JP3006290B2 - ノイズ低減装置 - Google Patents

ノイズ低減装置

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JP3006290B2
JP3006290B2 JP4167183A JP16718392A JP3006290B2 JP 3006290 B2 JP3006290 B2 JP 3006290B2 JP 4167183 A JP4167183 A JP 4167183A JP 16718392 A JP16718392 A JP 16718392A JP 3006290 B2 JP3006290 B2 JP 3006290B2
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岳史 浜崎
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/14Picture signal circuitry for video frequency region
    • H04N5/21Circuitry for suppressing or minimising disturbance, e.g. moiré or halo

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビ,ビデオ,ビデオ
カメラ等の映像出力のフレーム、もしくはフィールド相
関を利用することによって、動きのある画像においても
残像等の原画像の劣化をさせずにノイズを低減するノイ
ズ低減装置に関し、特にフィールド相関を利用した場合
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のノイズ低減装置としては、例えば
特開昭61−158574号公報に開示されている。以
下に、従来のノイズ低減装置について説明する。
【0003】図16は従来のノイズ低減装置の構成を示
すブロック図である。図16において、1はコンポジッ
ト映像信号の入力端子、2はコンポジット入力映像信号
をアナログ信号からディジタル信号に変換するA/D変
換器、3は2つの入力信号があり、一方の入力信号から
他方の入力信号を減算する減算回路、4は入力映像信号
からノイズを低減した信号を1フレーム遅延させるフレ
ームメモリである。NTSCカラー映像信号の色信号は
1フレーム毎に位相反転しているため、5はこれを補償
するための色信号位相シフト回路であり、フレームメモ
リ4で遅延された映像信号の色信号のみを位相反転す
る。6は入力映像信号と1フレーム遅延した映像信号と
を減算して差信号(フレーム差信号)を得る減算回路、
7はフレーム差信号から縦方向成分,横方向成分,斜め
方向成分を取り出すアダマール変換回路である。アダマ
ール変換回路7の出力はノイズ成分と動き成分の分布が
異なるので、8はそのことを利用してノイズ成分を抽出
する非線形処理回路である。9はアダマール逆変換回路
であり、非線形処理回路8から抽出されたノイズ信号は
アダマール変換されて得られたものであるから、アダマ
ール逆変換することにより元の時間軸に戻す。10はデ
ィジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換器で
ある。
【0004】以上のように構成された従来のノイズ低減
装置において、入力端子1からコンポジット映像信号が
入力すると、A/D変換器2でディジタル信号に変換さ
れ、このディジタル信号は減算器3を通ることにより後
述の非相関成分が減算され、理想的にはノイズ成分を含
まない映像信号成分となり、フレームメモリ4にストア
され、1フレームの間遅延される。この1フレーム分遅
延した映像信号は、1フレーム前の信号とは色信号の位
相が反転しているため、色信号位相シフト回路5によっ
て位相補償され色信号の位相のみが反転させられた後、
減算器6によりクロマ位相が等しい2つの映像信号の差
信号(フレーム差信号)が得られる。本来、入力映像信
号が静止画であるとき、このフレーム差信号はノイズ成
分そのものとなり、以下に説明する回路を必要とせずノ
イズ抽出ができる。しかし、入力映像信号が動きのある
画像であると、このフレーム差信号はフレーム相関のな
い信号成分とノイズ成分とが合わさった信号となる。
【0005】以下、このフレーム差信号からノイズ成分
のみを得る方法について述べる。このフレーム差信号
