JP2000010876A - ダウンロード装置、及び記録媒体 - Google Patents

ダウンロード装置、及び記録媒体

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JP2000010876A JP17779198A JP17779198A JP2000010876A JP 2000010876 A JP2000010876 A JP 2000010876A JP 17779198 A JP17779198 A JP 17779198A JP 17779198 A JP17779198 A JP 17779198A JP 2000010876 A JP2000010876 A JP 2000010876A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不特定多数の人が任意に使用して所望のコン
テンツがダウンロードされた記録媒体を入手(購入)で
きるようにするとともに、その記録媒体自体も有効に利
用できるようにする。 【解決手段】 操作入力手段による入力情報もしくは判
別手段によって判別された提示情報に基づいて或るダウ
ンロードデータ(コンテンツ)を選択設定し、そのダウ
ンロードデータが記録されている記録媒体が排出手段か
ら排出されるように動作制御を行うようにする。即ち、
ユーザーが欲するコンテンツを記録した記録媒体が返
却、交換、販売のいずれかの形態でユーザーに提供され
るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は不特定多数のユーザ
ーが任意に使用して各種の情報をダウンロードできるダ
ウンロード装置、及びそれに用いる記録媒体に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、各種情報をメディアに記録した電
子情報形態で提供することが行われている。例えば新
聞、雑誌、小説などが電子出版物としてCD−ROMな
どに記録して販売されている。また音楽や映像(映画、
ビデオクリップなど)、ゲームソフト、パーソナルコン
ピュータで用いるアプリケーションソフトウエアなども
同様であって、非常に多様な範囲で、各種の情報(以
下、メディアに記録されて提供される情報を本明細書で
は「コンテンツ」と総称する)が有料又は無料で提供さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで電子化されて
提供されるコンテンツの中には、ユーザーが通常長期に
わたって保存するもの(音楽ソフトやアプリケーション
ソフトウエアなど)もあれば、ユーザーが長期保存を必
要ないと感じるものもある。例えば新聞や週刊雑誌が電
子化されて提供されることを考えると、ユーザーはその
情報を1回見てしまえば後は不要となることが多い。換
言すれば、新聞や雑誌をパッケージメディアとして、長
期保存性のあるディスクやカードの記録媒体で販売する
ことは、実状にそぐわない。例えば1回内容を見てしま
えばその情報だけでなくメディア自体も不要となってし
まうため、資源の無駄な消費となってしまう。
【0004】一方、このように長期保存の必要のない情
報に関しては、インターネットなどの通信によりユーザ
ーが任意に自分の端末(パーソナルコンピュータなど)
から検索したりダウンロードするということも行われて
いる。しかしながらこの場合は当然、その情報内容をみ
るにはユーザーは端末を設置してある場所(自宅やオフ
ィスなど)にいなければならない。また例えば携帯用の
ディスク再生装置などで任意の場所で情報内容をみたい
と思った場合は、その端末からディスクメディアなどに
さらにダウンロードしなければならない。またこれも当
然ながら、そのように通信を介して電子新聞などのコン
テンツを得るには、通信ネットワークと接続された端末
装置を所有する必要がある。
【0005】以上のような諸事情から、一般ユーザー
が、電子新聞や雑誌などのコンテンツを記録したメディ
アを簡易に入手し、例えば携帯用の再生装置や自宅の端
末装置などを用いて、任意の場所で内容を確認すること
ができるようにすること、さらにメディア自体の無駄が
生じないようにすることが求められている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような事
情に鑑みて、例えば不特定多数の人が任意に使用して所
望のコンテンツがダウンロードされた記録媒体を入手
(購入)できるようにするとともに、その記録媒体自体
も有効に利用できるようにすることを目的とする。
【0007】このためにダウンロード装置として、所定
の記録媒体に対してデータの記録/再生を行うことので
きるドライブ手段と、操作入力手段と、装填された記録
媒体に提示された提示情報を判別することができる判別
手段と、記録媒体を排出する排出手段と、ダウンロード
データ(コンテンツ)が記録された記録媒体をストック
するストッカ手段と、操作入力手段による入力情報もし
くは判別手段によって判別された提示情報に基づいて或
るダウンロードデータを選択設定する選択設定手段と、
選択設定手段で選択設定されたダウンロードデータが記
録されている記録媒体が排出手段から排出されるように
動作制御を行う制御手段とを備えるようにする。この制
御手段は、判別手段によって判別された提示情報から認
識される、装填された記録媒体の種別に応じて、選択設
定手段で選択設定されたダウンロードデータが記録され
ている記録媒体をストッカ手段から取り出して排出手段
から排出させる動作制御、もしくは、選択設定手段で選
択設定されたダウンロードデータをドライブ手段に装填
された記録媒体にダウンロード記録させ、その記録媒体
を排出手段から排出させる動作制御を、選択的に実行す
るようにする。
【0008】即ち、ユーザーが欲するコンテンツを記録
した記録媒体がユーザーに販売されるような形態のダウ
ンロード装置を実現する。コンテンツが記録され排出手
段から排出されてユーザーに提供される記録媒体とは次
のようなものとする。例えばユーザーが装填した記録媒
体に、選択設定されたコンテンツをダウンロードし、そ
の記録媒体をユーザーに排出(つまりメディアは返却す
るがコンテンツは販売)する。または、ユーザーが装填
した記録媒体とは異なる、ストックしておいた記録媒体
の中で、選択設定されたコンテンツが予め記録されてい
た記録媒体を取り出して排出(つまりメディアの交換に
よるコンテンツの販売)する。また、ユーザーが装填し
た記録媒体とは異なる、ストックしておいた記録媒体
に、選択設定されたコンテンツをダウンロードし、その
記録媒体をユーザーに排出(つまりメディアの交換によ
るコンテンツの販売)するようにしてもよい。さらに
は、ユーザーが記録媒体を装填しなかった場合は、スト
ックしておいた記録媒体にダウンロードして排出する
か、またはダウンロード済の記録媒体を選んで排出する
(つまりメディアとコンテンツの販売)。
【0009】また本発明のダウンロード装置として、所
定の記録媒体に対してデータの記録/再生を行うことの
できるドライブ手段と、操作入力手段と、装填された記
録媒体に提示された提示情報を判別することができる判
別手段と、記録媒体を排出する排出手段と、判別手段に
よって提示情報から特定のダウンロードデータが認識さ
れた場合は、そのダウンロードデータを選択設定すると
ともに、判別手段によって特定のダウンロードデータが
認識されなかった場合は、操作入力手段による入力情報
に基づいて、或るダウンロードデータを選択設定する選
択設定手段と、選択設定手段で選択設定されたダウンロ
ードデータをドライブ手段によって装填された記録媒体
にダウンロード記録させ、その記録媒体を排出手段から
排出させる動作制御を行う制御手段とを備えるようにす
る。
【0010】この場合も、ユーザーが欲するコンテンツ
を記録した記録媒体がユーザーに販売されるような形態
のダウンロード装置を実現できる。ただしコンテンツの
提供形態とは、例えばユーザーが装填した記録媒体に、
選択設定されたコンテンツをダウンロードし、その記録
媒体をユーザーに排出(つまりメディアは返却するがコ
ンテンツは販売)する形態となる。
【0011】また本発明の記録媒体としては、所定のダ
ウンロード装置に適応するリムーバブルの記録媒体であ
ることを示すとともに、所有する個人のみが使用できる
個人用メディアであるか不特定多数の人に使い回し使用
される一般用メディアであるかを識別することができる
提示情報が備えられているようにする。即ち個人用メデ
ィアと一般用メディアを用意し、ユーザーは任意のメデ
ィアを用いてダウンロード装置の利用ができるようにす
る。ダウンロード装置の処理としては、例えば個人用メ
ディアと一般用メディアの別に応じて、上記のメディア
の返却と交換を選択できる。なお提示情報とは、記録媒
体内にデータとして記録された情報や、例えば記録媒体
のカートリッジ上に表現された情報(例えば孔部やスラ
イドスイッチなどで機械的な形状として表現される情
報)である。
【0012】また本発明の記録媒体としては、所定のダ
ウンロード装置に適応するリムーバブルの記録媒体であ
ることを示すとともに、特定のダウンロードデータ(コ
ンテンツ)を示すことができる提示情報が備えられてい
るようにする。即ち、メディアを装填するのみでダウン
ロード装置がダウンロードすべきコンテンツを判別でき
るようにする。
【0013】さらに本発明の記録媒体としては、少なく
とも所定のダウンロード装置に適応するリムーバブルの
記録媒体であることを示す提示情報が備えられていると
ともに、情報記録領域と、情報出力手段と、情報記録領
域に記録されている情報を情報出力手段から出力させる
出力制御手段とを備えるようにする。即ち記録媒体自体
が表示や音声などによる情報再生能力を備えることで、
ユーザーが記録媒体を入手するのみでコンテンツの内容
を見聞きできるようにする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態として
のダウンロード装置及び記録媒体について、次の順序で
説明する。なお、記録媒体の実施の形態としてディスク
メディアとICカードメディアの2例をあげ、対応する
ダウンロード装置としても各メディアに対応する装置例
を説明する。 1.システム形態 2.メディア 3.ディスク対応型ダウンロード装置の構成 4.ディスク対応型ダウンロード装置に対する使用手順 5.ディスク対応型ダウンロード装置の処理 6.ICカード対応型ダウンロード装置の構成 7.ICカード対応型ダウンロード装置に対する使用手
順 8.ICカード対応型ダウンロード装置の処理 9.変形例
【0015】1.システム形態 図1で実施の形態のシステム形態の例を説明する。図1
に示すように本例のシステムは、複数のダウンロード装
置1とサーバ2が通信回線3で接続されて構成される。
通信回線3は例えばLAN(Local Area Network)とし
て、当該システムのために構築された通信網でもよい
し、一般公衆電話回線網でもよい。また衛星通信手段な
ど無線通信回線でもよい。
【0016】ダウンロード装置1は、店頭、駅、学校、
会社等、或る程度の不特定多数の人の使用が可能となる
ような場所に配置される。そして後述するように、各ユ
ーザーはそのダウンロード装置を使用して、リムーバブ
ルな記録媒体であるディスク90又はICカード91
に、所望のコンテンツをダウンロードできる。なお、記
録媒体の例としては例えばICカード自体に表示機能を
備えたようなビューワ付ICカード91Vも考えられ
る。
【0017】そしてディスク90又はICカード91に
電子新聞、電子雑誌等のコンテンツをダウンロードする
ことで、ユーザーは自分の所有するパーソナルコンピュ
ータや携帯用の再生装置で、そのコンテンツの内容を見
