JPH0824254B2 - 信号選択回路 - Google Patents

信号選択回路

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JPH0824254B2
JPH0824254B2 JP61230139A JP23013986A JPH0824254B2 JP H0824254 B2 JPH0824254 B2 JP H0824254B2 JP 61230139 A JP61230139 A JP 61230139A JP 23013986 A JP23013986 A JP 23013986A JP H0824254 B2 JPH0824254 B2 JP H0824254B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/06Receivers
    • H04B1/16Circuits
    • H04B1/20Circuits for coupling gramophone pick-up, recorder output, or microphone to receiver
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/02Analogue recording or reproducing
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、同一のオーディオソース機器に対してデ
ィジタル入力端とアナログ入力端を具えた機器におい
て、入力の選択を自動化した信号選択回路に関する。
〔従来の技術〕
最近のディジタル技術の進歩により、オーディオの分
野でもDC(コンパクトディスク)プレーヤやDAT(ディ
ジタルオーディオテープレコーダ)、VDP(ビデオディ
スクプレーヤ)等の各種ディジタルオーディオソース機
器が出現している。これらディジタルソース機器の出力
信号の形式は機器によって異なり、ソース機器内部でD/
A変換してアナログ信号を出力するもの、 D/A変換せずにディジタル信号のままで出力するも
の、アナログ信号とディジタル信号を並行して出力する
ものなどがある。
したがって、アナログ入力かディジタル入力かによっ
てこれらディジタルソース機器が接続されるコントロー
ルアンプ等の接続機器内の信号経路が異なるから(接続
機器がディジタル信号処理するものである場合にはアナ
ログ入力はA/D変換を経由し、アナログ信号処理するも
のである場合にはディジタル入力はD/A変換を経由す
る。)、接続機器はこれら様々な出力形式に対応できる
ように、それぞれのディジタルソース機器に対してアナ
ログう入力端子とディジタル入力端子を具える必要があ
る。
このような同一のディジタルソース機器に対して2つ
の入力端を持つ接続機器に対してアナログ信号とディジ
タル信号を並行して出力するソース機器を接続するにあ
たり、リスナが両系統とも接続するような使い方をした
場合、あるいはアナログ出力形のソース機器と別のディ
ジタル出力形の同一ジャンルソース機器を両系統に接続
するような使い方をした場合いずれも両信号が内部でミ
ックスされないようにするため、両系統間に信号選択手
段を介在させる必要がある。
従来においては、このような信号選択は接続機器側に
選択用のスイッチを設けておき、選択はリスナの手動操
作にまかされていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記従来における信号選択信号では、リスナはソース
を選ぶ際に、 アナログ、ディジタルどちらにするか ソース機器の種別を何にするのか の2つからなる面通かつ誤り等を生じ易い判断を強いら
れてきた。
この発明は、前記従来の技術における問題点を解決し
て、信号選択を自動化しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明の信号選択回路は、オーディオソース機器か
ら供給される信号入力を選択して後段回路へ出力する信
号選択回路であって、少くとも1つのオーディオソース
については同一のオーディオソース機器からのディジタ
ル出力とこのディジタル出力をD/A変換したアナログ出
力を入力するディジタル入力端とアナログ入力端の両方
を具備するように構成された入力手段と、前記ディジタ
ル入力端から供給される信号入力が所定のディジタルオ
ーディオサンプリング周波数を有するか否かを検出する
検出手段と、前記検出手段が前記ディジタル信号入力端
からの信号入力に所定のディジタルオーディオサンプリ
ング周波数を有することを検出したときは当該ディジタ
ル入力端からの信号入力を前記後段回路に出力するよう
に経路を切り換え、前記所定のオーディオサンプリング
周波数を有することを検出していないときは前記アナロ
グ信号入力端からの信号入力を前記後段回路に出力する
ように経路を切り換える切換手段とからなるものであ
る。
〔作 用〕
この発明によれば、アナログ信号入力とディジタル信
号入力が同時にあった場合にディジタル信号入力が自動
的に選択されるので、リスナはソース選択だけ行なえば
よく、操作が簡単になる。そして、ディジタル信号入力
を優先させるので、ソース機器の出力端と本信号選択回
路の入力端とをつなぐ信号経路等における信号劣化をな
くすことができる。
また、アナログ出力のみまたはディジタル出力のみの
ソース機器にも対応させることもできる。
また、この発明によれば、入力選択の具体的手法とし
て、ディジタル入力端からの信号入力が所定のディジタ
ルオーディオサンプリング周波数を有するか否かを検出
して、このサンプリング周波数が検出されたときにはデ
ィジタル信号入力を選択し、このサンプリング周波数が
検出されないときにはアナログ信号入力を選択するよう
にしたので、接続機器側のディジタル系路で同期外れ等
によりドロップアウト等があった場合に、アナログ入力
があればそれらに選択を切換えて出力することができる
ので、ドロップアウト等が生じている間中何も出力され
ない状態が続くのを防止することができる。
〔実施例〕
この発明の基本的な実施例を第1図に示す。これは後
段の回路がアナログ回路である場合に適用されるもので
ある。
アナログ入力はアナログ入力端子1から入力され、ス
イッチS1の接点a側に導かれる。ディジタル入力はディ
ジタル入力端子2から入力され、D/A変換回路3を介し
てスイッチS1の接点b側に導かれる。ディジタル信号検
出回路4は、ディジタル入力端子2にディジタル入力が
あるか否かを検出してディジタル入力がある場合はアナ
ログ入力があるか否かにかかわらずスイッチS1を接点b
側に接続してディジタル入力を出力に導く。また、ディ
ジタル入力がない場合あるいはディジタル入力があって
