JPH0526931Y2 - - Google Patents

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JPH0526931Y2
JPH0526931Y2 JP16047486U JP16047486U JPH0526931Y2 JP H0526931 Y2 JPH0526931 Y2 JP H0526931Y2 JP 16047486 U JP16047486 U JP 16047486U JP 16047486 U JP16047486 U JP 16047486U JP H0526931 Y2 JPH0526931 Y2 JP H0526931Y2
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JP
Japan
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connector
fan cover
rotary encoder
mounting surface
outer fan
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Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本考案は電動機に係り、特に冷却フアンの取付
構造に特徴を有する電動機に関する。
B 考案の概要 本考案はロータリエンコーダと冷却用フアンが
ブラケツトの外側に設けられ、これらを外扇カバ
ーにより被覆してなる電動機において、 前記外扇カバーのフレーム側端縁近傍にコネク
ターの基部を挿入する円孔部とこの円孔部から端
縁に開口したリード線案内溝を設け、且つコネク
タ取付面と該取付面に直角方向に折り曲げられた
スタツド取付面を有する略L字状のコネクタ取付
板を設けるとともに、前記ブラケツトの外側壁に
回転軸と平行してスタツドボルトの一端を固着し
て設け、該スタツドボルトの他端に前記取付枠の
スタツド取付面を外扇カバーの円孔部から外扇カ
バーの内部に向けて挿入して取付け、更にこのス
タツドボルトに冷却フアンの取付枠を取付けると
ともに、該取付枠に前記冷却フアンを取付け、且
つ前記コネクタ取付板のコネクタ取付面の外扇カ
バーの円孔部対向位置にコネクターを取付けたこ
とにより、 ロータリエンコーダの保守、点検に際し、外扇
カバーを軸線に沿つて外方に移動させるだけで該
カバーを容易に取外し、ロータリエンコーダの点
検、組立作業が行えるようにしたものである。
C 従来の技術 回転軸の回転速度、回転数を検出するロータリ
エンコーダが設けられている電動機において、該
ロータリエンコーダと冷却用フアン等の取付構造
は第3図に示されるようになつている。同図にお
いて1は電動機フレーム、2はフレーム1に取付
けられた固定子鉄心、3は固定子巻線、4は回転
軸5に取付けられた回転子鉄心、6はフレーム1
の端部に設けられたブラケツト、7は回転軸5を
支える軸受、8はブラケツト6に取付けられ、そ
の先端がフレーム1の内部に挿入されたサーミス
タ、9はサーミスタのリード線である。
10は回転軸5の回転速度、回転数等を検出す
るロータリエンコーダである。ロータリエンコー
ダ10は板状の金属板を折曲げてなる取付板11
によりブラケツト6の外側に取付けられている。
12はロータリエンコーダ10に接続されたリー
ド線で該リード線12の他端にコネクター13が
設けられている。コネクター13の基部13aは
外扇カバー14に形成された円孔15に嵌合され
ている。コネクター13は着脱自在のソケツトと
プラグからなり、その一方、例えば基部13a側
をソケツト側とすれば鍔部13bはプラグ側とな
り、鍔部13bは基部13aに挿脱され、挿入後
円孔15の外周においてコネクター13の鍔部1
3bから外扇カバー14にねじを締付けることに
よつて固定されている。外扇カバー14はフレー
ム1又はブラケツト6にねじにより固着される。
16は冷却フアンで、後述の端板24に冷却フ
アン用取付枠17を介して取付けられている。1
8は取付枠17に設けられた端子箱19にプラグ
20を介して接続される冷却フアンのリード線で
ある。21はプラグ固定用バンドである。また、
リード線18の外扇カバー14の外部から内部に
導入されている部分には保護用ゴムチユーブ22
が嵌められている。23はロータリエンコーダの
リード線12の結束金具で、ブラケツト6に固着
されている。24は外扇カバー14にネジ25で
取付けられた端板で、該端板24には図示省略し
た取付手段で取付枠17が取付けられるとともに
複数個の冷却風取入れ用の窓孔が形成されてい
る。
D 考案が解決しようとする課題 この種電動機においてロータリエンコーダ10
は保守、点検の必要が生じるが、第3図の従来構
造によると、その取外しが容易でなかつた。すな
わち、ロータリエンコーダ10を取外すには、ま
ずロータリ用エンコーダ用のコネクター13のプ
ラグ側である鍔部13bを、外扇カバー14に固
着しているねじを取外して基部13aから引き抜
き、そしてプラグ側と結合を解かれたソケツト側
の基部13aを外扇カバー14の下方に押し下げ
て、外扇カバー14から取外す。つぎに、冷却用
