JP2000020855A - 離反警報装置 - Google Patents
離反警報装置Info
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Abstract
セット信号を授受することにより、警報を解除した後、
親機と子機が一定の距離以内に接近したときに、警報を
自動的に復帰させ、置き忘れや置き引きの防止という本
来の機能を発揮させることにある。 【解決手段】 リセットスイッチ1Mを押すことによ
り、親機1と子機2の間でリセット信号Rが授受された
場合には、両者が一定の距離以上に離反して互いに検知
信号D1、D2を受信しなくなったときでも警報ALを
発しないように該警報ALを解除し、その後、親機1と
子機2が一定の距離L以内に接近して互いに検知信号D
1、D2を受信したときに、上記警報ALが復帰され、
親機1と子機2が一定の距離L以上に離反して互いに検
知信号D1、D2を受信しなくなったときに、再度警報
ALを発するようにした。
Description
親機と子機が一定の距離以上に離反したときに警報を発
して危険を知らせることにより、置き忘れや置き引き等
を防止する離反警報装置に関する。
するために、例えば図11(A)に示すように、親機1
0と子機20から成る離反警報装置が使用されているこ
とは、よく知られている。
も送受信機能を備えており、例えば親機10は人間が持
ち、子機20はベンチ30に載せた荷物31の中に入れ
ておく(図11(A))。
ると、両者から検知信号D1、D2が送信され、両者が
一定の距離L以内に接近している間は(図11
(A))、親機10は、子機20からの検知信号D2
を、また子機20は、親機10からの検知信号D1を受
信しているので、警報音ALは鳴らない。
離L以上に離反して互いに検知信号D1、D2を受信し
なくなったときには(図11(B))、両者共警報音A
Lを鳴らす。
チ30に荷物31を置き忘れたことが分かり、置き忘れ
が防止される。
警報装置は、親機10と子機20が一定の距離L以上に
離反して互いに検知信号D1、D2を受信しなくなった
ときに、警報を発することにより危険を知らせ、置き忘
れや置き引き等を防止する装置である。
離L以上に離反した場合でも、警報音ALが鳴らないよ
うに一時的に警報を解除したいときがある。
荷物31から離れ、トイレに行きたい場合である。
電源を切ることにより、両者が一定の距離L以上に離反
して互いに検知信号D1、D2を受信しなくなったとき
でも(図11(C))、警報音ALが鳴らないようにし
て、一時的に警報を解除していた。
戻って来て、親機10と子機20が一定の距離L以内に
接近しても(図11(D))、電源を入れるのを忘れる
ことがある。
機10と子機20は動作せず、親機10と子機20が一
定の距離L以上に離反しても、警報音ALが鳴らない。
物31を置き忘れたり、他人に荷物31を盗まれても気
がつかないといった弊害がある(図11(E))。
源を切ることにより、警報を解除していたので、電源を
入れ忘れた場合には、警報は復帰せず、そのため置き忘
れや置き引きの防止という本来の機能が発揮できないと
いう課題があった。
親機と子機の間でリセット信号を授受することにより、
警報を解除した後、親機と子機が一定の距離以内に接近
したときに、警報を自動的に復帰させ、置き忘れや置き
引き等の防止という本来の機能を発揮させることにあ
る。
め、本発明は、図1に示すように、親機1がリセット信
号送信部1Dとリセットスイッチ1Mを、子機2がリセ
ット信号受信部2Dをそれぞれ有するように構成し、リ
セットスイッチ1Mを入れることにより、親機1と子機
2の間でリセット信号Rが授受された場合には(例えば
親機1の波形図を示す図4のt2、子機2の波形図を示
す図8のt2)、両者が一定の距離以上に離反して互い
に検知信号を受信しなくなったときでも警報を発しない
ようにして該警報ALを解除し、その後、親機1と子機
2が一定の距離L以内に接近して互いに検知信号D1、
D2を受信したときに(図4のt5、図8のt5)、上
記警報ALが復帰され、親機1と子機2が一定の距離L
以上に離反して互いに検知信号D1、D2を受信しなく
なったときに(図4のt6、図8のt6)、再度警報A
Lを発するようにした。
の間でリセット信号Rを授受することにより、警報を解
除した後(例えば図3(B))、一旦離れた親機1と子
機2が(図3(C))再び近づいたときに(図3
(D))、警報を自動的に復帰させることができるの
で、離反警報装置に対して、置き忘れや置き引きの防止
という本来の機能を発揮させることができる(図3
(E))。