もドロップアウト等が生じている場合にはスイッチS1
接点a側に接続してアナログ入力を出力に導く。
これによれば、アナログ入力とディジタル入力の両方
共あった場合は、ソース機器の出力端と本信号選択回路
の入力端をつなぐ信号経路等における信号劣化がないデ
ィジタル入力が選択される。また、ディジタル入力のみ
があった場合にはディジタル入力が選択され、アナログ
入力のみがあった場合はアナログ入力が選択される。ま
た、アナログ入力とディジタル入力の両方があった場合
でもディジタル入力に同期外れ等によりドロップアウト
等が生じた場合はアナログ入力が選択されて再生が長く
途切れるのが防止される。
ディジタル信号検出回路4では、ディジタル入力が所
定のディジタルオーディオサンプリング周波数を有する
か否かを検出することにより、ディジタル入力端子2に
ディジタル入力があるか否かを検出する。この具体的な
方法としては、例えばディジタル入力側における電圧変
化(“1",“0")の基本周期(すなわちサンプリング周
波数fS)を検出して、そのサンプリング周波数fSに対応
した周期が検出された場合はディジタル入力があるもの
と判断して、ディジタル入力を選択することができる。
ディジタルオーディオサンプリング周波数は、例えばCD
が44.1kHz、DATが48kHz、32kHz、44.1kHzというよう
に、各ソース機器によって決まっており、ほぼその近傍
にあればディジタル入力と判断することができる。
ディジタルオーディオサンプリング周波数を有するか
否かを検出するより高度な方法として、内部PLL(ディ
ジタル入力に同期を合わせるためのもの)の同期がかか
っているか否かを検出する方法もある。すなわち、ディ
ジタル入力側に信号が供給されていても、その信号に支
障(ドロップアウト、故障)等があって同期外れがあれ
ば、ディジタル入力はないに等しいのであってアナログ
入力を選択する。データエラーがあった場合もアナログ
入力を選択する。
PLLの同期がかかっているか否かを検出する具体的方
法としては、例えばディジタルオーディオ信号の再生処
理において通常行なわれているエラーチェックを利用す
ることができる。すなわち、ソース機器から供給される
ディジタルオーディオ信号の信号処理においては、周知
のように、入力されるディジタルオーディオ信号をPLL
回路に供給して当該ディジタルオーディオ信号中に含ま
れるクロック信号を再生し、ディジタル復調回路でこの
再生クロックを用いて当該ディジタルオーディオ信号の
復調処理を行なっている。復調されたデータは後段のエ
ラー検出回路においてパリティ・チェック等によりエラ
ーの有無が検出される。このような構成においては、PL
Lの同期がかかっている(ロックしている)時は再生ク
ロックとディジタルオーディオ信号とが同期しているの
で、正しく復調が行なわれ、エラーは生じない。これに
対し、PLLの同期がかかっていない(ロックが外れてい
る)時は再生クロックとディジタルオーディオ信号とは
同期していないので(このとき再生クロックは、例えば
PLL回路中のVCOのフリーラン周波数に対応したものとな
る。)、正しく復調されず、エラーが発生し続ける。し
たがって、エラー検出回路においてエラーが検出されて
いない時はPLLの同期がかかっていると判定し、エラー
が検出されている時はPLLの同期がかかっていないと判
定することができる。
この発明の他の形式の基本的な実施例を第6図に示
す。これは後段の回路がディジタル回路である場合に適
用されるものである。
アナログ入力はアナログ入力端子1から入力され、A/
D変換回路3を介してスイッチS1の接点a側に導かれ
る。ディジタル入力はディジタル入力端子2から入力さ
れ、スイッチS1の接点b側に導かれる。ディジタル信号
検出回路4は、ディジタル入力端子2にディジタル入力
があるか否かを検出してディジタル入力がある場合はア
ナログ入力があるか否かにかかわらずスイッチS1を接点
b側に接続してディジタル入力を出力に導く。また、デ
ィジタル入力がない場合あるいはディジタル入力があっ
てもドロップアウト等が生じている場合にはスイッチS1
を接点a側に接続してアナログ入力を出力に導く。
これによれば、第1図の実施例と同様に、アナログ入
力とディジタル入力の両方共あった場合は、高品位のデ
ィジタル入力が選択される。また、ディジタル入力のみ
があった場合にはディジタル入力が選択され、アナログ
入力のみがあった場合はアナログ入力が選択される。ま
た、アナログ入力とディジタル入力の両方があってもデ
ィジタル入力に同期外れ等によりドロップアウト等が生
じた場合はアナログ入力が選択されて再生が長く途切れ
るのが防止される。
次に、この発明をコントロールアンプに適用した一実
施例について説明する。この実施例では前述した後段回
路がディジタル回路である場合の例に該当し、ここでは
ディジタルI/Oレシーバ48でディジタル信号の有無を検
出して、ディジタルイコライザおよびセレクタ420内の
セレクタ290で入力選択を行なっている(第8c図参
照)。
はじめに、このコントロールアンプの概要を第2図に
示す。このコントロールアンプでは、第7図にリスニン
グルームの平面図を示すように、左右2チャンネルのメ
インスピーカa,bにメイン信号を供給するための経路
(アナログストレート経路12、ディジタルループ14、デ
ィジタルストレート経路18の3経路と、前後左右4チャ
ンネルの音場効果用スピーカc,d,e,f(c,dはメインスピ
ーカa,bを代用可)に音場効果信号を供給するための音
場効果経路22と、メインスピーカa,bの中央に配置され
たテレビモニタgに映像信号を供給するための映像信号
経路24を有している。各経路について説明する。
アナログストレート経路12 アナログソース10の信号を増幅してそのまま出力する
経路である(左右2チャンネル)。これは、アナログソ
ース10の信号についてトーンコントロール等を行なわな
い場合に利用される。
アナログソース10の信号は、入力端子11から入力さ
れ、VCA26、出力選択回路28(アナログストレート経路1
2から出力するかディジタル経路15(ディジタルループ1
4またはディジタルストレート経路18)から出力するか
を選択)、モード選択回路(ステレオ出力かモノラル出
力かを選択)30、VCA32、バッファアンプ34を介してメ
イン信号出力端子36に導かれる。
メイン信号出力端子36(左右2チャンネル)は、パワ
ーアンプのメイン信号左右入力端子に接続される。
なお、アナログソース10は、録音ソース信号として、
アナログ録音出力端子38に導かれる。
ディジタルループ14 アナログソース10の信号をディジタル信号に一旦変換
して、トーンコントロール等のディジタル信号処理をし
た後アナログ信号に戻して出力する経路である。これ
は、アナログソース10の信号についてトーンコントロー
