JPH09182198A - 音場報知装置 - Google Patents

音場報知装置

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JPH09182198A
JPH09182198A JP7336260A JP33626095A JPH09182198A JP H09182198 A JPH09182198 A JP H09182198A JP 7336260 A JP7336260 A JP 7336260A JP 33626095 A JP33626095 A JP 33626095A JP H09182198 A JPH09182198 A JP H09182198A
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JP
Japan
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sound field
listening position
difference
listener
distances
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JP7336260A
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English (en)
Inventor
Katsunori Shirosako
勝則 城迫
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】立体音場において聴取者の最適聴取位置を報知
する音場報知装置を提供する。 【解決手段】聴取者の聴取位置11a,11b,11c
より左右のスピーカ5L,5Rに設けた位置センサー6
L,6Rに向けてリモコン等の信号発生器10より超音
波信号を発信し、両位置センサー6L,6Rで受信した
信号の時間差より、聴取位置11a,11b,11cか
ら左右のスピーカ5L,5Rまでの距離をマイクロコン
トローラ7で求め、この両距離の差より聴取位置11
a,11b,11cがスイートスポット12上の位置に
あるか、その左側或いは右側に、ずれているかを表示装
置9を構成するLED20,22,24等で報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、立体音場再生を行
う音響機器や映像機器等に用いる音場報知装置に係り、
聴取者の聴取位置が最適な音場の位置かどうかを報知す
る音場報知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の立体音場再生機器においては、図
2に示すように左右のスピーカのほぼ中央(図では11
bの位置)で聞くことで最適な立体音場を得ることが出
来た。また、中央より少し左右に離れた場所11a、1
1cであっても、リースによってはある程度立体音で聞
くことが出来るが、別のリースではほとんど立体音の効
果が得られないことがあるため、左右のスピーカのほぼ
中央で聞くようにするのが望ましい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術におい
ては、聴取者にとって聴取位置が最適位置であるかどう
か判断がつかない場合が多くあり、聴取位置を試行錯誤
で定め、最適位置を曖昧なまま、自分で判断しなければ
ならないという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の問題を
解決するため、立体音場を作成する少なくとも第1及び
第2の音源を備えた立体音場作成手段と、聴取者の聴取
位置から上記第1及び第2の音源までの超音波信号の到
達時間差を計測する計測手段と、該計測手段で計測した
上記聴取位置から第1及び第2の音源までの超音波信号
の到達時間差に基づき、最適聴取位置であるか否かを判
断してこれを報知する報知手段を設けた構成にする。
【0005】したがって、立体音場作成手段により、作
成された立体音場の中で、聴取位置より第1及び第2の
音源までの距離の差を計測手段で計測すると、この測定
値より、第1及び第2の音源までの距離が実質的に等し
い最適聴取位置からのずれを求めることができ、このず
れを報知手段で報知すると、聴取者は、この報知手段の
報知情報に基づき、最適聴取位置での聴取ができるよう
になる。
【0006】また、上記報知手段として、第1、第2及
び第3の表示手段を設け、上記計測手段により求めた上
記到達時間差より、最適聴取位置からのずれが実質的に
ない場合は、上記第1の表示手段を作動させ、最適聴取
位置より一方の側にずれていると判断される場合は上記
第2の表示手段を作動させ、最適聴取位置より他方の側
にずれていると判断される場合は上記第3の表示手段を
作動させる表示制御手段を設けた構成にする。
【0007】このように構成すると、計測手段により計
測した聴取者の位置から第1及び第2の音源までの距離
の差に基づき、最適聴取位置からのずれを求めることが
でき、このずれに応じて表示制御手段を作動させ、最適
聴取位置からのずれが実質的にない場合は、第1の表示
手段を、また最適聴取位置より一方の側(例えば左)に
ずれている場合は第2の表示手段を、更に最適聴取位置
より他方の側(例えば右)にずれている場合は第3の表
