JP2004173393A - 電動機 - Google Patents
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Abstract
【課題】ブッシング取付作業が容易で、かつ幅広いリード線の直径に対応できるブッシングを備えた電動機を提供することを目的としている。
【解決手段】ブッシング11に、正面から背面に向けて断面が矩形の挿通孔11aを形成し、その上下の内面に突起11b,11cを設ける。また、ブラケットの内部側と対応するブッシング11の左右に突部11eと、正面に配線基板9の端部を差し入れるためのスリット11gを設ける。また、ブッシング11の下面を固定子の方向に延出した延出部11fを設ける。さらに、挿通孔11aから延出部11fの下部端面に向かって、リード線を差し入れるための切込み11dを蛇行して設ける。
【選択図】 図2
【解決手段】ブッシング11に、正面から背面に向けて断面が矩形の挿通孔11aを形成し、その上下の内面に突起11b,11cを設ける。また、ブラケットの内部側と対応するブッシング11の左右に突部11eと、正面に配線基板9の端部を差し入れるためのスリット11gを設ける。また、ブッシング11の下面を固定子の方向に延出した延出部11fを設ける。さらに、挿通孔11aから延出部11fの下部端面に向かって、リード線を差し入れるための切込み11dを蛇行して設ける。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電動機に係わり、より詳細には、電動機を駆動するためのリード線の電動機本体への固定に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電動機は、図4(A)の断面図に示す構造となっている。
固定子81は、固定子鉄心の継鉄部の内周に複数の歯部を備えており、この歯部の両側にスロットを形成して巻線82を巻装する。一方、回転子83は永久磁石からなり、その中心に回転軸84を備えている。また回転軸84に向かった歯部の先端面85と、永久磁石の外周面86とを隙間を隔てて相対向させ、回転子83の回転軸84を軸受87によって軸支する。この一方の軸受87を固定したブラケット88aが固定子81を保持し、他方の軸受87を固定したブラケット88bと嵌合する構造となっている。
【0003】
ブラケット88a内には、固定子81の巻線82を配線するための配線基板89が固定子81の一方の側に配設されており、配線基板89に電源や制御信号を供給するためのリード線90が半田付けされている。このリード線90は、ブラケット88aとブラケット88bとの切欠き92からなる取付孔で挟持されたブッシング91により、ブラケットに固定されるとともにブラケット外部に引き出されている。
このブッシング91は、図4(B)に示すように中央に凹部91aを備えたソケット部91bと中央に凸部91cを備えたプラグ部91dとで構成されており、それぞれが接続部91eで接続され、一つの部品として構成されている。
配線基板89が装着されたブラケット88aには、ブッシング91を装着するための切欠き92が設けられており、配線基板89から引き出されるリード線90を、ソケット部91bとプラグ部91dを接続部91eで折り返し、凸部91cと凹部91aで挟持した後、ブッシング91を左右のブラケット88a,88bで挟み込んで固定する構造となっている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
しかしながら、リード線90を所定の位置に保持しながらブッシング91を折り畳む必要があり、作業に手間がかかっていた。さらに1種類のブッシング91に適用できるリード線の直径や本数は予め決定されており、モータの種類毎に異なるリード線の直径や本数に合わせて数種類のブッシングを用意する必要があり、発注や資材管理に手間がかかっていた。
【0005】
【特許文献1】
実開平5−25962号公報 (第5頁、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上述べた問題点を解決し、ブッシング取付作業が容易で、かつ幅広いリード線の直径に対応できるブッシングを備えた電動機を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記問題点を解決するため、固定子鉄心に巻線を巻装した固定子と、同固定子に配設され、リード線が接続された基板と、中心に回転軸を備えた回転子と、同回転子の前記回転軸を軸支する軸受、及び前記リード線を挿通する取付孔を備え、前記固定子の両面方向より取付られたブラケットと、前記リード線を挿通する挿通孔を備え、前記取付孔に装着されるブッシングとを備えた電動機において、
