JP3335311B2 - カードコネクタ - Google Patents
カードコネクタInfo
- Publication number
- JP3335311B2 JP3335311B2 JP16464398A JP16464398A JP3335311B2 JP 3335311 B2 JP3335311 B2 JP 3335311B2 JP 16464398 A JP16464398 A JP 16464398A JP 16464398 A JP16464398 A JP 16464398A JP 3335311 B2 JP3335311 B2 JP 3335311B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm member
- connector
- card
- housing
- arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K13/00—Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism
- G06K13/02—Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism the record carrier having longitudinal dimension comparable with transverse dimension, e.g. punched card
- G06K13/08—Feeding or discharging cards
- G06K13/0806—Feeding or discharging cards using an arrangement for ejection of an inserted card
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K13/00—Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism
- G06K13/02—Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism the record carrier having longitudinal dimension comparable with transverse dimension, e.g. punched card
- G06K13/08—Feeding or discharging cards
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はカードコネクタ、特
にカードを押し出すイジェクト手段として、揺動可能な
アーム部材を含むカードコネクタに関する。
にカードを押し出すイジェクト手段として、揺動可能な
アーム部材を含むカードコネクタに関する。
【０００２】
【従来の技術】この種のカードコネクタの例が実開平６
−３７９４７号に開示される。開示されるカードコネク
タは、カードを排出するためのイジェクト機構を含む。
イジェクタ機構は、ハウジング内にカードを押し出すよ
う揺動可能に置かれるアーム部材、及びそれに作用力を
加えるレバー部材を有する。アーム部材の側縁の一部が
ハウジングのアーム部材受容空間を構成する内面の一部
に当接することによりアーム部材の揺動支点が構成され
る。アーム部材の揺動範囲はアーム部材受容空間の形状
により画定される。即ちハウジングの一部がアーム部材
の揺動を制止するストッパを構成する。
−３７９４７号に開示される。開示されるカードコネク
タは、カードを排出するためのイジェクト機構を含む。
イジェクタ機構は、ハウジング内にカードを押し出すよ
う揺動可能に置かれるアーム部材、及びそれに作用力を
加えるレバー部材を有する。アーム部材の側縁の一部が
ハウジングのアーム部材受容空間を構成する内面の一部
に当接することによりアーム部材の揺動支点が構成され
る。アーム部材の揺動範囲はアーム部材受容空間の形状
により画定される。即ちハウジングの一部がアーム部材
の揺動を制止するストッパを構成する。
【０００３】
【発明の解決すべき課題】しかしながら、上述の公報に
開示されるカードコネクタによれば、２つの欠点を含
む。第１の欠点は、アーム部材の揺動を制止するための
制止手段がコネクタ本体のハウジングに一体に設けられ
るために、アーム部材をコネクタ本体に装着する作業に
柔軟性がなくなり、作業が難しくなる点である。第２の
欠点は、制止手段がアーム部材を揺動させるための力の
作用部から離れた位置で揺動支点に近い位置に置かれる
