JP4480202B2 - データ交換装置のデータ媒体の固定装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、剛性または半剛性データ媒体とデータ交換装置との間でデータを交換するための装置に関し、より詳細には、媒体に記憶されたデータの読み取り機に関する。
【0002】
より詳細には、本発明は例えば全体が長方形のカードまたはバッジ状をしたデータ媒体が自動車のユーザーを識別するデータを支持しており、ユーザーが自分のバッジを読み取り装置に挿入すると、特にユーザーが自動車のエンジンを始動できるようにすることによってユーザーの自動車の使用を許可するようになっている、自動車に挿入する装置に関する。
【0003】
【従来の技術】
データ媒体が剛性または半剛性カードであり、このカードが電気接点および/またはデータ交換アンテナにより装置の読み取り手段に接続された、例えば集積回路またはチップを含むようになっているかかる装置の例は多数が公知となっている。
【0004】
装置にバッジまたはカードを挿入する際に、カードはデータ媒体が所定の起動位置を占めるユニット内のハウジングに手動で挿入され、カードまたはバッジを受ける装置は、データ交換を正しく行えるように、ユニット内の起動位置にこのデータ媒体を長手方向に保持するための手段を含む。
【0005】
最も普及している構造では、これら保持手段は簡単なブレーキから成る。すなわち、カードの側方エッジおよび/または広い面と摩擦によって協働する弾性変形可能なタブが設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
読み取り装置において、データ媒体を保持するための手段のかかる構造は、自動車の走行中に装置がかなりの振動を受け、これによりデータ媒体が放出されたり、またはごくわずかにその起動位置、いわゆる読み取り位置からずれるような場合、自動車に使用するには完全に満足できるとは言えない。
【0007】
更に自動車に使用する場合、データ媒体を起動位置に保持するだけでなく、ロッキング命令に応答してデータ媒体をこの位置に固定することにより、データ媒体をロックし、所定の自動車の使用形態で、不適当な時間にドライバーまたは乗客が読み取り装置からデータ媒体を取り出すことができないようにしなければならない。
【0008】
かかる装置の使用をさらに便利とするために、装置へのデータ媒体の挿入および/またはデータ媒体の装置からの取り出しを補助するための手段を設けることがこれまでに提案されている。
【0009】
この目的のために、装置は駆動スライドを備え、このスライドにカードを手動で挿入し、次にカードを挿入した静止位置とスライドがカードを読み取り手段に対向する起動読み取り位置との間で電気的に移動させることがこれまで提案されている。
【0010】
しかし、このような構造は複雑であり、かつ扱いにくく、自動車用に組み込むのには適していない。
【0011】
放出による補助を行う手段を設けるという見地から、これまでに挿入時にユーザーがエネルギーを蓄積するリターンスプリングに抗して動作を行い、作動した係止手段、すなわち予め応力が加えられ、カードの取り出しを助けるという見地からエネルギーを蓄積するスプリングによってカードを起動位置に固定し、ユニット内のハウジングからカードを完全に放出するよう、補助が役に立つことができる応用例も多数提案されている。
【0012】
このような構造は、カードを挿入する走行終了端で大きな力を必要とするか、または弾性リターン手段によりカードに加えられる力に抗した公知の係止手段は、自動車の走行中に振動によってこれら手段が影響を受け、カードが危険に、かつ不適当な時に放出されるという恐れがある。従って、自動車に利用するには適当でないという点で、完全に充分なものとは言えない。
【0013】
上記欠点を克服するために、本発明は、カード状媒体を所定の起動位置を占めるユニット内のハウジングに手動で挿入するようになっているユニットを備えるタイプであり、データ交換装置が、ユニット内に起動位置にデータ媒体を長手方向に保持するための手段およびデータ媒体を挿入し、取り出すことを補助する手段を備えたタイプの、剛性または半剛性データ媒体とデータ交換装置、特に媒体に含まれるデータの読み取り機との間でデータを交換するための装置であって、前記データ媒体がウィンドを有し、前記ユニットが媒体を固定するためのレバーを含み、固定レバーが弾性的に復帰され、固定レバーの一方のアームの自由端に形成された固定フィンガーがウィンド内に垂直に延びる安定固定位置と固定レバーが弾性的に復帰され、固定フィンガーがウィンドの外に位置し、よってデータ媒体をユニットから取り出すことができるようにする安定した後退位置との間で軸線を中心として媒体が枢動できるように固定レバーが取り付けられていることを特徴とする、データ交換装置を提案するものである。
