JP2000012111A - 端 子 - Google Patents

端 子

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Publication number
JP2000012111A
JP2000012111A JP10170829A JP17082998A JP2000012111A JP 2000012111 A JP2000012111 A JP 2000012111A JP 10170829 A JP10170829 A JP 10170829A JP 17082998 A JP17082998 A JP 17082998A JP 2000012111 A JP2000012111 A JP 2000012111A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
bolt
insertion hole
bolt insertion
ground
Prior art date
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Pending
Application number
JP10170829A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Kobayashi
日出男 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ボルトによって端子を相手部材に
簡単に取付けることができる端子を提供するものであ
る。 【解決手段】 ボルト13が挿通可能なクリップ15を設
け、クリップ15を、端子12の開口12aよりも大径な外径
を有し開口12aに固定可能な固定部と、ボルト挿通穴の
14aの直径よりも大きい外径を有し、ボルト挿通穴14a
の入口部分に挿入可能な挿入部15bから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端子に関し、詳し
くは、電線等の端部に設けられ、車体や電気機器等のパ
ネルの所定箇所にボルトによって取付け可能な端子に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車体や電気機器等にあっては、
電気部品同士がワイヤハーネスによって接続されてお
り、このワイヤハーネスの一部には、電気部品を接地す
るためのアース線が設けられ、このアース線の端部に設
けられたアース端子はパネルの所定位置に設けられた接
地部にボルトによって取付けられるようになっている。
【0003】従来のこの種のアース端子としては、例え
ば、図4(a)にボルトが挿通される開口1を有する丸
端子2と、図4(b)に示すようにボルトに差し込み可
能なスリット3が形成された差し込み用の端子4があ
る。このような端子2を接地部に取付けるには(端子4
も同様であるため、端子2のみについて説明する)、図
5に示すように、ボルト5を開口1に挿通し、アース端
子2のアース線6を作業者が把持した状態でボルト5を
接地部に設けられたボルト挿通穴7に位置決めした後、
ボルト5の接触箇所に磁石を有する回転可能なインパク
トレンチ8によってボルト5をボルト挿通穴7に螺合す
ることにより、端子2を接地部に取付けるようになって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の端子2の取付けにあっては、アース線6の位
置が一定位置になるようにして端子2を接地部に取付け
る場合には、作業者が一方の手でアース線6を把持する
とともに他方の手でインパクトレンチ8を把持しなが
ら、ボルト5をボルト挿通穴7に取付けるようになって
いたため、ボルト5をボルト挿通穴7に位置決めするの
が難しい上に、ボルト5の締め付け時に端子2が回転し
ないようにアース線6を保持しつづけなくてはならない
ため、端子2の取付け作業の作業性が悪化してしまうと
いう問題があった。
【0005】そこで本発明は、ボルトによって端子を相
手部材に簡単に取付けることができる端子を提供するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するために、ボルト挿通用の開口を有
し、該開口にボルトを挿通して該ボルトを相手部材のボ
ルト挿通穴に螺合させることにより、相手部材に取付け
られる端子において、ボルトが挿通可能な中空部材を有
し、該中空部材が、前記開口よりも大径な外径を有し前
記開口に固定可能な固定部と、少なくとも外周部の一部
に前記ボルト挿通穴の直径よりも大きい外径を有し、該
ボルト挿通穴の入口部分に挿入可能な挿入部とからなる
ことを特徴としている。
【0007】その場合、中空部材の固定部を端子の開口
に固定し、この中空部材の挿入部をボルト挿通穴に挿入
しておくと、端子が中空部材によってボルト挿通穴に固
定され、ボルトをボルト挿通穴に簡単に位置決めするこ
とができる。この後、中空部材内にボルトを挿通した
後、インパクトレンチ等によってボルトをボルト挿通穴
に螺合すると端子がボルトによって相手部材に取付けら
れる。この際、中空部材の挿入部がボルト挿通穴に挿入
されてボルト挿通穴に強く嵌合しているため、端子が回
転するのを防止することができ、片手で端子の締め付け
作業を行なうことができる。この結果、ボルトによって
端子を相手部材に簡単に取付けることができる。
【0008】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るために、請求項1記載の発明において、前記中空部材
が別体に設けられることを特徴としている。その場合、
中空部材のみを専用の金型等で製造することにより、既
存の端子に対応することができるため、端子の製造コス
トが増大するのを防止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1〜3は本発明に係る端子の一実
施形態を示す図であり、本実施形態では、アース端子を
例にして説明する。まず、構成を説明する。図1、2に
おいて、11は車両に装着されるワイヤハーネスの一部に
設けられたアース線であり、このアース線11の端部には
