JP2000030003A - デ―タ交換装置のデ―タ媒体の固定装置 - Google Patents

デ―タ交換装置のデ―タ媒体の固定装置

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JP2000030003A JP11161132A JP16113299A JP2000030003A JP 2000030003 A JP2000030003 A JP 2000030003A JP 11161132 A JP11161132 A JP 11161132A JP 16113299 A JP16113299 A JP 16113299A JP 2000030003 A JP2000030003 A JP 2000030003A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ媒体の挿入、取り出しを容易にする。 【解決手段】 データ媒体(12)は、ウィンド(2
4)を有し、ユニットは媒体(12)を固定するための
レバー(34)を有し、固定レバー(34)が弾性的に
復帰され、固定レバー(34)の一方のアームの自由端
に形成された固定フィンガー(30)がウィンド(2
4)内に垂直に延びる安定固定位置と固定レバー(3
4)が弾性的に復帰され、固定フィンガー(36)がウ
ィンド(24)の外に位置し、よってデータ媒体をユニ
ットから取り出すことができるようにする安定した後退
位置との間で軸線(A)を中心として媒体(12)が枢
動できるように固定レバー(34)が取り付けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、剛性または半剛性
データ媒体とデータ交換装置との間でデータを交換する
ための装置に関し、より詳細には、媒体に記憶されたデ
ータの読み取り機に関する。
【0002】より詳細には、本発明は例えば全体が長方
形のカードまたはバッジ状をしたデータ媒体が自動車の
ユーザーを識別するデータを支持しており、ユーザーが
自分のバッジを読み取り装置に挿入すると、特にユーザ
ーが自動車のエンジンを始動できるようにすることによ
ってユーザーの自動車の使用を許可するようになってい
る、自動車に挿入する装置に関する。
【0003】
【従来の技術】データ媒体が剛性または半剛性カードで
あり、このカードが電気接点および/またはデータ交換
アンテナにより装置の読み取り手段に接続された、例え
ば集積回路またはチップを含むようになっているかかる
装置の例は多数が公知となっている。
【0004】装置にバッジまたはカードを挿入する際
に、カードはデータ媒体が所定の起動位置を占めるユニ
ット内のハウジングに手動で挿入され、カードまたはバ
ッジを受ける装置は、データ交換を正しく行えるよう
に、ユニット内の起動位置にこのデータ媒体を長手方向
に保持するための手段を含む。
【0005】最も普及している構造では、これら保持手
段は簡単なブレーキから成る。すなわち、カードの側方
エッジおよび/または広い面と摩擦によって協働する弾
性変形可能なタブが設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】読み取り装置におい
て、データ媒体を保持するための手段のかかる構造は、
自動車の走行中に装置がかなりの振動を受け、これによ
りデータ媒体が放出されたり、またはごくわずかにその
起動位置、いわゆる読み取り位置からずれるような場
合、自動車に使用するには完全に満足できるとは言えな
い。
【0007】更に自動車に使用する場合、データ媒体を
起動位置に保持するだけでなく、ロッキング命令に応答
してデータ媒体をこの位置に固定することにより、デー
タ媒体をロックし、所定の自動車の使用形態で、不適当
な時間にドライバーまたは乗客が読み取り装置からデー
タ媒体を取り出すことができないようにしなければなら
ない。
【0008】かかる装置の使用をさらに便利とするため
に、装置へのデータ媒体の挿入および/またはデータ媒
体の装置からの取り出しを補助するための手段を設ける
ことがこれまでに提案されている。
【0009】この目的のために、装置は駆動スライドを
備え、このスライドにカードを手動で挿入し、次にカー
ドを挿入した静止位置とスライドがカードを読み取り手
段に対向する起動読み取り位置との間で電気的に移動さ
せることがこれまで提案されている。
【0010】しかし、このような構造は複雑であり、か
つ扱いにくく、自動車用に組み込むのには適していな
い。
【0011】放出による補助を行う手段を設けるという
見地から、これまでに挿入時にユーザーがエネルギーを