ル等を行なう場合に用いられる。
アナログソース10の信号は、VCA26を介してディザ回
路内蔵のA/D変換回路40でディジタル信号に変換された
後、ディジタルイコライザおよびセレクタ420に入力さ
れる。ディジタルイコライザおよびセレクタ420はディ
ジタルイコライザ用プロセッサを有する。このディジタ
ルイコライザ用プロセッサは、バンドパス特性を有する
3バンドパラメトリックイコライザで構成され、分割し
たバンドごとに中心周波数、Q、レベルに任意に設定す
ることができる。また、ローカット、ハイカットの各カ
ットオフ周波数およびそれらのスロープの勾配(減衰
率)を任意に設定することができる。
ディジタルイコライザおよびセレクタ420でトーンコ
ントロールされた出力は4倍オーバサンプリングディジ
タルフィルタ44、D/A変換回路46、出力選択回路28、モ
ード選択回路30、VCA32およびバッファアンプ34を介し
てメイン信号出力端子36に出力される。
ディジタルストレート経路18 ディジタルソース16の信号を入力端子17から入力し、
ディジタル信号処理した後アナログ信号に変換して出力
する経路である。
ディジタルソース16の信号は、ディジタルI/Oレシー
バ48に入力される。ディジタルI/Oレシーバ48は、入力
されたディジタルソース16の信号と後段回路をインター
フェイスする回路である。このディジタルI/Oレシーバ4
8は、内部にPLL回路を持ち、ディジタルソース16のサン
プリング周波数(例えばCD(コンパクトディスク)の場
合44、1kHz、DAT(ディジタルオーディオテープレコー
ダ)の場合48kHz)に自動的に追従し、ディジタルソー
ス16の有無、エラーの有無検出(パリティチェック)、
サブコードの出力等を行なう。
なお、同一の入力ソースからアナログとディジタルの
両方で信号が入力された場合(例えば、CDやDAT,VDPの
場合)は、ディジタルI/Oレシーバ48はディジタルイコ
ライザおよびセレクタ420を制御して、ディジタルソー
ス16を自動的に選択してディジタルイコライザおよびセ
レクタ420から出力し、アナログソース10のディジタル
ループ14は遮断する。これにより、入力ソースのCDやDA
T内のディジタル処理回路(D/A変換器等)の特性が悪く
てもそれを用いずにこのコントロールアンプ内の高精度
のディジタル処理回路を用いることができ、高品質のア
ナログ最終出力を得ることができる。
ディジタルI/Oレシーバ48で受け入れられたディジタ
ル信号は、ディジタルボリウム49、ディジタルイコライ
ザおよびセレクタ420、4倍オーバサンプリングディジ
タルフィルタ44、D/A変換回路46、出力選択回路28、モ
ード選択回路30、VCA32およびバッファアンプ34を介し
てメイン信号出力端子36に導かれる。
なお、ディジタルソース16の信号は、録音ソース信号
としてディジタル録音出力端子50に導かれる。
以上まとめると、3種類のメイン信号用経路12,14,18
は次のように使い分けられる。尚、この表で「ディジタ
ルイコライザ42の状態」はディジタルイコライザおよび
セレクタ420中のディジタルイコライザ42(第8C図)の
オン、オフの状態をいう。
音場効果経路22 ディジタル化されたソースをサウンドフィールドプロ
セッサ20に入力して音場効果音を創生し、これをアナロ
グ信号に変換して出力する経路である。
この音場効果は、第3図のように、実際のホールや教
会、スタジオなどの舞台でインパルス信号を出し、リス
ニング・ポイントに四方から到来するたくさんの初期反
射波群をリスナー席に置かれた4点(すなわち4チャン
ネル)マイクでとらえ、そのデータからディジタル処理
によって仮想音源分布を到来方向ごとに記憶しておき、
再生時これを呼び出し、これにソース信号を乗せ、録音
時と相似の音場を再現させるようにしたものである(詳
しくは特開昭61−257099号公報明細書参照)。
この方式の特徴は、反射音の方向を一般のプロセッサ
のようにスピーカの配置方向だけで出すのでなく、4個
のスピーカ(第7図c,d,e,f)を使って数多くの反射音
の方向、遅延量、レベルを空間立体としてシミュレーシ
ョンする方式であることで、そのため4個のスピーカc,
d,e,fは部屋の四隅に置くというパターンをとってい
る。
したがって、サウンドフィールドプロセッサ20は、ソ
ースに含まれた成分を利用して録音時の音場パターンを
作り出すというよりは、前もって記憶させた完成ずみの
数々の音場パターンの中から目的に近いものを選んで引
き当てようというもので、例えば初期反射波群として88
本(スピーカ1本あたり22本)程度の情報を記憶してお
けば、録音時のホールと相似の音場がリスニングルーム
で忠実に再現される。
サウンドフィールドプロセッサ20は、音場効果用に初
期反射音情報として予め設定されメモリに記憶された16
個のファクトリプログラムとユーザがファクリプログラ
ムのパラメータを変更して作成した16個のユーザプログ
ラムのうちユーザが選択した1つのプログラムに基づい
てディジタルイコライザおよびセレクタ420の出力との
畳み込み演算等を行なって音場効果音を創成し、フロン
ト側の信号とリア側の信号ごとに(それぞれ左右チャン
ネルは時分割処理)4倍オーバーサンプリングディジタ
ルフィルタ52,54、ディジタルボリウム付きD/A変換回路
56,58を介して、音場効果音出力端子60,62に出力する。
音場効果音出力端子60,62はパワーアンプの音場効果用
入力端子(4チャンネル)に接続される。この音場効果
経路22は、ディジタルイコライザ42(第8C図)がオフし
ても生かされている(フラットな特性の信号を入力して
音場効果信号創生)。
映像信号経路24 映像ソース60の信号を入力端子61から入力し、そのま
ま映像録画出力62やモニタ出力64に導く経路である。
第4図は、第2図のコントロールアンプの前面パネル
を示したものである。各部について説明する。
(1) パワースイッチ70 このコントロールアンプの電源スイッチで、オンする
とLED(発光ダイオード)インジケータ72が点灯する。
パワースイッチ70をオンすると、このコントロールアン
プの各部はパワーオフ前の設定状態に戻る。
(2) オペレーションロックオン/オフキー73 前面パネルキーによるディジタルイコライザやサウン
ドフィールドプロセッサのパラメータ設定操作を可能と
しあるいは不能とするためのキーである。
(3) インプットセレクタ74 このコントロールアンプに接続された入力ソースを選
択するもので、タクトスイッチで構成されるセレクタキ
ー74−1乃至74−11を具えている。各セレクタキー74−
1乃至74−11を押すことにより、次の入力ソースがそれ
ぞれに選択される。