ために、制止の際にハウジングに大きなモーメント力が
加わり、よってそれに抗してアーム部材を制止するため
ハウジングは比較的肉厚とされる必要があり、コネクタ
本体が比較的大きくなってしまう点である。
開示されるカードコネクタによれば、２つの欠点を含
む。第１の欠点は、アーム部材の揺動を制止するための
制止手段がコネクタ本体のハウジングに一体に設けられ
るために、アーム部材をコネクタ本体に装着する作業に
柔軟性がなくなり、作業が難しくなる点である。第２の
欠点は、制止手段がアーム部材を揺動させるための力の
作用部から離れた位置で揺動支点に近い位置に置かれる
ために、制止の際にハウジングに大きなモーメント力が
加わり、よってそれに抗してアーム部材を制止するため
ハウジングは比較的肉厚とされる必要があり、コネクタ
本体が比較的大きくなってしまう点である。
【０００４】従って本発明は、カードイジェクト手段と
なるアーム部材の装着作業を容易に行うことを可能にし
つつ、効果的なアーム部材制止手段を含む小型のカード
コネクタを提供することを目的とする。
なるアーム部材の装着作業を容易に行うことを可能にし
つつ、効果的なアーム部材制止手段を含む小型のカード
コネクタを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、カードを受容
するコネクタ本体及び受容された前記カードを排出する
イジェクト機構を含み、該イジェクト機構は前記カード
を押し出すよう揺動されるアーム部材を有し、該アーム
部材の揺動支点が前記アーム部材の側縁に位置するよう
構成されるカードコネクタにおいて、前記アーム部材
は、前記コネクタ本体のコネクタ部から突出してイジェ
クト操作ボタンから作用力が提供される作用部を端部に
有すると共に、前記コネクタ部の所定位置に配置され、
前記コネクタ部のハウジングの側縁の、前記アーム部材
の前記端部の移動を許容する前記ハウジングのスロット
を横切る位置に金属部材が固定され、該金属部材は、カ
ード排出のための揺動作用力が加えられる前記アーム部
材の前記作用部近傍に当接することで、前記アーム部材
の揺動を制止できるよう構成されることを特徴とする。
するコネクタ本体及び受容された前記カードを排出する
イジェクト機構を含み、該イジェクト機構は前記カード
を押し出すよう揺動されるアーム部材を有し、該アーム
部材の揺動支点が前記アーム部材の側縁に位置するよう
構成されるカードコネクタにおいて、前記アーム部材
は、前記コネクタ本体のコネクタ部から突出してイジェ
クト操作ボタンから作用力が提供される作用部を端部に
有すると共に、前記コネクタ部の所定位置に配置され、
前記コネクタ部のハウジングの側縁の、前記アーム部材
の前記端部の移動を許容する前記ハウジングのスロット
を横切る位置に金属部材が固定され、該金属部材は、カ
ード排出のための揺動作用力が加えられる前記アーム部
材の前記作用部近傍に当接することで、前記アーム部材
の揺動を制止できるよう構成されることを特徴とする。
【０００６】好ましくは、前記金属部材は柔軟性又は剛
性を有する回路基板を前記コネクタ本体に支持させるた
めの支持手段の一部を構成する部品とされる。
性を有する回路基板を前記コネクタ本体に支持させるた
めの支持手段の一部を構成する部品とされる。
【０００７】好ましくは、前記金属部材はアーム制止
部、及び該アーム制止部から前側へと延び前記コネクタ
本体のハウジングに係止する係止指を有する。
部、及び該アーム制止部から前側へと延び前記コネクタ
本体のハウジングに係止する係止指を有する。
【０００８】好ましくは、前記コネクタ本体は高さ方向
に２枚のカードを受容可能とされて各々に対応して前記
アーム部材が一対設けられ、前記金属部材の前記アーム
制止端はそれらの両方を制止できるよう高さ方向に延び
る。
に２枚のカードを受容可能とされて各々に対応して前記
アーム部材が一対設けられ、前記金属部材の前記アーム
制止端はそれらの両方を制止できるよう高さ方向に延び
る。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して本発明
の好適実施形態となるカードコネクタについて説明す
る。
の好適実施形態となるカードコネクタについて説明す
る。
【００１０】図１は、本発明によるカードコネクタを示
す図で、（ａ）は正面図、（ｂ）は側面図、及び（ｃ）
は底面図である。
す図で、（ａ）は正面図、（ｂ）は側面図、及び（ｃ）
は底面図である。
【００１１】図１に示すように、好適実施形態として示
すカードコネクタ１０は、カードを受容可能なカード受
容部１１を高さ方向に一対具える。カード受容部１１の
大部分は比較的前側に位置するフレーム体１２により画
