様の回路構成となって
いる。ISDN網11には同様の構成のこれ以外の通信
装置(図示せず)が接続されており、これらの間では通
常の通信機能の他に以下に説明する特別の通信機能を実
現することができる。
【0027】図2は、本実施例の通信装置の回路構成を
表わしたものである。ここでは、第1の通信装置121
の回路構成を具体的に示しているが、前記したように通
信相手とされる他の通信装置も実質的に同一の回路構成
となっていればよい。そこで第2の通信装置122につ
いても適宜この図2の回路を使用して説明を行うことに
する。
【0028】第1の通信装置121は、図1に示したI
SDN網11と接続され呼の制御を行う呼制御部21を
備えている。呼制御部21は、データバス等のバス22
を介してCPU(Central Processing Unit;中央演算
処理ユニット)23、記憶部24、表示部25およびア
ナログインタフェース(I/F)部26と接続されてい
る。また、CPU23には、個別ID(identificatio
n)設定部27が接続されている。
【0029】CPU23は記憶部24の図示しないプロ
グラム格納領域に格納されたプログラムを実行すること
で第1の通信装置121の各種制御を行うようになって
いる。記憶部24にはプログラムの他に各種のテーブル
を格納している。また、CPU23がプログラムを実行
する過程で必要とされる各種データを一時的に格納する
領域も備えている。各種テーブルについては後に説明す
る。表示部25は液晶ディスプレイとこれに文字等の情
報を表示するための表示用の制御回路(共に図示せず)
から構成されている。アナログインタフェース部26に
は電話機131およびファクシミリ装置141が接続され
ている。個別ID設定部27は、着信側の使用者が通信
の開始に際して着信者が誰であるかを発信者に知らせる
ために自分のIDを設定する部分である。
【0030】本実施例では説明の便宜上、第1の通信装
置121側が発信するものとする。この前提では、個別
ID設定部27が使用されるのは着信側の第2の通信装
置122ということになる。第1の通信装置121側のA
さんが第2の通信装置122側のBさんを通信相手とし
て指定すれば、Bさんが自分に対応したIDを応答時に
設定する。第2の通信装置122側のCさんが指定され
た場合には同様にCさんが自分のIDを指定した後にA
さんと通信を開始することになる。このような個別ID
設定部27の設定作業は、第2の通信装置122に配置
された図示しない専用のキーを押下することによって行
ってもよいし、たとえば第2の通信装置122に接続さ
れた電話機132のキーのうち各使用者に割り当てられ
たキーを押下することによって行ってもよい。
【0031】図3は、記憶部内に格納された着サブアド
レステーブルの内容を表わしたものである。着サブアド
レステーブル31とは、発信者側が送ってくるサブアド
レスから発信者と着信者の双方の識別を行うためのテー
ブルである。ISDNを使用した本実施例では、既に説
明したようにサブアドレスとして、加入者番号の後に最
大40桁の10進数番号を付加することができ、通信シ
ステムの利用者がこれを自由に定義することができる。
そこで本実施例ではサブアドレスに発信者と着信者の双
方の識別情報を組み込むことにしている。
【0032】この図3で第1の着サブアドレス32は発
信者表示アドレス33と対応しており、第2の着サブア
ドレス34は着信者表示アドレス35と対応している。
第1の着サブアドレス32と第2の着サブアドレス34
は、本実施例でそれぞれ4桁の数字で構成されている。
【0033】図4は発信者が送ってくる着サブアドレス
の構成を示したものである。この図で丸(○)印で示し
た箇所は数字を表わしている。第1の着サブアドレス3
2と第2の着サブアドレス34の間にはこれらの境界を
示す特別な符号37(図ではアスタリスク*)が配置さ
れている。したがって、通信システムによって第1の着
サブアドレス32と第2の着サブアドレス34の桁数
を、前記した4桁に限らず任意の数に設定することがで
きる。
【0034】なお、発信者は第1の着サブアドレス32
と第2の着サブアドレス34のいずれか一方のみを設定
することも可能である。第1の着サブアドレス32のみ
を設定する場合には、その第1の着サブアドレス32の
直後に符号37を配置して、その後を空白にすればよ
い。同様に第2の着サブアドレス34のみを設定する場
合には、先頭に符号37を配置して、その後に第2の着
サブアドレス34を配置するようにすればよい。
【0035】発信者表示アドレス33と着信者表示アド
レス35は、第1の着サブアドレス32と第2の着サブ
アドレス34にそれぞれ対応させた形で登録する。例え
ば第1の着サブアドレス31の“1111”を発信者表