74−1:コンパクトディスクプレーヤ(CD) 74−2:ディジタルオーディオテープレコーダ1(DAT1) 74−3:ディジタルオーディオテープレコーダ2(DAT2) 74−4:レコードプレーヤ(PHONO AMP) 74−5:チューナ(TUNER) 74−6:アナログオーディオテープレコーダ1(TAPE1) 74−7:アナログオーディオテープレコーダ2(TAPE2) 74−8:ビデオディスクプレーヤ1(VDP1) 74−9:ビデオディスクプレーヤ2(VDP2) 74−10:ビデオテープレコーダ1(VTR1) 74−11:ビデオテープレコーダ2(VTR2) 各インプットセレクタキー74−1乃至74−11にはLED
インジケータ76−1乃至76−11が隣接して設けられ、選
択された入力ソースのものが緑色に点灯する。また、こ
こで、選択された入力ソースの信号がディジタルの場合
は、LEDインジケータ78が点灯し、ディジタル入力が選
択されていることが示される。
(4) レコードアウトキー80 入力ソースの信号をこのコントロールアンプに接続さ
れた各録音機器(DAT1.DAT2,TAPE1,TAPE2,VCR1,VCR2)
に録音ソース信号として出力するキーである。
(5) モードキー84 メイン信号をステレオで出力するかモノラルで出力す
るかを選択するものである。モノラル選択時は、LEDイ
ンジケータ86が点灯する。
(6) インプットレベル設定キー88 入力ソースごとにソース信号レベルが異なるので、コ
ントロールアンプ側で予め互いの音量比を調節しておく
ことにより、入力ソースを切換えた場合でもそのつどマ
スタボリウムによる音量調節を行なうことを不要にする
ものである。設定装置中は16行2ラインLCD(液晶表示
器)90に第5図のように、インプットレベル設定操作が
行なわれていること、設定操作をしている入力ソース
名、レベル設定値がそれぞれ表示され、設定した値がリ
アルタイムにメモリに記憶される。この設定値の記憶は
パワースイッチ70をオフしても保持される。
(7) ミューティングキー92 音量を−20dB減衰させるオーディオミューティングキ
ーである。
ミューティングオンで、LEDインジケータ93が赤に点
灯する。
(8) メインボリウム94 直流定電圧を分圧する可変抵抗器が連結されており、
回動量に応じてこの可変抵抗器から出力される直流電圧
値が変化する。この電圧値をA/D変換してマイクロコン
ピュータにて回動量→dBに変換後、他の音量調整操作手
段の設定量(バランス調整ボリウム96、ミューティング
キー92、インプットレベル設定キー88によるインプット
レベル設定量)と演算を行ない、総合利得を求めこの総
合利得から各音量調整制御手段(VCA26,32、ディジタル
ボリウム49、D/A変換回路56,58内のディジタルボリウ
ム)のゲイン配分を求め、dB→Vc(VCAの制御電圧)、d
B→ステップ信号(ディジタルボリウムの制御信号)に
変換し、それぞれゲイン制御して、音量調整を行なう。
メインボリウム94にはモータが連結され、リモコン操
作による音量調節も可能となっている。
(9) バランス調整ボリウム96 メイン信号および音場効果信号の左右のバランス調整
用ボリウムである。その調整量はA/D変換後マイクロコ
ンピュータによって処理され、前記各音量調整制御手段
を調整して左右バランスが調整される。
(10) ディジタルイコライザパラメータ設定部100 ディジタルイコライザ42(第8C図)のパラメータの設
定を行なう部分である。
このパラメータ設定部100は下部に操作部、上部に表
示部が配置されている。表示部は、各パラメータの設定
値を表示するものである。
表示部102において、上部の周波数スケール104は、各
バンドにおける中心周波数fL,fM,fHの設定値を表示す
る。
数値表示のうち、左部には、上段にローカット周波
数、下段にそのスロープ(12,18,24dB/octのいずれか)
がそれぞれ表示される。中央部106には、上段にレベ
ル、下段にQが左から低域、中域、高域についてそれぞ
れ表示される。右部108には、上段にハイカット周波
数、下段にスロープ(12,18,24dB/octのいずれか)がそ
れぞれ表示される。
操作部は、パラメータの設定を行なうためのタクトス
イッチで構成された次の各種キーを具えている。
イコライザオン/オフキー110 ディジタルイコライザ42の機能をオン/オフするため
のキーである。このキー110がオフされると、ディジタ
ルイコライザ42は特性がフラットになる。なお、オフさ
れてもオフされる前のパラメータ値はメモリに保持さ
れ、その後再びオンされると、各パラメータがオフする
前の状態に復帰する。
周波数キー112、Q/スロープキー114 設定モードを選択するキーで、それぞれ中心周波数の
設定、Qまたはスロープの設定を行なうときに押す。
アップ/ダウンキー116 各設定値のアップ/ダウンを行なうキーで、右側を押
せばアップし、左側を押せばダウンする。
ローカットキー118 ローカットの特性を設定するキーで、このキー118を
押した後周波数キー112を押してアップ/ダウンキー116
を操作すれば、ローカット周波数が設定される。
ローキー120、ミッドキー122、ハイキー124 3分割された帯域の特性を設定するときに用いるキー
で、それぞれ低域、中域、高域に対応している。
ハイカットキー126 ハイカットの特性を設定するキーである。
(11) 音場効果操作部130 音場効果プログラムの呼び出し、パラメータの変更等
を行なう部分で、2つの表示部132,90と各種操作キーを
具えている。
表示部132は、サウンドフィールドプロセッサ20(第
2図)に記憶されているファクトリプログラム、ユーザ
プログラムそれぞれ16種の音場効果プログラムナンバ
(1〜16)およびそのプログラムがファクトリプログラ
ムかユーザプログラムかの区別を表示するもので、LED
で構成されている。
表示部90は、呼び出されたプログラム名、パラメータ
の設定値等を表示するもので、LCDで構成されている。
音場効果操作部130の各種キー(すべてタクトスイッ
チ)について説明する。
メインミュートキー132 メイン信号の出力をオン/オフするキーで、トグル式
である。ミュート時はLEDインジケータ134が点灯する。
エフェクトミュートキー136 音場効果信号の出力をオン/オフするキーで、トグル
式である。ミュート時はLEDインジケータ138が点灯す
る。
音場効果オン/オフキー135 音場効果音の創生処理をオン/オフするキーである。
オンすれば音場効果音が創生され、オフすれば音場効果
音が創生されなくなる(オフする前の状態は保持す
る。)。オフ状態からオンすれば、オフする前の状態に
復帰する。
パラメータ選択キー140 音場効果のパラメータを変更する場合にパラメータの
種類を選択するキーで、キーを押すごとにパラメータの
