JPH0832690A - Isdn発信者番号変換装置 - Google Patents
Isdn発信者番号変換装置Info
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- JPH0832690A JPH0832690A JP6163896A JP16389694A JPH0832690A JP H0832690 A JPH0832690 A JP H0832690A JP 6163896 A JP6163896 A JP 6163896A JP 16389694 A JP16389694 A JP 16389694A JP H0832690 A JPH0832690 A JP H0832690A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 予め登録した所望の発信者からの着信時は、
発信者番号を着信ユーザーが理解し易い番号や文字情報
等に変換して通知し、着信ユーザーが誰からの着信であ
るかを容易に確認することを可能にする。 【構成】 装置は、例えば着信検出回路52、発信者番
号変換部53、コントローラ54、検索部55、メモリ
56,57を有する。着信時に送られてくる発信者番号
情報をチェックし、予め登録してある特定の番号からの
着信時は、該番号を着信ユーザーが理解し易い番号に変
換し、着信側のISDN回線58へ送信する。或る特定
の番号からの着信でユーザー・ユーザー情報が送信され
てくる場合は、その情報を文字情報等に変換し送信す
る。着信側のISDN端末の表示器等には着信ユーザー
が理解し易い番号や文字情報等が表示される。特定のユ
ーザーからの着信時は、着信表示等によりそのことを即
座に確認できる。
発信者番号を着信ユーザーが理解し易い番号や文字情報
等に変換して通知し、着信ユーザーが誰からの着信であ
るかを容易に確認することを可能にする。 【構成】 装置は、例えば着信検出回路52、発信者番
号変換部53、コントローラ54、検索部55、メモリ
56,57を有する。着信時に送られてくる発信者番号
情報をチェックし、予め登録してある特定の番号からの
着信時は、該番号を着信ユーザーが理解し易い番号に変
換し、着信側のISDN回線58へ送信する。或る特定
の番号からの着信でユーザー・ユーザー情報が送信され
てくる場合は、その情報を文字情報等に変換し送信す
る。着信側のISDN端末の表示器等には着信ユーザー
が理解し易い番号や文字情報等が表示される。特定のユ
ーザーからの着信時は、着信表示等によりそのことを即
座に確認できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ISDN発信者番号変
換装置に関するものである。
換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の情報化社会の進展に伴い、ISD
Nによる通信システムでは各種のサービスが提供される
に至っているが、そのサービスの一つとして、現在、発
信ユーザーからの発信者番号をそのまま通知する発信者
番号通知サービスが提供されている。
Nによる通信システムでは各種のサービスが提供される
に至っているが、そのサービスの一つとして、現在、発
信ユーザーからの発信者番号をそのまま通知する発信者
番号通知サービスが提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる発信者番号通知
サービスは、発信者が登録した発信者番号をそのまま着
信ユーザーに通知するサービスである。一般的には、発
信ユーザーの加入者番号(例えば、「×××−△△△△
−○○○○」)が通知されるが、その番号では着信ユー
ザーが誰からの着信であるかを理解するのに時間がかか
るという問題を生ずる。
サービスは、発信者が登録した発信者番号をそのまま着
信ユーザーに通知するサービスである。一般的には、発
信ユーザーの加入者番号(例えば、「×××−△△△△
−○○○○」)が通知されるが、その番号では着信ユー
ザーが誰からの着信であるかを理解するのに時間がかか
るという問題を生ずる。
【0004】着信時に送られてくる発信者番号情報を識
別して、或る特定の番号での着信時は、その番号を着信
ユーザーが理解し易い、例えば予め定めた相手識別番号
のものに変換して、或る特定のユーザー(発信者)から
の着信時は、その着信の際に、そのことを即座に確認で
きれば、時間も短く容易に対応できて便利であるが、従
来はこういった機能を有するものまでは存在しない。
別して、或る特定の番号での着信時は、その番号を着信
ユーザーが理解し易い、例えば予め定めた相手識別番号
のものに変換して、或る特定のユーザー(発信者)から
の着信時は、その着信の際に、そのことを即座に確認で
きれば、時間も短く容易に対応できて便利であるが、従
来はこういった機能を有するものまでは存在しない。
【0005】また、上記のような発信者番号変換なされ
る場合でも、ユーザー側の利用態様等いかんによって
は、現行の発信者番号通知サービスそのままでの提供も
受けたいと望む場合もあることから、場合、場合で、そ
の発信者番号変換機能を使用する状態と上記発信者番号
通知サービスの提供を受ける状態との選択や、切換え、
一定期間を限っての上記機能の作動などの設定等もでき
れば、種々の利用形態にも柔軟に対処できて、更により
便利であるが、勿論、そういった機能も併せ有するもの
も、未だ提案されてはいない。
る場合でも、ユーザー側の利用態様等いかんによって
は、現行の発信者番号通知サービスそのままでの提供も
受けたいと望む場合もあることから、場合、場合で、そ
の発信者番号変換機能を使用する状態と上記発信者番号
通知サービスの提供を受ける状態との選択や、切換え、
一定期間を限っての上記機能の作動などの設定等もでき
れば、種々の利用形態にも柔軟に対処できて、更により
便利であるが、勿論、そういった機能も併せ有するもの
も、未だ提案されてはいない。
【0006】本発明は、前記のような不利、不便を解消
し、上述したような要請にも応えられるISDN発信者
番号変換装置を提供しようというものである。
し、上述したような要請にも応えられるISDN発信者
番号変換装置を提供しようというものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明により、着信時に
発信者番号情報が送出されるISDN回線に接続される
ISDN発信者番号変換装置であって、所望の発信者番
号を登録する第1の登録手段と、所定の変換番号情報を
登録する第2の登録手段と、前記着信時に送出される発
信者番号情報が前記第1の登録手段に登録されているか
