JPH08186514A - 警報システム及び送信/受信装置 - Google Patents

警報システム及び送信/受信装置

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Publication number
JPH08186514A
JPH08186514A JP6339541A JP33954194A JPH08186514A JP H08186514 A JPH08186514 A JP H08186514A JP 6339541 A JP6339541 A JP 6339541A JP 33954194 A JP33954194 A JP 33954194A JP H08186514 A JPH08186514 A JP H08186514A
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JP
Japan
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circuit
signal
code
code signal
remote
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Application number
JP6339541A
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English (en)
Inventor
Mitsumasa Saito
光正 斉藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 迷子になることを未然に防げるような警報シ
ステムを提供する。 【構成】 送信モードとされた警報装置1Aは、固定し
た場所に置かれ、受信モードとされた警報装置1Bは、
携帯される。警報装置1Bを持っている人が遠くに行
き、電波の届く範囲より外に出ると、警報装置1Aから
のコードが警報装置1Bで受信できなくなる。警報装置
1Bは、警報装置1Aからのコードが受信できなくなる
と、アラーム音を発する。このようなアラーム音によ
り、子供や老人が遠くに行ってしまったことに気付け
ば、迷子になることが未然に防げる。また、警報装置1
Bは、警報装置1Aからのコードが受信できなくなる
と、遠隔ID信号を警報装置1Aに向けて送信する。警
報装置1Aは、遠隔ID信号を受信すると、受信された
電波の強度から警報装置1Bとの距離を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、子供や老人が迷子に
なることを未然に防げるような警報システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、痴呆性の老人の徘徊が社会問題に
なってきており、朝、散歩に出掛けた老人がどこを歩い
ているのか分からなくなり、自分の家に帰りつけないと
ういうようなことがある。また、幼児が一人歩きできる
ようになると、親が気がつかない間にどこかに遊びに行
き、迷子になってしまうことがよくある。そこで、老人
や子供に迷子になる危険性を知らせたり、老人や子供を
管理している親や子供にその老人や子供の居場所を知ら
せたりできるような装置を開発することが要望される。
【0003】また、このような装置は、老人や子供ばか
りでなく、知らない土地を旅行した場合に役に立つ。す
なわち、見知らぬ所に行くと、方向間隔を失い、自分が
今何処にいて、ホテルは何処にあるのかということが分
からなくなることがある。知らない所で道に迷うと、自
分の居住しているホテルに辿りつけなくなるばかりでな
く、危険地帯に入りこみ、犯罪に遭遇するようなことも
考えられる。自分の居住しているホテルから離れ、迷子
になる可能性のある場合には、そのことを警報してくれ
たり、旅行に同行した人に自分の居場所を知らせること
ができれば、このような事故を未然に防ぐことができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、この発明
の目的は、迷子になることを未然に防げるような警報シ
ステムを提供することにある。
【0005】この発明の他の目的は、迷子になった人
を、簡単に探せるようにした警報をシステムを提供する
ことにある。
【0006】この発明の更に他の目的は、消費電力が削
減できる警報システムの送/受信装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、所定時間毎
