JP2000030012A - Icカード用携帯端末装置 - Google Patents

Icカード用携帯端末装置

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JP2000030012A
JP2000030012A JP10200606A JP20060698A JP2000030012A JP 2000030012 A JP2000030012 A JP 2000030012A JP 10200606 A JP10200606 A JP 10200606A JP 20060698 A JP20060698 A JP 20060698A JP 2000030012 A JP2000030012 A JP 2000030012A
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Ryoichi Kuriyama
量一 栗山
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】いわゆる電卓機能を実現する場合、少なくとも
2個以上のキーが実装できれば実現でき、装置本体のよ
り一層の小形化が可能となるICカード用携帯端末装置
を提供する。 【解決手段】電卓モードが設定された際、最初に表示部
2に初期値として数字「0」を表示し、次に選択キー3
aを押下するごとに、その表示値を「0→1→2→3→
4→5→6→7→8→9→+→−→×→÷→=→C→0
→…」と変更させ、選択キー3aを押下後にエンターキ
ー4を押下すると、そのときの表示値を確定入力し、こ
の選択キー3aおよびエンターキー4の操作を繰り返す
ことにより、演算を行なうための複数桁の演算データお
よび被演算データを1桁ごとに入力するとともに、演算
記号を入力し、この入力された演算データおよび被演算
データおよび演算記号を用いて少なくとも四則演算を行
なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、クレジ
ットカードや電子マネーなどとして用いられるICカー
ドから、各種取引データや金額データなどを選択的に読
出して表示する、いわゆる電卓機能(電子式卓上計算機
機能)を備えたICカード用携帯端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、携帯可能記憶媒体として、不揮発
性メモリ、および、これらを制御するCPU(セントラ
ル・プロセッシング・ユニット)などの制御素子を有す
るICチップを内蔵したICカードが産業各方面で利用
され始めている。
【0003】この種のICカードを、たとえば、クレジ
ットカードや電子マネーなどとして用いた場合、内部に
記憶されている各種取引データや金額データなどを必要
に応じて読出して、表示できれば非常に便利である。
【0004】そこで、最近、このような目的のために、
利用者が常に携帯可能なICカード用携帯端末装置が開
発されている。このICカード用携帯端末装置は、IC
カードと同様なカード状に形成されていて、キーボー
ド、液晶表示部、および、自己動作用とICカードに供
給する電源用としての電池を備えており、ICカードが
挿入されると、キーボードの操作に応じて、ICカード
から各種取引データや金額データなどを選択的に読出
し、液晶表示部に表示するようになっている。
【0005】このようなICカード用携帯端末装置にお
いて、いわゆる電卓機能(電子式卓上計算機機能)を実
現するには、数値を入力するための複数の数字キー(テ
ンキー)、および、演算記号を入力するための複数の演
算キーなどが必要であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ICカ
ード用携帯端末装置は非常に小形に構成されているた
め、テンキーや複数の演算キーを設けることは実装面積
上困難であり、よって電卓機能の実現は不可能であっ
た。
【0007】そこで、本発明は、いわゆる電卓機能を実
現する場合、少なくとも2個以上のキーが実装できれば
実現でき、装置本体のより一層の小形化が可能となるI
Cカード用携帯端末装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のICカード用携
帯端末装置は、データを記憶したICカードを受入れ、
この受入れたICカードから前記データを読出して表示
部に表示するICカード用携帯端末装置において、少な
くとも四則演算を行なうための計算機モードを設定する
モード設定手段と、このモード設定手段により計算機モ
ードが設定された際、最初に前記表示部に初期値を表示
し、次に第1のキーを押下するごとにその表示値を変更