前記ブラケットが嵌合したときに前記取付孔を構成するように、前記ブラケットの嵌合面に切欠きを設け、前記ブッシングを弾性素材で形成し、前記挿通孔に沿って配設されるとともに前記挿通孔から前記ブッシングの表面に向かって蛇行する切り口を備えた切込みを前記ブッシングに設け、前記挿通孔に前記リード線を前記切込みから差し入れ、前記切欠きに前記ブッシングを装着し、前記ブラケットが嵌合するとともに、前記ブラケットの切欠きの端面が前記ブッシングを両側から押圧し、前記リード線を前記ブラケットに固定する。
【0008】
また、前記ブッシングの前記ブラケットで挟持される面を上下面とし、前記ブラケット内面側を正面、前記ブラケット外面側を背面とする矩形に前記ブッシングおよび前記挿通孔を形成する。
【0009】
また、前記ブッシングの前記挿通孔内面の上面または下面、もしくは上下面に突起を設ける。
【0010】
また、前記ブッシングの正面に前記基板の端部を差し入れるためのスリットを設ける。
【0011】
また、前記スリットは、前記基板を差し入れたとき、前記基板の面が前記挿通孔内面の上面または下面の一部を構成する。
【0012】
また、前記ブッシングの前記ブラケット内部側の左右に突部を設ける。
【0013】
また、前記ブッシングに、前記ブラケット内部側の前記固定子と対応する上面または下面を前記固定子方向に延出した延出部を設け、前記固定子に装着されたインシュレータの外周面と前記ブラケットとで前記延出部を挟持する。
【0014】
また、前記切込みは、前記延出部を左右に分断してなる構造とする。
【0015】
また、左右に分断された前記延出部に互いが係止、係合の関係となる凹状部と凸状部を設ける。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明による電動機を詳細に説明する。
図1は本発明による一実施例を示す電動機の断面図である。
固定子1は、固定子鉄心の継鉄部の内周に複数の歯部を備えており、この歯部の両側にスロットを形成してインシュレータ1aを装着し、その上から巻線2を巻装する。一方、回転子3は永久磁石からなり、その中心に回転軸4を備えている。また回転軸4に向かった歯部の先端面5と、永久磁石の外周面6とを隙間を隔てて相対向させ、回転子3の回転軸4を軸受7によって軸支する。この一方の軸受7を固定したブラケット8aが固定子1を保持し、他方の軸受7を固定したブラケット8bと嵌合するするとともに、ブッシング11を両側から保持する構造となっている。
【0017】
ブラケット8内には、固定子1の巻線2を配線するための配線基板9が固定子1の一方の側に設けられており、配線基板9に電源や制御信号を供給するためのリード線10が半田付けされている。このリード線10は、ブッシング11内部の挿通孔11aを挿通しており、ブラケット8aとブラケット8bとの切起こし片8a1,8b1で挟持されたブッシング11により挿通孔11aの内部に押圧され、ブラケット8に固定されている。
このため、ブラケット同志の固定作業と、ブッシング11にリード線10を固定する作業とが1回の作業で同時に行なうことができ、作業時間を短縮できる。
【0018】
このブッシング11は成形材料に、例えばゴムとPVCからなるポリマーのブレンドを弾性素材として使用しており、図2(A)の斜視図および(B)の断面図、(C)の正面図に示すように、ブラケット8bと当接する面を上面、ブラケット8aと当接する面を下面とし、ブラケットの内面側を正面、ブラケット外面側を背面とする矩形(図2(A)の点線で示す部分)を基本として形成されている。
このように基本構造を矩形にすることにより、ブラケット8による押圧力を広い面で受けることができ、リード線10を1本ずつ確実に保持することができる。
また、ブラケット8の内部側と対応するこの矩形の左右に突部11eを突設させている。さらに、この矩形の正面に配線基板9の端部を差し入れるためのスリット11gが、配線基板9を差し入れたとき、配線基板9の上面が挿通孔11a内面の下面の一部を構成するように形成されている。
また、ブッシング11に、ブラケット8内部側の固定子1と対応する前述の矩形の下面を固定子1の方向に延出した延出部11fを設け、固定子1に装着されたインシュレータ1aの外周面とブラケット8aの内面とで延出部11fを挟持する構造となっている。このため、ブッシング11を組立途中で仮固定でき、電動機の組立作業を容易に行なうことができる。
