JP2004127611A - 電気コネクタ - Google Patents

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久保 司
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Abstract

【課題】いわゆるコンプレッションタイプの電気コネクタにおいて、接続時に異常な電圧や信号が伝達されることがなく、しかも製造コストが安いこと。
【解決手段】絶縁性のハウジング5に第1及び第2の端子6,7を組み付ける。第2及び第2の端子6,7は板金製で共通の仕様からなる。第1及び第2の端子6,7がそれぞれハウジング5の対応する第1の端子保持孔及び第2の端子保持孔16に組み付けられたときに、第2の端子7の接点部25の高さが第1の端子6の接点部25の高さよりも所定量(例えば0.3mm)高くなる。端子6の自由端27に設けた例えば突起からなる当接部が、端子保持孔16の側壁21の例えば凹部22の上縁部からなるストッパ38に当接することで、接点部25の高さが規制される。
【選択図】 図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コネクタの結合方向に沿って接点を付勢して接触圧力を得る、いわゆるコンプレッション型の電気コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のコネクタとして、相対向する回路基板間を連結する、基板間接続用コネクタがある。このコネクタは一方の回路基板上に固定され、他方の回路基板上のコネクタに接続されたり、他方の回路基板上の印刷回路に直接接続されたりする。
また、同様のコネクタは、携帯用の電気又は電子装置、例えば薄型ノートパソコン等に用いられる再充電可能なバッテリーに設けられるコネクタにも適用されている(例えば、特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−270103号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この種のコネクタの端子が相手方となるコネクタの端子や、相手方となる回路基板の印刷回路に接続されるときに、異常な電圧や異常な信号が伝達されないようにする必要がある。
そこで、例えば、この種のコネクタの端子をグラウンド用端子として用い、コネクタを接続させる際に、グラウンド用端子を残りの信号伝達用等の端子に先駆けていち早く接続することで、当該コネクタが取り付けられる回路基板と、相手方となるコネクタや回路基板とをアースさせることが考えられる。
【0005】
そのために、グラウンド用端子の接点の高さを残りの端子の接点の高さより高くしておく必要がある。この場合、グラウンド用端子として専用の端子を用いることになり、製造コストが高くなる。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、接続時に異常な電圧や信号が伝達されることががなく、しかも製造コストが安い電気コネクタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、共通の仕様からなる板金製の複数の端子と、各端子をそれぞれ保持するために横並びに配列された複数の端子保持孔を有する絶縁性のハウジングとを備え、各端子保持孔は、対応する端子をそれぞれ挿入するために前方へ開放すると共に上方への開放部を有し、各端子は、端子保持孔に係止される被係止部と、この被係止部に連なる湾曲状のばね部と、このばね部に連なりばね部により弾性付勢されて対応する端子保持孔の開放部から上方へ突出する接点部と、この接点部に連なる自由端に設けられる当接部とを含み、各端子保持孔に、対応する端子の自由端の当接部と当接することにより、ばね部の付勢力に抗して対応する端子の高さを規制するためのストッパが設けられ、一部のストッパの位置を残りのストッパの位置よりも高くすることにより、一部のストッパに対応する端子の接点部の位置を相対的に高くしてあることを特徴とするものである。
【0007】
本発明では、接点部の高さの高い端子をグラウンド用端子として用いて、接続時に異常な電圧等が伝達されないようにすることができる。また、接点部の高さの異なる端子を実現するのに、板金製の共通の仕様の端子を用いるので、製造コストが安い。電気コネクタの組立時において、ばね部を若干撓ませた状態の端子を端子保持孔に前方から挿入し、ばね部を解放すれば、該ばね部に付勢力により端子の自由端の当接部がストッパに当接し、各端子の接点部の高さが自動的に規制されるので、組立も容易である。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1において、上記ばね部は、端子保持孔の奥部に配置されて前方に開く前向きU字状部を含み、上記被係止部は、前向きU字状部の下片に連なり端子保持孔に圧入されるベース部を含み、上記接点部は、前向きU字状部の上片に連なる山形状の接点形成部の頂部に設けられ、接触圧力を受けているときの端子の接点部の位置は、接触圧力を受けていないときの接点部の位置より斜め前方にあることを特徴とするものである。