JP2000021628A - 電磁アクチュエータの磁路形成固定部材の製造方法、電磁アクチュエータの磁路形成固定部材並びに電磁弁 - Google Patents

電磁アクチュエータの磁路形成固定部材の製造方法、電磁アクチュエータの磁路形成固定部材並びに電磁弁

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JP2000021628A JP10182833A JP18283398A JP2000021628A JP 2000021628 A JP2000021628 A JP 2000021628A JP 10182833 A JP10182833 A JP 10182833A JP 18283398 A JP18283398 A JP 18283398A JP 2000021628 A JP2000021628 A JP 2000021628A
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剛教 川村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 強磁性のスリーブ(ボビン)にオーステナイ
ト生成元素を供給しながら高エネルギー密度ビームを照
射して弱磁性部又は非磁性部を形成する際に、ボビンの
熱歪を低減し得ること。 【解決手段】 コイル部材24の内側に配設された筒状
のスリーブ18と、スリーブ内にその一端側にてその軸
方向に移動自在に配設された可動コア21との間で磁気
ギャップ22を形成しスリーブ内にその他端側に位置す
るように設けられた固定コア20とを備え、スリーブは
磁気ギャップに対応する部位にて強磁性体の一部が非磁
性体18aに改質されている電磁アクチュエータの磁路
形成固定部材を製造する方法。即ち、強磁性材料を用い
てスリーブ及び固定コアを一体成形する一体成形工程
と、一体成形工程の後、スリーブの被改質部位にオース
テナイト生成元素を供給しながら高エネルギー密度ビー
ムを照射して、非磁性体を形成する材料改質工程とを有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、筒状の強磁性のス
リーブと、前記スリーブ内に移動自在に配設された可動
コアとの間で磁気ギャップを形成する固定コアとを備
え、前記スリーブの前記磁気ギャップに対応する部位に
弱磁性部又は非磁性部が形成された電磁アクチュエータ
の磁路形成固定部材、その製造方法並びに電磁弁に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術としては、特開平5−
237678号公報に示されるものが知られている。こ
の公報の従来技術の欄には、コイルの内周側に配置され
た筒状のボビンと、ボビンの内部に移動自在に配設され
る可動鉄心と、可動鉄心との間で磁気ギャップを形成す
るようにボビンの内部に設けられた固定鉄心とを備え、
ボビンは強磁性体の一部に非磁性体を溶接した電磁アク
チュエータが開示されている。そして、この従来技術で
は溶接欠陥や溶接ひずみによるボビンの変形が問題であ
る旨記載されている。
【0003】そこで、強磁性体の一部に欠陥や変形を生
じることなく非磁性体部分を形成するために、強磁性の
ボビンの表面局部(改質部分)にオーステナイト生成元
素を供給しながらレーザービーム等の高エネルギー密度
ビームを照射してその照射部を合金化することによっ
て、その部分を弱磁性化又は非磁性化する電磁アクチュ
エータの局部材料改質方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この方法で
は、肉厚の薄い筒状のボビンの局部表面に高エネルギー
密度ビームを照射するので、照射時において未だボビン
に熱歪が発生し、具体的には、ボビンの照射部において
婉曲する恐れがある。
【0005】故に、本発明は、強磁性のスリーブ(ボビ
ン)にオーステナイト生成元素を供給しながら高エネル
ギー密度ビームを照射して弱磁性部又は非磁性部を形成
する際に、ボビンの熱歪を低減し得ることを、技術的課
題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るため、請求項1の発明は、コイル部材の内側に配設さ
れた筒状のスリーブと、前記スリーブ内にその一端側に
てその軸方向に移動自在に配設された可動コアとの間で
磁気ギャップを形成し前記スリーブ内にその他端側に位
置するように設けられた固定コアとを備え、前記スリー
ブは前記磁気ギャップに対応する部位にて強磁性体の一
部が弱磁性体又は非磁性体に改質されている電磁アクチ
ュエータの磁路形成固定部材を製造する方法であって、
強磁性材料を用いて前記スリーブ及び前記固定コアを一