示アドレス33の“03xxxxyyyy”と対応させ
て登録しておけば、第1の着サブアドレス31が“11
11”のときにこの数値“03xxxxyyyy”が呼
び出されて表示部25(図2)に発信者を示すアドレス
として表示されることになる。発信者が通常使用する電
話機とは別の電話機から発信を行なったとしても、この
発信者表示アドレス33を見て着信者はどの発信者かを
判別することができる。数値“03xxxxyyyy”
の代わりに、たとえば“keizou”というように発
信者の名前を表示することも可能である。
【0036】同様に第2の着サブアドレス34の“33
33”を着信者表示アドレス35の“tarou”と対
応させて登録しておけば、第2の着サブアドレス34が
“3333”のときに着信をすべき者として表示部25
に“tarou”が表示されることになる。もちろん、
このような表示は電話機132やファクシミリ装置142
等の着信側の端末の図示しないディスプレイに代わっ
て、あるいは並列して表示されるようにしても良い。
【0037】着サブアドレステーブル31の内容は、通
信を行う当事者間で予め定めておく必要がある。したが
って、たとえば第2の通信装置122側に着信者を新た
に登録した場合には、これをその着信者に発信する可能
性のある他の通信装置121、123、……12Nに通知
しておくことが好ましい。
【0038】さて、着サブアドレステーブル31が格納
された記憶部24には、更に2つのテーブルが格納され
ている。1つは相手先別アドレステーブルであり、もう
1つは不在者テーブルである。
【0039】図5は、相手先別アドレステーブルの構成
を表わしたものである。相手先別アドレステーブル41
は、着信者側から送られてくる着信者確認のための個別
IDを基にして表示アドレスを表示させるためのテーブ
ルである。この相手先別アドレステーブル41には、着
信者側から送られてくる可能性のある個別IDとその者
を識別するための表示アドレスが登録されている。たと
えば発信者が“03aaaabbbb”の電話番号に発
信したとすると、相手先発信番号が“03aaaabb
bb”の箇所に登録された“5555”、“666
6”、“2345”等の幾つかの個別IDのうちの1つ
が着信側から着信者の確認用に送られてくれば、表示ア
ドレス“aaaa”、“bbbb”、“abcd”等の
うちその個別IDと対応して登録されている表示アドレ
スが表示部25に表示されることになる。もちろん、こ
のような表示は電話機131やファクシミリ装置141
の発信側の端末の図示しないディスプレイに代わって、
あるいは両者に並行して表示されるようにしても良い。
【0040】図6は、不在者テーブルの内容を表わした
ものである。不在者テーブル51は図3に示した第2の
着サブアドレス34と同じ第2の着サブアドレス34を
格納するテーブルであるが、現在不在である着信者がこ
こに登録されている点で相違している。通信装置1
1、122、……12Nの利用者は、不在にする場合に
着信の可能性のあるその装置の不在者テーブル51に自
分の第2の着サブアドレス34を一時的に登録してお
く。これにより、電話がかかってきたときには不在者テ
ーブル51の内容がまず検索されて、不在者であること
が分ったときにはその旨の応答が発信者に対して返され
ることになる。
【0041】図7は、本実施例の通信装置が発信を行な
う際の処理の流れを表わしたものである。発信を行なう
前に発信側の第1の通信装置121は送信しようとする
着サブアドレスの読み込みを行う(ステップS61)。
そして、図4で説明した符号37(本実施例ではアスタ
リスク*)が着サブアドレスに含まれているかどうかを
チェックする(ステップS62)。符号37が含まれて
いない場合には第2の着サブアドレス34が含まれてい
ない。したがって、この場合には(ステップS62:
N)、通常の発信処理が行なわれる(ステップS6
3)。すなわち、相手側の通信装置には着信を指定する
情報が送られないことになる。
【0042】これに対して、符号37が着サブアドレス
内に存在した場合には(ステップS62:Y)、ISD
Nにおけるポイント・ツー・ポイント(point to poin
t)契約が通信を行う当事者間で行なわれているかどう
かのチェックが実行される(ステップS64)。ここで
ポイント・ツー・ポイント契約とは、端末装置が発信側
と着信側で一対一で接続される形態をいう。ポイント・
ツー・ポイント契約以外の契約で接続が行なわれる場合
には(ステップS64:N)、ステップS63に進んで
通常の発信処理が行なわれる。
【0043】一方、ポイント・ツー・ポイント契約が行
なわれている場合には(ステップS64:Y)、着信者
の応答を確認できる本発明による発信処理(着信者応答
確認処理)が実行されることになる(ステップS6
