JPH09139887A - 映像信号処理装置 - Google Patents

映像信号処理装置

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JPH09139887A
JPH09139887A JP7297974A JP29797495A JPH09139887A JP H09139887 A JPH09139887 A JP H09139887A JP 7297974 A JP7297974 A JP 7297974A JP 29797495 A JP29797495 A JP 29797495A JP H09139887 A JPH09139887 A JP H09139887A
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稔 芦部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハードウェア規模を小さくしながら高画質の
映像特殊効果装置を可能にする。 【解決手段】 飛び越し走査の映像信号51を入力し、
動き検出回路2において映像の動き領域を検出する。映
像の縮小率55と動き量に応じて折り返し歪防止のため
のフィルタ係数53を発生させる。フィルタ回路1にお
いてフィルタ係数53により当該フィールド内での垂直
フィルタ処理を施した後、順次走査化する。その後、補
正回路6で静止領域において補正フィルタ処理を施した
信号を特殊効果回路7に入力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は映像信号の高画質な
特殊効果装置に関し、特に飛び越し走査の映像信号に特
殊効果を施す場合の映像信号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】映像の縮小が伴う特殊効果の場合には、
折り返し歪防止のためのプリフィルタが前に必要であ
る。また、特に静止領域で高画質を得るためにはフィー
ルド内に閉じた処理ではなく1フィールド前の映像信号
も用いたフレーム処理が必要である。
【0003】従来技術においてフレーム処理を実現する
ために、図4に示す方法がある。図で、入力映像信号5
1から動き検出回路2において映像の動き領域を表す動
き信号52を検出する。順次走査変換回路5では入力映
像信号51を動き信号52を用いて順次走査化し、順次
走査映像信号61を出力する。順次走査化は、静止領域
では1フィールド前の信号を、また動き領域では現フィ
ールドの信号を用いて内挿することで実現される。一
方、特殊効果の種類は信号56として入力され、その中
の縮小の割合を示す情報から縮小率発生回路4において
画素毎の縮小率55が生成される。フィルタ係数発生回
路9で縮小率55に応じてフィルタ係数62が生成され
る。フィルタ回路8において順次走査映像信号61に対
してフィルタ係数62に応じてフィルタ処理が施され信
号63となる。最後に特殊効果回路7において信号56
に応じて信号63を変形処理して出力64が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術におい
ては順次走査の状態でフィルタ処理が施されているた
め、飛び越し走査での処理に比較して、同じ特性の垂直
フィルタ処理を施すのに2倍のタップ数が必要となる。
これを2倍の走査線について処理を行う必要があるた
め、処理量が計4倍になるという課題がある。
【0005】本発明の目的は前述の従来方式の欠点を緩
和せしめ、ハードウェア規模をあまり大きくせずに前処
理を行う映像信号処理装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の映像信号処理装
置は、入力映像信号の動き領域を検出する動き検出回路
と、特殊効果の種類に応じて映像の縮小率を発生させる
縮小率発生回路と、前記動き領域および前記縮小率から
折り返し歪防止のフィルタ係数および静止領域補正のフ
ィルタ係数を発生させるフィルタ係数発生回路と、前記
折り返し歪防止のフィルタ係数に応じて前記入力映像信
号に対してフィルタを施すフィルタ回路と、前記動き領
域を用いて前記フィルタ回路の出力を順次走査に変換す
る順次走査変換回路と、前記順次走査変換回路の出力を
前記静止領域補正のフィルタ係数により補正処理を施す
静止領域補正回路と、前記静止領域補正回路の出力およ
び前記特殊効果の種類を入力して特殊効果を施す特殊効
果回路とを有する。
【0007】本発明の映像信号処理装置では、飛び越し
走査のまま動き量を考慮しつつ折り返し歪防止のフィル
タ処理を行い、順次走査化した後、静止領域について補