フアン16のリード線18を端子箱19より取外
す。従つて、外扇カバー14からはコネクター1
3もまたリード線18も取外された状態となるの
で、外扇カバー14は第3図の左側に移動して取
り外すことが可能となる。なお、冷却フアン16
は取付枠17および端板24を介して外扇カバー
14に取付けられているので、外扇カバー14に
は冷却用フアン16が取り付いた状態で外され
る。
その後ロータリエンコーダ10を点検したり、
取外すものである。このような作業は手間がかか
り、その結果、ロータリエンコーダ10の分解、
点検に手間がかかるという欠点があつた。
本考案はこのような欠点を改良したものであ
る。
E 問題点を解決するための手段 本考案は回転軸の回転を検出する回転検出用ロ
ータリエンコーダを電動機ブラケツトに取付ける
と共に、ロータリエンコーダから導出されたリー
ド線にコネクターが設けられてなり、前記ロータ
リエンコーダの反ブラケツト側の回転軸の軸線方
向に冷却フアンを配設するとともに、この冷却フ
アンとロータリエンコーダとを電動機のフレーム
側に端縁を向けフレーム又はブラケツトに取付け
られた外扇カバーで被覆してなる電動機におい
て、 前記外扇カバーのフレーム側端縁近傍にコネク
ターの基部を挿入する円孔部とこの円孔部から端
縁に開口したリード線案内溝を設け、且つコネク
タ取付面と該取付面に直角方向に折り曲げられリ
ード線案内溝より巾の狭いスタツド取付面を有す
る断面略L字状のコネクタ取付板を設けるととも
に、前記ブラケツトの外側壁に回転軸の軸線と平
行してスタツドボルトの一端を固着して設け、該
スタツドボルトの他端に前記取付枠のスタツド取
付面を外扇カバーの円孔部から外扇カバーの内部
に向けて挿入して取付け、更にこのスタツドボル
トに冷却フアンの取付枠を取付けるとともに、該
取付枠に前記冷却フアンを取付け、且つ前記コネ
クタ取付板のコネクタ取付面の外扇カバーの円孔
部対向位置に円孔を介してコネクターを取付けた
ことを特徴とする。
F 作用 ロータリエンコーダの保守点検をする場合は、
外扇カバーをフレーム又はブラケツトに締付けて
いるねじを取り外し、次にコネクタ取付板のコネ
クタ取付面の端縁側を、手でコネクター基部が外
扇カバーの円孔部から外れるまで持ち上げる。そ
してこの状態で外扇カバーを軸線方向に沿つて第
1図の左側に引き抜く。このとき、外扇カバーに
はリード線案内溝およびスタツド取付面の通る凹
部が設けられているため、外扇カバーはロータリ
エンコーダのリード線およびスタツド取付面に引
掛ることなく引き抜かれる。従つて、コネクター
はコネクタ取付板に固着したままの状態で外扇カ
バーのみを電動機本体側から取外すことができ、
冷却フアン、ロータリエンコーダは電動機本体側
に取付けたままの状態でロータリエンコーダの点
検を行うことができる。
G 実施例 以下本考案を第1図、第2図に示す実施例にも
とづいて説明する。なお、従来と同一部分には同
一符号を付して説明する。
図において、29は一端のネジ部29aをブラ
ケツト6に形成されたネジ穴にネジ込み固定され
たスタツドボルトである。27はロータリエンコ
ーダ10のコネクタ取付板で、コネクタ取付面2
7aとこの取付面27aに直角方向に折り曲げて
形成したスタツド取付面17bを有する断面略L
字状に形成されており、コネクタ取付面27aに
はコネクター13の基部13aが嵌着される円孔
(図示省略)が設けられており、この円孔にコネ
クター13の基部13aが嵌着される。また、ス
タツド取付面27bには、スタツドボルトのねじ
部が挿入される挿通孔30が穿設されており、こ
の挿通孔30にスタツドボルト29を挿通するこ
とにより、コネクタ取付板27をスタツドボルト
29に支持するものである。26はねじ31′に
より冷却用フアン取付枠17を取付けた支持板で
ある。支持板26にはねじ挿通孔が形成されてい
て、該挿通孔をスタツドボルト29の他端に設け
たねじ部に嵌合したうえ、前記のコネクタ取付板
27と共にスタツドボルト29にナツト31で締
付固着される。このようにして、冷却用フアン取
付枠17は支持板26を介してスタツドボルト2
9に支持される。なお、支持板26は省略して冷
却用フアン取付枠17を延長してこの取付枠17
を直接取付けてもよい。
一方、外扇カバー14には第2図に示すごとき
形状の開孔28が形成されている。開孔28には
前記コネクター13の基部13aが嵌る円孔部2
8aと、円孔部28aから外扇カバー端縁14a
まで伸びて開口するリード線案内溝28bと、コ
ネクタ取付板27のスタツド取付面27bの屈曲
部が通る凹部28cとが形成されている。そし
て、この開孔28にはコネクタ取付板27に取付
けられたコネクター13の基部13aが嵌入さ
れ、コネクタ取付板27のスタツド取付面27b
は凹部28cから外扇カバー14の内側に向けて
挿入されスタツドボルト29に取付けられてい
る。
つぎに作用を説明する。
ロータリエンコーダ10の保守、点検に際して
は、外扇カバー14をフレーム1又はブラケツト
6に締付固定しているねじを取り外し、次にコネ
クタ取付板27のコネクタ取付面27aの端縁側
を手で上方に持ち上げ、コネクタ基部13aが外
扇カバー14に形成された円孔部28aから外れ