させ、前記第1のキーを押下後に第2のキーを押下する
と、そのときの表示値を確定入力し、この第1のキーお
よび第2のキーの操作を繰り返すことにより、演算を行
なうための所定桁の演算データを入力するデータ入力手
段と、このデータ入力手段により入力された演算データ
を用いて少なくとも四則演算を行なう演算手段とを具備
している。
【0009】また、本発明のICカード用携帯端末装置
は、データを記憶したICカードを受入れ、この受入れ
たICカードから前記データを読出して表示部に表示す
るICカード用携帯端末装置において、少なくとも四則
演算を行なうための計算機モードを設定するモード設定
手段と、このモード設定手段により計算機モードが設定
された際、最初に前記表示部に初期値としての初期数字
を表示し、次に第1のキーを押下するごとに、その初期
数字を含む複数の数字と複数の演算記号からなるリング
状の文字列から1文字ごとに順次表示させ、前記第1の
キーを押下後に第2のキーを押下すると、そのとき表示
されている内容を確定入力し、この第1のキーおよび第
2のキーの操作を繰り返すことにより、演算を行なうた
めの所定桁の演算データおよび演算記号を入力するデー
タ入力手段と、このデータ入力手段により入力された演
算データおよび演算記号に基づき少なくとも四則演算を
行なう演算手段とを具備している。
【0010】また、本発明のICカード用携帯端末装置
は、データを記憶したICカードを受入れ、この受入れ
たICカードから前記データを読出して表示部に表示す
るICカード用携帯端末装置において、少なくとも四則
演算を行なうための計算機モードを設定するモード設定
手段と、このモード設定手段により計算機モードが設定
された際、最初に前記表示部に初期値としての初期数字
を表示し、次に第1のキーを押下するごとに、その初期
数字を含む複数の数字と複数の演算記号と演算命令記号
からなるリング状の文字列から1文字ごとに順次表示さ
せ、前記第1のキーを押下後に第2のキーを押下する
と、そのとき表示されている内容を確定入力し、この第
1のキーおよび第2のキーの操作を繰り返すことによ
り、まず演算を行なうための所定桁の演算データを入力
し、その後、前記第1のキーを押下後に前記第2のキー
が押下されたとき、そのとき表示されている内容が演算
記号の場合、それが確定入力されるとともに、次に前記
同様な操作により演算を行なうための所定桁の被演算デ
ータを入力するデータ入力手段と、このデータ入力手段
により前記被演算データが入力された後、前記第1のキ
ーを押下後に前記第2のキーが押下されたとき、そのと
き表示されている内容が演算命令記号の場合、それが確
定入力され、前記データ入力手段により入力された演算
データ、演算記号および被演算データに基づき少なくと
も四則演算を行なう演算手段とを具備している。
【0011】さらに、本発明のICカード用携帯端末装
置は、データを記憶したICカードを受入れ、この受入
れたICカードから前記データを読出して表示部に表示
するICカード用携帯端末装置において、少なくとも四
則演算を行なうための計算機モードを設定するモード設
定手段と、このモード設定手段により計算機モードが設
定された際、最初に前記表示部に初期値としての初期数
字を表示し、次に第1のキーを押下するごとに、その初
期数字を含む複数の数字と複数の演算記号とクリア記号
からなるリング状の文字列から1文字ごとに順次表示さ
せ、前記第1のキーを押下後に第2のキーを押下する
と、そのとき表示されている内容を確定入力し、この第
1のキーおよび第2のキーの操作を繰り返すことによ
り、演算を行なうための所定桁の演算データおよび演算
記号を入力するデータ入力手段と、このデータ入力手段
により入力された演算データおよび演算記号に基づき少
なくとも四則演算を行なう演算手段と、前記データ入力
手段により前記演算データが入力された後、前記第1の
キーを押下後に前記第2のキーが押下されたとき、その
とき表示されている内容がクリア記号の場合、それが確
定入力され、前記データ入力手段により入力された演算
データをクリアするデータクリア手段とを具備してい
る。
【0012】本発明によれば、計算機機能を備え、計算
機モードが設定された際、最初に表示部に初期値を表示
し、次に第1のキーを押下するごとにその表示値を変更
させ、前記第1のキーを押下後に第2のキーを押下する
と、そのときの表示値を確定入力し、この第1のキーお
よび第2のキーの操作を繰り返すことにより、演算を行
なうための所定桁の演算データを入力し、この入力され
た演算データを用いて少なくとも四則演算を行なうこと
により、従来のようにテンキーや複数の演算キーなど、
