JP2000030164A - 離反警報装置 - Google Patents

離反警報装置

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JP2000030164A
JP2000030164A JP10199072A JP19907298A JP2000030164A JP 2000030164 A JP2000030164 A JP 2000030164A JP 10199072 A JP10199072 A JP 10199072A JP 19907298 A JP19907298 A JP 19907298A JP 2000030164 A JP2000030164 A JP 2000030164A
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alarm sound
reception level
unit
detection signal
alarm
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JP10199072A
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English (en)
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Makoto Sunaba
真 砂場
Koshu Kirita
光修 桐田
Ryuichi Aida
隆一 相田
Masaaki Sakurai
正明 桜井
Mitsuo Nishimura
光夫 西村
Masatoshi Namita
正俊 波多
Daisuke Otohata
大輔 乙幡
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Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 離反警報装置において、親機と子機の間の距
離感を掴めるようにして、置き引きの犯人や迷子等の捜
索を容易にすることにある。 【解決手段】 親機1と子機2により構成され、両者が
共に検知信号送信部と検知信号受信部を有し、両者が一
定の距離以上に離反して検知信号の受信レベルが低下し
たときに、警報音ALを発生し、両者のうちの少なくと
も親機1が、受信レベルの強弱に応じて警報音ALを変
化させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は離反警報装置、特に
親機と子機が一定の距離以上に離反したときに警報を発
して危険を知らせることにより、置き忘れや置き引き等
を防止する離反警報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、置き忘れや置き引き等を防止
するために、例えば図8(A)に示すように、親機10
と子機20から成る離反警報装置が使用されていること
は、よく知られている。
【0003】この場合、親機10と子機20は、いずれ
も送受信機能を備えており、例えば親機10は人間が持
ち、子機20はベンチ30に載せた荷物31の中に入れ
ておく(図8(A))。
【0004】そして、親機10と子機20の電源を入れ
ると、両者から検知信号D1、D2が送信され、両者が
一定の距離L以内に接近している間は(図8(A))、
親機10が、子機20からの検知信号D2を、また子機
20は、親機10からの検知信号D1をそれぞれ受信
し、しかも受信レベルが強いので、警報音ALは鳴らな
い。
【0005】ところが、親機10と子機20が一定の距
離L以上に離反し、検知信号D1、D2の受信レベルが
弱くなると(図8(B))、両者共警報音ALを鳴ら
す。
【0006】これにより、親機10を持った人は、ベン
チ30に荷物31を置き忘れたことが分かり、置き忘れ
が防止される。
【0007】また、他人に荷物31を盗まれたことが分
かり、置き引きが防止される(図8(C))。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、離反
警報装置は、親機10と子機20が一定の距離L以上に
離反し、検知信号D1、D2の受信レベルが弱くなった
ときに、警報を発することにより危険を知らせ、置き忘
れや置き引き等を防止する装置である(図8(B)、
(C)))。
【0009】従って、親機1を持った人は、親機10と
子機20が一定の距離L以上に離反していることは分か
るが、その距離がどの程度かという距離感が掴めない。