否かを検索する検索手段と、該手段のよる検索に基づい
て、着信時に送出された前記発信者番号情報が、前記第
1の登録手段に登録されているときは、当該着信の発信
者番号を前記第2の登録手段に登録されている所定の変
換番号情報に変換して、着信側のISDN回線に送信す
る変換手段とを備えることを特徴とするISDN発信者
番号変換装置が提供される。
発信者番号情報が送出されるISDN回線に接続される
ISDN発信者番号変換装置であって、所望の発信者番
号を登録する第1の登録手段と、所定の変換番号情報を
登録する第2の登録手段と、前記着信時に送出される発
信者番号情報が前記第1の登録手段に登録されているか
否かを検索する検索手段と、該手段のよる検索に基づい
て、着信時に送出された前記発信者番号情報が、前記第
1の登録手段に登録されているときは、当該着信の発信
者番号を前記第2の登録手段に登録されている所定の変
換番号情報に変換して、着信側のISDN回線に送信す
る変換手段とを備えることを特徴とするISDN発信者
番号変換装置が提供される。
【0008】
【作用】本発明ISDN発信者番号変換装置において
は、現行の発信者番号通知サービスを基礎とし、該サー
ビスを利用しつつも、着信時の送られてくるその発信者
番号情報そのままではなく、発信者番号に代えて、着信
ユーザーが理解し易い番号に変換し通知することが可能
で、或る特定のユーザーからの着信は、着信表示等によ
りそのことを即座に確認できる。現行でもISDN端末
の表示器等に発信者が登録した発信者番号を表示させる
発信者番号通知サービスがあるが、本発明では、予め登
録した所望の発信者からの着信であった場合は、発信者
番号を理解し易い番号に変換して表示させることによ
り、着信ユーザーが誰からの着信であるかを容易に理解
することができる。
は、現行の発信者番号通知サービスを基礎とし、該サー
ビスを利用しつつも、着信時の送られてくるその発信者
番号情報そのままではなく、発信者番号に代えて、着信
ユーザーが理解し易い番号に変換し通知することが可能
で、或る特定のユーザーからの着信は、着信表示等によ
りそのことを即座に確認できる。現行でもISDN端末
の表示器等に発信者が登録した発信者番号を表示させる
発信者番号通知サービスがあるが、本発明では、予め登
録した所望の発信者からの着信であった場合は、発信者
番号を理解し易い番号に変換して表示させることによ
り、着信ユーザーが誰からの着信であるかを容易に理解
することができる。
【0009】また、請求項2のようにすると、或る特定
の番号からの着信でユーザー・ユーザー情報が送信され
てくる場合は、その情報を文字情報等に変換して通知す
ることができ、これにより、着信側のISDN端末の表
示器等には、着信ユーザーが理解し易い番号、あるいは
該当するときはその文字情報等が表示されることとな
り、同様にして、着信ユーザーが誰からの着信であるか
を容易に理解することができる。
の番号からの着信でユーザー・ユーザー情報が送信され
てくる場合は、その情報を文字情報等に変換して通知す
ることができ、これにより、着信側のISDN端末の表
示器等には、着信ユーザーが理解し易い番号、あるいは
該当するときはその文字情報等が表示されることとな
り、同様にして、着信ユーザーが誰からの着信であるか
を容易に理解することができる。
【0010】また、請求項3や請求項4のような構成に
すると、発信者番号変換機能を使用する状態と発信者番
号通知サービスの提供を受ける状態との選択や、切換
え、一定期間を限っての上記機能の作動などの設定等も
可能で、種々の利用形態にも柔軟に対処でき、より使い
勝手が良くなる。請求項3では、モード設定により、発
信ユーザーからの発信者番号をそのまま通知することも
可能とし、或る特定のユーザーからの着信時は、上記の
如く着信表示等によりそのことを即座に確認できるよう
にする一方、発信者番号通知サービスの提供を受けたい
場合は、かかるモード設定によりこの機能を無効にする
ことも可能である。請求項4では、発信者番号の変換期
間の設定して、その期間だけ番号変換することも可能と
する。
すると、発信者番号変換機能を使用する状態と発信者番
号通知サービスの提供を受ける状態との選択や、切換
え、一定期間を限っての上記機能の作動などの設定等も
可能で、種々の利用形態にも柔軟に対処でき、より使い
勝手が良くなる。請求項3では、モード設定により、発
信ユーザーからの発信者番号をそのまま通知することも
可能とし、或る特定のユーザーからの着信時は、上記の
如く着信表示等によりそのことを即座に確認できるよう
にする一方、発信者番号通知サービスの提供を受けたい
場合は、かかるモード設定によりこの機能を無効にする
ことも可能である。請求項4では、発信者番号の変換期
間の設定して、その期間だけ番号変換することも可能と
する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は、ISDNによる網100による通信システ
ムの模式図で、ISDN端末1が網100に接続され、
発信者番号通知サービスを含む、種々の通信サービスが
行われる。
る。図1は、ISDNによる網100による通信システ
ムの模式図で、ISDN端末1が網100に接続され、
発信者番号通知サービスを含む、種々の通信サービスが
行われる。
【0012】網100に接続されるユーザー側のISD
N端末1として、ここでは、一のユーザーA側における
ISDN電話機と、他の一のユーザーB側におけるIS
DN電話機との2つのISDN端末が例として説明され
る。また、以下では、これら端末1に関し、例えば一の
ユーザーA側が発信ユーザー(発信者)でその端末1が
発信側のISDN端末で、ユーザーB側がその場合の着
信ユーザー(着信者)でその端末1が着信側のISDN
端末となる場合のユーザーA,ユーザーB間の通信の例
が説明される。
N端末1として、ここでは、一のユーザーA側における
ISDN電話機と、他の一のユーザーB側におけるIS
DN電話機との2つのISDN端末が例として説明され
る。また、以下では、これら端末1に関し、例えば一の
ユーザーA側が発信ユーザー(発信者)でその端末1が
発信側のISDN端末で、ユーザーB側がその場合の着
信ユーザー(着信者)でその端末1が着信側のISDN
端末となる場合のユーザーA,ユーザーB間の通信の例
が説明される。
【0013】網100は、ISDN交換設備を含んでお
り、既述した現行の発信者番号通知サービスを実施する
ものであってよい。また、網100は、ユーザー・ユー
ザ情報の送信を行うものであってよい。本実施例は、こ
のようなISDN通信システムにおいて、下記に例示す
る構成に従い、着信時に発信者番号情報(サブアドレス