は、アダマール変換回路7でフレーム差信号を低域成
分,縦方向成分,横方向成分などに分けられる。この場
合、入力の1パターン絵素は図17に示すようになり、
入力は、
【0006】
【数1】
【0007】となる。2×4次のアダマール変換の変換
出力をF24とする。
【0008】
【数2】
【0009】
【数3】
【0010】上式により、4×2次の入力絵素X24から
アダマール変換の出力F24が得られる。H2,H4は下記
の通りである。
【0011】
【数4】
【0012】
【数5】
【0013】アダマール変換回路7からの出力は8成分
の変換出力となる。一方、ノイズは相関性を持たないの
で、アダマール変換回路7の出力の8成分の周波数にほ
ぼ均等に分散する。このアダマール変換回路7の出力に
おけるノイズレベルは、周知の如く入力信号のノイズレ
ベルに対応するものであるから、非線形処理回路8を通
してこれらの各成分から小レベルのノイズ成分のみを取
り出すことができる。この非線形処理回路8により抽出
された各成分はアダマール変換により得られたものであ
るから、アダマール逆変換回路9を通すことにより元の
時間軸に戻され、ここで並列ディジタルノイズ信号を得
ることになる。ここで得た信号はフレーム相関をもたな
いフレーム差信号からノイズ成分だけを抽出したもの
で、減算回路3に供給され、入力映像信号からノイズ成
分を引くことによりノイズのないディジタル映像信号が
得られることになる。最後に、D/A変換器10でディ
ジタル映像信号が元のアナログ信号に変換されて出力さ
れる。
【0014】このような方法によるノイズ低減装置は、
回路規模を削減するという目的でフレームメモリをフィ
ールドメモリに置き変え、フィールド相関を利用したと
き問題が生じる。具体的には、入力画像が静止画で、か
つ斜め線の箇所での劣化が非常に目立つ。その理由は、
減算器6で得られる信号がフレームメモリとフィールド
メモリとで異なるためである。これを図18を用いて説
明する。
【0015】図18は、図中に示したように入力映像信
号が画面下左から画面上右に現われた静止画の斜め線で
あるとき、回路構成がフレームメモリで実現された場合
とフィールドメモリで実現された場合の減算器6で得ら
れる差信号を描いたものである。ここで、第1および第
2フィールドは、フレームを構成する2つのフィールド
である。アダマール変換の入力パターンを点線で囲んだ
範囲とする。フレームメモリを用いた場合、第1フィー
ルド目はフレームメモリに蓄えられた1フレーム前の第
1フィールドと減算するため、信号成分が差し引かれフ
レーム差信号はノイズ成分のみとなる。一方、フィール
ドメモリを用いた場合、第1フィールドはフィールドメ
モリに蓄えられた第2フィールドと減算されるため、フ
ィールド差信号にはノイズ成分と信号成分が含まれる。
フィールド差信号の斜線でハッチングを施した画素点が
信号を含んでいる画素点である。これらの画素点に対し
てフィールド巡回型ノイズリダクション処理を施した場
合を考える。上記処理は連続する2つのフィールドの平
均を求める処理とほぼ等価であるため、2つのフィール
ド間で信号の値が異なる場所では、フィールド間の信号
値の差を小さくするような処理が行われる。そのため、
例えばフィールド間でコントラストの大きい垂直エッジ
部などにおいては、エッジのなまりが発生する。 また、
この処理を走査線単位で考えた場合は、第1番目の走査
線と第264番目の走査線、第2番目の走査線と第26
5番目の走査線、・・・というように、平均化を行う2
本の走査線の組み合せは固定されている。よって、垂直
エッジの場所が組み合される走査線の間にある場合は前
述のエッジなまりが発生し、そうでない場合には発生し
ない。 斜め線の境界においては、図18から明かなよう
に垂直エッジなまりが発生する場所と発生しない場所が
交互に存在する。図18でいえば、水平方向4画素ずつ
交互に現れる。このような状況下では、なまっているエ
ッジは見えにくく、視覚的に消失する。そのため、エッ
ジなまり発生前には水平:垂直の画素数が4:1で現さ
れる勾配が、発生後にはこの比が4:2に見え、ギザギ
ザした斜め線に見えてしまうという問題点を有してい
た。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来例で述べたノイズ
低減装置は、動画における残像劣化を小さく抑えながら
ノイズを低減することが出来る。
