JPH06133390A - 音質制御回路 - Google Patents
音質制御回路Info
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- JPH06133390A JPH06133390A JP30757792A JP30757792A JPH06133390A JP H06133390 A JPH06133390 A JP H06133390A JP 30757792 A JP30757792 A JP 30757792A JP 30757792 A JP30757792 A JP 30757792A JP H06133390 A JPH06133390 A JP H06133390A
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- JP
- Japan
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- transmitter
- circuit
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- operated
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- Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
- Stereophonic System (AREA)
- Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
- Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 リスニング位置を変更しても再生音の音質が
自動的に補正される音質制御回路を提供する。 【構成】 赤外線リモコンの送信機であって、複数の操
作キー61のうちの所定の操作キー61Pを操作したと
きには、この操作された操作キー61Pに対応する内容
の赤外線光IRを出力するとともに、超音波USも出力する
ようにされたリモコンの送信機60を使用する。赤外線
光IRの受光素子31の出力信号SIRにしたがって、オー
ディオ信号系10L、10Rの特性を送信機60のキー
操作に対応した特性に変更する。所定の操作キー61P
が操作されて送信機60から赤外線光IRと超音波USとが
出力されたときには、受光素子31の出力信号SIRと、
超音波USを受信するマイクロフォン41の出力信号SUS
との時間差に基づいて、送信機60との距離を求める。
この求めた距離にしたがって、オーディオ信号系10
L、10Rの特性を変更して再生音の音質を変更する。
自動的に補正される音質制御回路を提供する。 【構成】 赤外線リモコンの送信機であって、複数の操
作キー61のうちの所定の操作キー61Pを操作したと
きには、この操作された操作キー61Pに対応する内容
の赤外線光IRを出力するとともに、超音波USも出力する
ようにされたリモコンの送信機60を使用する。赤外線
光IRの受光素子31の出力信号SIRにしたがって、オー
ディオ信号系10L、10Rの特性を送信機60のキー
操作に対応した特性に変更する。所定の操作キー61P
が操作されて送信機60から赤外線光IRと超音波USとが
出力されたときには、受光素子31の出力信号SIRと、
超音波USを受信するマイクロフォン41の出力信号SUS
との時間差に基づいて、送信機60との距離を求める。
この求めた距離にしたがって、オーディオ信号系10
L、10Rの特性を変更して再生音の音質を変更する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、AV機器などの音質
制御回路に関する。
制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】オーディオ装置、例えばラジカセとし
て、音量以外に、グラフィックイコライザ処理、残響処
理、サラウンド処理など音質について各種の調整のでき
るものがある。また、音量の調整時には、ラウドネス特
性が変化するようにしているものもある。さらに、リス
ナが、ホール、ライブハウス、ディスコなどの臨場感を
選択できるようにしたものもある。
て、音量以外に、グラフィックイコライザ処理、残響処
理、サラウンド処理など音質について各種の調整のでき
るものがある。また、音量の調整時には、ラウドネス特
性が変化するようにしているものもある。さらに、リス
ナが、ホール、ライブハウス、ディスコなどの臨場感を
選択できるようにしたものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、一般に、ス
ピーカから離れるにしたがって、スピーカからの直接
音、壁などによる反射音、左右の再生音のクロストーク
量などが変化するので、再生音の明瞭度が低下したり、
広がり感が損なわれたりしてしまう。
ピーカから離れるにしたがって、スピーカからの直接
音、壁などによる反射音、左右の再生音のクロストーク
量などが変化するので、再生音の明瞭度が低下したり、
広がり感が損なわれたりしてしまう。
【0004】このため、ラジカセを好みの音質に調整し
ても、リスニングポジションを変えると、リスナに実際
に聞こえる再生音は、調整不足あるいは調整過多な音と
なってしまう。
ても、リスニングポジションを変えると、リスナに実際
に聞こえる再生音は、調整不足あるいは調整過多な音と
なってしまう。
【0005】この発明は、このような問題点を解決しよ
うとするものである。
うとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】ここで、オーディオ装置
をリモコンする場合について考えると、そのリモコンの
送信機はリスナが手に持って操作するのが普通であるか
ら、リモコンの送信機とオーディオ装置との距離は、リ
スナとオーディオ装置との距離にほぼ等しい。
をリモコンする場合について考えると、そのリモコンの
送信機はリスナが手に持って操作するのが普通であるか
ら、リモコンの送信機とオーディオ装置との距離は、リ
スナとオーディオ装置との距離にほぼ等しい。
【0007】この発明は、このような点に着目し、リモ
コンの送信機を使用してリスナの位置、すなわち、オー
ディオ装置からリスナまでの距離を、オーディオ装置に
認識させ、オーディオ装置は、その認識したリスナまで
距離にしたがって再生音の音質を補正ないし変更するよ
うにしたものである。
コンの送信機を使用してリスナの位置、すなわち、オー
ディオ装置からリスナまでの距離を、オーディオ装置に
認識させ、オーディオ装置は、その認識したリスナまで
距離にしたがって再生音の音質を補正ないし変更するよ
うにしたものである。
【0008】すなわち、各部の参照符号を後述の実施例
に対応させると、複数の操作キ61ーのうちの任意の操
作キーを操作したとき、その操作された操作キーに対応
する内容の赤外線光IRを出力し、複数の操作キー61の