【0019】
ブッシング11には、正面から背面に向けて断面が矩形の挿通孔11aが形成されており、その上下の内面に突起11b,11cが設けられている。また、ブッシング11の下面に、リード線10を差し入れるための切込み11dを挿通孔11aに沿って設けている。
このため、リード線10を挿通孔11aに差し入れる作業が容易となり、さらに、ブラケット8の切起こし片8a1,8b1でブッシング11が挟持されることにより、内面の突起11b,11cが、異なる直径を有するリード線10を適度に押圧し、リード線10をブッシング11に保持する構造となっている。
【0020】
さらに、図2(C)の正面図に示すように、ブッシング11の切込み11dは挿通孔11aに沿って配設されるとともに、挿通孔11aからブッシング11の表面、この例では延出部11fの下部端面に向かって蛇行する切り口を備えた構造となっている。
切込み11dは、挿通孔11aから蛇行しながら下方へ向かって設けられている。これにより、作業途中で切込み11dがずれて多少開いたとしても、この切込み11dから挿通孔11aへ差し入れられたリード線10(図示せず)が作業途中で脱落しにくい構造としている。また、切込み11dが延出部11fを左右に分断するように設けられており、前述のように、インシュレータ1aの外周面とブラケット8aの内面とで延出部11fを挟持する構造のため、図3に示すようにブラケット8bを固定する前の仮固定状態であっても、延出部11fの切込み11dの広がりを防ぎ、組立作業を容易にすることができる。
さらに、この蛇行する切込み11dに、図2(D)に示すように左右に分断された延出部22fが係止、係合の関係となるように凹状部22f1、凸状部22f2を設けることにより、確実にリード線を挿通孔11aに保持することができる。この場合は、左右に分断された延出部22fを互いに前後にずらすことにより、挿通孔11aへリード線を差し入れるための通路を確保することができる。
本願の説明においては、切込み11dがブッシング11の下面に備えられた例を記載しているが、本願はこれに限るものではなく、切込み11dがブッシング11の上面に備えられていてもよい。
【0021】
以上の構造を斜視図で示したものが図3であり、ブラケット8aにインシュレータ1aが装着された固定子1が挿入されており、インシュレータ1aの上には配線基板9が固定され、この配線基板9の端部がブッシング11のスリット11gに差し込まれている。
また、ブッシング11の挿通孔11aには、リード線10がブッシング11の下方の切込みから差し入れられており、ブラケット8aにブラケット8bを覆い被せることにより、ブラケット8aとブラケット8bとでブッシング11を挟持し、その押圧でリード線10を保持するような構造となっている。
【0022】
ブッシング11は、ブッシング11の延出部11fがインシュレータ1aの外面とブラケット8aの内面とで挟持されているため、ブッシング11が仮固定状態となり、ブラケット8bを装着する作業が容易となる。また、ブラケット8aとブラケット8bとが固定された状態では、ブッシング11に突部11eが備えられているため、ブッシング11をブラケット8の外面方向に引き抜くことが容易に出来ない構造となっており、また、内面方向には配線基板9があるため、容易に押し込むことができない。
さらにブッシング11のスリット11gが、配線基板9を差し入れたとき、配線基板9の上面が挿通孔11a内面の下面の一部を構成するように形成して設けられている。このため、例えばリード線10をフラットケーブルとした場合でも、フラットケーブルが配線基板9に密着し、ブラケット外部からフラットケーブルを引っ張ったとしても、特定のケーブルのみにストレスをかけず、密着部分のフラットケーブルに均一的に力を分散させることができる。
また、ブッシング11のスリット11gに配線基板9を差し入れて仮固定できるため、固定子1と配線基板9とリード線10とからなる一つのユニットに加え、ブッシング11も含めて一体化できるため、作業性が向上する。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明による電動機によれば、請求項1に係わる発明は、ブラケットが嵌合したときに取付孔を構成するように、ブラケットの嵌合面に切欠きを設け、弾性素材により形成されたブッシングに挿通孔に沿って配設されるとともに挿通孔からブッシングの表面に向かって蛇行する切り口を備えた切込みを設け、挿通孔にリード線を切込みから差し入れ、切欠きにブッシングを装着し、ブラケットが嵌合するとともに、ブラケットの切欠きの端面がブッシングを両側から押圧し、リード線をブラケットに固定することにより、