添付図面を参照して説明する。図1は本発明の構成を示
す図であり、図示する離反警報装置は、親機1と子機2
により構成されている。
ト信号送信部1Dと、検知信号受信部1Eと、警報音発
生部1Fを有する。
の検知信号D1を搬送波にのせて変調して送信し、該検
知信号D1は、分波器1Bを介してアンテナ1Aから空
中に放射され、後述する子機2により受信される。
られて来た検知信号D2を搬送波から取り出して復調す
る(図4(A))。そして、検知信号受信部1Eは、後
述する警報復帰状態において(図4のt5以降)、該検
知信号D2を受信しなくなった場合には(図4のt
6)、警報指令を発することにより、警報音発生部1F
を駆動する。
は、送信出力調整部1Hを、前記検知信号受信部1E
は、受信感度調整部1Lをそれぞれ有する。
は、互いに連動し、検知信号送信部1Cが検知信号D1
を送信する場合の送信出力と、検知信号受信部1Eが検
知信号D2を受信する場合の受信感度をそれぞれ調整す
る。
いに検知信号D1、D2を受信しなくなって警報ALを
発する一定の距離、即ち警報開始距離L(図3、図5)
を任意に設定することが可能となる。
に、検知信号受信部1Eが検知信号D2を受信しなくな
ったときに発せられる警報指令により、駆動し、例えば
スピーカ1Gを介して警報の一種である警報音ALを鳴
らす。その他、警報ALとしては、ベルやブザーによる
音等でもよい。
スイッチ1Mを入れることにより、所定の周波数のリセ
ット信号Rを搬送波にのせて変調して送信し、該リセッ
ト信号Rは、分波器1Bを介してアンテナ1Aから空中
に放射され、子機2により受信される。
持っている人が子機2から一時的に離れたい場合に(図
3(B))、リセットスイッチ1Mと協働し、一旦警報
ALを解除する機能を有する。
イッチにより形成され、該リセットスイッチ1Mを押す
ことにより、リセット信号Rが授受されると(図4
(C)のt2 、図6(C)のt3、図8(C)のt
2)、親機1と子機2の警報ALが解除されるようにな
っている。
と、上述したように、親機1においては、リセット信号
Rが子機2に向かって送信されると共に、警報停止指令
により、前記警報音発生部1Fの動作を停止させ、親機
1と子機2が一定の距離L以上に離反し、親機1が検知
信号D2を受信しなくなったときでも(例えば図3
(C)、図4(A)のt3)、スピーカ1Gを介して警
報音ALが鳴らないようになっている。
(B)に示すように、必ずしも親機1と子機2が接近し
ている場合に押されるとは限らず、図5(B)に示すよ
うに、親機1と子機2が一定の距離L以上に離反してい
る場合にも押されることがある。
よりも遠くまでに届かなければならず、そのために、リ
セット信号Rを送信する場合の送信電力は、検知信号D
1を送信する場合と比べて大きくする必要がある。
リセット信号受信部2Dと、検知信号受信部2Eと、警
報音発生部2Fと、振動センサ2Hを有する。
の検知信号D2を搬送波にのせて変調して送信し、該検
知信号D2は、分波器2Bを介してアンテナ2Aから空
中に放射され、親機1により受信される。
られて来た検知信号D1を搬送波から取り出して復調す
る(図8(A))。そして、検知信号受信部2Eは、後
述する警報復帰状態において(図8のt5以降)、該検
知信号D1を受信しなくなった場合には(図4のt
6)、警報指令を発することにより、警報音発生部2F
を駆動する。
に、検知信号受信部2Eが、親機1からの検知信号D1
を受信しなくなったときに発せられる警報指令により、
駆動し、例えばスピーカ2Gを介して警報の一種である
警報音ALを鳴らす。その他、警報ALとしては、ベル
やブザーによる音等でもよい。
以外に発光信号、発煙、臭気、噴出塗料等にすることに
より、該子機2の現在位置を検出し易いという効果があ
る。
ら送られて来たリセット信号Rを搬送波から取り出して
復調し(図8(C))、警報ALを解除する機能を有す
る(図8のt2)。
セット信号Rを受信すると、警報停止指令により、前記
警報音発生部2Fの動作を停止させ、親機1と子機2が
一定の距離L以上に離反し、子機2が検知信号D1を受
信しなくなったときでも(図3(C)、図8(C)のt
3)、スピーカ2Gを介して警報音ALが鳴らないよう
になっている。
動を検知して警報指令を発することにより、警報音発生
部2Fを駆動して警報音ALを鳴らす。
あって(図8のt2〜t5)、親機1を持った人が子機
2から離れている間に(図10(A))、例えば子機2
が入ったカバン5が網棚4から落ちたり(図10
(B))、盗まれた場合に、この子機2の振動を検知す
ることにより警報ALを強制的に復帰させ(図8(B)