がある場合は、これを含む)が送られてくるISDN回
線に接続されるISDN発信者番号変換装置を設け、こ
れにより、上記着信時のその発信者番号を識別して或る
特定の番号からの着信時は、その発信者番号を着信ユー
ザーBが理解し易い番号に変換してISDN端末1の表
示器等に表示させるものである。
り、既述した現行の発信者番号通知サービスを実施する
ものであってよい。また、網100は、ユーザー・ユー
ザ情報の送信を行うものであってよい。本実施例は、こ
のようなISDN通信システムにおいて、下記に例示す
る構成に従い、着信時に発信者番号情報(サブアドレス
がある場合は、これを含む)が送られてくるISDN回
線に接続されるISDN発信者番号変換装置を設け、こ
れにより、上記着信時のその発信者番号を識別して或る
特定の番号からの着信時は、その発信者番号を着信ユー
ザーBが理解し易い番号に変換してISDN端末1の表
示器等に表示させるものである。
【0014】好ましくは、この場合、或る特定の番号か
らの着信時でユーザー・ユーザー情報が送信されてくる
場合は、その情報を文字情報等に変換して着信側ISD
N端末1の表示器等に表示させるものである。好ましく
はまた、本装置は、データ設定により、発信者番号をそ
のまま通知させること(即ち、上記の現行の発信者番号
通知サービスの提供そのままとすること)も可能にす
る。更にまた、好ましくは、発信者番号の変換期間を設
定して、その期間だけ番号変換をする。当該装置はま
た、これをISDNの構内交換機に組み込んだものとし
て使用することもできる。
らの着信時でユーザー・ユーザー情報が送信されてくる
場合は、その情報を文字情報等に変換して着信側ISD
N端末1の表示器等に表示させるものである。好ましく
はまた、本装置は、データ設定により、発信者番号をそ
のまま通知させること(即ち、上記の現行の発信者番号
通知サービスの提供そのままとすること)も可能にす
る。更にまた、好ましくは、発信者番号の変換期間を設
定して、その期間だけ番号変換をする。当該装置はま
た、これをISDNの構内交換機に組み込んだものとし
て使用することもできる。
【0015】図2には、上記ISDNにおける発信者番
号通知サービスによって、着信ユーザー側に対し、着信
時に発信者番号情報が送出されるISDN回線に接続し
て用いるISDN発信者番号変換装置の構成の一例が示
される。また、図3及び図4は、それぞれ、上記のIS
DN端末1がISDN電話機である場合のその構成の一
例を示すものである。
号通知サービスによって、着信ユーザー側に対し、着信
時に発信者番号情報が送出されるISDN回線に接続し
て用いるISDN発信者番号変換装置の構成の一例が示
される。また、図3及び図4は、それぞれ、上記のIS
DN端末1がISDN電話機である場合のその構成の一
例を示すものである。
【0016】まず、適用できるISDN電話機の構成に
ついて図3,4により説明すると、これは、図3に示す
ように、データ送受信部11と、通話路12と、通話部
13と、中央処理装置14を備えるとともに、発信時の
ダイヤル入力操作等で使用される入力部15と、記憶部
16と、トーン発生部17と、例えばLCD、LEDに
よる視覚表示器からなる表示部18と、録音/再生部1
9等とを備える構成とすることができる。
ついて図3,4により説明すると、これは、図3に示す
ように、データ送受信部11と、通話路12と、通話部
13と、中央処理装置14を備えるとともに、発信時の
ダイヤル入力操作等で使用される入力部15と、記憶部
16と、トーン発生部17と、例えばLCD、LEDに
よる視覚表示器からなる表示部18と、録音/再生部1
9等とを備える構成とすることができる。
【0017】入力部15は、例えば図4にその外観の一
例を示す電話機の場合は、ボタンダイヤル31と各種機
能ボタン32からなる構成とすることができる。また、
電話機は、図示のように、ハンドセット34とスピーカ
35を備えるとともに、表示部18のディスプレイ36
を本体上面に配してある。
例を示す電話機の場合は、ボタンダイヤル31と各種機
能ボタン32からなる構成とすることができる。また、
電話機は、図示のように、ハンドセット34とスピーカ
35を備えるとともに、表示部18のディスプレイ36
を本体上面に配してある。
【0018】上記構成のISDN電話機は、着信側のI
SDN端末となる場合、網100による発信者番号通知
サービスの提供を受けるときは、図4の上記ディスプレ
イ36の表示面に、図1の発信ユーザーAからの着信
時、ハンドセット34をとる前でも、事前に、ISDN
から供給されてくるそのままのユーザーAの発信者番号
を表示(着信表示)することで、ユーザーBをしてそれ
を視認させるのに用いることができるが、一定条件下で
は、図2の発信者番号変換装置により、当該発信者番号
の代わりに、着信ユーザーBが理解し易い番号や文字情
報等へと変換されたものを用い、同じようにして、ユー
ザーBに表示・視認(着信表示)させるのにも使用され
る。なお、番号変換機能に、音声表示を単独でもしくは
上記視覚表示と併用して、使用しようとするときは、上
記スピーカ35をそのために用いることもできる。
SDN端末となる場合、網100による発信者番号通知
サービスの提供を受けるときは、図4の上記ディスプレ
イ36の表示面に、図1の発信ユーザーAからの着信
時、ハンドセット34をとる前でも、事前に、ISDN
から供給されてくるそのままのユーザーAの発信者番号
を表示(着信表示)することで、ユーザーBをしてそれ
を視認させるのに用いることができるが、一定条件下で
は、図2の発信者番号変換装置により、当該発信者番号
の代わりに、着信ユーザーBが理解し易い番号や文字情
報等へと変換されたものを用い、同じようにして、ユー
ザーBに表示・視認(着信表示)させるのにも使用され
る。なお、番号変換機能に、音声表示を単独でもしくは
上記視覚表示と併用して、使用しようとするときは、上
記スピーカ35をそのために用いることもできる。
【0019】本実施例に従うISDN発信者番号変換装
置は、着信時に送られてくる発信者番号情報をチェック
して、或る特定の番号での着信時は、その番号を着信ユ
ーザーが理解し易い番号や文字情報等に変換する方法を
実施する装置である。図2の例のものでは、このため、
図示のように、ISDN回線51に接続の着信検出回路
52、ISDN回線58に接続の発信者番号変換部5
3、検索部55、及び2つのメモリ(第1メモリ,第2
メモリ)56,57を設け、これら各部を図示の如くに
接続するとともに、コントローラ54を設けてそれらを
該コントローラ54に接続する。
置は、着信時に送られてくる発信者番号情報をチェック