【0017】しかしながら上記の従来の構成で、回路規
模削減のためフィールドメモリを用いると、入力信号が
静止画像の斜め線部で劣化が見られることになる。
【0018】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、回路構成がフィールドメモリでフィールド差信号を
帰還する場合においても、斜め線部の劣化が少なく、そ
れ以外の部分でのノイズ低減効果の高いノイズ低減装置
を提供するもので、しかも回路規模の点で有利なノイズ
低減装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のノイズ低減装置は、入力信号と遅延手段の出
力信号との差成分を得る第1の減算手段と、前記第1の
減算手段の出力を複数の特徴成分に分解する特徴抽出手
段と、前記特徴成分の少なくとも1つを入力して、所定
のパターンを検出するパターン検出手段と、前記第1の
減算手段の出力を入力とし、非線形処理を行う非線形処
理手段と、前記非線形処理手段の出力と前記入力映像信
号との差を得る第2の減算手段と、前記第2の減算手段
からの出力信号を遅延する前記遅延手段とを備え、前記
非線形手段の入出力特性のゲインは、前記パターン検出
手段の出力によって可変可能である構成としている。
【0020】また、本発明のノイズ低減装置は、入力信
号と遅延手段の出力信号との差成分を得る第1の減算手
段と、前記第1の減算手段の出力を複数の特徴成分に分
解する特徴抽出手段と、前記特徴成分の少なくとも1つ
を入力して、所定パターンを検出する所定パターン検出
手段と、前記特徴抽出手段の出力の少なくとも1つに
線形処理を行う非線形処理手段と、前記非線形処理手段
の出力と、前記特徴抽出成分のうち前記非線形処理手段
に入力しなかった残りの特徴抽出成分を用いて逆変換を
行う逆変換手段と、前記の逆変換手段の出力と前記入力
映像信号との差信号を得る第2の減算手段と、前記第2
の減算手段からの出力信号を遅延する前記遅延手段とを
備え、前記非線形処理手段は、その入出力特性のゲイン
が前記パターン検出手段の出力によって可変可能である
構成としている。
【0021】
【作用】本発明は上記した構成により、アダマール変換
回路出力の成分を利用して、アダマール変換の各入力パ
ターン毎に静止画部の斜め線を含んでいるかを検出し、
その結果によって非線形処理方法を変えることにより、
斜め線劣化を抑えたノイズ低減装置を得ることが出来
る。
【0022】
【実施例】以下、本発明の第1の発明の実施例につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0023】図1は本発明の第1の実施例におけるノイ
ズ低減装置の回路図を示すものである。図1において、
1〜11の構成要素は図16に示す1〜11の構成要素
と同様であり、同一の働きをする。21は一例として図
2に示す回路構成で斜め線をアダマール変換の各成分か
ら求めるための斜め線検出回路、22は非線形入出力特
性を有し、かつ巡回型フィルタの減衰定数を定める減衰
器、23は1フィールドのデータを蓄えるフィールドメ
モリである。図2において、31は入力信号の絶対値を
とる絶対値回路、32は数値を保持するレジスタ、33
は2つの入力を比較する比較回路、34,35,36は
各々論理回路で、34はXOR、35はAND、36は
ORである。
【0024】以上のように構成された本実施例のノイズ
低減装置について、以下その動作を説明する。入力端子
1からコンポーネント信号が入力されると、A/D変換
器2により4fsc(但し、この周波数に限ることはな
い)でサンプリングされ、アナログ信号からディジタル
信号に変換される。この信号は減算器3を通ることによ
り後述の非相関成分が減算され、理想的にはノイズ成分
を含まない輝度信号となる。この輝度信号はフィールド
メモリ23にストアされ、1フィールドの間遅延され、
減算器6により2つの輝度信号のフィールド差信号が得
られる。このフィールド差信号は、フィールド相関のな
い信号成分(動き成分+斜め線成分)とノイズ成分とが
合わさった信号となる。このフィールド差信号は、減衰
器22により減衰定数(0≦減衰定数<1)の値が乗算
されてノイズ成分が取り出される。一方、アダマール変
換回路7に入力したフィールド差信号は、2×4次のア
ダマール変換で低域周波数成分,縦方向高周波数成分,
横方向高周波数成分等8つの2次元周波数成分に分かれ
