JPS60255010A - 差動継電器 - Google Patents

差動継電器

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JPS60255010A
JPS60255010A JP59108994A JP10899484A JPS60255010A JP S60255010 A JPS60255010 A JP S60255010A JP 59108994 A JP59108994 A JP 59108994A JP 10899484 A JP10899484 A JP 10899484A JP S60255010 A JPS60255010 A JP S60255010A
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JP
Japan
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output
circuit
level detection
ratio
phase difference
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Application number
JP59108994A
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English (en)
Inventor
安藤 文郎
大川 哲夫
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は電力系統や電力機器等の保護に用いられる2
端子用の作動継電器に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
第5図は電力用変圧器の保@に用いられる従来の作動継
電器の一例を示す図である。電力用変圧器10両端には
変流器2が取付けられ、この変簿器2により変圧器1の
端子電流が検出される。この検出された端子電流I、、
 I2は比率作動継電器3に入力される。比率作動継電
器3内には動作コイル(QC)4と抑制コイル(RC)
5が設けられている。6はしゃ断器で、比率作動継電器
3によって作動される。
第6図は比率作動継電器3の特性の一例を示し。
た図で、横軸に端子電流の絶対値の和を、縦軸に動作コ
イル4に流れる作動電流工dをとっである。
図中に斜線で示した領域が動作域となる。ここで比率作
動継電器3の動作式はId−■□十I2≧に1(Il、
I + lI21) +r<o となる(但し、K、、
K。
は定数)。
ここで外部事故による電流I。ut’が発生したとする
と、変圧器1に流入する電流工、′と■2′との間にI
□′ニーエ2’ = Iout’ の関係が成立する。
すなわちI、=−I2となシ■d=0となるので比率作
動継電器3は動作しない。しかし変圧器1に内部事故が
発生し、この内部事故による電流I’inが発生したと
すると、”□=I’in * I2= OとなりIa=
Iin となるため、比率作動継電器3は動作し、 し
ゃ断器6を引きはずすことにより変圧器1の内部故障を
検出し、変圧器1を保護する。ところがこのような構成
において、外部事故による大電流が通過する場合に変流
器2が飽和すると、両端の変流器の特性の相違から11
・N−工21とな91作動電流I、が発生し、外部事故
にもかかわらず比率作動継電器3が動作し、しゃ断器6
を引きはずしてしまうという問題があった。
第7図は変流器2の特性の相違による変流器節−和波形
の一例を示した図である。点線で示すような1次電流が
変流器2tF、、流れた場合でも両端に接続さnた変流
器の特性の相違から実線で示すような2次電流に飽和波
形の差が生じ、こtにより作動電流■4 が発生する様
子を示している。
〔発明の目的〕
この発明の目的は一外部事故時に大電流が通過して変流
器が飽和しても誤動作することのない作動継電器を提供
するにある。
〔発明の概要〕
この発明では上記目的を達成するために、第1および第
2の端子電流を入力し、両端子電流間に所定の位相差が
発生した時出力を発生する比率差動要素と、前記両端子
電流の瞬時値が所定の値を越えた時超過値に応じた時間
巾の方形波を発生させる2つのレベル検出回路と、この
2つのレベル検出回路の出力によシそnぞ扛動作し所定
巾の方形波を発生させる2つのワンショット回路と、こ
のワンショット回路から出力さr、る方形波同志を位相
比較し、位相差がほぼ零の場合には前記比率差動要素の
出力を禁止または抑制する手段とを具備するか、または
第1および第2の端子電流を入力し1両端子電流間に所
定の位相差が発生した時出力を発生する比率差動要素と
、前記両端子′電流の瞬時値が所定の値を越えたとき超
過値に応じた時間巾の方形波を発生させる2つのレベル
検出回路と、この2つのレベル検出回路の出力によりそ
“れそれ動作し所定巾の方形波を発生させる2つのワン
ショット回路と、前記レベル検出回路の出力と前記ワン
ショット回路の出力との論理和同志を位相比較し、位相
差がほぼ零の場合には前記比率差動要素の出力を禁止ま
たは抑制する手段とを具備したことを特徴としている。
〔発明の実施例〕
以下この発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。第1図ta> 、 (b)はこの発明の一実施例を示
すブロック図である。入力端子電流Iいは比率作動継電
