JPH05327328A - 携帯形電子機器 - Google Patents

携帯形電子機器

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Publication number
JPH05327328A
JPH05327328A JP13340492A JP13340492A JPH05327328A JP H05327328 A JPH05327328 A JP H05327328A JP 13340492 A JP13340492 A JP 13340492A JP 13340492 A JP13340492 A JP 13340492A JP H05327328 A JPH05327328 A JP H05327328A
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JP
Japan
Prior art keywords
fixed shaft
antenna
electronic component
bearing
housing
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP13340492A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Utena
博之 台
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP13340492A priority Critical patent/JPH05327328A/ja
Publication of JPH05327328A publication Critical patent/JPH05327328A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、筐体の外面に取り付けられた電子
部品を回転させる回転機構により筐体内のスペースがと
られることはなく、さらには、所定位置まで回転させら
れた電子部品をさらに回転させようとする負荷が加わっ
ても電子部品が破損することのない携帯形電子機器を提
供することを目的とする。 【構成】 本発明では、筐体外面32に設けられた固定軸
35に電子部品33の基端側に設けられた軸受37が回動自在
に保持され、固定軸35に形成された溝46に挿入され一端
59が固定軸35に他端60が軸受37に保持されたコイルバネ
45により電子部品33は第1の位置から第2の位置へ向け
て回転させられる。また、第2の位置における電子部品
33の回転の係止は、軸受37内に設けられたボール54を圧
縮バネ55のバネ力により固定軸35に形成された凹部43に
嵌合させてなされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、筐体外面に設けられた
アンテナ等の電子部品を回動させて使用状態とする携帯
形電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】図8に筐体外面にアンテナが取り付けら
れた従来の携帯形無線機を示す。
【0003】この携帯形無線機は筐体1の外面2にアン
テナ(電子部品)3が設けられており、外面2に設けら
れたスイッチ5を押圧するとストッパ6が外れ、アンテ
ナ2は実線の位置から一点鎖線で示す位置へと回転し使
用状態となる。
【0004】アンテナ3は、アンテナケース8、エレメ
ント9及び回転軸10とで構成されている。そして、回転
軸10の軸部12が筐体1に設けられた固定金具13の穴部14
から筐体1内に挿入され、軸部12の先端に止め具15がね
じ16で固定されて、アンテナ3は筐体外面2に取り付け
られる。また、軸部12にはコイルばね18が設けられてお
り、ばね18の一端は固定金具13に他端が止め具15に固定
され、かつ、アンテナ3を実線の位置から一点鎖線で示
す状態に回転させるように捩じられている。従って、ス
トッパ6を解除すると、コイルばね18のばね力によりア
ンテナ3は回転させられ使用状態となる。
【0005】また、コイルばね18で回転させられたアン
テナ3は、回転軸10に形成された凸部20が固定金具13に
形成された凸部21に当接することによりその回転が停止
させられアンテナ3の使用位置となる所定位置に位置付
けられる。尚、アンテナエレメント9と回路基板(図示
せず)との電気的接続は、エレメント9→回転軸10→固
定金具13→リード線23の経路で行われている。
【0006】この従来の携帯形無線機では、回転軸10の
軸部12、固定金具15、コイルばね18等のアンテナ回転機
構が筐体1内に突出するので、その分、筐体1の小形化
を図れないという問題があった。また、凸部20と21とを
当接させてアンテナ3の回転を阻止する構成なので、衝
撃等のため、アンテナ3を所定位置よりさらに回転させ
ようとする負荷が加わるとアンテナ3やこのアンテナ3
を保持する筐体1等が破損するという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来の携
帯形電子機器では、筐体の外面に取り付けられた電子部
品を回転させる回転機構が筐体内部にあるため、その分
筐体が大形化していた。また、所定位置まで回転させら
れた電子部品に対してさらに回転させようとする負荷が
加わると電子部品等が破損するという問題があった。
【0008】本発明はこのような従来の欠点に鑑みてな
されたものであり、筐体の外面に取り付けられる電子部
品を回転させる回転機構により筐体のスペースがとられ
ることはなく、さらには、所定位置まで回転させられた
電子部品に対しさらに回転させようとする負荷が加わっ
ても電子部品等が破損することがない携帯形電子機器を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、筐体の外面
に基端が回動自在に保持され第1の位置から第2の位置
へ向けて回転させられる電子部品を有する携帯形電子機
器において、前記筐体の外面に固着された固定軸と、前
記電子部品の基端に設けられ前記固定軸が挿入される軸
受と、前記固定軸の軸心を囲繞する状態で前記固定軸に
形成された溝に挿入され一端が前記固定軸に他端が前記
軸受に保持され前記電子部品を前記第1の位置から第2
の位置に向けて回転させる状態に捩られたコイルバネ
と、前記筐体に設けられ前記電子部品を前記第1の位置
に係止するストッパと、前記第1の位置から第2の位置
に向けて回転させられた前記電子部品を前記第2の位置
で係止する係止手段とを具備して構成される。
【0010】また、軸受内に設けられバネにより固定軸
の外周面に押し付けられた被押圧部材と前記固定軸の外
周面に形成され電子部品の第2の位置において前記被押
圧部材と嵌合する凹部とで係止手段を構成すると良い。
【0011】
【作用】本発明では、筐体の外面に設けられた固定軸に
