JPH1091533A - Icカード用携帯端末装置およびキー照合方法 - Google Patents

Icカード用携帯端末装置およびキー照合方法

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JPH1091533A
JPH1091533A JP24189296A JP24189296A JPH1091533A JP H1091533 A JPH1091533 A JP H1091533A JP 24189296 A JP24189296 A JP 24189296A JP 24189296 A JP24189296 A JP 24189296A JP H1091533 A JPH1091533 A JP H1091533A
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JP
Japan
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input
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JP24189296A
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Inventor
Ryoichi Kuriyama
量一 栗山
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Priority to TW086111617A priority patent/TW357298B/zh
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Priority to DE69712152T priority patent/DE69712152T2/de
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Priority to CN97118429A priority patent/CN1104690C/zh
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Abstract

(57)【要約】 【課題】データの読出しごとに同一のパスワードデータ
であれば1回の入力で済み、使用上の使い勝手が著しく
向上するICカード用携帯端末装置およびキー照合方法
を提供する。 【解決手段】複数のアプリケーションごとにデータを記
憶しているICカード10を受入れ、この受入れたIC
カード10からデータを読出して表示部2に表示するI
Cカード用携帯端末装置1であって、複数のアプリケー
ションごとにキー照合を行うためのパスワードの種別を
示すパスワード種別情報が設定され、前回入力されたパ
スワードデータとそのパスワード種別情報を記憶する記
憶手段を有し、1つアプリケーションが選択されると、
そのアプリケーションと対応するパスワード種別情報と
上記記憶手段内のパスワード種別情報とを比較し、一致
している場合は上記記憶手段内のパスワードデータによ
りキー照合を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、クレジ
ットカードや電子マネーなどとして用いられ、複数のア
プリケーションをサポートしているICカードから、各
種取引データや金額データなどを選択的に読出して表示
するICカード用携帯端末装置、および、このICカー
ド用携帯端末装置においてデータを読出すごとにパスワ
ードを用いてキー照合を行なうキー照合方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、携帯可能記憶媒体として、不揮発
性メモリ、および、これらを制御するCPU(セントラ
ル・プロセッシング・ユニット)などの制御素子を有す
るICチップを内蔵したICカードが産業各方面で利用
され始めている。
【0003】この種のICカードを、たとえば、クレジ
ットカードや電子マネーなどとして用いた場合、内部に
記憶されている各種取引データや金額データなどを必要
に応じて選択的に読出して、表示できれば非常に便利で
ある。
【0004】そこで、最近、このような目的のために、
利用者が常に携帯可能なICカード用携帯端末装置が開
発されている。このICカード用携帯端末装置は、IC
カードと同様なカード状に形成されていて、キーボー
ド、液晶表示部、および、自己動作用とICカードに供
給する電源用としての電池を備えており、ICカードが
挿入されると、キーボードの操作に応じて、ICカード
から各種取引データや金額データなどを選択的に読出
し、液晶表示部に表示するようになっている。
【0005】このようなICカード用携帯端末装置にお
いて、たとえば、複数のアプリケーションをサポートし
ているICカードからデータを読出すとき、各アプリケ
ーションごとに、すなわち、各データを読出すごとにキ
ー照合が必要な場合がある。この場合、データ読出しご
とにキー照合用のパスワードデータが同一であっても、
読出データを変更するごとにパスワードデータの入力が
必要であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、複数
のアプリケーションをサポートしているICカードから
データを読出すとき、各アプリケーションごとに、すな
わち、各データを読出すごとにキー照合が必要な場合、
データ読出しごとにキー照合用のパスワードデータが同
一であっても、読出データを変更するごとにパスワード
データの入力が必要であった。このため、操作が面倒
で、使用上の使い勝手が悪いという欠点があった。
【0007】そこで、本発明は、データの読出しごとに
同一のパスワードデータであれば1回の入力で済み、か
つ、データを読出すごとにパスワードデータの入力が必
要か否か自由な設定が可能となり、使用上の使い勝手が
著しく向上するICカード用携帯端末装置およびキー照
合方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のICカード用携
帯端末装置は、複数のアプリケーションを有し、これら
複数のアプリケーションごとにデータを記憶しているI
Cカードを受入れ、この受入れたICカードから前記デ
ータを読出して表示するICカード用携帯端末装置であ
って、前記複数のアプリケーションごとに、キー照合を
行なうためのパスワードの種別を示すパスワード種別情
報を記憶している第1の記憶手段と、前回行なったキー
照合時に入力されたパスワードデータおよびそのパスワ
ード種別情報を記憶している第2の記憶手段と、前記複
数のアプリケーションのうちの1つを選択する選択手段
と、この選択手段でアプリケーションが選択されると、
前記第2の記憶手段内にパスワード種別情報が存在する
か否かをチェックするチェック手段と、このチェック手
段によるチェックの結果、前記第2の記憶手段内にパス
ワード種別情報が存在する場合、その第2の記憶手段内
のパスワード種別情報と前記第1の記憶手段内の前記選
択手段で選択されたアプリケーションと対応するパスワ
ード種別情報とを比較する比較手段と、この比較手段に
よる比較の結果、両パスワード種別情報が不一致の場
合、あるいは、前記チェック手段によるチェックの結
果、前記第2の記憶手段内にパスワード種別情報が存在
しない場合、前記受入れたICカードに対しキー照合を
行なうためのパスワードデータを入力するパスワードデ
ータ入力手段と、このパスワードデータ入力手段で入力
されたパスワードデータおよび前記第1の記憶手段内の
前記選択手段で選択されたアプリケーションと対応する