ブラケット同志の固定作業と、ブッシングにリード線を固定する作業とが1回の作業で同時に行なうことができ、作業時間を短縮できる。さらに、電動機の組立作業途中で切込みがずれて多少開いたとしても、この切込みから挿通孔へ差し入れられたリード線が作業途中で脱落しにくい。
【0024】
また、請求項2に係わる発明は、ブッシングのブラケットで挟持される面を上下面とし、ブラケット内面側を正面、ブラケット外面側を背面とする矩形にブッシングおよび挿通孔を形成することにより、ブラケットによる押圧力を広い面で受けることができ、リード線を1本ずつ確実に保持することができる。
【0025】
また、請求項3に係わる発明は、ブッシングの挿通孔内面の上面または下面、もしくは上下面に突起を設けることにより、ブラケットの切起こし片でブッシング11が挟持されるた時に、内面の突起が、異なる直径を有するリード線を適度に押圧し、リード線をブッシング11に保持することができる。
【0026】
また、請求項4に係わる発明は、ブッシングの正面に基板の端部を差し入れるためのスリットを設けることにより、ブッシングのスリットに配線基板を差し入れて仮固定できるため、固定子と配線基板とリード線とからなる一つのユニットに加え、ブッシングも含めて一体化できるため、作業性が向上する。
【0027】
また、請求項5に係わる発明は、スリットを基板を差し入れたとき、基板の面が挿通孔内面の上面または下面の一部を構成するように形成することにより、リード線をフラットケーブルとした場合でも、フラットケーブルが配線基板に密着し、ブラケット外部からフラットケーブルを引っ張ったとしても、特定のケーブルのみにストレスをかけず、密着部分のフラットケーブルに均一的に力を分散させることができる。
【0028】
また、請求項6に係わる発明は、ブッシングのブラケット内部側の左右に突部を設けることにより、ブッシングをブラケット外面方向に引き抜くことが容易に出来ない構造としている。
【0029】
また、請求項7に係わる発明は、ブッシングにブラケット内部側の固定子と対応する上面または下面を固定子方向に延出した延出部を設け、固定子に装着されたインシュレータの外周面とブラケットとで延出部を挟持することにより、ブッシングを組立途中で仮固定でき、電動機の組立作業を容易に行なうことができる。
【0030】
また、請求項8に係わる発明は、切込みが延出部を左右に分断する構造とすることにより、インシュレータの外周面とブラケットの内面とで延出部を挟持した仮固定状態であっても、延出部の切込みの広がりを防ぎ、組立作業を容易にすることができる。
【0031】
また、請求項9に係わる発明は、左右に分断された延出部に互いが係止、係合の関係となる凹状部と凸状部を設けることにより、確実にリード線を挿通孔に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電動機の一実施例を示す断面図である。
【図2】本発明による電動機に用いられるブッシングを示した図であり、(A)は一実施例を示す斜視図、(B)はその断面図、(C)はその前面図、(D)は別の実施例の要部前面図である。
【図3】図1を説明するための斜視図である。
【図4】(A)は従来の電動機を示す断面図、(B)は従来のブッシングの取付構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 固定子
1a インシュレータ
2 巻線
3 回転子
4 回転軸
5 先端面
6 外周面
7 軸受
8 ブラケット
8a ブラケット
8a1 切起こし片
8b ブラケット
8b1 切起こし片
9 配線基板
10 リード線
11 ブッシング
11a 挿通孔
11b、11c 突起
11d 切込み
11e 突部
11f 延出部
11g スリット
22f 延出部
22f1 凹状部
22f2 凸状部
【発明の属する技術分野】
本発明は、電動機に係わり、より詳細には、電動機を駆動するためのリード線の電動機本体への固定に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電動機は、図4(A)の断面図に示す構造となっている。