のtx)、危険を知らせるためである。
号Rには、識別コードをそれぞれ付加し、親機1と子機
2が複数個使用された場合の混信を防止できると共に、
盗難時に別の親機1と子機2により警報が解除されるの
を防止できる。
がいても識別することができる。
ばスペクトラム拡散方式により行なうことができる。
図2〜図10に基づいて説明する。
親機1と子機2が一定の距離L以上に離反して互いに検
知信号D1、D2を受信しなくなったときに、警報AL
を発し、離反警報装置は、置き忘れや置き引きを防止す
る。
るまでの動作。 この場合には、親機1と子機2により動作が異なる(図
2と図7)。
動作))と子機2((2)−Bにおいて述べる動作))
においても、親機1側のリセットスイッチ1Mを押す時
期により動作が異なる。
と子機2が接近しているときに押すか(図2のステップ
101におけるYES以降のステップ、図7のステップ
201におけるYES以降のステップ)、離反してい
るときに押すか(図2のステップ101におけるNO以
降のステップ、図7のステップ201におけるNO以降
のステップ)により、それぞれ動作が異なる。
上記と以外に、警報ALを解除中であっても(図
8のt2〜t5)、その警報ALを強制的に復帰させる
場合がある(図8のtx)。
2〜図6)、次に、子機2の動作を説明する(図7〜図
10)。
るときに押す場合。 この場合、例えば、図3(A)に示すように、電車の座
席3に坐っている人が親機1を持ち、子機2は、網棚4
の上の荷物、例えばカバン5の中に入っているとする。
は(図3(A))、親機1と子機2が一定の距離L以内
に接近しており、図2のステップ101において、親機
1は子機2からの検知信号D2を受信しているので(Y
ES)、ステップ109において、リセットスイッチ1
Mを押さない限り(NO)、ステップ101に戻り、同
じ動作を繰り返す。
の波形図は、図4(A)に示すとおりである(t1〜t
2)。
トスイッチ1Mが押されると(YES)、ステップ11
0において、リセット信号Rが親機1から子機2へ送信
され、警報ALが解除される。
Rの波形図は、図4(C)に示すとおりであり、t2に
おいて警報ALは、解除される。
と子機2が一定の距離L以内に接近している場合には
(図3(B))、親機1はリセット信号Rを送信すると
共に、子機2からの検知信号D2も受信しており、ステ
ップ111において、検知信号D2を受信している限り
(YES)、同じ動作を繰り返す(図4(A)と図4
(C)のt2〜t3)。
に行こうとして親機1と子機2が一定の距離L以上に離
反した場合には(図3(C))、ステップ111におい
て、親機1が検知信号D2を受信しなくなったので(N
O)、次段のステップ107へ進む。
信号D2を受信したか否かが判断される。
は(図3(C))、ステップ107において、親機1は
未だ検知信号D2を受信せず(NO)、ステップ112
に進む。
ッチ1Mが押されたか否かが判断される。
持った人が一旦押せば警報ALが解除されるので(図4
(C)のt2)、押した後は離すのが普通である。
いては、リセットスイッチ1Mが押されていないと判断
され(NO)、ステップ107へ戻る。この場合、親機
1は、検知信号D2を受信せず、またリセット信号Rも
送信しない(図3(C)の実線、図4(A)(C)のt
3〜t5における実線)
イッチ1Mを離すのを忘れて押し続ける場合もある。
おいては、リセットスイッチ1Mが押されたと判断され
(YES)、ステップ113へ進んで、リセット信号R
が送信され続けた後、ステップ107へ戻る。
していないが、リセット信号Rを送信し続けている(図
3(C)の破線、図4(A)(C)のt3〜t5におけ
る破線)。そして、本実施形態においては、押し続けた
リセットスイッチ1Mは、やがて離され、親機1からの
リセット信号Rの送信もなくなる(図4(C)のt
4)。
て、リセット信号Rが親機1から子機2へ送信され、警
報ALが解除される(図3(B)、図4(A)(C)の
t2)。
が検知信号D2を受信しなくなった後(NO、図3
(C)、図4(A)(C)のt3)、ステップ107に
おいても、検知信号D2を受信せず(NO)、ステップ
112、又はステップ112と113を経由し、ステッ
プ107に戻る手順は、親機1を持った人がトイレへ行
ったまま戻って来ない場合である(図3(C)、図4
(A)(C)のt3〜t5)。
り、親機1と子機2が一定の距離L以内に接近したとき
には(図3(D))、ステップ107において、親機1
が検知信号D2を受信したと判断し(YES)、警報A
Lは自動的に復帰される(図4(A)のt5)。