本発明では、端子の接点部に対して相手方の接点部が上下方向に接離するときに、接点部同士が前後に擦られるので、接点部の表面の酸化被膜を除去でき(いわゆるワイピング)、長期に良好な接続を確保することができる。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2において、接点形成部は頂部を挟んで第1及び第2の部分を有し、第1の部分が前向きU字状部の上片に連なり、上記自由端は第2の部分の下端から後方へ延びる延設端部を含むことを特徴とするものである。本発明では、端子の自由端を後方へ向けて折り返すような態様となり、端子全体としてコンパクトな形状を達成することができる。
請求項4記載の発明は、請求項1,2又は3において、上記端子保持孔の側壁に凹部が形成され、上記当接部は端子の自由端から側方に突出して凹部内に収容される突起からなり、上記ストッパは上記凹部の上縁部に設けられ、上記凹部は、突起を端子保持孔の前方から挿入できるように端子挿入孔の前方に開放していることを特徴とするものである。本発明では、端子を端子保持孔に前方から挿入するときに、端子の自由端から側方へ突出する当接部としての突起を容易に凹部内に収容し、該突起を凹部の上縁部のストッパに当接させて、接点部の高さ規制をすることができる。
【0010】
請求項5記載の発明は、請求項4において、上記凹部の縁部は上記当接部を介して接点部の可動範囲を規制するための規制部を含むことを特徴とする電気コネクタ。本発明では、接点部の高さを規制するための当接部を介して、接点部の可動範囲を規制でき、端子の特にばね部のへたりや破損を防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の好ましい実施の形態について説明する。図1,図2,図3及び図4は本発明の一実施の形態の電気コネクタの平面図、正面図、底面図及び背面図をそれぞれ示している。
まず、電気コネクタが相手方の例えば回路基板に接続された状態を示す図10を参照して、本電気コネクタ1は、回路基板2上に取り付けられて、例えば相手方の回路基板3の印刷回路4に接続するための、いわゆる、ボード・トゥ・ボード(BtoB)接続用のコネクタである。本実施の形態では、相手方の回路基板3の印刷回路4に直接接続する場合に則して説明するが、本発明は、これに限らず、例えば相手方の回路基板4に取り付けられたコネクタに接続する場合にも適用することができる。
【0012】
図1及び図2を参照して、電気コネクタ1は、絶縁性のハウジング5と、このハウジング5により保持される第1及び第2の端子6,7を備えている。第1の端子6は例えば信号伝達用又は電源接続用の端子であり、複数設けられる。また、第2の端子7はグラウンド用の端子であり、1乃至複数が設けられる。
本実施の形態の主に特徴とするところは、第1及び第2の端子6,7が板金製で共通の仕様からなり、これらの端子6,7がハウジング5に組み付けられたときに、第2の端子7の接点部25の高さのみが所定量H(例えば0.3mm)高くなるようにしている点にある。これにより、相手方の回路基板4に接続するときに第2の端子7を最も早いタイミングで相手方に接続させ、信号伝達用等の第1の端子6の接続前にアースをとるようにしている。
【0013】
図3及び図4を参照して、ハウジング5は、ハウジング5の後部5aに固定されてハウジング5の底部5bから突出して回路基板2上に半田付けされる1又は複数の金属板製の補強タブ8を介して回路基板2上に強固に固定される。29は各端子6,7のリード部であり、各リード部29も回路基板2上に半田付けされる。
図2のV−V線に沿う断面図である図5を参照して、補強タブ8は、矩形状をなす主体部9と、主体部9の前部から前方Xへ突出する第1の被圧入部10と、主体部9の後上部から鉤形状をなして前方Xへ延びる第2の被圧入部11とを有し、第2の被圧入部11に係止突起12を設けている。
【0014】
一方、ハウジング5の後部5aには、前後に延びる上下一対の係止孔13,14がハウジング5の後方Yに向けて開放するように設けられている。各係止孔13,14には、補強タブ8の対応する第1及び第2の被圧入部10,11が圧入されて係止される。また、補強タブ10の主体部9の下縁9aが、回路基板2上に半田付けにより固定されている。
図2のVI−VI線、VII−VII線にそれぞれ沿う断面図である図6、図7を参照して、第1及び第2の端子6,7は、ハウジング5に設けられた対応する第1及び第2の端子保持孔15,16に保持されている。これらの端子保持孔15,16は図1及び図2に示すようにハウジング5に横並びに配列されている。
【0015】
図5及び図6を参照して、各端子保持孔15,16は、それぞれ対応する端子6,7を挿入するために前方Xへの開放部17を有し、また、後述するように端子6,7の接点部の接触を得るために上方Zへの開放部18を有している。各端子保持孔15,16の下部はハウジング5の底壁19により区画され、各端子保持孔15,16の奥側上部は天壁20により区画されている。