種類が順送りで選択される。音場効果のパラメータとし
ては、例えばルームサイズ、ライブネス、イニシャルデ
イレイ、ハイパスフィルタ、ローパスフィルタ等が用意
されている。
エフェクトレベル設定モードキー142 音場効果音レベルの設定を行なうためのキーである。
メイン信号とのバランスを調整するのに用いられる。
エフェクト前後バランス設定モードキー144 音場効果音の前後の音量バランスの設定を行なうため
のキーである。
アップ/ダウンキー146 パラメータ選択キー140、エフェクトレベル設定モー
ドキー142、エフェクト前後バランスキー144でモードを
選択し、パラメータの設定、音場効果音のレベル設定、
音場効果音の前後バランスの設定を行なうものである。
左側を押せば設定値はダウンし、右側を押せば設定値は
アップする。
タイトルエディットキー148 ユーザプログラムの名称を設定するためのキーであ
る。
プログラムキー150 16種のファクトリプログラムと16種のユーザプログラ
ムのうちの1つを選択するキーである。
プリセットキー152 ファクトリプログラムを呼び出すためのキーで、これ
を押すとプログラムキー150はファクトリプログラムの
選択キーとなる。呼び出されたプログラム名は表示部9
に表示される。
ユーザプログラムキー154 ユーザプログラムを記憶する場合にプログラムナンバ
を設定し、あるいは記憶されたユーザプログラムを呼び
出すためのキーで、これを押すとプログラムキー150は
ユーザプログラムの選択キーとなる。
ユーザプログラムメモリキー156 ユーザが作ったユーザプログラムを記憶するためのキ
ーである。
次に、第2図中「第8A図示」、「第8B図示」、「第8C
図示」と示した各部の詳細例をそれぞれ対応する図面に
示す。
〔1〕 第8A図 入力端子、出力端子および入力ソースと録音ソース出
力の選択回路等を具えた部分である。
入力端子は、ディジタル信号用17(左右チャンネル時
分割入力)の5個と、アナログ信号用11a(左チャンネ
ル用)、11b(右チャンネル用)の各11個と、映像信号
用61の4個を具えている。また、録音(録画)ソース出
力端子は、ディジタル信号用50(左右チャンネル時分割
出力)の2個と、アナログ信号用38a(左チャンネル
用)、38b(右チャンネル用)の各6個と、映像信号用6
2の2個を具えている。
これら入力端子および録音(録画)ソース出力端子に
対して、各入力ソースは次表のように接続がされる。
アナログ入力、ディジタル入力、映像入力は、それぞ
れ次のような入力ラインおよび録音(録画)用出力ライ
ンを具えている。
(1) アナログ入力 イ 入力ライン アナログ入力端子11aから入力された左チャンネルの
アナログ入力(11種類)は、バッファアンプ160を介し
て入力選択用トランジスタ162にそれぞれ入力される。
入力選択用トランジスタ162は、後述するCPU200(第8C
図)からの指令を指令信号ライン164からデコーダ166、
ドライバ168を介してベースに入力し、前記前面パネル
のインプットセレクタ74で選択されたものがオンされて
選択されたアナログ入力がアナログ信号ライン170に導
かれ、後述する第8B図のVCA26に入力される。
なお、右チャンネルのアナログ信号の入力ラインも同
様の構成であり、その図示は省略してある。
ロ 録音ソース出力ライン アナログ入力端子11aから入力された左チャンネルの
アナログ入力(11種類)はバッファアンプ160を介し
て、録音ソース選択用トランジスタ172にそれぞれ入力
される。録音ソース選択用トランジスタ172は、CPU200
からの指令を指令信号ライン164からデコーダ174、ドラ
イバ176を介してベースに入力し、前記前面パネルのレ
コードアウトキー80を押してインプットセレクタ74で選
択されたものがオンされて、選択されたアナログ入力が
信号線178に導かれる。
信号線178に導かれたアナログ入力は並列接続された
6個のトランジスタ180を介してアナログ録音ソース出
力端子38a(6個)に導かれる。トランジスタ180は、録
音ソースとして選択されている入力ソース自身への出力
を禁止するもので、論音ソース出力選択指令をインバー
タ182で反転し、ドライバ184を介してベースに入力し、
録音ソース出力端子38aのうち録音出力として選択され
たソース以外のものにその録音出力を導く。
なお、右チャンネルのアナログ信号の録音ソース出力
ラインも同様の構成であり、その図示は省略してある。
(2) ディジタル入力 イ 入力ライン ディジタル入力端子17から左右チャンネル交互に時分
割入力されたディジタル入力(5種類)は、インバータ
190,192を介してデータセレクタ194にそれぞれ入力され
る。インプットセレクタ194は、CPU200からの指令(3
ビット)により、前記前面パネルのインプットセレクタ
キー74で選択されたディジタル入力をディジタル信号ラ
イン196を介して第8C図のディジタルI/Oレシーバ48に入
力する。
ロ 録音出力ライン ディジタル入力端子17から左右チャンネル交互に時分
割入力されたディジタル入力(5種類)は、インバータ
190,192を介して、ディジタル録音ソースセレクタ198に
それぞれ入力される。ディジタル録音ソースセルクタ19
8は、CPU200からの指令(3ビット)により、前記前面
パネルのレコードアウトキー80を押してインプットレク
タ74で選択されたディジタル入力をインバータ202、ア
ウトプットバッファ204、アウトプットトランジスタ206
を介してディジタルソース出力端子50(2個)に導く。
ただし、入力ソース自身への出力は禁止される。
(3) 映像入力 イ 入力(モニタ出力)ライン 映像入力端子61から入力された映像入力(4種類)
は、セレクタ208にそれぞれ入力される。セレクタ208
は、CPU200からの指令により、前面パネルのインプット
セレクタ74で選択された映像入力を選択し、アンプ210
を介してモニタ出力64に導く。
ロ 録画ソース出力ライン 映像入力端子61から入力された映像入力はセレクタ21
2にそれぞれ入力される。セレクタ212はCPU200からの指
令により、前面パネルのレコードアウトキー80を押して
インプットセレクタ74で選択された映像入力を選択し、
アンプ214,216を介して録画ソース出力端子62に導く。
ただし、入力ソース自身への出力は禁止される。
ライン220は第8B図の回路からのメイン信号の出力ラ
インで、メインミュート回路222を介して2個のメイン
信号出力端子422に導かれる。メインミュート回路222は
前記メインミュートキー132(第4図)の操作に基づきC
PU200からの指令により、トランジスタ224をオンし、ト
ランジスタ226をオフしてメイン信号をミューティング
する。