パスワード種別情報を前記第2の記憶手段に記憶する制
御手段と、前記比較手段による比較の結果、両パスワー
ド種別情報が一致した場合、あるいは、前記制御手段に
より前記第2の記憶手段にパスワードデータおよびその
パスワード種別情報が記憶されると、前記受入れたIC
カードに対し前記第2の記憶手段内のパスワードデータ
に基づくキー照合を行なわせる照合手段と、この照合手
段による前記キー照合の結果、正常の場合、前記選択手
段で選択されたアプリケーションのデータを前記受入れ
たICカードから読出す読出手段と、この読出手段で読
出されたデータを表示する表示手段とを具備している。
【0009】また、本発明のICカード用携帯端末装置
は、複数のアプリケーションを有し、これら複数のアプ
リケーションごとにデータを記憶しているICカードを
受入れ、この受入れたICカードから前記データを読出
して表示するICカード用携帯端末装置であって、前記
複数のアプリケーションごとに、キー照合を行なうため
のパスワードの種別を示すパスワード種別情報を記憶し
ている第1の記憶手段と、前回行なったキー照合時に入
力されたパスワードデータおよびそのパスワード種別情
報を記憶している第2の記憶手段と、前記複数のアプリ
ケーションのうちの1つを選択する選択手段と、この選
択手段でアプリケーションが選択されると、前記第2の
記憶手段内にパスワード種別情報が存在するか否かをチ
ェックするチェック手段と、このチェック手段によるチ
ェックの結果、前記第2の記憶手段内にパスワード種別
情報が存在する場合、その第2の記憶手段内のパスワー
ド種別情報と前記第1の記憶手段内の前記選択手段で選
択されたアプリケーションと対応するパスワード種別情
報とを比較する比較手段と、この比較手段による比較の
結果、両パスワード種別情報が不一致の場合、あるい
は、前記チェック手段によるチェックの結果、前記第2
の記憶手段内にパスワード種別情報が存在しない場合、
前記受入れたICカードに対しキー照合を行なうための
パスワードデータを入力するパスワードデータ入力手段
と、このパスワードデータ入力手段で入力されたパスワ
ードデータおよび前記第1の記憶手段内の前記選択手段
で選択されたアプリケーションと対応するパスワード種
別情報を前記第2の記憶手段に記憶する制御手段と、前
記比較手段による比較の結果、両パスワード種別情報が
一致した場合、あるいは、前記制御手段により前記第2
の記憶手段にパスワードデータおよびそのパスワード種
別情報が記憶されると、前記受入れたICカードを活性
化する活性化手段と、この活性化手段による活性化後、
前記受入れたICカードに対し前記第2の記憶手段内の
パスワードデータを送信することにより、前記ICカー
ド内においてそのパスワードデータに基づくキー照合を
行なわせる照合手段と、この照合手段による前記キー照
合の結果、正常の場合、前記選択手段で選択されたアプ
リケーションのデータを前記受入れたICカードから読
出す読出手段と、この読出手段によるデータの読出終了
後、前記ICカードを非活性化する非活性化手段と、こ
の非活性化手段による非活性化後、前記読出手段で読出
されたデータを表示する表示手段とを具備している。
【0010】また、本発明のICカード用携帯端末装置
は、複数のアプリケーションを有し、これら複数のアプ
リケーションごとにデータを記憶しているICカードを
受入れ、この受入れたICカードから前記データを読出
して表示するICカード用携帯端末装置であって、前記
複数のアプリケーションごとに、キー照合を行なうため
のパスワードの種別を示すパスワード種別情報、およ
び、データを読出すごとにパスワード入力を行なうか行
なわないかを示すパスワード入力情報をそれぞれ記憶し
ている第1の記憶手段と、前回行なったキー照合時に入
力されたパスワードデータおよびそのパスワード種別情
報を記憶している第2の記憶手段と、前記複数のアプリ
ケーションのうちの1つを選択する選択手段と、この選
択手段でアプリケーションが選択されると、前記第1の
記憶手段内の前記選択手段で選択されたアプリケーショ
ンと対応するパスワード入力情報をチェックする第1の
チェック手段と、この第1のチェック手段によるチェッ
クの結果、前記パスワード入力情報がパスワード入力を
行なわないことを示していた場合、前記第2の記憶手段
内にパスワード種別情報が存在するか否かをチェックす
る第2のチェック手段と、この第2のチェック手段によ
るチェックの結果、前記第2の記憶手段内にパスワード
種別情報が存在する場合、その第2の記憶手段内のパス
ワード種別情報と前記第1の記憶手段内の前記選択手段
で選択されたアプリケーションと対応するパスワード種
別情報とを比較する比較手段と、この比較手段による比
較の結果、両パスワード種別情報が不一致の場合、ある
いは、前記第1のチェック手段によるチェックの結果、
前記パスワード入力情報がパスワード入力を行なうこと
を示していた場合、あるいは、前記第2のチェック手段
によるチェックの結果、前記第2の記憶手段内にパスワ
ード種別情報が存在しない場合、前記受入れたICカー
ドに対しキー照合を行なうためのパスワードデータを入
力するパスワードデータ入力手段と、このパスワードデ
ータ入力手段で入力されたパスワードデータおよび前記
第1の記憶手段内の前記選択手段で選択されたアプリケ
ーションと対応するパスワード種別情報を前記第2の記
憶手段に記憶する制御手段と、前記比較手段による比較
の結果、両パスワード種別情報が一致した場合、あるい
は、前記制御手段により前記第2の記憶手段にパスワー
ドデータおよびそのパスワード種別情報が記憶される
と、前記受入れたICカードに対し前記第2の記憶手段
内のパスワードデータに基づくキー照合を行なわせる照
合手段と、この照合手段による前記キー照合の結果、正
常の場合、前記選択手段で選択されたアプリケーション
のデータを前記受入れたICカードから読出す読出手段
と、この読出手段で読出されたデータを表示する表示手
段とを具備している。
【0011】また、本発明のICカード用携帯端末装置
は、複数のアプリケーションを有し、これら複数のアプ
リケーションごとにデータを記憶しているICカードを
受入れ、この受入れたICカードから前記データを読出
して表示するICカード用携帯端末装置であって、前記
複数のアプリケーションごとに、キー照合を行なうため
のパスワードの種別を示すパスワード種別情報、およ
び、データを読出すごとにパスワード入力を行なうか行
なわないかを示すパスワード入力情報をそれぞれ記憶し
ている第1の記憶手段と、前回行なったキー照合時に入
力されたパスワードデータおよびそのパスワード種別情
報を記憶している第2の記憶手段と、前記複数のアプリ
ケーションのうちの1つを選択する選択手段と、この選
択手段でアプリケーションが選択されると、前記第1の
記憶手段内の前記選択手段で選択されたアプリケーショ
ンと対応するパスワード入力情報をチェックする第1の
チェック手段と、この第1のチェック手段によるチェッ
クの結果、前記パスワード入力情報がパスワード入力を
行なわないことを示していた場合、前記第2の記憶手段
内にパスワード種別情報が存在するか否かをチェックす
る第2のチェック手段と、この第2のチェック手段によ
るチェックの結果、前記第2の記憶手段内にパスワード
種別情報が存在する場合、その第2の記憶手段内のパス
ワード種別情報と前記第1の記憶手段内の前記選択手段
で選択されたアプリケーションと対応するパスワード種
別情報とを比較する比較手段と、この比較手段による比
較の結果、両パスワード種別情報が不一致の場合、ある
いは、前記第1のチェック手段によるチェックの結果、
前記パスワード入力情報がパスワード入力を行なうこと