して、或る特定の番号での着信時は、その番号を着信ユ
ーザーが理解し易い番号や文字情報等に変換する方法を
実施する装置である。図2の例のものでは、このため、
図示のように、ISDN回線51に接続の着信検出回路
52、ISDN回線58に接続の発信者番号変換部5
3、検索部55、及び2つのメモリ(第1メモリ,第2
メモリ)56,57を設け、これら各部を図示の如くに
接続するとともに、コントローラ54を設けてそれらを
該コントローラ54に接続する。
【0020】これら各部を構成要素とする本装置は、基
本的には、着信時に送られてくる発信者番号情報(サブ
アドレスがある場合は、これを含む)をチェックして、
予めメモリに記憶させることで登録してある特定の番号
からの着信時は、その番号を着信ユーザーが理解し易い
番号(例えば相手識別番号)に変換して、着信側のIS
DN回線58へ送信する。これにより、変換時は、かか
る変換番号(例えば、相手加入者番号「×××−△△△
△−○○○○」ではなくて、それに代わる、着信ユーザ
ーの理解し易い相手識別番号「□□」)をもって、着信
側ISDN端末をして、着信表示を行わせる。
本的には、着信時に送られてくる発信者番号情報(サブ
アドレスがある場合は、これを含む)をチェックして、
予めメモリに記憶させることで登録してある特定の番号
からの着信時は、その番号を着信ユーザーが理解し易い
番号(例えば相手識別番号)に変換して、着信側のIS
DN回線58へ送信する。これにより、変換時は、かか
る変換番号(例えば、相手加入者番号「×××−△△△
△−○○○○」ではなくて、それに代わる、着信ユーザ
ーの理解し易い相手識別番号「□□」)をもって、着信
側ISDN端末をして、着信表示を行わせる。
【0021】図2において、着信検出回路52は、着信
信号を検出するもので、着信時に発信者番号が送出され
るISDN回線51を該着信検出回路52に接続し、着
信検出回路52で検出された着信信号をコントローラ5
4に伝達するとともに、その時の発信者番号情報を検索
部55に供給する。第1メモリ56は予め所望の発信者
番号を登録するために、また第2メモリ57はその登録
発信者番号に対応させて予め所定の変換番号情報を登録
しておくために、それぞれ用いられるメモリであり、ま
た、検索部55は、着信時に送出された発信者番号情報
がその第1メモリ56に登録されているか否かを検索す
るのに用いられる。
信号を検出するもので、着信時に発信者番号が送出され
るISDN回線51を該着信検出回路52に接続し、着
信検出回路52で検出された着信信号をコントローラ5
4に伝達するとともに、その時の発信者番号情報を検索
部55に供給する。第1メモリ56は予め所望の発信者
番号を登録するために、また第2メモリ57はその登録
発信者番号に対応させて予め所定の変換番号情報を登録
しておくために、それぞれ用いられるメモリであり、ま
た、検索部55は、着信時に送出された発信者番号情報
がその第1メモリ56に登録されているか否かを検索す
るのに用いられる。
【0022】この検索部55には、所望の発信者番号情
報を予め登録した上記第1メモリ56を接続し、該検索
部55において着信時に供給された発信者番号情報が、
該メモリ56に登録されているか否かを検索して、その
結果をコントローラ54に供給する。
報を予め登録した上記第1メモリ56を接続し、該検索
部55において着信時に供給された発信者番号情報が、
該メモリ56に登録されているか否かを検索して、その
結果をコントローラ54に供給する。
【0023】また、発信者番号変換部53には、発信者
番号対応の変換番号情報を予め登録した上記第2メモリ
57を接続し、該発信者番号変換部53により、着信時
の発信者番号情報を該メモリ57に登録されている変換
番号情報に変換して、ISDN回線58に送信する。本
実施例において、検索部55の検索に基づいて、着信時
に送出された発信者番号情報が、第1メモリ56登録さ
れているときのみ、当該着信の発信者番号を第2メモリ
57に登録されている所定の対応変換番号情報に変換し
て、着信側のISDN回線58に送信する手段は、上記
発信者番号変換部53を含んで構成される。
番号対応の変換番号情報を予め登録した上記第2メモリ
57を接続し、該発信者番号変換部53により、着信時
の発信者番号情報を該メモリ57に登録されている変換
番号情報に変換して、ISDN回線58に送信する。本
実施例において、検索部55の検索に基づいて、着信時
に送出された発信者番号情報が、第1メモリ56登録さ
れているときのみ、当該着信の発信者番号を第2メモリ
57に登録されている所定の対応変換番号情報に変換し
て、着信側のISDN回線58に送信する手段は、上記
発信者番号変換部53を含んで構成される。
【0024】また、上記第1メモリ56及び第2メモリ
57への所望の発信者番号及び変換番号の登録は、例え
ばISDN端末より行うようにする。その場合におい
て、図3,4のISDN電話機の場合なら、例えば、そ
の入力部15の機能ボタン32の一のボタン33(図
4)を、かかる登録操作時に使用するための操作ボタン
として設ける構成とすることができ、該当する発信者番
号、変換番号の登録入力はテンキー構成のそのボタンダ
イヤル31で行うようにすることができる。
57への所望の発信者番号及び変換番号の登録は、例え
ばISDN端末より行うようにする。その場合におい
て、図3,4のISDN電話機の場合なら、例えば、そ
の入力部15の機能ボタン32の一のボタン33(図
4)を、かかる登録操作時に使用するための操作ボタン
として設ける構成とすることができ、該当する発信者番
号、変換番号の登録入力はテンキー構成のそのボタンダ
イヤル31で行うようにすることができる。
【0025】また、本実施例では、コントローラ54に
は、ここでは、発信者番号を変換するか否かを選択する
データ設定部59を更に接続し、該データ設定部59で
設定された内容に応じて、コントローラ54により発信
者番号を変換するか否かの制御をする。このような機能
を組み込むときは、発信者番号変換機能の有効/無効を
設定するモード設定が可能で、かかるモード設定手段に
より当該機能が有効となっているときのみ、番号変換を
行わせることができる。
は、ここでは、発信者番号を変換するか否かを選択する
データ設定部59を更に接続し、該データ設定部59で
設定された内容に応じて、コントローラ54により発信
者番号を変換するか否かの制御をする。このような機能
を組み込むときは、発信者番号変換機能の有効/無効を
設定するモード設定が可能で、かかるモード設定手段に
より当該機能が有効となっているときのみ、番号変換を
行わせることができる。