固定子81は、固定子鉄心の継鉄部の内周に複数の歯部を備えており、この歯部の両側にスロットを形成して巻線82を巻装する。一方、回転子83は永久磁石からなり、その中心に回転軸84を備えている。また回転軸84に向かった歯部の先端面85と、永久磁石の外周面86とを隙間を隔てて相対向させ、回転子83の回転軸84を軸受87によって軸支する。この一方の軸受87を固定したブラケット88aが固定子81を保持し、他方の軸受87を固定したブラケット88bと嵌合する構造となっている。
【0003】
ブラケット88a内には、固定子81の巻線82を配線するための配線基板89が固定子81の一方の側に配設されており、配線基板89に電源や制御信号を供給するためのリード線90が半田付けされている。このリード線90は、ブラケット88aとブラケット88bとの切欠き92からなる取付孔で挟持されたブッシング91により、ブラケットに固定されるとともにブラケット外部に引き出されている。
このブッシング91は、図4(B)に示すように中央に凹部91aを備えたソケット部91bと中央に凸部91cを備えたプラグ部91dとで構成されており、それぞれが接続部91eで接続され、一つの部品として構成されている。
配線基板89が装着されたブラケット88aには、ブッシング91を装着するための切欠き92が設けられており、配線基板89から引き出されるリード線90を、ソケット部91bとプラグ部91dを接続部91eで折り返し、凸部91cと凹部91aで挟持した後、ブッシング91を左右のブラケット88a,88bで挟み込んで固定する構造となっている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
しかしながら、リード線90を所定の位置に保持しながらブッシング91を折り畳む必要があり、作業に手間がかかっていた。さらに1種類のブッシング91に適用できるリード線の直径や本数は予め決定されており、モータの種類毎に異なるリード線の直径や本数に合わせて数種類のブッシングを用意する必要があり、発注や資材管理に手間がかかっていた。
【0005】
【特許文献1】
実開平5−25962号公報 (第5頁、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上述べた問題点を解決し、ブッシング取付作業が容易で、かつ幅広いリード線の直径に対応できるブッシングを備えた電動機を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記問題点を解決するため、固定子鉄心に巻線を巻装した固定子と、同固定子に配設され、リード線が接続された基板と、中心に回転軸を備えた回転子と、同回転子の前記回転軸を軸支する軸受、及び前記リード線を挿通する取付孔を備え、前記固定子の両面方向より取付られたブラケットと、前記リード線を挿通する挿通孔を備え、前記取付孔に装着されるブッシングとを備えた電動機において、
前記ブラケットが嵌合したときに前記取付孔を構成するように、前記ブラケットの嵌合面に切欠きを設け、前記ブッシングを弾性素材で形成し、前記挿通孔に沿って配設されるとともに前記挿通孔から前記ブッシングの表面に向かって蛇行する切り口を備えた切込みを前記ブッシングに設け、前記挿通孔に前記リード線を前記切込みから差し入れ、前記切欠きに前記ブッシングを装着し、前記ブラケットが嵌合するとともに、前記ブラケットの切欠きの端面が前記ブッシングを両側から押圧し、前記リード線を前記ブラケットに固定する。
【0008】
また、前記ブッシングの前記ブラケットで挟持される面を上下面とし、前記ブラケット内面側を正面、前記ブラケット外面側を背面とする矩形に前記ブッシングおよび前記挿通孔を形成する。
【0009】
また、前記ブッシングの前記挿通孔内面の上面または下面、もしくは上下面に突起を設ける。
【0010】
また、前記ブッシングの正面に前記基板の端部を差し入れるためのスリットを設ける。
【0011】
また、前記スリットは、前記基板を差し入れたとき、前記基板の面が前記挿通孔内面の上面または下面の一部を構成する。
【0012】
また、前記ブッシングの前記ブラケット内部側の左右に突部を設ける。
【0013】
また、前記ブッシングに、前記ブラケット内部側の前記固定子と対応する上面または下面を前記固定子方向に延出した延出部を設け、前記固定子に装着されたインシュレータの外周面と前記ブラケットとで前記延出部を挟持する。
【0014】
また、前記切込みは、前記延出部を左右に分断してなる構造とする。
【0015】
また、左右に分断された前記延出部に互いが係止、係合の関係となる凹状部と凸状部を設ける。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明による電動機を詳細に説明する。