を示していた場合、あるいは、前記第2のチェック手段
によるチェックの結果、前記第2の記憶手段内にパスワ
ード種別情報が存在しない場合、前記受入れたICカー
ドに対しキー照合を行なうためのパスワードデータを入
力するパスワードデータ入力手段と、このパスワードデ
ータ入力手段で入力されたパスワードデータおよび前記
第1の記憶手段内の前記選択手段で選択されたアプリケ
ーションと対応するパスワード種別情報を前記第2の記
憶手段に記憶する制御手段と、前記比較手段による比較
の結果、両パスワード種別情報が一致した場合、あるい
は、前記制御手段により前記第2の記憶手段にパスワー
ドデータおよびそのパスワード種別情報が記憶される
と、前記受入れたICカードを活性化する活性化手段
と、この活性化手段による活性化後、前記受入れたIC
カードに対し前記第2の記憶手段内のパスワードデータ
を送信することにより、前記ICカード内においてその
パスワードデータに基づくキー照合を行なわせる照合手
段と、この照合手段による前記キー照合の結果、正常の
場合、前記選択手段で選択されたアプリケーションのデ
ータを前記受入れたICカードから読出す読出手段と、
この読出手段によるデータの読出終了後、前記ICカー
ドを非活性化する非活性化手段と、この非活性化手段に
よる非活性化後、前記読出手段で読出されたデータを表
示する表示手段とを具備している。
【0012】また、本発明のキー照合方法は、複数のデ
ータを記憶している記憶媒体から前記データを読出す
際、各データを読出すごとにキー照合を行なうキー照合
方法であって、前記複数のデータごとに、キー照合を行
なうためのパスワードの種別を示すパスワード種別情報
を第1の記憶手段に記憶しておくとともに、前回行なっ
たキー照合時に入力されたパスワードデータおよびその
パスワード種別情報を記憶する第2の記憶手段を設け、
前記複数のデータのうちの1つが選択されると、前記第
2の記憶手段内にパスワード種別情報が存在するか否か
をチェックし、このチェックの結果、前記第2の記憶手
段内にパスワード種別情報が存在する場合、その第2の
記憶手段内のパスワード種別情報と前記第1の記憶手段
内の前記選択されたデータと対応するパスワード種別情
報とを比較し、この比較の結果、両パスワード種別情報
が不一致の場合、あるいは、前記チェックの結果、前記
第2の記憶手段内にパスワード種別情報が存在しない場
合、キー照合を行なうためのパスワードデータを入力
し、この入力されたパスワードデータおよび前記第1の
記憶手段内の前記選択されたデータと対応するパスワー
ド種別情報を前記第2の記憶手段に記憶し、前記比較の
結果、両パスワード種別情報が一致した場合、あるい
は、前記第2の記憶手段にパスワードデータおよびその
パスワード種別情報が記憶されると、その第2の記憶手
段内のパスワードデータとあらかじめ登録されたパスワ
ードデータとの間に所定の関係が成立するか否か両パス
ワードデータを照合することを特徴とする。
【0013】また、本発明のキー照合方法は、複数のデ
ータを記憶している記憶媒体から前記データを読出す
際、各データを読出すごとにキー照合を行なうキー照合
方法であって、前記複数のデータごとに、キー照合を行
なうためのパスワードの種別を示すパスワード種別情報
を第1の記憶手段に記憶しておくとともに、前回行なっ
たキー照合時に入力されたパスワードデータおよびその
パスワード種別情報を記憶する第2の記憶手段を設け、
前記複数のデータのうちの1つが選択されると、前記第
2の記憶手段内にパスワード種別情報が存在するか否か
をチェックし、このチェックの結果、前記第2の記憶手
段内にパスワード種別情報が存在する場合、その第2の
記憶手段内のパスワード種別情報と前記第1の記憶手段
内の前記選択されたデータと対応するパスワード種別情
報とを比較し、この比較の結果、両パスワード種別情報
が不一致の場合、あるいは、前記チェックの結果、前記
第2の記憶手段内にパスワード種別情報が存在しない場
合、キー照合を行なうためのパスワードデータを入力
し、この入力されたパスワードデータおよび前記第1の
記憶手段内の前記選択されたデータと対応するパスワー
ド種別情報を前記第2の記憶手段に記憶し、前記比較の
結果、両パスワード種別情報が一致した場合、あるい
は、前記第2の記憶手段にパスワードデータおよびその
パスワード種別情報が記憶されると、その第2の記憶手
段内のパスワードデータを前記記憶媒体に対して送信す
ることにより、前記記憶媒体内において、あらかじめ登
録されたパスワードデータとの間に所定の関係が成立す
るか否か両パスワードデータを照合することを特徴とす
る。
【0014】また、本発明のキー照合方法は、複数のデ
ータを記憶している記憶媒体から前記データを読出す
際、各データを読出すごとにキー照合を行なうキー照合
方法であって、前記複数のデータごとに、キー照合を行
なうためのパスワードの種別を示すパスワード種別情
報、および、データを読出すごとにパスワード入力を行
なうか行なわないかを示すパスワード入力情報を第1の
記憶手段に記憶しておくとともに、前回行なったキー照
合時に入力されたパスワードデータおよびそのパスワー
ド種別情報を記憶する第2の記憶手段を設け、前記複数
のデータのうちの1つが選択されると、前記第1の記憶
手段内の前記選択されたデータと対応するパスワード入
力情報をチェックし、このチェックの結果、前記パスワ
ード入力情報がパスワード入力を行なわないことを示し
ていた場合、前記第2の記憶手段内にパスワード種別情
報が存在するか否かをチェックし、このチェックの結
果、前記第2の記憶手段内にパスワード種別情報が存在
する場合、その第2の記憶手段内のパスワード種別情報
と前記第1の記憶手段内の前記選択されたデータと対応
するパスワード種別情報とを比較し、この比較の結果、
両パスワード種別情報が不一致の場合、あるいは、前記
パスワード入力情報のチェックの結果、前記パスワード
入力情報がパスワード入力を行なうことを示していた場
合、あるいは、前記第2の記憶手段内にパスワード種別
情報が存在するか否かのチェックの結果、前記第2の記
憶手段内にパスワード種別情報が存在しない場合、キー
照合を行なうためのパスワードデータを入力し、この入
力されたパスワードデータおよび前記第1の記憶手段内
の前記選択されたデータと対応するパスワード種別情報
を前記第2の記憶手段に記憶し、前記比較の結果、両パ
スワード種別情報が一致した場合、あるいは、前記第2
の記憶手段にパスワードデータおよびそのパスワード種
別情報が記憶されると、その第2の記憶手段内のパスワ
ードデータとあらかじめ登録されたパスワードデータと
の間に所定の関係が成立するか否か両パスワードデータ
を照合することを特徴とする。
【0015】さらに、本発明のキー照合方法は、複数の
データを記憶している記憶媒体から前記データを読出す
際、各データを読出すごとにキー照合を行なうキー照合
方法であって、前記複数のデータごとに、キー照合を行
なうためのパスワードの種別を示すパスワード種別情
報、および、データを読出すごとにパスワード入力を行
なうか行なわないかを示すパスワード入力情報を第1の
記憶手段に記憶しておくとともに、前回行なったキー照
合時に入力されたパスワードデータおよびそのパスワー
ド種別情報を記憶する第2の記憶手段を設け、前記複数
のデータのうちの1つが選択されると、前記第1の記憶
手段内の前記選択されたデータと対応するパスワード入
力情報をチェックし、このチェックの結果、前記パスワ
ード入力情報がパスワード入力を行なわないことを示し
ていた場合、前記第2の記憶手段内にパスワード種別情
報が存在するか否かをチェックし、このチェックの結
果、前記第2の記憶手段内にパスワード種別情報が存在