うちの所定の操作キー61Pを操作したときには、この
操作された操作キー61Pに対応する内容の赤外線光IR
を出力するとともに、超音波USも出力するようにされた
リモコンの送信機60が組み合わされて使用され、ステ
レオのオーディオ信号系10L、10Rと、赤外線光IR
及び超音波USを受信する受光素子31及びマイクロフォ
ン41と、受光素子31の出力信号SIRにしたがって、
オーディオ信号系10L、10Rの特性を送信機60の
キー操作に対応した特性に変更する回路21と、所定の
操作キー61Pが操作されて送信機60から赤外線光IR
と超音波USとが出力されたときには、受光素子31の出
力信号SIRと、マイクロフォン41の出力信号SUSとの
時間差に基づいて、送信機60との距離を求める回路2
1とを設け、求めた距離にしたがって、オーディオ信号
系10L、10Rの特性を変更して再生音の音質を変更
するようにしたものである。
に対応させると、複数の操作キ61ーのうちの任意の操
作キーを操作したとき、その操作された操作キーに対応
する内容の赤外線光IRを出力し、複数の操作キー61の
うちの所定の操作キー61Pを操作したときには、この
操作された操作キー61Pに対応する内容の赤外線光IR
を出力するとともに、超音波USも出力するようにされた
リモコンの送信機60が組み合わされて使用され、ステ
レオのオーディオ信号系10L、10Rと、赤外線光IR
及び超音波USを受信する受光素子31及びマイクロフォ
ン41と、受光素子31の出力信号SIRにしたがって、
オーディオ信号系10L、10Rの特性を送信機60の
キー操作に対応した特性に変更する回路21と、所定の
操作キー61Pが操作されて送信機60から赤外線光IR
と超音波USとが出力されたときには、受光素子31の出
力信号SIRと、マイクロフォン41の出力信号SUSとの
時間差に基づいて、送信機60との距離を求める回路2
1とを設け、求めた距離にしたがって、オーディオ信号
系10L、10Rの特性を変更して再生音の音質を変更
するようにしたものである。
【0009】
【作用】送信機60からの赤外線光IRと、超音波USとを
受信した時間差からリスナとの距離が算出され、この算
出した距離にしたがって、オーディオ信号系10L、1
0Rの特性が補正ないし変更される。
受信した時間差からリスナとの距離が算出され、この算
出した距離にしたがって、オーディオ信号系10L、1
0Rの特性が補正ないし変更される。
【0010】
【実施例】図1に示す例においては、リスナがオーディ
オ装置から1、2、3、4、5mのいずれかの距離にい
るものとして、その再生音の補正を行う場合である。
オ装置から1、2、3、4、5mのいずれかの距離にい
るものとして、その再生音の補正を行う場合である。
【0011】すなわち、図1において、10は例えばラ
ジカセのようなオーディオ装置を示し、60はそのリモ
コン用の送信機を示す。そして、オーディオ装置10に
おいて、10L、10Rは左及び右チャンネルのオーデ
ィオ信号系を示す。なお、これら信号系10L、10R
は等しい構成とされているので、以下においては、右チ
ャンネルの信号系10Rの図示及び説明を省略する。
ジカセのようなオーディオ装置を示し、60はそのリモ
コン用の送信機を示す。そして、オーディオ装置10に
おいて、10L、10Rは左及び右チャンネルのオーデ
ィオ信号系を示す。なお、これら信号系10L、10R
は等しい構成とされているので、以下においては、右チ
ャンネルの信号系10Rの図示及び説明を省略する。
【0012】さらに、オーディオ装置10において、1
1はCDプレーヤ、カセットデッキ、放送の受信回路な
どの内蔵のオーディオ信号源で、この信号源11から
は、ステレオの左及び右チャンネルのオーディオ信号
L、Rが取り出される。また、14は主として臨場感を
得るためのDSP、15はグラフィックイコライザ回
路、16は音量調整用の可変アッテネータ回路、18
L、18Rは左及び右チャンネルのスピーカを示す。な
お、回路14〜16の詳細は後述するが、いずれも1チ
ップIC化されているものである。
1はCDプレーヤ、カセットデッキ、放送の受信回路な
どの内蔵のオーディオ信号源で、この信号源11から
は、ステレオの左及び右チャンネルのオーディオ信号
L、Rが取り出される。また、14は主として臨場感を
得るためのDSP、15はグラフィックイコライザ回
路、16は音量調整用の可変アッテネータ回路、18
L、18Rは左及び右チャンネルのスピーカを示す。な
お、回路14〜16の詳細は後述するが、いずれも1チ
ップIC化されているものである。
【0013】そして、信号源11からの信号Lが、加算
回路12に供給されるとともに、信号源11からの信号
L、Rが加算回路13に供給されて加算信号(L+R)
が取り出され、この加算信号(L+R)が、DSP14
に供給されて臨場感の効果信号ΔL、ΔRが形成され、
その信号ΔLが加算回路12に供給され、加算回路12
からは、臨場感の演出された左チャンネルのオーディオ
信号L12が取り出される。
回路12に供給されるとともに、信号源11からの信号
L、Rが加算回路13に供給されて加算信号(L+R)
が取り出され、この加算信号(L+R)が、DSP14
に供給されて臨場感の効果信号ΔL、ΔRが形成され、
その信号ΔLが加算回路12に供給され、加算回路12
からは、臨場感の演出された左チャンネルのオーディオ
信号L12が取り出される。
【0014】そして、この信号L12が、グラフィックイ
コライザ回路13に供給され、イコライザ回路13から
は信号L12の周波数特性の変更された左チャンネルのオ
ーディオ信号L15が取り出され、この信号L15が、可変
アッテネータ回路16及びパワーアンプ17を通じて左
チャンネルのスピーカ18Lに供給される。
コライザ回路13に供給され、イコライザ回路13から
は信号L12の周波数特性の変更された左チャンネルのオ
ーディオ信号L15が取り出され、この信号L15が、可変
アッテネータ回路16及びパワーアンプ17を通じて左
チャンネルのスピーカ18Lに供給される。
【0015】また、21はシステムコントロール用のマ
イクロコンピュータ、22は各種の操作を行う操作キ
ー、31はリモコン用の赤外線光の受光素子、32はそ
の受信回路を示し、キー22の出力及び受信回路32の
出力がマイコン21に供給されるとともに、マイコン2
1から回路14〜16にそれらの制御信号が供給され
る。すなわち、キー32を操作すると、回路14〜16
のうち、その操作されたキーに対応する回路がマイコン
21により制御され、スピーカ18L及び18Rに供給
されるオーディオ信号の特性が、操作されたキーに対応
して制御される。
イクロコンピュータ、22は各種の操作を行う操作キ
ー、31はリモコン用の赤外線光の受光素子、32はそ
の受信回路を示し、キー22の出力及び受信回路32の
出力がマイコン21に供給されるとともに、マイコン2
1から回路14〜16にそれらの制御信号が供給され
