JP2002136040A - 電動機 - Google Patents

電動機

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JP2002136040A
JP2002136040A JP2000320276A JP2000320276A JP2002136040A JP 2002136040 A JP2002136040 A JP 2002136040A JP 2000320276 A JP2000320276 A JP 2000320276A JP 2000320276 A JP2000320276 A JP 2000320276A JP 2002136040 A JP2002136040 A JP 2002136040A
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JP
Japan
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bracket
lead wire
connector
stator
mounting hole
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Pending
Application number
JP2000320276A
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English (en)
Inventor
Tomonori Kojima
智則 小嶋
Toshiaki Tanno
俊明 丹野
Ken Maeyama
研 前山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブラケット外部に引き出されるリード線と同
リード線用のブッシングとを、ブラケット組立後でも着
脱可能な構造を有する電動機を提供する。 【解決手段】 配線基板9の表と裏に、電源や制御信号
を供給するためのリード線10を接続するコネクタ11
を設ける。このリード線10は、ブラケット8に備えら
れた取付孔8aと、同取付孔8aに装着されたゴムから
なる略円筒形のブッシング12の中心に設けられた挿通
孔13とを挿通してブラケット8の外部に引き出されて
おり、ブラケット8の外部より着脱可能な構造とする。
さらにコネクタ11を取付孔8aの近傍に配設し、ブラ
ケット8の外部よりコネクタ11を着脱可能とするた
め、取付孔8aをコネクタ11の幅より大きな直径とし
て形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電動機に係わり、よ
り詳細には、電動機を駆動するためのリード線の電動機
本体への接続に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電動機は、図3(A)の断面図に
示す構造となっている。固定子81は、固定子鉄心の継
鉄部の内周に複数の歯部を備えており、この歯部の両側
にスロットを形成して巻線82を巻装する。一方、回転
子83は永久磁石からなり、その中心に回転軸84を備
えている。また回転軸84に向かった歯部の先端面85
と、永久磁石の外周面86とを隙間を隔てて相対向さ
せ、回転子83の回転軸84を軸受87によって軸支す
る。この軸受87を固定したブラケット88が、固定子
81を両側から保持している。
【0003】ブラケット88内には、固定子81の巻線
82を配線するための配線基板89が固定子81の一方
の側に配設されており、配線基板89に電源や制御信号
を供給するためのリード線90が半田付けされている。
このリード線90は、ブラケット88に備えられたゴム
からなるブッシング91の挿通孔92を挿通してブラケ
ット88外部に引き出されている。このブッシング91
は、リード線90を挿通孔92に挿通した後、左右のブ
ラケット88に挟み込まれて固定される構造となってい
る。
【0004】しかしながら、配線基板89に半田付けさ
れたリード線90は、電動機の自動組立において非常に
取扱が難しく、またリード線90の長さ違いなどの軽微
な仕様違いでも専用機種となり、製造管理や製品在庫管
理に余分な費用が発生していた。またこの欠点を補うた
め、図3(B)の断面図に示される、配線基板89にコ
ネクタ93を設け、ブラケット88外部へ突出させた電
動機もある。しかしながら、ブラケット88外部へ突出
させたコネクタ93にはブッシングが取付られないた
め、水滴がかかるような環境には使用できない電動機と
なっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上述べた問
題点を解決し、ブラケット外部に引き出されるリード線
と同リード線用のブッシングとを、ブラケット組立後で
も着脱可能とした構造を有する電動機を提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するため、固定子鉄心の継鉄部の内周に設けた複数
の歯部の両側に形成したスロットに巻線を巻装した固定
子と、同固定子の一側に配設され、リード線が接続され
た基板と、中心に回転軸を備えた回転子と、同回転子の
前記回転軸を軸支する軸受を備え、前記固定子の両側よ
り取付られたブラケットと、同ブラケットの一方に、前
記リード線を挿通する取付孔と、前記リード線を挿通す
る挿通孔を中央に設け、前記取付孔に装着されるブッシ
ングとを備えた電動機において、前記基板上にコネクタ
プラグを設ける一方、前記リード線先端に前記コネクタ
プラグに着脱自在に装着するコネクタソケットを設ける
とともに、前記取付孔を前記コネクタプラグの近傍で、
かつ前記コネクタソケットが挿通する大きさに形成し、
前記取付孔に前記ブッシングを着脱自在に装着できるよ
うにする。
【0007】前記コネクタプラグを前記基板の両面に設
ける。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明によ