に所定のコード信号を発生するコード信号発生回路と、
コード信号を相手側に送信する送信回路と、相手側から
の遠隔ID信号を受信する受信回路と、遠隔ID信号の
受信出力から相手側との距離を算出する距離算出回路と
からなる送受信装置である。
【0008】この発明は、相手側から所定時間毎に送ら
れてくるコード信号を受信する受信回路と、コード信号
が受信されたかどうかを判断するコード検出回路と、コ
ード信号が受信されなければ警報を発生する警報発生回
路と、遠隔ID信号を発生する遠隔ID信号発生回路
と、コード信号が受信されなければ、相手側からのコー
ド信号より強い電力で、遠隔ID信号発生回路からの遠
隔ID信号を送信する送信回路とからなる送受信装置で
ある。
【0009】この発明は、所定時間毎に所定のコード信
号を発生するコード信号発生回路と、コード信号を相手
側に送信する送信回路と、相手側からの遠隔ID信号を
受信する受信回路と、遠隔ID信号の受信出力から相手
側との距離を算出する距離算出回路とからなる第1の送
受信装置と、相手側から所定時間毎に送られてくるコー
ド信号を受信する受信回路と、コード信号が受信された
かどうかを判断するコード検出回路と、コード信号が受
信されなければ警報を発生する警報発生回路と、遠隔I
D信号を発生する遠隔ID信号発生回路と、コード信号
が受信されなければ、相手側からのコード信号より強い
電力で、遠隔ID信号発生回路からの遠隔ID信号を送
信する送信回路とからなる第2の送受信装置と、からな
る警報システムである。
【0010】
【作用】送信モードとされた警報装置1Aは、固定した
場所に置かれ、受信モードとされた警報装置1Bは、携
帯される。警報装置1Bを持っている人が遠くに行き、
電波の届く範囲より外に出ると、警報装置1Aからのコ
ードが警報装置1Bで受信できなくなる。警報装置1B
は、警報装置1Aからのコードが受信できなくなると、
アラーム音を発する。このようなアラーム音により、子
供や老人が遠くに行ってしまったことに気付けば、迷子
になることが未然に防げる。また、警報装置1Bは、警
報装置1Aからのコードが受信できなくなると、遠隔I
D信号を警報装置1Aに向けて送信する。警報装置1A
は、遠隔ID信号を受信すると、受信された電波の強度
から警報装置1Bとの距離を求める。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
して説明する。図1は、この発明の第1の実施例を示す
ものである。この発明の実施例は、1組の送受信装置の
構成の警報装置からなり、一方は送信モードに設定さ
れ、他方は受信モードに設定される。図1において、1
Aは送信モードに設定された警報装置であり、1Bは受
信モードに設定された警報装置である。警報装置1A及
び1Bには、モード切り換えスイッチ2A及び2B、電
源スイッチ3A及び3Bが夫々設けられる。また、警報
装置1A及び1Bには、設定状態や警告が表示されるデ
ィスプレイ4A及び4Bと、アラーム音が発生されるス
ピーカ5A及び5Bが夫々設けられる。また、警報装置
1A及び1Bには、アンテナ6A及び6Bが夫々設けら
れる。
【0012】送信モードとされた警報装置1Aからは、
所定時間毎に、所定のコードが送信される。このコード
が受信モードとされた警報装置1Bで受信される。受信
モードの警報装置1Bは、所定時間内に所定のコードが
受信されるかどうかを判断している。受信モードの警報
装置1Bは、所定時間内に所定のコードが受信されなけ
れば、遠隔ID信号を送信モードとされた警報装置1A
に送信すると共に、アラーム音やアラーム表示を行う。
この時、受信モードの警報装置1Bからの信号が送信モ
ードの警報装置1Aに十分に届くように、送信パワーが
増大される。送信モードの警報装置1Aは、受信モード
の警報装置1Bからの遠隔ID信号を受信すると、受信
信号の信号強度から、送信モードの警報装置1Aから受
信モードの警報装置1Bまでの距離を算出し、これを表
示する。
【0013】この警報装置1A及び1Bは、以下のよう
にして使用される。送信モードとされた警報装置1A
は、図2に示すように、通常、家やホテル等、固定した
場所に置かれる。受信モードとされた警報装置1Bは、
子供や老人等、迷子になる可能性のある人により携帯さ
れる。
【0014】警報装置1Bを持っている子供や老人が遠
くに行き、電波の届く範囲L1より外に出ると、警報装