聞きすることができる。またビューワ付ICカード91
Vを使用することを考えると、電子新聞、電子雑誌等の
コンテンツをダウンロードすることで、ユーザーはその
ビューワ付ICカード91Vを所持しているのみで、例
えば操作部101を操作して表示部100にコンテンツ
の内容を表示させることができる。もちろんビューワ付
ICカード91Vに音声再生機能をさらに備えるように
すれば、音声データを含むコンテンツについても、見聞
きすることができる。つまりダウンロード装置は、情報
(コンテンツ)の自動販売機のような機能を持つことに
なる。
【0018】なお、コンテンツのダウンロードのため
に、どのような記録媒体が用いられるかは限定されるも
のではないが、例えばディスク90、ICカード91
(91V)を例にあげるとすると、ダウンロード装置1
としてはディスク90に対応するダウンロード装置、I
Cカード91(91V)に対応するダウンロード装置
が、それぞれ設けられることになる。
【0019】また例えば記録媒体としては、ユーザーが
個人的に購入して所有する個人用メディアと、ダウンロ
ード装置1を介して多数の人に使い回し使用される(例
えばメディア自体は貸与のような形態となる)一般用メ
ディアがあるものとする。本例では一例として、ディス
ク90については個人用ディスクと一般用ディスクが用
意されるものとし、一方、ICカード91(91V)に
ついては個人用ICカードのみが用いられるものとして
説明する。但しもちろん一般用ICカードが用いられる
ようにすることや、個人用ディスクのみ、或いは一般用
ディスクのみが用いられるようなシステム構成も考えら
れる。
【0020】サーバ2は、各所に設置されたダウンロー
ド装置1の管理や、ダウンロード装置1に用意させるコ
ンテンツの提供、ユーザーの使用に対する料金徴収管理
などを行う。例えばユーザーがダウンロード装置1を使
用してダウンロードする情報について更新が必要なもの
については、サーバ2は通信回線3を介して定期的に、
もしくは不定期に、更新データを供給し、ダウンロード
装置1側での更新を実行させる。例えば日刊の電子新聞
等を考え、ユーザーが毎日(もしくは所望のときに)、
ディスク90に電子新聞としての情報をダウンロードで
きるようにする場合、例えばその電子新聞が発行される
毎に、新しい内容の電子新聞データを各ダウンロード装
置1に送信して更新させる。このような更新を実行させ
ることで、多数のダウンロード装置1に対して即時的
に、かつダウンロード装置1について人手を介すること
なく、最新のデータをダウンロード用途に提供できる。
【0021】なお、このような通信回線3を介しての更
新のみでなく、例えばディスク等により更新データを配
布し、各ダウンロード装置1が設置されている場所での
係員(その店の店員等)がその配布されたディスクをダ
ウンロード装置1に装填することで、ダウンロードデー
タの内容が更新されるようにしてもよい。
【0022】ところでユーザーがダウンロード装置1を
使用する際の料金支払形態は、次のように各種考えられ
る。まずダウンロード装置1の使用を一般公衆(もしく
は或る組織内の人のみに限って)に無料提供することは
可能である。無料提供としては例えば学校内に数カ所ダ
ウンロード装置1を配置し、その学校の生徒や職員が自
由にダウンロード装置1を使用して所望のコンテンツを
ダウンロードできるようにする場合などの例が考えられ
る。
【0023】有料とする場合は、ユーザーがサーバ2に
対して支払い登録を行うことによるクレジットカード
(銀行口座など)からの引き落としによる支払いや、通
貨やプリペイドカードによる支払い、クレジットカード
装填による支払いなどが考えられる。
【0024】支払い登録によるクレジットカード支払い
については、例えばサーバ2が管理を行う。ユーザーは
個人用ディスク90もしくは個人用ICカード91(9
1V)を購入した際に、そのディスクを使用してダウン
ロード装置1の利用を行い、かつその支払いをクレジッ
トカードで行う旨の登録手続を行う。サーバ2がその登
録手続を受け付けると、以降ユーザーは通貨やプリペイ
ドカードを持たなくてもそのディスク90又はICカー
ド91(91V)を用いてダウンロード装置1を利用で
きる。この場合、ダウンロード装置1の使用に際して
は、装填されたメディアと、そのユーザーについて、ダ
ウンロード装置1及びサーバ2の双方で厳重なチェック
が行われる。そしてそのチェックがOKであれば使用可
能となる。このチェックに関しては、メディアのシリア
ルナンバ、ユーザーID、パスワード等が用いられる。
【0025】通貨(コイン又は紙幣)やプリペイドカー
ドによる支払いの場合は、ダウンロード装置1は投入さ
れたコイン又はプリペイドカードに対して料金徴収処理
を行う。
【0026】また料金支払形態として、近年設置されて
いる公衆電話の例にみられるものと同様に、クレジット
カードを直接ダウンロード装置1に装填して使用するよ
うな方式も考えられる。もちろんこの場合、ダウンロー
ド装置1にクレジットカード対応処理機能が搭載されて
いなければならない。
【0027】なお課金される使用料金とは、ダウンロー
ド装置1を用いてダウンロードしたコンテンツの情報料
となる。また記録媒体に関する料金としては、個人用メ
ディアの場合は、それを購入するときに支払われるもの
で、ダウンロード装置使用時に課金されるものではな
い。一般用メディアの場合は、例えばユーザーが最初に
使用するときはいくらかの補償金のようなかたちで課金
されるものとする。そして次回からの使用時は後述する
ように交換されることになるためメディア自体の料金は
課金されないようにすることが考えられる。また、メデ
ィアを返却することで補償金の全部又は一部がユーザー
に払い戻されるようなかたちを採ってもよい。
【0028】即ち、本システムでユーザーがダウンロー
ドする際には、課金される料金は、ほぼコンテンツとし
ての情報料のみとすることができ、料金を安価に設定す
ることも可能となる。
【0029】ところで、図1のようなシステム構成要素
や料金支払い形態は、これから説明する具体的な構成や
動作機能に対応したシステムとしての一例にすぎない。
特にシステムを構成する組織の形態(サーバシステムと
しての数や種類)などは非常に多様に考えられ、それに
応じてネットワーク接続形態や、料金徴収方式などは各
種多様に形成されることになる。
【0030】2.メディア 次に、本例のシステムで用いられる記録媒体(ディスク
90、ICカード91,91V)のデータ内容、及びビ
ューワ付きICカード91Vの構成について説明する。
【0031】ユーザーはダウンロード装置1に対応した
メディアに所望のコンテンツをダウンロードさせること
で、コンテンツを入手できる。本例のシステムで用いら
れるディスク90又はICカード91(91V)として
は、データ書換可能であることが必要であるが、さらに
データ書換不能な領域を有することが好ましい。このた
めに、一部が再生専用データ領域、もしくはライトプロ
テクトされている領域とされたメディアとされる。以
下、再生専用データ領域もしくはライトプロテクト領域
をROM領域と総称し、一方、書換可能とされている領
域をRAM領域ということとする。
【0032】図2は、本例の記録媒体のデータ内容を示
している。図2(a)は個人用メディアとしてのディス
ク90又はICカード91(91V)に記録されるデー
タ内容、図2(b)は一般用メディアとしてのディスク
90に記録されるデータ内容を、それぞれ示している。
【0033】まず図2(a)の個人用メディアの場合、
ROM領域、つまりユーザーが書き換え不可能とされる
に領域には、ダウンロード装置1に対応するメディアで
あることを示す識別コードが記録される。このようにダ
ウンロード装置対応の識別コードが記録されたディスク
90又はICカード91(91V)がダウンロード装置
1に装填されることで、ダウンロード装置1はシステム
に対応した適正なメディアが装填されたと判断する。
【0034】またROM領域には、個人用メディア識別
コードが記録され、このメディアが不特定多数の人に使
い回しされるメディアでないことが示される。
【0035】RAM領域に記録される情報としては、ま
ずシリアルナンバ、ダウンロードコンテンツID(以
下、コンテンツIDという)、ダウンロード履歴、書込
位置ポインタ(以下、ポインタという)、ユーザーID
があり、これらの情報と上記対応メディア識別コード、
個人用メディア識別コードが、メディアがダウンロード
装置1に提示する提示情報と位置づけられる。また、R
AM領域には、実際にコンテンツをダウンロードするた
めのダウンロード領域が用意され、また記録されたコン
テンツを管理するディレクトリとしてのダウンロードフ
ァイル管理情報が記録される。
【0036】まずシリアルナンバは、メディアが出荷さ
れる直前において、1つ1つのメディア毎にとおし番号
として割り振られる、各メディアに固有のナンバとなる
コードである。
【0037】コンテンツIDは、或る特定のコンテンツ
を識別するコードである。例えばA新聞、B雑誌のよう
に、コンテンツとしてダウンロード装置1で用意されて
いる具体的な商品を示す。個々のメディアにおいてコン
テンツIDは1個だけでなく複数個記録されるようにし
てもよいし、またコンテンツIDは記録されていないメ
ディアも考えられる。後述するようにコンテンツIDが
記録されていれば、ダウンロード装置1はそのコンテン
ツIDからユーザーが購入したいコンテンツを判断でき
る。即ちユーザーはダウンロード装置1の使用に際して
購入したいコンテンツを選択する操作は不要となる。
【0038】ダウンロード履歴としては、少なくともそ
のメディアにダウンロードが行われた回数情報が記録さ
れる。即ちメディアに対してダウンロード装置1で或る
コンテンツのダウンロードが実行される毎に、ダウンロ
ード装置1は回数情報を書き換え(インクリメント)て
いくことで、過去のダウンロード回数が表示される。な
お、回数情報だけでなく、ダウンロード装置1の使用日
時、ダウンロードしたコンテンツ名などを記録するよう
にしてもよい。また、ダウンロードに伴って課金される
料金情報を記録するようにしてもよい。即ちユーザーが
所有する個人用メディアの場合は、過去に行ったダウン
ロードに応じてそれぞれの支払い料金を記録しておけ
ば、ユーザーは自分の使用履歴や支払われた金額を後に
確認できることになる。例えばクレジットカード登録で
料金支払いを行う場合は、支払い料金の確認に有用とな
る。
【0039】ポインタは、ダウンロード領域においてダ
ウンロードすべきエリアのアドレス(先頭位置アドレ
ス)となる。例えばダウンロード装置は、そのメディア
にダウンロードする際に、ポインタに示されるアドレス
からコンテンツのダウンロード記録を行うようにする。
またダウンロードした後は、次のダウンロードに備え
て、ポインタの値を他のアドレスに更新する。これによ
って、例えばダウンロード毎にダウンロード領域内の異
なる領域が使用されるようにすることができ、同一箇所
が何度も書き換えられることでメディアの一部の領域に
劣化が生じ、信頼性が低下することを防止できる。
【0040】ユーザーIDは、個人用メディアを購入し
たユーザーが任意の数値又は文字列を設定して記録させ
るものである。このユーザーIDは、そのユーザーがそ
のメディアを用いてダウンロード装置1を利用する際の
暗証番号としての意味を持つ。つまりそのユーザーID
としての暗証番号を知っている本人のみがそのメディア
を使用できるようにするものである。メディアへのユー
ザーIDの記録は、ユーザーがダウンロード装置1や自
分で所有するパーソナルコンピュータなどから実行でき
るようにすればよい。
【0041】一方、図2(b)の一般用メディアの場合
は、まずROM領域において対応メディア識別コード