ライン226は第8B図の回路からの音場効果信号の出力
ラインで、エフェクトミュート回路228を介して前方音
の信号を出力端子424に導き、後方音の信号を出力端子4
26に導く。エフェクトミュート回路228は、前記エフェ
クトミュートキー136(第4図)の操作に基づきCPU200
からの指令によりトランジスタ230をオンし、トランジ
スタ428をオフして音場効果信号をミューティングす
る。
〔2〕 第8B図 第8B図はアナログストレート経路12およびその他の経
路の出力ラインに関するものである。アナログストレー
ト経路12は左右一方のチャンネルのみ示している。第8A
図のアナログ信号ライン170から送られてくる選択され
たアナログ入力信号は、アンプ232,234に入力されて正
相信号と逆相信号が作られてVCA26に入力される。VCA26
は正相信号と逆相信号を入力として増幅を行なうバラン
ス形電圧制御アンプで、ゲインの最大値が+20dB、アッ
テネート量が+20〜0dBの範囲で可変制御される。VCA26
の出力は差動アンプ236を介して出力され、ディジタル
ループ14のライン273に導かれる。また、VCA26の出力は
アナログ信号ライン238を介して出力選択回路28に入力
される。
出力選択回路28は、アナログストレート経路12を生か
すかあるいはディジタル経路(ディジタルループ14また
はディジタルストレート経路18)を生かすかを選択する
もので、CPU200からの指令により、トランジスタ240,24
2をオン、オフして選択を行なう。
入力ソースとしてアナログ入力が選択されており、か
つ前記イコライザオン/オフキー110によりディジタル
イコライザ42の機能がオフされている場合は、トランジ
スタ240がオン、トランジスタ242がオフされてアナログ
ストレート経路12が生かされてアナログ入力が出力され
る。
また、入力ソースとしてアナログ入力が選択されてお
り、かつイコライザオン/オフキー110がオンされてい
る場合は、トランジスタ240がオフ、トランジスタ242が
オンして、ディジタルループ14を経てディジタル信号処
理されD/A変換された信号がライン244からトランジスタ
242を介して出力される。
また、入力ソースとしてディジタル入力が選択されて
いる場合、あるいはアナログ信号とディジタル信号の双
方を出力する入力ソース(DAT,CD,VDP)が選択されてい
る場合も、トランジスタ240がオフ、トランジスタ242が
オンして、ディジタルストレート経路18または、ディジ
タルループ14を経て信号処理されD/A変換された信号が
ライン244からトランジスタ242を介して出力される。
出力選択回路28の出力は、モード選択回路30に入力さ
れる。モード選択回路30は、ステレオモード/モノラル
モードを切換えるもので、前記モードキー88の操作によ
るCPU200からの指令によりモードの切換えを行なう。
モード選択回路30は、ステレオモードのときは、トラ
ンジスタ246,252がオン、トランジスタ248,250がオフし
て、左右各チャンネルの信号が分離したまま出力され
る。また、モノラルモードのときは、トランジスタ246,
250がオフ、トランジスタ248,252がオンして、左右両チ
ャンネルの信号が抵抗加算されて出力される。
モード選択回路30から出力される信号は、アンプ254,
256に入力されて正相信号と逆相信号が作られてVCA32に
入力される。VCA32は正相信号と逆相信号を入力して増
幅を行なうバランス形電圧制御アンプで、ゲインの最大
値が0dB、アッテネート量が0〜∞dBの範囲で可変制御
される。VCA32の出力は差動アンプ258を介して出力さ
れ、出力ライン220を介して第8A図のメイン信号出力端
子26に導かれる。
第8B図において、ライン300はディジタル経路のD/A変
換後のメイン信号用の出力ライン(左チャンネル)で、
このライン300から入力された信号(アナログ信号)は
ディエンファシス回路305、LPF292を介して出力選択回
路28に入力される。
ライン301はディジタル経路のD/A変換後のメイン信号
用の出力ライン(右チャンネル)で、このライン301か
ら入力された信号はディエンファシス回路303、LPF307
を介して右チャンネルの出力選択回路(図示せず)に入
力される。
ライン302,304,306,308は、音場効果信号用の出力ラ
インで、それぞれ前方左側、前方右側、後方左側、後方
右側の信号が供給されている。これらのライン302,304,
306,308から入力された各音場効果信号は、それぞれデ
ィエンファシス回路312,314,316,318からLPF322,324,32
6,328を介してライン226に出力され、第8A図の音場効果
用出力端子424(前方側)、426(後方側)に供給され
る。
〔3〕 第8C図 第8C図は、アナログ入力のディジタルループ経路14、
ディジタルストレート経路18、音場効果経路22、制御回
路235を含んでいる。
ディジタルループ14の信号ライン237から入力される
アナログ信号は、バッファアンプ260、ローパスフィル
タ262、プリエンファシス回路264を介してディザ回路付
A/D変換回路266に入力されてディジタル信号に変換され
る。
A/D変換回路281は右チャンネルのディジタルループ
(図示せず)に送られてくる入力アナログ信号をディジ
タル信号に変換するものである。
A/D変換回路266,281の出力ディジタル信号はマルチプ
レクサ282で時分割多重化される。
ディジタルストレート経路18の信号ライン196から入
力されるディジタル信号は、ディジタルI/Oレシーバ48
に入力される。
ディジタルI/Oレシーバ48は、前述のように、入力さ
れたディジタル信号と後段回路をインターフェイスする
回路である。
ディジタルI/Oレシーバ48の出力は、ディジタルボリ
ウム49に入力される。ディジタルボリウム49は、アナロ
グ経路におけるVCA26(第8B図)に対応するもので、デ
ィジタル信号のレベルを調整する。
ディジタルループ14のディジタル信号およびディジタ
ルストレート経路18のディジタル信号は、セレクタ290
に入力される。セレクタ290は、ディジタルループ14側
のみから信号が来る場合は、この信号を出力し、ディジ
タルストレート経路18のみから信号が来る場合はこの信
号を出力する。また、ディジタルループ14とディジタル
ストレート経路18の両方から同一ソースの信号が来る場
合は、ディジタルストレート経路18の信号を出力する。
すなわち、高品位であるディジタル入力ソースがある場
合はそれを優先的に出力する。また、ディジタルI/Oレ
シーバ48内でデータエラーが検出された場合は、同一ソ
ースからアナログ入力も同時に入力されている場合はデ
ィジタルループ14側からの信号を出力する。