図1は本発明による一実施例を示す電動機の断面図である。
固定子1は、固定子鉄心の継鉄部の内周に複数の歯部を備えており、この歯部の両側にスロットを形成してインシュレータ1aを装着し、その上から巻線2を巻装する。一方、回転子3は永久磁石からなり、その中心に回転軸4を備えている。また回転軸4に向かった歯部の先端面5と、永久磁石の外周面6とを隙間を隔てて相対向させ、回転子3の回転軸4を軸受7によって軸支する。この一方の軸受7を固定したブラケット8aが固定子1を保持し、他方の軸受7を固定したブラケット8bと嵌合するするとともに、ブッシング11を両側から保持する構造となっている。
【0017】
ブラケット8内には、固定子1の巻線2を配線するための配線基板9が固定子1の一方の側に設けられており、配線基板9に電源や制御信号を供給するためのリード線10が半田付けされている。このリード線10は、ブッシング11内部の挿通孔11aを挿通しており、ブラケット8aとブラケット8bとの切起こし片8a1,8b1で挟持されたブッシング11により挿通孔11aの内部に押圧され、ブラケット8に固定されている。
このため、ブラケット同志の固定作業と、ブッシング11にリード線10を固定する作業とが1回の作業で同時に行なうことができ、作業時間を短縮できる。
【0018】
このブッシング11は成形材料に、例えばゴムとPVCからなるポリマーのブレンドを弾性素材として使用しており、図2(A)の斜視図および(B)の断面図、(C)の正面図に示すように、ブラケット8bと当接する面を上面、ブラケット8aと当接する面を下面とし、ブラケットの内面側を正面、ブラケット外面側を背面とする矩形(図2(A)の点線で示す部分)を基本として形成されている。
このように基本構造を矩形にすることにより、ブラケット8による押圧力を広い面で受けることができ、リード線10を1本ずつ確実に保持することができる。
また、ブラケット8の内部側と対応するこの矩形の左右に突部11eを突設させている。さらに、この矩形の正面に配線基板9の端部を差し入れるためのスリット11gが、配線基板9を差し入れたとき、配線基板9の上面が挿通孔11a内面の下面の一部を構成するように形成されている。
また、ブッシング11に、ブラケット8内部側の固定子1と対応する前述の矩形の下面を固定子1の方向に延出した延出部11fを設け、固定子1に装着されたインシュレータ1aの外周面とブラケット8aの内面とで延出部11fを挟持する構造となっている。このため、ブッシング11を組立途中で仮固定でき、電動機の組立作業を容易に行なうことができる。
【0019】
ブッシング11には、正面から背面に向けて断面が矩形の挿通孔11aが形成されており、その上下の内面に突起11b,11cが設けられている。また、ブッシング11の下面に、リード線10を差し入れるための切込み11dを挿通孔11aに沿って設けている。
このため、リード線10を挿通孔11aに差し入れる作業が容易となり、さらに、ブラケット8の切起こし片8a1,8b1でブッシング11が挟持されることにより、内面の突起11b,11cが、異なる直径を有するリード線10を適度に押圧し、リード線10をブッシング11に保持する構造となっている。
【0020】
さらに、図2(C)の正面図に示すように、ブッシング11の切込み11dは挿通孔11aに沿って配設されるとともに、挿通孔11aからブッシング11の表面、この例では延出部11fの下部端面に向かって蛇行する切り口を備えた構造となっている。
切込み11dは、挿通孔11aから蛇行しながら下方へ向かって設けられている。これにより、作業途中で切込み11dがずれて多少開いたとしても、この切込み11dから挿通孔11aへ差し入れられたリード線10(図示せず)が作業途中で脱落しにくい構造としている。また、切込み11dが延出部11fを左右に分断するように設けられており、前述のように、インシュレータ1aの外周面とブラケット8aの内面とで延出部11fを挟持する構造のため、図3に示すようにブラケット8bを固定する前の仮固定状態であっても、延出部11fの切込み11dの広がりを防ぎ、組立作業を容易にすることができる。
さらに、この蛇行する切込み11dに、図2(D)に示すように左右に分断された延出部22fが係止、係合の関係となるように凹状部22f1、凸状部22f2を設けることにより、確実にリード線を挿通孔11aに保持することができる。この場合は、左右に分断された延出部22fを互いに前後にずらすことにより、挿通孔11aへリード線を差し入れるための通路を確保することができる。
