JPH0199378A - ゴースト除去装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はテレビジョン受像機に関し、特に受像機に内臓
されるゴースト除去装置に関する。

［従来の技術］ テレビジョン受像機では、アンテナに直接受信される信
号に対して、付近の地形や建物あるいは車両などの移動
体による種々の反射経路を通って多少遅れて受信される
遅延信号が重畳される。このため、程度の差はあれ一般
には受像画面内に多重の像が出現する。この多重の像を
出現させる遅延信号はゴーストと称され、これが目障り
になるほど大きくなって画質が劣化する現像はゴースト
障害と称されている。

従来上述のようなゴーストを除去するなめに、第４図の
ブロック回路図に示すような構成のゴースト除去装置が
開発されている。６ スナわち、トランスバーサルフィルターで構成される擬
似ゴースト生成回路７１において、入力端子■上のテレ
ビジョン信号に対し遅延と加算の組合せによる信号処理
が施されてゴーストと逆相の擬似ゴーストが生成され、
加算器７４の一方の入力端子に供給される。この加算器
７４の他方の入力端子には、入力端子■上のテレビジョ
ン信号が遅延回路７３を経て供給されている。従って、
逆相の擬似ゴーストとの相殺によってゴーストが除去さ
れたテレビジョン信号が加算器７４から出力され、出力
端子Ｏを経て後段に供給される。

第４図の擬似ゴースト生成回路７２は、第５図のブロッ
ク回路図に示すように、縦列接続された複数の遅延器Ａ
工、Ａ２、・・・・・・Ａ　　これら遅延ｎ　ゝ 器の出力にそれぞれタップ利得を乗算するための乗算器
群Ｂ工、Ｂ２、・・・・・・Ｂｎ及びこれら乗算器のそ
れぞれの出力を相互に加算する加算器Ｃを備えるトラン
スバーサルフィルターと、その前後に配置されるアナロ
グ／デジタル（Ａ／Ｄ＞変換器り及びデジタル／アナロ
グ（Ｄ／Ａ　＞変換器Ｅから構成されている。

一般に、ゴーストはチャンネルの切換えに伴う受信電波
の波長の変化や、付近を通過する車両、航空機、船舶な
どの移動体の往来状況など種々の要因に依存して時々刻
々変化する。従って、第４図の擬似ゴースト生成回路７
２を構成するトランスバーサルフィルターは、遅延時間
とタップ利得を動的に高速制御することにより時々刻々
変化するゴーストを擬似してゆくことが必要になる。

この遅延時間とタップ利得の制御を行う第４図の利得制
御回路７１は、Ａ／Ｄ変換器７１ａ、暴走決定回路７１
ｂ、メモリ７１Ｃ１差分算定回路７１ｄを備え、テレビ
ジョン信号に実際に含まれているゴーストに基づき動的
に制御すべき遅延時間とタップ利得を算定し、これらを
レジスタ７５と、信号線７６を介して擬似ゴースト生成
回路７２に供給する。

タップ利得生成回路７１は、第６図の波形（Ａ＞に示す
垂直同期信号の立下がり部分についてそのゴーストを検
出し、タップ利得や遅延時間の設定値を決定する。すな
わち、上記垂直同期信号の立下がり部分を拡大すると、
波形（Ｂ）に示すように、立下がりからある時間τだけ
遅延して階段状に振幅ｇの分だけ立上がる逆相のゴース
トが発生している。この波形（Ｂ）は、タップ利得制御
回路７１のＡ／Ｄ変換器７１ａにおいて所定周期でサン
プリングされ、波形（Ｃ）に示すような振幅を有する離
散的な信号の時系列に変換される。

いずれも公知の基点決定部７１ｂ、メモリ７１Ｃ及び差
分算定部７１ｄは、上記波形（Ｃ）中の各サンプリング
点の振幅から直前のサンプリング点の振幅を減算するこ
とにより波形（Ｄ＞に例示するような差分信号を生成し
、これをタップ利得としてレジスタ７５を介して擬似ゴ
ースト生成回路７２に供給する。このタップ利得を受け
た擬似ゴースト生成回路７２は、波形（Ｅ）で例示する
ような逆相の擬似ゴーストを生成し、これを加算　゛回
路７４に供給する。この結果、加算回路７４からは、波
形（Ｆ）で例示するように逆相の擬似ゴーストで相殺さ
れることによってゴーストが除去されたテレビジョン信
号が出力される。