正を施している。折り返し歪防止のフィルタ処理は、静
止領域は動き領域の2倍の通過帯域の低域通過型フィル
タを施しておく。従って、静止領域は縮小率が1/2以
下のときにはじめてフィルタ処理が施される。縮小率が
1/2に満たない場合には、後段の静止領域の補正処理
により帯域制限する。
【0008】本発明において、折り返し歪防止のフィル
タ処理のうち、垂直フィルタは飛び越し走査の状態で施
しているため、同じ特性の垂直フィルタ処理を施すのに
順次走査での処理に比較して1/2のタップ数でよい。
また、飛び越し走査で出力すればよいのでさらに1/2
の処理量となり、全体で1/4の処理量となる。一方、
順次走査化した後の補正処理は、縮小率が1/2までに
対応すればよいため折り返し防止のフィルタに比較して
タップ数は1/2以下でよい。即ち、全体として見た場
合にも、順次走査化した後で折り返し防止のフィルタ処
理をするのに比較してハードウェア規模を少なくするこ
とが可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】次に図1、図2を参照して本発明
の実施の形態について説明する。本実施の形態では一例
として、折り返し歪防止フィルタは水平フィルタと垂直
フィルタが縦列接続された構成になっているものとす
る。
【0010】図1は本発明の実施の形態の基本構成を示
すブロック図である。まず、飛び越し走査の入力映像信
号51は動き検出回路2およびフィルタ回路1に入力さ
れる。動き検出回路2では映像信号から画素毎に動き領
域を検出し、動き信号52として出力する。
【0011】一方、特殊効果の種類は信号56として入
力され、縮小が伴う場合は、縮小率発生回路4において
画素毎の縮小率55が生成される。例えば、映像を縦横
1/2に縮小する場合には、全画素について水平0.
5、垂直0.5という値が生成される。次にフィルタ係
数発生回路3において縮小率55および動き信号52に
応じてフィルタ係数53および静止領域補正係数54が
生成される。フィルタ回路1のフィルタは次式で表さ
れ、フィルタ係数Akが与えられるとフィルタ出力Yj
は次式(1)に従って計算される。
【0012】
【数1】 例えば、縮小率0.5が入力された場合で7タップ(k
=3)のフィルタの場合には例えば以下の係数をまず生
成する。
【0013】
【数2】 水平フィルタのフィルタ係数は(2)式がそのままフィ
ルタ係数53として出力される。一方、垂直フィルタの
フィルタ係数は、(2)式の係数に対し動き信号を考慮
する。即ち、静止領域では動き領域の2倍の通過帯域を
もつフィルタ係数をフィルタ係数53として出力する。
縮小率が1/2に満たない場合には、静止領域は全帯域
通過のフィルタ係数が出力される。また、フィルタ係数
発生回路3では、縮小率がRの場合、静止領域で順次走
査変換後の通過帯域を縮小しない場合に比べてRにする
フィルタ係数(静止領域補正係数)54を生成する。縮
小率が1/2の場合、例えば(2)式を補正係数54と
して出力すればよい。次に、フィルタ回路1において、
入力映像信号51に対してフィルタ係数53で決定され
るフィルタ処理が施され、信号57が出力される。フィ
ルタ回路1は水平フィルタと垂直フィルタの縦列接続に
より構成し、それぞれのフィルタは公知のFIRフィル
タにより構成すればよい。垂直フィルタ部は前後のフィ
ールドの信号は使わない。
【0014】フィルタ回路1の出力である信号57は順
次走査変換回路5において順次走査信号58に変換され
る。さらにこの順次走査信号58は静止領域補正回路6
において補正係数54によって決定される垂直フィルタ
処理が施され、出力信号59となる。静止領域補正回路
6の垂直フィルタは画素毎にフィルタ係数を変化させる
ことができるFIRフィルタでよく、よく知られた技術
で構成することができる。出力信号59は、特殊効果回
路7において信号56に従って映像が変形され、効果出
力信号60として出力される。
【0015】図2は上記の実施の形態における垂直フィ
ルタ特性を表す図である。それぞれ、垂直・時間の2次
元周波数空間で表現しており、一例としてフィールド周
波数60Hz、走査線数525本としている。図2
(a)の○は入力の飛び越し走査の映像信号の信号キャ
リア位置を表現している。図2(b)は縮小率1/2の
場合のフィルタ回路1の通過帯域特性の一例を表現して
いる。時間周波数fの小さな領域、即ち静止領域では通
過帯域が伸びている。図2(c)は静止領域補正回路6
までの総合の通過帯域特性の一例を表現している。順次
走査化した後で折り返し防止フィルタ処理をする場合と
同等である。
【0016】図3は、フィルタ回路1の水平フィルタ及
び垂直フィルタ及び静止領域補正回路6のフィルタ構成