る。この8つの成分のうち、02成分,03成分,12
成分,13成分は斜め線検出回路21に入力され、斜め
線検出回路21はこの4つの成分よりアダマール変換回
路7の入力パターンに斜め線が含まれているかを検出す
る。この斜め線検出回路21の動作と、その動作の原理
については詳しく後述する。この斜め線検出回路21は
斜め線を検出したとき信号を出力する。減衰器22は斜
め線検出回路21の出力を受けて、斜め線が検出された
ときは減衰定数の値を常に設定している値よりも小さく
する。減衰器22の出力はフィールド差信号からノイズ
成分のみを取り出したもので、減算回路3に供給され、
入力信号からノイズ成分を引くことによりノイズのない
ディジタル輝度信号が得られることになる。そして、
/A変換器10でディジタル映像信号が元のアナログ信
号に変換されて出力される。この様に、斜め線画素点を
検出し、減衰定数を下げて回路系の帰還量を下げること
により、出力映像信号の劣化を抑えることができ、ま
た、斜め線以外の画素点で減衰定数を高く設定すること
ができるためS/N改善度を上げることが出来る。
【0025】ここで、斜め線検出回路21の原理と動作
について詳述する。図3上は、画面左下から画面右上に
描かれた斜め線部分の拡大図とアダマール変換パターン
(点線)の位置関係を示す図であり、同図下はアダマー
ル変換パターン内のフィールド差信号の分布を示す図
ある。各画素は4fsc[14.3MHz]サンプリン
グされたもので、フィールド差信号は図17に示したよ
うに1画毎でアダマール変換パターンとして入力され
る。実際の画面上では、図3に示すような傾きを持つ斜
め線の劣化が最も顕著である。そのため、以下では図3
のような傾きの斜め線に限定して話を進める。ここで、
図17のアダマール変換パターンは、便宜上、減衰器2
2において現在処理の対象になっているデータが、x 11
で表される場所にくるようにとるものとする。斜め線劣
化は、前述のように斜め線の存在する場所でフィールド
差信号に含まれる信号成分を帰還することによって起こ
る。よって、x 11 で示される場所にハッチングの施され
た部分がきたとき、減衰器22における減衰量を大きく
して帰還量を少なくすることにより、斜め線の劣化を防
ぐことができると考えられる。図3はそのような場合の
具体例を示すものである。図3のフィールド差信号を図
4で示した8つのパターンでアダマール変換すると00
成分,03成分,10成分,13成分の絶対値が大きく
なり、かつ00成分と10成分、および03成分と13
成分はそれぞれ異符号の関係にあると考えられる。次
に、図5は図3の入力パターンを右に2画素動かしたも
であり、図3の場合と同様に斜め線検出処理が必要な
場合である。フィールド差信号のハッチングのところで
信号成分(斜め成分)を含んでいる。フィールド信号を
図17のアダマール変換パターンでアダマール変換する
と00成分,02成分,10成分,12成分の絶対値が
大きくなり、かつ00成分と10成分、および02成分
と12成分はそれぞれ異符号の関係にあると考えられ
る。次の図6は図5の入力パターンを右に2画素動かし
たものである。アダマール変換成分は00成分、03成
分、11成分、12成分の絶対値が大きくなる。しかし
この場合は、x 11 で示される場所にハッチングが施され
ておらず(信号成分はほとんど含まれていない)、帰還
しても斜め線の劣化には影響のない場合である。よって
この場合は斜 め線を検出せず、帰還量を多くしてS/N
を向上させるために検出対象から外す。同様に、図7,
図8は入力パターンを右に2画素ずつ動かしたものであ
る。図7の場合は00成分,02成分,10成分,12
成分の絶対値が大きくなり、かつ00成分と10成分、
および02成分と12成分は異符号の関係にある。図8
の場合は00成分,03成分,10成分,13成分の絶
対値が大きくなり、かつ00成分と01成分、および
3成分と13成分は同符号の関係にある。これら2つの
場合も同様に、x 11 で示される場所にハッチングが施さ
れておらず、帰還しても斜め線の劣化には影響のない場
合なので、この場合も斜め線を検出せず、帰還量を多く
してS/Nを向上させるために検出対象から外す。以上
をまとめると、図3および図5のような場合にのみ、x
11 で示される場所に大きな信号レベルが現れ、これを帰
還することが斜め線の劣化をひき起こす原因となるの