と、一般用メディア識別コードが記録される。対応メデ
ィア識別コードによって、本システムのダウンロード装
置1において使用できるメディアであることが示され
る。また一般用メディア識別コードによって、そのメデ
ィアはある特定の個人に専用のメディアではなく、ダウ
ンロード装置1を介して使い回されるメディアであるこ
とが示される。
【0042】RAM領域に記録される情報としては、シ
リアルナンバ、コンテンツID、ダウンロード履歴、ポ
インタがあり、これらの情報と上記対応メディア識別コ
ード、一般用メディア識別コードが、メディアがダウン
ロード装置1に提示する提示情報と位置づけられる。ま
た、個人用メディアの場合と同様に、RAM領域には、
実際にコンテンツをダウンロードするためのダウンロー
ド領域が用意され、また記録されたコンテンツを管理す
るディレクトリとしてのダウンロードファイル管理情報
が記録される。
【0043】シリアルナンバは、個人用メディアと同じ
く各メディアに固有のナンバとなるコードである。コン
テンツIDも、個人用メディアと同じく或る特定のコン
テンツを識別するコードである。もちろんコンテンツI
Dは1個だけでなく複数個記録されるようにしてもよい
し、また記録されていないメディアも考えられる。
【0044】ダウンロード履歴としては、そのメディア
にダウンロードが行われた回数情報については個人用メ
ディアと同様に記録される。また、ダウンロード装置1
の使用日時、ダウンロードしたコンテンツ名、課金情報
などを記録するようにしてもよいが、これは各個人の管
理ではなくシステム側での管理に用いられる情報とな
る。
【0045】ポインタは、個人用メディアと同じくダウ
ンロード領域においてダウンロードすべきエリアのアド
レス(先頭位置アドレス)となる。そしてダウンロード
毎に更新されることで、メディアの信頼性向上を実現す
る。
【0046】個人用メディア、一般用メディアには例え
ば以上のように各種情報が記録される。なお、個人用メ
ディアにおいてRAM領域に記録されるシリアルナン
バ、ダウンロード履歴、ポインタは、ユーザーが勝手に
書き換えることができないようにするとよい。一方、コ
ンテンツID、ユーザーIDは、ユーザーが任意に更新
できると便利である。例えばコンテンツIDを書き換え
ることで定期的に購入したいコンテンツを変更できる。
また必要に応じてユーザーIDを書き換えることでセキ
ュリティを向上させることができる。ただしユーザーI
Dの変更は、所有する本人のみが可能となるような手法
が求められる。
【0047】また一般用メディアにおいては、シリアル
ナンバ、コンテンツID、ダウンロード履歴、ポインタ
は、ユーザーが勝手に書き換えることができないように
する。そして必要に応じてこれらはダウンロード装置1
が変更できるようにする。
【0048】ところで、本例では記録媒体の例としてデ
ィスク90、ICカード91(91V)をあげている
が、例えばテープ状記録媒体などの他の種のデータ書込
可能な記録媒体を用いることも可能である。また、図2
にあげた各種のデータ内容は一例であり、必ずしも全て
のデータが必要となるものではないし、また他の必要な
情報が記録されるようにしてもよい。
【0049】ここでビューワ付ICカード91Vについ
て図3で説明する。ビューワ付ICカード91Vは、い
わゆる通常のICカードとしてのメモリ領域(例えばS
−RAM)などに加えて、そのカード自体が表示機能を
有するものとしている。ビューワ付ICカード91V
は、外形形状、サイズ、コネクタ構造等をICカード9
1と同様として、後述するICカード対応のダウンロー
ド装置1において、ICカード91とビューワ付ICカ
ード91Vがどちらも使用可能としてもよいし、ビュー
ワ付ICカード91Vの外形等は通常のICカード91
とは異なるものとして、ビューワ付ICカード91Vに
対応するダウンロード装置を用意するものとしてもよ
い。
【0050】ビューワ付ICカード91Vの内部構成は
例えば図3のようになり、表示部100、操作部10
1、CPU102、メモリ103、コネクタ部104、
表示ドライブ部105が設けられる。表示部100は例
えば液晶パネルなどの小型かつ薄型のデバイスが用いら
れる。操作部101は、図1に示したようにカード筐体
上の各種操作キーとして形成される。メモリ103は、
ICカードとしての記憶領域を構成し、例えばS−RA
Mにより形成される。このメモリ103内のデータ内容
は図2(a)に示したようなものとなる。コネクタ部1
04は、ダウンロード装置1に装填された際に、図13
で説明する内部のカードコネクタ部17と接続され、デ
ータの書込、読出のための送受信が行われる。
【0051】CPU102は、メモリ103に対するデ
ータ読出、データ書込動作の制御を行う部位となる。さ
らにデータ読出としては図2で説明したいわゆる各種の
提示情報をダウンロード装置1側への送信のための読出
制御の他、ダウンロードされてメモリ103に記憶され
ているデータを表示部100で表示させるための読出制
御も行うこととなる。CPU102は、操作部101か
らの操作に応じてメモリ103からのコンテンツデータ
等の読出を行い、表示のためのデータを表示ドライブ部
105に送信する。表示ドライブ部105は、CPU1
02からのデータに基づいて表示部100に表示動作を
実行させる。これにより、このビューワ付ICカード9
1Vは、それ自体でダウンロードされたコンテンツ等を
表示出力させることができ、ユーザーはパーソナルコン
ピュータや携帯用の再生装置を用いなくてもコンテンツ
内容を見ることができる。もちろん上述したように音声
出力部(例えばヘッドホン出力系やスピーカ出力系)を
備えて音声出力可能としてもよい。
【0052】3.ディスク対応型ダウンロード装置の構
成 本例のダウンロード装置1としてはディスク対応型とI
Cカード対応型を例にあげているが、まずディスク対応
型ダウンロードについて説明していく。図4にディスク
対応型ダウンロード装置1の外観例を示す。このダウン
ロード装置1は公衆の使用を前提として店頭などに設置
されるもので、例えば通常の公衆電話と類似した外観を
備える例としている。図示するように、ダウンロード装
置1には前面上部に液晶パネルもしくは陰極線管(CR
T)などを利用した表示部11が形成され、ダウンロー
ド装置1の使用の際の各種の画像表示が行われる。
【0053】なお、ユーザーがダウンロード装置1を使
用する場合には、例えば操作キーのような入力手段が必
要となるが、この構成例では、操作キー等の機械的な入
力キーは形成されない。詳しくは後述するが、本例では
表示部11の画面上においてユーザーが指などで触れた
位置を検出するタッチセンサ機構(図5のタッチセンサ
33)が設けられているとともに、表示部11には必要
な各種操作キー等の表示が行われる。即ち、ユーザーは
表示部11に表示された画像における各キーを押す動作
を行うことで各種操作入力を行うことができるようにさ
れている。但し、もちろんキーボード等の機械的な入力
キー部やマウスなどの入力機構が用意されてもかまわな
い。さらに音声認識機構を設けて音声入力が可能とする
ようなことも考えられる。
【0054】ダウンロード装置1の使用時には、ユーザ
ーが所持するディスク90を装填する場合があるが、こ
のディスク90を挿入する部位としてディスク挿入部1
2が設けられている。ディスク挿入部12からユーザー
がディスク90を入れることで内部機構によりそのディ
スク90がディスクドライブ(図5のディスクドライブ
24)に装填される状態とすることができ、ダウンロー
ド装置1はディスク90に対する記録再生動作が可能と
なる。またユーザーが、所望のコンテンツがダウンロー
ドされたディスク90を受け取るためにディスク排出部
13が用意されている。
【0055】ダウンロード装置1の使用に際しての、ユ
ーザーの料金支払形態としては、上述したようにクレジ
ットカード登録による支払い、通貨、プリペイドカー
ド、クレジットカードの投入による支払いなどがある
が、説明の簡略化のため、本例ではクレジットカードの
投入による支払いには対応できないものとする。そして
ダウンロード装置1では通貨/プリペイドカードによる
支払いに対応するために、図示するようにコイン挿入部
15、プリペイドカード挿入部16が設けられている。
なお、コイン投入で使用される場合の釣り銭の返却のた
めにコイン返却口14が用意されている。
【0056】図5はディスク対応型ダウンロード装置1
の内部構成を示している。コンピュータ/ネットワーク
コンピュータ20(以下コンピュータ20という)は、
ダウンロード装置1がダウンロード及びその他の必要な
各種処理を行うための装置部であり、演算/制御処理を
行うCPU、主記憶領域としてのRAM部、OS(Oper
ating System)その他のプログラムを保持するROM
部、ダウンロード装置1内の各部に対するインターフェ
ース機能、ネットワーク7や電話線8に対するインター
フェース機能等を備える。また内部記憶媒体としてハー
ドディスクドライブ(以下、HDD)21を有してい
る。
【0057】ディスク搬送機構22は、ディスク挿入部
12、ディスク排出部13、ディスクドライブ24、デ
ィスクストッカ23の間で、コンピュータ20の指示に
応じて所要のディスクを所要の部位に搬送する機構であ
る。例えばディスク挿入部12から挿入されるディスク
90は、ディスク搬送機構22によってディスクドライ
ブ24に装填され、記録/再生可能とされる。即ちディ
スク挿入部12からのディスク90の挿入が検出された
らコンピュータ20はディスク搬送機構22に、そのデ
ィスク90をディスクドライブ24に搬送するように指
示することになる。
【0058】さらに、ユーザーが挿入したディスク90
が個人用ディスクであった場合は、コンピュータ20は
後述するように、そのディスク90に求められたコンテ
ンツをダウンロードさせることになるが、ダウンロード
が済んだらディスク搬送機構22にそのディスクをディ
スク排出部13に搬送させ、ユーザーに返却する。
【0059】またディスクストッカ23には、予めコン
テンツがダウンロードされた多数のディスクがストック
されている。ここにストックされるディスク90は一般
用ディスクとなる。例えばダウンロード装置1が、A新
聞、B新聞、C新聞、D新聞、E新聞のそれぞれをコン
テンツとして提供できるものと仮定すると、ディスクス
トッカ23には図6のように、各コンテンツが既にダウ
ンロードされたディスク90が、それぞれ多数収納され
ている。また、何もダウンロードされていない状態のデ
ィスク90や、廃棄処分と認定されたディスク90も収
納されている。
【0060】そして、ユーザーが一般用ディスク90を
挿入した場合、もしくはディスク90を挿入しないでコ
ンテンツの購入の操作をした場合は、コンピュータ20
は、ディスク搬送機構22に、求められたコンテンツが
既にダウンロードされているディスク90をディスクス
トッカ23から取り出させ、ディスク排出部13に搬送
させることで、ユーザーに提供する。また、ディスクス
トッカ23から未ダウンロードディスクをディスクドラ
イブに搬送させて、その未ダウンロードディスクに所要
のコンテンツをダウンロードさせ、ディスク排出部13
からユーザーに提供したり、或いはダウンロード済のデ
ィスクとしてディスクストッカ23にストックさせるこ
とができる。
【0061】なお、ディスクストッカ23に収納され
る、A新聞、B新聞、C新聞・・・等がダウンロードさ
れたディスク90としては、サーバ2がそのディスク自
体(つまり予めダウンロードされたディスク)をダウン
ロード装置1に配布して、係員がディスクストッカ23
に装填するようにしてもよい。また、更新データとして
のコンテンツが通信回線3を介してサーバ2からHDD