アース端子12が設けられている。このアース端子12には
開口12aが形成されており、この開口12aにはボルト13
が挿通されるようになっている。
【0010】また、この端子12は車体の接地部(相手部
材)14に取付けられるものであり、この端子12はボルト
13を開口12aに挿通した状態で接地部14に設けられたボ
ルト挿通穴14aにボルト13を螺合することによって、ボ
ルト13によって接地部14に強固に取付けられる。また、
符号15はワッシャークリップであり、このクリップ15は
アルミニウム等の金属から構成されている。このクリッ
プ15はボルト13が挿通可能な中空形状をしており、端子
12の開口12aよりも大径な外径を有し開口12aに固定可
能な円状の固定部15aと、ボルト挿通穴14aの直径より
も大きい外径を有し、ボルト挿通穴14aの入口部分に挿
入可能な挿入部15bとから構成され、挿入部15bはボル
ト挿通穴14aのねじに係合可能なように傘状に形成され
ている。
【0011】次に、クリップ15により端子12を接地部14
に取付ける方法を説明する。まず、固定部15aを開口12
aに挿入して中空部材15を端子12に装着した後(図2
(a)参照)、挿入部15bをボルト挿通穴14aに挿入す
ることにより、端子12を接地部14に仮付けする(図2
(b)参照)。次いで、ボルト13をクリップ15を通して
ボルト挿通穴14aに取付けた後、図示しないインパクト
レンチ等によってボルト13をボルト挿通穴14aに螺合す
ることにより、端子12を接地部14に取付ける。
【0012】このように本実施形態では、ボルト13が挿
通可能なクリップ15を設け、クリップ15を、端子12の開
口12aよりも大径な外径を有し開口12aに固定可能な固
定部と、ボルト挿通穴の14aの直径よりも大きい外径を
有し、ボルト挿通穴14aの入口部分に挿入可能な挿入部
15bから構成しているため、ボルト13をボルト挿通穴14
aに簡単に位置決めすることができる上に、ボルト13の
螺合時に端子12が回転するのを防止することができ、片
手で端子12の締め付け作業を行なうことができる。この
結果、ボルト13によって端子12を接地部14に簡単に取付
けることができる。
【0013】また、クリップ15が端子12と別体に設けら
れているため、クリップ15のみを専用の金型等で製造す
ることにより、既存の端子12に対応することができ、端
子12の製造コストが増大するのを防止することができ
る。なお、本実施形態では、挿入部15bを傘状に形成し
ているが、この挿入部15bは少なくとも外周部の一部に
ボルト挿通穴14aの直径よりも大きい外径を有するもの
であれば、何でも良く、例えば、図3に示すように長方
形状であっても良い。
【0014】また、本実施形態ではクリップ15を金属か
ら構成しているが、弾性部材から構成しても良い。ま
た、本実施形態では、端子をアース端子から構成してい
るが、これに限らず、端子であれば如何なるものにでも
適用することができることは言うまでもない。
【0015】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ボルトを
ボルト挿通穴に簡単に位置決めすることができるととも
に、ボルトの螺合時に端子が回転するのを防止して片手
で端子の締め付け作業を行なうことができ、ボルトによ
って端子を相手部材に簡単に取付けることができる。
【0016】請求項2記載の発明によれば、空部材のみ
を専用の金型等で製造することにより、既存の端子に対
応することができるため、端子の製造コストが増大する
のを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る端子の一実施形態を示す図であ
り、(a)は端子とクリップを分解した状態を示す図、
(b)は端子にクリップを取付けた状態を示す図であ
る。
【図2】(a)は端子を接地部に取付ける前の状態を示
す図、(b)は端子を接地部のボルト挿通穴に仮止めし
た後、ボルトをボルト挿通穴に螺合する前の状態を示す
図である。
【図3】一実施形態のクリップの他の形状を示す図であ
り、(a)はその斜視図、(b)はクリップとボルト挿
通穴の位置関係を示す図である。
【図4】(a)(b)は一般的な端子を示す図である。
【図5】従来の端子を接地部に取付ける状態を示す図で
ある。
【符号の説明】
12 アース端子(端子) 12a 開口 13 ボルト 14 接地部(相手部材) 14a ボルト挿通穴 15 ワッシャークリップ(中空部材) 15a 固定部 15b 挿入部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボルト挿通用の開口を有し、該開口にボル
    トを挿通して該ボルトを相手部材のボルト挿通穴に螺合
    させることにより、相手部材に取付けられる端子におい
    て、 ボルトが挿通可能な中空部材を有し、該中空部材が、前
    記開口よりも大径な外径を有し前記開口に固定可能な固
    定部と、少なくとも外周部の一部に前記ボルト挿通穴の
    直径よりも大きい外径を有し、該ボルト挿通穴の入口部
    分に挿入可能な挿入部とからなることを特徴とする端
    子。
  2. 【請求項2】前記中空部材が別体に設けられることを特
    徴とする請求項1記載の端子。
JP10170829A 1998-06-18 1998-06-18 端 子 Pending JP2000012111A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007200613A (ja) * 2006-01-24 2007-08-09 Yazaki Corp 端子金具
CN112582815A (zh) * 2019-09-30 2021-03-30 矢崎总业株式会社 端子、端子和安装表面的安装结构

Cited By (3)

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JP4541303B2 (ja) * 2006-01-24 2010-09-08 矢崎総業株式会社 端子金具
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