置1Aからのコードが警報装置1Bで受信できなくな
る。警報装置1Bは、警報装置1Aからのコードが受信
できなくなると、アラーム音を発する。このようなアラ
ーム音により、子供や老人が遠くに行ってしまったこと
に気付けば、迷子になることが未然に防げる。
【0015】また、警報装置1Bは、警報装置1Aから
のコードが受信できなくなると、遠隔ID信号を警報装
置1Aに向けて送信する。なお、この時に、警報装置1
Bのパワーは、警報装置1Bからの電波が範囲L1より
外からでも警報装置1Aに届くような、大出力に設定さ
れる。警報装置1Aは、遠隔ID信号を受信すると、ア
ラームを発生すると共に、受信された電波の強度から警
報装置1Bまでの距離を算出する。また、警報装置1A
からアラームが発生される。
【0016】すなわち、例えば、半波長ダイポールアン
テナの場合、出力Pで電波を送信すると、距離dだけ離
れた位置での電界強度Eは、 E=7√P/d で求められることが知られている。上式から、出力パワ
ーと電界強度が分かれば、距離を概算することができ
る。
【0017】例えば、送信モードの警報装置1Aがコー
ドを出力するときのパワーを1W、受信モードの警報装
置1Bが遠隔ID信号を出力するときのパワーを4Wと
し、受信できる限界の電界強度を7とすると、送信パワ
ーが4Wのときに通信可能で送信パワー1Wのときに通
信不可能なので、警報装置1Aと警報装置1Bとの間の
距離は、1mと2mとの間になることが分かる。
【0018】このようにして求められた距離がディスプ
レイ4Aに表示される。この位置から、迷子になってし
まいそうな子供や老人を探すことができる。
【0019】図3は、この発明の第1の実施例の構成を
示すものである。図3において、11はコントローラで
ある。コントローラ11は、全体の制御を行っている。
コントローラ11には、入力キー33から入力が与えら
れる。この入力キー33からの入力により、モードが設
定される。
【0020】先ず、送信モードの場合について説明す
る。送信モードでは、所定のコードで所定時間毎に送信
される。この場合には、コード発生回路12からコード
信号が発生される。このコード信号が時分割多重回路1
3を介して変調回路15に供給される。変調回路15
で、送信コードデータが例えば1/4πシフトQPSK
変調される。変調回路15の出力が周波数変換回路16
に供給される。周波数変換回路16には、PLL回路1
7の出力が供給される。周波数変換回路16で、変調回
路15の出力とPLL回路17の出力とが混合され、送
信周波数が所定の周波数に設定される。周波数変換回路
16の出力がバンドパスフィルタ18を介して、パワー
アンプ19に供給される。パワーアンプ19の出力は、
コントローラ11により制御可能とされている。送信モ
ードでは、送信パワーが小パワーPmin に設定される。
このパワーアンプ19の出力がスイッチ20を介してア
ンテナ21に供給される。
【0021】送信モードでは、コード信号を受信する
と、遠隔ID信号の受信待機状態となる。この場合、ア
ンテナ21からの受信信号は、スイッチ20を介して高
周波アンプ22に供給される。高周波アンプ22の出力
がバンドパスフィルタ23を介して周波数変換回路24
に供給される。周波数変換回路24には、PLL回路1
7の出力が供給される。周波数変換回路24で、受信周
波数とPLL回路17の出力とが混合され、受信信号の
周波数が所定の中間周波数に変換される。周波数変換回
路24の出力がIF回路25を介して復調回路26に供
給される。復調回路26で、受信信号が復調される。こ
の復調回路26の出力が時分割多重化回路13を介して
遠隔ID検出回路35に供給される。遠隔ID検出回路
35で、遠隔ID信号が検出される。この検出出力がコ
ントローラ11に供給される。
【0022】次に、受信モードの場合について説明す
る。受信モードでは、先ず、送信モードの警報装置1A
からのコードの受信状態となっている。この場合、アン
テナ21からの受信信号は、スイッチ20を介して高周
波アンプ22に供給される。高周波アンプ22の出力が
バンドパスフィルタ23を介して周波数変換回路24に
供給される。周波数変換回路24で、受信周波数とPL
L回路17の出力とが混合され、受信信号の周波数が所
定の中間周波数に変換される。周波数変換回路24の出
力がIF回路25を介して復調回路26に供給される。
復調回路26で、受信信号が復調される。この復調回路
26の出力が時分割多重化回路13を介して一致検出回
