JP2000340273A - 端子の仮止め部材 - Google Patents

端子の仮止め部材

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JP2000340273A
JP2000340273A JP11150719A JP15071999A JP2000340273A JP 2000340273 A JP2000340273 A JP 2000340273A JP 11150719 A JP11150719 A JP 11150719A JP 15071999 A JP15071999 A JP 15071999A JP 2000340273 A JP2000340273 A JP 2000340273A
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JP
Japan
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terminal
temporary fixing
engaging
bolt
fixing member
Prior art date
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Application number
JP11150719A
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English (en)
Inventor
Yasushi Ishikawa
泰史 石川
Ryusuke Ito
隆介 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、電線の取付け方向を容易に規制し
て端子を被取付部に設けられたボルト部材にナット締め
することができ、端子の取付け作業の作業性を向上させ
ることができる端子の仮止め部材を提供するものであ
る。 【解決手段】 端子12の外周部を保持するスリット16お
よびボルト部材13の突部13bに係合する係合片17bを備
えた本体15からなる仮止め部材14を設け、この仮止め部
材14を用いて端子12をボルト部13に取付けるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端子の仮止め部材
に関し、詳しくは、端子を被取付部に設けられたボルト
部材にナット締めする際に端子をボルトに仮止めするこ
とができる端子の仮止め部材に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車体や電気機器等にあっては、
電気部品同士がワイヤハーネスによって接続されてお
り、このワイヤハーネスの一部には、電気部品を接地す
るためのアース線が設けられている。
【0003】従来のこの種のアース端子を接地する方法
としては、図2に示すものがある。図2において、1は
アース電線であり、このアース電線1の先端部には端子
2が設けられている。この端子2には開口部2aが形成
されており、この開口部2aには図示しない車体パネル
の接地部に設けられたボルト3が挿通されるようになっ
ている。そして、開口部2aにボルト3を挿通した後、
ナット4を図示しない工具を用いてボルト3に螺合する
ことにより、端子2をボルト3に強固に固定するように
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の端子2の取付け方法にあっては、作業者が一
方の手でアース電線1を保持しながら他方の手でナット
4の締め付け作業を行わなければならなかった。このた
め、両手が同時に塞がってしまい、ナット締めする際に
端子2が回転してアース電線1の取付け方向を規制する
のが困難になってしまった。この結果、端子2の取付け
作業の作業性が非常に悪いものとなってしまった。
【0005】そこで本発明は、電線の取付け方向を容易
に規制して端子を被取付部に設けられたボルト部材にナ
ット締めすることができ、端子の取付け作業の作業性を
向上させることができる端子の仮止め部材を提供するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するために、電線の端子を被取付部に設
けられたボルト部材にナット締めする際に、該端子を前
記ボルト部材に仮止めするための端子の仮止め部材であ
って、前記端子の外周部を保持する保持部と前記ボルト
部材に設けられた任意の係合位置に係合する係合部とを
有することを特徴としている。
【0007】その場合、端子の外周部を仮止め部材の保
持部で保持した後、係合部をボルト部材に設けられた任
意の係合位置に係合させることにより、作業者が電線を
保持するのを不要にして電線の取付け方向を一定にする
ことができる。このため、作業者が電線を保持するのを
不要にできる分だけナット締め作業を容易に行なうこと
ができ、電線の取付け作業の作業性を向上させることが
できる。
【0008】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るために、請求項1記載の発明において、弾性部材から
なることを特徴としている。
【0009】その場合、係合部をボルト部材に設けられ
た任意の係合位置に係合させる際に係合部が変形するた
め、係合部を係合位置に容易に係合させることができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0011】図1は本発明に係る端子の仮止め部材の一
実施形態を示す図である。
【0012】まず、構成を説明する。図1において、図
1において、11はアース電線であり、このアース電線11
の先端部には環状の端子12が設けられている。この端子
12には開口部12aが形成されており、この開口部12aに
