JPH01286679A - ゴースト除去装置 - Google Patents

ゴースト除去装置

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JPH01286679A
JPH01286679A JP63116062A JP11606288A JPH01286679A JP H01286679 A JPH01286679 A JP H01286679A JP 63116062 A JP63116062 A JP 63116062A JP 11606288 A JP11606288 A JP 11606288A JP H01286679 A JPH01286679 A JP H01286679A
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JP
Japan
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reference waveform
tap gain
ghost
difference
signal
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Pending
Application number
JP63116062A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Shiki
式 辰也
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NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、テレビジョン受像機内に設置されるゴースト
除去装置に関するものである。
(従来の技術) テレビジョン受像機に受信されるビデオ信号には、アン
テナに直接受信される信号成分のほかに、付近の樹木や
建造物あるいは車両などの移動体による種々の反射経路
を経て多少遅れて受信される信号成分も含まれる。従っ
て、程度の差はあっても一般には受信画面内には多重の
像が出現する。
この受信画面内に多重の像を出現させる信号成分はゴー
ストと称され、この多重の像が目障りになるほど大きく
なって画質が劣化する現象はゴースト障害と称される。
このようなゴーストを除去するための装置は、擬似ゴー
スト生成用のトランスバーサル・フィルタと、受信テレ
ビジョン信号の所定箇所の波形(「基準波形」と称され
る)からゴーストの発生状況を検出し上記トランスバー
サル・フィルタのタップ利得を制御するタップ利得制御
回路と、信号合成回路とから構成される。
タップ利得制御回路は、放送局から送出されるテレビジ
ョン信号中に含まれるゴーストの影響を受ける前の基準
波形を予め保持しておくと共に、実際の受信テレビジョ
ン信号からゴーストの影響を受けた基準波形を抽出し、
両者の関係からゴーストの影響を検出し、これを除去す
るためのタップ利得を生成する。このタップ利得を受け
るトランスバーサル・フィルタは、信号の遅延、減衰及
び相互加算という多重反射に基づくゴースト発生のメカ
ニズムを縦列接続される遅延回路群と係数回路群と加算
回路によって模擬することにより、擬似ゴーストを生成
する。この擬似ゴーストは、通常、逆極性で生成され、
信号合成回路において原受信テレビジョン信号と加算さ
れ、これに含まれるゴースト成分と相殺される。
上記基準波形の一例としては、第4図(A)に示すよう
に、垂直帰線期間内に出現する等価パルスなどの立下が
りエツジが利用される。この場合、タップ利得制御回路
内には、第4図(B)の白丸印で示すサンプリング点群
から成る立下がりエツジのディジタル波形が基準波形と
して予め保持される。実際の受信テレビジョン信号から
抽出されサンプリング点群に変換された基準波形は、第
4図(B)の黒丸印で例示するように、ゴーストの影響
を受けることにより立下がりエツジからτ時間遅れて振
幅gだけ持ち上がる階段波形を呈している。この受信基
準波形中のサンプリング点から保持中の基準波形の対応
のサンプリング点が減算され、第4図(C)に示すサン
プリング点群から成る波形間差分信号が生成される。
続いて、この波形間差分信号の各サンプリング点ついて
時間軸上の差分が採られ、第4図(D)に示すようなタ
ップ利得が生成される。このタップ利得を受けたトラン
スバーサル・フィルタでは、第4図(E)に示すような
疑似ゴーストが生成される。第4図(E)の生成疑憤ゴ
ーストと第4図(B)の黒丸印で示す原受信テレビジョ
ン信号との加算によって第4図(F)に示すように、振
幅gの一次ゴーストが相殺的に除去されると共に、代わ
りに振幅g2の二次ゴーストが付加されたゴースト除去
信号となる。
上述のタップ利得生成は、まず、抽出した基準波形と保
持中の基準波形との間の波形間差分を行い、次に時間軸
上の差分、すなわち微分を行っている。従って、基準波
形として当初から階段波形の微分波形を設定しておけば