る。すなわち、キー32を操作すると、回路14〜16
のうち、その操作されたキーに対応する回路がマイコン
21により制御され、スピーカ18L及び18Rに供給
されるオーディオ信号の特性が、操作されたキーに対応
して制御される。
【0016】さらに、リモコンの送信機60において、
61は各種の操作を行う操作キー、62はリモコン信号
のエンコード用のマイクロコンピュータ、63は周波数
が例えば40kHzのキャリア信号S63の形成回路、66は
赤外線LEDを示す。そして、任意の時点t1 にキー6
1のうちの任意のキーを押すと、マイコン62から、例
えば図4Aに示すように、時点t1 から時点t2 にかけ
てのパルス列で、かつ、その押されたキーに対応するパ
ルス配列のパルスPIRが出力される。
61は各種の操作を行う操作キー、62はリモコン信号
のエンコード用のマイクロコンピュータ、63は周波数
が例えば40kHzのキャリア信号S63の形成回路、66は
赤外線LEDを示す。そして、任意の時点t1 にキー6
1のうちの任意のキーを押すと、マイコン62から、例
えば図4Aに示すように、時点t1 から時点t2 にかけ
てのパルス列で、かつ、その押されたキーに対応するパ
ルス配列のパルスPIRが出力される。
【0017】そして、このパルスPIRがアンド回路64
に供給されるとともに、形成回路63からのキャリア信
号がアンド回路64に供給され、アンド回路64からは
図4Bに示すように、時点t1 から時点t2 にかけてパ
ルスPIRによりゲートあるいはPAM変調された信号S
IRが取り出され、この信号SIRが、出力アンプ65を通
じてLED66に供給されて赤外線光IRに変換され、こ
の赤外線光IRがオーディオ装置10へと送信される。
に供給されるとともに、形成回路63からのキャリア信
号がアンド回路64に供給され、アンド回路64からは
図4Bに示すように、時点t1 から時点t2 にかけてパ
ルスPIRによりゲートあるいはPAM変調された信号S
IRが取り出され、この信号SIRが、出力アンプ65を通
じてLED66に供給されて赤外線光IRに変換され、こ
の赤外線光IRがオーディオ装置10へと送信される。
【0018】そして、オーディオ装置10においては、
送信機60からの赤外線光IRが受光素子31により受光
されて信号SIRが取り出され、この信号SIRが受信回路
32に供給されてもとのパルス列のパルスPIRが復調さ
れ、このパルスPIRがマイコン21に供給される。
送信機60からの赤外線光IRが受光素子31により受光
されて信号SIRが取り出され、この信号SIRが受信回路
32に供給されてもとのパルス列のパルスPIRが復調さ
れ、このパルスPIRがマイコン21に供給される。
【0019】こうして、送信機60のキー61を操作す
ると、回路14〜16のうち、その操作されたキーに対
応する回路がマイコン21により制御され、スピーカ1
8L及び18Rに供給されるオーディオ信号の特性が、
操作されたキーに対応して制御される。したがって、こ
の場合、各種の項目をリモコンにより変更あるいは設定
することができる。
ると、回路14〜16のうち、その操作されたキーに対
応する回路がマイコン21により制御され、スピーカ1
8L及び18Rに供給されるオーディオ信号の特性が、
操作されたキーに対応して制御される。したがって、こ
の場合、各種の項目をリモコンにより変更あるいは設定
することができる。
【0020】そして、この発明においては、リスナのリ
スニング位置をオーディオ装置10に認識させるため、
さらに、次のように構成される。すなわち、送信機60
に、キー61の一部としてリスニング位置認識用のキー
61Pが設けられるとともに、超音波発生素子(超音波
振動子)72が設けられる。さらに、マイコン62に
は、例えば図2に示すようなルーチン80が用意され
る。
スニング位置をオーディオ装置10に認識させるため、
さらに、次のように構成される。すなわち、送信機60
に、キー61の一部としてリスニング位置認識用のキー
61Pが設けられるとともに、超音波発生素子(超音波
振動子)72が設けられる。さらに、マイコン62に
は、例えば図2に示すようなルーチン80が用意され
る。
【0021】また、オーディオ装置10には、超音波発
生素子72からの超音波を受けるマイクロフォン41
と、バンドパスアンプ42と、検出回路43とが設けら
れるとともに、マイコン21に例えば図3に示すような
ルーチン50が用意される。
生素子72からの超音波を受けるマイクロフォン41
と、バンドパスアンプ42と、検出回路43とが設けら
れるとともに、マイコン21に例えば図3に示すような
ルーチン50が用意される。
【0022】そして、送信機60のキー61が押される
と、マイコン62の処理がルーチン81からスタート
し、次にステップ82において、押されたキー61が、
リスニング位置認識用のキー61Pであるかどうかがチ
ェックされ、キー61Pではないときには、これは普通
のリモコン操作のためのキーが押されたときなので、処
理はステップ82からステップ89に進み、このステッ
プ89において、上述のように押されたキーに対応する
パルス列のパルスPIR(図4A)が形成される。したが
って、このパルスPIRが信号SIR(図4B)に変換さ
れ、さらに、この信号SIRがLED66により赤外線光
IRに変換され、この赤外線光IRがオーディオ装置10へ
と送信される。
と、マイコン62の処理がルーチン81からスタート
し、次にステップ82において、押されたキー61が、
リスニング位置認識用のキー61Pであるかどうかがチ
ェックされ、キー61Pではないときには、これは普通
のリモコン操作のためのキーが押されたときなので、処
理はステップ82からステップ89に進み、このステッ
プ89において、上述のように押されたキーに対応する
パルス列のパルスPIR(図4A)が形成される。したが
って、このパルスPIRが信号SIR(図4B)に変換さ
れ、さらに、この信号SIRがLED66により赤外線光
IRに変換され、この赤外線光IRがオーディオ装置10へ
と送信される。
【0023】また、マイコン62の処理は、ステップ8
9に続いてステップ85に進み、このステップ85にお
いてルーチン80を終了し、以後、再びキー入力待ちと
なる。
9に続いてステップ85に進み、このステップ85にお
いてルーチン80を終了し、以後、再びキー入力待ちと
なる。
【0024】そして、オーディオ装置10においては、
送信機60からの赤外線光IRが受光素子31により受光
され、受信回路32からマイコン21にパルスPIRが供
給されると、マイコン21の処理がルーチン50のステ
ップ51からスタートし、次にステップ52において、
受信回路52から供給されたパルスPIRが、リスニング
位置認識用のキー61Pの押されたことを示しているか
どうかがチェックされる。そして、パルスPIRがキー6
1Pの押されたことを示していないときには、これは普
通のリモコン操作のためのキーが押されたときなので、
