JP2000013121A - 自動車用ガラスアンテナ装置 - Google Patents

自動車用ガラスアンテナ装置

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JP2000013121A
JP2000013121A JP10176319A JP17631998A JP2000013121A JP 2000013121 A JP2000013121 A JP 2000013121A JP 10176319 A JP10176319 A JP 10176319A JP 17631998 A JP17631998 A JP 17631998A JP 2000013121 A JP2000013121 A JP 2000013121A
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JP
Japan
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defogger
horizontal
heater wire
rear window
window glass
Prior art date
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Pending
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JP10176319A
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English (en)
Inventor
Koji Tabata
耕司 田畑
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】リード線を短くしノイズを少なくする自動車用
ガラスアンテナ装置を提供する。 【解決手段】ワイパの回転軸15付近まで、バスバ5b
が延長され、水平方向中央部5dの近傍から凍結溶解用
ヒータ線2bが延長され、凍結溶解用ヒータ線2bがワ
イパの回転軸15の周囲の一部を囲うように設けられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はラジオ及びテレビ放
送等の受信に適する自動車用ガラスアンテナ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、図3に示すとおり、ヒータ線2と
ヒータ線2に給電するバスバ5a、5bとを有する通電
加熱式のデフォッガ3と、デフォッガ3に容量結合され
ているアンテナ導体4とが自動車の後部窓ガラス板1に
設けられている自動車用ガラスアンテナ装置を使用して
いた。
【0003】この従来例では、ワイパの凍結を溶かすた
め、凍結溶解用ヒータ線2eを設けており、ハイマウン
トストップランプに対向する後部窓ガラス板1の箇所の
凍結を溶かすため、凍結溶解用ヒータ線2fを設けてい
た。しかし、この従来例では、リード線7bが長くなり
すぎ、リード線7bによりノイズを受けやすくなり、ラ
ジオ及びテレビ放送等が聴き苦しい問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術の
有する前述の欠点を解消することを目的とし、従来知ら
れていなかった自動車用ガラスアンテナ装置を提供す
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ヒータ線と該
ヒータ線に給電する左右2つのバスバとを有する通電加
熱式のデフォッガと、該デフォッガに容量結合されてい
るアンテナ導体とが自動車の後部窓ガラス板に設けら
れ、バスバと直流電源との間にチョークコイルが接続さ
れている自動車用ガラスアンテナ装置において、アンテ
ナ導体は後部ガラス板のデフォッガより上部の余白部に
設けられ、デフォッガより下部の余白部には凍結溶解用
ヒータ線が設けられており、1つのバスバは、下方へ延
長された下方延長部分と、下方延長部分から後部窓ガラ
ス板の少なくとも水平方向中央部近傍まで延長された水
平方向延長部分とを備え、凍結溶解用ヒータ線が該水平
方向延長部分の水平方向中央部又は水平方向中央部近傍
に接続されていることを特徴とする自動車用ガラスアン
テナ装置を提供する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に従って詳細
に説明する。図1は本発明の自動車用ガラスアンテナ装
置の一実施例の構成図である。以下の説明において、特
に記載しない場合には、方向は図面上での方向をいう。
【0007】図1において、後部窓ガラス板1の下方に
はワイパ(不図示)及び/又はハイマウントストップラ
ンプ(不図示)が設けられている。後部窓ガラス板1
は、通常3〜5mm前後の強化ガラス、又は合せガラス
等が使用される。後部窓ガラス板1の内側面の被加熱領
域には多数本のヒータ線2と、ヒータ線2群の両端に接
続される対向したバスバ5a、5bとを有する通電加熱
式のデフォッガ3が設けられており、デフォッガ3のバ
スバ5a、5bにはそれぞれリード線7a、7bが接続
されている。
【0008】本発明では、アンテナ導体4は後部ガラス
板1のデフォッガ3より上部の余白部に設けられてお
り、バスバ5bが下方に延長された後、さらに、後部窓
ガラス板1の水平方向中央近傍まで延長され、水平方向
延長部分を構成している。この水平方向延長部分の水平
方向中央部5dから凍結溶解用ヒータ線2bが延長され
ている。5cはバスバ5bの下方延長部分である。ハイ