【0026】以下、本実施例によるものの動作につい
て、発信者番号の変換をしないモード(無効モード)の
場合、発信者番号の変換をするモード(有効モード)の
場合の順で、更に具体的に説明する。
て、発信者番号の変換をしないモード(無効モード)の
場合、発信者番号の変換をするモード(有効モード)の
場合の順で、更に具体的に説明する。
【0027】まず、データ設定部59で発信者番号の変
換をしないモードに設定した場合は、コントローラ54
において着信検出回路52で検出した発信者番号情報を
発信者番号変換部53で変換することなく、そのままI
SDN回線58に送信するように制御する。こうして、
データ設定により、次に述べる変換機能、即ち発信者番
号変換機能を使う場合に加えて、選択的に、発信ユーザ
ーからの発信者番号をそのまま通知することも可能とす
るものとなっている。このため、現行の発信者番号通知
サービスの提供を受けたいという場合にも対処でき、デ
ータ設定によりその発信者番号変換機能を無効にするこ
とも可能である。この場合は、ISDN端末の表示器等
に発信者が登録した発信者番号を表示させる発信者番号
通知サービスが実施されることになる。
換をしないモードに設定した場合は、コントローラ54
において着信検出回路52で検出した発信者番号情報を
発信者番号変換部53で変換することなく、そのままI
SDN回線58に送信するように制御する。こうして、
データ設定により、次に述べる変換機能、即ち発信者番
号変換機能を使う場合に加えて、選択的に、発信ユーザ
ーからの発信者番号をそのまま通知することも可能とす
るものとなっている。このため、現行の発信者番号通知
サービスの提供を受けたいという場合にも対処でき、デ
ータ設定によりその発信者番号変換機能を無効にするこ
とも可能である。この場合は、ISDN端末の表示器等
に発信者が登録した発信者番号を表示させる発信者番号
通知サービスが実施されることになる。
【0028】これに対し、データ設定部59において発
信者番号の変換をするモードに設定した場合は、着信検
出回路52からの着信検出信号に基づいてコントローラ
54により、検索部55及び第1メモリ56を作動さ
せ、検索部55において着信時に送出されてくる発信者
番号情報が該メモリ56に登録されているか否かを検索
して、その結果をコントローラ54に供給する。コント
ローラ54では、検索部55からの検索結果に基づいて
発信者番号情報が第1メモリ56に登録されていない場
合は、着信検出回路52で検出した発信者番号情報を発
信者番号変換部53で変換することなく、そのままIS
DN回線58に送信する。
信者番号の変換をするモードに設定した場合は、着信検
出回路52からの着信検出信号に基づいてコントローラ
54により、検索部55及び第1メモリ56を作動さ
せ、検索部55において着信時に送出されてくる発信者
番号情報が該メモリ56に登録されているか否かを検索
して、その結果をコントローラ54に供給する。コント
ローラ54では、検索部55からの検索結果に基づいて
発信者番号情報が第1メモリ56に登録されていない場
合は、着信検出回路52で検出した発信者番号情報を発
信者番号変換部53で変換することなく、そのままIS
DN回線58に送信する。
【0029】従って、この場合も、着信先のISDN端
末の表示器等に発信者が登録した発信者番号を表示させ
る発信者番号通知サービスの提供を受けることになる。
例えば、図1の発信ユーザーA側から着信ユーザーB側
への発信において、ユーザーAの端末1であるISDN
電話機の発信者番号「×××−△△△△−○○○○」が
本サービスで着信時に通知されるなら、その番号情報が
そのまま、ユーザーBの端末1であるISDN電話機の
図4のディスプレイ36に表示されることになる。そし
て、このとき、これを見たユーザーBは、発信者番号変
換モードに設定されてあるにもかかわらず、予め登録し
た対応変換番号の形態、例えば2桁ならその2桁による
相手識別番号への形態に変換されずにそのまま発信者番
号が表示されたという状態であるいうことを認識し得る
ので、このことから、当該着信は、変換登録の対象とさ
れていない発信者からのものであることも、その表示を
見るだけで判別することもできることになる。このよう
な区別も直ちに行え、登録対象者のみの着信だけに応答
しようとしている場面のときなら、ユーザーBは、上記
の発信ユーザーAは非対象者であるがゆえにその着信に
応答しないでも済む。従って、その場面では、不所望な
応答はしないでもよくなる。
末の表示器等に発信者が登録した発信者番号を表示させ
る発信者番号通知サービスの提供を受けることになる。
例えば、図1の発信ユーザーA側から着信ユーザーB側
への発信において、ユーザーAの端末1であるISDN
電話機の発信者番号「×××−△△△△−○○○○」が
本サービスで着信時に通知されるなら、その番号情報が
そのまま、ユーザーBの端末1であるISDN電話機の
図4のディスプレイ36に表示されることになる。そし
て、このとき、これを見たユーザーBは、発信者番号変
換モードに設定されてあるにもかかわらず、予め登録し
た対応変換番号の形態、例えば2桁ならその2桁による
相手識別番号への形態に変換されずにそのまま発信者番
号が表示されたという状態であるいうことを認識し得る
ので、このことから、当該着信は、変換登録の対象とさ
れていない発信者からのものであることも、その表示を
見るだけで判別することもできることになる。このよう
な区別も直ちに行え、登録対象者のみの着信だけに応答
しようとしている場面のときなら、ユーザーBは、上記
の発信ユーザーAは非対象者であるがゆえにその着信に
応答しないでも済む。従って、その場面では、不所望な
応答はしないでもよくなる。
【0030】一方、登録されている場合、即ちその着信
時の発信者番号情報が登録されている場合は、コントロ
ーラ54は、発信者番号変換部53及び第2メモリ57
を作動させて、該メモリ57に登録されている、当該発
信者番号対応の所定の変換番号情報を発信者番号変換部
53を通じてISDN回線58に送信し、これにより、
着信先のISDN端末の表示器等には、対応変換番号を
表示させることができる。このようにして、本装置によ
り、着信側のISDN端末の表示器等には、発信者番号
そのままの場合に比し着信ユーザーが理解し易い番号が
表示されることになり、当該着信が予め登録した所望の
発信者からの着信であった場合は、発信者番号を着信ユ
ーザーが理解し易い番号に変換して通知することが可能
で、着信ユーザーは誰からの着信であるかを表示器等よ
り容易に確認することができる。或る特定のユーザーか
らの着信時には、こうして、着信表示等によりそのこと