【0010】そのため、従来は、例えば置き引きの場合
に、荷物31を持った犯人が(図8(C))近くにいる
のか遠くにいるのかが分からず、犯人の捜索が困難であ
るといった弊害がある。
【0011】また、従来の離反警報装置は、例えば母親
が親機10を、その子供が子機20をそれぞれ携帯する
ことにより、迷子の防止にもなるが、同様の理由によ
り、迷子の捜索も困難となる。
【0012】本発明の目的は、離反警報装置において、
親機と子機の間の距離感を掴めるようにして、置き引き
の犯人や迷子等の捜索を容易にすることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は、図1に示すように、親機1と子機2が共
に検知信号送信部1C、2Cと検知信号受信部1D、2
Dを有するように構成し、親機1と子機2が一定の距離
以上に離反して検知信号の受信レベルが低下したときに
(図2(A))、警報音ALを発生し、両者のうちの少
なくとも親機1が、受信レベルの強弱に応じて警報音A
Lを変化させるようにした(図2(B)、図3)。
【0014】従って、本発明によれば、親機1と子機2
の間の距離感が掴めるようになり、置き引きの犯人や迷
子等の捜索が容易になる(図5、図7)。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態により
添付図面を参照して説明する。図1は本発明の構成を示
す図であり、図示する離反警報装置は、親機1と子機2
により構成されている。
【0016】親機1は、検知信号送信部1Cと、検知信
号受信部1Dと、受信レベル判定部1Eと、警報音発生
部1Fを有する。
【0017】上記検知信号送信部1Cは、所定の周波数
の検知信号D1を搬送波にのせて変調して送信し、該検
知信号D1は、分波器1Bを介してアンテナ1Aから空
中に放射され、後述する子機2により受信される。
【0018】上記検知信号受信部1Dは、子機2から送
られて来た検知信号D2を搬送波から取り出して復調
し、次段の受信レベル判定部1Eを起動する。
【0019】上記受信レベル判定部1Eは、前記検知信
号受信部1Dにより受信された検知信号D2の受信レベ
ルを判定する(図2(A))。
【0020】そして、受信レベル判定部1Eは、判定し
た受信レベルの強弱に応じて(図2(A))警報指令を
発することにより、後述する警報音発生部1Fを制御
し、警報音ALを変化させる(図2(B))。
【0021】上記警報音発生部1Fは、前記受信レベル
判定部1Eからの警報指令により駆動し、スピーカ1G
を介して警報音を鳴らす。
【0022】図2は、本発明による受信レベルと警報音
ALとの関係を示す図である。
【0023】図2において、(A)は、親機1と子機2
の距離Lに対する受信レベルを示し、(B)と(C)
は、この受信レベルに対する警報音ALを示す。
【0024】更に詳細には、図2(B)は、親機1の受
信レベル判定部1E(又は迷子防止に使用される子機2
の受信レベル判定部2E)が判定した受信レベルに対し
(図2(A))、警報音発生部1F(又は警報音発生部
2F)が発生する警報音ALを示す。
【0025】また、図2(C)は、置き引き防止に使用
される子機2のレベル検出部2Jが検出した受信レベル
に対し(図2(A))、警報音発生部2Fが発生する警
報音ALを示す。
【0026】図2(A)において、親機1の受信レベル
判定部1Eが判定した受信レベルがスレシホルドレベル
3(SL3)の場合は、親機1と子機2の距離がL1、
受信レベルがスレシホルドレベル2(SL2)の場合
は、距離がL2、受信レベルがスレシホルドレベル1
(SL1)の場合は、距離がL3である。
【0027】そして、上記受信レベルがSL3より大の
場合は、親機1と子機2の距離がL1以内で(図2
(A))、子機2は、親機1を持った人の近くにある
(図5(A、図7(A))。
【0028】従って、警報音発生部1Fは、無警報(図
2(B))、即ち、警報音ALを発生しない。
【0029】しかし、受信レベルが、SL3以下であっ
てSL2より大の場合は(図2(A)に示す第1範
囲)、親機1と子機2の距離がL1とL2の間であり
(図2(A))、例えば置き引きの場合には犯人が最も
間近にいる(図5(B))。
【0030】従って、警報音発生部1Fは、親機1と子
機2が離れているが最も近いことを表す第1警報音AL
1を発生する(図2(B))。
【0031】例えば、第1警報音AL1は、音色の場合
は、「ピッピッ」(図2(B))という緊迫した感じの
音、音量の場合には、最も大きな音である(図2