る電動機を詳細に説明する。図1は本発明による第一の
実施例を示す電動機の断面図である。固定子1は、固定
子鉄心の継鉄部の内周に複数の歯部を備えており、この
歯部の両側にスロットを形成して巻線2を巻装する。一
方、回転子3は永久磁石からなり、その中心に回転軸4
を備えている。また回転軸4に向かった歯部の先端面5
と、永久磁石の外周面6とを隙間を隔てて相対向させ、
回転子3の回転軸4を軸受7によって軸支する。この軸
受7を固定したブラケット8が、固定子1を両側から保
持している。
【0009】ブラケット8内には、固定子1の巻線2を
配線するための配線基板9が固定子1の一方の側に設け
られており、配線基板9の表と裏には電源や制御信号を
供給するためのリード線10を接続するコネクタ11が
備えられている。このリード線10は、ブラケット8に
備えられた取付孔8aと、同取付孔8aに装着されたゴ
ムからなる略円筒形のブッシング12の中心に設けられ
た挿通孔13とを挿通してブラケット8の外部に引き出
されている。またブッシング12は、ブラケット8の外
部より着脱可能な構造となっている。さらにコネクタ1
1は、取付孔8aの近傍に配設されており、ブラケット
8の外部よりコネクタ11を着脱可能とするため、取付
孔8aはコネクタ11の幅より大きな直径を有してい
る。コネクタ11を配線基板9の表と裏に設けることに
より、取付孔8aが小さい径の場合でも、リード線10
内の電線の本数を増やすことが可能となる。
【0010】図2は、コネクタ11の装着部分を拡大し
た断面図である。ブラケット8に備えられた取付孔8a
の近傍に、コネクタ11の一部であるコネクタ端子11
aを備えたコネクタプラグ11bが配線基板9の両面に
半田付けされている。また、リード線10の先端にはコ
ネクタ11の一部であるコネクタソケット11cが備え
られており、コネクタソケット11cをブッシング12
の挿通孔13に挿通し、さらにブラケット8の外部より
取付孔8aに挿通し、コネクタ端子11aに接続する。
【0011】コネクタソケット11cをコネクタ端子1
1aに接続した後、ブッシング12を取付孔8aに挿入
し、取付孔8aと溝12aとを嵌着させる。ブッシング
12の端部は、挿入方向に向かって直径が狭くなり、溝
12aから端部の端面までが断面鉤状となっており、取
付孔8aに容易に挿入できる形状なっている。
【0012】この構造により、ブラケット8の外部に引
き出されるリード線10と同リード線10用のブッシン
グとを、ブラケット組立後でも着脱が可能となり、電動
機の自動組立において、リード線10を外した状態で作
業できるため取扱が容易となる。また、リード線10の
仕様が異なるだけの別機種は、電動機本体とリード線1
0とを別管理することで、組立管理及び製品在庫管理が
容易となる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による電動
機によれば、ブラケット外部よりリード線を着脱するた
めの、ブッシング装着用の取付孔の近傍に設けられたブ
ラケット内のコネクタと、ブラケット外部より着脱自在
なブッシングとを設ける。これらの構造によりブラケッ
ト外部に引き出されるリード線と同リード線用のブッシ
ングとが、ブラケット組立後でも着脱が可能となるた
め、電動機の自動組立において、リード線を外した状態
で作業できるため取扱が容易となる。また、リード線の
仕様が異なるだけの別機種は、電動機本体とリード線を
別管理とすることで機種を共通化できるため、組立管理
及び製品在庫管理が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電動機の一実施例を示す断面図で
ある。
【図2】本発明による電動機の一の実施例の要部を拡大
した断面図である。
【図3】従来の電動機を示す、(A)はブッシング付、
(B)はコネクタ付の製品の断面図である。
【符号の説明】
1 固定子 2 巻線 3 回転子 4 回転軸 5 先端面 6 外周面 7 軸受 8 ブラケット 8a 取付孔 9 配線基板 10 リード線 11 コネクタ 11a コネクタ端子 11b コネクタプラグ 11c コネクタソケット 12 ブッシング 12a 溝 13 挿通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H605 AA08 BB05 CC02 CC06 EB10 EC01 EC03 EC04 EC05 EC13 GG02 GG04 GG07

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定子鉄心の継鉄部の内周に設けた複数
    の歯部の両側に形成したスロットに巻線を巻装した固定
    子と、同固定子の一側に配設され、リード線が接続され
    た基板と、中心に回転軸を備えた回転子と、同回転子の
    前記回転軸を軸支する軸受を備え、前記固定子の両側よ
    り取付られたブラケットと、同ブラケットの一方に、前
    記リード線を挿通する取付孔と、前記リード線を挿通す
    る挿通孔を中央に設け、前記取付孔に装着されるブッシ
    ングとを備えた電動機において、 前記基板上にコネクタプラグを設ける一方、前記リード
    線先端に前記コネクタプラグに着脱自在に装着するコネ
    クタソケットを設けるとともに、前記取付孔を前記コネ
    クタプラグの近傍で、かつ前記コネクタソケットが挿通
    する大きさに形成し、前記取付孔に前記ブッシングを着
    脱自在に装着するようにしてなることを特徴とする電動
    機。
  2. 【請求項2】 前記コネクタプラグを前記基板の両面に
    設けてなることを特徴とする請求項1の電動機。
JP2000320276A 2000-10-20 2000-10-20 電動機 Pending JP2002136040A (ja)

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