で、このような場合だけを検出して帰還量を少なくすれ
ば斜め線の劣化が防げ、かつ斜め線以外の場所では高S
/Nを達成できると考えられる。前述の5つのパターン
より、図3の場合と図5の場合を検出するための条件を
求めると、 (1)00成分,02成分,10成分,12成分の絶対値
が大きくなり、かつ00成分と10成分、および02成
分と12成分は各々異符号の関係にある。または、 (2)00成分,03成分,10成分,13成分の絶対値
が大きく、かつ00成分と10成分、および03成分と
13成分は異符号の関係にある。である。 特殊な場合を
考えると、図9は画面左から右にかかれた横線と、フィ
ールド差信号で、フィールド差信号の白い箇所はノイズ
成分のみが得られ、ハッチング部分はノイズ成分と信号
成分である斜め成分の画素点である。同様に、図9のフ
ィールド差信号を図4で示した8つのパターンでアダマ
ール変換すると00成分,10成分の絶対値が大きくな
る。これらのことを総合して斜め線検出装置を考える
と、00成分,10成分の絶対値が大きいときは斜め線
検出時の条件として除く必要があり、斜め線検出条件
は、02成分,12成分の絶対値があるレベルよりも大
きく、これら2つの成分が異符号の関係にあるときか、
または03成分,13成分の絶対値があるレベルよりも
大きく、これら2つの成分が異符号の関係にあるときで
ある。
【0026】図2はこの条件を検出する斜め線検出回路
の一例である。斜め線検出回路に入力した02成分,0
3成分は、絶対値回路31で絶対値の値がとられる。絶
対値回路31の出力は比較器33によってレジスタ32
で保持されている値と比較され、絶対値回路31の出力
の方がレジスタで保持されている値よりも大きいときに
限り「H」を出力する。一方、02成分,12成分の最
上位ビット(MSB)および03成分,13成分のMS
Bは各々XOR回路34に入力され、2入力が異なる場
合のみXOR回路34は「H」を出力する。XOR回路
34の出力と比較器33の出力が「H」のとき斜め線で
ある条件を満たすため、AND回路35はXOR回路3
4の出力と比較器33の出力が両方「H」のときのみ
「H」を出力する。斜め線検出条件は、02成分および
12成分の絶対値があるレベルよりも大きく、かつ両者
が異符号の関係にあるときか、または、03成分および
13成分の絶対値があるレベルよりも大きく、かつ両者
が異符号の関係にあるときであるから、2つのAND回
路35の出力の論値和をOR回路36でとって、その出
力を斜め線検出回路の出力値として出力する。
【0027】尚、図10に示す回路構成のように、12
成分,13成分の値もレジスタ値と比較して、かつ、0
2成分と12成分、03成分と13成分のMSBが各々
異符号であるという条件を満たすとき斜め線であると検
出して、OR回路37で4条件の論理和をとることも考
えられ、こちらの方がハード規模が大きくなるが斜め線
の検出精度としては良好である。
【0028】以下、本発明の第2の発明の実施例につい
て図面を参照しながら説明する。図11は本発明の第2
の実施例におけるノイズ低減装置の回路図を示すもので
ある。図11において、1〜11の構成要素は図16に
示す1〜11の構成要素と同様であり、同一の働きをす
る。構成要素21,23は図1に示した構成要素21,
23と同様で、同一の働きをする。41は非線形処理回
路a、42は非線形処理回路b、43は非線形処理回路
41または非線形処理回路42のどちらかの出力を選択
する選択回路である。
【0029】以上のように構成された本実施例のノイズ
低減装置について、以下その動作を説明する。但し、第
1の実施例と同様の動作を行う点については割愛する。
入力端子1からコンポーネント信号が入力されると、A
/D変換器2により4fsc(但し、この周波数に限るこ
とはない)でサンプリングされ、アナログ信号からディ
ジタル信号に変換される。この信号は減算器3を通るこ
とにより後述の非相関成分が減算され、理想的にはノイ
ズ成分を含まない輝度信号となる。この輝度信号はフィ
ールドメモリ23にストアされ、1フィールドの間遅延
され、減算器6により2つの輝度信号のフィールド差信
号が得られる。このフィールド差信号は、フィールド相
関のない信号成分(動き成分+斜め線成分)とノイズ成
分とが合わさった信号となる。このフィールド差信号
は、アダマール変換回路7に入り、アダマール変換回路
7でフィールド差信号を低域周波数成分,縦方向高周波