各端子保持孔15,16の前半部の一対の側壁21にはそれぞれ略矩形をなす凹部22が形成されており、凹部22は前方Xに開放している。なお、図6及び図7では一方の側壁21の凹部22のみを示してある。
【0016】
各端子6,7は、端子保持孔15,16に固定されるベース部23と、このベース部23の後部に連なる湾曲状のばね部24と、このばね部24に連なり接点部25を形成する接点形成部26と、この接点形成部26に連なる自由端27とを備える。
上記ベース部23は端子保持孔15,16の底壁19に沿って延びる。ベース部23にはその一対の側縁から側方へ突出して対応する端子保持孔15,16の対応する側壁21に圧入係止される被係止突起(図示せず)が設けられている。また、ベース部23の前端からは、鉤型状をなすリード部29が延設され、リード部29の脚部30は回路基板2上の印刷回路4の所定部に半田付けにより接続され固定されている。
【0017】
上記ばね部24は対応する端子挿入孔15,16の奥部に配置されて前方に開く前向きU字状部からなり、ベース部23の後部に連なる下片31と、接点形成部26に連なる上片32とを有する。上片32はハウジング5の天壁20に近接配置される。
上記接点形成部26は、接点部25が設けられる頂部33にて交差状に交わる第1及び第2の部分34,35を有しており、第1の部分34がばね部24の上片32に連なると共に、第2の部分35に上記自由端27が連なる。
【0018】
前向きU字状部からなるばね部24の弾性変形により上片32の前方に連なる接点形成部26全体が略上下(実際には斜め上下)に変位されるようになっており、接点部25はばね部24により弾性付勢されて対応する端子保持孔15,16から開放部18を通して上方Zへ突出している。
ばね部24が前向きU字状部からなり、図8を参照して、接点部25が接触圧力を受けてばね部24が弾性的に撓むときに、一点鎖線で示すように、ばね部24の上片32が前下がり状に変位する関係上、接触圧力を受けているときの各端子6,7の接点部25の位置は、接触圧力を受けていないときの接点部25の位置より斜め前下方(矢符Wで示す)になるようになっている。したがって、接点部25が相手方の接点部に対して接触、離反するときに、接点部同士が前後に擦られることになる。その結果、接点部25の表面の酸化被膜を除去でき(いわゆるワイピング)、長期に良好な接続を確保することができる。図8では、第1の端子6のみを示したが、第2の端子7の接点部25に関しても同様である。
【0019】
上記自由端27は、接点形成部25の第2の部分35の下端から略後方Yへ延びる延設端部からなる。このように、端子6,7の自由端を後方へ向けて折り返すような態様となるので、端子6,7全体としてコンパクトな形状を達成することができる。
また、図9A及び図9Bを参照して、各端子6,7の延設端部からなる自由端27には、その一対の側縁27aから側方へ突出する当接部としての突起36が設けられている。
【0020】
一方、各端子保持孔15,16の各側壁21には、対応する端子6,7の自由端27の当接部としての突起36と当接することにより、ばね部24の付勢力に抗して対応する端子6,7の接点部25の高さを規制するためのストッパ37,38が設けられている。
グラウンド用端子としての第2の端子7に対応する第2の端子保持孔16に形成されるストッパ38は、信号伝達用等の第1の端子6に対応する第1の端子保持孔15に形成されるストッパ37よりも高位に配置されており、これにより、他方の回路基板3への接続前の状態において、第2の端子7の接点部25の位置が第1の端子6の接点部25の位置よりも所定量(例えば0.3mm)高くなるようにしてある。
【0021】
図6及び図7を参照して、上記のストッパ37,38は、対応する端子保持孔15,16の側壁21に形成される略矩形をなす凹部22の上縁部40の少なくとも一部により構成される。
また、各端子6,7を対応する端子保持孔15,16に開放部17を通して後方Yへ向けて挿入して組み立てるときに、上記当接部としての側方へ突出する突起36が凹部22内へスムーズに挿入されるように、凹部22を前方Xに向けて開放してある。
【0022】
凹部22の下縁部41は端子6,7の突起36の下方への変位を規制可能であり、凹部22の後縁部42は端子6,7の突起36の後方Yへの変位を規制可能である。すなわち、凹部22の各縁部40,41,42が、端子6,7の当接部としての突起36の可動範囲を規制することを通じて、接点部25の可動範囲を規制するための規制部として機能する。
本実施の形態によれば、組み付け時に接点部25の高さが相対的に高くなる第2の端子7をグラウンド用端子として用いて、本電気コネクタ1を相手方の回路基板3に接続するときに異常な信号や電圧等が伝達されないようにすることができる。
【0023】
しかも、接点部25の高さの異なる端子6,7間で部品の共通化が図られるので、製造コストが安くすることができる。