示手段を点灯させることができる。従って、聴取者は、
点灯する表示手段を確認することによって、最適聴取位
置で聴取しているか左右のいずれかにずれているかを認
識することができ、最適聴取位置での聴取ができるよう
になる。
【0008】また、立体音場を作成する少なくとも第1
及び第2の音源を備えた立体音場作成手段と、聴取位置
から上記第1及び第2の音源までの距離を計測する計測
手段と、該計測手段により計測した上記聴取位置から第
1及び第2の音源までの両距離より、該両距離の差を求
め、上記両距離に対する上記両距離の差の値の割合が、
予め定めた立体音場有効果域に相当する範囲にあるか否
かを判断する演算手段と、上記の差が実質的にない場合
は第1の報知手段を作動させ、上記演算手段により聴取
位置が立体音場有効果域内にあると判断された場合は、
第2の報知手段を作動させる報知制御手段を設けた構成
にする。
【0009】このように構成すると、計測手段により聴
取位置から第1及び第2の音源までの距離が計測され、
演算手段によって上記計測手段で計測された両距離の差
を算出する演算手段は、更に上記両距離に対する上記両
距離の差の値の割合を求め、この割合が予め定めた立体
音場有効果域に相当する範囲にあるかを判断する。
【0010】そして、上記割合が実質的に1で上記両距
離の差がない場合は、第1の報知手段が作動し、上記割
合が立体音場有効果域に相当する範囲にあれば第2の報
知手段が作動する。従って、聴取者は、第1及び第2の
報知手段の作動状態を確認することによって、自己の聴
取位置が最適聴取位置であるか、立体音の効果が認めら
れる範囲であるか、又、いずれの範囲でもないかを認識
することができ、最適聴取位置での聴取ができるように
なる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
と共に詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態の
ブロックダイアグラムである。図1において、1はC
D、ラジオ等のリースであり、選択された信号が出力さ
れている。この信号は次の立体音場作成装置2に入力さ
れ、立体音場となるように左右の信号が加工されて出力
する。この左右の信号は音量ボリューム3で信号レベル
が可変されてパワーアンプ4L,4Rを介し、音源を構
成するスピーカ5L,5Rより音となって聴取者に立体
音場を提供する。上記の立体音場作成装置2を立体音場
モードにするか通常モードにするかは、マイクロコント
ローラ7で制御される。そして、このマイクロコントロ
ーラ7は操作キー8により立体音場のオン/オフをコン
トロールすることができる。
【0012】6L,6Rは、それぞれ音源を構成する左
右のスピーカ5L,5R或いはその近傍に設けられた位
置センサーであり、この位置センサー6L,6Rは、聴
取者が聴取位置で操作するリモコン等の信号発生器10
からの赤外線或いは超音波等の信号を受信し、その受信
信号を上記のマイクロコントローラ7に供給する。マイ
クロコントローラ7は、内部に演算回路を備えており、
上記信号発生器10から各位置センサー6L,6Rに向
けて照射された信号の到達時間差を検出し、信号発生器
10と各位置センサー6L,6R間の距離の差を検出す
る。
【0013】この距離の差がゼロであれば、聴取位置と
両音源6L,6Rとの距離が等しいことになり、聴取者
は、両音源5L,5Rの垂直2等分線上のいわゆるスイ
ートスポット12上に位置していることになる。また、
上記の距離の差がプラスであれば、上記スイートスポッ
ト12の一方の側(例えば左側)に、またマイナスであ
れば、上記スイートスポット12の他方の側(例えば右
側)に聴取位置が存在していることになる。従って、上
記演算回路の出力を表示装置に表示することによって聴
取者にその時の聴取位置を知らせることができる。
【0014】次に、具体的な表示方法を説明する。図3
は表示装置9としてLEDを3個使った場合のものであ
る。聴取者の聴取位置から左右のスピーカ5L,5Rま
での距離の差の計測は、図1の信号発生器10として超
音波リモコンを用い、このリモコンより、照射される超
音波を、左右の音源5L,5R或いはその近傍に設けた
位置センサー6L,6Rで検出することによって行う
が、その原理を簡単に説明する。
【0015】信号発生器10として、リモコン送信機を
用い、このリモコン送信機に超音波発信器を備え、聴取
者がリモコンの特定のキーを押すと、超音波信号を発信
し、左右のスピーカに取り付けられた超音波受信機の信
号センサー6L及び6Rに入力される。この2つの超音
波受信機で受信される両受信信号の到達時間差からリモ
コン送信機の位置、即ち聴取者の位置が判る。即ち、両
受信信号の到達時間差をT6L−T6Rとすると、この
時間差T6L−T6Rが0であれば、聴取位置は両スピ
ーカの位置の垂直2等分線上のスイートスポット12上
にあり、到達時間差T6L−T6Rが正であれば、聴取
位置は、上記スイートスポット12の左寄りとなり、負
であれば右寄りであることが判る。
【0016】一方、操作キー8をアース側に倒し、オン
にすると、マイクロコントローラ7は、立体音場作成装
置2をオンにして立体音場状態になる。また、上記操作
キー8をオープン側に倒し、オフにすると、マイクロコ
ントローラ7は立体音場作成装置2をオフにして通常モ