(B))。
【0032】また、受信レベルが、SL2以下であって
SL1より大の場合は(図2(A)に示す第2範囲)、
親機1と子機2の距離がL2とL3の間であり(図2
(A))、例えば置き引きの場合には犯人が少し遠い所
にいる(図5(C))。
【0033】従って、警報音発生部1Fは、親機1と子
機2が若干離れていることを表す第2警報音AL2を発
生する(図2(B))。
【0034】例えば、第2警報音AL2は、音色の場合
は、「ピーピー」(図2(B))という少し間延びした
感じの音、音量の場合には、中ぐらいの音である(図2
(B))。
【0035】更に、受信レベルがSL1以下の場合は
(図2(A)に示す第3範囲)、親機1と子機2の距離
がL3以上であり(図2(A))、例えば置き引きの場
合には犯人が最も遠い所にいる(図5(D))。
【0036】従って、警報音発生部1Fは、親機1と子
機2が最も離れていることを表す第3警報音AL3を発
生する。
【0037】例えば、第3警報音AL3は、音色の場合
は、「ピー」(図2(B))という最も間延びした感じ
の音、音量の場合には、最も小さい音である(図2
(B))。
【0038】一方、子機2は、検知信号送信部2Cと、
検知信号受信部2Dと、受信レベル判定部2Eと、警報
音発生部2Fと、切替スイッチ2Hと、レベル検出部2
Jを有する。
【0039】上記検知信号送信部2Cは、所定の周波数
の検知信号D2を搬送波にのせて変調して送信し、該検
知信号D2は、分波器2Bを介してアンテナ2Aから空
中に放射され、親機1により受信される。
【0040】上記検知信号受信部2Dは、親機1から送
られて来た検知信号D1を搬送波から取り出して復調
し、後述する切替スイッチ2Hを介して、レベル検出部
2J、又は受信レベル判定部2Eを起動する。
【0041】上記受信レベル判定部2Eは、前記検知信
号受信部2Dにより受信された検知信号D1の受信レベ
ルを判定する(図2(A))。
【0042】そして、受信レベル判定部2Eは、判定し
た受信レベルの強弱に応じて(図2(A))警報指令を
発することにより、後述する警報音発生部2Fを制御
し、警報音ALを変化させる(図2(B))。
【0043】上記警報音発生部2Fは、レベル検出部2
J、又は受信レベル判定部2Eからの警報指令により駆
動し、スピーカ2Gを介して警報音を鳴らす。
【0044】上記レベル検出部2Jは、検知信号受信部
2Dにより受信された検知信号D1の受信レベルが、ス
レシホルドレベル3(SL3)以下であるか否かを検出
する(図2(A))。
【0045】即ち、子機2が置き引き防止に使用される
場合には(図5)、切替スイッチ2Hにより、予め検知
信号受信部2Dをレベル検出部2Jに接続しておく(図
1)。
【0046】これにより、レベル検出部2Jにより、受
信レベルがSL3以下であることが検出された場合には
(図2(A))、犯人が持っている子機2の警報音発生
部2Fからは常に第1警報音AL1が発生されるように
する(図2(C))。
【0047】このように、親機1と子機2との距離がL
1以上離れた場合には(図2(A)、図5(B))、常
に第1警報音AL1(音色であれば最も緊迫した音であ
る「ピッピッ」、音量であれば最も大きい音(図2
(C)))を発生させることにより犯人がどこに逃げて
も捜索がし易いようになっている(図5(B)、
(C)、(D))。
【0048】しかし、子機2が迷子防止に使用される場
合には(図6)、切替スイッチ2Hにより、予め検知信
号受信部2Dを受信レベル判定部2Eに接続しておく。
【0049】従って、この場合の子機2は、親機1と同
様の動作を行う(図6)。
【0050】このため、子機2を持った迷子の子供は、
例えば第1警報音AL1を聞けば(図7(D))、親機
1を持った母親からは最も遠いが、第2警報音AL2を
聞けば(図7(C))、母親に少し近づいたことが分か
る。
【0051】従って、子機2を持った迷子の子供は、親
機1に常に近づくように行動するので、迷子の捜索がし
易くなる。
【0052】以下、前記構成を備えた本発明の動作を説
明する。
【0053】(1)置き引きの場合の動作。 この場合、例えば、図5(A)に示すように、電車の座
席3に坐っている人が親機1を持ち、子機2は、網棚4
の上の荷物、例えばカバン5の中に入っているとする。
【0054】また、この場合、親機1を持った人は、予
め子機2の切替スイッチ2Hにより、検知信号受信部2
Dをレベル検出部2J側に接続しておき(図1)、親機
1と子機2の電源を入れる。
【0055】(1)−A 親機1の動作(図3)。