処理はステップ52からステップ59に進み、このステ
ップ59において、上述のように押されたキーに対応し
た処理が実行され、したがって、以後、オーディオ装置
10は、キー61のうちの押されたキー(キー61Pを
除く)に対応した動作状態となる。
送信機60からの赤外線光IRが受光素子31により受光
され、受信回路32からマイコン21にパルスPIRが供
給されると、マイコン21の処理がルーチン50のステ
ップ51からスタートし、次にステップ52において、
受信回路52から供給されたパルスPIRが、リスニング
位置認識用のキー61Pの押されたことを示しているか
どうかがチェックされる。そして、パルスPIRがキー6
1Pの押されたことを示していないときには、これは普
通のリモコン操作のためのキーが押されたときなので、
処理はステップ52からステップ59に進み、このステ
ップ59において、上述のように押されたキーに対応し
た処理が実行され、したがって、以後、オーディオ装置
10は、キー61のうちの押されたキー(キー61Pを
除く)に対応した動作状態となる。
【0025】また、マイコン21の処理は、ステップ5
9に続いてステップ58に進み、このステップ58にお
いてルーチン50を終了し、次の入力待ちとなる。
9に続いてステップ58に進み、このステップ58にお
いてルーチン50を終了し、次の入力待ちとなる。
【0026】一方、ルーチン80のステップ82におい
て、押されたキーが位置認識用のキー61Pのときに
は、処理はステップ82からステップ83に進み、この
ステップ83において、パルスPIRとしてキー61Pの
押されたことを示すパルス列のパルス、すなわち、リス
ナと装置10との距離Dの測定を指示するパルス列のパ
ルスPIR(図4A)が形成される。そして、このパルス
PIRが被変調信号SIR(図4B)に変換されてLED6
4に供給されるので、LED64からは、リスナと装置
10との距離Dの測定を指示する赤外線光IRが出力さ
れ、この赤外線光IRがオーディオ装置10へと送信され
る。
て、押されたキーが位置認識用のキー61Pのときに
は、処理はステップ82からステップ83に進み、この
ステップ83において、パルスPIRとしてキー61Pの
押されたことを示すパルス列のパルス、すなわち、リス
ナと装置10との距離Dの測定を指示するパルス列のパ
ルスPIR(図4A)が形成される。そして、このパルス
PIRが被変調信号SIR(図4B)に変換されてLED6
4に供給されるので、LED64からは、リスナと装置
10との距離Dの測定を指示する赤外線光IRが出力さ
れ、この赤外線光IRがオーディオ装置10へと送信され
る。
【0027】続いて、マイコン62の処理はステップ8
4に進み、このステップ84において、図4Cに示すよ
うに、時点t3 に立ち上がり、所定の期間、例えば2〜
3m秒にわたって“H”となるパルスPUSが形成され、
このパルスPUSがアンド回路71に供給されるととも
に、形成回路63からのキャリア信号がアンド回路71
に供給される。したがって、アンド回路71からは、図
4Dに示すように、時点t3 からPUS=“H”の期間に
かけてパルスPUSによりゲートされた信号SURが取り出
され、この信号SURが、出力アンプ72を通じて超音波
発生素子73に供給されて超音波USに変換され、この超
音波USがオーディオ装置10へと送信される。
4に進み、このステップ84において、図4Cに示すよ
うに、時点t3 に立ち上がり、所定の期間、例えば2〜
3m秒にわたって“H”となるパルスPUSが形成され、
このパルスPUSがアンド回路71に供給されるととも
に、形成回路63からのキャリア信号がアンド回路71
に供給される。したがって、アンド回路71からは、図
4Dに示すように、時点t3 からPUS=“H”の期間に
かけてパルスPUSによりゲートされた信号SURが取り出
され、この信号SURが、出力アンプ72を通じて超音波
発生素子73に供給されて超音波USに変換され、この超
音波USがオーディオ装置10へと送信される。
【0028】そして、マイコン62の処理は、ステップ
84に続いてステップ85に進んでこのルーチン80を
終了し、以後、再びキー入力待ちとなる。
84に続いてステップ85に進んでこのルーチン80を
終了し、以後、再びキー入力待ちとなる。
【0029】一方、装置10には、図4B、Dに示す信
号SIR、SUSにより、赤外線光IR及び超音波USが送られ
てくるので、受光素子31からは信号SIRが出力され、
マイクロフォン41からは信号SUSが出力される。そし
て、この場合、赤外線光IRについては、送信機60と装
置10との距離Dを無視できるので、受光素子31から
の信号SIRは、図4Bに示すように、時点t1 から得る
ことができ、したがって、受信回路32からのパルスP
IRも、図4Aに示すように、時点t1 から得ることがで
きる。
号SIR、SUSにより、赤外線光IR及び超音波USが送られ
てくるので、受光素子31からは信号SIRが出力され、
マイクロフォン41からは信号SUSが出力される。そし
て、この場合、赤外線光IRについては、送信機60と装
置10との距離Dを無視できるので、受光素子31から
の信号SIRは、図4Bに示すように、時点t1 から得る
ことができ、したがって、受信回路32からのパルスP
IRも、図4Aに示すように、時点t1 から得ることがで
きる。
【0030】しかし、超音波USについては、送信機60
と装置10との距離Dを無視できないので、マイクロフ
ォン41からの信号SUSは、図4Eに示すように、時点
t3から、送信機60と装置10との距離Dに対応した
期間τを経過した時点t4 に得ることができる。
と装置10との距離Dを無視できないので、マイクロフ
ォン41からの信号SUSは、図4Eに示すように、時点
t3から、送信機60と装置10との距離Dに対応した
期間τを経過した時点t4 に得ることができる。
【0031】そして、この信号SUSが、バンドパスアン
プ42を通じて検出回路43に供給され、図4Fに示す
ように、受信した信号SUSの包絡線を示す信号とされる
とともに、この包絡線信号が整形されて図4Gに示すよ
うに、時点t4 に立ち上がり、信号SUSを受信している
期間“H”となっている信号、すなわち、もとのパルス
PUSが取り出される。そして、このパルスPUSがマイコ
ン21に供給される。
プ42を通じて検出回路43に供給され、図4Fに示す
ように、受信した信号SUSの包絡線を示す信号とされる
とともに、この包絡線信号が整形されて図4Gに示すよ
うに、時点t4 に立ち上がり、信号SUSを受信している
期間“H”となっている信号、すなわち、もとのパルス
PUSが取り出される。そして、このパルスPUSがマイコ
ン21に供給される。
【0032】そして、マイコン21においては時点t1
にパルスPIRが供給されることにより、ルーチン50が
実行されるが、今の場合、受信回路52から供給された
パルスPIRが、リスニング位置認識用のキー61Pの押
されたことを示しているので、処理はステップ52から