数成分,横方向高周波数成分等8つの2次元周波数成分
に分かれる。この各成分はノイズを取り出すために、2
つの異なった非線形回路41,42でノイズ成分が取り
出される。具体的に非線形回路41は図12(a)、非
線形回路42は図12(b)の入出力特性を示す。但
し、x,yはy≦xの関係にある。図12(a)の非線
形回路は動きのある画像でも残像を抑えて、高S/N改
善を得るためのもので、(b)は静止画の目立ち易い斜
め線の画素点で帰還量を抑えるものである。一方、アダ
マール変換回路7の出力の02成分,03成分,12成
分,13成分は斜め線検出回路21に入力され、斜め線
検出回路21はこの4つの成分よりアダマール変換回路
7の入力パターンに斜め線が含まれているかを検出す
る。この斜め線検出回路21の動作と、その動作の原理
は第1の実施例で述べた通りである。この斜め線検出回
路21は斜め線を検出したとき信号を出力する。選択回
路43は斜め線検出回路21の出力を受けて、斜め線が
検出されたときは非線形処理回路42の出力を選択し、
それ以外のときは非線形処理回路41を選択する。この
様に、斜め線画素点を検出し、非線形処理方法をかえて
帰還量を下げることにより、ノイズの抽出精度を上げ
て、出力画像の劣化を抑えるようにする。選択回路43
の出力信号は、アダマール逆変換回路8を通すことによ
り元の時間軸に戻される。ここで得た信号は、フィール
ド相関を持たないフィールド差信号からノイズ成分だけ
を抽出したもので、前述したように減算回路3に供給さ
れ、入力信号からノイズ成分を引くことによりノイズの
ないディジタル輝度信号が得られることになる。そし
て、D/A変換器10でディジタル映像信号が元のアナ
ログ信号に変換されて出力される。
【0030】次に、本発明の第3の実施例について図面
を参照しながら説明する。図13は本発明の第3の実施
例におけるノイズ低減装置の回路図を示すものである。
図13において、1〜11の構成要素は図16に示す1
〜11の構成要素と同様であり、同一の働きをする。構
成要素21,23は図1に示す構成要素21,23と同
様であり、同一の働きをする。51は非線形処理特性を
変えることが出来る非線形回路で、一例として図14に
示す回路構成である。図14において、61は各成分が
入力する入力端子、62は斜め線検出結果を入力する入
力端子、63は入力信号の絶対値をとる絶対値回路、6
4は2入力の大小関係を比較する比較回路、65は設定
値を保持しておくレジスタ、66,67は選択回路、6
8は出力端子である。
【0031】以上のように構成された本実施例のノイズ
低減撮像装置について、以下その動作を説明する。第1
の実施例と同様の動作をする点については割愛する。
【0032】入力端子1からコンポーネント信号が入力
され、A/D変換器2によりサンプリングされ、アナロ
グ信号からディジタル信号に変換される。この信号は減
算器によりフィールド相関のない信号成分(動き成分+
斜め線成分)とノイズ成分とが合わさった信号となる。
このフィールド差信号は、アダマール変換回路7に入
り、アダマール変換回路7でフィールド差信号を低域周
波数成分,縦方向周波数成分,横方向周波数成分等8つ
の2次元周波数成分に分かれる。この各成分はノイズを
取り出すために、非線形回路51でノイズ成分が取り出
される。具体的に非線形回路51は図15(c),
(d)の2つの入出力特性を実現することが出来る。図
15(c)の非線形回路は動きのある画像でも残像を抑
えて、高S/N改善を得るためのもので、(d)は静止
画の目立ち易い斜め線の画素点で帰還量を抑えるもので
ある。一方、アダマール変換回路の出力の02成分,0
3成分,12成分,13成分は斜め線検出回路21に入
力され、斜め線検出回路21はこの4つの成分よりアダ
マール変換回路7の入力パターンに斜め線が含まれてい
るかを検出する。この斜め線検出回路21は斜め線を検
出したとき信号を出力する。非線形回路51は斜め線検
出回路43の出力を受けて、斜め線検出回路21によっ
て斜め線が検出されたときは図15(d)の処理を選択
し、それ以外のときは図15(c)を選択する。この様
に、斜め線画素点を検出し、1つの非線形処理回路で非
線形処理方法を変えて帰還量を変えることにより、アダ
マール変換回路7の出力からノイズ成分を取り出す精度
を上げる。非線形回路51の出力信号は、アダマール逆
変換回路9を通すことにより元の時間軸に戻され、減算