蓄積するリターンスプリングに抗して動作を行い、作動
した係止手段、すなわち予め応力が加えられ、カードの
取り出しを助けるという見地からエネルギーを蓄積する
スプリングによってカードを起動位置に固定し、ユニッ
ト内のハウジングからカードを完全に放出するよう、補
助が役に立つことができる応用例も多数提案されてい
る。
【0012】このような構造は、カードを挿入する走行
終了端で大きな力を必要とするか、または弾性リターン
手段によりカードに加えられる力に抗した公知の係止手
段は、自動車の走行中に振動によってこれら手段が影響
を受け、カードが危険に、かつ不適当な時に放出される
という恐れがある。従って、自動車に利用するには適当
でないという点で、完全に充分なものとは言えない。
【0013】上記欠点を克服するために、本発明は、カ
ード状媒体を所定の起動位置を占めるユニット内のハウ
ジングに手動で挿入するようになっているユニットを備
えるタイプであり、データ交換装置が、ユニット内に起
動位置にデータ媒体を長手方向に保持するための手段お
よびデータ媒体を挿入し、取り出すことを補助する手段
を備えたタイプの、剛性または半剛性データ媒体とデー
タ交換装置、特に媒体に含まれるデータの読み取り機と
の間でデータを交換するための装置であって、前記デー
タ媒体がウィンドを有し、前記ユニットが媒体を固定す
るためのレバーを含み、固定レバーが弾性的に復帰さ
れ、固定レバーの一方のアームの自由端に形成された固
定フィンガーがウィンド内に垂直に延びる安定固定位置
と固定レバーが弾性的に復帰され、固定フィンガーがウ
ィンドの外に位置し、よってデータ媒体をユニットから
取り出すことができるようにする安定した後退位置との
間で軸線を中心として媒体が枢動できるように固定レバ
ーが取り付けられていることを特徴とする、データ交換
装置を提案するものである。
【0014】データ媒体を挿入する長手方向存在する平
面に対し固定レバーが平行となっている。
【0015】双安定スプリングにより固定レバーは2つ
の安定する固定位置および後退位置に向かって弾性的に
復帰されるようになっている。
【0016】固定レバーの枢動軸線は、データ媒体を挿
入する長手方向に垂直である。
【0017】ユニット内へデータ媒体を挿入する際、デ
ータ媒体の前方横方向エッジと固定フィンガーから回転
角方向にずれた固定レバーの作動フィンガーの後方カム
形状部との間の協働によって、後退安定位置からの固定
レバーの枢動運動が生じる。
【0018】データ媒体を取り出す際、ウィンドの前方
横方向エッジと固定フィンガーの前方カム形状部との間
の協働により、安定固定位置からの固定レバーの枢動運
動が生じる。
【0019】固定レバーが固定位置にある時、作動フィ
ンガーの後方カム形状部と固定フィンガーの前方カム形
状部との間の長手方向距離は、データ媒体の前方横方向
エッジとウィンドの前方横方向エッジとの間の長手方向
距離に等しい。
【0020】固定レバーが、データ媒体を固定する回転
角方向位置に固定レバーをロックするための操作される
部材をこの装置は備える。
【0021】操作されるロッキング部材は電磁石であ
り、この電磁石のコアプランジャーはロッキングフィン
ガーを構成し、このロッキングフィンガーは電磁石のハ
ウジングから突出し、固定レバーの一部に向くよう延
び、固定レバーはその固定位置から後退位置まで回転す
るのを防止できる。
【0022】電磁石のコアプランジャーの変位軸線は、
固定レバーの枢動軸線に平行である。
【0023】双安定スプリングはヘアピンスプリングで
あり、このスプリングの第1の横方向主要脚部は固定レ
バー内の中心のずれた孔を貫通し、スプリングの第2の
主要横方向脚部は180度の曲げ部として、次に横方向
関節接続脚部として延び、この関節接続脚部は固定レバ
ーの本体を貫通し、レバーは関節接続されている軸線を
構成する。
【0024】データ処理により盗難防止機能の一部また
は全体を実行し、データ媒体に含まれるデータの一部が
自動車の正当なユーザーまたは正当なユーザーのグルー
プを示すようになっている自動車に装置が取り付けられ
る。
【0025】添付図面を参照しながら下記の説明を読め
ば、本発明の上記以外の特徴および利点が明らかとなる
と思う。
【0026】
【発明の実施の形態】次の説明では、詳細な説明および
請求の範囲をより容易に理解できるよう、符号と共に
「垂直」、「水平」、「上方」、「下方」、「前方」、
「後方」等の用語を使用する。
【0027】図面に示した、本発明の要旨に係わる装置
10は、基本的にはデータ媒体またはバッジ12および
ユニット14から基本的に成り、ユニットの下方プレー
