JP3883151B2 - ラッチ付コネクタ - Google Patents

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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は主にコンピュータ等にメモリモジュールとして使用されるメモリ用回路基板を受容することのできるソケット型のコネクタであり、その回路基板を固定することのできるラッチ手段を含むラッチ付コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明の解決すべき課題】
この種のラッチ付コネクタの一例が登録実用新案公報第3015081号に開示される。このコネクタは、側縁に沿って切欠(又は凹部)が形成されたメモリ用の回路基板を受容するものである。そのラッチ部材は金属製であり、ハウジングの両側端近傍に形成されるアームの内側に設けられるキャビティ内に配置される。ラッチ部材は回路基板の凹部に沿って係合するよう突出する係合部と、その上側に位置する回路基板抜け止め用の制止部とを有する。このコネクタは、2つの問題を内包する。第1の問題は、回路基板の受容保持の信頼性に関する。即ち、上述の公報に開示されるコネクタによれば、受容の際に回路基板の切欠が係合部に正確に位置合わせされない場合でもラッチ部材の撓み得る構成となっており、よってこれによりラッチ部材が変形して回路基板を適正に保持できなくなる虞があり、また係合部と制止部が同箇所にあり係合部が切欠の側縁に沿って係合するため受容後の保持強度は比較的弱いものになってしまう。第2の問題は、コネクタの幅寸法の問題であり、ハウジングにアームを成形する必要があるためにハウジングが比較的大きくなり、よって比較的大きな実装寸法を必要とする点である。
【0003】
特に第2の問題を解決するためのラッチ付コネクタが、特開平9−82429号公報に開示される。開示されるコネクタは、細長のハウジング及びその両端近傍位置に固定される金属製ラッチ部材を有する。このコネクタでは、ハウジングにアームが成形されないため幅寸法が小さくなり、よって実装面積が比較的小さくなるという利点を有する。特にハウジングのアームが存在しないため、回路基板を受容する際に回路基板の受容を案内しその受容位置を決定するための基板位置決め部がラッチ部材に一体的に形成される点に注目すべきである。
【0004】
近年、特開平9−82429号公報に開示されるものよりも更に実装寸法を小さくしたラッチ付コネクタが要求され、そのコネクタにおいては、特にラッチ部材の長さ方向に更に寸法を小さくすることが要求される。
【0006】
従って、本発明の目的は、実装面積を最小にすることのできるメモリ回路基板用のラッチ付コネクタを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
発明は、回路基板を受容する細長のハウジング、及び該ハウジングの両端近傍位置に固定され、受容された前記回路基板を抜け止めする金属製のラッチ部材を有し、他の回路基板上に実装され、受容された前記回路基板を前記他の回路基板に略平行に配置するよう構成され、前記ラッチ部材は前記他の回路基板に固定される基板固定部を具えるラッチ付コネクタにおいて、前記回路基板を受容する際に前記回路基板の受容位置を決定する基板位置決め部が、前記ラッチ部材の前記基板固定部から頂側に向けて直立して構成されることを特徴とする。
【0010】
更に本発明は、回路基板を受容する細長のハウジング、及び該ハウジングの両端近傍位置に固定され、受容された前記回路基板を抜け止めする金属製のラッチ部材を有し、他の回路基板上に実装され、受容された前記回路基板を前記他の回路基板に略平行に配置するよう構成され、前記ラッチ部材は前記他の回路基板に固定される基板固定部を具えるラッチ付コネクタにおいて、前記回路基板を受容する際に前記回路基板の受容位置を決定する基板位置決め部が、前記基板固定部を延出させる金属板から前記基板固定部に重なる位置に該基板固定部と同方向に延出して構成されることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して本発明の好適実施形態となるラッチ付コネクタについて詳細に説明する。
【0012】
図1は、本発明の第1の好適実施形態となるラッチ付コネクタを示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、及び(c)は右側面図である。図2は図1のラッチ付コネクタに使用される一方のラッチ部材を示す図で、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は背面図、(d)は(a)中の矢視A方向から見た図、及び(e)は(a)中の線B−Bに沿う断面図である。他方のラッチ部材は図2に示されるものと鏡像対称の関係にして形成される。
【0013】