ードになる。今、上記操作キー8をオンにし、立体音場
状態にすると、表示装置9を構成する第1のLED22
がオンになり点灯する。
【0017】この立体音場がオン状態のとき、上記リモ
コン送信機の特定のキーを押圧すると、超音波信号が発
信され、上記左右のスピーカに取り付けられた位置セン
サー6L,6Rで受信される。この両位置センサー6
L,6Rで受信される両受信信号の時間差は、マイクロ
コントローラ7に設けた演算回路で求められ、これによ
って上記のように聴取位置を判別することができる。
【0018】上記時間差が0であれば聴取位置が両スピ
ーカの5L,5Rの位置の垂直2等分線上のスイートス
ポット12の位置にあるとしてマイクロコントローラ7
に設けた表示制御装置により表示装置9を構成する第1
のLED22を点灯状態から点滅状態にする。上記時間
差が正の場合は、聴取位置が中央より左寄りであるので
第2のLED20を、また負の場合は聴取位置が中央よ
り右寄りであるので第3のLED24をそれぞれオンし
て点滅状態にする。
【0019】このような表示を行わせることにより、聴
取者はリモコン送信機を操作するだけでその時の聴取位
置が左右のスピーカに対し、どのような関係の位置に移
動できるか、又どのように移動すれば最適の立体音場を
楽しむ位置に移動できるかを報知することができる。
【0020】上記のマイクロコントローラ7による動作
をフローチャートに表すと図4のようになる。ステップ
S30でスタートすると、まず操作キー8がオンかオフ
か即ち立体モードかどうかをステップS31で判定し、
“NO”の場合はステップS32で第1のLED22を
消灯して、ステップS44のエンドで終了する。一方ス
テップS31で“YES”の場合はステップS33で、
まず第1のLED22を点灯する。
【0021】次にリモコンの超音波信号があるかどうか
を検査し、該信号が無ければ、ステップS44のエンド
で終了する。ステップS34で超音波信号が検出される
と、ステップS35で位置計算を行い、ステップS36
で時間差が0かどうか即ちセンターかどうか判定し、
“NO”の場合は、次のステップS38へ、また“YE
S”の場合はステップS37で第1のLED22(セン
ターLED)を点滅する。
【0022】ステップS38では、時間差が負かどうか
即ち右ズレかどうかを判定し、“NO”の場合は、次の
ステップS40へ、また、“YES”の場合はステップ
S39で第2のLED24(右LED)を点滅させ、ス
テップS40では、時間差が正かどうか即ち左ズレかど
うかを判定し、“NO”の場合は、何もせず、ステップ
S44のエンドで終了し、“YES”の場合は、ステッ
プS41で第3のLED20(左LED)を点滅させ
る。
【0023】上記ステップS37、S39及びS41で
点滅する第1、第2及び第3のLED22、20、24
は、次のステップS42で聴取者が認識し易いように、
それぞれ10秒程度の遅延タイマーを動作させ表示を持
続させる。ステップS42で遅延タイマーによりLED
の表示を一定時間持続させた後は、ステップS43で第
1のLED22を点滅状態から点灯状態にし、第2及び
第3のLED20、24は消灯して、ステップS44の
エンドで終了する。
【0024】上記の実施例は、聴取者の位置を3個のL
EDを用いて表示するものであるが、2個のLEDでも
表示させることができる。この場合は、第1のLEDを
立体音場モードで点灯させ、聴取者がスイートスポット
12の位置では点滅させるようにし、スイートスポット
12上以外の位置では第2のLEDを上記第1のLED
と点滅の速度を変えて点滅表示させるようにする。
【0025】また、1個のLEDで聴取者の位置確認を
行わせるには、立体音場モードで点灯状態にし、聴取者
位置がスイートスポット12上の位置及びその近傍のと
き、点滅状態になるようにする。このように、使用する
LEDの個数及び点灯方法は適宜選択することができ
る。
【0026】また、表示方法については、上記の聴取者
位置の状態表示とは異なる方法として、聴取者が移動す
る方向を表示するようにしてもよい。聴取者が右に位置
している場合は、左側の第2のLED20を点滅し、聴
取者が左に位置している場合は、右側の第3のLED2
4を点滅して、聴取者に移動方向を知らせるようにする
こともできる。
【0027】次に、聴取者と左右のスピーカ間の距離よ
り聴取者位置を検出して、その位置がスイートスポット
12上の位置か、スイートスポット12上の位置からは
外れているか、立体音場有効果域か、それとも立体音場
無効果域かを各場合に分けて表示する実施例を説明す
る。聴取者から左右のスピーカまでの距離は、特願平5
−231468号公報にも開示されているようにして、
測定することができる。
【0028】即ち図1に示す信号発生器10となるリモ
コンに超音波信号と同時に、赤外線信号を発信する発信
器を設け、左右のスピーカ5L,5R側に設けた位置セ
ンサー6L,6Rで上記超音波信号を検出すると共に、
上記スピーカ5L,5R或いは音響装置本体14に設け
た赤外線センサー13で上記赤外線信号を検出して、マ
イクロコントローラ7により上記赤外線信号を検出して
から上記位置センサー6L,6Rで超音波信号を検出す
るまでの時間を計測し、この時間より聴取者と左右のス
ピーカ5L,5R間の距離を算出する。