体成形する一体成形工程と、前記一体成形工程の後、前
記スリーブの被改質部位にオーステナイト生成元素を供
給しながら高エネルギー密度ビームを照射して、弱磁性
体又は非磁性体を形成する材料改質工程とを有する電磁
アクチュエータの磁路形成固定部材の製造方法を提供す
る。
【0007】ここで、オーステナイト生成元素とは、弱
磁性体又は非磁性体を生成する元素であり、例えばニッ
ケル、マンガン、コバルト、炭素、窒素を用いることが
できる。また、高エネルギー密度ビームには、レーザー
ビーム、電子ビーム等を用いることができる。
【0008】請求項1の発明によれば、スリーブ及び固
定コアを一体成形した後、スリーブの磁気ギャップに対
応する部位にオーステナイト生成元素を供給しながら高
エネルギー密度ビームを照射して弱磁性体又は非磁性体
を形成するので、従来技術に比べて、照射部位の肉厚は
固定コアの肉厚分だけ厚くなり、結果、照射時における
スリーブの熱歪を低減することができる。また、コアを
圧入する場合に比べて、圧入工程及び圧入のための加工
工程を省くことができる。
【0009】請求項1において、請求項2の発明に示す
ように、前記一体成形工程は、鍛造により前記スリーブ
及び前記固定コアを一体成形すると、好ましい。この構
成によれば、簡単にスリーブと固定コアを一体成形する
ことができる。
【0010】上記技術的課題を解決するため、請求項3
の発明は、コイルの内側に配設されたドーム状のスリー
ブと、前記スリーブ内にその開口側にてその軸方向に移
動自在に配設された可動コアとの間で磁気ギャップを形
成し前記スリーブ内にその底側に位置するように固定さ
れた固定コアとを備え、前記スリーブは前記磁気ギャッ
プに対応する部位にて強磁性体の一部が弱磁性体又は非
磁性体に改質されている電磁アクチュエータの磁路形成
固定部材を製造する方法において、強磁性の前記スリー
ブの内底部に前記固定コアを圧入固定する圧入工程と、
前記圧入工程の後、前記スリーブの前記磁気ギャップに
対応する部位にオーステナイト生成元素を供給しながら
高エネルギー密度ビームを照射して、弱磁性体又は非磁
性体を形成する材料改質工程とを有する電磁アクチュエ
ータの磁路形成固定部材の製造方法を提供する。
【0011】請求項3の発明によれば、ドーム状の強磁
性スリーブの内底部に固定コアを圧入した後、スリーブ
の磁気ギャップに対応する部位にオーステナイト生成元
素を供給しながら高エネルギー密度ビームを照射して弱
磁性体又は非磁性体を形成するので、従来技術に比べ
て、照射部位の肉厚は固定コアの肉厚分だけ厚くなり、
結果、照射時におけるスリーブの熱歪を低減することが
できる。また、スリーブ及び固定コアに異種の材料を用
いることができる。
【0012】上記技術的課題を解決するため、請求項4
の発明は、コイルの内側に配設された筒状の強磁性のス
リーブと、前記スリーブ内にその一端側にてその軸方向
に移動自在に配設された可動コアと、前記可動コアとの
間で磁気ギャップを形成し前記スリーブ内にその他端側
に位置するように一体的に形成された固定コアとを備
え、前記スリーブは前記磁気ギャップに対応する部位に
おいて強磁性体が弱磁性体又は非磁性体に改質されてい
る電磁アクチュエータの磁路形成固定部材を提供する。
【0013】請求項4の発明によれば、固定コアをスリ
ーブの他端側に一体的に形成したため、スリーブの磁気
ギャップに対応する部位の肉厚を確保でき、結果、(高
エネルギー密度ビームにより)スリーブの磁気ギャップ
に対応する部位を弱磁性体又は非磁性体に改質する際に
スリーブの熱歪を低減することができる。
【0014】上記技術的課題を解決するため、請求項5
の発明は、ボデーと、前記ボデー内に設けられた第1通
路及び第2通路と、前記第1及び第2通路間に位置する
よう前記ボデーに設けられた弁座と、前記ボデー内に前
記弁座に着脱可能に配設され前記第1及び第2通路間を
開閉する弁体と、一端が開口し他端が閉塞し前記ボデー
に固定された筒状の強磁性のスリーブと、前記スリーブ
内に前記他端側に一体的に形成された固定コアと、前記
固定コアとの間で磁気ギャップを形成するよう前記スリ
ーブ内に移動自在に配設され、その移動により前記弁体
を作動させる可動コアと、前記弁体を前記弁座に着座す
る方向に前記可動コアを付勢するスプリングと、前記ス
リーブの周りに配設され電磁力により前記弁体を前記弁
座から離脱する方向に前記可動コアを作動させる筒状の
コイル部材とを備え、前記スリーブは前記磁気ギャップ
に対応する部位において強磁性体が弱磁性体又は非磁性
体に改質されている電磁弁を提供する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の望ましい実施の形
態を図面を参照して説明する。