5)。
【0044】図8は、ステップS65の着信者応答確認
処理の概要を表わしたものである。着信者応答確認処理
では、まず発信者としての第1の通信装置121から着
信者としての第2の通信装置122に対して符号37を
含んだ着サブアドレス等のデータが送信される(ステッ
プS71)。この後、第1の通信装置121側では、第
2の通信装置122からの応答を監視する。すなわち、
時間t以内に第2の通信装置122から個別IDが送ら
れてきたら(ステップS72:Y)、図5に示した相手
先別アドレステーブル41を使用して、表示アドレスを
検索し、これを表示部25に表示させる(ステップS7
3)。たとえば、第1の通信装置121から着信者とし
て“tarou”を指定した場合で、“tarou”が
その個別IDを送信してきた場合にはその旨の表示が行
なわれる。したがって、この場合に第1の通信装置12
1の発信者は“tarou”通話を開始する等の次のス
テップに進むことができる。
【0045】一方、同じく時間t以内に第2の通信装置
122から不在者としての第2の着サブアドレス34を
受信した場合には(ステップS74:Y)、前記した例
では着信者としての“tarou”が不在であることに
なる。そこでこの場合には着信者が不在である旨のメッ
セージが表示部25に表示されることになる(ステップ
S75)。第1の通信装置121の発信者は、発信を断
念する等の必要な措置をとることができる。
【0046】これに対して、時間tが経過しても第2の
通信装置122から何らの応答もなかった場合には(ス
テップS76:Y)、応答がない旨の表示が表示部25
に行なわれる(ステップS77)。このような非応答の
表示が行なわれる原因としては、その装置が第1の通信
装置121と同様な機能を有していない通常の通信装置
である場合や、何らかの障害が発生してこの特別な機能
を発揮することができない場合が考えられる。第1の通
信装置121の発信者は、これに対して通信を断念する
等の必要な措置をとることになる。
【0047】図9は、着信側の通信装置の処理の流れを
示したものである。第2の通信装置122は、発信側の
通信装置から着信があると(ステップS81:Y)、こ
の着信時に呼設定のために送られてくるセットアップ
(SETUP)情報の中に着サブアドレスが存在するか
どうかのチェックが行なわれる(ステップS82)。
【0048】図10は、着信時に受信するセットアップ
情報の構成の一例を表わしたものである。セットアップ
情報91は、発信者側の電話番号としての発番号、発信
者側のサブアドレスとしての発サブアドレス、着信側の
電話番号としての着番号、それに着サブアドレスならび
にユーザユーザ情報等から構成されている。ステップS
82では、この中に着サブアドレスが存在するかどうか
のチェックが行なわれる。
【0049】図9に戻って説明を続ける。セットアップ
情報91中に着サブアドレスが存在していない場合(ス
テップS82:N)、着信側の第2の通信装置122
のCPU23は発番号を図2に示したアナログインタフ
ェース部26に格納する。これを基にしてたとえば電話
機132ではそのディスプレイ(図示せず)に発信者の
電話番号を表示することになる(ステップS83)。こ
れ以後、通話あるいはデータの受信が開始されることに
なるが、これについての図示は省略する。
【0050】ステップS82で着サブアドレスが存在し
ていた場合には(Y)、その中に特別な符号37(図で
はアスタリスク*)が配置されているかどうかの判別が
行なわれる(ステップS84)。符号37が存在しない
場合には、同様にステップS83に進んで通常の処理が
行なわれる。これに対して、着サブアドレス中に特別な
符号37が存在している場合には(ステップS84:
Y)、その着サブアドレスが着サブアドレステーブル3
1(図3)に登録されているかどうかの判別が行なわれ
る(ステップS85)。登録されていなければ、着信側
では何らの対応もとることができない。そこでこの場合
もステップS83の処理に移行することになる。
【0051】以上と異なり着サブアドレステーブル31
に着サブアドレスが登録されていた場合には(ステップ
S85:Y)、第2の着サブアドレス34のみが登録さ
れているかどうかの判別が行なわれる(ステップS8
6)。本実施例では第1の着サブアドレス32が少なく
とも登録されていることを条件として着信側の第2の通
信装置122で発信側の第1の通信装置121に対して着
信者の通知を行なうことにしているので、この条件に合
致していない場合をチェックする主旨である。したがっ
て、第2の着サブアドレス34のみが登録されている場
合、すなわち着サブアドレスが“*3333”あるいは
“*4444”等のデータ形式となっている場合には
(ステップS86:Y)、着サブアドレステーブル31