多数の操作キーを用いることなく、少なくとも2個以上
のキーが実装できれば、いわゆる電卓機能を実現でき
る。したがって、電卓機能を備えても、ICカード用携
帯端末装置のより一層の小形化が可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態に係
るICカード用携帯端末装置の外観を概略的に示すもの
である。すなわち、ICカード用携帯端末装置1は、た
とえば、いわゆるポケットベルのような形状に形成され
ていて、その表面には、各種データを表示する表示手段
としての液晶表示部2、第1のキーとしてのアップ方向
の選択キー3aおよびダウン方向の選択キー3b、第2
のキーとしてのエンターキー(確定キー)4、次の表示
画面に進むときなどに押下するエグジットキー5などが
設けられている。
【0014】ここに、選択キー3a,3bは、後で詳細
を説明する演算データの入力時に用いるとともに、動作
モードを選択したり、読出すデータを選択する際に用い
るようになっている。
【0015】また、ICカード用携帯端末装置1の一側
面(長手方向の側面)には、ICカード8を挿入セット
するためのカード挿入部(図示しない)が設けられてい
る。ICカード8は、図2に示すように、その一表面の
所定部位に、ICカード用携帯端末装置1のインタフェ
イス部(図示しない)と電気的に接続されるコンタクト
部9が設けられていて、そのコンタクト部9の部分を先
端にして図示矢印方向に挿入される。この場合、ICカ
ード8は、図1に示すように、コンタクト部9の部分を
含む所定の領域が挿入された状態にセットされるように
なっている。
【0016】なお、図1において、符号10は紐などを
結ぶためのフックである。図3は、ICカード用携帯端
末装置1の構成を概略的に示すものである。すなわち、
全体的な制御を司る制御部11は、たとえば、CPUな
どを主体に構成されている。制御部11には、制御プロ
グラムなどを記憶するROM(リード・オンリ・メモ
リ)12、ワークメモリに使用する記憶手段としてのR
AM(ランダム・アクセス・メモリ)13、前記表示部
2を駆動制御する表示駆動回路14、ICカード駆動用
電圧変換回路15、および、前記選択キー3a,3b、
エンターキー4、エグジットキー5などの各種キー16
がそれぞれ接続されている。
【0017】電圧変換回路15には、コンタクト部9を
介してICカード8と信号の授受を行なうICカードイ
ンタフェイス(I/F)部17、および、電源部として
の電池18がそれぞれ接続されている。電池18として
は、この例では出力電圧が例えば3ボルト(V)のもの
を用いている。
【0018】図4は、ICカード8の構成を概略的に示
すものである。すなわち、ICカード8は、前記コンタ
クト部9、および、ICチップ21から構成されてい
る。ICチップ21は、制御素子としてのCPU22、
CPU22の制御プログラムを記憶するROM23、ワ
ークメモリとしてのRAM24、および、データ記憶用
の不揮発性メモリとしてのEEPROM25などから構
成されている。
【0019】次に、上記のような構成において、図5な
いし図7に示すフローチャートを参照して、電卓機能の
動作およびICカード8からのデータの読出動作につい
て説明する。
【0020】図1に示すように、ICカード8をカード
挿入部から挿入し、規定の位置にセットする(S1)。
すると、内部に設けられた機械的な電源スイッチ(図示
しない)がオン状態となるようになっていて(S2)、
これにより、本ICカード用携帯端末装置1は電源オン
状態となる。
【0021】電源オン状態になると、制御部11は、表
示部2に複数の動作モードを選択するためのメニュー画
面を表示する(S3)。利用者は、このメニュー画面に
おいて、少なくとも四則演算を行なうための電卓モード
(計算機モード)を選択する(S4)。
【0022】電卓モードを選択すると、図8(a)に示
すように、表示部2の第1の特定領域31には、選択さ
れたモード名「デンタク」が表示されるとともに、第2
の特定領域(*印)32には、たとえば、「0〜9」の
文字(数字)と「+,−,×,÷」の演算記号と「=」
の演算命令記号と「C」のクリア記号からなるリング状
の文字列から1文字ごとに順次表示されるようになって
いて、図8の電卓モード画面が表示されると同時に、初
期値として数字「0」が表示され、以降、選択キー3a
を押下するごとに表示値が「0→1→2→3→4→5→
6→7→8→9→+→−→×→÷→C→0→…」とアッ
プ方向に順次変更され、選択キー3bを押下するごとに
表示値が「0→C→÷→×→−→+→9→8→7→6→
5→4→3→2→1→0→…」とダウン方向に順次変更
されるようになっている。