、波形間差分を行うだけでタップ利得が生成できる。す
なわち、第4図の階段波形を微分し、テレビジョン信号
の周波数帯域で帯域制限し、サンプリング点群に変換し
た基準波形は、第5図(A)に示すようなものとなる。
一方、実際の受信テレビジョン信号から抽出され、サン
プリング点群に変換された基準波形は、第5図(B)に
示すように、ゴーストの影響を受けて、歪んだ波形とな
っている。タップ利得制御回路は、上記両基準波形相互
の波形間差分の算定によってタップ利得を生成できる。
(発明が解決しようとする課題) 上述のように基準波形としてテレビジョン信号帯域の上
限周波数で帯域制限されたパルス波形を用いる場合、受
信テレビジョン信号から抽出した基準波形の振幅を規格
化する際に基準波形のゼロレベルの検出が必要になる。
しかしながら、第5図(B)に例示するように、受信テ
レビジョン信号のペデスタルレベルがゴーストの影響に
よって相当程度傾斜したり揺らいだりしているため、こ
のペデスタルに重畳された基準波形のゼロレベルを高精
度で検出することが困難になるという問題がある。
(課題を解決するための手段) 末弟1の発明に係わるゴースト除去装置によれば、°一
方に基準波形を含みつつ隣接する1ライン分の領域の波
形の差分をとりつつ基準波形を抽出する手段をタップ利
得生成回路に備え、ゼロレベルの傾斜や揺らぎが除去さ
れた基準波形の検出を可能とするように構成されている
。 末弟2の発明に係わるゴースト除去装置によれば、
垂直帰線期間内の所定個所に1フイールドおきに挿入さ
れた基準波形を隣接フィールド間の差分をとりつつ抽出
する手段をタップ利得生成回路に備え、ゼロレベルの傾
斜や揺らぎが除去された基準波形の検出を可能とするよ
うに構成されている。
以下、本発明の作用を実施例と共に詳細に説明する。
(実施例) 第1図は、本発明の一実施例のゴースト除去装置の構成
を示すブロック図である。
このゴースト除去装置は、受信テレビジョン信号の所定
個所から抽出した基準波形のサンプリング点群と、予め
保持中の基準波形の対応のサンプリング点群との波形間
差分からタップ利得を生成するタップ利得生成回路1を
備えている。更に、このゴースト除去装置は、タップ利
得生成回路1から生成済みのタップ利得を受けて疑似ゴ
ーストを生成するトランスバーサル・フィルタ2と、こ
の生成された疑似ゴーストと環テレビジョン信号とを合
成する合成回路3とを備え、入力端子INに供給される
原テレビジョン映像信号からゴーストを除去しつつ出力
端子OUTに出力する。
タップ利得生成回路1は、A/D変換部11、タイミン
グ信号生成部12、 ライン間差分生成部13、規格化
部14、基準波形保持部16.17、差分算定部18及
びタップ利得保持部19がら構成されている。
入力端子INに供給される受信テレビジョン信号は、タ
ップ利得生成部lのA/D変換部11とタイミング生成
部12とに供給される。タイミング生成部12は、受信
テレビジョン信号から同期信号を抜き取り、A/D変換
部11、ゼロレベル検出部、規格化部14などこのタッ
プ利得主成部1内の各部に供給するタイミング信号を生
成する。
A/D変換部11でディジタル信号に変換された基準波
形は、1ライン遅延部13aと減算部13bとで構成さ
れるライン間差分生成部13に供給される。
ライン間差分生成部13に供給される基準波形は、第2
図(A)に示すように、垂直帰線期間内の任意のライン
上に重畳されている。この重畳された基準波形は、第2
図(B)に拡大して示すように、テレビジョン信号帯域
の上限周波数で帯域制限を受けたパルス波形がゴースト
による歪みを受けたものである。この基準波形のゼロレ
ベル、すなわちこの基準波形が重畳されるペデスタルの
レベルは、ゴーストの影響を受けて相当程度傾斜したり
揺らいだりしている。
ライン間差分作成部13の減算部13bは、タイミング
信号生成部12から供給される減算開始のタイミング信
号に同期して、加算側端子に供給されている第2図(B
)の基準波形が重畳された1ライン分の信号から、1ラ
イン遅延部13aを経て減算側端子に供給されるlライ
ン前の信号を減算する。基準波形が重畳されたラインの
ペデスタルレベルは、第2図(C)に示すようなlライ
ン前のものと同様にゴーストの影響を受けて相当程度傾
斜したり揺らいだりしている。このゴーストの影響によ
るペデスタルのレベルの傾斜や揺らぎはlライン程度の
時間では変化しない。このため、第2図(D)に示すよ
うに、ペデスタルのレベルの傾斜や揺らぎが相殺される
ことによりゼロレベルの傾斜や揺らぎが除去された基準
波形が減算部13bから出力される。
規格化部14は、ライン差分作成部13から受けた基準
波形を規格化する。
差分算定部18は、受信テレビジョン信号から抽出され
基準波形保持部16に保持された規格化基準波形のサン
プリング点と、基準波形保持部17に予め保持されいる
基準波形の対応のサンプリング点との差分を算定し、こ
れをトランスバーサル・フィルタのタップ利得としてタ
ップ利得保持部19に供給する。
