JPS5925528A - 変圧器保護継電装置 - Google Patents
変圧器保護継電装置Info
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- JPS5925528A JPS5925528A JP13608182A JP13608182A JPS5925528A JP S5925528 A JPS5925528 A JP S5925528A JP 13608182 A JP13608182 A JP 13608182A JP 13608182 A JP13608182 A JP 13608182A JP S5925528 A JPS5925528 A JP S5925528A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、変圧器保護継電装置、特に−相当92個以上
に分割された巻mを有する一相多巻線変圧器に適用され
る変圧器保護継電装置に関するものである。
に分割された巻mを有する一相多巻線変圧器に適用され
る変圧器保護継電装置に関するものである。
第1図は従来の代表的な比率差動継電器の交流接続図で
ある、第1図に示すように従来は一相一巻線からなる構
造の変圧器であって、変圧器101次側には各相に対応
して変流器CT−1。
ある、第1図に示すように従来は一相一巻線からなる構
造の変圧器であって、変圧器101次側には各相に対応
して変流器CT−1。
C’r −2、CT −3’を夫々配置し、変圧器1の
2次側にも同様にCT−4、CT−5、CT−6を夫々
配置する。第1図の変圧器1は1次側がY結線、2次側
が△結線であるlテめ、1次側の各変流器CT−1、C
T−2,CT−3は△接続とし、2次側の各変流器CT
−4、CT−5、CT−6はY接続となっている。これ
をR相について説明すると、R相継電器RY −Rは変
圧器1の1次側及び2次側から上記変流器により夫々(
IR−IT )及び(IR’−IT’)の電流が導入さ
れ、その差動電流1dを検出するよう構成されている。
2次側にも同様にCT−4、CT−5、CT−6を夫々
配置する。第1図の変圧器1は1次側がY結線、2次側
が△結線であるlテめ、1次側の各変流器CT−1、C
T−2,CT−3は△接続とし、2次側の各変流器CT
−4、CT−5、CT−6はY接続となっている。これ
をR相について説明すると、R相継電器RY −Rは変
圧器1の1次側及び2次側から上記変流器により夫々(
IR−IT )及び(IR’−IT’)の電流が導入さ
れ、その差動電流1dを検出するよう構成されている。
又、平常時は差動電流Idが零になるように整合用変流
器M −CTB +M −Cr2及びM −c’rTに
より整合されている。
器M −CTB +M −Cr2及びM −c’rTに
より整合されている。
ここで変圧器1の内部故障時は、変圧器1の1次側電流
と2次側電流とが等しくならないため差動電流Idが流
れ、したがって継電器Ry −Rが動作し、遮断器CB
−1,CB−2を引外す。
と2次側電流とが等しくならないため差動電流Idが流
れ、したがって継電器Ry −Rが動作し、遮断器CB
−1,CB−2を引外す。
一方、外部故障時は変圧器1の1次側電流と2次側電流
とは等しいので差動電流Idは零である。
とは等しいので差動電流Idは零である。
このようにして内部故障と外部故障とを判別する。
他のS相及びT相についても同様である。
遮断器CB−1を投入して変圧器1全励磁すると励磁突
入電流IER、IEs 、 IETが変圧器の1次側に
流れるが2次側には流れない。この励磁突入電流IER
+ IES + IETは無負荷励磁の場合に最大とな
る。このため変圧器1の投入時に励磁突入電流が差動電
流となって差動継電器RY−Rは誤動作することはある
。この対策として励磁突入電流には大きな高調波成分(
主に第2高調波)を含んでいることに着目し、基本波成
分に対しである値以上の高調波成分が存在する場合に、
差動継電器の動作量を抑制したり、動作をロックする方
法が一般にとられている。このため高調波検出要素をそ
なえなければならない。しかしこの手段も励磁突入電流
と故障電流とを区別するのに必ずしも十分なものではな
い。又、この場合、高調波抑制あるいはロックするだめ
の高調波検出要素が必要である。更に高調波の検出判定
にはフィルタによる遅れ及び判定時間等があるため、変
圧器保護装置としての動作時間の高速化及び高感度化の
阻害要因の一つでもあった。
入電流IER、IEs 、 IETが変圧器の1次側に
流れるが2次側には流れない。この励磁突入電流IER
+ IES + IETは無負荷励磁の場合に最大とな
る。このため変圧器1の投入時に励磁突入電流が差動電
流となって差動継電器RY−Rは誤動作することはある