する場合、その第2の記憶手段内のパスワード種別情報
と前記第1の記憶手段内の前記選択されたデータと対応
するパスワード種別情報とを比較し、この比較の結果、
両パスワード種別情報が不一致の場合、あるいは、前記
パスワード入力情報のチェックの結果、前記パスワード
入力情報がパスワード入力を行なうことを示していた場
合、あるいは、前記第2の記憶手段内にパスワード種別
情報が存在するか否かのチェックの結果、前記第2の記
憶手段内にパスワード種別情報が存在しない場合、キー
照合を行なうためのパスワードデータを入力し、この入
力されたパスワードデータおよび前記第1の記憶手段内
の前記選択されたデータと対応するパスワード種別情報
を前記第2の記憶手段に記憶し、前記比較の結果、両パ
スワード種別情報が一致した場合、あるいは、前記第2
の記憶手段にパスワードデータおよびそのパスワード種
別情報が記憶されると、その第2の記憶手段内のパスワ
ードデータを前記記憶媒体に対して送信することによ
り、前記記憶媒体内において、あらかじめ登録されたパ
スワードデータとの間に所定の関係が成立するか否か両
パスワードデータを照合することを特徴とする。
【0016】本発明によれば、複数のアプリケーション
(データ)ごとに、キー照合を行なうためのパスワード
の種別を示すパスワード種別情報が設定され、また、前
回入力されたパスワードデータおよびそのパスワード種
別情報を記憶する記憶手段を有し、複数のアプリケーシ
ョンのうちの1つが選択されると、この選択されたアプ
リケーションと対応するパスワード種別情報と上記記憶
手段内のパスワード種別情報とを比較し、両パスワード
種別情報が一致している場合は、上記記憶手段内のパス
ワードデータによりキー照合を行なうことにより、デー
タの読出しごとに同一のパスワードデータであれば1回
の入力で済み、使用上の使い勝手が著しく向上する。
【0017】また、本発明によれば、複数のアプリケー
ション(データ)ごとに、キー照合を行なうためのパス
ワードの種別を示すパスワード種別情報、および、デー
タを読出すごとにパスワード入力を行なうか行なわない
かを示すパスワード入力情報が設定され、また、前回入
力されたパスワードデータおよびそのパスワード種別情
報を記憶する記憶手段を有し、複数のアプリケーション
のうちの1つが選択されると、この選択されたアプリケ
ーションと対応するパスワード入力情報を参照すること
により、パスワード入力を行なう場合はパスワードデー
タ入力手段での入力を行ない、それ以外は、上記選択さ
れたアプリケーションと対応するパスワード種別情報と
上記記憶手段内のパスワード種別情報とを比較し、両パ
スワード種別情報が一致している場合は、上記記憶手段
内のパスワードデータによりキー照合を行なうことによ
り、データの読出しごとに同一のパスワードデータであ
れば1回の入力で済み、かつ、データを読出すごとにパ
スワードデータの入力が必要か否か自由な設定が可能と
なり、使用上の使い勝手が著しく向上する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態に係
るICカード用携帯端末装置の外観を概略的に示すもの
である。すなわち、ICカード用携帯端末装置1は、た
とえば、カード状に形成されていて、その表面には、各
種データを表示する表示手段としての液晶表示部2、お
よび、パスワードデータやその他のデータを入力する入
力手段としてのキーボード3が設けられている。
【0019】キーボード3には、たとえば、アップ方向
の選択キー4aおよびダウン方向の選択キー4b、エン
ターキー(確定キー)5、次の表示画面に進むときなど
に押下するエグジットキー6、電源オン・オフキー7、
テンキー8などが設けられている。選択キー4a,4b
は、表示部2に表示されるカーソル9a,9bを移動さ
せることにより、アプリケーションを選択したり、読出
すデータを選択するようになっている。
【0020】また、ICカード用携帯端末装置1の一側
面(短手方向の側面)には、記憶媒体としてのICカー
ド10を挿入セットするためのカード挿入部(図示しな
い)が設けられている。ICカード10は、たとえば、
クレジットカード、ポイント積立機能、プリペイドカー
ドなどの複数のアプリケーションをサポートしており、
図2に示すように、その一表面の所定部位に、ICカー
ド用携帯端末装置1のインタフェイス部(図示しない)
と電気的に接続されるコンタクト部18が設けられてい
て、そのコンタクト部18の部分を先端にして図示矢印
方向に挿入されるようになっている。
【0021】図3は、ICカード用携帯端末装置1の構
成を概略的に示すものである。すなわち、全体的な制御
を司る制御部11は、たとえば、CPUなどを主体に構
成されている。制御部11には、制御プログラムや後述
するデータテーブルなどを記憶する記憶手段としてのR
OM(リード・オンリ・メモリ)12、ワークメモリな
どとして使用する記憶手段としてのRAM(ランダム・
アクセス・メモリ)13、前記表示部2を駆動制御する
表示駆動回路14、ICカード駆動用電圧変換回路1
5、および、前記キーボード3がそれぞれ接続されてい
る。
【0022】電圧変換回路15には、コンタクト部18
を介してICカード10と信号の授受を行なうICカー
ドインタフェイス(I/F)部16、および、電源部と
しての電池17がそれぞれ接続されている。電池17と
しては、この例では出力電圧が例えば3ボルト(V)の
ものを用いている。
【0023】図4は、ICカード10の構成を概略的に
示すものである。すなわち、ICカード10は、前記コ
ンタクト部18、および、ICチップ21から構成され
ている。ICチップ21は、制御素子としてのCPU2
2、CPU22の制御プログラムを記憶するROM2
3、ワークメモリとしてのRAM24、および、データ
記憶用の不揮発性メモリとしてのEEPROM25など
から構成されている。
【0024】図5は、データテーブル31の構成を示し
ており、これは前記ROM12内に設けられている。デ
ータテーブル31には、たとえば、ICカード10がサ
ポートしている複数のアプリケーション(データ)ごと
に、パスワード種別情報32、パスワード入力情報3
3、および、クリア制御情報34がそれぞれ対応して格
納されている。
【0025】ここに、パスワード種別情報32は、キー
照合を行なうためのパスワードの種別を示す情報であ
る。パスワード入力情報33は、データを読出すごとに
パスワード入力を行なうか行なわないかを示す情報で、
たとえば、「01」であれば入力を行ない、「00」で
あれば入力を行なわないことを示している。クリア制御
情報34は、本装置の電源オン時に後述するカレントパ
スワード情報をクリアするか否かを制御する情報で、た
とえば、「00」であればクリアし、「01」であれば
クリアしないことを示している。
【0026】図6は、カレントパスワード情報41を示
しており、これは前記RAM13内に記憶されている。
カレントパスワード情報41は、前回行なったキー照合
時に用いたパスワードのパスワード種別情報42、およ
び、そのとき入力されたパスワードデータ43から構成
されている。
【0027】次に、上記のような構成において、図7お
よび図8に示すフローチャートを参照しつつICカード
10からのデータの読出動作について説明する。ICカ
ード10のデータを読出す場合、まず、図1に示すよう
に、ICカード10をカード挿入部から挿入し、規定の
位置にセットする(S1)。
【0028】次に、キーボード3内の電源オン・オフキ
ー7を押下することにより、電源をオンする(S2)。
電源がオンされると、制御部11は、RAM13内のカ