ト16しか図示していない。
【0028】本ケースのバッジ12は、全体が長方形を
した薄い剛性要素であり、この要素は長手方向の後方エ
ッジ(図示せず)の近くに取り扱いを可能にし、特に平
面全体に平行にスライドできるようにする把持部分を有
する。
【0029】バッジ12はデータ媒体であり、このデー
タ媒体は長手方向、すなわち上方の広い面18および下
方の広い面20の全平面に平行な方向1にユニット14
内へと挿入することができ、更にデータ媒体をこのユニ
ットから同一方向または逆方向に取り出すことができる
ようになっている。
【0030】全体の構造が公知となっている、ユニット
14内でバッジ12のスライドをガイドするための手段
は図には示しておらず、詳細には説明しない。
【0031】図から理解できるように、バッジ12は、
その前方部分にて、かつ前方の横方向エッジ22の近く
に長方形の輪郭のウィンド24を有し、このウィンドの
辺はバッジ12の辺に対して平行となっている。
【0032】ウィンド24はバッジ内へ垂直に延び、こ
れを完全に貫通している。
【0033】より詳細には、特に図2から判るように、
ウィンド24は長手方向に2つの平行な前方の横方向エ
ッジ26と後方の横方向エッジ28によって境界が定め
られており、これら2つのエッジは図から判るように上
下の面取り部を有する。
【0034】このウィンド24は本発明の要旨によれ
ば、固定ウィンドとなっている。すなわちユニット15
によって支持された固定部材を収容するようになってお
り、次にこの固定部材について図を参照して詳細に説明
する。
【0035】バッジ12を起動位置に固定するための部
材は、固定レバー34に属する固定アーム32の自由端
に形成された固定フィンガー30であり、固定レバー3
4は横方向軸線Aを中心にユニットに対し枢動できるよ
う取り付けられており、横方向軸線は方向1に垂直であ
り、かつこの方向1を含む平面に平行、すなわちデータ
媒体を形成するバッジ12の全面に対して平行となって
いる。
【0036】従って、レバー34を枢動するための軸線
Aは固定されており、図2ならびに図1および図4にそ
れぞれ示されている2つの安定な端の回転角方向の位置
の間で軸線Aを中心として双方向に枢動できるよう、固
定レバー34が取り付けられている。
【0037】これら2つの位置は2つの安定な位置であ
り、固定レバー34はこれら各々の位置に向かって双安
定リターンスプリング34により回転角方向に弾性力で
復帰するようになっている。
【0038】図面に示した実施例では、スリング34は
全体の形状がヘアピン状をした、曲げられたワイヤスプ
リングとなっている。
【0039】ヘアピンは横方向に配列された第1主要脚
部38を有し、この脚部は軸線Aに対して中心がずれて
おり、この軸線に対して後方にずれ、固定レバー34の
ラジアルタブ42内に形成された、横方向に向いたハウ
ジング40内へと延びている。
【0040】双安定スプリング36の第2横方向主要脚
部44は、第1脚部38から長手方向後方にずれてお
り、次に固定レバー34の本体52内の孔50を貫通す
る横方向の関節接続脚部48により、180度の曲げ部
46として延びている。
【0041】従って、脚部48は軸線、すなわちスピン
ドルを構成し、このスピンドル上でレバー34は幾何学
的軸線Aを中心として関節接続されており、この目的の
ためにバッジ12となっているデバイスのユニット内の
ベアリング(図示せず)に横方向の両端部54および5
6が嵌合されている。
【0042】図2に示された双安定スプリング36の第
1安定位置は、固定レバー34の第1の安定な後退位置
を定めている。この第1位置では固定レバー30は後退
しており、すなわちバッジ12が移動する平面に向くよ
う延びていなければ、当然、固定ウィンド24内にも延
びていない。
【0043】図から判るように、固定レバー34は作動
フィンガー60も含み、この作動フィンガー60は固定
レバー34に属す作動アーム62の自由端に形成されて
おり、図2で見た場合、固定フィンガー30から反時計
回り方向にずれており、図1から判るように固定フィン
ガー30から横方向にずれている。
【0044】図から判るように、作動フィンガー60の
長手方向断面はその後方面64を介し、バッジ12の前
方横方向エッジ22とカム状に係合できるよう、丸い形
状となっている。
【0045】同様に、固定フィンガー30の前方エッジ
66の長手方向断面は、スロット24の前方横方向エッ
ジ26と協働できるカムを形成するランプ傾斜部を構成
するように傾斜している。
【0046】本発明の要旨によれば、この装置は固定レ