【0056】置き引きが発生していない場合は(図5
(A))、親機1と子機2の距離がL1以内である。
【0057】このため、図3のステップ101におい
て、親機1は子機2からの検知信号D2を受信し、ステ
ップ102、103、104において、受信レベルがそ
れぞれSL1、SL2、SL3以下であるか否かを判断
するが、いずれもNOである。
【0058】従って、図3のステップ105に進み、警
報音を停止する。
【0059】即ち、親機1と子機2の距離がL1以内の
場合は、受信レベルがSL3より大であり、警報音AL
は鳴らない(図2(B))。そして、電源を切らない限
り(ステップ106のNO)、ステップ101に戻る。
【0060】ところが、置き引きが発生して犯人がカバ
ン5を持って逃げると(図5(B))、親機1と子機2
の距離が、先ずL1とL2の間に位置するようになる。
【0061】従って、図3のステップ102、103に
おいて、受信レベルがSL1、SL2以下であるか否か
を判断するがいずれもNOであり、ステップ104に進
んで、初めてYESとなり、ステップ109において、
第1警報音AL1を発生し、ステップ101に戻る。
【0062】即ち、受信レベル判定部1Eにより(図
1)判定された受信レベルは、SL3以下であるがSL
2より大であって、図2(A)に示す第1範囲に属し、
その場合の警報音ALは、第1警報音AL1である。
【0063】従って、親機1の警報音発生部1Fは、音
色の場合は、「ピッピッ」(図2(B))という緊迫し
た感じの音、音量の場合には、最も大きな音(図2
(B))を発生する。
【0064】そして、親機1を持った人は、この第1警
報音AL1に気がついて犯人を追っ掛けるが、犯人の逃
げ足が早く、親機1と子機2の距離がL2とL3の間に
位置するようになる(図5(C))。
【0065】従って、図3のステップ101において、
検知信号D2を受信し、ステップ102において、受信
レベルがSL1以下であるか否かを判断してNOとな
り、ステップ103に進み、ここで受信レベルがSL2
以下であると判断してYESとなり、ステップ108に
おいて、第2警報音AL2を発生し、ステップ101に
戻る。
【0066】即ち、受信レベル判定部1Eにより(図
1)判定された受信レベルは、SL2以下であるがSL
1より大であって、図2(A)に示す第2範囲に属し、
その場合の警報音ALは、第2警報音AL2である。
【0067】従って、親機1の警報音発生部1Fは、音
色の場合は、「ピーピー」(図2(B))という少し間
延びした感じの音、音量の場合には、中ぐらいの音(図
2(B))を発生する。
【0068】更に、犯人が早足で逃げると、親機1と子
機2の距離がL3以上になる(図5(C))。
【0069】従って、図3のステップ101において、
検知信号D2を受信し、ステップ102において、受信
レベルがSL1以下であるか否かを判断すると、YES
となり、ステップ107において、第3警報音AL3を
発生し、ステップ101に戻る。
【0070】即ち、受信レベル判定部1Eにより(図
1)判定された受信レベルは、SL1以下であって、図
2(A)に示す第3範囲に属し、その場合の警報音AL
は、第3警報音AL3である。
【0071】従って、親機1の警報音発生部1Fは、音
色の場合は、「ピー」(図2(B))という最も間延び
した感じの音、音量の場合には、最も小さい音(図2
(B))を発生する。
【0072】このようにして、親機1を持った人は、自
分の親機1が発生する警報音AL(図2(B))によ
り、子機2との距離感が掴めるので、犯人が近くにいる
のか、遠くにいるのかが分かる。
【0073】(1)−B 子機2の動作(図4)。 置き引きが発生していない場合は(図5(A))、親機
1と子機2の距離がL1以内である。
【0074】また、この場合、前記したように、子機2
の検知信号受信部2Dは、切替スイッチ2Hにより、レ
ベル検出部2Jに接続されている(図1)。
【0075】従って、図4のステップ201において、
子機2は親機1からの検知信号D1を受信し、ステップ
202において、受信レベルがSL3以下であるか否か
を判断しても、NOであるから、ステップ203に進
み、警報音を停止する。
【0076】即ち、親機1と子機2の距離がL1以内の
場合は、レベル検出部2Jが検出した受信レベルがSL
3より大であり(図2(A))、警報音ALは鳴らず
(図2(C))、電源を切らない限り(ステップ204
のNO)、ステップ201に戻る。
【0077】ところが、置き引きが発生して犯人がカバ
ン5を持って逃げると(図5(B))、親機1と子機2