レントパスワード情報41内のパスワード種別情報42
を参照することにより、このパスワード種別情報42と
同じ値を持つ、ROM12内のデータテーブル31に格
納されたパスワード種別情報32と対応するクリア制御
情報34の値をチェックする(S3)。
【0029】このチェックの結果、クリア制御情報34
の値が「00」であれば、制御部11は、カレントパス
ワード情報41をクリアして(S4)、ステップS5に
進み、「01」であれば、カレントパスワード情報41
はクリアしないでステップS5に進む。
【0030】ステップS5において、制御部11は、表
示部2にアプリケーション選択用のメニュー画面を表示
し、利用者は、このメニュー画面において、読出データ
のアプリケーションを選択する(S5)。すなわち、ま
ず、選択キー4a,4bを用いてカーソル9aを移動さ
せることにより、所望のアプリケーションを選択してエ
ンターキー5を押下し、次に、再び選択キー4a,4b
を用いてカーソル9bを移動させることにより、読出す
データを選択してエンターキー5を押下する。なお、本
例では、たとえば、4つのアプリケーション(F1〜F
4)と、各アプリケーションごとに4つのデータ(DE
TA1〜4)が選択できるようになっている。
【0031】こうして、アプリケーション(読出デー
タ)が選択されると、制御部11は、データテーブル3
1内の先に選択されたアプリケーションと対応するパス
ワード入力情報33の値をチェックする(S6)。
【0032】このチェックの結果、パスワード入力情報
33の値が「00」であれば、制御部11は、カレント
パスワード情報41内のパスワード種別情報42をチェ
ックする(S7)。このチェックの結果、パスワード種
別情報42の値が「00」以外であれば、制御部11
は、そのパスワード種別情報42とデータテーブル31
内の先に選択されたアプリケーションと対応するパスワ
ード種別情報32とを比較する(S8)。
【0033】この比較の結果、両パスワード種別情報が
不一致の場合、あるいは、ステップS6のチェックの結
果、パスワード入力情報33の値が「01」である場
合、あるいは、ステップS7のチェックの結果、パスワ
ード種別情報42の値が「00」である場合、制御部1
1は、表示部2にパスワード入力画面を表示する。利用
者は、このパスワード入力画面において、キーボード3
内のテンキー8を用いてパスワードデータ(たとえば、
4桁の暗証番号)を入力し、最後にエンターキー5を押
下する(S9)。
【0034】エンターキー5が押下されると、制御部1
1は、いま入力されたパスワードデータ、および、デー
タテーブル31内の先に選択されたアプリケーションと
対応するパスワード種別情報32を、カレントパスワー
ド情報41内のパスワード種別情報42およびパスワー
ドデータ43に書換え記憶する(S10)。
【0035】ステップS10の処理が終了すると、ある
いは、ステップS8における比較の結果、両パスワード
種別情報が一致した場合、制御部11は、ICカード1
0に対し活性化動作を実施し、ICカード10からの初
期応答データを待機する(S11)。
【0036】ICカード10からの初期応答データを正
常に受信できたら、制御部11は、カレントパスワード
情報41内のパスワードデータ43により、ICカード
10に対し、キー照合コマンドを実行することにより、
ICカード10内においてキー照合処理(パスワードデ
ータの照合)を行なわせる(S12)。
【0037】すなわち、ICカード10内において、C
PU22は、ICカード用携帯端末装置1から送信され
るパスワードデータと、EEPROM25にあらかじめ
記憶されたパスワードデータとが一致するか否か、両パ
スワードデータを照合し、その照合結果をICカード用
携帯端末装置1に送信する。
【0038】このキー照合処理において、エラー(パス
ワードデータの不一致)が発生した場合(S13)、制
御部11は、ICカード10に対し非活性化動作を実施
する(S14)。そして、制御部11は、パスワードエ
ラーを示すメッセージを表示部2に表示する(S1
5)。
【0039】上記キー照合処理が正常に終了(パスワー
ドデータが一致)した場合(S13)、制御部11は、
ICカード10に対し先に選択されたアプリケーション
の読出データに対する読出コマンドを実行することによ
り(S16)、ICカード10のEEPROM25から
所望のデータを読出し、この読出したデータをRAM1
3に一時格納する。
【0040】この読出処理において、エラーが発生した
場合(S17)、制御部11は、ICカード10に対し
非活性化動作を実施する(S18)。そして、制御部1
1は、データ読出エラーを示すメッセージを表示部2に
表示する(S19)。
【0041】一方、上記読出処理が正常に終了した場合
(S17)、制御部11は、ICカード10に対し非活
性化動作を実施する(S20)。そして、制御部11
は、RAM13に一時格納したICカード10からの読
出データを表示部2に送り、表示部2に読出データの表
示を行なう(S21)。
【0042】しかして、電源オン・オフキー7を押下す
ることにより、電源をオフする(S2)。そして、IC
カード10をICカード用携帯端末装置1から引き抜く
(S23)。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、複
数のアプリケーション(データ)ごとに、キー照合を行
なうためのパスワードの種別を示すパスワード種別情報
が設定され、また、前回入力されたパスワードデータお
よびそのパスワード種別情報を記憶する記憶手段を有
し、複数のアプリケーションのうちの1つが選択される
と、この選択されたアプリケーションと対応するパスワ
ード種別情報と上記記憶手段内のパスワード種別情報と
を比較し、両パスワード種別情報が一致している場合
は、上記記憶手段内のパスワードデータによりキー照合
を行なうことにより、データの読出しごとに同一のパス
ワードデータであれば1回の入力で済み、使用上の使い
勝手が著しく向上するICカード用携帯端末装置および
キー照合方法を提供できる。
【0044】また、本発明によれば、複数のアプリケー
ション(データ)ごとに、キー照合を行なうためのパス
ワードの種別を示すパスワード種別情報、および、デー
タを読出すごとにパスワード入力を行なうか行なわない
かを示すパスワード入力情報が設定され、また、前回入
力されたパスワードデータおよびそのパスワード種別情
報を記憶する記憶手段を有し、複数のアプリケーション
のうちの1つが選択されると、この選択されたアプリケ
ーションと対応するパスワード入力情報を参照すること
により、パスワード入力を行なう場合はパスワードデー
タ入力手段での入力を行ない、それ以外は、上記選択さ
れたアプリケーションと対応するパスワード種別情報と
上記記憶手段内のパスワード種別情報とを比較し、両パ
スワード種別情報が一致している場合は、上記記憶手段
内のパスワードデータによりキー照合を行なうことによ
り、データの読出しごとに同一のパスワードデータであ
れば1回の入力で済み、かつ、データを読出すごとにパ
スワードデータの入力が必要か否か自由な設定が可能と
なり、使用上の使い勝手が著しく向上するICカード用
携帯端末装置およびキー照合方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るICカード用携帯端
末装置の外観を概略的に示す平面図。
【図2】ICカードの外観を概略的に示す斜視図。
【図3】ICカード用携帯端末装置の構成を概略的に示
すブロック図。
【図4】ICカードの構成を概略的に示すブロック図。
【図5】ROM内のデータテーブルを示す構成図。
【図6】RAM内のカレントパスワード情報を示す構成