バー34を安定した固定位置にロックするための手段も
含む。
【0047】図に示された実施例では、このロッキング
手段は電磁石70として略図で示されており、この電磁
石のコアプランジャー(図示せず)はロッキングロッ
ド、すなわちフィンガー72を作動させることができ、
このフィンガー72は通常は一部が電磁石70の本体
(図1参照)内に格納されており、ロックされた位置で
は横方向外側すなわち固定レバー34の関節接続軸線A
に平行な方向に突出し、固定レバー34の本体52の横
方向延長部74に向くよう延び、固定レバー34が図4
に示されている固定位置から時計回り方向に枢動するの
を防止している。
【0048】次に図2〜図4を参照し、本発明に係わる
装置の作動について説明する。
【0049】デバイスのユニット内にバッジ12がない
場合、双安定スプリング36の作用を受ける固定レバー
34は図2に示された位置にあり、この位置において、
作動フィンガー60はバッジ12の通路に沿って、すな
わちバッジ12の前方横方向エッジ22に向くよう延び
る。
【0050】バッジ12が方向1、すなわち図2で見た
場合左から右へ長手方向に挿入されると、このバッジ1
2の前方横方向エッジ22はバッジ12のカムを形成す
る後方面64と協働し、図2に示されている第1の収縮
した安定位置へ復帰しようとするスプリング36によっ
て加えられる弾性力に抗し、固定レバー34を反時計回
り方向に枢動させる。
【0051】図3に示されている状態に従って、バッジ
12を挿入させる長手方向の運動が続けられる。この図
3に示された状態では、バッジ12が次第に前方に移動
する際には、固定フィンガー30は一部が既に固定フィ
ンガー24への進入を開始しており、従って、これによ
り固定レバー34は反時計回り方向に回転することが理
解できる。
【0052】図3に示された中間位置を越えると、双安
定スプリング34の初期安定状態を越え、このスプリン
グは急に状態を変え、図4に示された第2の双安定位置
に達する。
【0053】従って、双安定スプリング34の状態が急
に変化することにより固定レバー34は急に枢動し、固
定レバー34は図4に示された双安定固定位置に達す
る。
【0054】このような急な枢動中に、固定フィンガー
30は、(バッジ12を挿入するためにバッジ12のユ
ーザーによってフィンガー30へ加え続けることができ
る力と無関係に)固定フィンガー30の前方エッジ66
とウィンド24の前方横方向エッジ26との間の協働に
より、長手方向前方にバッジ12を送る。
【0055】図3および図4から判るように、作動フィ
ンガー60の後方カム形状部64と固定フィンガー30
の前方カム形状部66との間の長手方向距離D1は、バ
ッジ12の前方横方向エッジ22とウィンド24の前方
横方向エッジ26との間の長手方向距離D2にほぼ等し
い。
【0056】この結果、固定レバー34の安定な固定位
置は、実質的に遊びがない状態でユニット14内の、す
なわち特にプレート16に対するバッジ12の固定安定
位置を決定する。
【0057】図1および図4に示されている安定した回
転角方向の安定した位置において、スラスト凹面74に
向いた状態でロッキングフィンガーが延びる、図4に示
された位置を完全に占めるようロッキングフィンガー7
2を配置することにより、固定レバー34をこの固定位
置にロックすることが可能である。従って、固定レバー
34を時計回り方向に枢動させることは不可能となる。
すなわちレバー34を固定位置からその後退位置へ枢動
させることは不可能である。
【0058】バッジ12をデータ読み出しおよび交換装
置から取り出したい時、第1工程としてロッキングフィ
ンガー72を後退させなければならない。
【0059】次に、図1〜図4に示された回転角位置か
ら開始する場合、ユーザーはバッジ12を長手方向前方
に、すなわち図4にて右側から左へ取り出す。
【0060】この取り出し運動中、ウィンド24の前方
横方向エッジ26は固定フィンガー34の前方エッジ6
6に作用し、固定レバー34は時計回り方向に枢動され
る。
【0061】このような時計回り方向の枢動運動中、双
安定スプリング36は図4に示された第2の安定位置か
ら離れるまで徐々に変形し、第2安定位置から離れた
後、急に図2に示される第1の安定位置に反転する。従
って、このような急激な反転枢動運動により、図2に示
されている後退位置までの固定レバー34の急激な枢動
運動が生じる。この図2に示された後退位置では作動フ
ィンガー30は固定ウィンド24内には嵌合されず、従
って、これまでバッジが嵌合されていたデバイスからバ
ッジ12を自由に取り出すことができる。
【0062】従って、双安定スプリング36は先に述べ