から第2の着サブアドレス34に対応した表示アドレス
が取得され、アナログインタフェース部26に格納され
ることになる。これを基にしてたとえば電話機132
ディスプレイ(図示せず)に“tarou”等の着信者
表示アドレスが表示されることになる(ステップS8
7)。これ以後、通話あるいはデータの受信が開始され
ることになるが、これについての図示は省略する。
【0052】ステップS86で第1の着サブアドレス3
2が少なくとも登録されていると判別された場合(Y)
を次に説明する。第1の着サブアドレス32のみが登録
されている場合にはその第1の着サブアドレス32に対
応した表示アドレスが着サブアドレステーブル31から
検索され、アナログインタフェース部26に格納される
ことでたとえば電話機132のディスプレイ(図示せ
ず)に“03xxxxyyyy”等の発信者表示アドレ
スが表示される(ステップS88)。また、第1の着サ
ブアドレス32の他に第2の着サブアドレス34も登録
されている場合には第2の着サブアドレス34について
も着サブアドレステーブル31の検索が行なわれ、同様
にしてたとえば電話機132のディスプレイ(図示せ
ず)に“tarou”等の着信者表示アドレスが表示さ
れることになる(ステップS88)。
【0053】このステップS88の処理が行なわれた場
合には、着信側の第2の通信装置122が応答者を本来
の通信開始前に発信側の第1の通信装置121に対して
通知するかどうかが問題となる。そこで、ステップS8
8の処理が行なわれた場合、CPU23はISDNにお
けるポイント・ツー・ポイント契約が通信を行う当事者
間で行なわれているかどうかをチェックする(ステップ
S89)。そしてこの契約が行なわれていない場合には
(N)、本発明による特別の処理を行わない。
【0054】これに対して、ポイント・ツー・ポイント
契約が行なわれていた場合(ステップS89:Y)、C
PU23は不在者テーブル51(図6)に第2の着サブ
アドレス34と同一のサブアドレスが登録されているか
どうかをチェックする(ステップS90)。同一の第2
の着サブアドレス34が存在した場合には、着信者は不
在である。そこでこの場合には着信者が不在であること
を示す不在通知を発信側の第1の通信装置121に対し
て送信することになる(ステップS91)。
【0055】このような不在登録が行われていなかった
場合には(ステップS90:N)、ディスプレイを見た
着信対象者が自分の個別IDを設定して応答を行なうは
ずである。そこでこの応答が行なわれるまで待機し(ス
テップS92)、応答が行なわれた時点で(Y)、その
個別IDを発信側の第1の通信装置121に対して送信
することになる(ステップS93)。
【0056】以上説明した実施例では着信時に図6に示
した不在者テーブル51がまず検索され、該当者が不在
であるかどうかの判別が行われるようにしたが、一定時
間着信側で応答がない時に不在者テーブル51の内容が
反映されるようにしてもよい。これは、自分の席に戻っ
てきたばかりでまだ不在者テーブル51の内容を不在状
態から解除していない状態で自分に電話がかかってきた
とき等に通信を行えるようにするためである。
【0057】また実施例では第2の着サブアドレス34
を着信者表示アドレス35として名前で表示することに
したが、これに限るものではない。すなわち第2の着サ
ブアドレス34も個人別に登録しているので、表示する
文字の数等に制限がある場合には名前の代わりに個別の
ID等の他の文字や登録したイメージを表示するように
してもよい。
【0058】さらに実施例では着サブアドレスを分離す
る特別の符号として「*」を使用したが、「+」あるい
は「=」等のアドレス情報と区別することのできるキャ
ラクタを使用してもよい。また、このような特別な符号
を用いることでサブアドレスとして許容される長さの範
囲内で更に幾つかの情報をサブアドレスに組み込むこと
ができる。たとえば、ある通信装置に新たな使用者が登
場した場合等の使用者の変更情報を通信のたびにこのサ
ブアドレスに組み込むようにすれば、通信を行う同一の
グループの間で各テーブルの内容を自動的に更新するこ
とが可能である。
【0059】また、実施例では不在者を登録して不在者
に電話がかかってきた時等に不在であることを発信者に
通知することにしたが、該当者が離れたところに居て応
答まで時間がかかるような場合にも、その旨の通知を発
信者側に行うことも可能であり、これによって発信者側
にしばらく待機させる等の措置をとらせることができ
る。また、単に不在であるというだけでなく、帰って来
る予定の時刻や新しい連絡先を登録させることで、発信
者にこれらの情報を通知させることも可能になる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、接続手段で発信者が着信側の装置に接続した