【0016】図1は、本発明に係る方法により製造され
た電磁アクチュエータの磁路形成固定部材を有する常閉
型の電磁弁の断面図である。
【0017】図1に示すように、ボデー10内には、第
1通路11及び第2通路12が形成されている。第1通
路11は、例えば車輪を制動するホイールシリンダ(図
示せず)に接続され、第2通路12は、例えばホイール
シリンダのブレーキ液圧を排出する補助リザーバ(図示
せず)に接続されている。また、ボデー10には、第1
及び第2通路11,12間に位置するように収容孔13
が形成されている。
【0018】ボデー10の収容孔13には、段付円筒状
の保持部材14が固定され、保持部材14の内部には弁
座シート15が圧入固定されている。弁座シート15
は、一端に弁座15aを有すると共に、第2通路12に
連通する内部通路15bを有する。収容孔13内には、
ボール(弁体)16が弁座15aに着脱可能に配設され
ている。このボール16は、常態では図1に示すよう
に、弁座15aに着座しており、第1及び第2通路1
1,12間の連通を遮断している。尚、保持部材14の
周りには、第1通路11側からの異物等の進入を防ぐた
めのフィルタ部材17が設けられている。
【0019】収容孔13にはドーム状のスリーブ18が
下方に開口するように配置され、スペーサ19のボデー
10への圧入によりボデー11に固定されている。スリ
ーブ18の内底部には固定コア20が一体的に形成され
ている。スリーブ18内の開口端側には、可動コア21
がスリーブ18の延在方向に移動自在に配設されてい
る。この可動コア21の一端は固定コア20との間で磁
気ギャップ22を形成しており、その他端には前述のボ
ール16が固定されている。固定コア20及び可動コア
21間にはスプリング23が配設され、磁気ギャップ2
2を大きくする方向に(即ちボール16を弁座15aに
着座する方向に)可動コア21を付勢している。ここ
で、スリーブ18は強磁性体で構成されるが、スリーブ
18の磁気ギャップ22に対応する部位及びその近傍に
は、強磁性体が非磁性体18aに改質されている。尚、
スリーブ18及び固定コア20が、本発明の電磁アクチ
ュエータの磁路形成固定部材に該当する。
【0020】スリーブ18の外周には、円筒状のコイル
アッセンブリ24が配設され、円筒状のボビン24a
と、ボビン24aに巻回されたコイル24bと、コイル
24bを囲むように設けられた第1及び第2ヨーク24
c、24dと、ボビン24a及びコイル24bを図示上
方に付勢する皿ばね24eとを備える。このコイル24
bに通電されると、磁気ギャップ22に吸引力が発生し
て可動コア21がスプリング23の付勢力に抗して上方
に移動する。
【0021】次に、図2を用いてスリーブ18及び固定
コア20で構成される磁路形成固定部材の製造方法につ
いて説明する。
【0022】まず、図2の(a)に示すような円柱状の
強磁性の素材(例えばSUS430)を用意し、冷鍛に
より(b)、(c)及び(d)の順に加工して強磁性の
コア一体型スリーブを得る。次いで、(e)に示すよう
に、コア一体型スリーブの被改質部位(即ち磁気ギャッ
プ22に対応する部位)にオーステナイト生成元素(例
えばニッケル)30を供給しながらレーザービーム40
を照射する。その結果、照射部が合金化され、そこに非
磁性体18aが形成される。その後、しごきにより矯正
して仕上げ研磨を行うことにより磁路形成固定部材を得
る。
【0023】このように、コア一体型スリーブの磁気ギ
ャップ22に対応する部位にレーザービーム40を照射
するので、固定コア20の肉厚分だけ照射部位の肉厚を
確保でき、照射時の熱歪を低減できる。
【0024】尚、本実施形態では、コア一体型スリーブ
にレーザービーム40を照射する旨を説明したが、ドー
ム状のスリーブの内底部に固定コアを圧入した後、スリ
ーブの磁気ギャップに対応する部位にレーザービーム4
0を照射することとしても良い。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、スリーブ及び固定コア
を一体成形した後、スリーブの磁気ギャップに対応する
部位にオーステナイト生成元素を供給しながら高エネル
ギー密度ビームを照射して弱磁性体又は非磁性体を形成
するので、従来技術に比べて、照射部位の肉厚は固定コ
アの肉厚分だけ厚くなり、結果、照射時におけるスリー
ブの熱歪を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る電磁アクチュエータ
の磁路形成固定部材が適用された電磁弁の断面図であ
る。
【図2】図1の電磁アクチュエータの磁路形成固定部材
の製造工程を説明する説明図である。
【符号の説明】
