JP2000027541A - 嵌め殺し窓の取付構造 - Google Patents

嵌め殺し窓の取付構造

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JP2000027541A
JP2000027541A JP10193082A JP19308298A JP2000027541A JP 2000027541 A JP2000027541 A JP 2000027541A JP 10193082 A JP10193082 A JP 10193082A JP 19308298 A JP19308298 A JP 19308298A JP 2000027541 A JP2000027541 A JP 2000027541A
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window
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shoji
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JP10193082A
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English (en)
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Tetsuya Sakuo
徹也 作尾
Shinzo Koizumi
真造 小泉
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造を簡略化して取付作業を容易に行うこと
ができる嵌め殺し窓の取付構造を提供すること。 【解決手段】 嵌め殺し窓10において、障子枠14を
構成する上框141および下框142を建物側のブラケ
ット3および溝8内に直接取り付けた。このため、従来
の窓枠の上枠や下枠を省くことが可能であり、従って、
上枠、下枠が不要な分だけ部材点数を少なくできるか
ら、構造を簡略化でき、嵌め殺し窓10の取付作業を容
易に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、嵌め殺し窓の取付
構造に係り、四周枠組みされた障子枠を有する嵌め殺し
窓の取付構造に関する。
【0002】
【背景技術】従来より、建物に嵌め殺し窓を設け、この
嵌め殺し窓のガラス開口部を通して玄関内の採光を行う
ことがある。一般に嵌め殺し窓は、四周枠組みされた窓
枠と、この窓枠内に配置された障子とで構成されること
が多く(実開昭60−80287号公報)、例えば玄関
ドアの袖側に設けられた嵌め殺し窓では、窓枠の上枠、
下枠、および一方の縦枠が建物側に取り付けられ、残り
の他方の縦枠をドア枠のドア縦枠で兼用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、そのような従
来の嵌め殺し窓では、窓枠の周囲を建物や玄関ドアに固
定するのに加え、この窓枠内にあっては、障子の四周を
も窓枠に固定する構造になっているため、部材点数が多
くなって構造が複雑となり、取付作業に手間がかかると
いう問題がある。
【0004】本発明の目的は、構造を簡略化して取付作
業を容易に行うことができる嵌め殺し窓の取付構造を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の嵌め殺し窓の取
付構造は、四周枠組みされた障子枠を有する嵌め殺し窓
の取付構造であって、障子枠を構成する上框および下框
のうちの少なくともいずれか一方の框を建物側に直接取
り付けることを特徴とするものである。
【0006】このような本発明によれば、障子枠を構成
する上框や下框を窓枠を介さずに建物側に直接取り付け
るので、従来の窓枠でいう上枠や下枠が不要になる。こ
のため、それら上枠や下枠が不要な分だけ部材点数が少
なくなるから、構造が簡略化され、嵌め殺し窓の取付作
業が容易に行われるようになる。
【0007】また、本発明の嵌め殺し窓の取付構造で
は、障子枠の上框を建物側に直接取り付け、この取付部
分の室外側を建物の軒天材よりも上方に呑み込ませるこ
とが好ましく、また、取付部分の室内側を建物の天井材
よりも上方に呑み込ませることが好ましい。
【0008】さらに、本発明の嵌め殺し窓の取付構造で
は、嵌め殺し窓を玄関に設けるとともに、玄関の土間お
よび玄関ポーチとの間に嵌め殺し窓の見込み方向に沿っ
た溝を設け、障子枠の下框をその溝に落とし込んだ状態
で建物側に直接取り付けてもよく、あるいは溝の代わり
に段差部を設け、下框をこの段差部に当接させた状態で
取り付けてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態を図面
に基づいて説明する。 〔第1実施形態〕図1は、本発明の第1実施形態に係る
取付構造が適用された嵌め殺し窓10を示す正面図、図
2は、その縦断面図である。
【0010】図1において、嵌め殺し窓10は、建物の
玄関1における玄関ドア20の袖側、すなわち玄関ドア
20と外壁2との間に配置されて室内側への採光が行わ
れるように設けられたものであり、建物の外壁2の端部
に沿って立設された縦枠11と、この縦枠11および玄