。この対策として励磁突入電流には大きな高調波成分(
主に第2高調波)を含んでいることに着目し、基本波成
分に対しである値以上の高調波成分が存在する場合に、
差動継電器の動作量を抑制したり、動作をロックする方
法が一般にとられている。このため高調波検出要素をそ
なえなければならない。しかしこの手段も励磁突入電流
と故障電流とを区別するのに必ずしも十分なものではな
い。又、この場合、高調波抑制あるいはロックするだめ
の高調波検出要素が必要である。更に高調波の検出判定
にはフィルタによる遅れ及び判定時間等があるため、変
圧器保護装置としての動作時間の高速化及び高感度化の
阻害要因の一つでもあった。
しかも最近、超々高圧系統用変圧器として一相尚り2個
以上に分割された巻線を持つ一相多巻線構造の変圧器の
使用が検討されているが、上記問題点を解消する有効な
手段が見出さizでいない。
以上に分割された巻線を持つ一相多巻線構造の変圧器の
使用が検討されているが、上記問題点を解消する有効な
手段が見出さizでいない。
本発明は上記問題点を解決することを目的としてなされ
たものであり、高調波検出要素を用いることなく励磁突
入電流対策が可能な変圧器保護継電装置を提供すること
を目的としている。
たものであり、高調波検出要素を用いることなく励磁突
入電流対策が可能な変圧器保護継電装置を提供すること
を目的としている。
本発明では一相当υ複数個の巻線を有する一相多巻線変
圧器の1次側及び2次側の各巻線毎に夫゛ 々変流器を
挿入し、この各対応変流器からの電流によって各巻線毎
に差動電流検出要素をもうけると共に、高整定の過電流
検出要素をもうけ、各巻線毎の差動電流検出要素が一相
すべて動作し、かつ高整定の過電流検出要素が不動作で
ある場合にのみ励磁突入電流であると判断し、引外し回
路をロックしようとするものである。
圧器の1次側及び2次側の各巻線毎に夫゛ 々変流器を
挿入し、この各対応変流器からの電流によって各巻線毎
に差動電流検出要素をもうけると共に、高整定の過電流
検出要素をもうけ、各巻線毎の差動電流検出要素が一相
すべて動作し、かつ高整定の過電流検出要素が不動作で
ある場合にのみ励磁突入電流であると判断し、引外し回
路をロックしようとするものである。
以下図面を参照しつつ実施例を説明する。第2図は本発
明による変圧器保護継電装置の一実施例構成図である。
明による変圧器保護継電装置の一実施例構成図である。
第2図において、2は変圧器であって夫々の各相は一相
多巻線構造を有し、1次側はY結線、2次側はΔ結線で
ちる。変圧器2のR相の1次側及び2次側の第1.第2
.第3巻線、S相の1次側及び2次側の第1.第2.第
3巻線、T相の1次側及び2次側の第1.第2.第3巻
線に夫々変流器がもうけられる。ここでR相について説
明すると、変圧器2のR相の1次側の第1巻線とS相の
第1巻線及びT相の第1巻線にもうけられた変流器の2
次側は互に△接続されて、変圧器2の2次側各相の第1
巻線にもうけられたY接続された変流器の2次側との間
で差動回路を構成する。差動回路には差動電流検出要素
R−1が図示しない整合支流器を通して挿入され、第1
巻線の故障を検出するよう構成される。以下同様にして
、第2巻線に対してR−2が、第3巻線に対してR−3
が夫々もうけられる。又、詳細は図示しないが差動電流
検出要素は、S相についてはS−1゜S−2,S−3が
、T相についてはr −1,T−2゛。
多巻線構造を有し、1次側はY結線、2次側はΔ結線で
ちる。変圧器2のR相の1次側及び2次側の第1.第2
.第3巻線、S相の1次側及び2次側の第1.第2.第
3巻線、T相の1次側及び2次側の第1.第2.第3巻
線に夫々変流器がもうけられる。ここでR相について説
明すると、変圧器2のR相の1次側の第1巻線とS相の
第1巻線及びT相の第1巻線にもうけられた変流器の2
次側は互に△接続されて、変圧器2の2次側各相の第1
巻線にもうけられたY接続された変流器の2次側との間
で差動回路を構成する。差動回路には差動電流検出要素
R−1が図示しない整合支流器を通して挿入され、第1
巻線の故障を検出するよう構成される。以下同様にして
、第2巻線に対してR−2が、第3巻線に対してR−3
が夫々もうけられる。又、詳細は図示しないが差動電流
検出要素は、S相についてはS−1゜S−2,S−3が
、T相についてはr −1,T−2゛。
T3が同様にもうけられている。
第3図は遮断器CB−1、CB−2の引外し回路構成を
示す図である。第3図はR相についての図であり、R−
1、R−2、R−3Vi第1.第2及び第3巻線の差動
回路に夫々挿入された差動型b1検出要素である。又、
差動電流検出要素には図示しない大電流故障時のための
高整定の過電流検出要素HOC−R1、HOC−R2、
HOC−R3がもうけられ、差動回路に夫々そなえられ