21に提供される場合は、コンピュータ20がディスク
ストッカ23内の各ディスク90を逐次ディスクドライ
ブ24に装填させ、記録されているコンテンツ内容を更
新して再びディスクストッカ23に戻すような処理を行
うものとしてもよい。
【0062】ディスクドライブ24内に装填されたディ
スク90に対しては、ディスクドライブ24は、コンピ
ュータ20からのリード/ライト要求に従って記録/再
生動作を行なうことができる。即ち、コンピュータ20
がリードコマンド、読出位置アドレス、データ長等をデ
ィスクドライブ24に送信することで、ディスクドライ
ブ24はその指示に応じた読出動作を行い、読出データ
をコンピュータ20に送る。例えばユーザーがディスク
(個人用又は一般用)を挿入した場合は、コンピュータ
20はそのディスク90を、ディスク搬送機構22によ
ってディスクドライブ24に装填させ、読出動作を指示
して図2に示したような提示情報としての各種情報を読
み取らせる指示を行うことになる。これに応じてディス
クドライブ24は、各種提示情報としてのデータを読み
出し、コンピュータ20に転送する。
【0063】またコンピュータ20がライトコマンド、
書込位置アドレス、データ長、及び書き込むべきファイ
ルデータ等をディスクドライブ24に送信することで、
ディスクドライブ24はその指示に応じた書込動作を行
い、送信されてきたデータファイルをディスク90に記
録する。即ちコンテンツのダウンロードを行う場合は、
コンピュータ20はそのコンテンツとしてのデータを書
込データとして供給するとともに上記書込制御を行っ
て、ディスクドライブ24にディスク90に対するダウ
ンロードを実行させる。
【0064】表示部11においてはいわゆるダウンロー
ド処理/操作のモニタ画面として、GUI画像やメニュ
ー画像、操作ガイド等の表示が行われる。コンピュータ
20は表示ドライバ25に対して表示すべき情報を与
え、表示ドライバ25が表示部11に対する表示を実行
する。ダウンロードする際のユーザーの操作に必要な操
作入力キーは、表示部11における表示により表現さ
れ、タッチセンサ33による画面に対する押圧位置が検
出されることに応じて操作入力内容が検出される。
【0065】即ちコンピュータ20は表示部11にキー
ボード表示やメニューアイコン表示、ファンクションキ
ー表示などを実行させる一方、タッチセンサ33による
画面に対するユーザーの押圧位置を監視している。タッ
チセンサ33は画面上の平面方向の位置を例えばx、y
座標で検出し、ユーザーが画面上の或る位置に触れた場
合は、その座標データをコンピュータ20に供給する。
コンピュータ20は座標データが供給されたら、そのと
き表示部11に表示させている内容において、その座標
データの位置に対応する操作子(キーなどの画像)を判
別する。そしてその判別された操作子による操作内容が
入力されたと判断する。従ってコンピュータ20が、例
えば操作キーを模した画像を表示部11に表示させた場
合は、ユーザーはその画面上の操作キーに触れていくこ
とで各種の入力を行うことができる。
【0066】この例のダウンロード装置1は、LANイ
ンターフェース27を備え、通信回線3としてのネット
ワークと接続される。これによりコンピュータ20は図
1に示したようにサーバ2とデータ通信を行うことがで
きる。また、コンピュータ20はモデム29を介して通
信回線3としての電話線と接続されることで、電話線を
介したデータ通信も可能とされている。なお、電話線と
接続されるようにすることで、例えばこのダウンロード
装置1を公衆電話として兼用させることも可能となる。
その場合は送受話器18や所定の電話処理回路系を設け
ればよい。
【0067】またこのダウンロード装置1は上述のよう
にコイン投入支払いに対応するために、コイン処理部3
0が設けられ、コイン挿入部15から投入されたコイン
による料金徴収処理や釣り銭の返却処理を行う。プリペ
イドカード処理部31はプリペイドカード挿入部16か
ら挿入されたプリペイドカードによる料金徴収処理を行
う。例えば徴収する料金に応じたプリペイドカードの磁
気データの更新やパンチング等の処理を行う。
【0068】なお、ユーザーがクレジットカード登録に
よる支払いを行う場合、つまりコインやプリペイドカー
ドをダウンロード装置1に投入しない場合は、コイン処
理部30、プリペイドカード処理部31の処理は行われ
ない。その場合は(例えば個人用ディスクを用いる場合
のみクレジットカード登録支払いが可能とすると)、デ
ィスク90に記録されたシリアルナンバ、ユーザーID
と、ユーザーが入力するユーザーIDや他の暗証番号な
どを用い、例えばサーバ2との通信を介した高度な認証
処理が行われ、その認証結果がOKであれば、そのユー
ザーはダウンロード装置1を使用できるようにする。そ
の場合はサーバ2側の事務処理としてユーザーに対する
課金(銀行口座からの引き落とし)が行われることにな
る。
【0069】ダウンロード装置1は例えば以上のように
構成されるが、このすべての構成要素は必ずしも必要で
はなく、また例示していない構成要素を設けてもよい。
他の構成要素を付加する例としては、プリンタ部を配置
し、ダウンロード装置1使用時に印刷出力を可能とする
ことが考えられる。もちろんダウンロード装置1とは別
体でプリンタ装置が接続配置されるようにしてもよい。
また、パワーアンプやスピーカ装置を備え、コンテンツ
としての音楽などが提供される場合は、ユーザーがその
場で試聴できるようにしても良い。
【0070】さらにダウンロード装置1の使用を無料と
する場合は、コイン挿入部15、コイン処理部30、プ
リペイドカード挿入部16、プリペイドカード処理部3
1は、当然ながら不要となる。
【0071】4.ディスク対応型ダウンロード装置に対
する使用手順 本例のダウンロード装置1に対するユーザーの使用手順
について図7で説明する。ユーザーがダウンロード装置
1を使用する場合は、ユーザーは自分の所有する個人用
ディスク90を用いる使用形態と、自分の所持している
一般用ディスク90を用いる使用形態と、さらにディス
ク90を用いない使用形態とがある。これらのそれぞれ
について使用手順を説明する。但し、ここで示す手順は
基本的な手順のみであり、ディスクの状況やディスクス
トッカ23での在庫状況により手順が異なるものとなる
こともある。
【0072】ユーザーがディスク90を所持していない
場合では、S21〜S24で示す手順で使用する。ユー
ザーはまずダウンロード装置1の表示部11に表示され
ている初期画面から、使用を行う旨の操作を行う。する
とダウンロード装置1(コンピュータ20)は、ディス
ク挿入のない場合としての処理モードに入る。例えばこ
のとき、表示部11に購入可能としてメニュー表示され
るコンテンツから所望のコンテンツを選択するように求
められ、ユーザーはタッチ操作で購入したいコンテンツ
を選択する(S22)。
【0073】ユーザーは続いて料金投入処理として、コ
インやプリペイドカードの投入を行う(S23)。例え
ば選択したコンテンツに応じた料金が表示部11に表示
され、料金投入を求められることに応じて料金投入を行
う。なお、ディスク90が用いられない場合は、本例で
はそのユーザーに一般用ディスク90が貸与されるよう
な形態となり、従って料金にはディスク90の補償金も
含まれる。なお本例では、個人用ディスク90を使用し
ない場合はクレジットカード登録払いによる使用を不可
とすることとする。
【0074】料金が投入されると、コンピュータ20
は、選択されたコンテンツが既にダウンロードされてい
る一般用ディスク90をディスクストッカ23から取り
出し、ディスク排出部13から排出させるため、ユーザ
ーはそのディスク90を受け取ればよい(S24)。以
上のように、ユーザーは例えば通常の自動販売機のよう
な手順で、所望のコンテンツが記録されたディスク90
を受け取ることができる。
【0075】例えばこのように一度ダウンロード装置1
を使用すると、ユーザーはそのとき購入したコンテンツ
とともに、一般用ディスク90が入手できたものとな
る。すると次回からは、その一般用ディスク90を挿入
してダウンロード装置を使用することで、コンテンツの
購入料金のみを支払えばよいものとなる。
【0076】一般用ディスク90を挿入する場合の手順
はS11〜S14で示される。ユーザーはまず一般用デ
ィスク90をディスク挿入部12から挿入する(S1
1)。ここで、一般用ディスク90にコンテンツID
(図2(b)参照)が記録されているか否かで手順が異
なる。コンテンツIDが記録されていれば、ダウンロー
ド装置1(コンピュータ20)は、そのコンテンツID
で示されるコンテンツがユーザーの求めるコンテンツで
あると判断するため、ユーザーが購入したいコンテンツ
を選択することは不要となる。一方、コンテンツIDが
記録されていない場合は、表示部11に購入可能として
メニュー表示されるコンテンツから所望のコンテンツを
選択するように求められ、ユーザーはタッチ操作で購入
したいコンテンツを選択する(S12)。
【0077】コンテンツIDもしくは選択操作によって
コンテンツが選択設定されると、ユーザーは続いて料金
投入処理として、コインやプリペイドカードの投入を行
う(S13)。例えば選択設定されたコンテンツに応じ
た料金が表示部11に表示され、料金投入を求められる
ことに応じて料金投入を行う。なおこの場合は、ユーザ
ーは過去に一般用ディスク90の貸与にかかる補償金を
払っていることになるため、料金にはディスク90の補
償金は含まれない。
【0078】料金が投入されると、コンピュータ20
は、選択設定されたコンテンツが既にダウンロードされ
ている一般用ディスク90をディスクストッカ23から
取り出し、ディスク排出部13から排出させるため、ユ
ーザーはそのディスク90を受け取ればよい(S1
4)。このとき、ディスク90自体はユーザーが挿入し
たものとは異なるものとなる。つまりディスク90は交
換されたことになる。
【0079】なお、一般用ディスク90においてコンテ
ンツIDが記録されている場合とは、その一般用ディス
クが或る特定のコンテンツのダウンロード専用とされる
ような場合である。例えばA新聞を示すコンテンツID
が記録された一般用ディスク90を用意することを仮定
すれば、ユーザーはそのディスクを装填すれば、同じく
A新聞を示すコンテンツIDが記録されたディスクであ
って、その日のA新聞の内容としてのコンテンツが記録
されている一般用ディスクを受けとることができる。つ
まり、このように或る特定のコンテンツに専用化する
と、ユーザーはダウンロード装置使用時にいちいち選択
操作をする必要はなく、例えば同一の新聞のコンテンツ
を毎日購入したいようなユーザーにとって便利なものと
なる。
【0080】ユーザーは、予め個人用ディスク90を購
入しておけば、ダウンロード装置1の使用時にその個人
用ディスク90を挿入することで、コンテンツの購入料
金のみを支払えばよいものとなる。
【0081】個人用ディスク90を挿入する場合の手順
はS1〜S6で示される。ユーザーはまず個人用ディス
ク90をディスク挿入部12から挿入する(S1)。こ
こで、個人用ディスク90にコンテンツID(図2
(a)参照)が記録されているか否かで手順が異なる。
コンテンツIDが記録されていれば(つまりユーザーが
或る特定のコンテンツを示すコンテンツIDを過去に記
録しておけば)、ダウンロード装置1(コンピュータ2
0)は、そのコンテンツIDで示されるコンテンツがユ
ーザーの求めるコンテンツであると判断するため、ユー
ザーが購入したいコンテンツを選択することは不要とな
る。一方、コンテンツIDが記録されていない場合は、
表示部11に購入可能としてメニュー表示されるコンテ
ンツから所望のコンテンツを選択するように求められ、