図。
【図7】ICカードからのデータの読出動作を説明する
フローチャート。
【図8】ICカードからのデータの読出動作を説明する
フローチャート。
【符号の説明】
1……ICカード用携帯端末装置、2……液晶表示部
(表示手段)、3……キーボード(入力手段)、4a,
4b……選択キー、5……エンターキー、7……電源オ
ン・オフキー、8……テンキー、10……ICカード
(記憶媒体)、11……制御部、12……ROM(記憶
手段)、13……RAM(記憶手段)、14……表示駆
動回路、16……ICカードI/F部、17……電池
(電源部)、18……コンタクト部、21……ICチッ
プ、22……CPU(制御素子)、23……ROM、2
4……RAM、25……EEPROM(記憶手段)、3
1……データテーブル、32……パスワード種別情報、
33……パスワード入力情報、34……クリア制御情
報、41……カレントパスワード情報、42……パスワ
ード種別情報、43……パスワードデータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06K 17/00 G06F 15/30 340 350A

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のアプリケーションを有し、これら
    複数のアプリケーションごとにデータを記憶しているI
    Cカードを受入れ、この受入れたICカードから前記デ
    ータを読出して表示するICカード用携帯端末装置であ
    って、 前記複数のアプリケーションごとに、キー照合を行なう
    ためのパスワードの種別を示すパスワード種別情報を記
    憶している第1の記憶手段と、 前回行なったキー照合時に入力されたパスワードデータ
    およびそのパスワード種別情報を記憶している第2の記
    憶手段と、 前記複数のアプリケーションのうちの1つを選択する選
    択手段と、 この選択手段でアプリケーションが選択されると、前記
    第2の記憶手段内にパスワード種別情報が存在するか否
    かをチェックするチェック手段と、 このチェック手段によるチェックの結果、前記第2の記
    憶手段内にパスワード種別情報が存在する場合、その第
    2の記憶手段内のパスワード種別情報と前記第1の記憶
    手段内の前記選択手段で選択されたアプリケーションと
    対応するパスワード種別情報とを比較する比較手段と、 この比較手段による比較の結果、両パスワード種別情報
    が不一致の場合、あるいは、前記チェック手段によるチ
    ェックの結果、前記第2の記憶手段内にパスワード種別
    情報が存在しない場合、前記受入れたICカードに対し
    キー照合を行なうためのパスワードデータを入力するパ
    スワードデータ入力手段と、 このパスワードデータ入力手段で入力されたパスワード
    データおよび前記第1の記憶手段内の前記選択手段で選
    択されたアプリケーションと対応するパスワード種別情
    報を前記第2の記憶手段に記憶する制御手段と、 前記比較手段による比較の結果、両パスワード種別情報
    が一致した場合、あるいは、前記制御手段により前記第
    2の記憶手段にパスワードデータおよびそのパスワード
    種別情報が記憶されると、前記受入れたICカードに対
    し前記第2の記憶手段内のパスワードデータに基づくキ
    ー照合を行なわせる照合手段と、 この照合手段による前記キー照合の結果、正常の場合、
    前記選択手段で選択されたアプリケーションのデータを
    前記受入れたICカードから読出す読出手段と、 この読出手段で読出されたデータを表示する表示手段
    と、 を具備したことを特徴とするICカード用携帯端末装
    置。
  2. 【請求項2】 複数のアプリケーションを有し、これら
    複数のアプリケーションごとにデータを記憶しているI
    Cカードを受入れ、この受入れたICカードから前記デ
    ータを読出して表示するICカード用携帯端末装置であ
    って、 前記複数のアプリケーションごとに、キー照合を行なう
    ためのパスワードの種別を示すパスワード種別情報を記
    憶している第1の記憶手段と、 前回行なったキー照合時に入力されたパスワードデータ
    およびそのパスワード種別情報を記憶している第2の記
    憶手段と、 前記複数のアプリケーションのうちの1つを選択する選
    択手段と、 この選択手段でアプリケーションが選択されると、前記
    第2の記憶手段内にパスワード種別情報が存在するか否
    かをチェックするチェック手段と、 このチェック手段によるチェックの結果、前記第2の記
    憶手段内にパスワード種別情報が存在する場合、その第
    2の記憶手段内のパスワード種別情報と前記第1の記憶
    手段内の前記選択手段で選択されたアプリケーションと
    対応するパスワード種別情報とを比較する比較手段と、 この比較手段による比較の結果、両パスワード種別情報
    が不一致の場合、あるいは、前記チェック手段によるチ
    ェックの結果、前記第2の記憶手段内にパスワード種別
    情報が存在しない場合、前記受入れたICカードに対し
    キー照合を行なうためのパスワードデータを入力するパ
    スワードデータ入力手段と、 このパスワードデータ入力手段で入力されたパスワード
    データおよび前記第1の記憶手段内の前記選択手段で選
    択されたアプリケーションと対応するパスワード種別情
    報を前記第2の記憶手段に記憶する制御手段と、 前記比較手段による比較の結果、両パスワード種別情報
    が一致した場合、あるいは、前記制御手段により前記第
    2の記憶手段にパスワードデータおよびそのパスワード
    種別情報が記憶されると、前記受入れたICカードを活
    性化する活性化手段と、 この活性化手段による活性化後、前記受入れたICカー
    ドに対し前記第2の記憶手段内のパスワードデータを送
    信することにより、前記ICカード内においてそのパス
    ワードデータに基づくキー照合を行なわせる照合手段
    と、 この照合手段による前記キー照合の結果、正常の場合、
    前記選択手段で選択されたアプリケーションのデータを
    前記受入れたICカードから読出す読出手段と、 この読出手段によるデータの読出終了後、前記ICカー
    ドを非活性化する非活性化手段と、 この非活性化手段による非活性化後、前記読出手段で読
    出されたデータを表示する表示手段と、 を具備したことを特徴とするICカード用携帯端末装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第2の記憶手段の記憶内容は本装置
    の電源がオンされたときクリアすることを特徴とする請
    求項1または2記載のICカード用携帯端末装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の記憶手段の記憶内容は本装置
    の電源がオンされたときクリアしないことを特徴とする
    請求項1または2記載のICカード用携帯端末装置。
  5. 【請求項5】 複数のアプリケーションを有し、これら
    複数のアプリケーションごとにデータを記憶しているI
    Cカードを受入れ、この受入れたICカードから前記デ
    ータを読出して表示するICカード用携帯端末装置であ
    って、 前記複数のアプリケーションごとに、キー照合を行なう
    ためのパスワードの種別を示すパスワード種別情報、お