回路3に供給され、入力信号からノイズ成分を引くこと
によりノイズのないディジタル信号が得られることにな
る。そして、D/A変換器10でディジタル映像信号が
元のアナログ信号に変換されて出力される。
【0033】ここで、非線形回路51の回路の動作につ
いて説明する。図14は非線形回路51の実際の回路構
成の一例である。レジスタ65は図15のzの値を保持
しており、斜め線検出結果が「H」の場合はセレクタ回
路66はグランドレベル(即ち、0レベル)を出力し、
それ以外のときはレジスタ値を出力する。一方、入力端
子61から各成分が入力すると、絶対値回路63によっ
て絶対値がとられ、比較器64によってレジスタ値との
大小関係が比較され、レジスタの値が大きいときに
「H」を出力する。セレクタ回路67は比較器64の出
力が「H」のときセレクタ回路66の出力値を選択し、
それ以外のときは入力した成分をそのまま出力する。以
上のような動作によって、非線形回路51はレジスタに
よって値を保持し、斜め線検出回路の結果を得るだけ
で、図15に示す2つの非線形処理を行うことが出来
る。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明は、アダマール変換
によって得られた各成分から斜め線を検出し、その斜め
線を検出した結果によって非線形処理回路を選択するこ
とで、入力信号が静止画で斜め線部の劣化が目立ち易い
画素点の帰還量を下げることにより、入力信号を劣化す
ること無く、効率よくノイズ低減することができる。
【0035】また、1つの非線形回路を用いて2つの非
線形処理を行い、回路規模の簡略化を行ったものであ
る。1つの回路構成で、2つの非線形処理を行うため、
まったく別個の非線形処理を実現することは不可能であ
るものの、今回のノイズ低減装置の目的を達成するため
には十分である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるノイズ低減装置
の構成を示すブロック図
【図2】同第1の実施例における斜め線検出回路21の
内部構成を示すブロック図
【図3】同第1の実施例における斜め線画像とそのフィ
ールド差信号との関係を示す模式図
【図4】同第1の実施例におけるアダマール変換の各変
換パターンを示す模式図
【図5】同第1の実施例における斜め線画像とそのフィ
ールド差信号との関係を示す模図
【図6】同第1の実施例における斜め線画像とそのフィ
ールド差信号との関係を示す模式図
【図7】同第1の実施例における斜め線画像とそのフィ
ールド差信号との関係を示す模式図
【図8】同第1の実施例における斜め線画像とそのフィ
ールド差信号との関係を示す模式図
【図9】同第1の実施例における縦線画像とそのフィー
ルド差信号との関係を示す模式図
【図10】同第1の実施例における斜め線検出回路21
の他の内部構成を示すブロック図
【図11】本発明の第2の実施例におけるノイズ低減装
置の構成を示すブロック図
【図12】同第2の実施例における非線形処理回路4
1,42の入出力特性を示す特性図
【図13】本発明の第3の実施例におけるノイズ低減装
置の構成を示すブロック図
【図14】第3の実施例における非線形回路51の内部
構成を示すブロック図
【図15】同第3の実施例における非線形回路51の入
出力特性を示す特性図
【図16】従来のノイズ低減装置の構成を示すブロック
【図17】2×4次アダマール変換入力パターン図
【図18】斜め線画像とフレーム差信号及びフィールド
差信号図
【符号の説明】
1 入力端子 2 A/D変換器 3,6 減算器 4 フレームメモリ 5 色信号位相シフト回路 7 アダマール変換回路 8,41,42,51 非線形回路 9 アダマール逆変換回路 10 D/A変換器 11,68 出力端子 21 斜め線検出回路 23 フィールドメモリ 31,63 絶対値回路 32,65 レジスタ 33,64 比較器 34 XOR回路 35 AND回路 36,37 OR回路 43,66,67 セレクタ 61 各成分の入力端子 62 斜め線検出結果の入力端子
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−66230(JP,A) 特開 平1−202072(JP,A) 特開 昭64−86678(JP,A) 特開 平4−172876(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/14 - 5/217