ラッチ付コネクタ10は、細長矩形のハウジング11及びその両端に位置する金属製のラッチ部材20を有する。ハウジング11は、複数のコンタクト12が配置される基板受容スロット13を有する。メモリ等が実装されるメモリ回路基板がこの基板受容スロット13内に受容されて使用される。コンタクト12は図示しない回路基板の上下に接触するように配列される。
【0014】
図1に示すように、ラッチ部材20はハウジング11の両端近傍位置に圧入固定され、ハウジング11の長さ方向に対して直交方向に延びる。図2によれば、ラッチ部材20は、金属板の折り曲げにより内外方向に重ね配置される内壁21及び外壁22を有する。内壁21及び外壁22が連結される後部23の後端23aは図1に示すようにハウジング11に当接される。内壁21及び外壁22は図2の如く後部23から独立して前方に延びる。内壁21はラッチ付コネクタ10が実装される親基板に対して半田付けされて固定されるための半田接続部(又は基板固定部)24を有する。半田接続部24は内壁21の底端を内方に延長するよう曲げられて形成される。内壁21の半田接続部24近傍位置には開口25が形成される。開口25は基板位置決め部26を設けるために形成される構成である。基板位置決め部26は回路基板の受容の際に、その底側面に当接し底側から回路基板を制止すべく作用するものである。図示されるように、基板位置決め部26は半田接続部24に重なるよう同方向に延出する。内壁21の前端には更に前方に向けて突出する舌片部27が形成される。舌片部27は若干斜め外方に向けて延び、外壁22の延長部分に形成される係合部(又は位置決め係合部)31に重なって位置する。これは後述の如く外側に撓む弾性アーム33の過度の変位を防止するアンチオーバストレス部材(又は過応力防止部材)となる。
【0015】
その外壁22は、上述の係合部31及び更にその端側に位置する基板を保持するための制止部32を含む弾性アーム33を有する。弾性アーム33は外方向に向けて弾性変位可能となるよう配置される。図1(a)中には受容されたときの回路基板Cの端縁の一部が仮想的にCとして示されるが、それから理解されるように係合部31は回路基板の側縁に形成される切欠(又は凹部)C1に係合するものである。図示しないが、ラッチ付コネクタ10は従来のコネクタに類似し、ハウジング11に収容されるコンタクト12は受容される回路基板に回転モーメントを加えるように置かれ、ラッチ部材20によって頂側から制止されることでコンタクト12と回路基板とが弾性的に接触し電気的に相互接続されるよう構成される。制止部32は回路基板の回動を制止するために、水平方向に延びる制止板(又は基板制止部)34を含む。制止部32の制止板34は、切欠C1の前側位置で基板面に係合する。図2から理解されるように、制止板34は直立壁35から水平方向に延出して形成される。制止部32は更に制止板34の端から頂側に斜めに延びるよう構成される傾斜板(又は傾斜部)36を有する。傾斜板36の存在により回路基板を十分スムーズに落とし込んで案内し、回路基板をハウジング11に対する所望の位置に移動させることが可能になる。制止板34と傾斜板36は連続するので、回路基板が受容されるとき、回路基板が傾斜板36に作用して弾性アーム33を外側に変位させ、更に受容が進み、回路基板が所望の位置に達すると、傾斜板36と回路基板との係合が解除されて回路基板の頂側に制止板34が自動的に回り込んでこれと係合し、これにより回路基板が抜け止め保持される。図2(b)に示すように、傾斜板36の内側端縁36aはラッチ部材20の長さ方向に傾斜して延び、これにより回路基板の受容をよりスムーズにしている点に注目すべきである。傾斜板36は回路基板を取り去る際の操作部を兼ねる。即ち回路基板を取り外す作業者は傾斜板36に指をかけて外側に押すよう操作する。これにより制止板34と回路基板との係合が解除され、回路基板が回転モーメントによって起き上がるので、作業者は回路基板を容易に除去することができる。
【0016】
また図2によれば、係合部31の頂側には外方向に向けて折り曲げられた平坦な頂側壁(又は頂側干渉部)37が形成される。頂側壁37は回路基板の受容位置が適正でないときにその受容を阻止するためのものである。即ち回路基板の位置が適正でないときには回路基板の一部がこの頂側壁37に当接し、その受容を阻止することができる。頂側壁37は傾斜板36の頂端位置又はそれより高い位置に置かれるので、適正位置にない回路基板が頂側壁37に当接するときには、回路基板は傾斜板36とは当接せず、弾性アーム33は変位されない状態にある点に注目すべきである。
【0017】
本好適実施形態によるラッチ付コネクタ10の効果は上述の部材の協働作用によって理解される。第1にこのラッチ付コネクタ10によれば、ラッチ部材20が係合部31の端側に位置する制止部32が回路基板のスムーズな受容を可能にしつつ、係合部31の頂側壁37が回路基板の適正位置にないときの受容を阻止するので、回路基板を受容させる作業をスムーズに且つ確実に行うことができ、また受容後には制止部32の制止壁34により回路基板は確実に保持される。更に傾斜板36を回路基板取り外し作業の際の操作部として兼ねること、及び半田接続部24と基板位置決め部26とを長さ方向に重ねて配置することにより、ラッチ付コネクタ10の実装面積は最小とされる。