【0023】したがって、選択キー3a,3bにより所
望の文字を選択した後(S5)、エンターキー4を押下
することにより、その選択された数値(第2の特定領域
32に表示されている数値)が確定入力される(S
6)。すなわち、エンターキー4が押下されると(S
6)、制御部11は、選択された文字は数字か否かをチ
ェックし(S7)、数字であれば選択された文字(数
字)を、図8(a)に示すように、表示部2の第3の特
定領域33に表示するとともに、図示しないバッファに
記憶し(S8)、ステップS5に戻って次の桁の入力に
進む。図8(a)は、たとえば、演算データとして5桁
の数値「13579」を入力した例を示している。
【0024】ステップS7において、選択された文字が
数字でなかった場合、制御部11は、選択された文字が
演算記号であるか否かをチェックし(S9)、演算記号
でない場合は、選択された文字がクリア記号(C)であ
るか否かをチェックし(S10)、クリア記号でない場
合はステップS5に戻り、クリア記号である場合は、そ
れまでに入力されたデータをクリアした後(S11)、
ステップS5に戻る。
【0025】ステップS9において、選択された文字
が、たとえば「+」の演算記号であった場合、制御部1
1は、図8(b)に示すように、表示部2の第2の特定
領域32に選択された演算記号「+」を表示するととも
に、入力された演算データを確定し、次に被演算データ
を入力するモードに移行する(S12)。この場合、表
示部2の表示画面は、図8(c)に示すようになり、第
2の特定領域32には再び初期値「0」が表示される。
【0026】ここで、選択キー3aを押下するごとに表
示値が「0→1→2→3→4→5→6→7→8→9→+
→−→×→÷→=→C→0→…」とアップ方向に順次変
更され、選択キー3bを押下するごとに表示値が「0→
C→=→÷→×→−→+→9→8→7→6→5→4→3
→2→1→0→…」とダウン方向に順次変更されるよう
になっている。
【0027】したがって、選択キー3a,3bにより所
望の文字を選択した後(S13)、エンターキー4を押
下することにより、その選択された数値(第2の特定領
域32に表示されている数値)が確定入力される(S1
4)。すなわち、エンターキー4が押下されると(S1
4)、制御部11は、選択された文字は数字か否かをチ
ェックし(S15)、数字であれば選択された文字(数
字)を、図8(c)に示すように、表示部2の第3の特
定領域33に表示するとともに、図示しないバッファに
記憶し(S16)、ステップS13に戻って次の桁の入
力に進む。図8(c)は、たとえば、被演算データとし
て5桁の数値「24680」を入力した例を示してい
る。
【0028】ステップS15において、選択された文字
が数字でなかった場合、制御部11は、選択された文字
が演算記号あるいは演算命令記号であるか否かをチェッ
クし(S17)、演算記号あるいは演算命令記号でない
場合は、選択された文字がクリア記号(C)であるか否
かをチェックし(S18)、クリア記号でない場合はス
テップS13に戻り、クリア記号である場合は、それま
でに入力されたデータをクリアした後(S19)、ステ
ップS13に戻る。
【0029】ステップS17において、選択された文字
が演算記号あるいは演算命令記号であった場合、制御部
11は、図8(d)に示すように、表示部2の第2の特
定領域32に選択された内容を表示するとともに、入力
された被演算データを確定する。そして、制御部11
は、入力された演算データ、被演算データ、および、選
択された演算記号あるいは演算命令記号に基づき所定の
演算を行ない、その演算結果を、図8(d)に示すよう
に、表示部2の第3の特定領域33に表示する(S2
0)。図8(d)の例は、演算命令記号「=」が選択さ
れて、足し算(13579+24680)を行ない、そ
の結果(38259)が表示された場合を示している。
【0030】ステップS20において、演算命令記号
「=」による演算ではなく、演算記号「+,−,×,
÷」による演算であった場合は、さらに演算動作を繰り
返す。すなわち、ステップS21において、制御部11
は、ステップS20の演算が演算命令記号「=」による
演算であるか否かをチェックし、演算命令記号「=」に
よる演算であれば、ステップS5に戻って最初から演算
が行なわれ、演算命令記号「=」による演算でなけれ
ば、ステップS13に戻って演算動作を繰り返す。
【0031】一方、ステップS3のメニュー画面におい
て、データ読出モードが選択された場合、データ読出動
作が行なわれる。すなわち、まず、制御部11は、ステ
ップS22にてデータ選択画面を表示し、読出データの