たように、バッジの挿入取り出しを補助する安価な手段
をこのように構成する。
【0063】更に、図には示されていないが、特にユー
ザーが図4に示された双安定スプリング36の第2の双
安定状態を越えるような双安定スプリング36の好まし
くない力を発生させないよう、デバイス内へのバッジ1
2の挿入に対する長手方向の最大位置を決定するデバイ
スのユニット内の固定ストッパーを設けることが可能で
ある。
【0064】上記補助機能とは別に、双安定スプリング
36は挿入時および取り出し時にユーザーに感触も与え
る。本発明は特にデータ処理により盗難防止機能の一部
または全体が実行され、媒体すなわちバッジ12に含ま
れるデータの一部が自動車の正当なユーザーまたは正当
なユーザーのグループを表示するような車への搭載に適
用できる。
【0065】特にデータ処理は自動車の正当な使用を可
能にするという見地から、バッジ12に含まれるデータ
と車に搭載されたメモリ内に記憶されたデータとを比較
することを目的とするものであり、処理回路は盗難防止
手段が従来の盗難防止手段、すなわち自動車のステアリ
ングコラムに作用する手段であるか、および/または自
動車のエンジンの始動を防止したり、および/または自
動車の作動を中止させる手段であるか否かとは関係な
く、盗難防止手段を完全または部分的に制御するように
なっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】データ媒体のバッジが固定レバーの固定フィン
ガーによって固定されるアクティーブ長手方向位置に示
されており、固定レバーがロッキング部材によってまだ
ロックされていない状態にある、本発明による装置内の
主な構成部品の一部を示す拡大略斜視図である。
【図2】データ媒体を形成するバッジが挿入時に固定レ
バーと接触している状態にて、固定レバーが後退された
安定位置に示されている、図1に示された部品の長手方
向部分側断面図である。
【図3】バッジを挿入する間、固定レバーとバッジの中
間位置を示す、図1と類似した図である。
【図4】バッジが起動位置にある読み取り状態で、固定
レバーが固定位置にある、図2および図3と類似する図
である。
【符号の説明】
10 装置 12 データ媒体、すなわちバッジ 14 ユニット 18 上方面 20 下方面 22 横方向エッジ 24 ウィンド 26 前方横方向エッジ 28 後方横方向エッジ 30 固定フィンガー 32 固定アーム 34 固定レバー 36 双安定戻りスプリング 38 主要脚部 40 ハウジング 42 ラジアルタブ 44 第2の横方向主要脚部 46 180度の曲げ部 48 関節接続脚部 50 孔 52 本体 54、56 横方向端部 60 作動フィンガー 62 作動アーム 64 後方面 66 前方エッジ 72 フィンガー 74 横方向延長部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 398022615 ルノー フランス国 エフ−92109 ブーローニュ ビランクール ケ デュ プワン デュ ジュール 34 (72)発明者 カナール ルイ フランス国 58000 ヌーヴル リュ ジ ョセフ ベルノ 9 (72)発明者 ガルサン フィリップ フランス国 58180 マルジー アヴニュ デュ シャスネー 24

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カード状媒体を所定の起動位置のあるユ
    ニット内のハウジングに手動で挿入するようになってい
    るユニットを備えるタイプであり、データ交換装置(1
    4、16)が、ユニット内に、起動位置にデータ媒体
    (12)を長手方向に保持する手段およびデータ媒体を
    挿入し、取り出す補助手段(36)を備えたタイプの、
    剛性または半剛性データ媒体(12)とデータ交換装置
    (14、16)、特に媒体に含まれるデータの読み取り
    機との間のデータ交換装置(10)において、 前記データ媒体(12)がウィンド(24)を有し、前
    記ユニットが、媒体(12)を固定するためのレバー
    (34)を含み、固定レバー(34)が弾性的に復帰さ
    れ、固定レバー(34)の一方のアームの自由端に形成
    された固定フィンガー(30)が、ウィンド(24)内
    に垂直に延びる安定固定位置と固定レバー(34)が弾
    性的に復帰され、固定フィンガー(36)がウィンド
    (24)の外に位置し、よってデータ媒体をユニットか
    ら取り出すことができるようにする安定した後退位置と