定される。受容されるカードの端子は、カードコネクタ
１０の後端近傍に位置するコネクタ部２１の複数のコン
タクト２２に接続される。コンタクト２２は、フレーム
体１２及びコネクタ部２１から成るコネクタ本体１５の
更に後側に位置するＦＰＣ（フレキシブル回路基板）３
０に電気的に接続されている。
すカードコネクタ１０は、カードを受容可能なカード受
容部１１を高さ方向に一対具える。カード受容部１１の
大部分は比較的前側に位置するフレーム体１２により画
定される。受容されるカードの端子は、カードコネクタ
１０の後端近傍に位置するコネクタ部２１の複数のコン
タクト２２に接続される。コンタクト２２は、フレーム
体１２及びコネクタ部２１から成るコネクタ本体１５の
更に後側に位置するＦＰＣ（フレキシブル回路基板）３
０に電気的に接続されている。
【００１２】図示されるように、ＦＰＣ３０は折り返さ
れたそのＦＰＣ３０に挟まれるように置かれる金属製の
板部材４０、及び板部材４０の両端の突出舌片４１に係
合するとともにコネクタ部２１に係合固定される金属部
材５０の協働作用によりコネクタ本体１５に対して保持
される。
れたそのＦＰＣ３０に挟まれるように置かれる金属製の
板部材４０、及び板部材４０の両端の突出舌片４１に係
合するとともにコネクタ部２１に係合固定される金属部
材５０の協働作用によりコネクタ本体１５に対して保持
される。
【００１３】コネクタ本体１５のコネクタ部２１には、
更に揺動されることによりカードを押し出して排出する
ことのできるアーム部材９０が配置される。アーム部材
９０はコネクタ部２１の所定位置に置かれ、突起９３が
コネクタ部２１の一部に係合されて抜け止めされる。ア
ーム部材９０は一対のカード受容部１１に対応して、一
対設けられる。アーム部材９０にはその後側の側縁に沿
って一対の凹部９１、９２が形成される。アーム部材９
０がコネクタ部２１に装着されるとき、凹部９１、９２
のそれぞれの内側にはハウジング１６に一体的に設けら
れる固定ポスト１７、１８が配置される。カード排出の
初期には凹部９１の側縁と固定ポスト１７とが当接して
その当接位置に揺動支点（又は揺動中心）を構成し、揺
動の途中で凹部９２の側縁と固定ポスト１８とが互いに
当接され、揺動支点は凹部９２と固定ポスト１８との当
接位置へと移動する。
更に揺動されることによりカードを押し出して排出する
ことのできるアーム部材９０が配置される。アーム部材
９０はコネクタ部２１の所定位置に置かれ、突起９３が
コネクタ部２１の一部に係合されて抜け止めされる。ア
ーム部材９０は一対のカード受容部１１に対応して、一
対設けられる。アーム部材９０にはその後側の側縁に沿
って一対の凹部９１、９２が形成される。アーム部材９
０がコネクタ部２１に装着されるとき、凹部９１、９２
のそれぞれの内側にはハウジング１６に一体的に設けら
れる固定ポスト１７、１８が配置される。カード排出の
初期には凹部９１の側縁と固定ポスト１７とが当接して
その当接位置に揺動支点（又は揺動中心）を構成し、揺
動の途中で凹部９２の側縁と固定ポスト１８とが互いに
当接され、揺動支点は凹部９２と固定ポスト１８との当
接位置へと移動する。
【００１４】図２は、金属製の板部材に係合する金属部
材を示す図で、（ａ）は平面図、（ｂ）は正面図、及び
（ｃ）は側面図である。
材を示す図で、（ａ）は平面図、（ｂ）は正面図、及び
（ｃ）は側面図である。
【００１５】金属部材５０は、金属板の打ち抜き折り曲
げにより形成され、中央開口５１を含む主部５２、主部
５２から後方に延びる板部材支持部５３、主部５２の下
方に延びるフック部５４、主部５２の前側縁に沿って延
び下側に若干突出するビーム部５５、ビーム部５５の前
側端の頂端近傍位置から前側に突出する係止指５６、主
部５２の頂側から係止指５６の頂側の一部に重なるよう
に延びるレール部５７、及びレール部５７の後側に位置
する係止爪５８を含む。
げにより形成され、中央開口５１を含む主部５２、主部
５２から後方に延びる板部材支持部５３、主部５２の下
方に延びるフック部５４、主部５２の前側縁に沿って延
び下側に若干突出するビーム部５５、ビーム部５５の前
側端の頂端近傍位置から前側に突出する係止指５６、主
部５２の頂側から係止指５６の頂側の一部に重なるよう
に延びるレール部５７、及びレール部５７の後側に位置
する係止爪５８を含む。
【００１６】図示されるように、金属部材５０の後側に
位置する板部材支持部５３は、主部５２の板面から斜め
方向に延びる。板部材支持部５３は、図１に示すように
アーム部材９０の一部を受容する開口６１を含む。略コ
字断面を有するレール部５７、係止爪５８、フック部５
４、及び係止指５６は金属部材５０をコネクタ部２１の
ハウジング１６に固定するためのものであり、高さ方向