ユーザーはタッチ操作で購入したいコンテンツを選択す
る(S2)。
【0082】コンテンツIDもしくは選択操作によって
コンテンツが選択設定されると、続いてユーザーにダウ
ンロードモードの選択が求められ、ユーザーはその選択
操作を行う(S3)。このダウンロードモードとは、例
えば過去にダウンロードされたデータを保存したままと
するか、或いは過去のダウンロードデータを消去するか
などのダウンロード方式や、ダウンロードするコンテン
ツの内容として例えば日本語文書、英語文書などの別、
ダウンロードする情報内容のレベル(例えば付加情報な
どまでも含むか否かなど)などを決定するものである。
なお、このようなダウンロードモードとして他種類のモ
ードを用意せず、ダウンロードモードは選択できないよ
うにしてもよい。
【0083】ユーザーは続いて料金投入処理として、コ
インやプリペイドカードの投入を行う(S4)。例えば
選択設定されたコンテンツに応じた料金が表示部11に
表示され、料金投入を求められることに応じて料金投入
を行う。なおこの場合は、当然ディスク自体の料金は含
まれない。また個人用ディスク90を使用する場合は、
クレジットカードの登録による支払いを行うことができ
る。但しこの場合は、予めユーザーがサーバ2としての
組織に対してクレジットカード登録を行っておくことが
必要になる。クレジットカードの登録による支払いを行
う場合は、料金投入の際に、クレジット引き落としの可
否の認証処理のため、ユーザーID等の入力を行う。
【0084】料金が投入されると、コンピュータ20
は、ユーザーが挿入し、ディスクドライブ24に装填さ
れているディスク90に対して、選択設定されたコンテ
ンツのダウンロードを実行させる。従ってその間ユーザ
ーはダウンロード動作が終了することを待つことになる
(S5)。ダウンロードが終了すると、コンピュータ2
0はそのディスク90を、ディスク排出部13から排出
させるため、ユーザーはそのディスク90を受け取れば
よい(S6)。つまりこの場合は、ユーザーが挿入した
個人用ディスク90自体にダウンロードが実行され、そ
れがユーザーに返却されることになる。
【0085】なお、個人用ディスク90においてはコン
テンツIDはユーザーが任意に記録できるものとする。
従って同一の新聞のコンテンツを毎日購入したいような
ユーザーにとっては、そのコンテンツを示すコンテンツ
IDを記録しておけば、ダウンロード装置使用時にいち
いち選択操作をする必要はなくなり便利なものとなる。
【0086】5.ディスク対応型ダウンロード装置の処
理 上記の手順での使用を実現して、ユーザーに要求された
コンテンツを提供するためのダウンロード装置1のコン
ピュータ20の処理について、図8から図11のフロー
チャートで説明していく。
【0087】図8のステップF101として、ダウンロ
ード装置1は、設置場所において表示部11に初期画面
を表示した状態で待機している。初期画面の例は各種考
えられるが、例えばそのダウンロード装置1で購入可能
なコンテンツのメニュー画像や、ディスク挿入もしくは
ディスク無しでの使用を選択する操作を求める表示を行
っておけばよい。
【0088】コンピュータ20は、ステップF101で
初期画面を表示させた状態で、ステップF102,F1
03の監視処理を行う。つまりディスク90を挿入しな
いでコンテンツを購入する操作が行われたか、もしくは
ディスク90が挿入されたかを監視する。
【0089】初期画面に対してユーザーが、ディスク9
0を用いないでコンテンツを購入する旨(つまり上記図
7の手順S21〜S24が実行される場合)の操作を行
った場合は、処理をステップF102からとして示す
ように図11のステップF147の処理に進む。そして
表示部11にコンテンツ選択画面として、購入可能なコ
ンテンツのメニュー、及び選択を求める表示を行う。コ
ンピュータ20はこのステップF147の表示を行いな
がらユーザーの選択操作を待機しており、或るコンテン
ツの選択操作が行われたらステップF148からF14
9に進む。そして選択操作内容を判別して特定のコンテ
ンツが選択されたと設定する。
【0090】続いてステップF150で課金処理を行
う。即ち選択設定されたコンテンツの代金及びディスク
90の貸与に伴う補償金を、表示部11でユーザーに提
示し、その料金の投入を求める。そしてユーザーがコイ
ン又はプリペイドカードの投入することを待ち、投入が
あったらコイン処理部30又はプリペイドカード処理部
31に所要の課金処理を実行させる。なお、この課金処
理の際に、ユーザーがキャンセル操作を行うこともでき
るようにする。そしてユーザーがキャンセル操作を行っ
た場合、もしくは料金投入が行われないまま所定時間経
過した場合は、課金処理NGとしてステップF151か
らとして示すように図8のステップF101に戻る。
つまり処理は中止として終了される。
【0091】料金投入が適正に行われ、課金処理OKと
なったら、処理はステップF151からF152に進
む。ここでコンピュータ20は、選択設定されたコンテ
ンツが記録されているディスク90が、ディスクストッ
カ23に有るか否かを確認する。つまり在庫確認であ
る。該当するディスク90がディスクストッカ23に有
れば、ステップF153でコンピュータ20は、ディス
ク搬送機構22を制御してそのディスク90をディスク
ストッカ23から取り出させ、ディスク排出部13に搬
送させる。即ちこれによってユーザーは所望のコンテン
ツが記録されたディスク90を受け取ることができる。
そしてコンピュータ20の処理は終了され図8のステッ
プF101に戻る。
【0092】ところが、特定のコンテンツのみが集中的
に購入されて売り切れとなった場合などで、該当するデ
ィスク90がディスクストッカ23にない場合は、コン
ピュータ20はステップF154に進み、ディスクスト
ッカ23から未ダウンロードディスクを取り出してディ
スクドライブ24に装填させるようにディスク搬送機構
22を制御する。そしてディスクドライブ24に記録動
作指示を行うとともにHDD21に格納してあるコンテ
ンツデータを供給し、装填されたディスク90に対し
て、該当するコンテンツをダウンロード記録させる。な
お、この場合のコンテンツの記録は、そのディスク90
に記録されたポインタによって示される位置に実行させ
る。
【0093】またステップF155では、コンテンツの
ダウンロード記録に応じて、そのディスク90のファイ
ル管理情報(図2(b)参照)を更新し、コンテンツが
ユーザーサイドの機器で再生できるようにする。さらに
ステップF156で、ディスク90の履歴情報(ダウン
ロード回数情報)を更新(インクリメント)するととも
に、ポインタの値を、次回のダウンロード時の書込位置
アドレスを示す値に更新する。
【0094】このステップF154,F155,F15
6の処理で、ユーザーが求めるコンテンツが、或る未ダ
ウンロードディスクにダウンロードされたことになる。
そしてコンピュータ20はステップF157で、ディス
ク搬送機構22を制御してそのディスク90をディスク
ドライブ24から取り出してディスク排出部13に搬送
させる。即ちこれによってユーザーは所望のコンテンツ
が記録されたディスク90を受け取ることができる。こ
れによりコンピュータ20の処理は終了され、図8のス
テップF101に戻る。
【0095】図8のステップF101の初期画面表示状
態から、ユーザーがディスク90をディスク挿入部12
に挿入した場合は、コンピュータ20の処理はステップ
F103からF104に進むことになる。まずコンピュ
ータ20はディスク搬送機構22に挿入されたディスク
をディスクドライブ24に装填させるように指示し、装
填されたら、ディスクドライブ24にデータリード指令
を出して、そのディスク90の提示情報を読み込ませ
る。即ち図2で説明した識別コードその他の提示情報を
読み込ませる。
【0096】ステップF105でコンピュータ20は読
み込まれた提示情報のうち、まず対応メディア識別コー
ドを確認し、その挿入されたディスクが当該ダウンロー
ド装置1に対応するディスクであるか否かを判別する。
もし適切な対応メディア識別コードが読み込めなかった
場合は、そのディスクはダウンロード装置1に対応しな
いディスクである(ディスクエラー)と判断する。そし
てステップF105からF106に進んで表示部11に
ディスクエラーの旨を表示してユーザーに伝えるととも
に、ステップF107でそのディスクを返却する。即ち
ディスク搬送機構22に、ディスクドライブ24に装填
されているディスクをディスク排出部13に送るように
指示する。そしてステップF101に戻る。つまり処理
を終了する。
【0097】挿入されたディスクについて識別コードが
適正に確認された場合は、ステップF105からF10
8に進み、そのディスク90が個人用ディスクであるか
一般用ディスクであるかを判別して処理を分岐する。即
ち、ディスク90の提示情報として個人用メディア識別
コードが読み取れたか、もしくは一般用メディア識別コ
ードが読み取れたかで処理を分岐する。個人用ディスク
であった場合は、として示すように図9のステップF
109に進み、一方一般用ディスクであった場合は、
として示すように図10のステップF127に進むこと
になる。
【0098】まず、一般用ディスクであった場合の処理
を図10のステップF127から説明していく。まずコ
ンピュータ20は、読み込まれた提示情報のうちでコン
テンツIDが存在したか否かを確認する。コンテンツI
Dが記録されていなかった場合は、ステップF128で
表示部11にコンテンツ選択画面として、購入可能なコ
ンテンツのメニュー、及び選択を求める表示を行う。コ
ンピュータ20はこのステップF128の表示を行いな
がらユーザーの選択操作を待機しており、或るコンテン
ツの選択操作が行われたらステップF129からF13
0に進む。そして選択操作内容を判別して特定のコンテ
ンツが選択されたと設定する。
【0099】一方、コンテンツIDが記録されていた場
合は、ステップF127から直接ステップF130に進
む。そして、そのコンテンツIDで示される特定のコン
テンツが選択されたと設定する。
【0100】続いてステップF131で課金処理を行
う。即ちステップF130で選択設定されたコンテンツ
の代金を表示部11でユーザーに提示し、その料金の投
入を求める。そしてユーザーがコイン又はプリペイドカ
ードの投入することを待ち、投入があったらコイン処理
部30又はプリペイドカード処理部31に所要の課金処
理を実行させる。
【0101】なお、この課金処理の際も、ユーザーがキ
ャンセル操作を行うこともできるようにする。そしてユ
ーザーがキャンセル操作を行った場合、もしくは料金投
入が行われないまま所定時間経過した場合は、課金処理
NGとしてステップF132からステップF133に進
み、ユーザーが挿入したディスク90を返却する。つま
りディスク搬送機構22に、その時点でディスクドライ
ブ24に装填されているディスク90をディスク排出部
13に搬送するように指示する。そしてとして示すよ
うに、処理を終了してステップF101に戻る。
【0102】料金投入が適正に行われ、課金処理OKと
なったら、処理はステップF132からF134に進
む。ここでコンピュータ20は、選択設定されたコンテ
ンツが記録されているディスク90が、ディスクストッ
カ23に有るか否かを確認する。つまり在庫確認であ
る。該当するディスク90がディスクストッカ23に有
れば、コンピュータ20はステップF135で、ディス
ク搬送機構22を制御してそのディスク90をディスク
ストッカ23から取り出させ、ディスク排出部13に搬
送させる。即ちこれによってユーザーは所望のコンテン
ツが記録されたディスク90を受け取ることができる。
この場合ユーザーにとっては一般用ディスク90が交換
されたことになる。
