JP2000220347A - 建物開口部材 - Google Patents

建物開口部材

Info

Publication number
JP2000220347A
JP2000220347A JP11026500A JP2650099A JP2000220347A JP 2000220347 A JP2000220347 A JP 2000220347A JP 11026500 A JP11026500 A JP 11026500A JP 2650099 A JP2650099 A JP 2650099A JP 2000220347 A JP2000220347 A JP 2000220347A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
attaching
outdoor
building
indoor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11026500A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Asai
洋一 浅井
Koichi Matsumoto
耕一 松本
Hideo Morii
英雄 森井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tostem Corp
Original Assignee
Tostem Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tostem Corp filed Critical Tostem Corp
Priority to JP11026500A priority Critical patent/JP2000220347A/ja
Publication of JP2000220347A publication Critical patent/JP2000220347A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】1種類の枠構造の建物開口部材を異なる施工現
場に対応することが可能となり、製造、価格、管理の面
で有利となる建物開口部材を提供する。 【解決手段】上枠2、下枠、左右の縦枠1の躯体への取
付け面側に、それぞれ外方向に突出する取付け片4、5
を備える。取付け片4、5は根本部に切断溝10を有す
る。屋内外の間仕切り等に設置する場合は、取付け片
4、5を除去して設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、窓や戸として構成
されるサッシからなる建物開口部材に関する。
【0002】
【従来の技術】店舗や住宅等の出入口に設けられる建物
開口部材は、上下左右の枠の外周面に、躯体に取付ける
役目以外に雨水の浸入を防止する役目を有する取付け片
が設けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような枠を有す
る従来の建物開口部材は、店舗等の出入口や採光用とし
て屋内外を仕切るための専用に用いられ、店舗や家屋内
部の間仕切り等には取付け片が邪魔になって用いること
ができない。また、道路面と店舗内の床面が同一面であ
る場合にも取付け片が邪魔になって用いることができな
い。このため、従来は、出入口の構造に応じた構造の枠
を準備したり、出入口と室内間仕切り用等とでそれぞれ
取付け片有無の点で構造が異なる枠を準備する必要があ
った。このため、製造業者は2種類以上の枠の製造設備
を備え、管理しなければならず、価格の上昇を招き、ま
た、施工業者は、2種類以上の枠のいずれかを買い入れ
て施工しなければならず、やはり管理が煩雑になるとい
う問題点があった。
【0004】本発明は、上述した問題点に鑑み、1種類
の枠構造の建物開口部材を異なる施工現場に対応するこ
とが可能となり、製造設備の簡略化、価格低減、管理の
容易化の面で有利となる建物開口部材を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の建物開口部材
は、建物の開口部に取付ける上枠、下枠、左右の縦枠を
有し、上枠、下枠、左右の縦枠の躯体への取付け面側
に、それぞれ外方向に突出する取付け片を備え、各取付
け片は根本部に切断溝を有することを特徴とする。
【0006】このように、取付け片の根本部に切断溝を
設けておけば、施工箇所の躯体構造に応じて、取付け片
を切断溝の部分から必要に応じて切断して除去すること
により、取付け面がフラットになり、1種類の枠で、取
付け片を用いた取付け構造と、取付け片を用いない取付
け構造とが採用できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明を、上下左右の枠体の
躯体への取付け面がフラットになる例について説明す
る。
【0008】図1(A)は本発明による建物開口部材の
一実施の形態である嵌め殺し窓を示す斜視図、図1
(B)はその取付け片を除去した状態を示す斜視図であ
る。図1において、1はその左右の縦枠、2、3はそれ
ぞれその上枠、下枠である。これらの枠1〜3はアルミ
ニウム合金や合成樹脂製押出形材でなる。縦枠1、上枠
2、下枠3の躯体への取付け面すなわち外周面側に、そ
れぞれ外方向に突出する取付け片4、5、6をそれぞれ
備える。
【0009】図2は縦枠1および上枠2の断面構造を示
す断面図であり、本例のものは、取付け片4、5を室内
外方向の中心よりずれた位置に設けられる。また、縦枠
1と上枠2は、前記取付け片4、5を除いた部分の室内
外の断面形状が、室内外方向の中心線S、すなわちパネ
ル7(図4、図5参照)ののみ込み部8を挟んでほぼ対
称形をなす。これにより、縦枠1、2の上下反転あるい
は左右反転させると、取付け片4、5から室外側の面ま
での距離を変えても枠どうしを結合することができ、こ
れにより、取付け片4、5と外装材9(図5参照)の室
外側面とが異なる場合にも、縦枠1、上枠2の外装材9
からの出幅をほぼ等しく(小さく)することで外観の低
下を防ぐことができ、また、同じ縦枠1、上枠2を用い
ることを可能にして製造価格の低減、管理、施工の容易
化を図っている。
【0010】図2に示すように、取付け片4、5はその
根本部に切断溝10を有し、ペンチ等により取付け片
4、5を把持して室内外方向の曲げを繰り返すことによ
って取付け片4、5は切断溝10の部分から容易に切り
離すことができるように構成される。
【0011】図3(A)は下枠の断面構造を示す断面
図、図3(B)はその部分拡大断面図であり、図3
(B)に示すように、取付け片6の根本部に切断溝11
を有する。これにより、下枠3も縦枠1と上枠2と同様
に取付け片6は切断溝11の部分から切り離すことがで
きる。
【0012】なお、本例のような嵌め殺し窓ではなく、
引違い窓あるいは引違い戸においては、嵌め殺し窓にお
けるパネル交換のための押縁3aの部分も下縁7と一体
に構成することができるから、この場合には、下枠も室
内外方向の中心線を中心として断面形状を対称とするこ
とができ、これにより、上枠2や縦枠1と同様に、下枠
3も室内外の面を反転させることにより、現場の状況に
かかわらず、下枠3の外装材9からの出幅をほぼ小さく
することができ、同じ下枠3を用いることができる。
【0013】この建物開口部材は、縦枠1、上枠2、下
枠3の取付け片4、5、6の室内側の面を躯体の室外側
の面に当て、ねじ等によって固定して取付けるものであ
るが、屋内の間仕切り等に使用する場合には、図1
(B)に示すように、取付け片4〜6を切断溝10、1
1の部分で切断して除去する。これにより、図4に示す
ように、取付け面がフラットとなり、上枠2、下枠3に
挿通したねじ等の固定具13を、天井板15や床板16
に貫通して鉄骨や木材でなる躯体17、18に固定し、
また、縦枠1は、上下の躯体17、18間に固定する柱
(図示せず)に固定具(図示せず)を用いて固定するこ
とにより、この建物開口部材を固定することができる。
【0014】また、取付け片4〜6の全部ではなく、一
部だけを切断溝10、11の部分から除去することによ
り、現場の構造に応じて施工することができ、従来不可
能であった現場においても建物開口部材の取付けが可能
となる。図5の例は、下枠3の取付け片6は除去せずに
残し、該下枠3を固定具20によってアンカー材19を
介して躯体18に固定し、上枠2および縦枠1(図示せ
ず)は取付け片4、5を切断除去後、躯体17にねじ等
の固定具13により固定する構造としたものである。
【0015】道路と床面が同面となるような店舗等の建
物の入口の引き違い戸や嵌め殺し窓においては、下枠3
の取付け片6のみを除去し、他の取付け片4、5は残し
てそれぞれ躯体に取付け片を固定する構造にすることも
できる。
【0016】本実施の形態においては、縦枠1、上枠2
の断面形状を室内外方向の中心線を挟んで対称形にして
いるので、躯体と外装材の室外側面との間の距離が種々
に変わっても、縦枠1や上枠2の反転により、外装材の
室外側面から縦枠1や上枠2の室外側面までの出幅をほ
ぼ一定にすることができ、この点においても、部材の共
用化が図れ、前記効果が上げられるという利点がある。
また、下枠3の断面形状も室内外方向の中心線を挟んで
対称形にすれば、さらにこの効果が助長される。
【0017】以上本発明を実施の形態により説明した
が、本発明を実施する場合、縦枠1、上枠2、下枠3、
取付け片4〜6等の具体的形状等については、上記実施
の実施の形態以外に種々に変更できる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、縦枠、上枠、下枠に設
ける取付け片の根本部に切断溝を設け、躯体取付け面を
フラットにしたので、建物の屋内外の間仕切り等、室内
の間仕切り等、取付ける躯体を選ばず、建物開口部材を
兼用することができる。従って、従来のように縦枠や上
枠について、取付け片のあるものとないものの2種類を
準備する必要がなく、製造設備の簡略化、価格低減、管
理の容易化の面で有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明による建物開口部材の一実施の
形態である嵌め殺し窓を示す斜視図、(B)はその取付
け片を除去した状態を示す斜視図である。
【図2】本実施の形態の縦枠、上枠の断面図である。
【図3】(A)は本実施の形態の下枠の端面図、(B)
は該下枠の拡大断面図である。
【図4】本実施の形態の取付け構造の一例を示す縦断面
図である。
【図5】本実施の形態の取付け構造の他の例を示す縦断
面図である。
【符号の説明】
1:縦枠、2:上枠、3:下枠、4〜6:取付け片、
7:パネル、8:のみ込み部、9:外装材、10〜1
2:切断溝、13:固定具、15:天井板、16:床
板、17、18:躯体、19:アンカー材、20:固定
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森井 英雄 東京都江東区大島2丁目1番1号 トステ ム株式会社内 Fターム(参考) 2E011 KA01 KA05 KB02 KC02 KC03 KC04 KC09 KD14

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の開口部に取付ける上枠、下枠、左右
    の縦枠を有し、 上枠、下枠、左右の縦枠の躯体への取付け面側に、それ
    ぞれ外方向に突出する取付け片を備え、 各取付け片は根本部に切断溝を有することを特徴とする
    建物開口部材。
JP11026500A 1999-02-03 1999-02-03 建物開口部材 Pending JP2000220347A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11026500A JP2000220347A (ja) 1999-02-03 1999-02-03 建物開口部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11026500A JP2000220347A (ja) 1999-02-03 1999-02-03 建物開口部材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000220347A true JP2000220347A (ja) 2000-08-08

Family

ID=12195220

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11026500A Pending JP2000220347A (ja) 1999-02-03 1999-02-03 建物開口部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000220347A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007092345A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Ykk Ap株式会社
JP2021116534A (ja) * 2020-01-22 2021-08-10 Ykk Ap株式会社 開口部装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007092345A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Ykk Ap株式会社
JP4632251B2 (ja) * 2005-09-28 2011-02-16 Ykk Ap株式会社
JP2021116534A (ja) * 2020-01-22 2021-08-10 Ykk Ap株式会社 開口部装置
JP7272974B2 (ja) 2020-01-22 2023-05-12 Ykk Ap株式会社 開口部装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2218091A1 (en) Window assembly
JP2000220347A (ja) 建物開口部材
JP3121560B2 (ja) 外壁の化粧構造
JP3474164B2 (ja) 複合サッシの框構造
JPH0317376A (ja) 連窓サッシ
JPH07197742A (ja) ストアフロント
JP2722042B2 (ja) 建築用分割方立
JPH0747588Y2 (ja) 複合窓サツシの構造
JP2568280B2 (ja) 連窓における方立部構造
JP3323763B2 (ja) サッシ枠の取付装置
JPH0520859Y2 (ja)
JP2546620B2 (ja) 建物用窓
JPH041275Y2 (ja)
JP3137603B2 (ja) 連窓サッシ
JP2002201864A (ja) 外張断熱工法における窓枠の取付方法及び外額縁
JP2596799Y2 (ja) 複合窓サッシの構造
JPH0716871Y2 (ja) サッシ枠
JP3229582B2 (ja) 開口部装置
JPH0425515Y2 (ja)
JPS6120953Y2 (ja)
JP2523626Y2 (ja) 出 窓
JP3947660B2 (ja) 建物
JPS5911575Y2 (ja) ア−チ窓
JPS606148Y2 (ja) ドア
JPS6317811Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060123

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070719

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070727

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080108