を示す図で、遅延回路10、乗算回路11、加算回路1
2から構成され、遅延回路10は水平フィルタでは1画
素の遅延、垂直フィルタでは1ラインの遅延を行う。
【0017】以上述べてきたように、本実施の形態によ
れば、順次走査化した後で折り返し防止のフィルタ処理
をするのに比較して、画質を落とすことなくハードウェ
ア規模を少なくすることが可能である。
【0018】なお、本実施の形態においては飛び越し走
査の映像信号を入力して縮小率0.5で順次走査で出力
する場合を想定して説明したが、縮小率は任意でよい。
また、フィルタ回路1では水平、垂直フィルタを縦列接
続しているが、2次元フィルタを用いてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上述べてきたように本発明によれば、
飛び越し走査のまま動き量を考慮しつつ折り返し歪防止
のフィルタ処理を行い、順次走査化した後、静止領域に
ついて補正を施すことで、順次走査化した後で折り返し
防止のフィルタ処理をするのに比較してハードウェア規
模を少なくすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像信号処理装置の実施の形態を示す
ブロック図。
【図2】図1の実施の形態におけるフィルタ回路の通過
帯域特性を表す図。
【図3】本発明の実施の形態におけるフィルタ回路の構
成例を示す図。
【図4】従来の映像特殊効果装置の基本構成を示すブロ
ック図。
【符号の説明】
1,8 フィルタ回路 2 動き検出回路 3,9 フィルタ係数発生回路 4 縮小率発生回路 5 順次走査変換回路 6 静止領域補正回路 7 特殊効果回路 10 遅延回路 11 乗算回路 12 加算回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飛び越し走査の映像信号を受け、画像の
    縮小割合に応じて帯域を制限し、帯域制限された映像信
    号を順次走査の映像信号に変換し、更に画像内容の動き
    に応じて通過帯域を変えることを特徴とする映像信号処
    理装置。
  2. 【請求項2】 画像内容の動きに応じた通過帯域の変更
    が垂直フィルタ処理であることを特徴とする請求項1の
    映像信号処理装置。
  3. 【請求項3】 画像の縮小割合に応じた帯域の制限が水
    平フィルタと垂直フィルタとの組み合せで実行されるこ
    とを特徴とする請求項1の映像信号処理装置。
  4. 【請求項4】 入力映像信号の動き領域を検出する動き
    検出回路と、映像の縮小率を発生させる縮小率発生回路
    と、前記動き領域および前記縮小率から折り返し歪防止
    のフィルタ係数および静止領域補正のフィルタ係数を発
    生させるフィルタ係数発生回路と、前記折り返し歪防止
    のフィルタ係数に応じて前記入力映像信号に対してフィ
    ルタを施すフィルタ回路と、前記フィルタ回路の出力を
    順次走査に変換する順次走査変換回路と、前記順次走査
    変換回路の出力を前記静止領域補正のフィルタ係数によ
    り補正処理を施す静止領域補正回路とからなることを特
    徴とする映像信号処理装置。
  5. 【請求項5】 前記静止領域補正回路の出力を受けて特
    殊効果を施す特殊効果回路を更に具備する請求項4の映
    像信号処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7136538B2 (en) 2000-12-21 2006-11-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Noise reducing apparatus and noise reducing method
KR100725208B1 (ko) * 2005-11-22 2007-06-04 매크로영상기술(주) 디지털 영상신호 처리 장치 및 그 방법

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US7136538B2 (en) 2000-12-21 2006-11-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Noise reducing apparatus and noise reducing method
KR100725208B1 (ko) * 2005-11-22 2007-06-04 매크로영상기술(주) 디지털 영상신호 처리 장치 및 그 방법

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