の距離が、先ずL1とL2の間に位置するようになり、
ステップ201で検知信号D1を受信し、ステップ20
2で受信レベルがSL3以下であると判断してYESと
なり、ステップ206で第1警報音AL1を発生し、ス
テップ101に戻る。
【0078】従って、子機2の警報音発生部2Fは、音
色の場合は、「ピッピッ」(図2(C))という緊迫し
た感じの音、音量の場合には、最も大きな音(図2
(C))を発生する。
【0079】更に、犯人が逃げて、親機1と子機2の距
離がL2とL3の間(図5(C))、L3以上(図5
(D))となっても、レベル検出部2Jが検出する受信
レベルは、SL3以下である。
【0080】従って、図4のステップ201において、
子機2は親機1からの検知信号D1を受信し、ステップ
202において、受信レベルがSL3以下であると判断
してYESとなり、ステップ206で第1警報音AL1
を発生し、ステップ101に戻る。
【0081】即ち、親機1と子機2との距離がL1以上
離れた場合には(図2(A)、図5(B))、その後に
距離が離れても、常に第1警報音AL1(音色であれば
最も緊迫した音である「ピッピッ」、音量であれば最も
大きい音(図2(C)))を発生する。
【0082】このように、親機1が、受信レベルの強弱
に応じて、第1警報音AL1、第2警報音AL2、第3
警報音AL3というように警報音ALを変化させるので
(図3)、子機2との距離感が掴める。
【0083】従って、親機1を持った人は、自分の親機
1からの警報音AL(図2(B)を聞きながら、犯人が
遠い所にいると分かったら(図5(D))、追い詰め
て、近づくことができる(図5(C)や図5(B))。
【0084】しかも、子機2が置き引き防止に使用され
る場合には(図4)、常に最も強い第1警報音AL1を
発生し(図2(C))、周囲に犯人であることを知らせ
ると共に、犯人に親機1との距離感を与えて逃亡の補助
となることを防止する。
【0085】このため、犯人の居場所がよく分かり、置
き引きの犯人の捜索が容易になる。
【0086】(2)迷子の場合の動作。 この場合、例えば、図7(A)に示すように、母親が親
機1を持ち、その子供に子機2を渡しておく。
【0087】そして、この場合、子機2が迷子防止に使
用される場合であるから、切替スイッチ2Hにより、予
め検知信号受信部2Dを受信レベル判定部2E側に接続
しておき、親機1と子機2の電源を入れる。
【0088】(2)−A 親機1の動作(図3)。 親機1の動作は、前記(1)の置き引きの場合と同じで
あり、受信レベル判定部1Eが判定した受信レベルが、
第1範囲、第2範囲、第3範囲に属する場合に(図2
(A))、警報音ALがそれぞれ第1警報音AL1、第
2警報音AL2、第3警報音AL3の順に変化する(図
2(B))。
【0089】従って、親機1を持った母親は、子機2を
持った子供が遠くにいるか、近くにいるかが分かる(図
7)。
【0090】このため、例えば、デパート等で買物に夢
中になっていても(図7(B))、親機1から第1警報
音AL1が聞こえれば(図7(B))、子機2は直ぐ近
くにいることが分かり、捜し易い。
【0091】また、例えば、親機1から聞こえる警報音
ALが、第2警報音AL2(図7(C))や第3警報音
AL3(図7(D))であっで、子供が近くにいない場
合にも、第1警報音AL1が聞こえるように近づくこと
により(図7(B))、早く探すことができる。
【0092】(2)−B 子機2の動作(図6)。 この場合、子機2は、既述したように、切替スイッチ2
Hにより、予め検知信号受信部2Dが受信レベル判定部
2Eに接続されている。
【0093】従って、子機2は、親機1と全く同様の動
作を行う(図2(A)、図2(B)、図6)。
【0094】このため、子機2を持った迷子の子供は、
自分の子機2から発生する警報音AL(図2(B))を
聞けば、親機1を持った母親に最も近いのか(図7
(B))、それより遠いのか(図7(C))、最も遠い
のか(図7(D))が分かる。
【0095】その結果、子機2を持った迷子の子供は、
親機1を持った母親に常に近づくように行動する。
【0096】従って、子供のこのような行動が原因で、
親機1を持った母親は、自分の親機1が発生する警報音
AL(図2(B))を併せて聞けば、一層早く子供に近
づくことができ、迷子の捜索がし易くなる。
【0097】上述した本発明の実施形態において、
(1)と(2)の動作を終了する場合には、図3のステ
ップ106、図4のステップ204、図6のステップ3
06において電源を切る(YES)。