る。R−1゜R−2、R−3の出力はナンド回路NAN
D及びオア回路0R−1に導入され、更に前記ナンド回
路及びオア回路の出力がアンド回路ANDに導入される
。前記アンド回路の出力及び前記高整定の過電流検出要
素HOC−R1、HOC−R2、HOC−R3ノ出力が
オア回路0R−2に導入され、更にオア回路OR−2の
出力により、遮断器CB−1、CB−2の引外し指令を
発するよう構成される。
示す図である。第3図はR相についての図であり、R−
1、R−2、R−3Vi第1.第2及び第3巻線の差動
回路に夫々挿入された差動型b1検出要素である。又、
差動電流検出要素には図示しない大電流故障時のための
高整定の過電流検出要素HOC−R1、HOC−R2、
HOC−R3がもうけられ、差動回路に夫々そなえられ
る。R−1゜R−2、R−3の出力はナンド回路NAN
D及びオア回路0R−1に導入され、更に前記ナンド回
路及びオア回路の出力がアンド回路ANDに導入される
。前記アンド回路の出力及び前記高整定の過電流検出要
素HOC−R1、HOC−R2、HOC−R3ノ出力が
オア回路0R−2に導入され、更にオア回路OR−2の
出力により、遮断器CB−1、CB−2の引外し指令を
発するよう構成される。
なおS相、T相についても同様である。
次に、第2図及び第3図によって動作を説明する。ここ
で第2図に示す変圧器2の1次側及び2次側の各巻線は
同−構造及び特性であるため、R相についてのみ説明す
る。
で第2図に示す変圧器2の1次側及び2次側の各巻線は
同−構造及び特性であるため、R相についてのみ説明す
る。
差動電流検出要素R−1には、変圧器2の1次3 (’
n’ −IT’ )とが導入される。そして前記各電流
に差がある場合、しかもこれが所定値以上であれば故障
と判定され、差動電流検出要素R−1¥′i出力を発す
る。R−2及びR−3についても同様である。
n’ −IT’ )とが導入される。そして前記各電流
に差がある場合、しかもこれが所定値以上であれば故障
と判定され、差動電流検出要素R−1¥′i出力を発す
る。R−2及びR−3についても同様である。
今、変圧器2を励磁すると、変圧器2の1次側に励磁突
入電流が流れる。しかし、変圧器2の第1、第2及び第
3巻線は夫々同一構造及び特性であるため、励磁突入電
流をrrsとすると、前記各巻線には夫々はぼT II
Nずつ分流することになる。
入電流が流れる。しかし、変圧器2の第1、第2及び第
3巻線は夫々同一構造及び特性であるため、励磁突入電
流をrrsとすると、前記各巻線には夫々はぼT II
Nずつ分流することになる。
このため各差動電流検出要素R−1、R−2。
R−3に流1シる差動電流はほぼ等しくなるため、これ
が設定値以上であれば、各差動電流検出要素R−1、R
−2,R−3は全て動作する。
が設定値以上であれば、各差動電流検出要素R−1、R
−2,R−3は全て動作する。
一方、変圧器内部故障、例えば第1巻線と第2巻線地絡
故障にあっては、差動電流検出要素R−1及び1(−2
が動作する。
故障にあっては、差動電流検出要素R−1及び1(−2
が動作する。
以上の動作を第3図の遮断器引外し回路によって説明す
る。今、励磁突入電流の場合について説明すると、上記
の如く全ての差動電流検出要素1”t−1、R−2、R
−3が動作するため、R−1゜R’−2,R−3の出力
は「1」となってナンド回路NANDの出力は「0」と
なり、オア回路0R−1の出力は「1」となる。したが
ってアンド回路ANDの出力は「0」となって遮断器引
外し出力は発せられない。
る。今、励磁突入電流の場合について説明すると、上記
の如く全ての差動電流検出要素1”t−1、R−2、R
−3が動作するため、R−1゜R’−2,R−3の出力
は「1」となってナンド回路NANDの出力は「0」と
なり、オア回路0R−1の出力は「1」となる。したが
ってアンド回路ANDの出力は「0」となって遮断器引
外し出力は発せられない。
次に、第1巻線と第2巻線との地絡故障の場合は、上記
したように差動電流検出要素R−1及びR−2(7)出
力が「1」で、R−3(7)出力が「o」であるため、
ナンド回路NANDの出力が11」、更にオア回路OR
−1の出力が「1」であって、アンド回路ANDの出力
が11」となり遮断器引外し出力を発する。又、差動電
流検出要素R−1゜R−2、R−3がすべて動作するよ
うみ故障時、このような場合、故障電流は比較的大電流
となるため、各相にもうけられた高整定の過電流検出要
素HOC−R1、HOC−R2、HOC−R3が動作し
遮断器引外し出力を発する。なお、S相及びT相につい
ても全く同様である。
したように差動電流検出要素R−1及びR−2(7)出
力が「1」で、R−3(7)出力が「o」であるため、
ナンド回路NANDの出力が11」、更にオア回路OR