ディジタルI/Oレシーバ48では、ディジタルストレー
ト経路18に所定のディジタルオーディオサンプリング周
波数を有するか否かを検出することにより、ディジタル
ストレート経路18にディジタル入力があるか否かを検出
する。その具体的な方法としては、例えばディジタルス
トレート経路18における電圧変化(“1",“0")の基本
周期(すなわちサンプリング周波数fS)を検出して、そ
のサンプリング周波数fSに対応した周期を検出された場
合はディジタルストレート経路18にディジタル入力があ
るものと判断して、ディジタルストレート経路18を選択
することができる。ディジタルオーディオサンプリング
周波数は、例えばCDが44.1kHz、DATが48kHz、32kHz、4
4.1kHzというように、各ソース機器によって決まってお
り、ほぼその近傍にあればディジタル入力と判断するこ
とができる。
ディジタルオーディオサンプリング周波数を有するか
否かを検出するより高度な方法として、内部PLLの同期
がかかっているか否かを検出する方法もある。すなわ
ち、ディジタルストレート経路18に信号が供給されてい
ても、その信号に支障(ドロップアウト、故障)等があ
って同期外れがあれば、ディジタルループ14を選択す
る。データエラーがあった場合もディジタルループ14を
選択する。セレクタ290の出力は、ディジタルイコライ
ザ42に入力される。
ディジタルイコライザ42は、前述のようにディジタル
フィルタリング用プロセッサで、3バンドパラメトリッ
クイコライザで構成され、前記ディジタルイコライザパ
ラメータ設定部100における設定に基づき、CPU200から
の指令により、分割した3つの帯域ごとに中心周波数、
Q、レベルが、またローカット、ハイカットの各周波数
およびスロープがフィルタ構成やフィルタ係数をCPUの
指令により変更することによりそれぞれ設定値どおりに
設定される。ディジタルイコライザ42に入力されたディ
ジタル信号は、設定された各フィルタ特性が付与され
る。なお、ディジタルイコライザ42は、例えばヤマハ株
式会社製YM3608を利用することができる。
ディジタルイコライザ42の出力は、メイン信号として
4倍オーバサンプリングディジタルフィルタ44に入力さ
れる。
4倍オーバサンプリングディジタルフィルタ44は、後
段のD/A変化後のLPF292(第8B図)の負担を軽減するも
ので、入力ディジタルデータを4倍オーバサンプリング
して(入力ソースの1サンプリング周期に3個の補間デ
ータを挿入して、サンプリングノイズを高域側にずら
す。)出力する。
4倍オーバサンプリングディジタルフィルタ44は、16
ビットの入力に対し精度の高い係数を用いた畳み込み演
算を行なうことにより、畳み込みの際の誤差の累積を防
止している。(その具体的方法は、例えば本出願人の出
願に係る特開昭63−84312号公報参照)。また、このデ
ィジタルフィルタ44は後段のD/A変換回路46で高精度の
演算を行なうため、18ビットで信号を出力する。この18
ビットの信号はD/A変換回路46に入力される。
D/A変換回路46は、18ビットの入力に基づいて高精度
にD/A変換を行なう。すなわち、例えばDC上に音楽信号
は、いつも一定レベルになく、大きくもなり、小さくも
なり、ダイナミックに変化している。一般にCDのD/A変
換器は最上位ビットから最下位ビットまで16ビットの変
換能力を持っているが、実際の音楽信号を符号化したデ
ィジタル信号では、上位ビットが使用されていないこと
が多い。したがって、16ビットの変換能力を持ちながら
実質15ビット、14ビット、……で動作しており、小振幅
時にはD/A変換器の歪みやノイズが目立ちやすい。そこ
で、D/A変換回路46では、18ビットの入力に基づき、そ
の信号レベルが小さいときは、2ビットまでシフトアッ
プし、D/A変換器342の直線性のよい歪みの少ない部分で
D/A変換が行なわれるようにしている。D/A変換後シフト
アップに相当する分後段のアナログアンプ344のゲイン
を落として(2ビットシフトアップで1/4アッテネー
ト)レベル合わせをしている。また、シフトアップする
ことによってディジタルフィルタからの18ビット出力を
すべて使うことができるため、再量子化ノイズ(前段の
ディジタルフィルタ44における畳み込み演算による累積
誤差)も1/4にすることができる。
D/A変換回路46において、ディジタルフィルタ44から
出力された左チャンネルの信号(18ビット)は、シフト
340に入力され、その振幅レベルに応じて2ビットまで
シフトアップされてD/A変換器342でD/A変換される。D/A
変換器342の出力アナログ信号は、可変アンプ344に入力
される。可変アンプ344はゲインコントロール回路346に
より、ビットシフト分ゲインが落とされる(D/A変換回
路46全体ではゲインなし)。これにより、ディジタルフ
ィルタ44の出力に正確に対応したアナログ信号が左チャ
ンネルのメイン信号としてライン300から出力される。
次に音場効果音の創生処理について説明する。
前記ディジタルイコライザ42の出力は音場効果音の創
生のため、音場効果経路22に導かれ、サウンドフィール
ドプロセッサ20に入力される(プログラムの内容に応じ
て(左チャンネル+右チャンネル)/2または左チャンネ
ル−右チャンネルの信号が入力される。)。
サウンドフィールドプロセッサ20は、プロセッサ(例
えばヤマハ株式会社製YM3804:通称DSP)350と、24ビッ
ト×16kワードの信号遅延用メモリ(ダイナミックRAM)
352を3組具え、それぞれ前方音、後方音、前方後方共
通の信号処理を分担し、前記前面パネルの音場効果操作
部130におけるプログラム選択操作やパラメータ変更操
作に従って音場効果音を創生する。創生された音場効果
音は、前方音がライン356から、後方音がライン358から
それぞ出力される(左右各チャンネルは時分割出力)。
変調回路354は、他の音場効果(例えばコーラス、ト
レモロ、シンフォニック等)を与えるためものである。
この音場効果は、実際の反射音データに基づかずに人工
的に作られたプログラムで、面白い効果音を作り出すこ
とができる。例えば4チャンネルの音を少しずつ遅らせ
て立体的なサウンドを楽しめるディレイ、左右の音をわ
ずかにズラすことでエコー効果が得られるステレオエコ
ー、音質が変化しながらうねるような効果が生まれるス
テレオフランジ、漂うような音の揺れを表現するコーラ
ス、回転感を伴ったユニークな音のひろげるステレオフ
ェイジング、艶やかな音の揺れを創り出すトレモロ、リ
リカルできらびやかな音の調和感を生み出すシンフォニ
ック、レコーディングスタジオの反響室の中に居るよう
な効果が出るエコールーム等がある。
ライン356から左右チャンネル時分割出力された前方
音の信号はディジタルフィルタ52で4位オーバサンプリ