切らない限り(NO)、ステップ101へ戻り、親機1
と子機2が一定の距離L以上に離反し(図3(E))、
親機1が検知信号D2を受信しなくなったときには(N
O)、ステップ102において、警報音ALが発生す
る。
4(A)(B)のt6)、例えば、他人によりカバン5
が盗まれたことが判明し、置き引きが防止される(図3
(E))。
が離反したときに押す場合。 例えば、図5(A)に示すように、警報ALを解除した
いにもかかわらず、親機1を持った人がリセットスイッ
チ1Mを押し忘れ、子機2から離れてしまったとする。
L以上に離反し、図2のステップ101において、親機
1が検知信号D2を受信しなくなった場合であるから
(NO)、ステップ102において、警報音ALが発生
する(図6(A)(B)のt2)。
が検知信号D2を受信しない状態のまま(NO)、ステ
ップ104において、リセットスイッチ1Mを押せば
(YES)、ステップ105において、親機1から子機
2へリセット信号Rが送信されステップ106におい
て、警報音ALは停止され、警報ALが解除される(図
5(B)、図6(B)(C)のt3)。
1と子機2が一定の距離L以内に接近したときには(図
5(C))、ステップ107において、親機1が検知信
号D2を受信するので(YES)、警報ALは自動的に
復帰される(図6(A)のt4)。
切らない限り(NO)、ステップ101へ戻り、親機1
と子機2が一定の距離L以上に離反し(図5(D))、
親機1が検知信号D1受信しなくなったときには(N
O)、ステップ102において、警報音ALが発生す
る。
6(A)(B)のt5)、例えば、網棚4の上のカバン
5が他人に盗まれたことが判明し、置き引きが防止され
る(図5(D))。
を持った人が警報音ALに驚いて子機2のところへ戻れ
ば、親機1は検知信号D2を受信するので(YES)、
ステップ106で警報音ALが停止し、ステップ107
と(YES)、ステップ108を経て(NO)、ステッ
プ101へ戻り、前記と同じ動作を繰り返す。
スイッチ1Mを押さなければ(NO)、ステップ102
に戻って、前記と同じ動作を繰り返す。
から離れた人が戻らなければ、親機1は検知信号D2を
受信しないので(NO)、ステップ112、又はステッ
プ112と113を経由するが、前記で説明したリセ
ットスイッチ1Mを親機1と子機2が接近しているとき
に押す場合の動作と同様であるので(図3、図4)、そ
の説明は省略する。
ら明らかなように、リセットスイッチ1Mは押された後
直ぐ離されており(図2のステップ112におけるN
O)、リセット信号Rは一瞬だけ送信される。
るときに押す場合。 この場合、子機2の動作は、図7に示されている。
であり、例えば、図3(A)に示すように、電車の座席
3に坐っている人が親機1を持ち、子機2は、網棚4の
上の荷物、例えばカバン5の中に入っているものとす
る。
は(図3(A))、親機1と子機2が一定の距離L以内
に接近しており、図7のステップ201において、子機
2は親機1からの検知信号D1を受信しているので(Y
ES)、ステップ208において、リセット信号Rを受
信しない限り(NO)、ステップ201に戻り、同じ動
作を繰り返す。
の波形図は、図8(A)に示すとおりである(t1〜t
2)。
ト信号Rが受信されると(YES)、警報ALが解除さ
れる。
は、図8(C)に示すとおりであり、t2において警報
ALは、解除される。
と子機2が一定の距離L以内に接近している場合には
(図3(B))、子機2は親機1からの検知信号D1を
受信しており、ステップ209において、検知信号D1
を受信している限り(YES)、同じ動作を繰り返す
(図8(A)のt2〜t3)。
送られていれば受信を続ける。例えば、図8(C)で
は、t2〜t3までリセット信号Rは受信されている。
しかし、この時間を越えて、リセット信号Rを受信する
こともあり、例えばt4まで受信する場合もある(図8
(C)の破線)。
上に離反し(図3(C))、ステップ209において、
子機2が検知信号D1を受信しなくなったときに(N
O)、ステップ206へ進む(図8(A)のt3)。
1を受信したか否かが判断され、親機1を持った人が戻
って来れば(図3(D))、子機2が検知信号D1を受
信したと判断し(YES)、警報ALは自動的に復帰さ
れる(図8(A)のt5)。
切らない限り(NO)、ステップ201へ戻り、親機1
と子機2が一定の距離L以上に離反し、子機2が検知信
号D1を受信しなくなったときには(NO)、ステップ
202において、警報音ALが発生する。
8(A)(B)のt6)、例えば、他人によりカバン5
が盗まれたことが判明し、置き引きが防止される(図3