［発明が解決しようとする問題点］ 上述のゴーストには、±１μｓ以内の非常に近い所の出
現するような近接ゴーストと、１μｓ以上の所に出現す
るような通常ゴーストとがある。

従来のゴースト除去装置では、１つのタップ利得制御回
路でもって上記両ゴーストとも除去しようという構成の
ため、テレビジョン信号中の基準信号波形と損傷のない
正規の基準信号波形とから誤差分を求めるとき公知の基
点の決定という問題で、もし基点がずれればタップ利得
制御回路で検出したゴースト成分は、全体的に本当の誤
差分とは多少ずれてしまうためゴーストの消し残りが出
るという問題があった。

したがって、本発明の目的は、近接ゴースト及び通常ゴ
ーストのいずれをも十分に除去可能なゴ−スト除去装置
を提供しようとする点にあり、本発明は両ゴーストを除
去するにあたって、近接ゴースト除去のためのタップ利
得制御回路でもって近接ゴースト除去を行い基準とする
波形の波形等化を行った後で、通常ゴースト除去のため
のタップ利得制御回路でもって通常ゴースト除去を行え
ば、より高精度にゴースト成分を除去できるという点を
考慮して実現したゴースト除去装置を提供するものであ
る。

［問題点を解決するための手段］ 本発明のゴースト除去装置は、受信したテレビジョン信
号中に含まれる所定の基準信号波形から、予め記憶させ
た損傷のない正規の波形との誤差分を検出して所望の制
御量を求める第１のゴースト検出部と、この制御量に応
じて制御される第１のトランスバーサルフィルター部と
をもち、フィルタ一部の出力と適宜遅延させたテレビジ
ョン信号とを加算処理する近接ゴースト除去手段と、上
記処理後の基準信号波形から通常の遅延時間をもつゴー
スト信号（以下、通常ゴーストと呼ぶ）を検出して所望
の制御量を求める第２のゴースト検出部と、この制御量
に応じて制御される第２のトランスバーサルフィルター
部とをもち、この第２フィルタ一部と上記加算処理後の
信号とを加算する加算器とを有する通常ゴースト除去手
段を備えていて、近接ゴースト及び通常ゴーストを高精
度に除去できるように構成されている。

［作用］ 上述した第１の検出部及びトランスバーサルフィルター
部は、テレビジョン信号中に含まれる基準信号波形と損
傷のない正規の基準信号波形とから近接ゴースト成分を
検出するとともに、その逆成分を作成する働きをし、加
算回路で原信号に加えることにより近接ゴーストを相殺
的に除去している。

さらに、近接ゴースト除去後の基準信号波形を用いて、
第２の検出部及びトランスバーサルフィルタ二部でもっ
て、通常の遅延時間をもつ通常ゴースト成分を検出する
とともに、その逆成分を作成する働きをし、加算回路で
近接ゴースト除去後の信号に加えることにより通常ゴー
ストを相殺的に除去している。

上記のように、先に近接ゴーストを除去し、その上で通
常ゴーストを除去しようという構成によって両者の相乗
効果を得ている。

［実施例］ 第１図は、本発明の一実施例に係わるゴースト除去装置
の構成を示すブロック回路図である。

図中、■は入力端子、１０はＡ／Ｄ変換部、１１は第１
のゴースト検出部である第１タップ利得制御回路、１２
は第２のゴースト検出部である第２タップ利得制御回路
、１３は第１のトランスバーサルフィルター部である近
接ゴースト除去用擬似ゴースト生成回路、１４は遅延回
路、１８は第２のトランスバーサルフィルター部である
通常ゴースト除去用擬似ゴースト生成回路、１５．１７
は加算回路、０は出力端子である。

第１タップ利得制御部１１において、ｌｌａは基準信号
波形記憶部、ｌｌｂは第１基準信号波形検出部、ｌｌｃ
は規格化部、ｌｌｄは記憶部、１１ｅは読出し部、ｌｌ
ｆは第１差分算定部、１１ｇは相関算定部、ｌｌｈは基
点決定部、ｌｌｋは記憶部、１１１は読出し部である。

