JP2000027635A - 触媒コンバータの製造方法 - Google Patents

触媒コンバータの製造方法

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JP2000027635A
JP2000027635A JP10195213A JP19521398A JP2000027635A JP 2000027635 A JP2000027635 A JP 2000027635A JP 10195213 A JP10195213 A JP 10195213A JP 19521398 A JP19521398 A JP 19521398A JP 2000027635 A JP2000027635 A JP 2000027635A
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JP
Japan
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catalyst
carrier
diffuser
catalytic converter
casing member
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Pending
Application number
JP10195213A
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English (en)
Inventor
Tamotsu Sugimoto
保 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N2450/00Methods or apparatus for fitting, inserting or repairing different elements
    • F01N2450/02Fitting monolithic blocks into the housing

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  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 触媒コンバータの部品点数を少なくしてコ
ストを低減するとともに、触媒の担持処理が容易なもの
とする。 【解決手段】 筒状のケーシング部材2Aに金属製担
体10Aを挿入したあと、触媒の担持処理を行い、その
あと端部をテーパ状にプレス成形して両端に開口部6、
7を有するディフューザ部4、5を形成する。ディフュ
ーザ部が収納部3と一体に形成されるから溶接作業が不
要となる。また、ディフューザ部を形成する前のケーシ
ング部材の開口が大きいときに触媒担持処理を行なうの
で担持処理が容易である。さらに、触媒担持処理のあと
ディフューザ部を形成するので、熱変形が発生せず、開
口部の再成形などを要しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両排気系等に装
着される触媒コンバータの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば車両排気系に排ガス浄化の
ため装着される触媒コンバータとして、実開平2−18
610号公報には、貴金属触媒を担持させた金属製の触
媒担体をケーシング内に収納したものが開示されてい
る。ここでは筒状のシェルに触媒担体を挿入したあと焼
成を行なって触媒の担持処理を行なう。それから、シェ
ルの端部に排気管との連結のため縮径するディフューザ
を溶接しあるいはフランジを溶接接合している。また、
上記とは順序を異ならせて、触媒担体を挿入したシェル
の両端にディフューザを溶接したあと、焼成して触媒の
担持処理を行なうものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の触媒コンバータでは、筒状のシェルに加えて、別途
プレス成形したディフューザを準備し、シェルの両端に
このディフューザをそれぞれ溶接接合しなければならな
い。そのため、部品点数が多くなってコストが増大する
うえ、接合の工数もかかるという問題がある。
【0004】また、シェルの両端にディフューザを溶接
したあと触媒の担持処理を行なって作製するものでは、
ディフューザの存在のため触媒の担持処理が容易でない
とともに、さらに、ディフューザの熱変形も発生するの
で、ディフューザ口部の再成形を行なわないと排気管や
フランジとの接合が困難である。
【0005】したがって、本発明は、上記従来の問題点
に鑑み、触媒の担持処理が容易であるとともに、排気管
やフランジとの接合も簡単で、しかも部品点数が少なく
低コストで実現される触媒コンバータの製造方法を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の触媒
コンバータの製造方法は、触媒を担持するための担体を
該担体より長尺の筒状のケーシング部材に挿入して取り
付け、つぎに前記担体に触媒を担持させて触媒担体とし
たあと、前記ケーシング部材の触媒担体が位置する収納
部より各端側をテーパ状にプレス成形し、両端に接続相
手と対応する開口部を有するディフューザ部を形成する
ものとした。
【0007】これにより、収納部と一体にディフューザ
部を形成するので、部品点数を少なくでき、溶接作業も
不要となる。また、ディフューザ部を形成する前に触媒
担持処理を行なうので、担持処理が容易である。さら
に、触媒担持処理のあとディフューザ部を形成するの
で、熱変形が発生せず、開口部の再成形などを要しな
い。
【0008】上記のプレス成形は、同時にディフューザ
部の肉余り部分をつぶし加工して平坦な重合部分を形成
するものとし、重合部分にはスポット溶接を施すことが
できる。これにより、排気ガスによる加熱を受けても拡
開することなく形状を維持する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について以下
実施例により説明する。図1は本発明に基づいて作製さ
れる触媒コンバータを示す端面図、図2は図1における
A−A部矢視図である。触媒コンバータ1は金属製のケ
ーシング2内に触媒担体10が収納されている。触媒担
体10は、例えば互いに重ねた平板と波板を多重に巻回
して断面を略長円形あるいは楕円形とした金属製担体1
0Aに貴金属触媒を担持させている。ケーシング2の触