    よび、データを読出すごとにパスワード入力を行なうか
    行なわないかを示すパスワード入力情報をそれぞれ記憶
    している第1の記憶手段と、 前回行なったキー照合時に入力されたパスワードデータ
    およびそのパスワード種別情報を記憶している第2の記
    憶手段と、 前記複数のアプリケーションのうちの1つを選択する選
    択手段と、 この選択手段でアプリケーションが選択されると、前記
    第1の記憶手段内の前記選択手段で選択されたアプリケ
    ーションと対応するパスワード入力情報をチェックする
    第1のチェック手段と、 この第1のチェック手段によるチェックの結果、前記パ
    スワード入力情報がパスワード入力を行なわないことを
    示していた場合、前記第2の記憶手段内にパスワード種
    別情報が存在するか否かをチェックする第2のチェック
    手段と、 この第2のチェック手段によるチェックの結果、前記第
    2の記憶手段内にパスワード種別情報が存在する場合、
    その第2の記憶手段内のパスワード種別情報と前記第1
    の記憶手段内の前記選択手段で選択されたアプリケーシ
    ョンと対応するパスワード種別情報とを比較する比較手
    段と、 この比較手段による比較の結果、両パスワード種別情報
    が不一致の場合、あるいは、前記第1のチェック手段に
    よるチェックの結果、前記パスワード入力情報がパスワ
    ード入力を行なうことを示していた場合、あるいは、前
    記第2のチェック手段によるチェックの結果、前記第2
    の記憶手段内にパスワード種別情報が存在しない場合、
    前記受入れたICカードに対しキー照合を行なうための
    パスワードデータを入力するパスワードデータ入力手段
    と、 このパスワードデータ入力手段で入力されたパスワード
    データおよび前記第1の記憶手段内の前記選択手段で選
    択されたアプリケーションと対応するパスワード種別情
    報を前記第2の記憶手段に記憶する制御手段と、 前記比較手段による比較の結果、両パスワード種別情報
    が一致した場合、あるいは、前記制御手段により前記第
    2の記憶手段にパスワードデータおよびそのパスワード
    種別情報が記憶されると、前記受入れたICカードに対
    し前記第2の記憶手段内のパスワードデータに基づくキ
    ー照合を行なわせる照合手段と、 この照合手段による前記キー照合の結果、正常の場合、
    前記選択手段で選択されたアプリケーションのデータを
    前記受入れたICカードから読出す読出手段と、 この読出手段で読出されたデータを表示する表示手段
    と、 を具備したことを特徴とするICカード用携帯端末装
    置。
  6. 【請求項6】 複数のアプリケーションを有し、これら
    複数のアプリケーションごとにデータを記憶しているI
    Cカードを受入れ、この受入れたICカードから前記デ
    ータを読出して表示するICカード用携帯端末装置であ
    って、 前記複数のアプリケーションごとに、キー照合を行なう
    ためのパスワードの種別を示すパスワード種別情報、お
    よび、データを読出すごとにパスワード入力を行なうか
    行なわないかを示すパスワード入力情報をそれぞれ記憶
    している第1の記憶手段と、 前回行なったキー照合時に入力されたパスワードデータ
    およびそのパスワード種別情報を記憶している第2の記
    憶手段と、 前記複数のアプリケーションのうちの1つを選択する選
    択手段と、 この選択手段でアプリケーションが選択されると、前記
    第1の記憶手段内の前記選択手段で選択されたアプリケ
    ーションと対応するパスワード入力情報をチェックする
    第1のチェック手段と、 この第1のチェック手段によるチェックの結果、前記パ
    スワード入力情報がパスワード入力を行なわないことを
    示していた場合、前記第2の記憶手段内にパスワード種
    別情報が存在するか否かをチェックする第2のチェック
    手段と、 この第2のチェック手段によるチェックの結果、前記第
    2の記憶手段内にパスワード種別情報が存在する場合、
    その第2の記憶手段内のパスワード種別情報と前記第1
    の記憶手段内の前記選択手段で選択されたアプリケーシ
    ョンと対応するパスワード種別情報とを比較する比較手
    段と、 この比較手段による比較の結果、両パスワード種別情報
    が不一致の場合、あるいは、前記第1のチェック手段に
    よるチェックの結果、前記パスワード入力情報がパスワ
    ード入力を行なうことを示していた場合、あるいは、前
    記第2のチェック手段によるチェックの結果、前記第2
    の記憶手段内にパスワード種別情報が存在しない場合、
    前記受入れたICカードに対しキー照合を行なうための
    パスワードデータを入力するパスワードデータ入力手段
    と、 このパスワードデータ入力手段で入力されたパスワード
    データおよび前記第1の記憶手段内の前記選択手段で選
    択されたアプリケーションと対応するパスワード種別情
    報を前記第2の記憶手段に記憶する制御手段と、 前記比較手段による比較の結果、両パスワード種別情報
    が一致した場合、あるいは、前記制御手段により前記第
    2の記憶手段にパスワードデータおよびそのパスワード
    種別情報が記憶されると、前記受入れたICカードを活
    性化する活性化手段と、 この活性化手段による活性化後、前記受入れたICカー
    ドに対し前記第2の記憶手段内のパスワードデータを送
    信することにより、前記ICカード内においてそのパス
    ワードデータに基づくキー照合を行なわせる照合手段
    と、 この照合手段による前記キー照合の結果、正常の場合、
    前記選択手段で選択されたアプリケーションのデータを
    前記受入れたICカードから読出す読出手段と、 この読出手段によるデータの読出終了後、前記ICカー
    ドを非活性化する非活性化手段と、 この非活性化手段による非活性化後、前記読出手段で読
    出されたデータを表示する表示手段と、 を具備したことを特徴とするICカード用携帯端末装
    置。
  7. 【請求項7】 前記第2の記憶手段の記憶内容は本装置
    の電源がオンされたときクリアすることを特徴とする請
    求項5または6記載のICカード用携帯端末装置。
  8. 【請求項8】 前記第2の記憶手段の記憶内容は本装置
    の電源がオンされたときクリアしないことを特徴とする
    請求項5または6記載のICカード用携帯端末装置。
  9. 【請求項9】 複数のデータを記憶している記憶媒体か
    ら前記データを読出す際、各データを読出すごとにキー
    照合を行なうキー照合方法であって、 前記複数のデータごとに、キー照合を行なうためのパス
    ワードの種別を示すパスワード種別情報を第1の記憶手
    段に記憶しておくとともに、前回行なったキー照合時に
    入力されたパスワードデータおよびそのパスワード種別
    情報を記憶する第2の記憶手段を設け、 前記複数のデータのうちの1つが選択されると、前記第
    2の記憶手段内にパスワード種別情報が存在するか否か
    をチェックし、このチェックの結果、前記第2の記憶手
    段内にパスワード種別情報が存在する場合、その第2の
    記憶手段内のパスワード種別情報と前記第1の記憶手段
    内の前記選択されたデータと対応するパスワード種別情