【0103】ところがステップF134で、売り切れな
どの事情で該当するディスク90がディスクストッカ2
3にないと判断された場合は、コンピュータ20はステ
ップF136に進み、ディスクストッカ23から未ダウ
ンロードディスクを取り出してディスクドライブ24に
装填させるようにディスク搬送機構22を制御する。な
お、この時点ではユーザーが挿入したディスク90がデ
ィスクドライブ24に装填されているため、予めディス
ク搬送機構22にそのディスク90をディスクドライブ
24から退避させるようにする。例えばディスクストッ
カ23もしくはディスク搬送機構22内などに退避用の
収納部を設けておいて、そこに移動させればよい。ディ
スクドライブ24に未ダウンロードディスクが装填され
たら、コンピュータ20はディスクドライブ24に記録
動作指示を行うとともにHDD21に格納してあるコン
テンツデータを供給し、装填されたディスク90に対し
て、該当するコンテンツをダウンロード記録させる。な
お、この場合のコンテンツの記録も、そのディスク90
に記録されたポインタによって示される位置に実行させ
る。
【0104】またステップF137では、コンテンツの
ダウンロード記録に応じて、そのディスク90のファイ
ル管理情報(図2(b)参照)を更新し、コンテンツが
ユーザーサイドの機器で再生できるようにする。さらに
ステップF138で、ディスク90の履歴情報(ダウン
ロード回数情報)を更新(インクリメント)するととも
に、ポインタの値を、次回のダウンロード時の書込位置
アドレスを示す値に更新する。
【0105】このステップF136,F137,F13
8の処理で、ユーザーが求めるコンテンツが、或る未ダ
ウンロードディスクにダウンロードされたことになる。
そしてコンピュータ20はステップF139で、ディス
ク搬送機構22を制御してそのディスク90をディスク
ドライブ24から取り出してディスク排出部13に搬送
させる。即ちこれによってユーザーは所望のコンテンツ
が記録されたディスク90を受け取ることができる。ユ
ーザーにとっては挿入した一般用ディスクと交換された
一般用ディスクを受け取ることになる。
【0106】この時点で、ユーザーが最初に挿入したデ
ィスクはディスクドライブ24(もしくは退避用の収納
部)に残されている。このディスクに対する処理がステ
ップF140以降行われる。まず、ステップF104で
読み込んでおいたそのディスク90の提示情報におい
て、履歴情報、即ち過去のダウンロード回数情報を確認
し、ステップF140でダウンロード回数が規定回数以
上となっているか否かを判断する。ダウンロード回数が
規定回数以上の場合は、そのディスク90は十分使用さ
れて消耗しており、今後データ記録再生の信頼性が低下
すると判断する。そのためステップF146に進んで、
そのディスクを廃棄ディスクと認定し、ディスクストッ
カ23に廃棄ディスクとして収納させる。つまりディス
ク搬送機構22によって廃棄ディスクの収納部位に移動
させる。そして処理を終えてステップF101に戻る。
【0107】ダウンロード回数が規定回数以上ではない
場合は、そのディスク90はまだ使用できるものと判断
する。そこで処理をステップF141に進めて(退避用
の収納部に置かれている場合はディスクドライブ24に
移動させて)、そのディスク90の初期化処理を実行さ
せる。但し、この初期化とは、ダウンロードデータに関
する初期化であり、当然ながらダウンロード回数は書き
換えない。
【0108】ダウンロードデータの初期化(消去)を終
えたら、ステップF142で、補充の必要なコンテンツ
が有るか否かを判断する。即ちディスクストッカ23に
ストックされているディスクであって、或るコンテンツ
が記録されているディスクとして残り少なくなっている
ものが有るか否かを判断する。どのコンテンツのディス
クも十分に在庫が有れば、ステップF145でディスク
搬送機構22を制御して、ダウンロードデータを初期化
したディスクを、未ダウンロードディスクとしてディス
クストッカ23に収納させる。そして処理を終えてステ
ップF101に戻る。
【0109】ところが、或るコンテンツを記録したディ
スクとしての在庫が少なくなっていた(もしくは在庫無
し)場合は、ステップF143で、そのコンテンツを記
録したディスク90を作成する。つまり、ディスクドラ
イブ24に記録指示及び補充が必要なダウンロードデー
タを供給して、初期化したディスク90にダウンロード
させる。なおフローチャートには示していないが、この
ダウンロードの場合も、上記ステップF137,F13
8のようなファイル管理情報の更新、履歴情報、ポイン
タの更新は行われる。
【0110】ステップF143でのダウンロードによ
り、補充が必要なディスク90が生成されたら、ステッ
プF144でディスク搬送機構22を制御して、そのデ
ィスクを、特定のコンテンツが記録されたディスクとし
てディスクストッカ23の所定位置に収納させる。そし
て処理を終えてステップF101に戻る。
【0111】次に、ユーザーが個人用ディスク90を挿
入した場合、つまり図8のステップF108から図9の
ステップF109以降に進む場合の処理を説明する。ま
ずコンピュータ20はステップF109において、ステ
ップF104で読み込んでおいたそのディスク90の提
示情報において、履歴情報、即ち過去のダウンロード回
数情報を確認し、そのダウンロード回数が規定回数以上
となっているか否かを判断する。
【0112】上記の一般用ディスクの場合と同様に、ダ
ウンロード回数が規定回数以上の場合は、その個人用デ
ィスク90は十分使用されて消耗しており、今後データ
記録再生の信頼性が低下すると判断される。しかしなが
ら、それはユーザーの所有するディスク90であるため
廃棄処分はできず、このためダウンロード回数が規定回
数以上の場合は、ステップF123に進んで、表示部1
1にダウンロード回数オーバーのため、信頼性が低下し
ている可能性がある旨を伝える。そして、そのままこの
ディスク90にダウンロードをすべきか否かをユーザー
に選択させる。
【0113】これに対してユーザーは、実行指示かキャ
ンセルの選択操作を行う。そしてコンピュータ20の処
理は、選択操作があった場合はステップF124からF
125に進んで実行指示か否かを判別し、キャンセル指
示であったのならステップF126でディスク搬送機構
22に指示を出してディスク返却を行う。つまりその時
点でディスクドライブ24に装填されているユーザーの
個人用ディスクをディスク排出部13から排出させる。
ところがユーザーが実行指示を行った場合はステップF
110に進む。
【0114】挿入された個人用ディスク90が、ダウン
ロード回数が規定回数以上とはなっていない場合、もし
くは規定回数以上であるがユーザーが実行指示を行った
場合は、続いてステップF110で、コンピュータ20
は、読み込まれた提示情報のうちでコンテンツIDが存
在したか否かを確認する。コンテンツIDが記録されて
いなかった場合は、ステップF111で表示部11にコ
ンテンツ選択画面として、購入可能なコンテンツのメニ
ュー、及び選択を求める表示を行う。コンピュータ20
はこのステップF111の表示を行いながらユーザーの
選択操作を待機しており、或るコンテンツの選択操作が
行われたらステップF112からF113に進む。そし
て選択操作内容を判別して特定のコンテンツが選択され
たと設定する。
【0115】一方、コンテンツIDが記録されていた場
合は、ステップF110から直接ステップF113に進
む。そして、そのコンテンツIDで示される特定のコン
テンツが選択されたと設定する。
【0116】本例では個人用ディスク90が使用される
場合は、ダウンロードモードを選択できるものとしてい
る。ダウンロードモードとしては、そのディスクに過去
にダウンロードされたコンテンツを保存したままにして
おくか、消去するかを選択できるものとする。また上述
したようにデータ内容のレベルやデータの言語などを選
択できるようにしてもよい。このダウンロードモードを
選択させるためにコンピュータ20はステップF114
で表示部11にモード選択画面を表示してユーザーの操
作を待つ。そして選択操作が行われたら、ステップF1
15からF116に進みディスク90の容量チェックを
行う。これは、特に過去のダウンロードデータを保存し
ておくモードが選択された場合に係るものであり、過去
のダウンロードデータを保存したまま今回のダウンロー
ドを実行できるだけの容量が残されているかをチェック
する処理となる。
【0117】もし容量不足と判断されたらステップF1
14に戻って、容量不足の旨の表示を行うとともに、モ
ードを再選択させる。過去のダウンロードコンテンツを
消去するモードが選択された場合、もしくは過去のダウ
ンロードコンテンツを残しても今回のダウンロードが可
能な容量が残されていると判断された場合は、ステップ
F117に進んで、その選択に応じてダウンロードモー
ドを設定する。
【0118】続いてステップF118で課金処理を行
う。即ちステップF113で選択設定されたコンテンツ
の代金(ステップF117で設定されたダウンロードモ
ードに応じて代金が異なることも有り得る)を表示部1
1でユーザーに提示し、その料金の投入を求める。そし
てユーザーがコイン又はプリペイドカードの投入するこ
とを待ち、投入があったらコイン処理部30又はプリペ
イドカード処理部31に所要の課金処理を実行させる。
また個人用ディスク90が使用される場合は、ユーザー
はクレジットカードの登録による支払いを選択すること
もできる。その場合は、必要なユーザー認証処理とし
て、例えばユーザーID(暗証番号)の入力要求、入力
処理、サーバ2との通信を介した照合処理等を行う。
【0119】なお、この課金処理の際も、ユーザーがキ
ャンセル操作を行うこともできるようにする。そしてユ
ーザーがキャンセル操作を行った場合、もしくは料金投
入が行われないまま所定時間経過した場合は、課金処理
NGとしてステップF119からステップF126に進
み、ユーザーが挿入したディスク90を返却する。そし
て処理を終了してステップF101に戻る。
【0120】料金投入が適正に行われ、課金処理OKと
なったら、処理はステップF119からF120に進
む。ここでコンピュータ20は、選択設定されたコンテ
ンツを、その個人用ディスクにダウンロードすることに
なる。即ちコンピュータ20はディスクドライブ24に
記録動作指示を行うとともにHDD21に格納してある
コンテンツデータを供給し、装填されたディスク90に
対して、該当するコンテンツをダウンロード記録させ
る。なお、この場合のコンテンツの記録も、そのディス
ク90に記録されたポインタによって示される位置に実
行させる。またコンテンツの記録や過去のコンテンツの
消去などは、設定されたダウンロードモードに応じて実
行されることになる。
【0121】またステップF121では、コンテンツの
ダウンロード記録に応じて、そのディスク90のファイ
ル管理情報(図2(a)参照)を更新し、コンテンツが
ユーザーサイドの機器で再生できるようにする。さらに
ステップF122で、ディスク90の履歴情報(ダウン
ロード回数情報)を更新(インクリメント)するととも
に、ポインタの値を、次回のダウンロード時の書込位置
アドレスを示す値に更新する。
【0122】このステップF120,F121,F12
2の処理で、ユーザーが求めるコンテンツが、そのユー
ザーが所有する個人用ディスクにダウンロードされたこ
とになる。そしてステップF126に進んでコンピュー
タ20は、ディスク搬送機構22を制御してそのディス
ク90をディスクドライブ24から取り出してディスク
排出部13に搬送させる。即ちこれによってユーザーは
自分の所有する個人用ディスク90に所望のコンテンツ
をダウンロードさせて受け取ることができる。そしてコ