関ドア20のドア枠21間に配置された障子13とで構
成されている。
【0011】各縦枠11は、例えばアルミニウムの押出
成形によって形成された形材からなり、縦枠11が外壁
2にビス止めされている。
【0012】障子13は、図2にも示すように、それぞ
れアルミニウムの押出形材からなる上框141、下框1
42、左右の竪框143、および上下の框141,14
2間に配置された横框材144で枠組みされた障子枠1
4と、障子枠14内に配置された上下のガラス面材15
とで構成されている。なお、このようなガラス面材15
としては、図2の上方側に示すように単層であてもよ
く、下方側に示すように複層であってもよい。
【0013】そして、障子枠14は、上框141がコ字
形のブラケット3に嵌め込まれており、このブラケット
3が支持部材4を介して建物の躯体5に固定されてい
る。また、玄関1の土間6および玄関ポーチ7間のモル
タル部分であって嵌め殺し窓10の見付け方向に沿って
設けられた溝8内には、障子枠14の下框142が落と
し込まれている。そして、障子枠14の各竪框143
は、これらに対向する縦枠11およびドア枠21の一方
の縦枠22(図1)に内側からのビス(不図示)で止め
されている。この際、ブラケット3への上框141の取
付部分は、玄関1の室外側に設けられた軒天材31およ
び室内側に設けられた天井材32の上方に呑み込まれて
いる。
【0014】一方、各ガラス面材15は、障子枠14内
に横倹飩式に配置された後、上框141および横框材1
44にそれぞれ室内側から係合される押縁145(図2
において、上框141の押縁145のみを図示した)で
固定されている。
【0015】このような本実施形態においては、玄関1
に玄関ドア20を取り付けた後に、嵌め殺し窓10を取
り付ける。そして、嵌め殺し窓10の取付手順は、先
ず、縦枠11を外壁2にビス止めして固定し、この後、
縦枠11およびドア枠21のドア縦枠22間において、
障子枠14を縦倹飩式に上方のブラケット3および下方
の溝8内に建て込み、上框141、下框142をそれぞ
れ建物側に直に取り付けるとともに、各竪框143を縦
枠11、ドア縦枠22にビスで取り付ける。そして最後
に、障子枠14内に上下のガラス面材15を前述のよう
に配置し、押縁145で固定する。
【0016】このような本実施形態によれば、以下のよ
うな効果がある。 嵌め殺し窓10では、障子枠14を構成する上框1
41および下框142が建物側のブラケット3および溝
8内に直接取り付けられているため、従来の窓枠の上枠
や下枠を省くことができる。従って、障子枠14を取り
付けるにあたっては、縦枠11のみを用意すればよく、
従来の上枠、下枠が不要な分だけ部材点数を少なくでき
るから、構造を簡略化でき、嵌め殺し窓10の取付作業
を容易に行える。
【0017】 土間6および玄関ポーチ7間には、見
付け方向に沿って溝8が設けられているので、障子枠1
4の下方側では、下框142を溝8内に落とし込むだけ
で容易に取り付けることができ、作業性をさらに向上さ
せることができる。
【0018】 障子枠14の上方側において、ブラケ
ット3への上框141の取付部分は、軒天材31の上方
に呑み込まれているため、この取付部分が室外側に露出
するのを確実に防ぐことができ、嵌め殺し窓10の外観
を良好にできる。
【0019】 また、ブラケット3への上框141の
取付部分は、天井材32の上方に呑み込まれているた
め、この取付部分が室内側に露出するのも同様に防ぐこ
とができ、嵌め殺し窓10の内観も良好にできる。
【0020】 嵌め殺し窓10では、従来の上枠およ
び下枠を不要にして部材点数が減らされているから、コ
ストの低減を図ることができる。
【0021】〔第2実施形態〕図3には、本発明の第2
実施形態に係る取付構造が示されている。本実施形態で
は、土間6が玄関ポーチ7よりも高く設けられており、
これによって土間6および玄関ポーチ7間には段差部9
が設けられている。そして、嵌め殺し窓10の障子枠1
4は、下框142がその段差部9に室外側から当接され
た状態で取り付けられている。他の構成は前述の第1実
施形態と同じであり、ここではそれらの図示および説明
を省略する。
【0022】このような本実施形態では、下框142を
溝8(図2)内に落とし込む代わりに段差部9に当接す
ればよく、その他の手順を第1実施形態と同様に行って
嵌め殺し窓10を容易に取り付けることができる。すな
わち、溝8と段差部9とで構成上の違いはあるが、本実
施形態でも、第1実施形態で説明した〜の効果を同
様に得ることができる。
【0023】なお、本発明は、前記各実施形態に限定さ
れるものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成
等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれ
る。例えば障子枠14の上框141が嵌め込まれるブラ
ケット3は、前述のようなコ字形に限定されるものでは
なく、L字形など任意の形状を適用できる。
【0024】また、図4に示すように、支持部材4を用
いず、上框141をブラケット3を介してのみ躯体5に
ビス止め等して取り付けてもよい。さらに、例えば図3
で示したブラケット3と上框141とが一体になった断
面形状の押出形材で上框を製作し、このような上框を直
に躯体5に取り付けてもよい。