また、第２タップ利得制御部１２において、１２ａは第
２基準信号波形検出部、１２ｂは規格化部、１２ｃは記
憶部、１２ｄは読出し部、１２ｅは第２差分算定部、１
２ｆは記憶部、１２ｇは読出し部である。

この実施例のゴースト除去装置では、第３図の（Ａ）に
示すように、垂直同期信号の立下がり部分の波形が基準
信号として利用される。この垂直同期信号としては、テ
レビジョン送信機の出力段において、複合映像同期信号
から分離されＡ／Ｄ変換されたと想定したものが選択さ
れる。

例えば、立下がり時間の十分小さな階段波形が高域側遮
断周波数４．２聞２の低域通過ろ波回路を通されたのＡ
／Ｄ変換されたサンプリング値が、この２つのタップ利
得制御回路の製造時に基準信号波形としてその基準信号
波形記憶部１１ａに予め記憶される。この記憶済み基準
信号波形ＧＡ、第３図の波形（Ｂ）において白丸印を連
結した点線で例示するように、振幅１から０まで降下す
る規格化された階段波形を呈しており、白丸印で例示す
るサンプリング値の集合として基準信号波形記憶部１１
ａ内に保持される。

一方、このテレビジョン受像機の使用時において入力端
子１上に出現するテレビジョン信号に実際に含まれる基
準信号波形は、第３図における波形（Ｂ）、（Ｃ）にお
いて黒丸印で連結した実線で例示するように、遅延時間
τが基準信号の立下がり時間程度以下であるような近接
ゴーストを含む波形（Ｂ）と振幅が１から０まで降下し
たのちτ時間後に振幅がｇ工だけ持ち上がるいわゆる通
常ゴースト波形（Ｃ）等のゴーストの影響を受けた形状
を呈している。

まず、近接ゴースト波形（Ｂ）を含む映像信号の近接ゴ
ースト除去手段の動作について説明する。

この場合は、第２図の波形（Ａ）に示すような垂直同期
信号の立下がり部分が基準信号として利用され、第２図
の波形（Ｂ）に点線で例示するような立下がり部分の理
想的な拡大波形が基準信号波形記憶部１１ａに予め記憶
される。一方、実際に受信されたテレビジョン信号から
抽出された基準信号波形は、第２図の波形（Ｂ）に実線
で例示するように近接ゴーストや送信系、空中線系、受
信系の周波数特性（高域制限特性）の影響によって歪ん
だ波形となっている。この受信された基準信号の波形は
、Ａ／Ｄ変換部１０でディジタル信号に変換されたのち
、規格化部１１Ｃ１記憶部１１ｄ、読出し部ｌｉｅを経
て第１差分算定部１１ｆに供給される。

第１差分算定部１１ｆでは、実線で例示される実際の受
信波形のサンプリング値から点線で例示される理想的な
基準信号波形のサンプリング値が減算され、第２図の波
形（Ｃ）に例示するような差分信号の時系列が算定され
る。更に第１差分算定部１１ｆでは、上記差分信号の時
系列について更に時間軸方向の差分が算定されることに
より、第２図（Ｄ＞に例示するような波形相互間と時間
軸上の差分信号の時系列が算定され、記憶部１１ｄと読
出し部１１ｅを経てタップ利得制御信号としてレジスタ
１６に供給される。

なお、第２図（Ｄ）の例えば差分信号の時系列で隣接サ
ンプリング点ωＮ−１〜ωＮ　（Ｎは整数〉間の時間差
（Ｔ）が後方のサンプリング点に付与され、またトラン
スバーサルフィルターの出力がその入力よりもサンプリ
ング周期ＴのＮ倍だけ遅延するため、（Ｎ＋１／２）Ｔ
の遅延時間が遅延回路１４によってテレビジョン信号に
付与されることになる。

擬似ゴースト生成回路１３は、タップ利得に基づき擬似
ゴーストを生成し、これを加算回路１５の一方の入力端
子に供給する。この加算回路１５の他方の入力端子には
、遅延回路１４で（Ｎ＋１／２）Ｔだけ遅延したテレビ
ジョン信号が供給される。