10 ボデー 11 第1通路 12 第2通路 15a 弁座 16 ボール(弁体) 18 スリーブ(磁路形成固定部材) 18a 非磁性体 20 固定コア(磁路形成固定部材) 21 可動コア 22 磁気ギャップ 23 スプリング 24 コイル部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H106 DA07 DA13 DA23 DB02 DB12 DB23 DB32 DC04 DC17 DD03 EE48 GA13 GA15 JJ02 JJ05 4E068 AH02 BA06 DA09 4K028 CA01 CB01 CC02 CD01 5E048 AB01 AD03 CB05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイル部材の内側に配設された筒状のス
    リーブと、前記スリーブ内にその一端側にてその軸方向
    に移動自在に配設された可動コアとの間で磁気ギャップ
    を形成し前記スリーブ内にその他端側に位置するように
    設けられた固定コアとを備え、前記スリーブは前記磁気
    ギャップに対応する部位において強磁性体の一部が弱磁
    性体又は非磁性体に改質されている電磁アクチュエータ
    の磁路形成固定部材を製造する方法であって、 強磁性材料を用いて前記スリーブ及び前記固定コアを一
    体成形する一体成形工程と、 前記一体成形工程の後、前記スリーブの被改質部位にオ
    ーステナイト生成元素を供給しながら高エネルギー密度
    ビームを照射して、弱磁性体又は非磁性体を形成する材
    料改質工程とを有することを特徴とする電磁アクチュエ
    ータの磁路形成固定部材の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記一体成形工程は、鍛造により前記スリーブ及び前記
    固定コアを一体成形することを特徴とする電磁アクチュ
    エータの磁路形成固定部材の製造方法。
  3. 【請求項3】 コイルの内側に配設されたドーム状のス
    リーブと、前記スリーブ内にその開口側にてその軸方向
    に移動自在に配設された可動コアとの間で磁気ギャップ
    を形成し前記スリーブ内にその底側に位置するように固
    定された固定コアとを備え、前記スリーブは前記磁気ギ
    ャップに対応する部位にて強磁性体の一部が弱磁性体又
    は非磁性体に改質されている電磁アクチュエータの磁路
    形成固定部材を製造する方法において、 強磁性の前記スリーブの内底部に前記固定コアを圧入固
    定する圧入工程と、前記圧入工程の後、前記スリーブの
    前記磁気ギャップに対応する部位にオーステナイト生成
    元素を供給しながら高エネルギー密度ビームを照射し
    て、弱磁性体又は非磁性体を形成する材料改質工程とを
    有する電磁アクチュエータの磁路形成固定部材の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 コイルの内側に配設された筒状の強磁性
    のスリーブと、前記スリーブ内にその一端側にてその軸
    方向に移動自在に配設された可動コアと、前記可動コア
    との間で磁気ギャップを形成し前記スリーブ内にその他
    端側に位置するように一体的に形成された固定コアとを
    備え、前記スリーブは前記磁気ギャップに対応する部位
    において強磁性体が弱磁性体又は非磁性体に改質されて
    いる電磁アクチュエータの磁路形成固定部材。
  5. 【請求項5】 ボデーと、前記ボデー内に設けられた第
    1通路及び第2通路と、前記第1及び第2通路間に位置
    するよう前記ボデーに設けられた弁座と、前記ボデー内
    に前記弁座に着脱可能に配設され前記第1及び第2通路
    間を開閉する弁体と、一端が開口し他端が閉塞し前記ボ
    デーに固定された筒状の強磁性のスリーブと、前記スリ
    ーブ内に前記他端側に一体的に形成された固定コアと、
    前記固定コアとの間で磁気ギャップを形成するよう前記
    スリーブ内に移動自在に配設され、その移動により前記
    弁体を作動させる可動コアと、前記弁体を前記弁座に着
    座する方向に前記可動コアを付勢するスプリングと、前
    記スリーブの周りに配設され電磁力により前記弁体を前
    記弁座から離脱する方向に前記可動コアを作動させる筒
    状のコイル部材とを備え、前記スリーブは前記磁気ギャ
    ップに対応する部位において強磁性体が弱磁性体又は非
    磁性体に改質されていることを特徴とする電磁弁。
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