ステップ53に進む。
にパルスPIRが供給されることにより、ルーチン50が
実行されるが、今の場合、受信回路52から供給された
パルスPIRが、リスニング位置認識用のキー61Pの押
されたことを示しているので、処理はステップ52から
ステップ53に進む。
【0033】そして、このステップ53において、ソフ
トウエアによるタイマの計時が「0」から開始され、次
にステップ54において、整形回路43からのパルスP
USの入力待ちとなり、パルスPUSが供給されるとステッ
プ55において、ステップ53でスタートしたタイマの
計時が停止され、続いてステップ56において、タイマ
の計時した値を使用することにより、送信機60と装置
10との距離、すなわち、リスナと装置10との距離D
が計算される。
トウエアによるタイマの計時が「0」から開始され、次
にステップ54において、整形回路43からのパルスP
USの入力待ちとなり、パルスPUSが供給されるとステッ
プ55において、ステップ53でスタートしたタイマの
計時が停止され、続いてステップ56において、タイマ
の計時した値を使用することにより、送信機60と装置
10との距離、すなわち、リスナと装置10との距離D
が計算される。
【0034】すなわち、図4にも示すように、 τ=t4 −t3 ・・・ (1) であるが、この(1) 式を変形すると、 τ=t4 −t3 −t2 +t2 =(t4 −t2 )−(t3 −t2 ) ・・・ (2) となる。
【0035】そして、時点t2 は、ステップ53により
タイマの計時を開始した時点であり、時点t4 は、ステ
ップ55によりタイマの計時を停止した時点であるか
ら、(2) 式における第1項(t4 −t2 )は、タイマの
計測した時間に対応する。なお、この計測した時間を、
値τ42とする。
タイマの計時を開始した時点であり、時点t4 は、ステ
ップ55によりタイマの計時を停止した時点であるか
ら、(2) 式における第1項(t4 −t2 )は、タイマの
計測した時間に対応する。なお、この計測した時間を、
値τ42とする。
【0036】また、図4において、時点t2 は、送信機
60においてパルスPIRの終了時点であり、時点t3
は、送信機60においてパルスPUSの開始時点であり、
これらの時点t2 とt3 と間の期間(t3 −t2 )は、
既知であるとともに、一定値である。そこで、 t3 −t2 =τ32 とする。
60においてパルスPIRの終了時点であり、時点t3
は、送信機60においてパルスPUSの開始時点であり、
これらの時点t2 とt3 と間の期間(t3 −t2 )は、
既知であるとともに、一定値である。そこで、 t3 −t2 =τ32 とする。
【0037】すると、以上のことから、(2) 式は、 τ=(t4 −t2 )−(t3 −t2 ) =τ42−τ32 となる。すなわち、タイマの計測した時間τ42及び既知
の一定値τ32から、時間τを求めることができる。
の一定値τ32から、時間τを求めることができる。
【0038】そして、このとき、リスナとオーディオ装
置10との距離Dは、 D=音速×τ =音速×(τ42−τ32) であるから、その距離Dを、タイマの計測した時間τ42
(及び一定値τ32)から計算により求めることができ
る。
置10との距離Dは、 D=音速×τ =音速×(τ42−τ32) であるから、その距離Dを、タイマの計測した時間τ42
(及び一定値τ32)から計算により求めることができ
る。
【0039】そして、この距離Dが求められると、マイ
コン21の処理はステップ57進み、このステップ57
において、ステップ56で求めた距離Dにしたがって回
路14〜16を制御し、これら回路14〜16によりオ
ーディオ信号L(及びR)を以下に述べるように処理
し、その後、ステップ58によりルーチン50を終了す
る。
コン21の処理はステップ57進み、このステップ57
において、ステップ56で求めた距離Dにしたがって回
路14〜16を制御し、これら回路14〜16によりオ
ーディオ信号L(及びR)を以下に述べるように処理
し、その後、ステップ58によりルーチン50を終了す
る。
【0040】まず、DSP14であるが、このDSP1
4は、例えば図5に示すように、構成されている。すな
わち、加算信号(L+R)がA/Dコンバータ141に
よりデジタル信号にA/D変換され、この信号が、可変
アッテネータ回路142及び加算回路143を通じて遅
延回路144に供給される。そして、この遅延回路14
4の出力信号が、1次のFIR形ローパスフィルタ14
5及び可変アッテネータ回路146を通じて加算回路1
43に帰還され、反響音及び残響音の信号が形成され
る。そして、遅延回路144のタップ出力が、可変アッ
テネータ回路441L〜448L、441R〜448R
を通じて加算回路147L、147Rに供給され、リス
ナのリスニング位置に対応した初期反射音や後部残響音
の信号ΔL、ΔRが形成され、この信号ΔL、ΔRが、
可変アッテネータ回路148L、148Rを通じてD/
Aコンバータ149L、149Rに供給され、効果信号
ΔL、ΔRとして取り出される。
4は、例えば図5に示すように、構成されている。すな
わち、加算信号(L+R)がA/Dコンバータ141に
よりデジタル信号にA/D変換され、この信号が、可変
アッテネータ回路142及び加算回路143を通じて遅
延回路144に供給される。そして、この遅延回路14
4の出力信号が、1次のFIR形ローパスフィルタ14
5及び可変アッテネータ回路146を通じて加算回路1
43に帰還され、反響音及び残響音の信号が形成され
る。そして、遅延回路144のタップ出力が、可変アッ
テネータ回路441L〜448L、441R〜448R
を通じて加算回路147L、147Rに供給され、リス
ナのリスニング位置に対応した初期反射音や後部残響音
の信号ΔL、ΔRが形成され、この信号ΔL、ΔRが、
可変アッテネータ回路148L、148Rを通じてD/
Aコンバータ149L、149Rに供給され、効果信号
ΔL、ΔRとして取り出される。
【0041】そして、この場合、可変アッテネータ回路
142、146、441L〜448L、441R〜44
8R、148L、148Rの減衰量及びローパスフィル
タ145のフィルタ係数が、マイコン21により制御さ
れ、信号ΔL、ΔRの特性がそれぞれ変化させられる。
142、146、441L〜448L、441R〜44
8R、148L、148Rの減衰量及びローパスフィル
タ145のフィルタ係数が、マイコン21により制御さ
れ、信号ΔL、ΔRの特性がそれぞれ変化させられる。
【0042】例えば、リスナがオーディオ装置10から
1mの位置にいるときには、ステージ間近にいるような
迫力ある再生音、5mの位置にいるときには、ホールの
中央に座っているような再生音にする。これは、オーデ
ィオ装置10から離れると、ステレオ感が弱まるのを補
正あるいは強調する意味もある。このため、DSP14
は、マイコン21により制御され、残響音のレベル及び
残響時間は、リスナが1mの位置のときには小さく、5