電子部品の基端に設けられた軸受は回動自在に保持され
ており、この固定軸に形成された溝に挿入され一端が固
定軸に他端が軸受に保持されたコイルバネにより電子部
品は第1の位置から第2の位置に向けて回転させられ
る。
【0012】また、軸受内に設けられた被押圧部材をバ
ネ力により固定軸に形成された凹部に嵌合させて電子部
品を第2の位置で係止するならば、第2の位置よりもさ
らに回転する方向に電子部品に負荷が加わっても、被押
圧部材は加えられた負荷により凹部からとび出るので、
電子部品は固定軸のまわりをさらに回転する。
【0013】
【実施例】図1乃至図7を参照して本発明の実施例を詳
述する。
【0014】図1乃至図5は、第1の実施例を説明する
図であり、図1は要部断面図、図2は携帯形無線機の斜
視図、図3はアンテナの断面図、図4は固定軸の斜視
図、図5は図1のA−A線断面図である。
【0015】本発明に係る携帯形無線機(電子機器)
は、図2及び図3に示す如く、筐体31の外面32にアンテ
ナ(電子部品)33が設けられており、外面32に設けられ
たスイッチ35を押圧するとこのスイッチ35と連動するス
トッパ36がアンテナ33の先端から外れ、アンテナ33は実
線で示す第1の位置(収納位置)から一点鎖線で示す第
2の位置(使用位置)へと回転させられる。
【0016】以下、アンテナ33を第1の位置から第2の
位置に向けて回転させる回転機構につき説明する。
【0017】図1に示す如く、回転機構の主要部は固定
軸35とこの固定軸35に回動自在に保持される軸受37とで
構成されている。
【0018】固定軸35は、図4に示す如く、略円柱形を
成しており、一端側には円筒形状のかしめ部38が設けら
れ、他端側にはおねじ部39が設けられている。また、固
定軸35の本体部40の外周面42には半球形の凹部43が形成
され、本体部40の端面には、固定軸35の軸心を囲繞する
ようにして、コイルバネ45挿入用の溝46が形成されてい
る。
【0019】軸受37は、固定軸35の本体部40が挿入され
る穴部48を有しており、かつ、この穴部48から軸受37の
端面に貫通する貫通穴49が形成されている。この貫通穴
49には、アンテナ33のエレメント51の基端に設けられた
ねじ部52が螺着されると共にボール(被押圧部材)54及
び圧縮コイルバネ55が挿入される。
【0020】次にアンテナ33の組立及び筐体31への取り
付け手順につき説明する。
【0021】アンテナ(正確にはアンテナユニット)33
は、アンテナケース57、エレメント51、固定軸35、軸受
37等を備えている。
【0022】まず、コイルバネ45が挿入された固定軸35
の本体部40を軸受37の穴部48に挿入し、かしめ部38をか
しめて固定板70を取り付ける。これで軸受37は固定軸35
に回動自在に保持され、かつ、コイルバネ45の一端59は
固定軸35に他端60は軸受37に保持される。
【0023】次に、軸受37の貫通穴49にボール54、圧縮
バネ55の順で挿入しエレメント51を螺着する。これで、
ボール54は圧縮バネ55のバネ力により固定軸35の外周面
42に押し付けられた状態となる。
【0024】次に、軸受37を接着やその他の方法でアン
テナケース57に固着する。これでアンテナ33の組立が終
了する
【0025】アンテナ33の筐体31への取り付けは、固定
軸35のねじ部39を筐体31に形成された穴部63から挿入し
ナット64で締め付けることのみで完了する。尚、ナット
64で締め付ける際に、リード65を有する端子66が共締め
される。また、コイルバネ45は、アンテナ33が第1の位
置(収納状態)にあるときにこのアンテナ33を第2の位
置(使用状態)に向けて回転させるように捩られた状態
とされる。
【0026】このような構成となっているので、筐体外
面32に設けられたスイッチ35を押すと、アンテナ33はコ
イルバネ45の作用で第1の位置から第2の位置に向けて
回転する(図2)。また、アンテナ33の第2の位置にお
ける係止は、図5に示す如く、圧縮バネ55で押圧されて
いるボール54が固定軸35の凹部43に嵌合してなされるの
で、第2の位置にあるアンテナ33をさらに回転させよう
とする負荷がアンテナ33に作用しても、ボール54は凹部
43からとび出す。従って、アンテナ33は負荷に逆らうこ
となく回転するので、アンテナ33及びこのアンテナ33が
取り付けられている筐体31が負荷で損傷することはな
い。また、アンテナの一部を回転機構と兼用することが
できたので、筐体31の小形化を図ることができ、アンテ
ナ33の筐体31への取り付けも容易に行える。
【0027】尚、アンテナエレメント51と回路基板(図
示せず)との電気的接続は、ねじ部52→軸受37、圧縮バ
ネ55及びボール54→固定軸35→端子66→リード65→回路
基板の経路でなされる。
【0028】図6は、本発明の第2の実施例を説明する
図である。
【0029】本例では、固定軸35Aは、複数本のビス70
により筐体31の外面32に取り付けられている。その他の
構成及び作用、効果は第1の実施例と同様である。
【0030】図7は本発明の第3の実施例を示す図であ
り、固定軸35Bに複数の凹部43Bを設けることでアンテ
ナ33を複数の位置に位置付けられるようにしたものであ
る。
【0031】尚、本発明では、アンテナ33を回転させる
例につき説明したが、筐体外面32に送話部を設けるよう
な場合にも本発明を用いることができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、筐体
外面に取り付けられた電子部品を第1の位置から第2の
位置へ向けて回転させる回転機構を電子部品の一部と兼
用させることができたので、回転機構の収納スペースを
筐体内に必要とされず、従って、筐体を小形化できる。
逆に筐体内に回転機構が不必要となったので部品の配置
自由度は向上する。
【0033】また、電子部品の所定位置における回転の
停止は圧縮バネにより押圧されたボールが固定軸の凹部
に嵌合することによりなされるので、所定位置を越えて
電子部品を回転させる負荷が電子部品に作用しても、ボ
ールは凹部からとび出るため電子部品は負荷に逆うこと
なく回転し電子部品等が破損することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を説明する要部断面図。
【図2】本発明の第1の実施例に係る携帯形無線機の斜
視図。
【図3】本発明の第1の実施例に係るアンテナの断面
図。
【図4】本発明の第1の実施例に係る固定軸の斜視図。
【図5】図1のA−A線断面図。
【図6】本発明の第2の実施例を説明する要部断面図。
【図7】本発明の第3の実施例を説明する図。
【図8】従来の携帯形無線機の要部断面図。
【符号の説明】
31 筐体 32 外面 33 電
子部品 35 固定軸 36 ストッパ 37 軸
受 43 凹部 45 コイルバネ 46 溝 54 被押圧部材 55 圧縮バネ 59 一
端 60 他端