に延びるビーム部５５が後述する如く揺動するアーム部
材９０の揺動制止手段（アーム制止部）を提供する。以
下にその取付、及び上述したビーム部５５の制止作用に
ついてより詳細に説明する。
位置する板部材支持部５３は、主部５２の板面から斜め
方向に延びる。板部材支持部５３は、図１に示すように
アーム部材９０の一部を受容する開口６１を含む。略コ
字断面を有するレール部５７、係止爪５８、フック部５
４、及び係止指５６は金属部材５０をコネクタ部２１の
ハウジング１６に固定するためのものであり、高さ方向
に延びるビーム部５５が後述する如く揺動するアーム部
材９０の揺動制止手段（アーム制止部）を提供する。以
下にその取付、及び上述したビーム部５５の制止作用に
ついてより詳細に説明する。
【００１７】図３は、コネクタ部の後端側部近傍の構造
の概略を示す部分拡大概略図で、（ａ）は部分平面図、
及び（ｂ）は（ａ）中の矢印Ｂ方向から見た部分側面図
である。
の概略を示す部分拡大概略図で、（ａ）は部分平面図、
及び（ｂ）は（ａ）中の矢印Ｂ方向から見た部分側面図
である。
【００１８】図２及び図３を共に参照してまず金属部材
５０の装着固定について説明する。金属部材５０の取付
の第１の工程では、レール部５７がハウジング１６の側
端近傍に設けられる溝３５に位置合わせされ、それに係
合される。このとき、係止爪５８は溝３５の後端位置で
ハウジング１６の後側係止壁３６に当接され、係止指５
６に設けられる係止突起５６ａ（図２（ａ）参照）が溝
３５から離れた前側に位置する前側係止壁３７に係止さ
れる。これにより金属部材５０はハウジング１６に対し
て所定の位置に正確に置かれる。その後金属部材５０を
抜け止めするために、第２の工程としてフック部５４が
ハウジング１６の底側に略直角曲げされる。このとき、
互いに直交するフック部５４の第１及び第２の係止肩５
９ａ、５９ｂ（図２（ｂ）参照）がハウジング１６の底
側の突出部２８に係合し、これにより金属部材５０の外
れが防止される。
５０の装着固定について説明する。金属部材５０の取付
の第１の工程では、レール部５７がハウジング１６の側
端近傍に設けられる溝３５に位置合わせされ、それに係
合される。このとき、係止爪５８は溝３５の後端位置で
ハウジング１６の後側係止壁３６に当接され、係止指５
６に設けられる係止突起５６ａ（図２（ａ）参照）が溝
３５から離れた前側に位置する前側係止壁３７に係止さ
れる。これにより金属部材５０はハウジング１６に対し
て所定の位置に正確に置かれる。その後金属部材５０を
抜け止めするために、第２の工程としてフック部５４が
ハウジング１６の底側に略直角曲げされる。このとき、
互いに直交するフック部５４の第１及び第２の係止肩５
９ａ、５９ｂ（図２（ｂ）参照）がハウジング１６の底
側の突出部２８に係合し、これにより金属部材５０の外
れが防止される。
【００１９】図３には取付完了状態が示されるが、特に
図３（ｂ）に示されるように、金属部材５０がハウジン
グ１６に装着固定されるとき、アーム部材９０の端部が
移動できるように形成される一対のスロット７１、７２
を横切るようにビーム部５５が配置される点に注目すべ
きである。
図３（ｂ）に示されるように、金属部材５０がハウジン
グ１６に装着固定されるとき、アーム部材９０の端部が
移動できるように形成される一対のスロット７１、７２
を横切るようにビーム部５５が配置される点に注目すべ
きである。
【００２０】アーム部材９０は、その端部にコネクタ部
２１から突出する首部９８、及びその外側にオフセット
されて形成される作用部９９を含む。作用部９９には図
示しないイジェクト操作ボタンが装着され、そのボタン
の操作によってアーム部材９０を揺動できる作用力が提
供され得る。一対のアーム部材９０の首部９８は、それ
が揺動されるとき上述したハウジング１６のスロット７
１、７２内を移動可能とされる。金属部材５０の装着前
には、スロット７１、７２は後側に開口する。従って金
属部材５０をアーム部材９０の取付前にコネクタ本体１
５に取り付けることにより、アーム部材９０に比較的高
い自由度を持たせながらの比較的容易な取り付けが可能
になる。
２１から突出する首部９８、及びその外側にオフセット
されて形成される作用部９９を含む。作用部９９には図
示しないイジェクト操作ボタンが装着され、そのボタン
の操作によってアーム部材９０を揺動できる作用力が提
供され得る。一対のアーム部材９０の首部９８は、それ
が揺動されるとき上述したハウジング１６のスロット７
１、７２内を移動可能とされる。金属部材５０の装着前
には、スロット７１、７２は後側に開口する。従って金
属部材５０をアーム部材９０の取付前にコネクタ本体１
５に取り付けることにより、アーム部材９０に比較的高