を即座に確認できる。
時の発信者番号情報が登録されている場合は、コントロ
ーラ54は、発信者番号変換部53及び第2メモリ57
を作動させて、該メモリ57に登録されている、当該発
信者番号対応の所定の変換番号情報を発信者番号変換部
53を通じてISDN回線58に送信し、これにより、
着信先のISDN端末の表示器等には、対応変換番号を
表示させることができる。このようにして、本装置によ
り、着信側のISDN端末の表示器等には、発信者番号
そのままの場合に比し着信ユーザーが理解し易い番号が
表示されることになり、当該着信が予め登録した所望の
発信者からの着信であった場合は、発信者番号を着信ユ
ーザーが理解し易い番号に変換して通知することが可能
で、着信ユーザーは誰からの着信であるかを表示器等よ
り容易に確認することができる。或る特定のユーザーか
らの着信時には、こうして、着信表示等によりそのこと
を即座に確認できる。
【0031】単に発信者番号通知サービスにとどまると
き、発信ユーザーの加入者番号「×××−△△△△−○
○○○」が通知される場合においては、着信ユーザーが
誰からの着信であるかを理解するのに時間がかかるのに
対し、このような問題も解消される。ユーザーによって
は、相手側発信ユーザーが或る特定の所望の発信ユーザ
ーであったなら、即座にその着信に対し応じ、相手と通
話しよう、といった場合、場面もあるところ、このよう
なケースにおいては、上記サービスの下では、即座の判
別はしづらく、誰からの着信であるかについて、着信の
際現に、その情報から認識し、判断し、理解して、所望
の発信者であるのか、あるいはそうではないのかを了
解、確認するのに相応の時間がかかる結果、上記したよ
うなケースに対処し難いが、上記番号変換によれば、た
とえそういったようなケースでさえも対応できる。
き、発信ユーザーの加入者番号「×××−△△△△−○
○○○」が通知される場合においては、着信ユーザーが
誰からの着信であるかを理解するのに時間がかかるのに
対し、このような問題も解消される。ユーザーによって
は、相手側発信ユーザーが或る特定の所望の発信ユーザ
ーであったなら、即座にその着信に対し応じ、相手と通
話しよう、といった場合、場面もあるところ、このよう
なケースにおいては、上記サービスの下では、即座の判
別はしづらく、誰からの着信であるかについて、着信の
際現に、その情報から認識し、判断し、理解して、所望
の発信者であるのか、あるいはそうではないのかを了
解、確認するのに相応の時間がかかる結果、上記したよ
うなケースに対処し難いが、上記番号変換によれば、た
とえそういったようなケースでさえも対応できる。
【0032】図1の発信ユーザーAが登録対象者であ
り、かつ、その発信者番号「×××−△△△△−○○○
○」対応の変換番号情報として、第2メモリ57に、所
定の2桁の相手識別番号「□□」が設定登録されている
場合において、今、その発信ユーザーAからの着信があ
ったときは、着信ユーザーBの端末1であるISDN電
話機のディスプレイ36には、その変換番号「□□」が
表示されることになり、従って、これを見たユーザーB
は、ユーザーAからの着信であることを知ることがで
き、必要なら、直ちに当該着信に対し応答、通話を開始
することもできるのである。この場合、上記の視覚表示
に代えて、またはこれとともに、スピーカ35による音
声表示を行ってもよく、かかる音声による場合でも、例
えば2桁の変換番号「□□」であるから、仮に発信者番
号「×××−△△△△−○○○○」であったなら判断し
にくいものでも、容易に認識し、理解もし易いものとな
る。
り、かつ、その発信者番号「×××−△△△△−○○○
○」対応の変換番号情報として、第2メモリ57に、所
定の2桁の相手識別番号「□□」が設定登録されている
場合において、今、その発信ユーザーAからの着信があ
ったときは、着信ユーザーBの端末1であるISDN電
話機のディスプレイ36には、その変換番号「□□」が
表示されることになり、従って、これを見たユーザーB
は、ユーザーAからの着信であることを知ることがで
き、必要なら、直ちに当該着信に対し応答、通話を開始
することもできるのである。この場合、上記の視覚表示
に代えて、またはこれとともに、スピーカ35による音
声表示を行ってもよく、かかる音声による場合でも、例
えば2桁の変換番号「□□」であるから、仮に発信者番
号「×××−△△△△−○○○○」であったなら判断し
にくいものでも、容易に認識し、理解もし易いものとな
る。
【0033】また、着信時に発信者側からユーザー・ユ
ーザー情報が送信されてくる場合は、その情報を文字情
報等に変換して着信側のISDN回線に送信する構成と
してもよい。本実施例では、そうした機能も具備させて
あり、変換装置は、第2メモリ57に変換番号情報が登
録されていない場合は、発信者側よりユーザー・ユーザ
ー情報が送信されてきたかをチェックし、送信されてき
た場合は、発信者番号変換部53にてその情報を文字情
報等に変換しISDN回線58に送信し、これにより着
信先のISDN端末の表示器等には、文字情報等を表示
させることができる。
ーザー情報が送信されてくる場合は、その情報を文字情
報等に変換して着信側のISDN回線に送信する構成と
してもよい。本実施例では、そうした機能も具備させて
あり、変換装置は、第2メモリ57に変換番号情報が登
録されていない場合は、発信者側よりユーザー・ユーザ
ー情報が送信されてきたかをチェックし、送信されてき
た場合は、発信者番号変換部53にてその情報を文字情
報等に変換しISDN回線58に送信し、これにより着
信先のISDN端末の表示器等には、文字情報等を表示
させることができる。
【0034】こうして、かかる変換態様の場合は、或る
特定の番号からの着信時でユーザー・ユーザー情報が送
られてきた場合は、その情報を文字情報等の所定変換情
報に変換して、ISDN端末に表示させるものであり、
同様にして、発信者番号「×××−△△△△−○○○
○」そのままでなく、発信者番号に代わりに、着信ユー
ザーが理解し易い文字情報等を通知することによって、
着信ユーザーが誰からの着信なのかを容易に理解できる
ようになる。ここで、変換後のその所定の情報は、発信
者番号そのものでなく、かつ相手が識別できるものであ
ればよく、同様に、当該情報に変換して通知できるの
で、誰からの着信であるかを表示器等により容易に確認
することができる。
特定の番号からの着信時でユーザー・ユーザー情報が送
られてきた場合は、その情報を文字情報等の所定変換情
報に変換して、ISDN端末に表示させるものであり、
同様にして、発信者番号「×××−△△△△−○○○
○」そのままでなく、発信者番号に代わりに、着信ユー
