JPS6027256B2 - サイリスタ整流装置の保護方式 - Google Patents
サイリスタ整流装置の保護方式Info
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- JPS6027256B2 JPS6027256B2 JP50006144A JP614475A JPS6027256B2 JP S6027256 B2 JPS6027256 B2 JP S6027256B2 JP 50006144 A JP50006144 A JP 50006144A JP 614475 A JP614475 A JP 614475A JP S6027256 B2 JPS6027256 B2 JP S6027256B2
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- transformer
- thyristor
- thyristor rectifier
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- Control Of Electrical Variables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、整流器用変圧器の三次巻線に力率改善装置
が接続されたサィリスタ整流装置の保護方式に関するも
のである。
が接続されたサィリスタ整流装置の保護方式に関するも
のである。
一般にサィリスタ整流装置はその制御速度の速いことと
利用して、第１図に示すように通電流に対して特別の保
護方式が適用できる。
利用して、第１図に示すように通電流に対して特別の保
護方式が適用できる。
すなわち、第１図において、１はサィリスタ整流器、２
は整流器用変圧器器、３は交流変流器、４はしや断器、
５は電流センサ、６はゲートパルス発生器で、５は電流
センサー、６はゲートパルス発生器で、前記交流変流器
３，電流センサ５，ゲートパルス発生器６とでサィリス
タ整流器１の保護装置Ａが構成される。第１図の回路構
成において、サィリスタ整流器１には図示はしてないが
負荷が接続されており、何らかの理由により過負荷また
は負荷短絡が起った場合、整流器用変圧器２の一次巻線
に接続されている交流変流器３にも過電流が流れ、これ
が規定値以上になると電流センサ５でこれを検出し、ミ
リセコンドオーダ−でゲートパルス発生器６のゲートパ
ルスを停止（ゲートしや断５ごせてサィリスタ整流器１
を保護している。
は整流器用変圧器器、３は交流変流器、４はしや断器、
５は電流センサ、６はゲートパルス発生器で、５は電流
センサー、６はゲートパルス発生器で、前記交流変流器
３，電流センサ５，ゲートパルス発生器６とでサィリス
タ整流器１の保護装置Ａが構成される。第１図の回路構
成において、サィリスタ整流器１には図示はしてないが
負荷が接続されており、何らかの理由により過負荷また
は負荷短絡が起った場合、整流器用変圧器２の一次巻線
に接続されている交流変流器３にも過電流が流れ、これ
が規定値以上になると電流センサ５でこれを検出し、ミ
リセコンドオーダ−でゲートパルス発生器６のゲートパ
ルスを停止（ゲートしや断５ごせてサィリスタ整流器１
を保護している。
このような保護方式は一般に大容量のサィリスタ整流装
置に適用されている方式である。一方、上記のような大
容量のサィリスタ整流装置においては、力率改善のため
に直列リアクトルおよびコンデンサからなる力率改善装
置を設ける場合が多く、また、その接続箇所は経済的な
理由から整流器用変圧器２の三次巻線に接続される場合
が多い、その回路構成の一例を第２図に示す。
置に適用されている方式である。一方、上記のような大
容量のサィリスタ整流装置においては、力率改善のため
に直列リアクトルおよびコンデンサからなる力率改善装
置を設ける場合が多く、また、その接続箇所は経済的な
理由から整流器用変圧器２の三次巻線に接続される場合
が多い、その回路構成の一例を第２図に示す。
第２図において、符号１〜６Ｇま第１図と同じもろであ
るが、整流器用変圧器２は三次巻線付きである。この整
流器用変圧器２にはしや断器７，交流変流器９およびコ
ンデンサ１０とからなる力率改善装置Ｂが接続される。
力率改善装置Ｂはサィリス夕整流器１の運転中任意の時
間にしや断器７により開閉されるものである。しかし、
第２図の回路構成ではしや断器７を投入した場合、力率
改善装置Ｂの回路に突入電流が流れ、これが大きい場合
には整流器用変圧器２の一次側に交流変圧器３を通して
設けられている電流センサ５が動作して、サィリスタ整
流器１が過負荷でなし、にもか）わらず、ゲートパルス
発生器６を制御してゲートパルスを停止してしまい、従
って、サィリスタ整流器１の運転が停止してしまうとい
う不都合が生ずる。
るが、整流器用変圧器２は三次巻線付きである。この整
流器用変圧器２にはしや断器７，交流変流器９およびコ
ンデンサ１０とからなる力率改善装置Ｂが接続される。
力率改善装置Ｂはサィリス夕整流器１の運転中任意の時