い自由度を持たせながらの比較的容易な取り付けが可能
になる。
【００２１】しかしながら、金属部材５０が装着された
後には、ビーム部５５がアーム部材９０の首部９８の移
動を制止する。従って、アーム部材９０の揺動はビーム
部５５によって制止され、アーム部材９０に過度の作用
力が加わってもそれが外れてしまう虞はない。この構成
の第１の利点は、アーム部材制止手段が金属部材で構成
され、それが力の作用点近傍に設けられることである。
従って比較的大きな力を受けた場合にも作用点近傍の金
属部材がその力を受けて、ハウジングを破損させるよう
な過度のモーメント力がそのハウジングに加わることは
なくなり、またその手段は比較的小型に提供され得る。
更に第２の利点は、ＦＰＣの支持手段を兼ねる金属部材
５０に制止手段を設けることで、必要とされる部品数を
最小にでき、その組立も容易になる点である。第１の利
点に関連して、特に係止指５６の存在により金属部材５
０はアーム部材制止力に抗して強固にハウジング１６上
に維持される。
後には、ビーム部５５がアーム部材９０の首部９８の移
動を制止する。従って、アーム部材９０の揺動はビーム
部５５によって制止され、アーム部材９０に過度の作用
力が加わってもそれが外れてしまう虞はない。この構成
の第１の利点は、アーム部材制止手段が金属部材で構成
され、それが力の作用点近傍に設けられることである。
従って比較的大きな力を受けた場合にも作用点近傍の金
属部材がその力を受けて、ハウジングを破損させるよう
な過度のモーメント力がそのハウジングに加わることは
なくなり、またその手段は比較的小型に提供され得る。
更に第２の利点は、ＦＰＣの支持手段を兼ねる金属部材
５０に制止手段を設けることで、必要とされる部品数を
最小にでき、その組立も容易になる点である。第１の利
点に関連して、特に係止指５６の存在により金属部材５
０はアーム部材制止力に抗して強固にハウジング１６上
に維持される。
【００２２】以上の如く本発明の好適実施形態となるカ
ードコネクタについて説明したがこれはあくまでも例示
的なものであり、本発明を制限するものではない。
ードコネクタについて説明したがこれはあくまでも例示
的なものであり、本発明を制限するものではない。
【００２３】
【発明の効果】本発明のカードコネクタによれば、コネ
クタ本体に固定された金属部材が、カード排出のための
揺動作用力が加えられるアーム部材の揺動作用力の作用
部近傍に当接することで、前記アーム部材の揺動を制止
できるよう構成されることを特徴とするので、比較的小
型ながらアーム部材に過度の作用力が加わった場合でも
その力に抗してアーム部材を制止でき、アーム部材が外
れてしまうのを防止できる。即ち、従来品と比較して、
アーム部材に加わるモーメント力によってハウジングが
破損する虞が無くなり、またハウジングもより小型に構
成され得る。
クタ本体に固定された金属部材が、カード排出のための
揺動作用力が加えられるアーム部材の揺動作用力の作用
部近傍に当接することで、前記アーム部材の揺動を制止
できるよう構成されることを特徴とするので、比較的小
型ながらアーム部材に過度の作用力が加わった場合でも
その力に抗してアーム部材を制止でき、アーム部材が外
れてしまうのを防止できる。即ち、従来品と比較して、
アーム部材に加わるモーメント力によってハウジングが
破損する虞が無くなり、またハウジングもより小型に構
成され得る。
【図１】本発明によるカードコネクタを示す図で、
（ａ）は正面図、（ｂ）は側面図、及び（ｃ）は底面
図。
（ａ）は正面図、（ｂ）は側面図、及び（ｃ）は底面
図。
【図２】金属製の板部材に係合する金属部材を示す図
で、（ａ）は平面図、（ｂ）は正面図、及び（ｃ）は側
面図。
で、（ａ）は平面図、（ｂ）は正面図、及び（ｃ）は側
面図。
【図３】コネクタ部の後端側部近傍の構造の概略を示す
部分拡大概略図で、（ａ）は部分平面図、及び（ｂ）は
（ａ）中の矢印Ｂ方向から見た部分側面図。
部分拡大概略図で、（ａ）は部分平面図、及び（ｂ）は
（ａ）中の矢印Ｂ方向から見た部分側面図。
１０ カードコネクタ １５ コネクタ本体 ５０ 金属部材 ９０ アーム部材 ９１、９２ 凹部（揺動支点）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 金丸 治之 (56)参考文献 特開 平７−302645（ＪＰ，Ａ) 特開 平９−82411（ＪＰ，Ａ) 特開 平10−32041（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H01R 13/633
Claims (1)
- 【請求項１】カードを受容するコネクタ本体及び受容さ