トランスバーサル・フィルタ2は、第3図に示すように
、多段に縦列接続された遅延器32a。
32b、32c・・・・32nと、これら遅延器のそれ
ぞれの出力にタップ利得を乗算するための乗算器33a
、33b、33cm33nとこれら乗算器のそれぞれの
出力を加算する加算器34と、これらの前後に配置され
たA/D変換器31とD/A変換器35とを備え、タッ
プ利得生成部lから供給されるタップ利得に基づき疑似
ゴーストを生成する。このトランスバーサル・フィルタ
2で生成された疑似ゴーストは、合成部3において原受
信テレビジョン信号と合成され、その中に含まれるゴー
ストと相殺される。
以上、各垂直帰線期間内で一方にパルス状の基準波形を
含みつつ隣接する1ライン分の波形の差分を採る構成を
説明した。しかしながら、垂直帰線期間内の所定の位置
に1フイールドおきにパルス状の基準波形を挿入し、隣
接フィールド間の差分をとりながら傾斜や揺らぎの除去
されたゼロレベルの基準波形を抽出するように構成して
もよい。
この構成は、第1図のタップ利得生成部1内の1ライン
遅延部13aを、1フイールド遅延部で置き換えればよ
い。従って、この第2の発明についての実施例は省略す
る。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明のゴースト除去装置
は、各垂直帰線期間内で一方に基準波形を含みつつ隣接
する1ライン分の領域の波形の差分をとりつつ基準波形
を抽出する手段、又は、垂直帰線期間内に1フイールド
おきに挿入された基準波形を隣接フィールド間の差分を
とりつつ抽出する手段をタップ利得生成部に備える構成
であるから、ゼロレベルの傾斜や揺らぎの除去された基
準波形の抽出が可能になる。この結果、高精度のタップ
利得を生成でき、高いゴースト除去性能を実現できると
いう効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のゴースト除去装置の構成を
示すブロック図、第2図は第1図の1ライン遅延部13
の動作を説明するための波形図、第3図は第1図のトラ
ンスバーサル・フィルタの構成を例示するブロック図、
第4図はゴースト除去の原理を説明するための波形図、
第5図は本発明が解決しようとする課題を説明するため
の波形図である。 ■・・・タップ利得生成部、2・・・トランスバーサル
・フィルタ、3・・・合成部、11・・・A/D変換部
、12・・・タイミング生成部、13・・・ライン差分
生成部、14・・・規格化部、16.17・・・基準波
形保持部、18・・・差分算定部、19・・・タップ利
得保持部、31・・・A/D変換器、32a〜32n・
・・遅延器、33a〜33n・・・乗算器、34・・・
加算器、35・・・D/A変換器。 特許出願人 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)受信テレビジョン信号の各垂直帰線期間において
    1ライン周期で繰り返される領域の一つに重畳されてい
    るテレビジョン信号帯域の上限周波数で帯域制限された
    パルス状の基準波形をディジタル信号に変換しつつ抽出
    しそのサンプリング点群と予め保持中の基準波形の対応
    のサンプリング点群との波形間差分からタップ利得を生
    成するタップ利得生成回路と、この生成されたタップ利
    得を受けて疑似ゴーストを生成するトランスバーサル・
    フィルタと、この生成された疑似ゴーストと原テレビジ
    ョン信号とを合成する合成回路とを備えたゴースト除去
    装置において、 前記タップ利得生成回路は、一方に前記基準波形を含み
    つつ隣接する1ライン分の領域の波形の差分をとりつつ
    前記基準波形を抽出する手段を備えたことを特徴とする
    ゴースト除去装置。
  2. (2)受信テレビジョン信号の垂直帰線期間内の所定の
    領域に挿入されているテレビジョン信号帯域の上限周波
    数で帯域制限されたパルス状の基準波形をディジタル信
    号に変換しつつ抽出しそのサンプリング点群と予め保持
    中の基準波形の対応のサンプリング点群との波形間差分
    からタップ利得を生成するタップ利得生成回路と、この
    生成されたタップ利得を受けて疑似ゴーストを生成する
    トランスバーサル・フィルタと、この生成された疑似ゴ
    ーストと原テレビジョン信号とを合成する合成回路とを
    備えたゴースト除去装置において、 前記タップ利得生成回路は、1フィールドおきに垂直帰
    線期間内の所定個所に挿入された基準波形を隣接フィー
    ルド間の差分をとりつつ抽出する手段を備えたことを特
    徴とするゴースト除去装置。
JP63116062A 1988-05-13 1988-05-13 ゴースト除去装置 Pending JPH01286679A (ja)

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