従って加算回路１５の出力からは、近接ゴーストが除去
されたテレビジョン信号が出力される。

このとき、擬似ゴースト生成回路゛１３の出力によって
ゴーストの一次成分は相殺的に除去されつつ二次成分に
置き換えられたゴーストが軽減されたテレビジョン信号
が出力される。また、ゴーストの二次成分に対しては、
ゴーストの一次成分の大きさや位置が検知できれば、数
学的処理を施すことによりマイクロコンピュータのソフ
トウェアを用いることによって、ゴーストの二次成分も
相殺的に除去でき、さらにゴーストが軽減されたテレビ
ジョン信号が出力される。

以上、ゴーストの遅延時間τが基準信号の立下がり時間
程度以下であるいわゆる近接ゴースト除去の動作を第２
図の波形によって説明した。

つぎに、ゴースト遅延時間ｔが基準信号の立下り時間に
比べて十分大きいような場合、いわゆる通常ゴースト除
去についての動作について説明する。まず近接ゴースト
が除去された後の信号、加算回路１７の出力が第２基準
信号波形検出部１２ａおよび記憶部１２ｃに供給される
。第２差分算定部１２ｅは、読出し部１２ｄから供給さ
れた実際の基準信号のサンプリング値から、記憶部１２
Ｃから読出した理想的な基準信号にサンプリング値を減
算することにより、第３図の波形（Ｃ）に例示するよう
な振幅ｇ１の差分信号の時系列を算定する。引き続き、
第２差分算定部１２ｅは、上記算定した差分信号の時系
列について時間軸方向の差分を算定することにより第３
図（Ｄ）に例示するような波形相互間と時間軸上の差分
信号を算定する。

この差分信号は、記憶部１２ｆと読出し部１２ｇを経て
タップ利得制御信号としてレジスタ１９に供給される。

擬似ゴースト生成回路１８は、タップ利得に基づき第３
図の波形（Ｅ）に例示するような擬似ゴーストを生成し
、これを加算回路１７の一方の入力端子に供給する。こ
の加算回路１７の他方の入力端子には、近接ゴースト除
去後の加算回路１５の出力のテレビジョン信号が供給さ
れる。従って、加算回路１７からは、第３図の波形（Ｆ
）に例示するように擬似ゴースト生成回路１８の出力に
よってゴーストが相殺的に除去されたものが出力される
。第１図かられかるように通常ゴースト除去手段の回路
構成は巡回型で構成されているためゴーストの一次成分
ｇ１を相殺的に除去するときに生じるゴーストの二次成
分は生じない。

以上、ゴーストの遅延時間τが基準信号の立下り時間に
比べて十分大きい、いわゆる通常ゴーストの除去手段の
動作を説明した。

第２図と第３図の波形で説明した差分算定に際しては、
記憶済みの理想的な基準信号波形と実際に受信される基
準信号との間のタイミングの調整が必要なにる。このタ
イミングの調整は、近接ゴースト除去手段では、第１基
準信号波形検出部１１ｂ及び読出し部ｌｉｅによる呼出
しタイミングの粗調整と、読出し部１１ｅ、相関算定部
１１ｇ及び基点決定部１１ｈによる呼出しタイミングの
微調整との組合せによって行われる。通常ゴースト除去
手段では、第２基準信号波形検出部１２ａ及び読出し部
１２ｄによる読出しタイミングの粗調整で行われる。

すなわち、両基準信号波形検出部１１ｂ、１２ａは微分
回路やタイマなどを内蔵しており、テレビジョン信号中
に出現する基準信号波形の変化点を大まかな精度で検出
して各読出し回路１１ｅ、１２ｄに各記憶部ｌｉｄ、１
２ｃからの読出しの開始を指令することにより、両基準
信号波形間のタイミングを粗調整する。また、相関算定
部１１ｇは、基準信号波形同士の差分信号についての時
間軸上の差分信号の時系列を算定し、これらを基点決定
部１１ｈに供給する。基点決定部１１ｈは、供給された
差分信号の時系列の２乗の総和を算定し、これが極小に
なるように読出し部ｌｉｅの読出しタイミングを１サン
プリング間隔単位で微調整する。