れた前記カードを排出するイジェクト機構を含み、該イ
ジェクト機構は前記カードを押し出すよう揺動されるア
ーム部材を有し、該アーム部材の揺動支点が前記アーム
部材の側縁に位置するよう構成されるカードコネクタに
おいて、前記アーム部材は、前記コネクタ本体のコネクタ部から
突出してイジェクト操作ボタンから作用力が提供される
作用部を端部に有すると共に、前記コネクタ部の所定位
置に配置され、 前記コネクタ部のハウジングの側縁の、前記アーム部材
の前記端部の移動を許容する前記ハウジングのスロット
を横切る位置に金属部材が固定され、 該 金属部材は、カード排出のための揺動作用力が加えら
れる前記アーム部材の前記作用部近傍に当接すること
で、前記アーム部材の揺動を制止できるよう構成される
ことを特徴とするカードコネクタ。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16464398A JP3335311B2 (ja) | 1998-06-12 | 1998-06-12 | カードコネクタ |
| TW088207353U TW549691U (en) | 1998-06-12 | 1999-05-10 | Card connector |
| CNB991083210A CN1160835C (zh) | 1998-06-12 | 1999-06-08 | 板卡连接器 |
| GB9913543A GB2341496B (en) | 1998-06-12 | 1999-06-10 | Card connector |
| US09/330,466 US6171122B1 (en) | 1998-06-12 | 1999-06-11 | Card connector |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16464398A JP3335311B2 (ja) | 1998-06-12 | 1998-06-12 | カードコネクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000003760A JP2000003760A (ja) | 2000-01-07 |
| JP3335311B2 true JP3335311B2 (ja) | 2002-10-15 |
Family
ID=15797091
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16464398A Expired - Fee Related JP3335311B2 (ja) | 1998-06-12 | 1998-06-12 | カードコネクタ |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6171122B1 (ja) |
| JP (1) | JP3335311B2 (ja) |
| CN (1) | CN1160835C (ja) |
| GB (1) | GB2341496B (ja) |
| TW (1) | TW549691U (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4049625B2 (ja) * | 2002-06-28 | 2008-02-20 | モレックス インコーポレーテッド | カードコネクタ |
| US7175477B2 (en) * | 2004-01-02 | 2007-02-13 | Chou Hsuan Tsai | Multi-card connector assembly having a modularized and flexible connection interface |
| TWI239687B (en) * | 2004-01-07 | 2005-09-11 | Top Yang Technology Entpr Co | Electronic card shared connector with moving range |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4894015A (en) * | 1988-08-31 | 1990-01-16 | Delco Electronics Corporation | Flexible circuit interconnector and method of assembly thereof |
| US5470241A (en) * | 1993-12-21 | 1995-11-28 | The Whitaker Corporation | Retention mechanism for memory cards |