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号と遅延手段の出力信号との差成
    分を得る第1の減算手段と、 前記第1の減算手段の出力を複数の特徴成分に分解する
    特徴抽出手段と、 前記特徴成分の少なくとも1つを入力して、所定のパタ
    ーンを検出するパターン検出手段と、 前記第1の減算手段の出力を入力とし、非線形処理を行
    う非線形処理手段と、 前記非線形処理手段の出力と前記入力映像信号との差信
    号を得る第2の減算手段と、 前記第2の減算手段からの出力信号を遅延する前記遅延
    手段とを具備し、 前記非線形処理手段の入出力特性のゲインは、前記パタ
    ーン検出手段の出力によって可変可能に構成されてお
    り、前記遅延手段の出力または前記第2の減算手段の出
    力を出力信号とするノイズ低減装置。
  2. 【請求項2】 入力信号と遅延手段の出力信号との差成
    分を得る第1の減算手段と、 前記第1の減算手段の出力を複数の特徴成分に分解する
    特徴抽出手段と、 前記特徴成分の少なくとも1つを入力して、所定パター
    ンを検出するパターン検出手段と、 前記特徴抽出手段の出力の少なくとも1つに非線形処理
    を行う非線形処理手段と、 前記非線形処理手段の出力と、前記特徴抽出成分のうち
    前記非線形処理手段に入力しなかった残りの特徴抽出成
    分を用いて逆変換を行う逆変換手段と、 前記の逆変換手段の出力と前記入力映像信号との差信号
    を得る第2の減算手段と、 前記第2の減算手段からの出力信号を遅延する前記遅延
    手段とを備え、 前記非線形処理手段は、その入出力特性のゲインが前記
    パターン検出手段の出力によって可変可能に構成されて
    おり、前記遅延手段の出力または前記第2の減算手段の
    出力を出力信号とするノイズ低減装置。
  3. 【請求項3】 入力信号と遅延手段の出力信号との差成
    分を得る第1の減算手段と、 前記第1の減算手段の出力を複数の特徴成分に分解する
    特徴抽出手段と、 前記特徴成分の少なくとも1つを入力として、所定のパ
    ターンを検出するパターン検出手段と、 前記特徴成分の少なくとも1つに非線形処理を行う第1
    の非線形処理手段と、 前記特徴成分の少なくとも1つに第1の非線形処理手段
    とは異なる非線形処理を行う第2の非線形処理手段と、 前記パターン検出手段の出力により、前記第1の非線形
    処理手段の出力と、前記第2の非線形処理手段の出力の
    うちどちらか一方の出力を選択する選択手段と、 前記選択手段の出力と、前記特徴抽出成分のうち前記非
    線形処理手段に入力しなかった残りの特徴抽出成分を用
    いて逆変換を行う逆変換手段と、 前記逆変換手段の出力と前記入力映像信号との差信号を
    得る第2の減算手段と、 前記第2の減算手段からの出力信号を遅延する前記遅延
    手段とを備え、 前記遅延手段の出力または前記第2の減算手段の出力を
    出力信号とするノイズ低減装置。
  4. 【請求項4】 遅延手段がn(n>0)フィールド遅延
    手段であることを特徴とする請求項1,2または3に記
    載のノイズ低減装置。
  5. 【請求項5】 入力信号が輝度信号であることを特徴と
    する請求項1,2または3記載のノイズ低減装置。
  6. 【請求項6】 所定パターンが入力信号の静止画上に現
    われる斜め線を表わすパターンであることを特徴とする
    請求項1,2または3に記載のノイズ低減装置。
  7. 【請求項7】 特徴抽出手段が2(垂直)×4(水平)
    次のアダマール変換手段で、所定パターン検出手段はア
    ダマール変換手段の出力のうち02成分,03成分,1
    2成分,13成分の4つの成分入力とし、02成分と1
    2成分が異符号で、且つ02成分の絶対値が所定の値よ
    りも大きいという第1条件と、03成分と13成分が異
    符号で、且つ03成分の絶対値が所定の値よりも大きい
    という第2条件の2つの条件のうちどちらかを満たす場
    合、所定の信号を出力することを特徴とする請求項1,
    2または3に記載のノイズ低減装置。
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