【0014】
データ媒体を挿入する長手方向存在する平面に対し固定レバーが平行となっている。
【0015】
双安定スプリングにより固定レバーは2つの安定する固定位置および後退位置に向かって弾性的に復帰されるようになっている。
【0016】
固定レバーの枢動軸線は、データ媒体を挿入する長手方向に垂直である。
【0017】
ユニット内へデータ媒体を挿入する際、データ媒体の前方横方向エッジと固定フィンガーから回転角方向にずれた固定レバーの作動フィンガーの後方カム形状部との間の協働によって、後退安定位置からの固定レバーの枢動運動が生じる。
【0018】
データ媒体を取り出す際、ウィンドの前方横方向エッジと固定フィンガーの前方カム形状部との間の協働により、安定固定位置からの固定レバーの枢動運動が生じる。
【0019】
固定レバーが固定位置にある時、作動フィンガーの後方カム形状部と固定フィンガーの前方カム形状部との間の長手方向距離は、データ媒体の前方横方向エッジとウィンドの前方横方向エッジとの間の長手方向距離に等しい。
【0020】
固定レバーが、データ媒体を固定する回転角方向位置に固定レバーをロックするための操作される部材をこの装置は備える。
【0021】
操作されるロッキング部材は電磁石であり、この電磁石のコアプランジャーはロッキングフィンガーを構成し、このロッキングフィンガーは電磁石のハウジングから突出し、固定レバーの一部に向くよう延び、固定レバーはその固定位置から後退位置まで回転するのを防止できる。
【0022】
電磁石のコアプランジャーの変位軸線は、固定レバーの枢動軸線に平行である。
【0023】
双安定スプリングはヘアピンスプリングであり、このスプリングの第1の横方向主要脚部は固定レバー内の中心のずれた孔を貫通し、スプリングの第2の主要横方向脚部は180度の曲げ部として、次に横方向関節接続脚部として延び、この関節接続脚部は固定レバーの本体を貫通し、レバーは関節接続されている軸線を構成する。
【0024】
データ処理により盗難防止機能の一部または全体を実行し、データ媒体に含まれるデータの一部が自動車の正当なユーザーまたは正当なユーザーのグループを示すようになっている自動車に装置が取り付けられる。
【0025】
添付図面を参照しながら下記の説明を読めば、本発明の上記以外の特徴および利点が明らかとなると思う。
【0026】
【発明の実施の形態】
次の説明では、詳細な説明および請求の範囲をより容易に理解できるよう、符号と共に「垂直」、「水平」、「上方」、「下方」、「前方」、「後方」等の用語を使用する。
【0027】
図面に示した、本発明の要旨に係わる装置10は、基本的にはデータ媒体またはバッジ12およびユニット14から基本的に成り、ユニットの下方プレート16しか図示していない。
【0028】
本ケースのバッジ12は、全体が長方形をした薄い剛性要素であり、この要素は長手方向の後方エッジ(図示せず)の近くに取り扱いを可能にし、特に平面全体に平行にスライドできるようにする把持部分を有する。
【0029】
バッジ12はデータ媒体であり、このデータ媒体は長手方向、すなわち上方の広い面18および下方の広い面20の全平面に平行な方向1にユニット14内へと挿入することができ、更にデータ媒体をこのユニットから同一方向または逆方向に取り出すことができるようになっている。
【0030】
全体の構造が公知となっている、ユニット14内でバッジ12のスライドをガイドするための手段は図には示しておらず、詳細には説明しない。
【0031】
図から理解できるように、バッジ12は、その前方部分にて、かつ前方の横方向エッジ22の近くに長方形の輪郭のウィンド24を有し、このウィンドの辺はバッジ12の辺に対して平行となっている。
【0032】
ウィンド24はバッジ内へ垂直に延び、これを完全に貫通している。
【0033】
より詳細には、特に図2から判るように、ウィンド24は長手方向に2つの平行な前方の横方向エッジ26と後方の横方向エッジ28によって境界が定められており、これら2つのエッジは図から判るように上下の面取り部を有する。
【0034】
このウィンド24は本発明の要旨によれば、固定ウィンドとなっている。すなわちユニット15によって支持された固定部材を収容するようになっており、次にこの固定部材について図を参照して詳細に説明する。
【0035】
バッジ12を起動位置に固定するための部材は、固定レバー34に属する固定アーム32の自由端に形成された固定フィンガー30であり、固定レバー34は横方向軸線Aを中心にユニットに対し枢動できるよう取り付けられており、横方向軸線は方向1に垂直であり、かつこの方向1を含む平面に平行、すなわちデータ媒体を形成するバッジ12の全面に対して平行となっている。