本願の説明においては、切込み11dがブッシング11の下面に備えられた例を記載しているが、本願はこれに限るものではなく、切込み11dがブッシング11の上面に備えられていてもよい。
【0021】
以上の構造を斜視図で示したものが図3であり、ブラケット8aにインシュレータ1aが装着された固定子1が挿入されており、インシュレータ1aの上には配線基板9が固定され、この配線基板9の端部がブッシング11のスリット11gに差し込まれている。
また、ブッシング11の挿通孔11aには、リード線10がブッシング11の下方の切込みから差し入れられており、ブラケット8aにブラケット8bを覆い被せることにより、ブラケット8aとブラケット8bとでブッシング11を挟持し、その押圧でリード線10を保持するような構造となっている。
【0022】
ブッシング11は、ブッシング11の延出部11fがインシュレータ1aの外面とブラケット8aの内面とで挟持されているため、ブッシング11が仮固定状態となり、ブラケット8bを装着する作業が容易となる。また、ブラケット8aとブラケット8bとが固定された状態では、ブッシング11に突部11eが備えられているため、ブッシング11をブラケット8の外面方向に引き抜くことが容易に出来ない構造となっており、また、内面方向には配線基板9があるため、容易に押し込むことができない。
さらにブッシング11のスリット11gが、配線基板9を差し入れたとき、配線基板9の上面が挿通孔11a内面の下面の一部を構成するように形成して設けられている。このため、例えばリード線10をフラットケーブルとした場合でも、フラットケーブルが配線基板9に密着し、ブラケット外部からフラットケーブルを引っ張ったとしても、特定のケーブルのみにストレスをかけず、密着部分のフラットケーブルに均一的に力を分散させることができる。
また、ブッシング11のスリット11gに配線基板9を差し入れて仮固定できるため、固定子1と配線基板9とリード線10とからなる一つのユニットに加え、ブッシング11も含めて一体化できるため、作業性が向上する。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明による電動機によれば、請求項1に係わる発明は、ブラケットが嵌合したときに取付孔を構成するように、ブラケットの嵌合面に切欠きを設け、弾性素材により形成されたブッシングに挿通孔に沿って配設されるとともに挿通孔からブッシングの表面に向かって蛇行する切り口を備えた切込みを設け、挿通孔にリード線を切込みから差し入れ、切欠きにブッシングを装着し、ブラケットが嵌合するとともに、ブラケットの切欠きの端面がブッシングを両側から押圧し、リード線をブラケットに固定することにより、
ブラケット同志の固定作業と、ブッシングにリード線を固定する作業とが1回の作業で同時に行なうことができ、作業時間を短縮できる。さらに、電動機の組立作業途中で切込みがずれて多少開いたとしても、この切込みから挿通孔へ差し入れられたリード線が作業途中で脱落しにくい。
【0024】
また、請求項2に係わる発明は、ブッシングのブラケットで挟持される面を上下面とし、ブラケット内面側を正面、ブラケット外面側を背面とする矩形にブッシングおよび挿通孔を形成することにより、ブラケットによる押圧力を広い面で受けることができ、リード線を1本ずつ確実に保持することができる。
【0025】
また、請求項3に係わる発明は、ブッシングの挿通孔内面の上面または下面、もしくは上下面に突起を設けることにより、ブラケットの切起こし片でブッシング11が挟持されるた時に、内面の突起が、異なる直径を有するリード線を適度に押圧し、リード線をブッシング11に保持することができる。
【0026】
また、請求項4に係わる発明は、ブッシングの正面に基板の端部を差し入れるためのスリットを設けることにより、ブッシングのスリットに配線基板を差し入れて仮固定できるため、固定子と配線基板とリード線とからなる一つのユニットに加え、ブッシングも含めて一体化できるため、作業性が向上する。
【0027】
また、請求項5に係わる発明は、スリットを基板を差し入れたとき、基板の面が挿通孔内面の上面または下面の一部を構成するように形成することにより、リード線をフラットケーブルとした場合でも、フラットケーブルが配線基板に密着し、ブラケット外部からフラットケーブルを引っ張ったとしても、特定のケーブルのみにストレスをかけず、密着部分のフラットケーブルに均一的に力を分散させることができる。
【0028】
また、請求項6に係わる発明は、ブッシングのブラケット内部側の左右に突部を設けることにより、ブッシングをブラケット外面方向に引き抜くことが容易に出来ない構造としている。