    の間で、軸線(A)を中心として媒体(12)が枢動で
    きるように固定レバー(34)が取り付けられているこ
    とを特徴とする、データ交換装置(10)。
  2. 【請求項2】 データ媒体を挿入する長手方向(1)が
    ある平面に、固定レバー(34)の枢動軸線が平行とな
    っていることを特徴とする請求項1記載のデータ交換装
    置。
  3. 【請求項3】 双安定スプリング(36)により固定レ
    バー(34)が、2つの安定固定位置および後退位置に
    向かって弾性的に復帰することを特徴とする請求項1ま
    たは2記載のデータ交換装置。
  4. 【請求項4】 固定レバー(34)の枢動軸線(A)
    が、データ媒体(12)を挿入する長手方向(1)に垂
    直であることを特徴とする請求項3記載のデータ交換装
    置。
  5. 【請求項5】 ユニット内へデータ媒体(12)を挿入
    する際、データ媒体(12)の前方横方向エッジ(2
    2)と固定フィンガー(30)から回転角方向にずれた
    固定レバー(34)の作動フィンガー(60)の後方カ
    ム形状部(64)との間の協働によって、後退安定位置
    からの固定レバー(34)の枢動運動が生じることを特
    徴とする請求項4記載のデータ交換装置。
  6. 【請求項6】 データ媒体を取り出す際、ウィンド(2
    4)の前方横方向エッジ(26)と固定フィンガーの前
    方カム形状部(66)との間の協働作用により安定固定
    位置からの固定レバー(34)の枢動運動が生じること
    を特徴とする、請求項4および5のいずれかに記載のデ
    ータ交換装置。
  7. 【請求項7】 固定レバーが、固定位置にある時、作動
    フィンガー(60)の後方カム形状部(64)と固定フ
    ィンガー(30)の前方カム形状部(66)との間の長
    手方向距離(B1)が、データ媒体の前方横方向エッジ
    (22)とウィンド(24)の前方横方向エッジ(2
    6)との間の長手方向距離(D2)に等しいことを特徴
    とする、請求項5および6に記載のデータ交換装置。
  8. 【請求項8】 固定レバー(34)が、データ媒体(1
    2)を固定する回転角方向位置に固定レバー(34)を
    ロックするための操作される部材(70、72)を有す
    ることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のデ
    ータ交換装置。
  9. 【請求項9】 操作されるロッキング部材が電磁石であ
    り、この電磁石のコアプランジャー(72)がロッキン
    グフィンガーを構成し、このロッキングフィンガーは電
    磁石(70)のハウジングから突出し、固定レバーの一
    部(74)に向くよう延び、固定レバーがその固定位置
    から後退位置まで回転するのを防止するようにできるこ
    とを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のデータ
    交換装置。
  10. 【請求項10】 電磁石(70)のコアプランジャー
    (72)の変位軸線が、固定レバーの枢動軸線(A)に
    平行であることを特徴とする請求項4と組み合わせた請
    求項9記載のデータ交換装置。
  11. 【請求項11】 双安定スプリング(36)はヘアピン
    スプリングであり、このスプリングの第1の横方向主要
    脚部(38)が固定レバー(34)内の中心のずれた孔
    (40)を貫通し、スプリングの第2の主要横方向脚部
    (44)が180度の曲げ部(46)として、次に横方
    向関節接続脚部(50)として延び、この関節接続脚部
    (50)が固定レバー(34)の本体(52)を貫通
    し、レバーが関節接続されている軸線を構成することを
    特徴とする請求項3〜10のいずれかに記載のデータ交
    換装置。
  12. 【請求項12】 データ処理により盗難防止機能の一部
    または全体を実行し、データ媒体(12)に含まれるデ
    ータの一部が自動車の正当なユーザーまたは正当なユー
    ザーのグループを示すようになっている自動車に取り付
    けられることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに
    記載のデータ交換装置。
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