間にしや断器７により開閉されるものである。しかし、
第２図の回路構成ではしや断器７を投入した場合、力率
改善装置Ｂの回路に突入電流が流れ、これが大きい場合
には整流器用変圧器２の一次側に交流変圧器３を通して
設けられている電流センサ５が動作して、サィリスタ整
流器１が過負荷でなし、にもか）わらず、ゲートパルス
発生器６を制御してゲートパルスを停止してしまい、従
って、サィリスタ整流器１の運転が停止してしまうとい
う不都合が生ずる。
このたも装置の誤動作を防止することはできなかった。
この発明は、上記の不都合を解消するともに負荷短絡ま
たは過負荷時には確実にゲートパルスを停止することが
できるサィリスタ整流装置の保護方式を提供するもので
ある。
この発明は、上記の不都合を解消するともに負荷短絡ま
たは過負荷時には確実にゲートパルスを停止することが
できるサィリスタ整流装置の保護方式を提供するもので
ある。
以下図面を用いてこの発明を説明する。第３図はこの発
明の一実施例を示す回路構成図で、符号１〜１０は第２
図と同一部分を示す。
明の一実施例を示す回路構成図で、符号１〜１０は第２
図と同一部分を示す。
１１は差動変流器で、その出力は交流変流器３と交流変
流器８の差の電流となる。
流器８の差の電流となる。
ここで、交流変流器３の出力電流と交流器８の出力電流
の比は、交流変流器３および８の一次容量と三次容量の
比になるように設定これらる。また、‐整流器用変圧器
２の一次巻線と二次巻線とに位相の差がある場合には、
移相巻線付の補助変流器を交流変流器６の出力側設ける
などみて位相を合せるものとする。このように構成され
たサィリスタ整流装置の保護方式においては、整流器用
変圧器２の三次巻線に接続される力率改善装置Ｂに接続
されたしや断器７を任意の時間に投入しても、その投入
による突入電流は蓋勤変流器１１の出力側には現われず
、サィリスタ整流器１の過負荷時または負荷短絡時のみ
に確実にゲートパルス発生器６を制御してゲートパルス
を停止することができる。これをさらに説明する。
の比は、交流変流器３および８の一次容量と三次容量の
比になるように設定これらる。また、‐整流器用変圧器
２の一次巻線と二次巻線とに位相の差がある場合には、
移相巻線付の補助変流器を交流変流器６の出力側設ける
などみて位相を合せるものとする。このように構成され
たサィリスタ整流装置の保護方式においては、整流器用
変圧器２の三次巻線に接続される力率改善装置Ｂに接続
されたしや断器７を任意の時間に投入しても、その投入
による突入電流は蓋勤変流器１１の出力側には現われず
、サィリスタ整流器１の過負荷時または負荷短絡時のみ
に確実にゲートパルス発生器６を制御してゲートパルス
を停止することができる。これをさらに説明する。
第３図のように整流器用変圧器２の一次側電競８，，サ
ィリスタ整流器１側の電流を１２，力率改善装置Ｂ側の
電流を１３とし、差動変流器１１の一次側電流を１，′
，１３′とすると、電流１，′，１３′は電流１，，１
３に比例する。こ）で、差動変流器１１の巻数を適当に
選ぶことにより、１′２＝１′，一１′３の関係を得る
ことができ、これは主回路の１２＝１・一１３の関係と
一致する。従って電流センサ５は主回路電流１２‘こ比
例した電流信号を受けるから、サィリスタ整流器１の過
電流に対応してゲートパルスを停止する。以上詳細に説
明したように、この発明は整流器用変圧器の一次電流お
よび三次電流をそれぞれの交流変流器で検出してこの両
者を入力とする差動変流器の出力を負荷短絡または過負
荷時の検出信号とし、この値が規定値以上になるとゲー
トパルス発生器からのゲートパルスがサィリスタ整流器
に印加されないようにしたので、しや断器の投入による
突入電流では前記差動変流器の出力が規定値以上になら
ず、従ってサィリスタ整流器が不動作となることはない
。
ィリスタ整流器１側の電流を１２，力率改善装置Ｂ側の
電流を１３とし、差動変流器１１の一次側電流を１，′
，１３′とすると、電流１，′，１３′は電流１，，１
３に比例する。こ）で、差動変流器１１の巻数を適当に
選ぶことにより、１′２＝１′，一１′３の関係を得る
ことができ、これは主回路の１２＝１・一１３の関係と
一致する。従って電流センサ５は主回路電流１２‘こ比
例した電流信号を受けるから、サィリスタ整流器１の過
電流に対応してゲートパルスを停止する。以上詳細に説
明したように、この発明は整流器用変圧器の一次電流お
よび三次電流をそれぞれの交流変流器で検出してこの両
者を入力とする差動変流器の出力を負荷短絡または過負
荷時の検出信号とし、この値が規定値以上になるとゲー
トパルス発生器からのゲートパルスがサィリスタ整流器
に印加されないようにしたので、しや断器の投入による
突入電流では前記差動変流器の出力が規定値以上になら
ず、従ってサィリスタ整流器が不動作となることはない
。
一方、前記サィリス夕整流器が過負荷または負荷短絡時
の場合には前記検出信号の値が規定値を越えることにな
り、前記サィリスタ整流器へのゲートパルスの印加を停