【0029】
また、請求項7に係わる発明は、ブッシングにブラケット内部側の固定子と対応する上面または下面を固定子方向に延出した延出部を設け、固定子に装着されたインシュレータの外周面とブラケットとで延出部を挟持することにより、ブッシングを組立途中で仮固定でき、電動機の組立作業を容易に行なうことができる。
【0030】
また、請求項8に係わる発明は、切込みが延出部を左右に分断する構造とすることにより、インシュレータの外周面とブラケットの内面とで延出部を挟持した仮固定状態であっても、延出部の切込みの広がりを防ぎ、組立作業を容易にすることができる。
【0031】
また、請求項9に係わる発明は、左右に分断された延出部に互いが係止、係合の関係となる凹状部と凸状部を設けることにより、確実にリード線を挿通孔に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電動機の一実施例を示す断面図である。
【図2】本発明による電動機に用いられるブッシングを示した図であり、(A)は一実施例を示す斜視図、(B)はその断面図、(C)はその前面図、(D)は別の実施例の要部前面図である。
【図3】図1を説明するための斜視図である。
【図4】(A)は従来の電動機を示す断面図、(B)は従来のブッシングの取付構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 固定子
1a インシュレータ
2 巻線
3 回転子
4 回転軸
5 先端面
6 外周面
7 軸受
8 ブラケット
8a ブラケット
8a1 切起こし片
8b ブラケット
8b1 切起こし片
9 配線基板
10 リード線
11 ブッシング
11a 挿通孔
11b、11c 突起
11d 切込み
11e 突部
11f 延出部
11g スリット
22f 延出部
22f1 凹状部
22f2 凸状部
Claims (9)
- 固定子鉄心に巻線を巻装した固定子と、同固定子に配設され、リード線が接続された基板と、中心に回転軸を備えた回転子と、同回転子の前記回転軸を軸支する軸受、及び前記リード線を挿通する取付孔を備え、前記固定子の両面方向より取付られたブラケットと、前記リード線を挿通する挿通孔を備え、前記取付孔に装着されるブッシングとを備えた電動機において、
前記ブラケットが嵌合したときに前記取付孔を構成するように、前記ブラケットの嵌合面に切欠きを設け、前記ブッシングを弾性素材で形成し、前記挿通孔に沿って配設されるとともに前記挿通孔から前記ブッシングの表面に向かって蛇行する切り口を備えた切込みを前記ブッシングに設け、前記挿通孔に前記リード線を前記切込みから差し入れ、前記切欠きに前記ブッシングを装着し、前記ブラケットが嵌合するとともに、前記ブラケットの切欠きの端面が前記ブッシングを両側から押圧し、前記リード線を前記ブラケットに固定してなることを特徴とする電動機。 - 前記ブッシングの前記ブラケットで挟持される面を上下面とし、前記ブラケット内面側を正面、前記ブラケット外面側を背面とする矩形に前記ブッシングおよび前記挿通孔を形成してなることを特徴とする請求項1記載の電動機。
- 前記ブッシングの前記挿通孔内面の上面または下面、もしくは上下面に突起を設けてなることを特徴とする請求項2記載の電動機。
- 前記ブッシングの正面に前記基板の端部を差し入れるためのスリットを設けてなることを特徴とする請求項2乃至請求項3のいずれかに記載の電動機。
- 前記スリットは、前記基板を差し入れたとき、前記基板の面が前記挿通孔内面の上面または下面の一部を構成するように形成したことを特徴とする請求項4記載の電動機。
- 前記ブッシングの前記ブラケット内部側の左右に突部を設けてなることを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれかに記載の電動機。
- 前記ブッシングに、前記ブラケット内部側の前記固定子と対応する上面または下面を前記固定子方向に延出した延出部を設け、前記固定子に装着されたインシュレータの外周面と前記ブラケットとで前記延出部を挟持してなることを特徴とする請求項2乃至請求項6のいずれかに記載の電動機。
- 前記切込みは、前記延出部を左右に分断してなることを特徴とする請求項7記載の電動機。
- 左右に分断された前記延出部に互いが係止、係合の関係となる凹状部と凸状部を設けてなることを特徴とする請求項8記載の電動機。
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