段階で発信者とこの発信者の通信相手として応答すべき
者のそれぞれをその着信側の装置に表示させるためのデ
ータを送出することにしたので、着信側の装置ではどの
ような者が誰に対して通信を行おうとしているかを本来
の通信開始前に知ることができ、不要な通信を避けるこ
とができる。しかも、発信側の電話番号を送信するので
はなく発信者を表示する情報を送ってくるので、送り手
がその者の通常使用しない通信装置から通信してきた場
合でもその者を識別することができる。
【0061】また請求項2記載の発明によれば、接続手
段で発信者が着信側の装置に接続した段階で発信者とこ
の発信者の通信相手として応答すべき者のそれぞれをそ
の着信側の装置に表示させるためのデータを送出するこ
とにしたので、着信側の装置ではどのような者が誰に対
して通信を行おうとしているかを本来の通信開始前に知
ることができ、不要な通信を避けることができる。しか
も、発信側の電話番号を送信するのではなく発信者を表
示する情報を送ってくるので、送り手がその者の通常使
用しない通信装置から通信してきた場合でもその者を識
別することができる。また、着信側で応答する者を表わ
したデータが受信されたとき通信相手表示手段によって
これを表示することにしているので、発信側の希望した
相手が通信に対応するかどうかを本来の通信開始前に確
認することができ、それ以外の者が応答したときには適
切な対応を採ることができる。
【0062】更に請求項3記載の発明によれば、接続手
段で発信者が着信側の装置に接続した段階で発信者とこ
の発信者の通信相手として応答すべき者のそれぞれをそ
の着信側の装置に表示させるためのデータを送出するこ
とにしたので、着信側の装置ではどのような者が誰に対
して通信を行おうとしているかを本来の通信開始前に知
ることができ、不要な通信を避けることができる。しか
も、発信側の電話番号を送信するのではなく発信者を表
示する情報を送ってくるので、送り手がその者の通常使
用しない通信装置から通信してきた場合でもその者を識
別することができる。また、着信側で応答する者を表わ
したデータが受信されたとき通信相手表示手段によって
これを表示することにしているので、発信側の希望した
相手が通信に対応するかどうかを本来の通信開始前に確
認することができ、それ以外の者が応答したときには適
切な対応を採ることができる。また、通信相手指示手段
によって指示した通信相手の応答に関する情報を表わし
たデータを同じく通信相手との通信開始前に受信してこ
れを表示するようにしているので、たとえば通信相手と
して応答すべき者が不在のときや、しばらく待てば応答
できるといった情報を発信側に通知することができる。
【0063】また請求項4記載の発明によれば、着信側
が発信側から通信を行う当事者に関する情報を本来の通
信が開始する前に受け取り、表示することにしたので、
応答すべき者が直接応答することで他人を煩わせない効
率的な通信を行うことができる。
【0064】更に請求項5記載の発明によれば、着信側
が発信側から通信を行う当事者に関する情報を本来の通
信が開始する前に受け取ることにしたので、応答すべき
者が直接応答することで他人を煩わせない効率的な通信
を行うことができる。しかも着信側で誰が応答するかを
応答者返信手段で発信側に通知することにしたので、発
信側と着信側の双方が合意した場合のみ本来の通信を開
始することができる。
【0065】また請求項6記載の発明によれば、着信側
が発信側から通信を行う当事者に関する情報を本来の通
信が開始する前に受け取り不在者テーブルに登録してい
る不在者に該当している場合には通信相手が不在である
ことを通信相手に返送することにしたので、通信相手が
不在のときに他の者に相手の存否の確認をとる必要がな
い。特に、発信者が遠距離から通信をする場合には、通
信相手が不在のときに早期に通信を打ち切ることがで
き、通信に要する経費を節減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における通信装置を使用した
通信システムの構成の概要を表わしたシステム構成図で
ある。
【図2】本実施例の通信装置の回路構成を表わしたブロ
ック図である。
【図3】本実施例で記憶部内に格納された着サブアドレ
ステーブルの内容を表わした説明図である。
【図4】本実施例で発信者が送ってくる着サブアドレス
の構成を示した説明図である。
【図5】本実施例の相手先別アドレステーブルの構成を
表わした説明図である。
【図6】本実施例の不在者テーブルの内容を表わした説
明図である。
【図7】本実施例の通信装置が発信を行なう際の処理の
流れを表わした流れ図である。
【図8】ステップS65の着信者応答確認処理の概要を