ザーが理解し易い文字情報等を通知することによって、
着信ユーザーが誰からの着信なのかを容易に理解できる
ようになる。ここで、変換後のその所定の情報は、発信
者番号そのものでなく、かつ相手が識別できるものであ
ればよく、同様に、当該情報に変換して通知できるの
で、誰からの着信であるかを表示器等により容易に確認
することができる。
【0035】また、以上の説明では、データ設定部59
については、発信者番号変換機能の有効/無効の設定に
使用する例を示したが、データ設定により発信者番号の
変換期間(時間帯等)の登録を可能とし、その期間のみ
番号変換するようにしてもよい。即ち、例えば、データ
設定部59に発信者番号情報を変換する期間を設定する
機能を設け、その設定した期間で、かつ第1メモリ56
に登録されている発信者番号情報での着信に対しての
み、発信者番号を変換するようにすることもできる。
については、発信者番号変換機能の有効/無効の設定に
使用する例を示したが、データ設定により発信者番号の
変換期間(時間帯等)の登録を可能とし、その期間のみ
番号変換するようにしてもよい。即ち、例えば、データ
設定部59に発信者番号情報を変換する期間を設定する
機能を設け、その設定した期間で、かつ第1メモリ56
に登録されている発信者番号情報での着信に対しての
み、発信者番号を変換するようにすることもできる。
【0036】このように、変換部53による発信者番号
変換の期間を設定する期間設定のための手段を設け、そ
の期間設定手段により設定された番号変換期間の着信に
対して、番号変換を行うように構成して、本発明を実施
することもできる。この場合は、該当期間中は、或る特
定のユーザーからの着信時は、着信表示等によりそのこ
とを即座に確認できるようにし、一方また、その期間以
外では発信者番号通知サービスを受けたいといった場合
に効果的で、かかる変換期間に関するデータ設定でこの
変換機能を自動的に無効にするという利用の仕方も可能
となり、より使い勝手が増すものとなる。
変換の期間を設定する期間設定のための手段を設け、そ
の期間設定手段により設定された番号変換期間の着信に
対して、番号変換を行うように構成して、本発明を実施
することもできる。この場合は、該当期間中は、或る特
定のユーザーからの着信時は、着信表示等によりそのこ
とを即座に確認できるようにし、一方また、その期間以
外では発信者番号通知サービスを受けたいといった場合
に効果的で、かかる変換期間に関するデータ設定でこの
変換機能を自動的に無効にするという利用の仕方も可能
となり、より使い勝手が増すものとなる。
【0037】なお、本発明は、上述した実施例に限定さ
れるものではなく、幾多の変形または変更は可能であ
る。例えば、図2のISDN発信者番号変換装置では、
発信者番号の代わりに、発信者番号が理解し易い番号や
該当するときは文字情報等に変換し、これを通知するこ
とにより、着信ユーザーが誰からの着信であるかを容易
に理解することができるようにする例を述べたが、前者
の変換番号の変換・通知の態様だけを実施するようにし
てもよい。また、同様に、その変換装置は、その具体的
構成は、図2のものに限られず、データ設定部はなくて
も実施できる一方、既述したユーザー・ユーザー情報の
変換や、変換機能の有効/無効のためのデータ設定につ
いては、それらの任意の一以上のものを組み合わせて実
施してもよい。
れるものではなく、幾多の変形または変更は可能であ
る。例えば、図2のISDN発信者番号変換装置では、
発信者番号の代わりに、発信者番号が理解し易い番号や
該当するときは文字情報等に変換し、これを通知するこ
とにより、着信ユーザーが誰からの着信であるかを容易
に理解することができるようにする例を述べたが、前者
の変換番号の変換・通知の態様だけを実施するようにし
てもよい。また、同様に、その変換装置は、その具体的
構成は、図2のものに限られず、データ設定部はなくて
も実施できる一方、既述したユーザー・ユーザー情報の
変換や、変換機能の有効/無効のためのデータ設定につ
いては、それらの任意の一以上のものを組み合わせて実
施してもよい。
【0038】また、当該装置をISDNの構内交換機に
組み込むことにより、交換機内の内線着信や通話時に相
手加入者番号を表示させる代わりに、相手内線番号や相
手が識別できる文字情報等を表示させることができるの
で、外線通話と内線通話の識別が容易にできるようにな
る。
組み込むことにより、交換機内の内線着信や通話時に相
手加入者番号を表示させる代わりに、相手内線番号や相
手が識別できる文字情報等を表示させることができるの
で、外線通話と内線通話の識別が容易にできるようにな
る。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、予め登録した所望の発
信者からの着信であった場合は、発信者番号を理解し易
い番号に変換して通知することができ、着信ユーザーが
誰からの着信であるかを表示器等により容易に確認する
ことができる。請求項2の場合は、或る特定の番号から
の着信でユーザー・ユーザー情報が送信されてくる場合
は、その情報を文字情報等に変換して通知することがで
き、これにより、着信側のISDN端末の表示器等に
は、着信ユーザーが理解し易い番号、あるいは該当する
ときはその文字情報等が表示されることとなり、同様に
上記の効果を得ることができる。請求項3のものでは、
モード設定により、発信ユーザーからの発信者番号をそ
のまま通知することも可能とし、或る特定のユーザーか
らの着信時は、上記の如く着信表示等によりそのことを
即座に確認できるようにする一方、発信者番号通知サー
ビスの提供を受けたい場合は、かかるモード設定により
この機能を無効にすることも可能となり、また、請求項
4のものでは、発信者番号の変換期間を設定して、その
期間だけ番号変換することも可能となり、種々の利用形
態にも柔軟に対処でき、使い勝手が良い。
信者からの着信であった場合は、発信者番号を理解し易
い番号に変換して通知することができ、着信ユーザーが
誰からの着信であるかを表示器等により容易に確認する
ことができる。請求項2の場合は、或る特定の番号から
の着信でユーザー・ユーザー情報が送信されてくる場合
は、その情報を文字情報等に変換して通知することがで
き、これにより、着信側のISDN端末の表示器等に
は、着信ユーザーが理解し易い番号、あるいは該当する
ときはその文字情報等が表示されることとなり、同様に
上記の効果を得ることができる。請求項3のものでは、
モード設定により、発信ユーザーからの発信者番号をそ
のまま通知することも可能とし、或る特定のユーザーか
らの着信時は、上記の如く着信表示等によりそのことを