第1及び第2の端子6,7の接点部25の高さの相違は上述した如く僅か(例えば0.3mm)で良いので、接続時の各端子6,7の接点部25の撓み量に大差はなく、両端子6,7とも十分な接触圧力を確保することができる。
また、電気コネクタ1の組立時において、ばね部24を若干撓ませた状態の各端子6,7を対応する端子保持孔15,16に前方から挿入し、ばね部24を解放すれば、該ばね部24に付勢力により各端子6,7の自由端27の当接部としての突起36がストッパ37,38に当接し、各端子6,7の接点部25の高さが自動的に規制されるので、組立も容易である。
【0024】
また、当接部としての突起36を収容するために端子保持孔15,16の側壁21に形成される凹部22が前方Xへ開放しているので、各端子6,7を対応する端子保持孔15,16に後方Yへ向けて挿入するときに、容易に挿入することができる。
そして、凹部22内へ突起36を収容した後は、この突起36の可動範囲を凹部22内に規制することを通じて、接点部25の可動範囲を規制でき、端子6,7の特にばね部24のへたりや破損を防止することができる。
【0025】
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の特許請求の範囲内で種々の変更を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の電気コネタクの平面図である。
【図2】電気コネクタの正面図である。
【図3】電気コネクタの底面図である。
【図4】電気コネクタの背面図である。
【図5】図2のV−V線に沿う断面図である。
【図6】図2のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】図2のVII −VII 線に沿う断面図である。
【図8】図6に相当する断面図であり、一点鎖線により接点部の変位を示している。
【図9】図9A及び図9Bはそれぞれ第1及び第2の端子の当接部としての突起がストッパに係合する状態を示す電気コネクタの要部の断面図である。
【図10】回路基板上に実装された電気コネクタの端子の接点部が相手方の回路基板に接続される状態を示す電気コネクタ及び回路基板の概略断面図である。
【符号の説明】
1  電気コネクタ
2  回路基板
3  相手方の回路基板
4  印刷回路
5  ハウジング
6  第1の端子
7  第2の端子
15 第1の端子保持孔
16 第2の端子保持孔
17 開放部(前方への開放部)
18 開放部(上方への開放部)
19 底壁
21 側壁
22 凹部
23 ベース部(被係止部)
24 ばね部
25 接点部
26 接点形成部
27 自由端(延設端部)
27a 側縁
29 リード部
31 下片
32 上片
33 頂部
34 第1の部分
35 第2の部分
36 突起(当接部)
37,38 ストッパ
40 上縁部
41 下縁部
42 後縁部

Claims (5)

  1. 共通の仕様からなる板金製の複数の端子と、各端子をそれぞれ保持するために横並びに配列された複数の端子保持孔を有する絶縁性のハウジングとを備え、
    各端子保持孔は、対応する端子をそれぞれ挿入するために前方へ開放すると共に上方への開放部を有し、
    各端子は、端子保持孔に係止される被係止部と、この被係止部に連なる湾曲状のばね部と、このばね部に連なりばね部により弾性付勢されて対応する端子保持孔の開放部から上方へ突出する接点部と、この接点部に連なる自由端に設けられる当接部とを含み、
    各端子保持孔に、対応する端子の自由端の当接部と当接することにより、ばね部の付勢力に抗して対応する端子の高さを規制するためのストッパが設けられ、
    一部のストッパの位置を残りのストッパの位置よりも高くすることにより、一部のストッパに対応する端子の接点部の位置を相対的に高くしてあることを特徴とする電気コネクタ。
  2. 請求項1において、上記ばね部は、端子保持孔の奥部に配置されて前方に開く前向きU字状部を含み、上記被係止部は、前向きU字状部の下片に連なり端子保持孔に圧入されるベース部を含み、上記接点部は、前向きU字状部の上片に連なる山形状の接点形成部の頂部に設けられ、接触圧力を受けているときの端子の接点部の位置は、接触圧力を受けていないときの接点部の位置より斜め前方にあることを特徴とする電気コネクタ。
  3. 請求項2において、接点形成部は頂部を挟んで第1及び第2の部分を有し、第1の部分が前向きU字状部の上片に連なり、上記自由端は第2の部分の下端から後方へ延びる延設端部を含むことを特徴とする電気コネクタ。
  4. 請求項1,2又は3において、上記端子保持孔の側壁に凹部が形成され、上記当接部は端子の自由端から側方に突出して凹部内に収容される突起からなり、上記ストッパは上記凹部の上縁部を含み、上記凹部は、突起を端子保持孔の前方から挿入できるように端子挿入孔の前方に開放していることを特徴とする電気コネクタ。
  5. 請求項4において、上記凹部の縁部は上記当接部を介して接点部の可動範囲を規制するための規制部を含むことを特徴とする電気コネクタ。
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