JPH079576Y2 - モータの検出器用リード線支持装置 - Google Patents

モータの検出器用リード線支持装置

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JPH079576Y2
JPH079576Y2 JP3016489U JP3016489U JPH079576Y2 JP H079576 Y2 JPH079576 Y2 JP H079576Y2 JP 3016489 U JP3016489 U JP 3016489U JP 3016489 U JP3016489 U JP 3016489U JP H079576 Y2 JPH079576 Y2 JP H079576Y2
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bush
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motor
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秀治 岡田
秀幸 浅井
松元  睦
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Yaskawa Electric Corp
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Yaskawa Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はモータに設けられた検出器のリード線の支持装
置に関し、とくにサーボモータなどに設けられた回転角
を検出する検出器のリード線を、検出器カバーに支持さ
せる装置に関する。
[従来の技術] 従来、モータのリード線をカバーから外部に引出すと
き、第4図に示すようにモータ1に取り付けられたカバ
ー21にリード穴22を開けてリード穴22の縁に嵌り込む溝
23を備えたゴム製のブッシュ24を取り付け、ブッシュ24
にリード線25を通し、そのあとにリード線25の先端にコ
ネクタ26を取り付けていた。さらにリード線25の引き抜
けを防ぐためにリードクランプ27によりブッシュ24また
はカバー21などに固定し、防滴構造にするために、カバ
ー21とブッシュ24の間をシリコンゴムなどによりシール
28を施していた(例えば実開昭61−88460号公報)。
[考案が解決しようとする課題] ところで、上記の構造ではリード穴22の内径がコネクタ
26の外径よりも小さく、このためカバー21をモータ本体
に取り付けるときは、リード線25の先端にコネクタ26を
取り付けておくことができない。したがって、リード線
25がモータの検出器2から引出されたものである場合、
モータから分離された検出器の単体試験のときには、リ
ード線25の先端がバラ線の状態であるため、試験装置の
端子との接続のときにリード線25の先端が折れ曲がった
りして接続作業の手間がかかるとともに、リード線等の
品質を低下させるなどの欠点があった。
本考案はリード穴22とブッシュ24の形状を改良してリー
ド線25にコネクタ26を検出器単体のときに取り付けるよ
うに、しかもブッシュ24の取り付けの手間がかからない
ようにしたものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は、モータの反負荷側ブラケットに取り付けられ
た検出器と、一方端が検出器の端子に接続され、他方端
がコネクタに接続されているリード線と、リード線の中
間部にブッシュが嵌込まれたモータの検出器用リード線
支持装置において、前記ブッシュが軟質の弾性体からな
り、ブッシュにリード線を通すリード穴と、検出器カバ
ーに取り付けられる取り付け部と、取り付け部の外径よ
りも小さく、かつコネクタの外径より大きい外径を有す
る段付部とが設けられ、段付部の外周には軸方向から円
周方向に曲がった切り込み溝が複数個等間隔に設けら
れ、検出器を覆う検出器カバーは反負荷側ブラケットに
取り付けられて、ブッシュが取り付けられるブッシュ穴
が設けられ、ブッシュ穴の内周には前記切り込み溝に嵌
込まれる舌部が設けられ、ブッシュ穴の内径をブッシュ
の段付部の外径が嵌り込む大きさにしてあるモータの検
出器用リード線支持装置である。
[作用] ブッシュが軟質の弾性体で構成されているのでブッシュ
穴からコネクタを検出器カバーの内側から外側に通し、
つぎにブッシュの取り付け部を押し潰して変形させたま
まブッシュ穴を通し、そのあと切り込み溝を舌部に嵌め
込み、ブッシュをブッシュ穴のなかで回動させることに
より、段付部をブッシュ穴に嵌込み、リード線を検出器
カバーに固定させる。
[実施例] 本考案を図に示す実施例について説明する。
第1図は本考案の実施例の側断面図で、モータ本体1の
反負荷側ブラケット11に検出器2が取り付けられてい
る。3はリード線で一方端は検出器2の端子に接続さ
れ、他方端にはコネクタ4が接続されている。リード線
3の中間部には軟質ゴムなどの弾性体からなるブッシュ
5が嵌込まれている。ブッシュ5の形状は第2図
(a)、(b)に示すように、中央にリード線3を通す