路28に供給される。一致検出回路28には、コード信
号発生回路29からコード信号が供給される。このコー
ド信号は、受信モードの警報装置1Bから送られてくる
遠隔ID信号と同様の信号である。一致検出回路28の
出力がタイマー回路30に供給される。コード信号が検
出されると、一致検出回路28から検出出力が現れる。
タイマー回路30の時定数は、送信側から送られてくる
コードの間隔よりやや長く設定される。このため、送信
側からのコードが検出されているときには、タイマー回
路30がトリガーされ続ける。送信側からのコードが検
出されなくなると、タイマー回路30の出力が変化す
る。このタイマー回路30の出力がコントローラ11に
供給される。コントローラ11は、所定時間コード信号
が受信されず、タイマー回路30の出力が変化すると、
表示回路31に警告表示を表示させると共に、警告発生
回路32により、音声や振動による警告が発生される。
また、所定時間コード信号が受信されず、タイマー回路
30の出力が変化すると、遠隔ID信号の送信状態に設
定される。
【0023】遠隔ID信号の送信状態では、遠隔ID発
生回路14から遠隔ID信号が発生される。この遠隔I
D信号が時分割多重回路13を介して変調回路15に供
給される。変調回路15で、遠隔ID信号が変調され
る。変調回路15の出力が周波数変換回路16に供給さ
れる。周波数変換回路16には、PLL回路17の出力
が供給される。周波数変換回路16で、変調回路15の
出力とPLL回路17の出力とが混合され、送信周波数
が所定の周波数に設定される。周波数変換回路16の出
力がバンドパスフィルタ18を介して、パワーアンプ1
9に供給される。パワーアンプ19の送信パワーは、大
パワーPmax (Pmax >Pmin )に設定される。このパ
ワーアンプ19の出力がスイッチ20を介してアンテナ
21に供給される。
【0024】図4は、送信モードの場合の動作を示すフ
ローチャートである。送信モードでは、所定時間経過し
たかが判断され(ステップS1)、所定時間経過した
ら、コード発生回路12から所定のコードが送信される
(ステップS2)。コードが発生されたら、受信状態に
設定され(ステップS3)、遠隔ID信号が受信される
かどうかが判断される(ステップS4)。遠隔ID信号
が受信されなければ、ステップS1に戻され、所定時間
毎にコードの送信が続けられる。
【0025】ステップS4で遠隔ID信号が検出された
ら、信号強度が検出され(ステップS5)、送信側の警
報装置1Aと受信側の警報装置1Bとの間の距離が推測
される(ステップS6)。そして、推測値が表示される
と共に、警告音が鳴らされる(ステップS7)。
【0026】図5は、受信モードの場合の動作を示すフ
ローチャートである。受信側では、信号の受信状態に設
定され(ステップS11)、タイマー回路30の出力が
変化したかどうかが判断される(ステップS12)。タ
イマー出力が変化しなければ、ステップS11に戻さ
れ、信号の受信状態に保持される。ステップS12でタ
イマー回路30の出力が変化すると、パワーアンプ19
が大出力となるように設定され(ステップS13)、遠
隔ID発生回路14からの遠隔ID信号が送信される
(ステップS14)。そして、アラーム表示及びアラー
ム音が鳴らされる(ステップS15)。
【0027】このように、この実施例では、警報装置1
Bは、警報装置1Aからのコードが受信できなくなる
と、アラーム音を発生する。これにより、迷子になるこ
とが未然に防げる。また、警報装置1Aは、遠隔ID信
号の強度から、警報装置1Bの位置を概算で求めること
ができる。これにより、迷子になってしまいそうな子供
や老人を探すことができる。
【0028】そして、送信側の警報装置1Aからのコー
ド信号が受信されている時には、受信側の警報装置1B
は常に受信状態になっており、コード信号が受信されな
くならない限り、送信状態にならない。このため、受信
側の警報装置1Bは、僅かな消費電力で動作できる。な
お、送信側の警報装置1Aは、所定時間毎に送信状態と
なるが、送信側の警報装置1Aは固定した所に置かれる
ので、消費電力の問題は生じない。
【0029】図6は、この発明の第2の実施例を示すも
のである。この実施例では、GPSにより、現在地を検
出できるようにしたものである。すなわち、GPSアン
テナ40の出力がGPS受信回路41に供給される。G
PS受信回路41により、現在地が測位される。このG
PS受信回路41の出力がコントローラ11に供給され