【0018】
図3は、本発明の第2の実施形態となるラッチ付コネクタ用のラッチ部材を示す図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、及び(c)は(a)中の矢視D方向から見た図である。
【0019】
以下の実施形態の説明では、ハウジングは第1の実施形態のものと相違せず、一対のラッチ部材は鏡像対称の構成とされるので、いずれか一方のラッチ部材についてのみ説明される。
【0020】
図3に示す第2の好適実施形態によるラッチ部材120と、第1の好適実施形態によるラッチ部材20との相違点は、回路基板が不適正位置にあるときの受容を阻止するための頂側壁137が傾斜板136の頂端部136aから延長されて形成される点である。これによれば、頂側壁137の面積が広くなるため、回路基板のより厳密な位置合わせが可能になる。頂側壁137は係合部131の頂側端131a、及び内壁121の頂端近傍から延出するアンチオーバストレス構造を実現するための舌片部127の頂側面127aに近接するので、頂側壁137に上方から力が加わったときにはその底側面は頂側端131a又は頂側端127aに略当接して支持され得る。なお図中には他の各部材で第1の好適実施形態と同様の作用をするものは参照番号の最初に1を加えて示す。
【0021】
図4は、本発明の第3の好適実施形態となるラッチ付コネクタ用のラッチ部材を示す図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は(a)中の矢視E方向から見た図である。
【0022】
このラッチ部材220は、第1の好適実施形態によるラッチ部材20とは制止部232の形状の上で相違する。制止部232は、ラッチ部材20の如く略等幅の傾斜板36及び制止板34を有するものでなく、その傾斜板236は制止板234の一部からのみ延長されて構成される。これにより受容された回路基板を受容する作業者は、傾斜板236又は制止板234の外端縁に画定された操作部261の何れかを操作して回路基板を取り外すことができる。なお図中には他の各部材で第1の好適実施形態と同様の作用をするものは参照番号の最初に2を加えて示す。
【0023】
図5は、本発明の第4の好適実施形態となるラッチ付コネクタ用のラッチ部材を示す図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は(a)中の線C−Cに沿う断面図、及び(d)は(a)中の矢視F方向から見た図である。
【0024】
このラッチ部材320も、第1の好適実施形態によるラッチ部材20と制止部332の形状の上で相違する。制止部332は、打ち出しにより形成された凸部371を含む。図5(c)から理解されるように凸部371は、傾斜板336bと連続して位置し、それと協働して、前述の複数の実施形態における傾斜板と同様に基板の案内作用をする傾斜部336aを構成する。また凸部371の底側には金属板の端縁から成り、受容される回路基板を抜け止めする制止端334が画定される。受容された回路基板を取り外す際には、作業者は主に傾斜板336bを操作する。このラッチ部材320は比較的簡単な加工で製造可能であるという利点を有する。なお図中には他の各部材で第1の好適実施形態と同様の作用をするものは参照番号の最初に3を加えて示す。
【0025】
図6は、本発明の第5の好適実施形態となるラッチ付コネクタ用のラッチ部材を示す図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、及び(c)は(a)中の矢視G方向から見た図である。
【0026】
このラッチ部材420は、第1乃至第4の実施形態によるラッチ部材20、120、220、320と比較して形状の上で3つの重要な相違点を有し、これらはこの実施形態によるラッチ部材420の重要な特徴となる。
【0027】
第1の相違点は、半田接続部424及びその近傍の形状にある。ラッチ部材420の半田接続部424はその内側の端縁から頂側に直立する直立壁481を含む。直立壁481の端縁481aは受容される回路基板を底側から制止して回路基板の位置決めを行う位置決め構造として使用される。従って、前述の実施形態に示す如く、内壁21、121、221、321から打ち出して折り曲げて形成される基板位置決め部26、126、226、326を含むものではない。
【0028】
第2の相違点は、係合部431近傍の構成である。係合部431はその頂側に平坦な頂側壁を含むものではなく、頂側に突出する突片491を有し、その頂端491aは後述する制止部432の頂端の高さ位置又はそれを若干超える高さ位置とされる。頂端491aは略水平方向に延びる端縁を構成する。これにより、受容される回路基板が受容準備段階で適正な位置に位置合わせされない場合には、頂端491aが回路基板に当接してその受容を阻止する。図示されるように突片491の背面には内壁421の頂端近傍から延長して形成される舌片部427が形成される。舌片部427は突片491と協働して弾性アーム433のアンチオーバストレス構造を構成する。