mの位置のときには大きくされる。こうして、DSP1
4からは、臨場感の効果信号ΔL、ΔRが取り出され
る。
1mの位置にいるときには、ステージ間近にいるような
迫力ある再生音、5mの位置にいるときには、ホールの
中央に座っているような再生音にする。これは、オーデ
ィオ装置10から離れると、ステレオ感が弱まるのを補
正あるいは強調する意味もある。このため、DSP14
は、マイコン21により制御され、残響音のレベル及び
残響時間は、リスナが1mの位置のときには小さく、5
mの位置のときには大きくされる。こうして、DSP1
4からは、臨場感の効果信号ΔL、ΔRが取り出され
る。
【0043】次に、可変アッテネータ回路16である
が、例えば、音量の設定が小さい状態で、リスナが装置
10から離れると、リスナに聞こえる音量はさらに小さ
くなり、音声を聞き取りにくくなってしまう。このた
め、可変アッテネータ回路16は、マイコン21により
制御され、一般的な音量調整を行うとともに、装置10
とリスナとの距離Dにしたがって、信号L15のレベルを
補正する。
が、例えば、音量の設定が小さい状態で、リスナが装置
10から離れると、リスナに聞こえる音量はさらに小さ
くなり、音声を聞き取りにくくなってしまう。このた
め、可変アッテネータ回路16は、マイコン21により
制御され、一般的な音量調整を行うとともに、装置10
とリスナとの距離Dにしたがって、信号L15のレベルを
補正する。
【0044】このレベルの補正は、スピーカ18Lの音
圧が、リスナの距離Dに比例して3dBずつ小さくなるこ
とを利用する。すなわち、例えば、装置10とリスナと
の距離Dが1mのときを基準にした場合、距離D[m]
における音圧の減衰量S[dB]は、 S=3・ log(D/1)/ log2 により求めることができ、 D=1mのとき、S=0.0dB D=2mのとき、S=3.0dB D=3mのとき、S=4.8dB D=4mのとき、S=6.0dB D=5mのとき、S=7.0dB となる。
圧が、リスナの距離Dに比例して3dBずつ小さくなるこ
とを利用する。すなわち、例えば、装置10とリスナと
の距離Dが1mのときを基準にした場合、距離D[m]
における音圧の減衰量S[dB]は、 S=3・ log(D/1)/ log2 により求めることができ、 D=1mのとき、S=0.0dB D=2mのとき、S=3.0dB D=3mのとき、S=4.8dB D=4mのとき、S=6.0dB D=5mのとき、S=7.0dB となる。
【0045】そこで、アッテネータ回路16の減衰量
は、リスナとの距離Dにしたがって、その距離Dによる
再生音のレベル低下を補うように変更される。すなわ
ち、アッテネータ回路16の補正前の減衰量から上記の
値Sを減算した値を、改めてアッテネータ回路16に設
定する。
は、リスナとの距離Dにしたがって、その距離Dによる
再生音のレベル低下を補うように変更される。すなわ
ち、アッテネータ回路16の補正前の減衰量から上記の
値Sを減算した値を、改めてアッテネータ回路16に設
定する。
【0046】さらに、グラフィックイコライザ回路15
であるが、これは、レベル制御の中心周波数が、例えば
周波数100Hz 、500Hz 、1kHz、4kHz、8kHzとさ
れ、これらの周波数におけるレベルがマイコン21によ
り制御される。そして、このイコライザ回路15は、も
とのオーディオ信号L12の周波数特性を積極的に変更し
てオーディオ再生を楽しむことに加え、音量によって変
化する聴感上の周波数特性の補正も行う。後者の補正
は、一般のラウドネス補正と考え方は同じであるが、そ
の補正に、さらにリスナの距離Dの要素が付加される。
であるが、これは、レベル制御の中心周波数が、例えば
周波数100Hz 、500Hz 、1kHz、4kHz、8kHzとさ
れ、これらの周波数におけるレベルがマイコン21によ
り制御される。そして、このイコライザ回路15は、も
とのオーディオ信号L12の周波数特性を積極的に変更し
てオーディオ再生を楽しむことに加え、音量によって変
化する聴感上の周波数特性の補正も行う。後者の補正
は、一般のラウドネス補正と考え方は同じであるが、そ
の補正に、さらにリスナの距離Dの要素が付加される。
【0047】すなわち、上述のように、アッテネータ回
路16において、装置10とリスナとの距離Dにしたが
って信号L15のレベルが補正されるので、リスニング位
置にかかわらずリスナに聞こえる再生音の音量は、基準
の距離(D=1m)で聴く場合と等しい音量になる。
路16において、装置10とリスナとの距離Dにしたが
って信号L15のレベルが補正されるので、リスニング位
置にかかわらずリスナに聞こえる再生音の音量は、基準
の距離(D=1m)で聴く場合と等しい音量になる。
【0048】ところが、マイコン21が、アッテネータ
回路16において、信号L15のレベルを補正したとき、
この補正に連動してグラフィックイコライザ回路16の
ラウドネス補正特性が変化する(変化しないと、リスニ
ング位置を変えずに音量を変えたとき、ラウドネス補正
がされないことになる)。
回路16において、信号L15のレベルを補正したとき、
この補正に連動してグラフィックイコライザ回路16の
ラウドネス補正特性が変化する(変化しないと、リスニ
ング位置を変えずに音量を変えたとき、ラウドネス補正
がされないことになる)。
【0049】したがって、周波数が1kHzの信号成分に
ついては、上述のアッテネータ回路16の変化により音
量は一定に補正されるが、ラウドネス補正特性は平坦で
はないので、他の周波数の信号成分については、そのラ
ウドネス補正特性の変化により音量が変化することにな
る。
ついては、上述のアッテネータ回路16の変化により音
量は一定に補正されるが、ラウドネス補正特性は平坦で
はないので、他の周波数の信号成分については、そのラ
ウドネス補正特性の変化により音量が変化することにな
る。
【0050】一例として、図6Aの実線及び破線は、音
圧が70dB及び90dBの等ラウドネス特性を示す。そして、
今、図6Aの70dBの等ラウドネス特性の再生音量であっ
たが、リスナが装置10から離れたので、リスナに実際
に聞こえる再生音の音量が変化しないように、アッテネ
ータ回路16の減衰量がマイコン21により制御され、
スピーカ18Lに供給される信号L15のレベルが、20dB
(=90dB−70dB)だけ大きくされたとする。
圧が70dB及び90dBの等ラウドネス特性を示す。そして、
今、図6Aの70dBの等ラウドネス特性の再生音量であっ
たが、リスナが装置10から離れたので、リスナに実際
に聞こえる再生音の音量が変化しないように、アッテネ
ータ回路16の減衰量がマイコン21により制御され、
スピーカ18Lに供給される信号L15のレベルが、20dB
(=90dB−70dB)だけ大きくされたとする。
【0051】すると、このとき、イコライザ回路16の
ラウドネス補正特性が連動して変化し、変化後のラウド
ネス補正特性は、70dBの特性よりも20dB大きい90dBの特