る。GPS受信回路41で検出された現在地は、表示回
路31に表示される。また、この現在地データは、送信
側の警報装置1Aに送られる。
【0030】また、この実施例では、信号強度検出回路
43が設けられる。すなわち、IF回路25のAGC電
圧が信号強度検出回路43に供給される。信号強度検出
回路43で、このAGC電圧から、信号強度が検出され
る。この信号強度がコントローラ11に供給される。こ
の信号強度を使って、距離をより高い精度で検出するこ
とができる。
【0031】図7は、この発明の第3の実施例を示すも
のである。この実施例では、GPS受信回路41が設け
られると共に、地図データが記録されたCD−ROMが
装着されるCD−ROMドライブ装置53が設けられ
る。このCD−ROMドライブ装置53の出力が表示制
御回路54に供給される。表示制御回路54の出力が液
晶ディスプレイ55に供給される。表示制御回路54に
は、コントローラ11の出力が供給される。
【0032】CD−ROMドライブ装置53に装着され
たCD−ROMから地図データが読み出される。この地
図データが液晶ディスプレイ55に表示される。また、
GPS受信回路51で現在地が測位され、この現在値が
液晶ディスプレイ55上に表示される。
【0033】図8及び図9は、この発明の第4の実施例
を示すものである。前述までの実施例では、警報装置が
送受信機の構成とされていたの対して、この実施例で
は、警報装置が送信機60と受信機61とに分けられて
いる。図8は、送信機60の構成を示し、図9は、受信
機61の構成を示す。
【0034】図8において、コントローラ61の制御の
基に、コード発生回路62から所定のタイミングでコー
ド信号が発生される。このコード信号が変調回路63に
供給される。変調回路63で、このコード信号が変調さ
れる。変調回路63の出力が周波数変換回路64に供給
される。周波数変換回路64で、送信信号が所定の周波
数に変換される。周波数変換回路64の出力がバンドパ
スフィルタ65を介してパワーアンプ66に供給され
る。パワーアンプ66の出力がアンテナ67から出力さ
れる。
【0035】図9において、アンテナ71からの受信信
号が高周波アンプ72を介してバンドパスフィルタ73
に供給される。パンドパスフィルタ73の出力が周波数
変換回路74に供給される。周波数変換回路74で、受
信信号が所定の周波数に変換される。周波数変換回路7
4の出力がIFアンプ75を介して復調回路76に供給
される。復調回路76で、コード信号か復調される。こ
の復調回路76の出力が一致検出回路77に供給され
る。一致検出回路77には、コード信号発生回路78か
らコード信号が供給される。一致検出回路77の出力が
タイマー回路79に供給される。コード信号が検出され
ると、一致検出回路77から検出出力が現れる。タイマ
ー回路79の時定数は、送信側から送られてくるコード
の間隔よりやや長く設定される。このため、送信側から
のコードが検出されているときには、タイマー回路79
がトリガーされ続ける。送信側からのコードが検出され
なくなると、タイマー回路79の出力が変化する。この
タイマー回路79の出力がコントローラ80に供給され
る。コントローラ80は、所定時間コード信号が受信さ
れず、タイマー回路80の出力が変化すると、表示回路
81に警告表示を表示させると共に、警告発生回路82
により、音声や振動による警告が発生される。
【0036】この実施例では、送信機60が家やホテル
等、固定した場所に置かれ、受信機61が子供や老人
等、迷子になる可能性のある人により携帯される。
【0037】受信機61を持っている子供や老人が遠く
に行き、送信機60からのコードを受信できなくなる
と、受信機61からアラーム音が発生される。このよう
なアラーム音により、子供や老人が遠くに行ってしまっ
たことに気付けば、迷子になることが未然に防げる。
【0038】
【発明の効果】この発明によれば、送信モードとされた
警報装置1Aは、固定した場所に置かれ、受信モードと
された警報装置1Bは、携帯される。警報装置1Bを持
っている人が遠くに行き、電波の届く範囲より外に出る
と、警報装置1Aからのコードが警報装置1Bで受信で
きなくなる。警報装置1Bは、警報装置1Aからのコー
ドが受信できなくなると、アラーム音を発する。このよ
うなアラーム音により、子供や老人が遠くに行ってしま
ったことに気付けば、迷子になることが未然に防げる。
また、警報装置1Bは、警報装置1Aからのコードが受