マウントストップランプが設けられていない場合にはバ
スバ5bの水平方向延長部分をさらに左方に延長し、該
延長される部分にワイパ用凍結溶解用ヒータ線2cを接
続してもよい。
【0009】図1では、ワイパの回転軸15付近まで、
バスバ5bが延長され、延長されるバスバの水平方向中
央部5dの近傍から凍結溶解用ヒータ線2bが延長さ
れ、凍結溶解用ヒータ線2bがワイパの回転軸15の周
囲の一部を囲うように設けられている。
【0010】凍結溶解用ヒータ線2bは発熱して回転軸
15の上方の後部窓ガラス板1の凍結を溶解し、ハイマ
ウントストップランプが回転軸15の上方近傍に設けら
れている場合、ハイマウントストップランプを見やすく
する。また、ワイパ用凍結溶解用ヒータ線2cはワイパ
(不図示)自体の凍結を溶解し、ワイパのデアイサとし
て機能する。
【0011】図2は図1とは別の実施例の構成図であ
る。図2において、2aはヒータ線である。図2ではバ
スバ5aが下方に延長され、この延長部からヒータ線2
aが後部窓ガラス板1の水平方向中央近傍まで延長され
ており、ヒータ線2aがワイパ自体の凍結を溶解し、ワ
イパのデアイサとして機能する。
【0012】本発明において、バスバとは、バスバを形
成する導体幅が6〜50mmのものをいう。また、ヒー
タ線とは、ヒータ線を形成する導体幅が0.1〜3.0
mmのものをいう。
【0013】また、アンテナ導体4、各ヒータ線及び各
バスバとは、通常、導電性銀ペースト等の導電性金属含
有ペーストを後部窓ガラス板1の車内側表面にプリント
し、焼付けて形成する等により製造するが、この形成方
法に限定されず、銅線等の導電性の線状体又は箔状体を
後部窓ガラス板1の車内側又は車外側表面に形成しても
よく、後部窓ガラス板1の内部に設けてもよい。
【0014】図1に示す自動車用ガラスアンテナ装置で
は、後部窓ガラス板1のデフォッガ3より上部の余白部
にアンテナ導体4が設けられている。アンテナ導体4と
ヒータ線2とは、所定間隔をおいて近接されており、こ
の近接によりアンテナ導体4とデフォッガ3とは、両者
間で直流電流の送受は行われないが、高周波電流の送受
は行われるように容量結合されている。
【0015】アンテナ導体4とヒータ線2とは、容量結
合の範囲である0.1〜50mm程度の所定間隔をおい
て通常離間されている。デフォッガ3は、この容量結合
によって、見かけ上、アンテナの一部として機能するよ
うになる。特にAM放送帯に対してはデフォッガ3もA
M放送用アンテナの一部として機能し、AM放送用アン
テナの実効長が長くなるため、受信電波を多く受けられ
受信感度が向上する。
【0016】図1に示す自動車用ガラスアンテナにおい
ては、バスバ5a、5bと直流電源10との間にチョー
クコイル9を接続し、高周波帯域にてチョークコイル9
のインピーダンスを大きくすることによって、直流電源
10からデフォッガ3への直流電流は流すが放送帯域の
受信信号電流は遮断するようにしている。デフォッガ3
に励起される受信電流が車体にできるだけ漏れないよう
にするためである。
【0017】このようにして、チョークコイル9により
デフォッガ3を車体アースから高周波的に絶縁し、デフ
ォッガ3に誘起された放送周波数帯域の受信信号電流が
車体アースへ流れるのを防止して、この受信信号電流を
漏れなく受信機(不図示)に送ることができる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、リード線を短くでき、
リード線によりノイズを受けにくくなり、ラジオ及びテ
レビ放送等を良好に聴くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車用ガラスアンテナ装置の一実施
例の構成図
【図2】図1とは別の実施例の構成図
【図3】従来の自動車用ガラスアンテナ装置の構成図
【符号の説明】
1:自動車の後部窓ガラス板 2、2a:ヒータ線 2c:ワイパ凍結溶解用ヒータ線 2b:水平方向中央部凍結溶解用ヒータ線 3:デフォッガ 4:アンテナ導体 6:アンテナ導体4の給電点 5a、5b:バスバ 5c:バスバ5bの下方延長部分 5d:下方延長部分5cの水平方向中央部 7a、7b:リード線 9:チョークコイル 10:直流電源 11:コンデンサ 15:ワイパ回転軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒータ線と該ヒータ線に給電する左右2つ
    のバスバとを有する通電加熱式のデフォッガと、該デフ
    ォッガに容量結合されているアンテナ導体とが自動車の
    後部窓ガラス板に設けられ、バスバと直流電源との間に
    チョークコイルが接続されている自動車用ガラスアンテ
    ナ装置において、 アンテナ導体は後部ガラス板のデフォッガより上部の余
    白部に設けられ、デフォッガより下部の余白部には凍結
    溶解用ヒータ線が設けられており、 1つのバスバは、下方へ延長された下方延長部分と、下
    方延長部分から後部窓ガラス板の少なくとも水平方向中
    央部近傍まで延長された水平方向延長部分とを備え、 凍結溶解用ヒータ線が該水平方向延長部分の水平方向中
    央部又は水平方向中央部近傍に接続されていることを特
    徴とする自動車用ガラスアンテナ装置。
JP10176319A 1998-06-23 1998-06-23 自動車用ガラスアンテナ装置 Pending JP2000013121A (ja)

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