媒担体10を収納する収納部3は断面が触媒担体10の
形状に合わせて略長円形あるいは楕円形をなし、その前
後軸方向の両端部はディフューザ部4、5を形成してい
る。
【0010】ディフューザ部4、5は収納部3と一体
で、角部が平坦にプレスされるとともにテーパ状に圧縮
変形されて、その端部に接合相手の排気管と整合する径
を有する開口部6、7が形成されている。両端の平坦に
プレスされた重合部分8には数点のスポット溶接Sが施
され、開口部6、7の両側に延びる合わせ端面は溶接盛
りW(図3参照)でシールされている。一方の端の開口
部7にはエンジン排気マニホールドへの取付用フランジ
9が溶接されている。取付用フランジ9が接合されてい
ない側の開口部6は、排気管Hに接合される。
【0011】図3は上記触媒コンバータ1の作製手順を
示す。まず(a)に示すように、平板と波板を多重に巻
回した金属製担体10Aをその外周にロウ材12を付し
て略長円形あるいは楕円形断面の筒状ケーシング部材2
Aの略中央位置に挿入する。この際、ケーシング部材2
Aの断面寸法は金属製担体10Aに若干の締め代を与え
るように設定されているのが好ましい。つぎに、ケーシ
ング部材2A内に金属製担体10Aを挿入したまま、焼
成炉に入れて熱処理し、波板と平板とを拡散接合させる
とともに、この金属製担体とケーシング部材とをロウ付
けする。続いて、金属製担体10Aへの貴金属触媒の担
持処理を行なって、(b)のように、触媒担体10とす
る。
【0012】次に、(c)のように、上下のプレス型2
1、22を用いてケーシング部材2Aを圧縮変形させ
る。すなわち、触媒担体10の端部に対応する位置から
テーパ状に徐々に縮径させ、ケーシング部材端縁におい
て小径の開口部6、7とする。併せて、開口部両側の肉
余り部分をつぶし加工する。これにより、触媒担体10
に整合する径から開口部6、7の径まで絞られるディフ
ューザ部4、5が触媒担体10の位置する収納部3と一
体に形成される。
【0013】このあと、プレス型21、22から取り出
して、(d)のように、つぶし加工により平坦にプレス
された重合部分8にスポット溶接Sを施すとともに、開
口部6、7の両側に延びる合わせ端面に溶接盛りWを行
なう。最後に、一方の開口部7に取付用フランジ9を溶
接接合して、先の図2に示すようなユニットとしての触
媒コンバータ1が完成する。
【0014】本実施例は以上のように構成され、触媒担
体10の収納部3を形成するケーシング部材2の両端部
をプレスで圧縮変形させることにより収納部3と一体に
ディフューザ部4、5を形成するものとしたので、部品
点数を少なくでき、収納部3とその両側のディフューザ
4、5との各溶接作業が不要となるからコストが低減す
る。また、プレスの圧縮変形でディフューザ部4、5を
形成する前に金属製担体10Aへの触媒担持処理を行な
うので、ケーシング部材2の開口が大きく、担持処理が
容易である。
【0015】さらに、拡散接合あるいは触媒担持処理の
ための焼成、加熱処理のあとディフューザ部4、5を形
成するので、ディフューザの開口部6、7に熱変形が発
生しない。したがって、取付用フランジ9の接合や排気
管Hとの接合が容易であり、開口部の再成形などを要し
ない。なお、ディフューザ部4、5の両側の平坦にプレ
スされた重合部分8にはスポット溶接Sが施されている
ので、使用中排気ガスによる加熱を受けても拡開するこ
となく形状を維持する。
【0016】なお、実施例では触媒担体10として金属
製担体10Aに貴金属触媒を担持したものを用いた例を
示したが、これに限定されず、セラミックス担体その他
も用いることができる。
【0017】
【発明の効果】以上のとおり、本発明は、触媒を担持す
るための担体を該担体より長尺の筒状のケーシング部材
に挿入して取り付け、つぎに担体に触媒を担持させて触
媒担体としたあと、ケーシング部材の触媒担体が位置す
る収納部より各端側をテーパ状にプレス成形し、両端に
接続相手と対応する開口部を有するディフューザ部を形
成するものとしたので、収納部と一体にディフューザ部
が形成され、部品点数が少なくなって、溶接作業も不要
となりコストが低減されるという効果を有する。また、
ディフューザ部を形成する前に触媒担持処理を行なうの
で、担持処理が容易であるとともに、ディフューザ部に
は熱変形が発生せず、開口部の再成形などを要しないで
排気管やフランジとの接合が簡単である。
【0018】さらに、上記のプレス成形により、同時に
ディフューザ部の肉余り部分をつぶし加工して平坦な重
合部分を形成し、重合部分にスポット溶接を施すことに
より、排気ガスによる加熱を受けても拡開することなく
形状を維持するというメリットが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の触媒コンバータを示す端面図である。
【図2】図1におけるA−A部矢視図である。
【図3】触媒コンバータの作製手順を示す図である。
【符号の説明】
1 触媒コンバータ 2 ケーシング 2A ケーシング部材 3 収納部 4、5 ディフューザ部 6、7 開口部 8 重合部分 9 取付用フランジ 10 触媒担体 10A 金属製担体 12 ロウ材 21、22 プレス型 H 排気管 S スポット溶接 W 溶接盛り

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 触媒を担持するための担体(10)を該
    担体より長尺の筒状のケーシング部材(2A)に挿入し
    て取り付け、つぎに前記担体に触媒を担持させて触媒担
    体としたあと、前記ケーシング部材の触媒担体が位置す
    る収納部(3)より各端側をテーパ状にプレス成形し、
    両端に接続相手と対応する開口部(6、7)を有するデ
    ィフューザ部(4、5)を形成することを特徴とする触
    媒コンバータの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記プレス成形は、同時にディフューザ
    部(4、5)の肉余り部分をつぶし加工して平坦な重合
    部分(8)を形成するもので、当該プレス成形のあと前
    記重合部分にスポット溶接(S)を施すことを特徴とす
    る請求項1記載の触媒コンバータの製造方法。
JP10195213A 1998-07-10 1998-07-10 触媒コンバータの製造方法 Pending JP2000027635A (ja)

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