信できなくなると、遠隔ID信号を警報装置1Aに向け
て送信する。警報装置1Aは、遠隔ID信号を受信する
と、アラームを発生すると共に、受信された電波の強度
から警報装置1Bの位置が求められる。
【0039】また、この発明によれば、受信モードとさ
れた警報装置1Bは、送信モードの警報装置1Aからの
コード信号が受信できない場合のみ、遠隔ID信号を出
力するので、消費電力が削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の外観構成を示す平面
図である。
【図2】この発明の第1の実施例の説明に用いる略線図
である。
【図3】この発明の第1の実施例のブロック図である。
【図4】この発明の第1の実施例の説明に用いるフロー
チャートである。
【図5】この発明の第1の実施例の説明に用いるフロー
チャートである。
【図6】この発明の第2の実施例のブロック図である。
【図7】この発明の第3の実施例のブロック図である。
【図8】この発明の第4の実施例の送信側のブロック図
である。
【図9】この発明の第4の実施例の受信側のブロック図
である。
【符号の説明】
1A、1B 警報装置 11 コントローラ 12 コード発生回路 14 遠隔ID発生回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定時間毎に所定のコード信号を発生す
    るコード信号発生回路と、 上記コード信号を相手側に送信する送信回路と、 上記相手側からの遠隔ID信号を受信する受信回路と、 上記遠隔ID信号の受信出力から相手側との距離を算出
    する距離算出回路とからなる送受信装置。
  2. 【請求項2】 相手側から所定時間毎に送られてくるコ
    ード信号を受信する受信回路と、 上記コード信号が受信されたかどうかを判断するコード
    検出回路と、 上記コード信号が受信されなければ警報を発生する警報
    発生回路と、 遠隔ID信号を発生する遠隔ID信号発生回路と、 上記コード信号が受信されなければ、上記相手側からの
    コード信号よりも強い電力で、上記遠隔ID信号発生回
    路からの遠隔ID信号を送信する送信回路とからなる送
    受信装置。
  3. 【請求項3】 更に、現在値を測位する測位装置を設け
    るようにした請求項1又は2記載の送受信装置。
  4. 【請求項4】 更に、地図データの記憶装置を設けるよ
    うにした請求項1、2、又は3記載の送受信装置。
  5. 【請求項5】 所定時間毎に所定のコード信号を発生す
    るコード信号発生回路と、上記コード信号を相手側に送
    信する送信回路と、上記相手側からの遠隔ID信号を受
    信する受信回路と、上記遠隔ID信号の受信出力から相
    手側との距離を算出する距離算出回路とからなる第1の
    送受信装置と、 相手側から所定時間毎に送られてくるコード信号を受信
    する受信回路と、上記コード信号が受信されたかどうか
    を判断するコード検出回路と、上記コード信号が受信さ
    れなければ警報を発生する警報発生回路と、遠隔ID信
    号を発生する遠隔ID信号発生回路と、上記コード信号
    が受信されなければ、上記相手側からのコード信号より
    も強い電力で、上記遠隔ID信号発生回路からの遠隔I
    D信号を送信する送信回路とからなる第2の送受信装置
    とからなる警報システム。
  6. 【請求項6】 所定時間毎に所定のコード信号を発生す
    るコード信号発生回路と、 上記コード信号を送信する送信回路とからなる送信装
    置。
  7. 【請求項7】 所定時間毎に送られてくるコード信号を
    受信する受信回路と、 上記コード信号が受信されたかどうかを判断するコード
    検出回路と、 上記コード信号が受信されなければ警報を発生する警報
    発生回路とからなる受信装置。
  8. 【請求項8】 所定時間毎に所定のコード信号を発生す
    るコード信号発生回路と、上記コード信号を送信する送
    信回路とからなる送信装置と、 所定時間毎に送られてくるコード信号を受信する受信回
    路と、上記コード信号が受信されたかどうかを判断する
    コード検出回路と、上記コード信号が受信されなければ
    警報を発生する警報発生回路とからなる受信装置からな
    る警報システム。
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