(E))。
が離反したときに押す場合。 この場合も、親機1との位置関係は、図5と同じであ
り、例えば、図5(A)に示すように、警報ALを解除
したいにもかかわらず、親機1を持った人がリセットス
イッチ1Mを押し忘れ、子機2から離れてしまったとす
る。
L以上に離反し、図7のステップ201において、子機
2が検知信号D1を受信しなくなった場合であるから
(NO)、ステップ202において、警報音ALが発生
する(図9(A)(B)のt2)。
が検知信号D1を受信しない状態のまま(NO)、ステ
ップ204において、リセット信号Rを受信すると(Y
ES)、ステップ205において、警報音ALは停止さ
れ、警報ALが解除される(図5(B)、図9(B)
(C)のt3))。
1と子機2が一定の距離L以内に接近したときには(図
5(C))、ステップ206において、子機2が検知信
号D1を受信するので(YES)、警報ALは自動的に
復帰される(図9(A)のt4)。
切らない限り(NO)、ステップ201へ戻り、親機1
と子機2が一定の距離L以上に離反し(図5(D))、
子機2が検知信号D1を受信しなくなったときには(N
O)、ステップ202において、警報音ALが発生する
(図5(D))。
9(A)(B)のt5)、例えば、網棚4の上のカバン
5が他人に盗まれたことが判明し、置き引きが防止され
る(図5(D))。
を持った人が警報音ALに驚いて子機2のところへ戻れ
ば、子機2は検知信号D1を受信するので(YES)、
ステップ205で警報音ALが停止し、ステップ206
と(YES)、ステップ207を経て(NO)、ステッ
プ201へ戻り、前記と同じ動作を繰り返す。
信号Rを受信しなければ(NO)、ステップ202に戻
って、前記と同じ動作を繰り返す。
機2が一定の距離L以上に離反している間に、子機2が
振動した場合の動作。
おいて、子機2がリセット信号Rを受信することにより
(YES)、警報ALが解除されたが(図8(C)のt
2)、親機1を持った人がトイレに行っていて(図10
(A))、ステップ209において、子機2が検知信号
D1を受信しなくなった場合に(NO)、その子機2
が、何らかの理由で網棚4から落ちるか(図10
(B))、他人に盗まれたりして、子機2が振動した場
合である。
で、本来は、警報音ALは鳴らず、親機1を持った人が
トイレへ行ったままの場合には(図10(A))、例え
ばカバン5が網棚4から落ちたことは分からず、危険は
知らされない。
2は未だ検知信号D1を受信しないが(NO)、カバン
5が網棚4から落ちた場合(図10(B))には、ステ
ップ210において、子機2の振動センサ2Hが振動を
検知し(YES)、振動センサ2Hからの警報指令によ
り(図1)、警報音発生部2Fが駆動し、子機2のみの
警報ALが強制的に復帰するようにした。
切られない限り(NO)、ステップ201へ戻り、子機
2が検知信号D1を受信していないので(NO)、ステ
ップ202において、警報解除中であるにもかかわらず
警報音ALが発生し(図8(B)のtx)、該警報音A
Lが聞こえる範囲内にいる限り、親機1を持った人に危
険が知らされる(図10(B))。
2の元に戻り(図10(C))、安否を確認できる。
(1)と(2)の動作を終了する場合には、図2のステ
ップ108、図7のステップ207において電源を切る
(YES)。
警報装置を、親機がリセット信号送信部とリセットスイ
ッチを、子機がリセット信号受信部をそれぞれ有するよ
うに構成したことにより、親機と子機の間でリセット信
号を授受し、警報を解除した後、一旦離れた親機と子機
が再び近づいたときに、警報を自動的に復帰させること
ができるので、離反警報装置に対して、置き忘れや置き
引きの防止という本来の機能を発揮させることができる
という効果を奏することとなった。
ーチャートである。
2の位置関係を示す図である。
る。
機2の位置関係を示す図である。
る。
ーチャートである。
る。
る。
場合に、子機2の警報を強制的に復帰させるときの子機
2と親機1の位置関係を示す図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 親機と子機により構成され、両者が共に
検知信号送信部と検知信号受信部を有し、一定の距離以
上に離反して互いに検知信号を受信しなくなったとき
に、警報を発する離反警報装置において、 上記親機がリセット信号送信部とリセットスイッチを、
上記子機がリセット信号受信部をそれぞれ有し、 リセットスイッチを入れることにより、親機と子機の間
でリセット信号が授受された場合には、両者が一定の距