【0029】
第3の相違点は、制止部432近傍の構成である。制止部432は金属板を前端465で折り返して構成された、金属板の2層構造を有する。その内壁(又は内側板)466の頂端から内方に向けて制止板434が設けられる。またその外壁(又は外側板)467の頂端から延長されて内側に向けて傾斜して延びる回路基板案内用の傾斜板435が形成される。傾斜板435は制止板434に略重なり先端が制止板に略当接するように位置する。これにより制止部432の各部分の機械的強度が高くなる。
【0030】
なお図6中には他の各部材で第1の好適実施形態と同様の作用をするものは参照番号の最初に4を加えて示す。これらの部材の説明は前述したので省略する。
【0031】
図7は、本発明の第6の好適実施形態となるラッチ付コネクタ用のラッチ部材を示す図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、及び(c)は(a)中の矢視H方向から見た図である。
【0032】
この好適実施形態は第5の実施形態によるラッチ付コネクタのラッチ部材の形状に類似する。この第6の実施形態によるラッチ部材520の制止部532はやはり前端565で折り返されて成る金属板の2層構造を含み、その内壁566の頂端から内方に向けて制止板534が設けられ、またその外壁567の頂端から延長されて内側に向けて傾斜して延びる傾斜板535が形成される。第5の実施形態によるラッチ部材420との相違点は傾斜板535が制止板534の前面に重なるものでなく、後側部分にのみ重なるよう置かれ、前側には若干外方に曲げられて指が引っ掛けられるよう構成される操作部586が形成される点である。これによれば、制止部532の機械的強度を十分維持しつつ、回路基板を取り外す際の指によるラッチ部材520の操作を容易にすることができる。なお図中には他の各部材で第1及び第5の好適実施形態と同様の作用をするものは参照番号の最初に5を加えるか又は5に変更して示す。
【0033】
図8は、本発明の第7の好適実施形態となるラッチ付コネクタ用のラッチ部材を示す図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、及び(c)は(a)中の矢視I方向から見た図である。
【0034】
この実施形態によるラッチ部材620も第5の実施形態に類似する。相違点はやはり制止部632の形状にある。制止部632は前端656で折り返されて成る金属板の2層構造を有し、その内壁666の頂端から内方に向けて制止板634が設けられ、またその外壁667の頂端から延長されて内側に向けて傾斜して延びる傾斜板635が形成されるが、傾斜板635は制止板634の前側部分にのみ重なるよう配置される。更に傾斜板635の前側端隅部には突出部分635aが形成される。これにより制止部632の機械的強度は更に高められる。また操作部686の部分も金属板による2層構造を有するので、変形してしまう虞がなく、作業者が操作し易いという利点を有する。なお図中には他の各部材で第1及び第5の好適実施形態と同様の作用をするものは参照番号の最初に6を加えるか又は6に変更して示す。
【0035】
図9は、本発明の第8の好適実施形態となるラッチ付コネクタ用のラッチ部材を示す図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、及び(c)は(a)中の矢視J方向から見た図である。
【0036】
この実施形態に示すラッチ部材720は、第6の実施形態に類似する。ラッチ部材520との相違点はやはり制止部732の形状にあり、金属板の2層構造が前端での折り返しでなく、底端757での折り返しによって構成される点である。各部材の作用は第1及び第6の実施形態と同様であるので、図中にはそれらの部材を参照番号の最初を7に変更して示す。
【0037】
以上の如く本発明の好適実施形態となるラッチ付コネクタについて説明したがこれらはあくまでも例示的ものであり、本発明を制限するものではなく、当業者によって様々な変形変更が可能である。変形の一例が図10に制止部の断面図として示される。図示されるように、制止部の回路基板側縁に内側に向けて突出する突出部880を設けて、金属板の加工を容易にしつつ回路基板の保持に対する信頼性を高めることも可能である。
【0040】
【発明の効果】
発明のラッチ付コネクタによれば、回路基板を受容する際に回路基板の受容位置を決定する基板位置決め部が、ラッチ部材の基板固定部から頂側に向けて直立して構成されることを特徴とするので、回路基板を保持するためのラッチ部材の長さ寸法を最小にすることができ、ラッチ付コネクタの実装寸法を最小にできる。
【0041】