ンピュータ20の処理は終了されてステップF101に
戻る。
【0123】以上図8から図11で説明したようにダウ
ンロード装置1の処理が行われるが、この処理例は一例
である。そしてこの処理例の場合は、ユーザーは図7で
説明したうちで所望の手順で所望のコンテンツを入手で
きることになる。つまりユーザーの好みに応じて個人用
ディスク90或いは一般用ディスクとして、求めるコン
テンツが記録されたディスクを入手できる。なお、個人
用ディスクを使用する場合は、ダウンロードが必ず行わ
れることになるため、そのダウンロード動作に要する時
間は待つ必要がある。ところが一般用ディスク90の場
合は、通常はディスクストッカ23から取り出されてユ
ーザーに提供されるため、待ち時間なく即座に入手でき
ることになる。
【0124】またこの処理例の場合は、個人用ディスク
90であっても一般用ディスク90であっても、ダウン
ロード回数が規定回数以上として性能劣化のおそれが有
ると判断されるまでは、そのディスク自体は何度も繰り
返し使用できる。従ってディスクを無駄にすることがな
いという利点が有るとともに、例えば新聞や雑誌など毎
日或いは毎週、データ更新されるようなコンテンツの提
供形態として非常に好適なものとなる。なお、もちろん
新聞や雑誌に限らず、音楽、映像、アプリケーションソ
フトウエアなどのコンテンツが提供されるダウンロード
装置としても利用できることはいうまでもない。
【0125】また本例では、表示画面上でのタッチパネ
ル操作方式とすることで、ダウンロード装置1に多数の
操作キー等を配置する必要はなく、端末装置の構成の簡
略化が実現できる。特にタッチパネル操作のための操作
キーやメニュー画像を、操作の進行に従って表示してい
くことで、ユーザーにとって操作をわかりやすいものと
できる。
【0126】またディスク90へダウンロードが行われ
る場合は、ポインタに応じたアドレスへ実行されること
になる。このポインタの値がダウンロード実行毎に書き
換えられることで、毎回ディスク上の同一領域が用いら
れてダウンロードが繰り返されることがなくなる。これ
によってディスク90の消耗が速まることを防止でき、
ディスク90をより長期にわたって有効利用できる。ま
た、これに伴ってステップF109,F140での判別
の基準となる規定ダウンロード回数(上限回数)も高く
設定できる。なおステップF109での個人用ディスク
に対する基準となる規定回数と、ステップF140での
一般用ディスクに対する基準となる規定回数は、異なる
値として設定されていてもよい。
【0127】また本例では、一般用ディスクが挿入され
た場合において、通常は別のディスクがユーザーに提供
され、挿入されたディスクは回収されることになるが、
その回収されるディスクはステップF140〜F145
の処理により、使用可能なもので有ればストック分とし
て再利用される。特に在庫状況に応じて必要なコンテン
ツがダウンロードされて補充されることになる。これに
より、ディスクストッカ23で、或るコンテンツのディ
スクの在庫がなくなるような事態はあまり発生しないこ
とになり、ステップF134、F152ではほとんどの
場合が肯定結果となる。つまり、一般用ディスクに対し
てユーザーを待たせながらダウンロードするようなこと
はあまり発生しない。
【0128】また、個人用ディスクを使用する場合はダ
ウンロードモードを選択できることで、ユーザーの事情
に応じたダウンロードが実現できる。
【0129】ところで処理例としては、さらに多様な例
が考えられる。例えばコンテンツIDが記録されていた
としても、ユーザーがコンテンツを選択できるようにす
る処理例も考えられる。
【0130】また、例えば使用されていない際には初期
画面を表示しておくとしたが、使用されていない際に初
期画面ではない多様な表示を行うことが考えられる。も
しくは初期画面としての選択のためのアイコン等ととも
に多様な画像表示を行うことが考えられる。例えばスク
リーンセーバとして機能するような画像や、各種広告の
ための画像、設置場所に応じたイメージ画像、デモンス
トレーション画像などの表示を行うと、より面白味があ
り、また付加価値の高いシステムとすることができる。
場合によっては、広告画像を流すことで、ユーザーに対
する料金の無料化などもはかることができる。
【0131】さらにダウンロードする内容の一例とし
て、目的のコンテンツのみではなく、広告画像などのデ
ータも一緒にダウンロードさせるようにすることも考え
られる。この場合、広告を付加することでダウンロード
するコンテンツに対する料金を無料化することも可能と
なる。
【0132】またダウンロード装置1が無料使用できる
システムの場合は、料金投入処理及び課金処理などは実
行されないことはいうまでもない。
【0133】6.ICカード対応型ダウンロード装置の
構成 次に本例のダウンロード装置1としてICカード対応型
ダウンロード装置について説明していく。図12にIC
カード対応型ダウンロード装置1の外観例を、また図1
3にICカード対応型ダウンロード装置1の内部構成を
示す。なお、図12、図13において、図4、図5で説
明したディスク対応型ダウンロード装置1と同一部分は
同一符号を付し説明を省略する。図12のダウンロード
装置1も公衆の使用を前提として店頭などに設置される
もので、例えば通常の公衆電話と類似した外観を備える
例としている。そして、液晶パネルもしくは陰極線管
(CRT)などを利用した表示部11では、ダウンロー
ド装置1の使用の際の各種の画像表示が行われ、また操
作キーやメニュー表示が行われることでタッチセンサ3
3を利用したタッチ操作が可能とされる。
【0134】この例のICカード対応型ダウンロード装
置に対応するICカードメディアは、個人用ICカード
(個人用としてのICカード91もしくはビューワ付I
Cカード91V)のみとする。即ちユーザーは予め個人
用ICカードを購入してからダウンロード装置1を使用
することになる。なお、上述のディスク対応型ダウンロ
ード装置の例のように、不特定多数の人が使い回し使用
する一般用ICカードを用意して、上述の一般用ディス
クのように貸与形式(使用時の交換形式)で使用できる
ようにすることも当然可能である。
【0135】本例の場合、メディアは個人用ICカード
91(もしくは個人用ビューワ付ICカード91V)の
みとすると、ダウンロード装置1の使用時には、ユーザ
ーが所持するICカード91(もしくはビューワ付IC
カード91V;以下省略)を必ず装填することになる。
このため、ICカード91を装着する部位としてカード
コネクタ部17が設けられている。カードコネクタ部1
7にユーザーがICカード91を差し入れることで、図
13に示すカードドライブ26によって、ダウンロード
装置1はそのICカード91に対して記録再生が可能と
なる。
【0136】図13からわかるように、内部構造例は上
述のディスク対応型ダウンロード装置1とほぼ同様とし
ているが、個人用ICカード91のみを対象とする例の
ため、メディア交換やストックのための機構(図5のデ
ィスク搬送機構22やディスクストッカ23など)は不
要となる。
【0137】カードドライブ26はICカードインター
フェース32を介してコンピュータ20と情報の授受を
行う。即ちカードドライブ26は、コンピュータ20か
らの記録指令、再生指令、ダウンロードデータの供給を
ICカードインターフェース32を介して受けるととも
に、再生の際はICカード91から読み出したデータを
ICカードインターフェース32を介してコンピュータ
20に転送する。
【0138】図13のダウンロード装置1は、他の部位
は図5と同様とするが、もちろん図5において説明した
場合と同様に、構成の変形例は各種考えられる。
【0139】7.ICカード対応型ダウンロード装置に
対する使用手順 ICカード対応型ダウンロード装置1に対するユーザー
の基本的な使用手順について図14で説明する。ユーザ
ーがダウンロード装置1を使用する場合は、ユーザーは
自分の所有する個人用ICカード91を用いることにな
り、その手順はS31〜S35で示すようになる。
【0140】ユーザーはまず個人用ICカード91をカ
ードコネクタ部17に挿入する(S31)。ここで、I
Cカード91にコンテンツID(図2(a)参照)が記
録されているか否かで手順が異なる。コンテンツIDが
記録されていれば(つまりユーザーが或る特定のコンテ
ンツを示すコンテンツIDを過去に記録しておけば)、
ダウンロード装置1(コンピュータ20)は、そのコン
テンツIDで示されるコンテンツがユーザーの求めるコ
ンテンツであると判断するため、ユーザーが購入したい
コンテンツを選択することは不要となる。一方、コンテ
ンツIDが記録されていない場合は、表示部11に購入
可能としてメニュー表示されるコンテンツから所望のコ
ンテンツを選択するように求められ、ユーザーはタッチ
操作で購入したいコンテンツを選択する(S32)。
【0141】ユーザーは続いて料金投入処理として、コ
インやプリペイドカードの投入を行う(S33)。例え
ば選択設定されたコンテンツに応じた料金が表示部11
に表示され、料金投入を求められることに応じて料金投
入を行う。なお個人用ICカードが用いられるため、I
Cカード自体の料金は当然含まれない。また予めユーザ
ーがサーバ2としての組織に対してクレジットカード登
録を行っておくことクレジットカードの登録による支払
いを行うこともできる。クレジットカードの登録による
支払いを行う場合は、料金投入の際に、クレジット引き
落としの可否の認証処理のため、ユーザーID等の入力
を行う。
【0142】料金が投入されると、コンピュータ20
は、ユーザーが挿入し、カードドライブ26と接続され
ているICカード91に対して、選択設定されたコンテ
ンツのダウンロードを実行させる。従ってその間ユーザ
ーはダウンロード動作が終了することを待つことになる
(S34)。但し、記録再生を非常に高速に実行できる
というICカードの特徴から、ディスクメディアへのダ
ウンロード時間に比べて非常に短く、実際ユーザーの待
機時間はほんの一瞬であり、ユーザーが待ち時間として
認識しない程度となる。
【0143】ダウンロードが終了すると、コンピュータ
20はダウンロードが終了したためユーザーにICカー
ドを抜き取るように指示する。これに応じてユーザーは
カードコネクタ部17からICカード91を引き取る
(S35)。以上の手順で、ユーザーが挿入した個人用
ICカード91にダウンロードが実行され、それがユー
ザーに返却される(コンテンツが販売される)ことにな
る。
【0144】なおコンテンツIDがユーザーが任意に記
録できるものとすることは上述した個人用ディスク90
の場合と同様である。従って同一の新聞のコンテンツを
毎日購入したいようなユーザーにとっては、そのコンテ
ンツを示すコンテンツIDを記録しておけば、ダウンロ
ード装置使用時にいちいち選択操作をする必要もなくな
る。特にダウンロードを高速に実行できるICカードメ
ディアであることから、その場合は、ユーザーはICカ
ード91をダウンロード装置1に差し込んで料金投入す
るのみで、非常に迅速かつ簡易にコンテンツ購入ができ
るものとなる。
【0145】なお、この例では上述した個人用ディスク
90の場合におけるダウンロードモードの選択はできな
いものとした。そしてICカード91にダウンロードが
行われる場合は、過去のダウンロードデータは消去され
るものとしている。ただし、もちろん各種モードを用意
してユーザーが選択できるようにしてもよい。
【0146】8.ICカード対応型ダウンロード装置の
処理 上記の手順での使用を実現して、ユーザーに要求された
コンテンツを提供するためのダウンロード装置1のコン
ピュータ20の処理について、図15、図16のフロー
チャートで説明していく。