【0025】前述の障子13では、ガラス面材15が建
築現場で障子枠14内に配置された後、押縁145で固
定されていたが、例えばガラス面材15を工場等で障子
枠14の枠組みと同時に配置し、障子13を予め組み立
てておいてもよい。このような場合には、建築現場で障
子枠14を縦枠11、ドア縦枠22にビス止めできない
(ガラス面材15があることで障子枠14の内側からビ
ス止めできない)場合があるため、障子13全体を倹飩
式で建て込んだ後、それらの縦枠11、ドア縦枠22と
係合する押縁を用いて障子13を固定してもよい。
【0026】前記各実施形態では、従来の窓枠でいう上
枠および下枠の両方が省かれていたが、いずれか一方の
みが省かれた場合でも本発明に含まれる。
【0027】また、本発明は玄関用の嵌め殺し窓に限ら
ず、建物のあらゆる開口部に設けられる嵌め殺し窓に適
用できる。
【0028】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
構造を簡略化して取付作業を容易に行うことができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る取付構造が適用さ
れた嵌め殺し窓を示す正面図である。
【図2】前記第1実施形態の縦断面図であり、図1のII
−II線断面図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係る取付構造の要部を
示す縦断面図である。
【図4】本発明の変形例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 玄関 6 土間 7 玄関ポーチ 8 溝 9 段差部 10 嵌め殺し窓 14 障子枠 31 軒天材 32 天井材 141 上框 142 下框
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E011 DA01 DB04 DC00 DD00 EA02 ED03 EE00 EF02 JA01 KA05 KB02 KC02 KC03 KC07 KD14 KG00 2E016 HA06 JA00 JA11 JC01 KA06 LA01 LB09 LC01 MA06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四周枠組みされた障子枠を有する嵌め殺
    し窓を建物に取り付ける際の取付構造であって、前記障
    子枠を構成する上框および下框のうちの少なくともいず
    れか一方の框は、前記建物側に直接取り付けられている
    ことを特徴とする嵌め殺し窓の取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の嵌め殺し窓の取付構造
    において、前記障子枠の上框が前記建物側に直接取り付
    けられており、この取付部分の室外側が前記建物の軒天
    材よりも上方に呑み込まれていることを特徴とする嵌め
    殺し窓の取付構造。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の嵌め殺
    し窓の取付構造において、前記障子枠の上框が前記建物
    側に直接取り付けられており、この取付部分の室内側が
    前記建物の天井材よりも上方に呑み込まれていることを
    特徴とする嵌め殺し窓の取付構造。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の嵌め殺
    し窓の取付構造において、前記嵌め殺し窓は玄関に設け
    られているとともに、前記玄関の土間および玄関ポーチ
    との間には前記嵌め殺し窓の見込み方向に沿った溝が設
    けられ、前記障子枠の下框が当該溝に落とし込まれた状
    態で前記建物側に直接取り付けられていることを特徴と
    する嵌め殺し窓の取付構造。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれかに記載の嵌め殺
    し窓の取付構造において、前記嵌め殺し窓は玄関に設け
    られているとともに、前記玄関の土間および玄関ポーチ
    との間には前記嵌め殺し窓の見込み方向に沿った段差部
    が設けられ、前記障子枠の下框が当該段差部に当接され
    た状態で前記建物側に直接取り付けられていることを特
    徴とする嵌め殺し窓の取付構造。
JP10193082A 1998-07-08 1998-07-08 嵌め殺し窓の取付構造 Withdrawn JP2000027541A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019520504A (ja) * 2016-05-25 2019-07-18 フィローブ カンパニー,リミテッド モジュール化した窓戸の連結設置構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019520504A (ja) * 2016-05-25 2019-07-18 フィローブ カンパニー,リミテッド モジュール化した窓戸の連結設置構造
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