表わした流れ図である。
【図9】本実施例で着信側の通信装置の処理の流れを示
した流れ図である。
【図10】本実施例で着信時に受信するセットアップ情
報の構成の一例を表わした説明図である。
【符号の説明】
12 通信装置 13 電話機 14 ファクシミリ装置 23 CPU 24 記憶部 25 表示部 27 個別ID設定部 31 着サブアドレステーブル 32 第1の着サブアドレス 33 発信者表示アドレス 34 第2の着サブアドレス 35 着信者表示アドレス 37 特別な符号 41 相手先別アドレステーブル 51 不在者テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K024 AA41 AA71 CC00 CC01 CC08 DD01 DD04 EE01 EE02 EE04 FF03 GG00 GG01 GG03 GG05 GG07 GG13 5K101 KK01 LL03 MM04 NN01 NN02 NN18 NN21 PP04 PP07 RR11 RR22 RR27 RR28 TT03 TT04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信を行う相手側の装置に接続する接続
    手段と、 この接続手段で接続された相手側に対して、発信者とこ
    の発信者の通信相手として応答すべき者のそれぞれを相
    手側に表示させるためのデータを発信者が通信相手と通
    信を開始する前に送出する通信当事者通知手段とを具備
    することを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 通信を行う相手側の装置に接続する接続
    手段と、 この接続手段で接続された相手側に対して、通信相手と
    して応答すべき者を指示するデータを通信相手との通信
    開始前に送出する通信相手指示手段と、 前記相手側から通信相手として応答する者を表わしたデ
    ータが受信されたときこれを表示する通信相手表示手段
    とを具備することを特徴とする通信装置。
  3. 【請求項3】 通信を行う相手側の装置に接続する接続
    手段と、 この接続手段で接続された相手側に対して、通信相手と
    して応答すべき者を指示するデータを通信相手との通信
    開始前に送出する通信相手指示手段と、 この通信相手指示手段によって指示した通信相手の応答
    に関する情報を表わしたデータを同じく通信相手との通
    信開始前に受信してこれを表示する通信相手表示手段と
    を具備することを特徴とする通信装置。
  4. 【請求項4】 通信を行おうとする相手側から発信者と
    この発信者の通信相手として応答すべき者を指示するデ
    ータの双方をこれらの者の通信開始前に受信する通信当
    事者受信手段と、 この通信当事者受信手段によって受信した両当事者を表
    示する表示手段とを具備することを特徴とする通信装
    置。
  5. 【請求項5】 通信を行おうとする相手側から通信相手
    として応答すべき者を指示するデータをその相手側との
    通信開始前に受信する通信相手受信手段と、 この通信相手との通信開始前に応答を行う者を判別させ
    るための情報を前記相手側に返送する応答者返信手段と
    を具備することを特徴とする通信装置。
  6. 【請求項6】 通信を行おうとする相手側から通信相手
    として応答すべき者を指示するデータをその相手側との
    通信開始前に受信する通信相手受信手段と、 不在者を登録する不在者テーブルと、 前記通信相手受信手段が受信した通信相手として応答す
    べき者が不在者テーブルに登録されているかどうかを検
    索する検索手段と、 この検索手段が通信相手として応答すべき者が不在者テ
    ーブルに登録されているとき通信相手が不在であること
    を前記通信相手に返送する不在者通知手段とを具備する
    ことを特徴とする通信装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0522438A (ja) * 1991-07-10 1993-01-29 Toshiba Corp パーソナル通信システム
JPH0969880A (ja) * 1995-08-31 1997-03-11 Fujitsu Ltd Isdn網の交換システムにおけるサービス提供の接続制御方式
JPH09163416A (ja) * 1995-12-06 1997-06-20 Oki Electric Ind Co Ltd 構内交換機の内線通信管理システム

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