ングされ、D/A変換回路56に18ビットで入力される。
ライン356から左右チャンネル時分割出力された前方
音の信号はディジタルフィルタ52で4位オーバサンプリ
ングされ、D/A変換回路56に18ビットで入力される。
D/A変換回路56は、内部にディジタルボリウムとD/A変
換器を有し、入力信号をD/A変換するとともに、音量調
整操作手段(ボリウム、バランス、ミューティング等)
の操作に応じてCPU200で求められた設定すべきゲインを
与える D/A変換回路56の出力はライン302,304を介して第8B図
のLPF322,324にそれぞれ入力される。
第8C図において、サウンドフィールドプロセッサ20か
らライン358に左右チャンネル時分割出力された後方音
の信号は、ディジタルフィルタ54で4位オーバサンプリ
ングされ、D/A変換回路58に入力される。D/A変換回路58
は例えばD/A変換回路56と同様に構成される。D/A変換回
路58から出力される後方音の左右各チャンネル音響効果
信号はライン306,308からそれぞれ出力され、第8B図のL
PF326,328にそれぞれ入力される。
制御回路335は、このアンプ各部の制御を行なう。制
御回路335において、可変抵抗器382は前記メインボリウ
ム94に連動して、その回動量に応じた直流電圧を出力す
る。また、可変抵抗器384は、前記バランス調整ボリウ
ム96に連動して、その回動量に応じた直流電圧を出力す
る。これらの直流電圧はボリウムコントロール回路(A/
D変換器)386でA/D変換される。CPUに送られる。
CPU408は、パワースイッチ70のオン/オフ情報391、
前面パネルの各種コントロールキー情報390、リモート
コントロール情報392を入力し、その操作内容をCPU200
に送出する。
CPU200はその操作内容に基づき、アナログスイッチコ
ントロール回路388を介して各部のアナログスイッチを
オン/オフ制御する。また、各種音量調整操作手段の操
作内容を総合判断して各種音量調整制御手段のゲイン配
分を求めてこれらのゲインを制御する。
また、CPU200は各種操作内容を示す情報をLED、LCDデ
ィスプレイコントロール回路404,406に伝達し、この操
作内容を各LEDインジケータおよび各LCD表示器を表示す
る。また、CPU200はインターフェイス395を介してサウ
ンドフィールドプロセッサ20を制御する。
ROM400は音場効果用ファクトリプログラム等を記憶し
ている。RAM402は音場効果用ユーザドプログラムとディ
ジタルイコライザ42の設定内容を組合わせたプログラ
ム、インプットレベル設定値、現在の各部の設定状態等
を記憶する。この記憶はパワースイッチをオフしても消
えない。
モータドライブ410はリモートコントロール操作に基
づきメインボリウムをステップモータ412で駆動する。
〔発明の効果〕 以上説明したように、この発明によれば、アナログ信
号入力とディジタル信号入力が同時にあった場合にディ
ジタル信号入力が自動的に選択されるので、リスナはソ
ース選択だけ行なえばよく、操作が簡単になる。そし
て、ディジタル信号入力を優先させるので、ソース機器
の出力端と本信号選択回路の入力端とをつなぐ信号経路
等における信号劣化をなくすことができる。
また、アナログ出力のみまたはディジタル出力のみの
ソース機器にも対応させることもできる。
また、この発明によれば、入力選択の具体的手法とし
て、ディジタル入力端からの信号入力が所定のディジタ
ルオーディオサンプリング周波数を有するか否かを検出
して、このサンプリング周波数が検出されたときにはデ
ィジタル信号入力を選択し、このサンプリング周波数が
検出されないときにはアナログ信号入力を選択するよう
にしたので、接続機器側のディジタル系路で同期外れ等
によりドロップアウト等があった場合に、アナログ入力
があればそれらに選択を切換えて出力することができる
ので、ドロップアウト等が生じている間中何も出力され
ない状態が続くのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の基本的な実施例を示すブロック図
である。 第2図は、この発明を適用したコントロールアンプの一
実施例を示すブロック図で、第8A図、第8B図、第8C図に
示す具体回路の概要を示すものである。 第3図は、実施例に示すコントロールアンプ中に組み込
まれている音場効果方式の原理図である。 第4図は、実施例に示すコントロールアンプの前面パネ
ルの構成を示す正面図である。 第5図は、第4図の前面パネルにおける表示部90の表示
例を示す正面図、インプットレベル設定時のものであ
る。 第6図は、この発明の他の形式の基本的な実施例を示す
ブロック図である。 第7図は、この実施例に示すコントロールアンプが適用
されるリスニングルームのスピーカ等の配置例を示す平
面図である。 第8A図、第8B図、第8C図は、第2図に同図番で示す各部
の詳細図である。 1,2……入力手段(1……アナログ入力端子(アナログ
入力端)、2……ディジタル入力端子(ディジタル入力
端))、4……ディジタル信号検出回路(検出手段)、
S1……スイッチ(切換手段)、48……ディジタルI/Oレ
シーバ(検出手段)、290……セレクタ(切換手段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オーディオソース機器から供給される信号
    入力を選択して後段回路へ出力する信号選択回路であっ
    て、 少くとも1つのオーディオソースについては同一のオー
    ディオソース機器からのディジタル出力とこのディジタ
    ル出力をD/A変換したアナログ出力を入力するディジタ
    ル入力端とアナログ入力端の両方を具備するように構成
    された入力手段と、 前記ディジタル入力端から供給される信号入力が所定の
    ディジタルオーディオサンプリング周波数を有するか否
    かを検出する検出手段と、 前記検出手段が前記ディジタル信号入力端からの信号入
    力に所定のディジタルオーディオサンプリング周波数を
    有することを検出したときは当該ディジタル入力端から
    の信号入力を前記後段回路に出力するように経路を切り
    換え、前記所定のオーディオサンプリング周波数を有す
    ることを検出していないときは前記アナログ信号入力端
    からの信号入力を前記後段回路に出力するように経路を
    切り換える切換手段と からなる信号選択回路。
JP61230139A 1986-09-30 1986-09-30 信号選択回路 Expired - Lifetime JPH0824254B2 (ja)

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