止し、前記サィリスタ整流器を保護することができる。
の場合には前記検出信号の値が規定値を越えることにな
り、前記サィリスタ整流器へのゲートパルスの印加を停
止し、前記サィリスタ整流器を保護することができる。
また、前記両電流の差、すなわち検出信号の値が規定値
以上にならない限り前記ゲートパルス発生器は停止しな
いので、誤動作することもなく、経済的で信頼性の高い
安定した運転を確保することができる利点がある。
以上にならない限り前記ゲートパルス発生器は停止しな
いので、誤動作することもなく、経済的で信頼性の高い
安定した運転を確保することができる利点がある。
第１図はサィリスタ整流装置のゲートパルス停止による
サィリスタ整流器の負荷短絡または過負荷時の保護方式
の一般的な回路構成図、第２図は第１図の整流器用変圧
器の三次巻線に力率改善装置を設けた場合の回路構成図
、第３図はこの発明の一実施例を示す回路構成図である
。 図中１はサィリスタ整流器、２は整流器用変圧器、３，
８は交流整流器、４，７はしや断器、５は電流センサー
、６はゲートパルス発生器、９は直流リアクトル、１０
はコンデンサ、１１は差動変流器である。 なお、図中の同一符号は同一または相当部分を示す。第
１図 第２図 数３図
サィリスタ整流器の負荷短絡または過負荷時の保護方式
の一般的な回路構成図、第２図は第１図の整流器用変圧
器の三次巻線に力率改善装置を設けた場合の回路構成図
、第３図はこの発明の一実施例を示す回路構成図である
。 図中１はサィリスタ整流器、２は整流器用変圧器、３，
８は交流整流器、４，７はしや断器、５は電流センサー
、６はゲートパルス発生器、９は直流リアクトル、１０
はコンデンサ、１１は差動変流器である。 なお、図中の同一符号は同一または相当部分を示す。第
１図 第２図 数３図
Claims (1)
- １ 整流器用変圧器の二次巻線にサイリスタ整流器を、
同じく三次巻線に力率改善装置をしや断器を通してそれ
ぞれ接続し、ゲートパルス発生器からのゲートパルスに
よつて前記サイリスタ整流器を制御するようにしたサイ
リスタ整流器置において、前記力率改善装置に接続され
たしや断投入時の突入電流による誤動作を防止するため
、前記整流器用変圧器の一次電流および三次電流をそれ
ぞれ変流器を通して検出し、この両者を入力とする差動
変流器の出力を負荷短絡または過負荷時の検出信号とし
、この値が設定値以上になつた場合、前記ゲートパルス
のサイリスタ整流器への印加を直ちに停止して前記サイ
リスタ整流器を保護することを特徴とするサイリスタ整
流装置の保護方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50006144A JPS6027256B2 (ja) | 1975-01-13 | 1975-01-13 | サイリスタ整流装置の保護方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50006144A JPS6027256B2 (ja) | 1975-01-13 | 1975-01-13 | サイリスタ整流装置の保護方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5180924A JPS5180924A (ja) | 1976-07-15 |
| JPS6027256B2 true JPS6027256B2 (ja) | 1985-06-28 |
Family
ID=11630308
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50006144A Expired JPS6027256B2 (ja) | 1975-01-13 | 1975-01-13 | サイリスタ整流装置の保護方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6027256B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS596220U (ja) * | 1982-07-01 | 1984-01-14 | 株式会社内外電機製作所 | 自動力率調整制御装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS506138A (ja) * | 1973-05-18 | 1975-01-22 |
-
1975
- 1975-01-13 JP JP50006144A patent/JPS6027256B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS506138A (ja) * | 1973-05-18 | 1975-01-22 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5180924A (ja) | 1976-07-15 |
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