また、基準信号波形記憶部１１ａの波形と各基準信号波
形検出部１１ｂ、１２ａの波形のレベルの相違によって
ゴースト除去性能が劣化するのを防ぐために各記憶部ｌ
ｉｄ、１２ｃの前段に規格化部１１ｃ、１２ｂを設置す
る構成を例示した。

しかしながら、入力端子■の前段の図示しない振□幅調
整機構の性能が良好な場合にはこの規格化部１１ｃ、１
２ｂの設置を省略することができる。

なお、第１図の規格化部１１ｃ、１２ｂ、差分算定部１
１ｆ、１２ｅ、相関算定部１１ｇ、暴走決定部などはハ
ードウェア的に実現することもできるし、マイクロコン
ピュータなどを用いてソフトウェア的に実現することも
できる。

また、第１図実施例では、第１のゴースト検出部と第２
のゴースト検出部をその機能に注目して個別に構成して
いるが、他の実施例としては例えば、第１のゴースト検
出部の入力を第２加算器１７の出力から得るようにして
おけば、第１と第２のゴースト検出部の内部構成を共用
化することができる。

［発明の効果］ 以上詳細に説明したように、本発明のゴースト除去装置
は、テレビジョン信号中に含められる所定の基準信号波
形と損傷のない正規の波形とから第１の検出部で誤差分
を検出するとともに、第１のトランスバーサルフィルタ
ー部で誤差分と逆の成分の信号を生成して原信号に加算
することにより近接ゴーストを除去し、基準とする信号
波形の波形等化をする効果がある。

次に、上記近接ゴースト除去された基準信号波形を用い
ることにより通常の遅延時間をもつ通常ゴースト成分を
正確に第２の検出部で検出しするとともに、第２のトラ
ンスバ−サフィルタ一部でその逆成分を生成して近接ゴ
ースト除去後の原信号に加算することににより、通常ゴ
ーストをより高精度にゴースト除去を行うことが出来る
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のゴースト除去装置の構成を
示すブロック回路図、第２図及び第３図は第１図のゴー
スト除去装置の動作に関し保持中の基準信号波形と受信
された基準信号波形からの差分算定、擬似ゴースト生成
及びテレビジョン信号中のゴーストとの相殺の動作を説
明するための波形図で、第２図は近接ゴースト除去を説
明するための波形図、第３図は通常ゴースト除去を説明
するための波形図である。また、第４図は従来のゴース
ト除去装置の構成を示すブロック回路図、第５図は擬似
ゴースト生成回路の構成を示すブロック回路図、第６図
は上記従来のゴースト除去装置の動作を説明するための
波形図である。 １１・・・第１のゴースト検出部（第１タップ利得制御
回路）、１２・・・第２ゴースト検出部（第２タップ利
得制御回路）、１３．１８・・・擬似ゴースト生成回路
（トランスバーサルフィルター部）、１５．１７・・・
加算器、１６．１９・・・レジスタ、１１ａ・・・基準
信号波形記憶部、ｌｌｂ・・・第１基準信号波形検出部
、１２ａ・・・第２基準信号波形検出部、ｌｉｅ、１２
ｄ・・・読出し部、ｌｌｆ・・・第１差分算定部、１２
ｅ・・・第２差分算定部、ｌ１ｇ・・・相関算定部、ｌ
ｌｈ・・・基点決定部。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）受信したテレビジョン信号中に含まれる所定の基
   準信号波形から、予め記憶させた損傷のない正規の波形
   との誤差分を検出して所望の制御量を求める第１のゴー
   スト検出部と、この制御量に応じて、制御される第１の
   トランスバーサルフィルター部と、この出力と適宜遅延
   させた前記テレビジョン信号とを加算処理後の基準信号
   波形から、通常の遅延時間をもつゴースト信号を検出し
   て所望の制御量を求める第２のゴースト検出部と、この
   制御量に応じて制御される第２のトランスバーサルフィ
   ルター部と、この出力と前記加算処理後の信号とを加算
   する加算器とを少なくとも備えてなることを特徴とする
   ゴースト除去装置。
2. （２）前記第１のゴースト検出部に与えられる入力信号
   を前記加算器より得ることにより、前記第１と第２のゴ
   ースト検出部の内部構成を共用化したことを特徴とする
   特許請求の範囲第１項記載のゴースト除去装置。