る位置まで持ち上げる。こうしておいて外扇カバ
ー14を第1図の左側に移動する。然るときは、
リード線12およびスタツド取付面27bは開孔
28のリード線案内溝28bおよび凹部28cに
よつて引掛ることなく、外扇カバー14はロータ
リエンコーダ10および冷却フアン16の外側に
引抜くことができる。よつてコネクター13をそ
の取付板27に装着したまま外扇カバー14だけ
を簡単に取外すことができる。外扇カバー14を
取外した後は、冷却用フアン16とコネクター1
3は電動機本体側に固定したままロータリエンコ
ーダ10の点検作業を行うことができる。また、
ロータリエンコーダ10の点検作業が終わつたな
らば前記と反対に外扇カバー14を移動するだけ
で外扇カバー14を簡単に元の位置に配設するこ
とができる。
H 考案の効果 本考案によると冷却用フアンやロータリエンコ
ーダのコネクターを電動機本体側に固定したまま
外扇カバーを簡単に取外し且つ組立てることがで
きる。そして、このように外扇カバーを取外すだ
けでロータリエンコーダの点検作業を行うことが
できるので従来に比べロータリエンコーダの保
守、点検が著しく容易になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電動機の半截断面図、第
2図は外扇カバーに形成する開孔の平面説明図、
第3図は従来の電動機の半截断面図である。 1……フレーム、5……回転軸、6……ブラケ
ツト、10……ロータリエンコーダ、12……リ
ード線、13……コネクター、13a……コネク
ター基部、14……外扇カバー、14a……外扇
カバー端縁、16……冷却用フアン、27……コ
ネクタ取付板、27a……コネクタ取付面、27
b……スタツド取付面、28……開孔、28a…
…円孔部、28b……リード線案内溝、29……
スタツドボルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 回転軸の回転を検出する回転検出用ロータリエ
    ンコーダを電動機ブラケツトに取付けると共に、
    ロータリエンコーダから導出されたリード線にコ
    ネクターが設けられてなり、前記ロータリエンコ
    ーダの反ブラケツト側の回転軸の軸線方向に冷却
    フアンを配設するとともに、この冷却フアンとロ
    ータリエンコーダとを電動機のフレーム側に端縁
    を向けフレーム又はブラケツトに取付けられた外
    扇カバーで被覆してなる電動機において、 前記外扇カバーのフレーム側端縁近傍にコネク
    ターの基部を挿入する円孔部とこの円孔部から端
    縁に開口したリード線案内溝を設け、且つコネク
    タ取付面と該取付面に直角方向に折り曲げられ、
    リード線案内溝より巾の狭いスタツド取付面を有
    する断面略L字状のコネクタ取付板を設けるとと
    もに、前記ブラケツトの外側壁に回転軸の軸線と
    平行してスタツドボルトの一端を固着して設け、
    該スタツドボルトの他端に前記コネクタ取付板の
    スタツド取付面を外扇カバーの円孔部から外扇カ
    バーの内部に向けて挿入して取付け、更にこのス
    タツドボルトに冷却フアンの取付枠を取付けると
    ともに、該取付枠に前記冷却フアンを取付け、且
    つ前記コネクタ取付板のコネクタ取付面の外扇カ
    バーの円孔部対向位置に円孔を介してコネクター
    を取付けたことを特徴とする電動機。
JP16047486U 1986-10-20 1986-10-20 Expired - Lifetime JPH0526931Y2 (ja)

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JP16047486U JPH0526931Y2 (ja) 1986-10-20 1986-10-20

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JPS6366073U JPS6366073U (ja) 1988-05-02
JPH0526931Y2 true JPH0526931Y2 (ja) 1993-07-08

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011234521A (ja) * 2010-04-28 2011-11-17 Yamaha Motor Co Ltd 補助機器付モータおよびそれを備えた単軸ロボットおよび伸縮装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011234521A (ja) * 2010-04-28 2011-11-17 Yamaha Motor Co Ltd 補助機器付モータおよびそれを備えた単軸ロボットおよび伸縮装置

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Publication number Publication date
JPS6366073U (ja) 1988-05-02

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