性となる。そして、周波数1kHzの音量が等しくなるよ
うに、信号L15のレベルが大きくされているので、その
70dBの特性と、90dBの特性とを、周波数1kHzを基準に
して重ねると、図6Bに示すように、両特性は周波数1
kHzでは一致するが、高域を除いて90dBの特性が70dBの
特性よりも下になる。したがって、図6Cにも示すよう
に、高域を除いてラウドネス補正の補正量が不足するこ
とになる。
ラウドネス補正特性が連動して変化し、変化後のラウド
ネス補正特性は、70dBの特性よりも20dB大きい90dBの特
性となる。そして、周波数1kHzの音量が等しくなるよ
うに、信号L15のレベルが大きくされているので、その
70dBの特性と、90dBの特性とを、周波数1kHzを基準に
して重ねると、図6Bに示すように、両特性は周波数1
kHzでは一致するが、高域を除いて90dBの特性が70dBの
特性よりも下になる。したがって、図6Cにも示すよう
に、高域を除いてラウドネス補正の補正量が不足するこ
とになる。
【0052】つまり、アッテネータ回路16がリスナの
位置にしたがって信号レベルを補正したら、このとき、
イコライザ回路16のラウドネス補正特性が連動して変
化しているので、この変化によるラウドネス補正特性の
不足分あるいは過剰分を補正する必要がある。
位置にしたがって信号レベルを補正したら、このとき、
イコライザ回路16のラウドネス補正特性が連動して変
化しているので、この変化によるラウドネス補正特性の
不足分あるいは過剰分を補正する必要がある。
【0053】そして、実際には、グラフィックイコライ
ザ回路15の特性あるいはレベル制御の中心周波数の数
に限界があるので、等ラウドネス特性の山及び谷の周波
数を、イコライザ回路15のレベル制御の中心周波数と
する。また、スピーカ18Lの低域特性なども考慮す
る。そして、以上により、イコライザ回路15のレベル
制御の中心周波数は、上述のように周波数100Hz 、500H
z 、1kHz、4kHz、8kHzとされる。
ザ回路15の特性あるいはレベル制御の中心周波数の数
に限界があるので、等ラウドネス特性の山及び谷の周波
数を、イコライザ回路15のレベル制御の中心周波数と
する。また、スピーカ18Lの低域特性なども考慮す
る。そして、以上により、イコライザ回路15のレベル
制御の中心周波数は、上述のように周波数100Hz 、500H
z 、1kHz、4kHz、8kHzとされる。
【0054】以上のようにして、この発明によれば、リ
モコンの送信機60のキー61Pを押すと、この送信機
60から赤外線光IR及び超音波USが出力されるととも
に、これら赤外線光IR及び超音波USがオーディオ装置1
0により受信されてリスナとオーディオ装置10との距
離Dが求められ、その距離Dにしたがってスピーカ18
L、18Rに供給されるオーディオ信号L、Rの音質が
制御される。
モコンの送信機60のキー61Pを押すと、この送信機
60から赤外線光IR及び超音波USが出力されるととも
に、これら赤外線光IR及び超音波USがオーディオ装置1
0により受信されてリスナとオーディオ装置10との距
離Dが求められ、その距離Dにしたがってスピーカ18
L、18Rに供給されるオーディオ信号L、Rの音質が
制御される。
【0055】したがって、リスナがリスニング位置を変
えても、送信機60のキー61Pを押すだけで、常に最
適な音質、あるいは常にリスナの好み音質で再生音を聴
くことができる。また、常に明瞭度の高い再生音を要求
されるような場合でも、その要求を満たすことができ
る。
えても、送信機60のキー61Pを押すだけで、常に最
適な音質、あるいは常にリスナの好み音質で再生音を聴
くことができる。また、常に明瞭度の高い再生音を要求
されるような場合でも、その要求を満たすことができ
る。
【0056】なお、上述において、回路14〜16でオ
ーディオ信号の制御に必要なデータを、マイコン21に
用意しておいてもよく、あるいは演算により求めること
もできる。また、上述においては、送信機60にリスナ
の位置認識用に専用のキー61Pを設けたが、操作キー
61のうちの一部のキーを押したとき、オーディオ装置
10がそのキーに対応した本来の動作状態となるように
するとともに、キー61Pを押したときと同様の処理が
行われて音質が変更されるようにすることもできる。
ーディオ信号の制御に必要なデータを、マイコン21に
用意しておいてもよく、あるいは演算により求めること
もできる。また、上述においては、送信機60にリスナ
の位置認識用に専用のキー61Pを設けたが、操作キー
61のうちの一部のキーを押したとき、オーディオ装置
10がそのキーに対応した本来の動作状態となるように
するとともに、キー61Pを押したときと同様の処理が
行われて音質が変更されるようにすることもできる。
【0057】さらに、送信機60から、キー61Pを押
したときの赤外線光IR及び超音波USと同様の赤外線光IR
及び超音波USを、一定周期で自動的に出力するようにし
てもよい。また、キー61Pとして、距離Dが1、2、
…、5mに対応するキーを設け、このキーをリスナが距
離Dに応じて選択的に押すことにより、オーディオ装置
10が距離Dを認識できるようにしてもよい。さらに、
回路66、64、71は、マイコン62に含むこともで
きる。
したときの赤外線光IR及び超音波USと同様の赤外線光IR
及び超音波USを、一定周期で自動的に出力するようにし
てもよい。また、キー61Pとして、距離Dが1、2、
…、5mに対応するキーを設け、このキーをリスナが距
離Dに応じて選択的に押すことにより、オーディオ装置
10が距離Dを認識できるようにしてもよい。さらに、
回路66、64、71は、マイコン62に含むこともで
きる。
【0058】
【発明の効果】リモコンの送信機60のキー61Pを押
すと、オーディオ装置10において、リスナとオーディ
オ装置10との距離Dが認識され、その距離Dにしたが
ってスピーカ18L、18Rに供給されるオーディオ信
号L、Rの音質が制御される。
すと、オーディオ装置10において、リスナとオーディ
オ装置10との距離Dが認識され、その距離Dにしたが
ってスピーカ18L、18Rに供給されるオーディオ信
号L、Rの音質が制御される。
【0059】したがって、リスナがリスニング位置を変
えても、送信機60のキー61Pを押すだけで、常に最
適な音質、あるいは常にリスナの好み音質で再生音を聴
くことができる。また、常に明瞭度の高い再生音を要求
されるような場合でも、その要求を満たすことができ
る。
えても、送信機60のキー61Pを押すだけで、常に最
適な音質、あるいは常にリスナの好み音質で再生音を聴
くことができる。また、常に明瞭度の高い再生音を要求
されるような場合でも、その要求を満たすことができ
る。
【図1】この発明の一例を示す系統図である。
【図2】この発明の一例を示す送信機側のフローチャー
トである。
トである。