器3内の比率作動要素7、正波瞬時値レベル検出回路8
1、負波瞬時値レベル検出回路91へ入力される。
また第2の入力端子電流工2 は比率作動要素7、正波
瞬時値レベル検出回路82、負波瞬時値レベル検出回路
92へ入力される。正波瞬時値レベル検出回路81 、
82の出力は第1の位相比較回路10へ、負波瞬時値レ
ベル検出回路91 、92の出力は第2の位相比較回路
10へ入力される。そして第1および第2の位相比較回
路10の出力は論理和回路21を介してインヒビット回
路加の禁止側入力へ接続される。
インヒビット回路加の非禁止側入力へは比率作動要素7
の出力が接続される。したがってインヒビット回路加の
出力が比率作動継電器3の出力となる。
なおレベル検出回路81 、82 、91 、92 、
位相比較回路10.論理和回路21は外部事故検出回路
路を構成する。
第1図(b)は位相比較回路10の詳細構成を示すブロ
ック図で、レベル検出回路からの2つの入力はそれぞれ
ワンショット回路nおよび論理和回路21の一方の入力
に接続され、ワンショット回路四の出力はそれぞれ論理
和回路21の他方の入力に接続される。論理和回路21
の出力は論理積回路27を介して動作時遅延回路器へ入
力される。
そして動作時遅延回路乙の出力は復帰時遅延回路Uを介
して位相比較回路10の出力となる。
第1図(a)において入力端子電流11. I2 が外
部事故時に変流器飽和を生じた変流器2次電流とすると
、第2図のタイムチャートに示すように変流器特性の相
異によυ差動電流工、を生じ比率作動要素7は誤動作す
る。
一方正波、W4時値レベル検出回路81 、82ではレ
ベル検出がおこなわれ、その出力はそれぞれワンショッ
ト回路nに入力され、あらかじめ定められた電気角(た
とえばgo’)vCQlぎ延し〃;おこなわれる。
ここでレベル検出回路81 、82でのレベル検出は、
2つの入力端子電流の瞬時値−所定の値を越えた時、そ
の超過値に応じた時間巾の方形波を発生させるようにお
こなわれる。
ワンショット回路nの出力は論理積回路nを介して動作
時遅延回路乙によって時間判定jなわち論理積出力時間
があらカ・じめ定められた時間を以上であれば出力を発
生するように動作する。
したがってワンショット回路nで出力される方形波の電
気角を適当な大ぎさに定めておけに?外部事故時には動
作時遅延回路nは第2図に示すような出力を発生する。
復帰時遅延回路又はその出力を連続イヒするために用い
られる回路で、その出力はインヒビット回路四の禁止入
力となるため前述のごとく比率作動要素7が誤動作して
もインヒビット回路加カ)ら出力が発生することはな(
1゜ すなわち比率差動継電器3は誤動作することはない。な
お上述の説明は正波側の動作についてであったが、負波
側についても同様であるので説明は省略する。
なお第1図(blにおいてレベル検出回路からの出力が
ワンショット回路nを介せず直接論理和回路21にも導
入されているのは、変流器飽和が生じない場合、あるい
は変流器飽和の度合いが小さい場合には、ワンショット
回路nは不要となるので、位相比較上より確実におこな
うためである。
また、瞬時値レベル検出回路81 、82 、91 、
92のレベル検出値は変流器飽和を考慮したものである
ので任意の大ぎな値の定数を設定する。
さらにまた、内部事故時には例えば両端子から電流が流
入し、同様の変流器飽和が生じた場合には一第2図にお
いて変流器2次電流−I20位相が逆になった場合と同
じケースと考えられるため。
2つのワンショット回路四の出力が重なることはなく、
シたがって論理積回路γからも出力はおこYx b 7
1.ないため、インヒビット回路加は出力を発生し、比
率作動継電器3は動作する。
第3図はこの発明の他の実施例を示すブロック図で、こ
の場合比率差動継電器5は外部事故検出回路あにより比
率差動要素7の感度を低下させるよう動作する。
第3図(blはこのような比率差動継電器6の比率特性
を示したもので、外部事故検出時と外部事故不検出時と
で動作域の範囲を変更するよう感度調整をおこなう。
第4図はこの発明の応用例を示すブロック図で、比率差
動継電器29.30の中に比率差動要素7の他に高整定
過電流差動要素がを備えた場合に、高整定過電流差動要
素かの出力に対しても外部事故検出回路路の出力により
、外部事故検出時にロックあるいは感度低下をおこなう
ように構成したものである。
〔発明の効果〕
以上実施例に基づいて詳細に説明したように、この発明
では変流器が飽和して外部事故時に入力端子電流間に位
相差が発生しても別に設けた外部事故検出回路により比
率差動要素の誤動作を防止するように構成したため、誤
動作のない差動継電器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の1実施例を示すブロック図、第2図
は第1図の回路動作を説明するためのタイムチャート、
第3図はこの発明の他の実施例を示すブロック図と動作
特性を示す図、第4図はこの特性を示す図である。 3・・・比率差動継電器、 7・・・比率差動要素、 10・・・位相比較回路。 加・・・インヒピット回路、 n・・・ワンショット回路、 21・・・論理和回路、 γ・・・論理積回路、 る・・・動作時遅延回路。 讃・・・復帰時遅地回路、 列・・・外部事故検出回路。 81 、82 、91 、92・・・レベル検出回路。 出願人代理人 猪 股 清 第1図 第3図 II+1+1I21 第4図 第5図 lTl1+lI21