【0029】立体音場は、左右のスピーカ5L,5Rか
らの音圧と位相差によって擬似的に作ることが可能であ
り、経験的に左右のスピーカの音圧の差は3db以内に
することが望ましいことから、聴取者と左右のスピーカ
間の距離の比を求めると 10(3db/20)/2=1.19 となる。即ち、聴取者と左右のスピーカ間の距離の差は
約±20%以内が望ましいことが判る。
【0030】そこで、上記の方法により求めた聴取者と
左右のスピーカ間の距離の差が0であればスイートスポ
ット12上の位置であるとして第1のLED22を点滅
させる。また、聴取者から右のスピーカ5Rまでの距離
が左のスピーカ5Lまでの距離より20%以内の範囲で
短ければ、その時に聴取者がいるスイートスポット12
の位置より右側の位置は、立体音場有効果域であるとし
て第2のLED20を点滅表示させる。
【0031】更に、聴取者から左のスピーカ5Lまでの
距離が右のスピーカ5Rまでの距離より20%以内の範
囲で短ければ、その時の聴取者のいるスイートスポット
12の位置より左側の位置は立体音場有効果域であると
して、第3のLED24を点滅表示させる。聴取者から
左右のスピーカ5L,5Rまでの距離の差が20%以上
であると、聴取者のいる位置は立体音場有効果域以外の
領域であるとして、いずれのLEDも点滅表示させない
ようにする。
【0032】この実施例では、左右のスピーカ5L,5
Rまでの距離の差が20%以内を立体音場有効果域とし
ているが、この数値は厳密な意味を持つものではなく、
立体音場として利用できる実質的な範囲を示すものにす
ぎない。また、この実施例においても、先の実施例と同
様にLEDの数を1個或いは2個とした表示方法を用い
ることができるのは勿論である。更に、また左右の信号
に適宜遅延処理等の信号処理を施すことにより、スイー
トスポット12の位置及び立体音場有効果域をずらせた
場合も同様にして実施することができる。
【0033】
【発明の効果】本発明は以上のような構成であるので、
スイートスポットのある立体音場において、音響装置の
設置されている環境や聴取者の耳の感度の違い等によ
り、スイートスポット位置が不明瞭な場合でも聴取者に
最適聴取位置或いは最適聴取位置からのずれを簡単な構
成で、確実に伝えることができ、いつでも誰もが、いか
なる場所においても最適な位置で立体音場を楽しむ装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の主要な構成を示すブロック
図である。
【図2】本発明の動作説明に用いる聴取者とスピーカの
位置関係図である。
【図3】本発明の一実施例の表示回路図である。
【図4】本発明の一実施例のフローチャートである。
【符号の説明】
1 音源 2 立体音場作成装置 5L スピーカ 5R スピーカ 6L 位置センサー 6R 位置センサー 7 マイクロコントローラ 8 立体音場キー 9 表示装置 10 信号発生器 12 スイートスポット位置 13 赤外線センサー 14 音響装置本体 20 LED 22 LED 24 LED
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G10K 15/00 M

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】立体音場を作成する少なくとも第1及び第
    2の音源を備えた立体音場作成手段と、聴取者の聴取位
    置から上記第1及び第2の音源までの超音波信号の到達
    時間差を計測する計測手段と、該計測手段で計測した上
    記聴取位置から第1及び第2の音源までの超音波信号の
    到達時間差に基づき、最適聴取位置であるか否かを判断
    して、これを報知する報知手段を設けたことを特徴とす
    る音場報知装置。
  2. 【請求項2】上記報知手段として、第1、第2及び第3
    の表示手段を設け、上記計測手段により求めた上記到達
    時間差より最適聴取位置からのずれが実質的にない場合
    は上記第1の表示手段を作動させ、最適聴取位置より一
    方の側にずれていると判断される場合は上記第2の表示
    手段を動作させ、最適聴取位置より他方の側にずれてい
    ると判断される場合は上記第3の表示手段を作動させる
    表示制御手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の
    音場報知装置。
  3. 【請求項3】立体音場を作成する少なくとも第1及び第
    2の音源を備えた立体音場作成手段と、聴取位置から上
    記第1及び第2の音源までの距離を計測する計測手段
    と、該計測手段により計測した上記聴取位置から第1及
    び第2の音源までの両距離より、該両距離の差を求め、
    上記両距離に対する上記両距離の差の値の割合が予め定
    めた立体音場有効果域に相当する範囲にあるか否かを判
    断する演算手段と、上記の差が実質的にない場合は第1
    の報知手段を作動させ、上記演算手段により聴取位置が
    立体音場有効果域内にあると判断された場合は第2の報
    知手段を作動させる報知制御手段を設けたことを特徴と
    する音場報知装置。
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