は図示しない車体パネルの接地部に設けられたボルト部
材13のボルト部13aが挿通されるようになっている。
【0013】一方、符号14は端子12をボルト13に仮止め
する仮止め部材であり、この仮止め部材14はゴム、プラ
スチック等の弾性部材からなる本体15から構成されてい
る。この本体15は端子12の外周形状と略同じ曲率を有す
る内周面を有するスリット(保持部)16が形成されてお
り、その下面に一対の突起部17が設けられている。
【0014】この突起部17の先端部には係合片(係合
部)17aが形成されており、この係合片17aはボルト部
材13に形成された突部13bに係合するようになってい
る。なお、符号18はボルト部13aに螺合されるナットで
ある。
【0015】次に、端子12の取付け方法を説明する。
【0016】まず、端子12の外周部を矢印aで示す方向
からスリット16に挿通して端子12に本体15を取付ける。
次いで、係合片17aをボルト部材13に形成された突部13
bに係合して本体15をボルト部材13に固定することによ
り、端子12をボルト部材13に固定する。次いで、開口部
12aをボルト部13aに挿通した後、図示しない工具を用
いてボルト部13aにナット18を螺合して端子12をボルト
部材13に固定し、次いで、本体15を端子12から取り外す
ことにより、アース電線11を車体パネルの接地部に接地
する。
【0017】このように本実施形態では、端子12の外周
部を保持するスリット16およびボルト部材13の突部13b
に係合する係合片17bを備えた本体15からなる仮止め部
材14を設け、この仮止め部材14を用いて端子12をボルト
部13に取付けるようにしたため、作業者がアース電線11
を保持するのを不要にして電線の取付け方向を一定にす
ることができる。このため、作業者がアース電線11を保
持するのを不要にできる分だけナット締め作業を容易に
行なうことができ、アース電線11の取付け作業の作業性
を向上させることができる。
【0018】また、本体15を弾性部材から構成している
ため、係合片17bを突部13bに係合させる際に突起部17
を変形させることができ、係合片17bを突部13bに容易
に係合させることができる。
【0019】なお、本実施形態では、仮止め部材をアー
ス端子の仮止め用に用いているが、ボルトに挿通される
端子であればその他の如何なるものであっても良い。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、端子の外
周部を仮止め部材の保持部で保持した後、係合部をボル
ト部材に設けられた任意の係合位置に係合させることに
より、作業者が電線を保持するのを不要にして電線の取
付け方向を一定にすることができる。このため、作業者
が電線を保持するのを不要にできる分だけナット締め作
業を容易に行なうことができ、電線の取付け作業の作業
性を向上させることができる。
【0021】請求項2記載の発明によれば、係合部をボ
ルト部材に設けられた任意の係合位置に係合させる際に
係合部が変形するため、係合部を係合位置に容易に係合
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る端子の仮止め部材の一実施形態を
示す図であり、その仮止め部材、ナット、アース電線、
ボルト部材の構成図である。
【図2】一般的なナット、アース電線、ボルト部材の構
成図である。
【符号の説明】
11 アース電線(電線) 12 端子 13 ボルト部材 13a ボルト部 14 仮止め部材 16 スリット(保持部) 17a 係合片(係合部) 18 ナット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電線の端子を被取付部に設けられたボルト
    部材にナット締めする際に、該端子を前記ボルト部材に
    仮止めするための端子の仮止め部材であって、 前記端子の外周部を保持する保持部と前記ボルト部材に
    設けられた任意の係合位置に係合する係合部とを有する
    ことを特徴とする端子の仮止め部材。
  2. 【請求項2】弾性部材からなることを特徴とする請求項
    1記載の端子の仮止め部材。
JP11150719A 1999-05-28 1999-05-28 端子の仮止め部材 Pending JP2000340273A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012253910A (ja) * 2011-06-03 2012-12-20 Yazaki Corp ボルト締め端子の端子斜め防止構造、及び電気接続箱
JP2013248974A (ja) * 2012-05-31 2013-12-12 Hayama Denki Seisakusho:Kk 給電接続具
GB2566141A (en) * 2017-08-30 2019-03-06 Yazaki Corp Terminal temporary holding structure

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GB2566141A (en) * 2017-08-30 2019-03-06 Yazaki Corp Terminal temporary holding structure
US10243283B2 (en) 2017-08-30 2019-03-26 Yazaki Corporation Terminal temporary holding structure
GB2566141B (en) * 2017-08-30 2020-04-01 Yazaki Corp Terminal temporary holding structure

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