【図3】この発明の一例を示すオーディオ装置側のフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図4】この発明を説明するための波形図である。
【図5】図1の回路の一部の一例を示す系統図である。
【図6】この発明を説明するための特性図である。
10 オーディオ装置 10L 左チャンネルの信号系 10R 右チャンネルの信号系 11 信号源 14 DSP 15 グラフィックイコライザ回路 16 可変アッテネータ回路 18L 左チャンネルのスピーカ 18R 右チャンネルのスピーカ 21 マイクロコンピュータ 22 操作キー 31 受光素子 32 受信回路 41 マイクロフォン 43 検出回路 50 処理ルーチン 60 リモコン送信機 61 操作キー 61P リスニング位置認識用キー 62 マイクロコンピュータ 63 キャリア信号形成回路 66 赤外線LED 73 超音波発生素子 80 処理ルーチン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 9/00 301 E 7170−5K H04S 7/00 Z 8421−5H
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の操作キーのうちの任意の操作キー
を操作したとき、その操作された操作キーに対応する内
容の赤外線光を出力し、上記複数の操作キーのうちの所
定の操作キーを操作したときには、この操作された操作
キーに対応する内容の赤外線光を出力するとともに、超
音波も出力するようにされたリモコンの送信機が組み合
わされて使用され、 ステレオのオーディオ信号系と、 上記赤外線光及び上記超音波を受信する受光素子及びマ
イクロフォンと、 上記受光素子の出力信号にしたがって、上記オーディオ
信号系の特性を、上記送信機のキー操作に対応した特性
に変更する回路と、 上記所定の操作キーが操作されて上記送信機から上記赤
外線光と上記超音波とが出力されたときには、上記受光
素子の出力信号と、上記マイクロフォンの出力信号との
時間差に基づいて、上記送信機との距離を求める回路と
を有し、 上記求めた距離にしたがって、上記オーディオ信号系の
特性を変更して再生音の音質を変更するようにした音質
制御回路。 - 【請求項2】 複数の操作キーのうちの任意の操作キー
を操作したとき、その操作された操作キーに対応する内
容の赤外線光を出力し、上記複数の操作キーのうちの所
定の操作キーを操作したときには、この操作された操作
キーに対応する内容の赤外線光を出力するとともに、超
音波も出力するようにされたリモコンの送信機が組み合
わされて使用され、 DSPと、 グラフィックイコライザ回路と、 可変アッテネータ回路とを有し、 上記DSP、上記グラフィックイコライザ回路及び上記
可変アッテネータ回路によりステレオのオーディオ信号
を処理するオーディオ信号系を構成するとともに、 上記赤外線光及び上記超音波を受信する受光素子及びマ
イクロフォンと、 上記受光素子の出力信号にしたがって、上記オーディオ
信号系の特性を、上記送信機のキー操作に対応した特性
に変更する回路と、 上記所定の操作キーが操作されて上記送信機から上記赤
外線光と上記超音波とが出力されたときには、上記受光
素子の出力信号と、上記マイクロフォンの出力信号との
時間差に基づいて、上記送信機との距離を求める回路と
を有し、 上記求めた距離にしたがって、上記オーディオ信号系の
特性を変更して再生音の音質を変更するようにした音質
制御回路。 - 【請求項3】 複数の操作キーのうちの任意の操作キー
を操作したとき、その操作された操作キーに対応する内
容の赤外線光を出力するとともに、所定の内容の赤外線
光及び超音波を周期的に出力するようにされたリモコン
の送信機が組み合わされて使用され、 ステレオのオーディオ信号系と、 上記赤外線光及び上記超音波を受信する受光素子及びマ
イクロフォンと、 上記受光素子の出力信号にしたがって、上記オーディオ
信号系の特性を上記送信機のキー操作に対応した特性に
変更する回路と、 上記送信機から上記赤外線光と上記超音波とが出力され
たときには、上記受光素子の出力信号と、上記マイクロ
フォンの出力信号との時間差に基づいて、上記送信機と
の距離を求める回路とを有し、 上記求めた距離にしたがって、上記オーディオ信号系の
特性を変更して再生音の音質を変更するようにした音質
制御回路。 - 【請求項4】 複数の操作キーのうちの任意の操作キー
を操作したとき、その操作された操作キーに対応する内
容の赤外線光を出力するようにされたリモコンの送信機
が組み合わされて使用され、 ステレオのオーディオ信号系と、 上記赤外線光を受光する受光素子と、 上記複数の操作キーのうちの所定の操作キーが操作され
たときには、上記受光素子の出力信号にしたがって、上
記オーディオ信号系の特性を上記送信機のキー操作に対
応した特性に変更する回路と、 上記複数の操作キーのうちの、リスナとの距離を示す操
作キーが操作されたときには、上記受光素子の出力信号
にしたがって、上記オーディオ信号系の特性を、上記リ
スナとの距離に対応した特性に変更して再生音の音質を
変更するようにした音質制御回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30757792A JPH06133390A (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 音質制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30757792A JPH06133390A (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 音質制御回路 |
Publications (1)
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JPH06133390A true JPH06133390A (ja) | 1994-05-13 |
Family
ID=17970756
Family Applications (1)
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JP30757792A Pending JPH06133390A (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 音質制御回路 |
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JP (1) | JPH06133390A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1992
- 1992-10-21 JP JP30757792A patent/JPH06133390A/ja active Pending
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