| JP3274794B2 (ja) * | 1995-09-11 | 2002-04-15 | タイコエレクトロニクスアンプ株式会社 | カード用コネクタ |
| US5967812A (en) * | 1997-04-18 | 1999-10-19 | Hon Hai Precision Ind. Co., Ltd. | Card ejector for card connector apparatus |
| JP3269791B2 (ja) * | 1997-06-30 | 2002-04-02 | タイコエレクトロニクスアンプ株式会社 | イジェクト機構付コネクタ |
-
1998
- 1998-06-12 JP JP16464398A patent/JP3335311B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-05-10 TW TW088207353U patent/TW549691U/zh not_active IP Right Cessation
- 1999-06-08 CN CNB991083210A patent/CN1160835C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1999-06-10 GB GB9913543A patent/GB2341496B/en not_active Expired - Fee Related
- 1999-06-11 US US09/330,466 patent/US6171122B1/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| GB9913543D0 (en) | 1999-08-11 |
| TW549691U (en) | 2003-08-21 |
| GB2341496A (en) | 2000-03-15 |
| JP2000003760A (ja) | 2000-01-07 |
| US6171122B1 (en) | 2001-01-09 |
| CN1160835C (zh) | 2004-08-04 |
| GB2341496B (en) | 2002-05-29 |
| CN1239339A (zh) | 1999-12-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR940002139Y1 (ko) | 메모리카아드 커넥터 | |
| JP3209892B2 (ja) | Ｐｃカード用コネクタ | |
| JP3328764B2 (ja) | エッジコネクタ | |
| JP3274794B2 (ja) | カード用コネクタ | |
| JP2002289295A (ja) | カードコネクタ | |
| JP2003243090A (ja) | カード用コネクタ | |
| JPH07272793A (ja) | カードコネクタ及びそのカード排出機構 | |
| JP3335311B2 (ja) | カードコネクタ | |
| US7247055B2 (en) | Card connector | |
| JP3368462B2 (ja) | コネクタ | |
| US7179104B2 (en) | Connector which can be reduced in size | |
| JPH0631556Y2 (ja) | カードコネクタ | |
| JP3883151B2 (ja) | ラッチ付コネクタ | |
| JP2000148927A (ja) | カードコネクタ | |
| JP4035392B2 (ja) | カードコネクタ | |
| JPH087481Y2 (ja) | カードコネクタ装置におけるエジェクト機構ユニット | |
| JP3477127B2 (ja) | カードコネクタ | |
| JPH08250238A (ja) | エッジコネクタ | |
| JP2002367720A (ja) | カード用コネクタ | |
| JP3428940B2 (ja) | カードコネクタ | |
| JP2513056Y2 (ja) | メモリカ―ド用コネクタ | |
| JP3010473B2 (ja) | イジェクタ付きコネクタ | |
| JP3252259B2 (ja) | カードコネクタ | |
| US20020058434A1 (en) | PC card connector | |
| JP4171437B2 (ja) | カード用コネクタ装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |