JP2000022992A - ノイズ低減信号処理装置 - Google Patents

ノイズ低減信号処理装置

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JP2000022992A JP10187127A JP18712798A JP2000022992A JP 2000022992 A JP2000022992 A JP 2000022992A JP 10187127 A JP10187127 A JP 10187127A JP 18712798 A JP18712798 A JP 18712798A JP 2000022992 A JP2000022992 A JP 2000022992A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 精度良くノイズ低減を低減するノイズ低減装
置を提供する。 【解決手段】 メディアンフィルタ40と、入力信号A
とメディアンフィルタ出力信号Bを減算した差分データ
を演算し両信号の大小関係を判別する差分演算手段50
と、差分データの信号レベルに制限を設定する最小値検
出手段70と、最小値検出手段出力の差分データと大小
関係によって、入力映像信号に演算する差分データの値
を変える手段35を設けたノイズ低減装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン映像
信号等に付加するノイズ成分を低減するノイズ低減装置
に関するものであり、特に、メディアンフィルタを用い
てノイズを低減するノイズ低減装置に関する。
【0002】
【従来の技術】メディアンフィルタを用いて映像信号の
ノイズを低減するノイズ低減装置の従来技術として、例
えば、「直流加算型ノイズリデューサの提案とMUSE
デコーダ動画処理用ノイズリデューサの開発」(和泉他
4、テレビジョン学会誌、Vol.48,No.12,
pp1553〜1564(1994))、または、特開
平9−163185号公報に記載されているノイズ低減
装置があり、この装置はDCシフト型NR(Noise Redu
cer)と呼ばれるものである。このようなノイズ低減装
置に用いられるメディアンフィルタの動作および特性に
ついて説明する。このメディアンフィルタは、入力の原
信号のサンプリングされたデジタル映像信号における所
望時刻にサンプリングされたデジタル映像信号データ
と、時間方向に前後対称または非対称な所要サンプル数
だけ離隔した2サンプル点のデジタル映像信号データと
を入力とし、その3つ点のデジタル映像信号データの中
から電圧レベルが中間のレベルの映像信号データを選択
出力するように動作する。
【0003】この出力信号は、信号振幅の大きい映像信
号に小振幅の雑音波がのっているような場合、低域通過
フィルタに比べて小振幅信号には平坦化作用が働くため
ノイズを低減でき、信号の急峻な立ち上がりや立ち下が
りの大振幅信号は、その急峻さやタイミングを損なわず
に映像を通過させる特性を持っている。このため、この
メディアンフィルタ出力の信号を、本来のノイズを含ま
ない理想的な映像信号と仮定し、この信号を参照信号と
呼んでいる。
【0004】このノイズ低減装置は、ノイズを含む入力
信号を参照信号に近づけるように、入力信号と参照信号
電圧レベルを比較し、入力の原信号の電圧レベルとこの
参照信号の電圧レベルの大小を判定する。そして判定し
た結果、入力の原信号レベルが参照信号のレベルよりも
大きい場合は原信号から後述するノイズ低減量に相当す
るDC値(直流値)を減算し、この減算された信号がノ
イズを低減した映像信号となる。逆に、入力の原信号レ
ベルが参照信号のレベルよりも小さい場合は原信号から
後述するノイズ低減量に相当するDC値を加算し、この
加算された信号がノイズを低減した映像信号となる。ま
た、原信号と参照信号の信号レベルが同じ場合は、その
まま原信号を出力する。
【0005】今述べてきたDC値は原信号である入力映
像信号における垂直ブランキング期間の画像信号のない
同期信号等の部分の雑音成分を検出し、その成分を積分
等してノイズの平均レベルである実効電圧に対応したノ
イズ低減量である。
【0006】上述した従来技術におけるノイズ低減装置
において、メディアンフィルタは、ノイズ低減するため
のDC値をノイズの含む映像入力に加算するのか減算す
るのかあるいは加減算を行わないで原信号をそのまま出
力するのか演算方法を選択制御するために用いられてい
た。また、ノイズ低減量に相当するDC値は、ノイズの
発生周期に対して非常に長い周期を持つ一定時間毎の同
期信号部分から検出するノイズの電圧レベルを積分した
値であったり、また、ユーザーが手動操作によって特定
の値を外部よりノイズ低減効果が最適と判断する値に設
定する定数であるため、従来技術においは原信号全体に
一様に同じノイズ低減量を演算することになる。
【0007】したがって、原信号と参照信号である信号
レベルの差が大きくても小さくても一定のノイズ低減量
を演算することとなり、例えば、この両者の信号レベル
差が大きい所にあわせてノイズ低減量を設定して演算を
行うと、信号レベル差の小さな部分では過剰に原信号に
加減算させてしまうことになりその部分は参照信号から
遠ざかってしまうので、原信号に新たな歪信号を付加し
てしまうことになる。この場合、原信号に新たなノイズ
波形を付加したことになり画質劣化を招く。
【0008】また、この新たな歪み信号を避けるために
ノイズ低減量の設定値をサンプリングされた映像デジタ
ルデータの最小単位である1LSB程度に設定すれば、
新たな歪みを付けることはなくなるが、この場合1LS
Bより大きなレベル差の所に付いているノイズに対して
も1LSBしか低減しないためノイズ低減効果は非常に
小さくなってしまう。
【0009】このように、上記従来技術におけるノイズ
低減装置では、ノイズ低減量は直流値(固定値)であ
り、実際に映像に付加しているノイズレベルは均一でな
いことから、メディアンフィルタを用いて加減算等の演
算選択を判別した演算を行ったとしても、このノイズ低
減量に相当するこのDC値による演算により原信号に歪
みを加えることになってしまい、結果として画質劣化を
招いたり、ノイズの消え残しが大きくノイズ低減効果が
小さい等、精度よくノイズを低減することができないと
いう問題点があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
した従来技術の問題点を解決するもので、種々の電圧レ
ベルのノイズが含まれるような映像信号に対し、新たな
歪み信号を付加したりノイズの消え残りのない精度よく
ノイズ低減を行うことのできるノイズ低減装置を提供す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、ノイズ低減信号処理装置において、ノイ
ズを含む映像信号の、ある時刻tにおける映像信号と、
該時刻t以前の映像信号と、該時刻t以後の映像信号の
少なくとも時刻の異なる3点における映像信号の中から
電圧レベルの中間値を選択出力するか、もしくは、前記
した少なくとも時刻の異なる3点におけるデジタル映像
信号の中で中間値がなく映像信号が同電圧レベルの場合
は該電圧レベルの中で最も多く頻出する値の映像信号を
選択出力するフィルタ機能と、前記フィルタ機能から出
力される映像信号の電圧レベルと前記ノイズを含む映像
信号との電圧レベルを減算してその大小を判別するとと
もに、その差分信号と、ノイズ打消極性信号を出力する
機能と、前記差分信号と外部から入力された制限値とか
ら、差分信号が制限値を越えたときに制限値を、差分信
号が制限値以下のときに差分信号を出力する最小値デー
タ出力機能と、前記ノイズ打消極性信号と最小値データ
を掛け算し、ノイズ低減信号を出力する掛算機能と、前
記入力映像信号とノイズ低減信号を加算してノイズ低減
処理した映像信号を出力する加算機能とを有する。
【0012】さらに、上述した目的を達成するために、
本発明は、ノイズを含む映像信号を入力して所定のサン
プリングクロックでサンプリングしてデジタル化した映
像信号を出力するA/D変換手段と、映像信号におい
て、ある時刻tにおける映像信号と該時刻t以前の映像
信号と、該時刻t以後の映像信号の少なくとも時刻の異
なる3点における映像信号の中から電圧レベルの中間値
を選択出力するか、もしくは、前記した3点におけるデ
ジタル映像信号の中で2点の映像信号が同値の場合は該
同値の映像信号を選択出力するメディアンフィルタと、
前記メディアンフィルタ出力の映像信号の電圧レベルと
前記A/D変換手段のノイズを含む映像信号との電圧レ
ベルを減算した電圧レベル差を示す差分信号を出力する
差分演算手段と、該差分手段より出力する差分信号の電
圧レベルが所定の設定電圧レベルより小さい時は前記差
分手段より出力する差分信号を出力し、該差分信号の電
圧レベルが前記設定値の設定電圧レベルより大きい時は
前記設定値を出力する最小値検出手段と、前記A/D変
換手段出力の映像信号の電圧レベルが前記メディアンフ
ィルタ出力信号の電圧レベルより大きい時は前記A/D
変換手段出力の映像信号から最小値検出手段出力の信号
を減算し、前記A/D変換手段出力の映像信号の電圧レ
ベルが前記メディアンフィルタ出力信号の電圧レベルよ
り小さい時は前記A/D変換手段出力の映像信号に最小
値検出手段出力の信号を加算し、前記A/D変換手段出
力の映像信号の電圧レベルと前記メディアンフィルタ出
力信号の電圧レベルが同じ時は、前記A/D変換手段出
力の映像信号あるいは前記メディアンフィルタの出力映
像信号を出力する加減算手段と、加減算手段の出力信号
をアナログに変換するD/A変換手段を設けることで、
目的とするノイズ低減信号処理装置を実現する。
【0013】
【発明の実施の形態】図1を用いて、本発明にかかるノ
イズ低減信号処理装置の機能および構成を説明する。こ
のノイズ低減信号処理装置は、遅延機能20と、加算機
能35と、掛算機能37と、フィルタ機能40と、減算
器からなる大小判別機能50と、最小値検出機能70を
有して構成される。
【0014】遅延機能20は、映像信号入力端子T1か
ら入力された映像信号にメディアンフィルタ40の出力
に等しい遅延を与えた遅延映像信号(A)を出力する。
【0015】加算機能35は、遅延機能20から出力さ
れた遅延映像信号(A)と、ノイズ低減信号を加算して
ノイズ低減された映像信号を映像信号出力端子T2に出
力する。
【0016】掛算機能37は、最小値検出機能70から
出力された最小値データδにノイズ打消極性信号を掛け
算してノイズ低減信号を生成する。
【0017】フィルタ機能40は、メディアンフィルタ
から構成され、従属接続された複数の遅延機能41,4
2と中間値選択機能43とを有しており、ある時刻tに
おける映像信号と、該時刻t以前の映像信号と、該時刻
t以後における映像信号の少なくとも時刻の異なる3点
における映像信号の中から、電圧レベルの中間値を選択
出力するか、もしくは、中間値が存在しない場合は前記
した少なくとも3点におけるデジタル映像信号の中で同
値の最頻出データを選択して参照信号(B)として出力
する。
【0018】大小判別機能50は、遅延映像信号(A)
と参照信号(B)とを比較して大小を判別してノイズ低
減の方向を示すノイズ打消極性信号を出力するととも
に、差分信号の絶対値データ(|A−B|)を出力す
る。
【0019】最小値検出機能70は、差分信号の絶対値
データ(|A−B|)と、外部入力端子T3から入力さ
れる制限値(L)とから、|A−B|>LのときLを、
|A−B|=Lのとき0を、|A−B|<Lのとき|A
−B|を最小値データδとして出力する。
【0020】この構成によれば、入力映像信号と、メデ
ィアンフィルタを介して得た参照信号とを減算した信号
(差分信号)に一定レベルの制限を設けて得た信号をノ
イズ低減信号としてノイズ低減を行なうことができるの
で、映像信号に含まれる種々の電圧レベルのノイズが含
まれる映像信号に対して、新たな歪み信号(歪み妨害信
号)を付加することなくノイズを低減することができる
ので、ノイズが消え残らずに精度良く十分にノイズを低
減する映像信号を得ることができる。
【0021】図2を用いて、図1に示したノイズ低減信
号処理装置を具体化する第一の実施の形態を説明する。
図2に示すように、本発明のノイズ低減信号処理装置
は、A/D変換器10と、遅延回路20と、加減算選択
回路30と、D/A変換器15と、メディアンフィルタ
40と、減算器50と、絶対値変換回路60と、最小値
検出回路70と、差分量適応制御回路80とを有して構
成され、さらに、映像入力端子T1と、映像出力端子T
2と、外部設定入力端子T3を有している。加減算選択
回路30は、加算器31と、減算器32と、選択回路3
3とを有して構成される。
【0022】以下に、動作概要について説明する。映像
入力端子T1から入力されたノイズを含む映像信号は、
A/D変換器10で所定のサンプリングクロックでサン
プリングされデジタル映像信号に変換出力される。
【0023】このデジタル映像信号は、遅延回路20と
メディアンフィルタ40にそれぞれ入力される。映像信
号が入力されたメディアンフィルタ40は、ある時刻t
における映像信号と、該時刻t以前の映像信号と、該時
刻t以後における映像信号の少なくとも時刻の異なる3
点における映像信号の中から、電圧レベルの中間値を選
択出力するか、もしくは、中間値が存在しない場合は前
記した少なくとも3点におけるデジタル映像信号の中で
同値の最頻出データを選択出力する。このような場合、
低域通過フィルタに比べて高域の小振幅信号には平坦化
作用が働き、信号の急峻な立ち上がりや立ち下がりの大
振幅信号は、その急峻さやタイミングを損なわずに出力
されノイズ成分が十分低減された本来の理想的な映像信
号である参照信号を出力する。この選択出力された映像
信号(B)は減算器50へ入力される。
【0024】一方、遅延回路20に入力された映像信号
は、前記メディアンフィルタ40で映像信号が遅延する
量と同じ遅延量だけ遅延して出力される。この遅延出力
された映像信号(A)は、減算器50のもう一方の入力
に入力される。
【0025】また、遅延回路20出力の映像信号(A)
は、加減算選択回路30の選択回路33の入力(a)と
加算器31と減算器32のそれぞれの入力に入力され
る。
【0026】減算器50では、遅延回路20出力の映像
信号データ(A)からメディアンフィルタ40出力の参
照信号データ(B)を減算した差分信号データ(A−
B)を出力する。この差分データの成分は、大部分はノ
イズ成分と判別するが、映像信号成分の高域成分も少量
含まれている可能性がある。また、この差分データは、
ノイズを含む原信号から参照信号を減算した値なので、
正あるいは負の符号情報も含んでいる。
【0027】この差分信号データ(A−B)は、絶対値
変換回路60と差分量適応制御回路80に入力され、絶
対値変換回路60では絶対化(|A−B|)され、差分
データの大きさが出力される。この差分信号の絶対値デ
ータ(|A−B|)は、最小値検出回路70に入力され
る。
【0028】また、最小値検出回路70のもう一方の入
力端子に、外部入力端子T3を介してノイズを低減する
値の上限値に相当する制限値(L)が入力される。最小
値検出回路70では先程の差分信号の絶対値データ(|
A−B|)と前記制限値(L)との大きさを比較し、い
ずれか小さい方の値を最小値データ(δ)として出力す
る。すなわち、最小値検出回路70では、入力された絶
対値データ(|A−B|)に対して制限値(L)によっ
て制限を設けている。この最小値データ(δ)は、それ
ぞれ、入力加算器31と減算器32のもう一方の入力に
入力される。
【0029】加算器31は、遅延回路20出力の映像信
号(A)と最小値検出回路70出力の最小値データ
(δ)とを加算出力する。この加算結果は、選択回路3
3の入力(b)に入力される。また、減算器32は、遅
延回路20出力の映像信号と最小値検出回路70出力の
最小値データ(δ)とを減算出力する。この減算結果
は、選択回路33の入力(c)に入力される。選択回路
33の入力(a)と入力(b)と入力(c)それぞれに
入力された各信号は、差分量適応制御回路80によっ
て、以下に説明する選択方法により選択され出力され
る。
【0030】前述した減算器50出力の差分データは、
差分量適応制御回路80に入力され、差分データの値の
正負判別と大きさが零かどうかの検出、すなわち、A>
B(正)であるかA<B(負)であるか、A=B(零)
であるかの検出を行う。
【0031】この検出により、差分データの値が零の
時、つまり原信号と参照信号が同じ値の時は、この部分
にはノイズが付加されていないので差分量適応制御回路
80は、選択回路33の入力(a)に入力された原信号
をそのまま選択出力する。
【0032】また、差分データの値が正の時は、差分量
適応制御回路80は、選択回路33の入力(c)に入力
された映像信号が出力されるように選択し映像信号を出
力する。つまり、差分データの値が正ということは、原
信号であるノイズを含む入力映像信号が参照信号より値
が大きいので、この場合、原信号からノイズ量に相当す
る差分データを差し引き、ノイズが低減された映像信号
が出力される。
【0033】また、差分データの値が負の時は、差分量
適応制御回路80は、選択回路33の入力(b)に入力
された映像信号が出力されるように選択し映像信号を出
力する。つまり、差分データの値が負ということは、原
信号であるノイズを含む入力映像信号が参照信号より値
が小さいので、この場合、原信号からノイズ量に相当す
る差分データを加えることで、ノイズが低減された映像
信号となる。
【0034】ここで、最小値検出回路70において、端
子T3から入力される制限値(L)で差分信号の絶対値
データ(|A−B|)に制限をかけているのは、前述し
たように差分データの成分の大部分はノイズ成分と判別
するものであるが、差分データの成分には映像信号成分
の高域成分も少量含まれている可能性がある。そのた
め、仮に、差分データ成分が原信号の高域成分に基づく
場合、映像信号の大きな振幅レベルを持った高域成分信
号が、加減算選択回路30の演算によって低減される低
減量を少ないレベルで抑えるためである。
【0035】このようにして、選択回路33から出力さ
れるノイズの低減されたデジタル映像信号は、D/A変
換回路15において所定のサンプリングクロックでサン
プリングされ、ノイズの低減されたアナログ映像信号に
変換され、映像出力端子T2から出力される。
【0036】以上のように、この実施の形態によれば、
メディアンフィルタ40は、ノイズ成分が大部分を占め
る高域成分信号が限りなく少ない理想的な映像信号であ
る参照信号(B)を生成することができる。
【0037】減算器50は、この生成した参照信号
(B)とノイズを含む入力映像信号(A)とを減算演算
することによって、ノイズが大部分を占める高域成分で
ある差分データ信号を実際映像信号より抽出することが
でき、また両信号の大小関係も判定するので加減算選択
回路30の演算方法を選択制御することができる。そし
て絶対値変換回路60はこの差分データの絶対値を算出
し、この絶対値化された差分データは、最小値検出回路
70により外部設定した制限値(L)を用いて、差分デ
ータの電圧レベルに制限をかけられる。
【0038】これにより最小値検出回路70から得た差
分データは実際の入力映像信号より高域情報成分を極力
除外したノイズ成分を得ることができるとともに、ノイ
ズ低減レベルに制限をかけたい場合に外部から固定値を
設定することによって自由にノイズ低減レベルに制限を
かけることができる。加減算選択回路30では、このよ
うにして実際の映像信号より生成した差分データを用い
て入力映像信号に含むノイズ成分を打ち消すことができ
る。
【0039】以上のように、この実施の形態によれば、
入力映像信号とメディアンフィルタを介して得た参照信
号とを減算(差分)した信号(差分信号)に一定レベル
の制限を設けて得た信号をノイズ低減信号としてノイズ
の低減を行なうことができるので、映像信号に含まれる
種々の電圧レベルのノイズが含まれる映像信号に対し、
新たな歪み信号(歪み妨害信号)を付加することなくノ
イズを低減することができるので、ノイズが消え残らず
に精度良く十分にノイズを低減する映像信号を得ること
ができる効果がある。
【0040】図3に、本発明による別の実施の形態を示
すブロック図を示す。図3において、図2と同じ符号が
付与された手段は同じ機能を示す。この実施の形態は、
S/N検出回路90と、加算器55を付加した点で、図
2に示した第1の実施の形態と異なっている。この実施
の形態では、映像入力端子T1から入力されたノイズを
含む映像信号を入力とするS/N検出回路90が、入力
映像信号における垂直ブランキング期間の画像信号のな
い同期信号等の部分の雑音成分を検出し、S/Nレベル
を検出する。S/N検出回路90は、ある所定のS/N
レベルを検出したとき零の、この零としたS/Nレベル
よりS/Nレベルが大きいときマイナスの、また、前記
零としたS/NレベルよりS/Nレベルが小さいときプ
ラスのSNレベル信号を出力する。さらに、S/N検出
回路90から出力されるSNレベル信号は、S/Nレベ
ルに応じて何段階かに刻んだ値とされる。この何段階か
の刻み値は加算器55に入力される。
【0041】加算器55のもう一方の入力には、図3の
実施形態において説明した外部入力端子T3を介してノ
イズを低減する値の上限値に相当する固定値(S)が入
力される。加算器55は、S/Nレベルが大きいとき、
すなわちS/Nが良好のときは外部入力端子T3を介し
て設定した固定値(S)より小さい値からなる制限値
(L)を出力し、S/Nレベルが小さいとき、すなわち
S/Nが悪いときは外部入力端子T3を介して設定した
固定値(S)より大きい値からなる制限値(L)を出力
する。この制限信号(L)が最小値検出回路70に入力
される。
【0042】したがって、この実施の形態によれば、S
/Nが良好なときにノイズ低減量が小さくなるように制
限値(L)を力映像信号のS/Nレベルに応じて下げ、
また、S/Nが悪いときにノイズ低減量が大きくなるよ
うに制限値(L)を力映像信号のS/Nレベルに応じて
上げた信号を最小値検出回路70に入力することができ
るので、映像信号のS/Nレベルに応じた、より過不足
無ないノイズ低減を行うことができる。
【0043】以上より、この実施の形態では、ノイズを
低減する値の制限値(L)に相当する設定した固定値
(S)をS/Nレベルに応じて可変させることができる
ので、映像信号に含まれる種々の電圧レベルのノイズが
含まれる映像信号に対して、新たな歪み信号(歪み妨害
信号)を付加することなくノイズが消え残らずに図1の
実施形態の効果以上にノイズ低減の精度が向上した十分
にノイズを低減する映像信号を得ることができる。
【0044】以上の説明において、本発明にかかるノイ
ズ低減信号処理装置を単独に説明したが、このノイズ低
減信号処理装置はテレビジョン受像機に使用して極めて
顕著な効果を得ることができる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、メディアンフィルタを
用いたノイズ低減処理回路において、ノイズが含まれる
ような映像信号に対しても、新たな歪み信号を付加する
ことなくノイズが消え残らずに精度良く十分にノイズが
低減された映像信号を得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるノイズ低減信号処理装置の機能
構成を示すブロック図。
【図2】本発明にかかるノイズ低減信号処理装置の第1
の実施の形態を示すブロック図。
【図3】本発明にかかるノイズ低減信号処理装置の第2
の実施の形態を示すブロック図。
【符号の説明】
10 A/D変換器 15 D/A変換器 20 遅延回路(遅延機能) 30 加減算選択回路 31 加算器 32 減算器 33 選択回路 35 加算機能 37 掛算機能 40 メディアンフィルタ 41,42 遅延機能 43 中間値選択機能 50 減算器(大小判別機能) 60 絶対値変換回路 70 最小値検出回路(最小値検出機能) 80 差分量適応制御回路 T1 映像入力端子 T2 映像入力端子 T3 外部設定入力端子
フロントページの続き (72)発明者 的野 孝明 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像情報メディア事業部 内 (72)発明者 高田 春樹 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像情報メディア事業部 内 (72)発明者 永田 辰雄 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像情報メディア事業部 内 (72)発明者 杉山 雅人 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 都留 康隆 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 須藤 幸一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内 Fターム(参考) 5B057 BA29 CE02 CE06 5C021 PA12 PA16 PA17 PA32 PA53 PA56 PA58 PA62 PA66 PA85 RB07 RB08 YA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノイズを含む映像信号の、ある時刻tに
    おける映像信号と、該時刻t以前の映像信号と、該時刻
    t以後の映像信号の少なくとも時刻の異なる3点におけ
    る映像信号の中から電圧レベルの中間値を選択出力する
    か、もしくは、前記した少なくとも時刻の異なる3点に
    おけるデジタル映像信号の中で中間値がなく映像信号が
    同電圧レベルの場合は該電圧レベルの中で最も多く頻出
    する値の映像信号を選択出力するフィルタ機能と、前記
    フィルタ機能から出力される映像信号の電圧レベルと前
    記ノイズを含む映像信号との電圧レベルからその大小を
    判別するとともに、その差分信号と、ノイズ打消極性信
    号を出力する機能と、前記差分信号と外部から入力され
    た制限値とから、差分信号が制限値を越えたときに制限
    値を、差分信号が制限値以下のときに差分信号を出力す
    る最小値データ出力機能と、前記ノイズ打消極性信号と
    最小値データから、ノイズ低減信号を出力するノイズ低
    減信号生成機能と、前記入力映像信号とノイズ低減信号
    とからノイズ低減処理した映像信号を出力するノイズ低
    減処理映像信号出力機能とを有することを特徴とするノ
    イズ低減信号処理装置。
  2. 【請求項2】 ノイズを含む映像信号を入力して所定の
    サンプリングクロックでサンプリングしてデジタル化し
    た映像信号を出力するA/D変換手段と、該A/D変換
    手段出力の映像信号の、ある時刻tにおける映像信号と
    該時刻t以前の映像信号と、該時刻t以後の映像信号の
    少なくとも時刻の異なる3点における映像信号の中から
    電圧レベルの中間値を選択出力するか、もしくは、前記
    した少なくとも時刻の異なる3点におけるデジタル映像
    信号の中で中間値がなく映像信号が同電圧レベルの場合
    は該電圧レベルの中で最も多く頻出する値の映像信号を
    選択出力するメディアンフィルタを備えたノイズ低減処
    理装置において、前記メディアンフィルタ出力の映像信
    号の電圧レベルと前記A/D変換手段のノイズを含む映
    像信号との電圧レベルを減算し電圧レベル差を示す差分
    信号を出力する差分演算手段と、該差分演算手段より出
    力する差分信号の電圧レベルが所定の設定電圧レベルよ
    り小さい時は前記差分手段より出力する差分信号を出力
    し、該差分信号の電圧レベルが前記設定値の設定電圧レ
    ベルより大きい時は前記設定値を出力する最小値検出手
    段と、前記A/D変換手段出力の映像信号の電圧レベル
    が前記メディアンフィルタ出力信号の電圧レベルより大
    きい時は前記A/D変換手段出力の映像信号から最小値
    検出手段出力の信号を減算し、前記A/D変換手段出力
    の映像信号の電圧レベルが前記メディアンフィルタ出力
    信号の電圧レベルより小さい時は前記A/D変換手段出
    力の映像信号に最小値検出手段出力の信号を加算し、前
    記A/D変換手段出力の映像信号の電圧レベルと前記メ
    ディアンフィルタ出力信号の電圧レベルが同じ時は、前
    記A/D変換手段出力の映像信号あるいは前記メディア
    ンフィルタの出力映像信号を出力する加減算選択手段
    と、該加減算選択手段より出力するデジタル映像信号を
    アナログ映像信号に変換出力するD/A変換手段、とを
    備えたことを特徴とするノイズ低減信号処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のノイズ低減信号処理装置
    において、前記A/D変換手段の入力あるいは出力の映
    像信号からS/Nを検出するS/N検出手段と、該S/
    N検出手段で検出した出力信号により前記所定電圧の値
    を可変することを特徴とするノイズ低減信号処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3に記載のノイズ
    低減信号処理装置を備えたことを特徴とするテレビジョ
    ン信号受信装置。
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