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1および第2の端子電流を入力し5両端子電流
    間に所定の位相差が発生した時出力金発生する比率差動
    要素と、前記両端子電流の瞬時値が所定の値を越えたと
    ぎ超過値に応じた時間中の方形波を発生させる2つのレ
    ベル検出回路と、この2つのレベル検出回路の出力によ
    りそれぞれ動作し所定巾の方形波を発生させる2つのワ
    ンショット回路と、このワンショット回路から出力され
    る方形波同志を位相比較し、位相差がほぼ零の場合には
    前記比率差動要素の出力を禁。 止または抑制する手段とを具備したことを特徴とする差
    動継電器。
  2. (2)第1および第2の端子電流を入力し、両端子電流
    間に所定の位相差が発生した時出力を発生する比率差動
    要素と、前記両端子電流の瞬時値が所定の値を越えたと
    き超過値に応じた時間巾の方形波を発生させる2つのレ
    ベル検出回路と、この2つのレベル検出回路の出力によ
    りそれぞれ動作し所定巾の方形波を発生させる2つのワ
    ンショット回路と、前記レベル検出回路の出力と前記ワ
    ンショット回路の出力との論理和同志を位相比較し、位
    相差がほぼ零の場合には前記比率差動要素の出力を禁止
    または抑制する手段とを具備したことを特徴とする差動
    継電器。
JP59108994A 1984-05-29 1984-05-29 差動継電器 Pending JPS60255010A (ja)

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JP59108994A JPS60255010A (ja) 1984-05-29 1984-05-29 差動継電器

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JP59108994A JPS60255010A (ja) 1984-05-29 1984-05-29 差動継電器

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JPS60255010A true JPS60255010A (ja) 1985-12-16

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JP59108994A Pending JPS60255010A (ja) 1984-05-29 1984-05-29 差動継電器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007020353A (ja) * 2005-07-11 2007-01-25 Mitsubishi Electric Corp 距離リレー装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007020353A (ja) * 2005-07-11 2007-01-25 Mitsubishi Electric Corp 距離リレー装置

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