【0036】
従って、レバー34を枢動するための軸線Aは固定されており、図2ならびに図1および図4にそれぞれ示されている2つの安定な端の回転角方向の位置の間で軸線Aを中心として双方向に枢動できるよう、固定レバー34が取り付けられている。
【0037】
これら2つの位置は2つの安定な位置であり、固定レバー34はこれら各々の位置に向かって双安定リターンスプリング34により回転角方向に弾性力で復帰するようになっている。
【0038】
図面に示した実施例では、スリング34は全体の形状がヘアピン状をした、曲げられたワイヤスプリングとなっている。
【0039】
ヘアピンは横方向に配列された第1主要脚部38を有し、この脚部は軸線Aに対して中心がずれており、この軸線に対して後方にずれ、固定レバー34のラジアルタブ42内に形成された、横方向に向いたハウジング40内へと延びている。
【0040】
双安定スプリング36の第2横方向主要脚部44は、第1脚部38から長手方向後方にずれており、次に固定レバー34の本体52内の孔50を貫通する横方向の関節接続脚部48により、180度の曲げ部46として延びている。
【0041】
従って、脚部48は軸線、すなわちスピンドルを構成し、このスピンドル上でレバー34は幾何学的軸線Aを中心として関節接続されており、この目的のためにバッジ12となっているデバイスのユニット内のベアリング(図示せず)に横方向の両端部54および56が嵌合されている。
【0042】
図2に示された双安定スプリング36の第1安定位置は、固定レバー34の第1の安定な後退位置を定めている。この第1位置では固定レバー30は後退しており、すなわちバッジ12が移動する平面に向くよう延びていなければ、当然、固定ウィンド24内にも延びていない。
【0043】
図から判るように、固定レバー34は作動フィンガー60も含み、この作動フィンガー60は固定レバー34に属す作動アーム62の自由端に形成されており、図2で見た場合、固定フィンガー30から反時計回り方向にずれており、図1から判るように固定フィンガー30から横方向にずれている。
【0044】
図から判るように、作動フィンガー60の長手方向断面はその後方面64を介し、バッジ12の前方横方向エッジ22とカム状に係合できるよう、丸い形状となっている。
【0045】
同様に、固定フィンガー30の前方エッジ66の長手方向断面は、スロット24の前方横方向エッジ26と協働できるカムを形成するランプ傾斜部を構成するように傾斜している。
【0046】
本発明の要旨によれば、この装置は固定レバー34を安定した固定位置にロックするための手段も含む。
【0047】
図に示された実施例では、このロッキング手段は電磁石70として略図で示されており、この電磁石のコアプランジャー(図示せず)はロッキングロッド、すなわちフィンガー72を作動させることができ、このフィンガー72は通常は一部が電磁石70の本体(図1参照)内に格納されており、ロックされた位置では横方向外側すなわち固定レバー34の関節接続軸線Aに平行な方向に突出し、固定レバー34の本体52の横方向延長部74に向くよう延び、固定レバー34が図4に示されている固定位置から時計回り方向に枢動するのを防止している。
【0048】
次に図2〜図4を参照し、本発明に係わる装置の作動について説明する。
【0049】
デバイスのユニット内にバッジ12がない場合、双安定スプリング36の作用を受ける固定レバー34は図2に示された位置にあり、この位置において、作動フィンガー60はバッジ12の通路に沿って、すなわちバッジ12の前方横方向エッジ22に向くよう延びる。
【0050】
バッジ12が方向1、すなわち図2で見た場合左から右へ長手方向に挿入されると、このバッジ12の前方横方向エッジ22はバッジ12のカムを形成する後方面64と協働し、図2に示されている第1の収縮した安定位置へ復帰しようとするスプリング36によって加えられる弾性力に抗し、固定レバー34を反時計回り方向に枢動させる。
【0051】
図3に示されている状態に従って、バッジ12を挿入させる長手方向の運動が続けられる。この図3に示された状態では、バッジ12が次第に前方に移動する際には、固定フィンガー30は一部が既に固定フィンガー24への進入を開始しており、従って、これにより固定レバー34は反時計回り方向に回転することが理解できる。
【0052】
図3に示された中間位置を越えると、双安定スプリング34の初期安定状態を越え、このスプリングは急に状態を変え、図4に示された第2の双安定位置に達する。
【0053】