−1の出力が「1」であって、アンド回路ANDの出力
が11」となり遮断器引外し出力を発する。又、差動電
流検出要素R−1゜R−2、R−3がすべて動作するよ
うみ故障時、このような場合、故障電流は比較的大電流
となるため、各相にもうけられた高整定の過電流検出要
素HOC−R1、HOC−R2、HOC−R3が動作し
遮断器引外し出力を発する。なお、S相及びT相につい
ても全く同様である。
第4図は本発明による他の実施例構成図である。
本実施例の場合は一相2巻線構成としている。第4図に
おいて、変圧器3の1次側はY結線、2次側は△結線で
あることは第2図の場合と同様である。したがってR相
だけについて説明すると、変圧器3のR相の1次側の第
1巻線とS相の第1巻線及びT相の第1巻線に夫々もう
けられた変流器の2次側は互に△接続されて、変圧器3
の2次側各相の第1巻線にもうけられたY接続された変
流器の2次側との間で差動回路を構成する。そして差動
回路には差動電流検出要素R−1がもうけられる。ただ
本実施例の場合、−相2巻線構成であるため、R−2が
存在するのみである。
おいて、変圧器3の1次側はY結線、2次側は△結線で
あることは第2図の場合と同様である。したがってR相
だけについて説明すると、変圧器3のR相の1次側の第
1巻線とS相の第1巻線及びT相の第1巻線に夫々もう
けられた変流器の2次側は互に△接続されて、変圧器3
の2次側各相の第1巻線にもうけられたY接続された変
流器の2次側との間で差動回路を構成する。そして差動
回路には差動電流検出要素R−1がもうけられる。ただ
本実施例の場合、−相2巻線構成であるため、R−2が
存在するのみである。
したがって各変流器から導出される電流は2 (IR−
■T) 1表(IR’−IT’ )となり、他の動作は
第2図の場合と同様である。
■T) 1表(IR’−IT’ )となり、他の動作は
第2図の場合と同様である。
第5図は各相に対して1個の高整定過電流要素をもうけ
る場合の実施例である。第5図においてR−1,R−2
,R−3は第2図に対応している。
る場合の実施例である。第5図においてR−1,R−2
,R−3は第2図に対応している。
T(QC−Rは高整定の過電流検出要素であって、各差
動電流検出要素R−1,R−2,R−3の差動回路に補
助変流器A U −CT 1 、 A tJ−CT 2
、 A U −Cr2 ’iもうけ、前記各補助変流
器を介して差動電流の和を導出し、これを各相1個の高
整定過電流検出要素IOC−R(この場合はR相)に導
入しようとするものである。又、1巻線にのみ高整定過
電流検出要素をもうけるようにしてもよい。更に、一般
的には差動継電器として比率、差動継電器が用いらり、
るが、これに限定されるものではなく、比率抑制のない
差動継電器に適用してもよいことは勿論である。
動電流検出要素R−1,R−2,R−3の差動回路に補
助変流器A U −CT 1 、 A tJ−CT 2
、 A U −Cr2 ’iもうけ、前記各補助変流
器を介して差動電流の和を導出し、これを各相1個の高
整定過電流検出要素IOC−R(この場合はR相)に導
入しようとするものである。又、1巻線にのみ高整定過
電流検出要素をもうけるようにしてもよい。更に、一般
的には差動継電器として比率、差動継電器が用いらり、
るが、これに限定されるものではなく、比率抑制のない
差動継電器に適用してもよいことは勿論である。
挿入し、変圧器の1次側及び2次側において各対応変流
器からの導出電流を用いて差動電流検出要素を構成し、
かつ各相毎に高整定過電流検出要素をもうけ、各相のす
べての差動電流検出要素が動作し、各相毎の高整定過電
流検出要素が不動作である場合にのみ、引外し出力をロ
ックする構成としたので、励磁投入の際に発生する励磁
突入電流対策としての高調波検出要素は不要となり、高
速度、高感度の変圧器保護継電装置を提供できる。
器からの導出電流を用いて差動電流検出要素を構成し、
かつ各相毎に高整定過電流検出要素をもうけ、各相のす
べての差動電流検出要素が動作し、各相毎の高整定過電
流検出要素が不動作である場合にのみ、引外し出力をロ
ックする構成としたので、励磁投入の際に発生する励磁
突入電流対策としての高調波検出要素は不要となり、高
速度、高感度の変圧器保護継電装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の変圧器保護装置の交流回路接続図、第2
図は本発明による変圧器保護継電装置の一実施例構成図
、第3図は遮断器列外し回路の一実施例構成図、第4図
は他の実施例構成図、第5図は各相に対して高整定過電
流要素を1個もうける場合の実施例構成図である。 1.2.3・・・変圧器 CB−1・・・変圧器1次側遮断器 CB−2・・・変圧器2次側遮断器 CT−1〜CT−6・・・変流器 RY−RIRY−8,RY−T・・・R,S、T各相リ