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体の外面に基端が回動自在に保持され
    第1の位置から第2の位置へ向けて回転させられる電子
    部品を有する携帯形電子機器において、前記筐体の外面
    に固着された固定軸と、前記電子部品の基端に設けられ
    前記固定軸が挿入される軸受と、前記固定軸の軸心を囲
    繞する状態で前記固定軸に形成された溝に挿入され一端
    が前記固定軸に他端が前記軸受に保持され前記電子部品
    を前記第1の位置から第2の位置に向けて回転させる状
    態に捩られたコイルバネと、前記筐体に設けられ前記電
    子部品を前記第1の位置に係止するストッパと、前記第
    1の位置から第2の位置に向けて回転させられた前記電
    子部品を前記第2の位置で係止する係止手段とを具備す
    ることを特徴とする携帯形電子機器。
  2. 【請求項2】 軸受内に設けられバネにより固定軸の外
    周面に押し付けられた被押圧部材と前記固定軸の外周面
    に形成され電子部品の第2の位置において前記被押圧部
    材と嵌合する凹部とで係止手段が構成されていることを
    特徴とする請求項1記載の携帯形電子機器。
JP13340492A 1992-05-26 1992-05-26 携帯形電子機器 Withdrawn JPH05327328A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13340492A JPH05327328A (ja) 1992-05-26 1992-05-26 携帯形電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13340492A JPH05327328A (ja) 1992-05-26 1992-05-26 携帯形電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05327328A true JPH05327328A (ja) 1993-12-10

Family

ID=15103965

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13340492A Withdrawn JPH05327328A (ja) 1992-05-26 1992-05-26 携帯形電子機器

Country Status (1)

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JP (1) JPH05327328A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6062912A (en) * 1998-05-18 2000-05-16 Motorola, Inc. Antenna coupling system
US6166695A (en) * 1998-10-02 2000-12-26 Motorola, Inc. Antenna detent and latching mechanism for a radiotelephone
US6243041B1 (en) 2000-04-24 2001-06-05 Motorola, Inc. Antenna indexing and retaining mechanism
US6317087B1 (en) 2000-05-12 2001-11-13 Motorola, Inc. Antenna detent and latching system for satellite phones
JP2010157408A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Yamaguchi:Kk 提灯

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US6317087B1 (en) 2000-05-12 2001-11-13 Motorola, Inc. Antenna detent and latching system for satellite phones
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990803