【0098】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、離反
警報装置を、親機と子機が一定の距離以上に離反して検
知信号の受信レベルが低下したときに、警報音を発生
し、両者のうちの少なくとも親機が、受信レベルの強弱
に応じて警報音を変化させるように構成したことによ
り、親機と子機の間の距離感が掴めるようになったの
で、置き引きの犯人や迷子等の捜索が容易になるという
効果を奏することとなった。
【0099】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示す図である。
【図2】本発明による受信レベルと警報音の関係を示す
図である。
【図3】本発明を構成する親機1の動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図4】本発明を構成する子機2が置き引き防止に使用
される場合の動作を説明するフローチャートである。
【図5】置き引きの場合の親機1と子機2の位置関係を
示す図である。
【図6】本発明を構成する子機2が迷子防止に使用され
る場合の動作を説明するフローチャートである。
【図7】迷子の場合の親機1と子機2の位置関係を示す
図である。
【図8】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1 親機 2 子機 1A、2A アンテナ 1B、2B 分波器 1C、2C 検知信号送信部 1D、2D 検知信号受信部 1E、2E 受信レベル判定部 1F、2F 警報音発生部 1G、2G スピーカ 2H 切替スイッチ 2J レベル検出部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年7月25日(1998.7.2
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 相田 隆一 東京都千代田区丸の内3丁目3番1号 日 本信号株式会社内 (72)発明者 桜井 正明 東京都千代田区丸の内3丁目3番1号 日 本信号株式会社内 (72)発明者 西村 光夫 東京都千代田区丸の内3丁目3番1号 日 本信号株式会社内 (72)発明者 波多 正俊 東京都千代田区丸の内3丁目3番1号 日 本信号株式会社内 (72)発明者 乙幡 大輔 東京都千代田区丸の内3丁目3番1号 日 本信号株式会社内 Fターム(参考) 5C084 AA02 AA03 AA09 AA13 BB32 CC16 CC17 DD04 DD05 DD07 EE01 EE02 EE06 FF02 GG07 GG09 GG12 GG18 GG54 HH01 5C086 AA21 AA22 AA46 AA55 BA11 BA13 CA06 CB27 DA19 DA25 DA28 DA29 EA11 EA19 EA25 EA40 EA43 FA03 GA09 5C087 AA01 AA03 AA35 AA44 BB18 BB20 DD03 DD05 DD11 DD49 EE05 FF01 FF02 FF16 FF17 GG01 GG07 GG08 GG09 GG10 GG13 GG21 GG31 GG61 GG66 GG79 GG83

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親機と子機により構成され、両者が共に
    検知信号送信部と検知信号受信部を有し、 両者が一定の距離以上に離反して検知信号の受信レベル
    が低下したときに、警報音を発生し、 両者のうちの少なくとも親機が、受信レベルの強弱に応
    じて警報音を変化させることを特徴とする離反警報装
    置。
  2. 【請求項2】 上記受信レベルが、スレシホルドレベル
    で3と2の間、2と1の間、1以下の場合に、警報音が
    それぞれ第1警報音、第2警報音、第3警報音の順に変
    化する請求項1記載の離反警報装置。
  3. 【請求項3】 上記子機が置き引き防止に使用され、該
    子機の受信レベルが、スレシホルドレベルで3以下の場
    合に、警報音が常に第1警報音である請求項2記載の離
    反警報装置。
  4. 【請求項4】 上記子機が迷子防止に使用され、該子機
    の受信レベルが、スレシホルドレベルで3と2の間、2
    と1の間、1以下の場合に、警報音がそれぞれ第1警報
    音、第2警報音、第3警報音の順に変化する請求項2記
    載の離反警報装置。
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