選択が行なわれる。次に、制御部11は、ICカード8
に対し活性化動作を実施し、ICカード8からの初期応
答データを待機する(S23)。
【0032】ICカード8からの初期応答データを受信
できたら、制御部11は、ICカード8に対し選択した
読出データに対する読出コマンドを実行することによ
り、ICカード8のEEPROM25から所望のデータ
を読出し、この読出したデータをRAM13に一時格納
する(S24)。
【0033】この読出処理が終了すると、制御部11
は、ICカード8に対し非活性化動作を実施する(S2
5)。そして、制御部11は、RAM13に一時格納し
たICカード8からの読出データを表示部2に送り、表
示部2に読出データの表示を行なう(S26)。
【0034】しかして、ICカード8がICカード用携
帯端末装置1から引き抜かれると(S27)、電源スイ
ッチがオフ状態となり、本ICカード用携帯端末装置1
は電源オフ状態となる(S28)。電源スイッチがオフ
状態になり、電源が遮断されることにより、表示部2は
消灯状態となる。
【0035】以上説明したように、上記実施の形態によ
れば、電卓機能を備え、電卓モードが設定された際、最
初に表示部2に初期値として数字「0」を表示し、次に
選択キー3a,3bを押下するごとにその表示値を変更
させ、選択キー3a,3bを押下後にエンターキー4を
押下すると、そのときの表示値を確定入力し、この選択
キー3a,3bおよびエンターキー4の操作を繰り返す
ことにより、演算を行なうための複数桁の演算データお
よび被演算データを1桁ごとに入力するとともに、演算
記号を入力し、この入力された演算データおよび被演算
データおよび演算記号を用いて少なくとも四則演算を行
なうことにより、従来のようにテンキーや複数の演算キ
ーなど、多数の操作キーを用いることなく、少なくとも
2個以上のキー(本例では3個のキー)が実装できれ
ば、電卓機能を実現できる。したがって、電卓機能を備
えても、ICカード用携帯端末装置1の小形化が可能と
なる。
【0036】なお、前記実施の形態では、アップ方向お
よびダウン方向と、2つの選択キーを用いた場合につい
て説明したが、必ずしも2つである必要はなく、1つの
選択キーであってもよい。その場合、2個のキーで演算
データの入力が可能となり、より一層、小形化が可能と
なる。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、い
わゆる電卓機能を実現する場合、少なくとも2個以上の
キーが実装できれば実現でき、装置本体のより一層の小
形化が可能となるICカード用携帯端末装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るICカード用携帯端
末装置の外観を概略的に示す平面図。
【図2】ICカードの外観を概略的に示す斜視図。
【図3】ICカード用携帯端末装置の構成を概略的に示
すブロック図。
【図4】ICカードの構成を概略的に示すブロック図。
【図5】電卓機能の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図6】電卓機能の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図7】データの読出動作を説明するためのフローチャ
ート。
【図8】演算データの入力方法を説明するための表示部
の表示画面例を示す図。
【符号の説明】
1……ICカード用携帯端末装置、2……液晶表示部
(表示手段)、3a,3b……選択キー(第1のキ
ー)、4……エンターキー(第2のキー)、8……IC
カード、9……コンタクト部、11……制御部、12…
…ROM、13……RAM(記憶手段)、14……表示
駆動回路、17……ICカードI/F部、18……電池
(電源部)、21……ICチップ、22……CPU(制
御素子)、23……ROM、24……RAM、25……
EEPROM(記憶手段)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを記憶したICカードを受入れ、
    この受入れたICカードから前記データを読出して表示
    部に表示するICカード用携帯端末装置において、 少なくとも四則演算を行なうための計算機モードを設定
    するモード設定手段と、 このモード設定手段により計算機モードが設定された
    際、最初に前記表示部に初期値を表示し、次に第1のキ
    ーを押下するごとにその表示値を変更させ、前記第1の
    キーを押下後に第2のキーを押下すると、そのときの表
    示値を確定入力し、この第1のキーおよび第2のキーの
    操作を繰り返すことにより、演算を行なうための所定桁