リード穴51が設けられ、取り付け部52には段付部53が設
けられている。段付部53の外径の大きさは取り付け部52
の外径よりも小さいがコネクタ4の外径より大きくして
あり、外周には軸方向から円周方向にL字状に曲がった
切り込み溝54が複数個等間隔に設けられ、曲がり角の内
側は斜めに切り取られ、円周方向の溝の端部は幅が広く
なって鍵部55を形成している。56は取り付け部52から外
方に突出して設けられた延長部で、根元に固定溝57が設
けられ、外側からリード3を締め付けてクランプするリ
ードクランプ31が取り付けられるようにしてある。58は
凹部で、内側からクランプするリードクランプ32を収納
してリード線3の抜け出しを防ぐようにしてある。6は
検出器カバーで検出器2を覆い、反負荷側ブラケット11
に取り付けられており、ブッシュ穴61が設けられ、ブッ
シュ5が取り付けられるとともに、リード線3が外部に
引出されている。ブッシュ穴61の構造は第3図(a)、
(b)に示すように、ブッシュ穴61の内径をブッシュ5
の段付部53の外径が嵌り込む大きさにしてある。また、
ブッシュ穴61の内径には切り込み溝54に嵌る幅を持った
L字状の舌部62が切り込み溝54の数および位置と一致す
るように検出器カバー6の内側に、かつブッシュ穴61の
内径方向に突出して設けられている。切り込み溝54を舌
部62に嵌め込み、ブッシュ5をブッシュ穴61のなかで回
動させることにより、舌部62を鍵部55に係合させてブッ
シュ5を検出器カバー6に固定するようにしてある。
検出器2の単体試験をするときは、リード線3にコネク
タ4とブッシュ5とを取り付けておき、試験装置にはコ
ネクタ4により接続する。
検出器2をモータ1に取り付け、検出器カバー6を取り
付けるときは、ブッシュ穴61からコネクタ4を検出器カ
バー6の内側から外側に通し、つぎにブッシュ5の取り
付け部52を押し潰して変形させたままブッシュ穴61を通
し、ブッシュ5を検出器カバー6の外側に出してから段
付部53をブッシュ穴61に入れ、切り込み溝54を舌部62に
嵌め込み、そのあとブッシュ5をブッシュ穴61のなかで
回動させることにより、切り込み溝54の曲がり角の斜め
に切り取られ部分を滑って舌部62が鍵部55に円滑に係合
されて段付部53が確実にブッシュ穴61に嵌込まれる。
[考案の効果] 以上のように、本考案によれば、単体の検出器のときに
リード線にコネクタを取り付けることができるので、検
出器の単体試験の手間がかからなくなるとともに、ブッ
シュが簡単に、かつ確実に検出器カバーに固定されるの
で品質の安定した検出器付サーボモータを提供しうる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す側断面図、第2図(a)
はブッシュ5の側面図、(b)はその平面図、第3図
(a)はブッシュ穴61付近の側断面図、(b)はその平
面図、第4図は従来例の側断面図である。 1…モータ、2…検出器、3…リード線、4…コネク
タ、5…ブッシュ、51…リード穴、52…取り付け部、53
…段付部、54…切り込み溝、55…鍵部、57…固定溝、6
…検出器カバー、61…ブッシュ穴、62…舌部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータの反負荷側ブラケットに取り付けら
    れた検出器と、検出器を覆う検出器カバーと、一方端が
    検出器の端子に接続され、他方端がコネクタに接続され
    たリード線と、リード線の中間部にブッシュが嵌込まれ
    たモータの検出器用リード線支持装置において、前記ブ
    ッシュが軟質の弾性体からなり、ブッシュにリード線を
    通すリード穴と、検出器カバーに取り付けられる取り付
    け部と、取り付け部の外径よりも小さく、かつコネクタ
    の外径より大きい外径を有する段付部とが設けられ、段
    付部の外周には軸方向から円周方向にL字状に曲がった
    切り込み溝が複数個等間隔に設けられ、前記検出器カバ
    ーにはブッシュが取り付けられるブッシュ穴が設けら
    れ、ブッシュ穴の内周には前記切り込み溝に嵌込まれる
    舌部が設けられ、ブッシュ穴の内径をブッシュの段付部
    の外径が嵌り込む大きさにしてあることを特徴とするモ
    ータの検出器用リード線支持装置。
JP3016489U 1989-03-15 1989-03-15 モータの検出器用リード線支持装置 Expired - Fee Related JPH079576Y2 (ja)

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JPH02122557U JPH02122557U (ja) 1990-10-08
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JP2013074711A (ja) * 2011-09-27 2013-04-22 Toyota Motor Corp 電動機装置

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