即座に確認できるようにする一方、発信者番号通知サー
ビスの提供を受けたい場合は、かかるモード設定により
この機能を無効にすることも可能となり、また、請求項
4のものでは、発信者番号の変換期間を設定して、その
期間だけ番号変換することも可能となり、種々の利用形
態にも柔軟に対処でき、使い勝手が良い。
【図1】本発明の一実施例が適用されるISDN通信シ
ステムの模式図である。
ステムの模式図である。
【図2】実施例装置の構成を示す図である。
【図3】ISDN端末として適用できるISDN電話機
の一例のブロック構成図である。
の一例のブロック構成図である。
【図4】同じく、そのISDN電話機の外観構成の一例
を示す図である。
を示す図である。
1 ISDN端末(ISDN電話機) 11 データ送受信部 12 通話路 13 通話部 14 中央処理装置 15 入力部 16 記憶部 17 トーン発生部 18 表示部 19 録音/再生部 31 ボタンダイヤル 32 機能ボタン 33 ボタン 34 ハンドセット 35 スピーカ 36 ディスプレイ面 51,58 ISDN回線 52 着信検出回路 53 発信者番号変換部 54 コントローラ 55 検索部 56 メモリ(第1メモリ) 57 メモリ(第1メモリ) 59 データ設定部 100 ISDN網
Claims (4)
- 【請求項1】 着信時に発信者番号情報が送出されるI
SDN回線に接続されるISDN発信者番号変換装置で
あって、 所望の発信者番号を登録する第1の登録手段と、 所定の変換番号情報を登録する第2の登録手段と、 前記着信時に送出される発信者番号情報が前記第1の登
録手段に登録されているか否かを検索する検索手段と、 該手段のよる検索に基づいて、着信時に送出された前記
発信者番号情報が、前記第1の登録手段に登録されてい
るときは、当該着信の発信者番号を前記第2の登録手段
に登録されている所定の変換番号情報に変換して、着信
側のISDN回線に送信する変換手段とを備えることを
特徴とするISDN発信者番号変換装置。 - 【請求項2】 前記第2の登録手段に登録がされていな
い場合でも、着信時に発信者側からユーザー・ユーザー
情報が送信されてくる場合は、その情報を文字情報等の
所定の変換情報に変換して着信側のISDN回線に送信
する変換手段を備えることを特徴とする請求項1記載の
ISDN発信者番号変換装置。 - 【請求項3】 発信者番号変換機能の有効/無効を設定
するモード設定手段を設け、該モード設定手段によりそ
の機能が有効となっているときに、番号変換を行うよう
に構成したことを特徴とする請求項1、または請求項2
記載のISDN発信者番号変換装置。 - 【請求項4】 前記変換手段による発信者番号変換の期
間を設定する期間設定手段を設け、該期間設定手段によ
り設定される番号変換期間の着信に対して、番号変換を
行うように構成したことを特徴とする請求項1、請求項
2、または請求項3記載のISDN発信者番号変換装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6163896A JPH0832690A (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | Isdn発信者番号変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6163896A JPH0832690A (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | Isdn発信者番号変換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0832690A true JPH0832690A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=15782876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6163896A Pending JPH0832690A (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | Isdn発信者番号変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0832690A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010103391A (ko) * | 2000-05-10 | 2001-11-23 | 장기수 | 발신자 아이디 표시 장치 및 데이터 처리 방법 |
KR20010108625A (ko) * | 2000-05-30 | 2001-12-08 | 장기수 | 발신자 아이디 표시 시스템을 위한 한글 처리 방법 및장치 |
WO2012042756A1 (ja) | 2010-09-28 | 2012-04-05 | Necカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社 | データ通信端末、そのコンピュータプログラムおよびデータ処理方法 |
-
1994
- 1994-07-15 JP JP6163896A patent/JPH0832690A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010103391A (ko) * | 2000-05-10 | 2001-11-23 | 장기수 | 발신자 아이디 표시 장치 및 데이터 처리 방법 |
KR20010108625A (ko) * | 2000-05-30 | 2001-12-08 | 장기수 | 발신자 아이디 표시 시스템을 위한 한글 처리 방법 및장치 |
WO2012042756A1 (ja) | 2010-09-28 | 2012-04-05 | Necカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社 | データ通信端末、そのコンピュータプログラムおよびデータ処理方法 |
US8929956B2 (en) | 2010-09-28 | 2015-01-06 | Nec Casio Mobile Communications, Ltd. | Data communication terminal, information storage medium and data processing method therefor |
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