    の演算データを入力するデータ入力手段と、 このデータ入力手段により入力された演算データを用い
    て少なくとも四則演算を行なう演算手段と、 を具備したことを特徴とするICカード用携帯端末装
    置。
  2. 【請求項2】 データを記憶したICカードを受入れ、
    この受入れたICカードから前記データを読出して表示
    部に表示するICカード用携帯端末装置において、 少なくとも四則演算を行なうための計算機モードを設定
    するモード設定手段と、 このモード設定手段により計算機モードが設定された
    際、最初に前記表示部に初期値としての初期数字を表示
    し、次に第1のキーを押下するごとに、その初期数字を
    含む複数の数字と複数の演算記号からなるリング状の文
    字列から1文字ごとに順次表示させ、前記第1のキーを
    押下後に第2のキーを押下すると、そのとき表示されて
    いる内容を確定入力し、この第1のキーおよび第2のキ
    ーの操作を繰り返すことにより、演算を行なうための所
    定桁の演算データおよび演算記号を入力するデータ入力
    手段と、 このデータ入力手段により入力された演算データおよび
    演算記号に基づき少なくとも四則演算を行なう演算手段
    と、 を具備したことを特徴とするICカード用携帯端末装
    置。
  3. 【請求項3】 データを記憶したICカードを受入れ、
    この受入れたICカードから前記データを読出して表示
    部に表示するICカード用携帯端末装置において、 少なくとも四則演算を行なうための計算機モードを設定
    するモード設定手段と、 このモード設定手段により計算機モードが設定された
    際、最初に前記表示部に初期値としての初期数字を表示
    し、次に第1のキーを押下するごとに、その初期数字を
    含む複数の数字と複数の演算記号と演算命令記号からな
    るリング状の文字列から1文字ごとに順次表示させ、前
    記第1のキーを押下後に第2のキーを押下すると、その
    とき表示されている内容を確定入力し、この第1のキー
    および第2のキーの操作を繰り返すことにより、まず演
    算を行なうための所定桁の演算データを入力し、その
    後、前記第1のキーを押下後に前記第2のキーが押下さ
    れたとき、そのとき表示されている内容が演算記号の場
    合、それが確定入力されるとともに、次に前記同様な操
    作により演算を行なうための所定桁の被演算データを入
    力するデータ入力手段と、 このデータ入力手段により前記被演算データが入力され
    た後、前記第1のキーを押下後に前記第2のキーが押下
    されたとき、そのとき表示されている内容が演算命令記
    号の場合、それが確定入力され、前記データ入力手段に
    より入力された演算データ、演算記号および被演算デー
    タに基づき少なくとも四則演算を行なう演算手段と、 を具備したことを特徴とするICカード用携帯端末装
    置。
  4. 【請求項4】 データを記憶したICカードを受入れ、
    この受入れたICカードから前記データを読出して表示
    部に表示するICカード用携帯端末装置において、 少なくとも四則演算を行なうための計算機モードを設定
    するモード設定手段と、 このモード設定手段により計算機モードが設定された
    際、最初に前記表示部に初期値としての初期数字を表示
    し、次に第1のキーを押下するごとに、その初期数字を
    含む複数の数字と複数の演算記号とクリア記号からなる
    リング状の文字列から1文字ごとに順次表示させ、前記
    第1のキーを押下後に第2のキーを押下すると、そのと
    き表示されている内容を確定入力し、この第1のキーお
    よび第2のキーの操作を繰り返すことにより、演算を行
    なうための所定桁の演算データおよび演算記号を入力す
    るデータ入力手段と、 このデータ入力手段により入力された演算データおよび
    演算記号に基づき少なくとも四則演算を行なう演算手段
    と、 前記データ入力手段により前記演算データが入力された
    後、前記第1のキーを押下後に前記第2のキーが押下さ
    れたとき、そのとき表示されている内容がクリア記号の
    場合、それが確定入力され、前記データ入力手段により
    入力された演算データをクリアするデータクリア手段
    と、 を具備したことを特徴とするICカード用携帯端末装
    置。
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