従って、双安定スプリング34の状態が急に変化することにより固定レバー34は急に枢動し、固定レバー34は図4に示された双安定固定位置に達する。
【0054】
このような急な枢動中に、固定フィンガー30は、(バッジ12を挿入するためにバッジ12のユーザーによってフィンガー30へ加え続けることができる力と無関係に)固定フィンガー30の前方エッジ66とウィンド24の前方横方向エッジ26との間の協働により、長手方向前方にバッジ12を送る。
【0055】
図3および図4から判るように、作動フィンガー60の後方カム形状部64と固定フィンガー30の前方カム形状部66との間の長手方向距離D1は、バッジ12の前方横方向エッジ22とウィンド24の前方横方向エッジ26との間の長手方向距離D2にほぼ等しい。
【0056】
この結果、固定レバー34の安定な固定位置は、実質的に遊びがない状態でユニット14内の、すなわち特にプレート16に対するバッジ12の固定安定位置を決定する。
【0057】
図1および図4に示されている安定した回転角方向の安定した位置において、スラスト凹面74に向いた状態でロッキングフィンガーが延びる、図4に示された位置を完全に占めるようロッキングフィンガー72を配置することにより、固定レバー34をこの固定位置にロックすることが可能である。従って、固定レバー34を時計回り方向に枢動させることは不可能となる。すなわちレバー34を固定位置からその後退位置へ枢動させることは不可能である。
【0058】
バッジ12をデータ読み出しおよび交換装置から取り出したい時、第1工程としてロッキングフィンガー72を後退させなければならない。
【0059】
次に、図1〜図4に示された回転角位置から開始する場合、ユーザーはバッジ12を長手方向前方に、すなわち図4にて右側から左へ取り出す。
【0060】
この取り出し運動中、ウィンド24の前方横方向エッジ26は固定フィンガー34の前方エッジ66に作用し、固定レバー34は時計回り方向に枢動される。
【0061】
このような時計回り方向の枢動運動中、双安定スプリング36は図4に示された第2の安定位置から離れるまで徐々に変形し、第2安定位置から離れた後、急に図2に示される第1の安定位置に反転する。従って、このような急激な反転枢動運動により、図2に示されている後退位置までの固定レバー34の急激な枢動運動が生じる。この図2に示された後退位置では作動フィンガー30は固定ウィンド24内には嵌合されず、従って、これまでバッジが嵌合されていたデバイスからバッジ12を自由に取り出すことができる。
【0062】
従って、双安定スプリング36は先に述べたように、バッジの挿入取り出しを補助する安価な手段をこのように構成する。
【0063】
更に、図には示されていないが、特にユーザーが図4に示された双安定スプリング36の第2の双安定状態を越えるような双安定スプリング36の好ましくない力を発生させないよう、デバイス内へのバッジ12の挿入に対する長手方向の最大位置を決定するデバイスのユニット内の固定ストッパーを設けることが可能である。
【0064】
上記補助機能とは別に、双安定スプリング36は挿入時および取り出し時にユーザーに感触も与える。本発明は特にデータ処理により盗難防止機能の一部または全体が実行され、媒体すなわちバッジ12に含まれるデータの一部が自動車の正当なユーザーまたは正当なユーザーのグループを表示するような車への搭載に適用できる。
【0065】
特にデータ処理は自動車の正当な使用を可能にするという見地から、バッジ12に含まれるデータと車に搭載されたメモリ内に記憶されたデータとを比較することを目的とするものであり、処理回路は盗難防止手段が従来の盗難防止手段、すなわち自動車のステアリングコラムに作用する手段であるか、および/または自動車のエンジンの始動を防止したり、および/または自動車の作動を中止させる手段であるか否かとは関係なく、盗難防止手段を完全または部分的に制御するようになっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】データ媒体のバッジが固定レバーの固定フィンガーによって固定されるアクティーブ長手方向位置に示されており、固定レバーがロッキング部材によってまだロックされていない状態にある、本発明による装置内の主な構成部品の一部を示す拡大略斜視図である。
【図2】データ媒体を形成するバッジが挿入時に固定レバーと接触している状態にて、固定レバーが後退された安定位置に示されている、図1に示された部品の長手方向部分側断面図である。
【図3】バッジを挿入する間、固定レバーとバッジの中間位置を示す、図1と類似した図である。
【図4】バッジが起動位置にある読み取り状態で、固定レバーが固定位置にある、図2および図3と類似する図である。
【符号の説明】