    報とを比較し、 この比較の結果、両パスワード種別情報が不一致の場
    合、あるいは、前記チェックの結果、前記第2の記憶手
    段内にパスワード種別情報が存在しない場合、キー照合
    を行なうためのパスワードデータを入力し、 この入力されたパスワードデータおよび前記第1の記憶
    手段内の前記選択されたデータと対応するパスワード種
    別情報を前記第2の記憶手段に記憶し、 前記比較の結果、両パスワード種別情報が一致した場
    合、あるいは、前記第2の記憶手段にパスワードデータ
    およびそのパスワード種別情報が記憶されると、その第
    2の記憶手段内のパスワードデータとあらかじめ登録さ
    れたパスワードデータとの間に所定の関係が成立するか
    否か両パスワードデータを照合することを特徴とするキ
    ー照合方法。
  10. 【請求項10】 複数のデータを記憶している記憶媒体
    から前記データを読出す際、各データを読出すごとにキ
    ー照合を行なうキー照合方法であって、 前記複数のデータごとに、キー照合を行なうためのパス
    ワードの種別を示すパスワード種別情報を第1の記憶手
    段に記憶しておくとともに、前回行なったキー照合時に
    入力されたパスワードデータおよびそのパスワード種別
    情報を記憶する第2の記憶手段を設け、 前記複数のデータのうちの1つが選択されると、前記第
    2の記憶手段内にパスワード種別情報が存在するか否か
    をチェックし、このチェックの結果、前記第2の記憶手
    段内にパスワード種別情報が存在する場合、その第2の
    記憶手段内のパスワード種別情報と前記第1の記憶手段
    内の前記選択されたデータと対応するパスワード種別情
    報とを比較し、 この比較の結果、両パスワード種別情報が不一致の場
    合、あるいは、前記チェックの結果、前記第2の記憶手
    段内にパスワード種別情報が存在しない場合、キー照合
    を行なうためのパスワードデータを入力し、 この入力されたパスワードデータおよび前記第1の記憶
    手段内の前記選択されたデータと対応するパスワード種
    別情報を前記第2の記憶手段に記憶し、 前記比較の結果、両パスワード種別情報が一致した場
    合、あるいは、前記第2の記憶手段にパスワードデータ
    およびそのパスワード種別情報が記憶されると、その第
    2の記憶手段内のパスワードデータを前記記憶媒体に対
    して送信することにより、前記記憶媒体内において、あ
    らかじめ登録されたパスワードデータとの間に所定の関
    係が成立するか否か両パスワードデータを照合すること
    を特徴とするキー照合方法。
  11. 【請求項11】 複数のデータを記憶している記憶媒体
    から前記データを読出す際、各データを読出すごとにキ
    ー照合を行なうキー照合方法であって、 前記複数のデータごとに、キー照合を行なうためのパス
    ワードの種別を示すパスワード種別情報、および、デー
    タを読出すごとにパスワード入力を行なうか行なわない
    かを示すパスワード入力情報を第1の記憶手段に記憶し
    ておくとともに、前回行なったキー照合時に入力された
    パスワードデータおよびそのパスワード種別情報を記憶
    する第2の記憶手段を設け、 前記複数のデータのうちの1つが選択されると、前記第
    1の記憶手段内の前記選択されたデータと対応するパス
    ワード入力情報をチェックし、このチェックの結果、前
    記パスワード入力情報がパスワード入力を行なわないこ
    とを示していた場合、前記第2の記憶手段内にパスワー
    ド種別情報が存在するか否かをチェックし、 このチェックの結果、前記第2の記憶手段内にパスワー
    ド種別情報が存在する場合、その第2の記憶手段内のパ
    スワード種別情報と前記第1の記憶手段内の前記選択さ
    れたデータと対応するパスワード種別情報とを比較し、 この比較の結果、両パスワード種別情報が不一致の場
    合、あるいは、前記パスワード入力情報のチェックの結
    果、前記パスワード入力情報がパスワード入力を行なう
    ことを示していた場合、あるいは、前記第2の記憶手段
    内にパスワード種別情報が存在するか否かのチェックの
    結果、前記第2の記憶手段内にパスワード種別情報が存
    在しない場合、キー照合を行なうためのパスワードデー
    タを入力し、 この入力されたパスワードデータおよび前記第1の記憶
    手段内の前記選択されたデータと対応するパスワード種
    別情報を前記第2の記憶手段に記憶し、 前記比較の結果、両パスワード種別情報が一致した場
    合、あるいは、前記第2の記憶手段にパスワードデータ
    およびそのパスワード種別情報が記憶されると、その第
    2の記憶手段内のパスワードデータとあらかじめ登録さ
    れたパスワードデータとの間に所定の関係が成立するか
    否か両パスワードデータを照合することを特徴とするキ
    ー照合方法。
  12. 【請求項12】 複数のデータを記憶している記憶媒体
    から前記データを読出す際、各データを読出すごとにキ
    ー照合を行なうキー照合方法であって、 前記複数のデータごとに、キー照合を行なうためのパス
    ワードの種別を示すパスワード種別情報、および、デー
    タを読出すごとにパスワード入力を行なうか行なわない
    かを示すパスワード入力情報を第1の記憶手段に記憶し
    ておくとともに、前回行なったキー照合時に入力された
    パスワードデータおよびそのパスワード種別情報を記憶
    する第2の記憶手段を設け、 前記複数のデータのうちの1つが選択されると、前記第
    1の記憶手段内の前記選択されたデータと対応するパス
    ワード入力情報をチェックし、このチェックの結果、前
    記パスワード入力情報がパスワード入力を行なわないこ
    とを示していた場合、前記第2の記憶手段内にパスワー
    ド種別情報が存在するか否かをチェックし、 このチェックの結果、前記第2の記憶手段内にパスワー
    ド種別情報が存在する場合、その第2の記憶手段内のパ
    スワード種別情報と前記第1の記憶手段内の前記選択さ
    れたデータと対応するパスワード種別情報とを比較し、 この比較の結果、両パスワード種別情報が不一致の場
    合、あるいは、前記パスワード入力情報のチェックの結
    果、前記パスワード入力情報がパスワード入力を行なう
    ことを示していた場合、あるいは、前記第2の記憶手段
    内にパスワード種別情報が存在するか否かのチェックの
    結果、前記第2の記憶手段内にパスワード種別情報が存
    在しない場合、キー照合を行なうためのパスワードデー
    タを入力し、 この入力されたパスワードデータおよび前記第1の記憶
    手段内の前記選択されたデータと対応するパスワード種
    別情報を前記第2の記憶手段に記憶し、 前記比較の結果、両パスワード種別情報が一致した場
    合、あるいは、前記第2の記憶手段にパスワードデータ
    およびそのパスワード種別情報が記憶されると、その第
    2の記憶手段内のパスワードデータを前記記憶媒体に対
    して送信することにより、前記記憶媒体内において、あ
    らかじめ登録されたパスワードデータとの間に所定の関
    係が成立するか否か両パスワードデータを照合すること
    を特徴とするキー照合方法。
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