離以上に離反して互いに検知信号を受信しなくなったと
きでも警報を発しないようにして該警報を解除し、 その後、親機と子機が一定の距離以内に接近して互いに
検知信号を受信したときに、上記警報を復帰させること
を特徴とする離反警報装置。 - 【請求項2】 上記リセットスイッチがタッチスイッチ
により形成され、親機と子機が一定の距離以内に接近し
て互いに検知信号を受信しているときに、該リセットス
イッチを押すようにした請求項1記載の離反警報装置。 - 【請求項3】 上記リセットスイッチがタッチスイッチ
により形成され、親機と子機が一定の距離以上に離反し
て互いに検知信号を受信しなくなって警報を発したとき
に、該リセットスイッチを押すようにした請求項1記載
の離反警報装置。 - 【請求項4】 上記検知信号とリセット信号に、識別コ
ードをそれぞれ付加した請求項1記載の離反警報装置。 - 【請求項5】 上記親機について、検知信号送信部が送
信出力調整部を、検知信号受信部が受信感度調整部をそ
れぞれ有し、送信出力と受信感度を調整して上記一定の
距離である警報開始距離を任意に設定できるようにした
請求項1記載の離反警報装置。 - 【請求項6】 上記子機が振動センサを有し、警報が解
除されている場合の子機の振動を検知することにより、
子機の警報を強制的に復帰させるようにした請求項1記
載の離反警報装置。 - 【請求項7】 上記親機と子機の間の通信が、スペクト
ラム拡散方式により行われるようにした請求項1記載の
離反警報装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10180497A JP2000020855A (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | 離反警報装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP10180497A JP2000020855A (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | 離反警報装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000020855A true JP2000020855A (ja) | 2000-01-21 |
Family
ID=16084285
Family Applications (1)
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JP10180497A Pending JP2000020855A (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | 離反警報装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2000020855A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100526361B1 (ko) * | 2002-08-09 | 2005-11-08 | 김호진 | 분실방지시스템 및 그 방법 |
JP2010251892A (ja) * | 2009-04-13 | 2010-11-04 | Panasonic Corp | 送受信システム |
JP2014056552A (ja) * | 2012-09-14 | 2014-03-27 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 無線通信装置および通信方法 |
-
1998
- 1998-06-26 JP JP10180497A patent/JP2000020855A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100526361B1 (ko) * | 2002-08-09 | 2005-11-08 | 김호진 | 분실방지시스템 및 그 방법 |
JP2010251892A (ja) * | 2009-04-13 | 2010-11-04 | Panasonic Corp | 送受信システム |
JP2014056552A (ja) * | 2012-09-14 | 2014-03-27 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 無線通信装置および通信方法 |
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