10 装置
12 データ媒体、すなわちバッジ
14 ユニット
18 上方面
20 下方面
22 横方向エッジ
24 ウィンド
26 前方横方向エッジ
28 後方横方向エッジ
30 固定フィンガー
32 固定アーム
34 固定レバー
36 双安定戻りスプリング
38 主要脚部
40 ハウジング
42 ラジアルタブ
44 第2の横方向主要脚部
46 180度の曲げ部
48 関節接続脚部
50 孔
52 本体
54、56 横方向端部
60 作動フィンガー
62 作動アーム
64 後方面
66 前方エッジ
72 フィンガー
74 横方向延長部

Claims (12)

  1. 硬質ないし半硬質のデータ媒体とデータ交換装置との間でデータを交換する自動車用データ交換装置であって、
    前記データ交換装置は、ハウジングを有するユニットを備え、前記ユニットが所定の起動位置にある際に前記ハウジング内にカード状媒体を手動で導入するようになっており、
    前記データ交換装置は、起動位置にある前記ユニット内にデータ媒体を長手方向に保持する手段と、データ媒体を導入し取り出すための補助手段と、を備え、
    前記データ媒体は窓部を有し、前記ユニットは、媒体を固定するための固定レバーを備え、
    前記レバーは、軸線の周りに、安定固定位置と安定後退位置との間で枢動できるようになっており、
    前記レバーは、前記安定固定位置に向かって弾性的に復帰し、前記安定固定位置において前記固定レバーの一方のアームの自由端に形成された固定フィンガーが垂直に前記窓部の内部にまで延び、
    前記固定レバーはまた、前記安定後退位置に向かっても弾性的に復帰し、前記安定後退位置において前記固定フィンガーが前記窓部から外れることによりデータ媒体をユニットから取り出すことができるようにする
    ことを特徴とする、データ交換装置。
  2. データ媒体を導入する方向である長手方向を含む面対して前記固定レバーの枢動軸線が平行なっていることを特徴とする請求項1記載のデータ交換装置。
  3. 双安定スプリングにより、前記固定レバーが前記安定固定位置と前記後退位置との何れにも向かって弾性的に復帰することができることを特徴とする請求項記載のデータ交換装置。
  4. 前記固定レバーの枢動軸線が、データ媒体を導入する長手方向に垂直であることを特徴とする請求項3記載のデータ交換装置。
  5. データ媒体をユニット内に導入する際の前記後退安定位置からの前記固定レバーの枢動運動が、データ媒体の前側端固定フィンガーから回転角方向にずれた固定レバーの作動フィンガーの後方カム形状部との間の協働によって、生じることを特徴とする請求項4記載のデータ交換装置。
  6. データ媒体を取り出す際、前記窓部前側端と固定フィンガーの前方カム形状部との間の協働作用により安定固定位置からの固定レバーの枢動運動が生じることを特徴とする、請求項記載のデータ交換装置。
  7. 固定レバーが、固定位置にある時、作動フィンガーの後方カム形状部と固定フィンガーの前方カム形状部との間の長手方向距離が、前記データ媒体前側端前記窓部前側端との間の長手方向距離に等しいことを特徴とする、請求項5および6に記載のデータ交換装置。
  8. 固定レバーが、データ媒体を固定する回転角方向位置に固定レバーをロックするための操作される部材を有することを特徴とする請求項記載のデータ交換装置。
  9. 操作されるロッキング部材が電磁石であり、この電磁石のコアプランジャーがロッキングフィンガーを構成し、このロッキングフィンガーは電磁石のハウジングから突出し、固定レバーの一部に向くよう延び、固定レバーがその固定位置から後退位置まで回転するのを防止するようにできることを特徴とする請求項記載のデータ交換装置。
  10. 電磁石のコアプランジャーの変位軸線が、固定レバーの枢動軸線に平行であることを特徴とする請求項4と組み合わせた請求項9記載のデータ交換装置。
  11. 双安定スプリングはヘアピンスプリングであり、このスプリングの第1の横方向主要脚部が固定レバー内の中心のずれた孔を貫通し、スプリングの第2の主要横方向脚部が180度の曲げ部として、次に横方向関節接続脚部として延び、この関節接続脚部が固定レバーの本体を貫通し、レバーが関節接続されている軸線を構成することを特徴とする請求項記載のデータ交換装置。
  12. データ処理により盗難防止機能の一部または全体を実行し、データ媒体に含まれるデータの一部が自動車の正当なユーザーまたは正当なユーザーのグループを示すようになっている自動車に取り付けられることを特徴とする請求項記載のデータ交換装置。
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