レーR−1,R−2,R−3・・R相第1.第2.第3
巻線の差動電流検出要素 HOC・・・R相高整定過電流検出要素HOC−R1、
HQC−R2、HOC−R3・・ R相第1.第2゜第
3巻線高整定過電流要素 M −CTH+ M −CT 6 + M −Cr2
・=整合用変流器AU−CTI 、AU−Cr2.AU
−Cr2・・補助変流器第1図 T相 54目 R半目 馬2図
図は本発明による変圧器保護継電装置の一実施例構成図
、第3図は遮断器列外し回路の一実施例構成図、第4図
は他の実施例構成図、第5図は各相に対して高整定過電
流要素を1個もうける場合の実施例構成図である。 1.2.3・・・変圧器 CB−1・・・変圧器1次側遮断器 CB−2・・・変圧器2次側遮断器 CT−1〜CT−6・・・変流器 RY−RIRY−8,RY−T・・・R,S、T各相リ
レーR−1,R−2,R−3・・R相第1.第2.第3
巻線の差動電流検出要素 HOC・・・R相高整定過電流検出要素HOC−R1、
HQC−R2、HOC−R3・・ R相第1.第2゜第
3巻線高整定過電流要素 M −CTH+ M −CT 6 + M −Cr2
・=整合用変流器AU−CTI 、AU−Cr2.AU
−Cr2・・補助変流器第1図 T相 54目 R半目 馬2図
Claims (2)
- (1)変圧器の励磁投入に際して発生する励磁突入電流
対策を施した変圧器保護継電装置において、変圧器の巻
線−相当シ2以上の巻線を有する一相多巻線変圧器の各
巻線毎に夫々変流器をもうけ、前記−相多巻線変圧器の
1次側蒸び2次側の各対応巻線毎に差動電流検出要素を
そなえると共に、前記各相各巻線毎に夫々高整定過電流
要素をもうけ、前記差動電流検出要素が一相全て動作し
、かつ高整定過電流検出要素が不動作である時のみ引外
し出力をロックすることを特徴とする変圧器保護継電装
置。 - (2)高整定過電流検出要素は各相当り1個もうけ、各
相各巻線にもうけた差動電流検出要素からの各差電流の
和を導入することを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の変圧器保護継電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13608182A JPS5925528A (ja) | 1982-08-04 | 1982-08-04 | 変圧器保護継電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13608182A JPS5925528A (ja) | 1982-08-04 | 1982-08-04 | 変圧器保護継電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5925528A true JPS5925528A (ja) | 1984-02-09 |
Family
ID=15166794
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13608182A Pending JPS5925528A (ja) | 1982-08-04 | 1982-08-04 | 変圧器保護継電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5925528A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6386916A (ja) * | 1986-09-30 | 1988-04-18 | Yamaha Corp | 信号選択回路 |
US6661680B2 (en) | 2000-12-08 | 2003-12-09 | Nec Corporation | Higher harmonic suppressor element and DC power supply unit using the same |
-
1982
- 1982-08-04 JP JP13608182A patent/JPS5925528A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6386916A (ja) * | 1986-09-30 | 1988-04-18 | Yamaha Corp | 信号選択回路 |
US6661680B2 (en) | 2000-12-08 | 2003-12-09 | Nec Corporation | Higher harmonic suppressor element and DC power supply unit using the same |
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