更に、本発明のラッチ付コネクタによれば、回路基板を受容する際に回路基板の受容位置を決定する基板位置決め部が、基板固定部を延出させる金属板から基板固定部に重なる位置に基板固定部と同方向に延出して構成されることを特徴とするので、回路基板を保持するためのラッチ部材の長さ寸法を最小にすることができ、ラッチ付コネクタの実装寸法を最小にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の好適実施形態となるラッチ付コネクタを示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、及び(c)は右側面図。
【図2】図1のラッチ付コネクタに使用される一方のラッチ部材を示す図で、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は背面図、(d)は(a)中の矢視A方向から見た図、及び(e)は(a)中の線B−Bに沿う断面図。
【図3】本発明の第2の実施形態となるラッチ付コネクタ用のラッチ部材を示す図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は背面図、及び(d)は(a)中の矢視D方向から見た図。
【図4】本発明の第3の好適実施形態となるラッチ付コネクタ用のラッチ部材を示す図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は(a)中の矢視E方向から見た図。
【図5】本発明の第4の好適実施形態となるラッチ付コネクタ用のラッチ部材を示す図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は(a)中の線C−Cに沿う断面図、及び(d)は(a)中の矢視F方向から見た図。
【図6】本発明の第5の好適実施形態となるラッチ付コネクタ用のラッチ部材を示す図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、及び(c)は(a)中の矢視G方向から見た図。
【図7】本発明の第6の好適実施形態となるラッチ付コネクタ用のラッチ部材を示す図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、及び(c)は(a)中の矢視H方向から見た図。
【図8】本発明の第7の好適実施形態となるラッチ付コネクタ用のラッチ部材を示す図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、及び(c)は(a)中の矢視I方向から見た図。
【図9】本発明の第8の好適実施形態となるラッチ付コネクタ用のラッチ部材を示す図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、及び(c)は(a)中の矢視J方向から見た図。
【図10】ラッチ部材の変形の一例を示す、制止部の断面図。
【符号の説明】
10 ラッチ付コネクタ
11 ハウジング
20、120、220、320、420、520、620、720 ラッチ部材
24、124、224、324、424、524、624、724 基板固定部
26、126、226、326、481、581、681、781 基板位置決め部
31、131、231、331、431、531、631、731 位置決め係合部
32、132、232、332、432、532、632、732 制止部
34、134、234、334、434、534、634、734 基板制止部
37、137、237、337、491、591、691、791 頂部
C 回路基板
C1 切欠

Claims (2)

  1. 回路基板を受容する細長のハウジング、及び該ハウジングの両端近傍位置に固定され、受容された前記回路基板を抜け止めする金属製のラッチ部材を有し、他の回路基板上に実装され受容された前記回路基板を前記他の回路基板に略平行に配置するよう構成され、前記ラッチ部材は前記他の回路基板に固定される基板固定部を具えるラッチ付コネクタにおいて、
    前記回路基板を受容する際に前記回路基板の受容位置を決定する基板位置決め部が、前記ラッチ部材の前記基板固定部から頂側に向けて直立して構成されることを特徴とするラッチ付コネクタ。
  2. 回路基板を受容する細長のハウジング、及び該ハウジングの両端近傍位置に固定され、受容された前記回路基板を抜け止めする金属製のラッチ部材を有し、他の回路基板上に実装され、受容された前記回路基板を前記他の回路基板に略平行に配置するよう構成され、前記ラッチ部材は前記他の回路基板に固定される基板固定部を具えるラッチ付コネクタにおいて、
    前記回路基板を受容する際に前記回路基板の受容位置を決定する基板位置決め部が、前記基板固定部を延出させる金属板から前記基板固定部に重なる位置に該基板固定部と同方向に延出して構成されることを特徴とするラッチ付コネクタ。
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