【0147】図15のステップF201として、ダウン
ロード装置1は、設置場所において表示部11に初期画
面を表示した状態で待機している。初期画面としては、
例えばそのダウンロード装置1で購入可能なコンテンツ
のメニュー画像や、ICカード挿入を求める表示を行っ
ておけばよい。コンピュータ20は、ステップF201
で初期画面を表示させた状態で、ステップF202でI
Cカード91が挿入されたか否かの監視処理を行う。
【0148】ユーザーがICカード91をカードコネク
タ部17に挿入した場合は、コンピュータ20の処理は
ステップF202からF203に進むことになる。まず
コンピュータ20はICカードインターフェース32を
介してカードドライブ26にデータリード指令を出し
て、そのICカード91の提示情報を読み込ませる。即
ち図2(a)で説明した識別コードその他の提示情報を
読み込ませる。
【0149】次にステップF204でコンピュータ20
は読み込まれた提示情報のうち、対応メディア識別コー
ドを確認し、その挿入されたICカードが当該ダウンロ
ード装置1に対応するICカードであるか否かを判別す
る。もし適切な対応メディア識別コードが読み込めなか
った場合は、そのICカードはダウンロード装置1に対
応しないICカードである(ICカードエラー)と判断
する。そしてステップF204からF205に進んで表
示部11にICカードエラーの旨を表示してユーザーに
伝えるとともに、ステップF206でそのICカードを
取り出すようにユーザーに求める。そしてユーザーがそ
のICカードを引き抜いて受け取ったらステップF20
7から処理を終了して、として示すようにステップF
201に戻る。
【0150】挿入されたICカードについて識別コード
が適正に確認された場合は、ステップF204からと
して示すように図16のステップF208に進む。まず
コンピュータ20はステップF208において、ステッ
プF203で読み込んでおいたそのICカード91の提
示情報において、履歴情報、即ち過去のダウンロード回
数情報を確認し、そのダウンロード回数が規定回数以上
となっているか否かを判断する。ダウンロード回数が規
定回数以上の場合は、そのICカード91は十分使用さ
れて消耗しており、今後データ記録再生の信頼性が低下
すると判断される。このためダウンロード回数が規定回
数以上の場合は、ステップF218に進んで、表示部1
1にダウンロード回数オーバーのため、信頼性が低下し
ている可能性がある旨を伝える。そして、そのままこの
ICカード91にダウンロードをすべきか否かをユーザ
ーに選択させる。
【0151】これに対してユーザーは、実行指示かキャ
ンセルの選択操作を行う。そしてコンピュータ20の処
理は、選択操作があった場合はステップF219からF
220に進んで実行指示か否かを判別し、キャンセル指
示であったのならステップF221でICカードを取り
出すべくユーザーに要求する。そしてユーザーがそのI
Cカードを引き抜いて受け取ったらステップF222か
ら処理を終了して、として示すようにステップF20
1に戻る。一方ステップF218での選択要求に対して
ユーザーが実行指示を行った場合はステップF209に
進む。
【0152】挿入されたICカード91が、ダウンロー
ド回数が規定回数以上とはなっていない場合、もしくは
規定回数以上であるがユーザーが実行指示を行った場合
は、続いてステップF209で、コンピュータ20は、
読み込まれた提示情報のうちでコンテンツIDが存在し
たか否かを確認する。コンテンツIDが記録されていな
かった場合は、ステップF210で表示部11にコンテ
ンツ選択画面として、購入可能なコンテンツのメニュ
ー、及び選択を求める表示を行う。コンピュータ20は
このステップF210の表示を行いながらユーザーの選
択操作を待機しており、或るコンテンツの選択操作が行
われたらステップF211からF212に進む。そして
選択操作内容を判別して特定のコンテンツが選択された
と設定する。
【0153】一方、コンテンツIDが記録されていた場
合は、ステップF209から直接ステップF212に進
む。そして、そのコンテンツIDで示される特定のコン
テンツが選択されたと設定する。
【0154】続いてステップF213で課金処理を行
う。即ちステップF212で選択設定されたコンテンツ
の代金を表示部11でユーザーに提示し、その料金の投
入を求める。そしてユーザーがコイン又はプリペイドカ
ードの投入することを待ち、投入があったらコイン処理
部30又はプリペイドカード処理部31に所要の課金処
理を実行させる。またユーザーがクレジットカードの登
録による支払いを選択した場合は、必要なユーザー認証
処理として、例えばユーザーID(暗証番号)の入力要
求、入力処理、サーバ2との通信を介した照合処理等を
行う。
【0155】なお、この課金処理の際は、ユーザーがキ
ャンセル操作を行うこともできるようにする。そしてユ
ーザーがキャンセル操作を行った場合、もしくは料金投
入が行われないまま所定時間経過した場合は、課金処理
NGとしてステップF214からステップF221に進
み、カード取り出し要求を行なう。そしてユーザーが挿
入したICカード91を取り出すことに応じてステップ
F222から処理を終了し、ステップF201に戻る。
【0156】料金投入が適正に行われ、課金処理OKと
なったら、処理はステップF214からF215に進
む。ここでコンピュータ20は、選択設定されたコンテ
ンツを、そのICカード91にダウンロードすることに
なる。即ちコンピュータ20はICカードドライブ26
に記録動作指示を行うとともにHDD21に格納してあ
るコンテンツデータを供給し、接続されたICカード9
1に対して、該当するコンテンツをダウンロード記録さ
せる。なお、この場合のコンテンツの記録は、そのIC
カード91に記録されたポインタによって示されるアド
レス位置に実行させる。また過去のコンテンツの消去も
同時に実行される。
【0157】またステップF216では、コンテンツの
ダウンロード記録に応じて、そのICカード91のファ
イル管理情報(図2(a)参照)を更新し、コンテンツ
がユーザーサイドの機器で再生できるようにする。さら
にステップF217で、ICカード91の履歴情報(ダ
ウンロード回数情報)を更新(インクリメント)すると
ともに、ポインタの値を、次回のダウンロード時の書込
位置アドレスを示す値に更新する。
【0158】このステップF215,F216,F21
7の処理で、ユーザーが求めるコンテンツが、そのユー
ザーが所有する個人用ICカードにダウンロードされた
ことになる。そしてステップF221に進んでコンピュ
ータ20はカード取り出し要求を行ない、ユーザーが挿
入したICカード91を取り出すことに応じてステップ
F222から処理を終了し、ステップF201に戻る。
【0159】以上図15、図16で説明したようにダウ
ンロード装置1の処理が行われるが、この処理例は一例
である。例えば上述のディスク対応型ダウンロード装置
の例のように、使い回し使用される一般用ICカードを
用意して、その対応処理が行われるようにしたり、或い
はダウンロードに際してダウンロードモードを選択でき
るようにしてもよい。
【0160】この例のICカード対応型ダウンロード装
置では、ユーザーはICカード91を装填することで所
望のコンテンツを入手できることになる。即ち上述のデ
ィスク対応型ダウンロード装置の場合で個人用ディスク
90を用いる場合と同様にメディアの有効利用、コンテ
ンツの簡易な入手が可能となる。さらにICカードの場
合はダウンロードデータの書込時間が非常に短いもので
あるため、ユーザーの待ち時間はほとんどないものする
ことができる。
【0161】またICカード91へダウンロードは、ポ
インタに応じたアドレスへ実行されることになるため、
ポインタの値がダウンロード実行毎に書き換えられるこ
とで、毎回ICカード上の同一領域が用いられてダウン
ロードが繰り返されることがなくなる。これによってI
Cカード91の消耗が速まることを防止でき、より長期
にわたって有効利用できる。また、これに伴ってステッ
プF208での判別の基準となる規定ダウンロード回数
(上限回数)も高く設定できる。
【0162】9.変形例 ところで以上の実施の形態の例では、ディスク90もし
くはICカード91は図2のように提示情報がデータ形
態で記録されている例とした。しかしながら例えばコン
テンツIDや、識別コードなどの情報を、例えばデータ
ではなくメディアの形態などにより識別できるようにす
ることも考えられる。
【0163】例えば図17(a)にはディスク90のカ
ートリッジ上でコンテンツIDが示される例を示してい
る。いま、ダウンロード装置がA新聞〜E新聞としての
コンテンツを選択的にダウンロードできるものとするこ
とを考えたときに、そのダウンロード装置1に対応する
ディスク90には図17(a)のような、スライドレバ
ー94を設ける。このスライドレバー94は、そのスラ
イド溝の範囲に置いてA新聞〜E新聞のそれぞれに対応
する位置に、ユーザーが任意にスライドさせることがで
きるようにする。
【0164】ダウンロード装置1側では、このスライド
溝に相当する範囲でどの位置にスライドレバー94が位
置しているかを検出する機構(例えばメカニカルなスイ
ッチ機構や光学的な検出機構)を備えるようにする。す
ると、例えば図17(a)の状態のディスク90が装填
された際には、ダウンロード装置1ではコンテンツID
としてB新聞が提示されていることを認識でき、ユーザ
ーのコンテンツ選択操作無しにB新聞のコンテンツのダ
ウンロードを実行できる。
【0165】即ちユーザーは、予め自分が購入したいコ
ンテンツに応じてスライドレバー94の位置を設定して
おけばよい。またこの場合は、コンテンツIDを切り換
えることも容易であり、例えばその日の気分で購入した
いコンテンツを変更したいときなども便利である。
【0166】なお、このようなスライドレバー94によ
り、より細かいコンテンツ内容を選択できるようにして
もよい。例えば新聞の政治欄、経済欄、スポーツ欄など
をスライドレバー94で選択できるようにして、その選
択された欄の内容のみがダウンロードされるようにする
こともできる。この際のコンテンツとしての例えば新聞
の選択は、その提示情報として書き込まれているコンテ
ンツID、もしくは入力操作に応じて行われるようにす
ればよい。もちろんスライドレバー94を、新聞の選択
用と、欄の選択用に2つ設けてもよい。さらに、例えば
スライドレバー94の位置に対応するコンテンツID等
をメディア内のRAM領域にデータとして記憶しておく
ようにし、ダウンロード装置1側では、そのデータとス
ライドレバー94の位置を対応させて、あるコンテンツ
を選択設定するようにしてもよい。このようにすると、
スライドレバー94の位置に対応するデータを書き換え
ることで、選択肢を変更させることができる。例えば上
記のようにA新聞〜E新聞という選択肢内容を、A新
聞、C新聞、F新聞、G新聞、H新聞というように変更
することも可能となる。
【0167】また図17(b)は、例えば特に詳しく知
りたい情報内容をユーザーがスライドレバー94で選択
できるような構成例である。例えばこの図17(b)の
ディスク90は、A新聞専用のディスクとされていると
する。即ちコンテンツIDとしてA新聞が指定されてい
るとする。ここで、スライドレバー94は、より詳しく
知りたい内容を指定するものとして機能し、例えば政
治、経済、スポーツ、社会、文化などの内容を選択でき
るようにする。するとダウンロードの際には、A新聞と
しての全情報がダウンロードされることに加えて、特に
スライドレバー94で指定した内容についての、より詳
しい記事内容がダウンロードされるようにするものであ
る。より詳しい記事内容としては、例えばそのような詳
細情報を予め用意しておいてもよいし、或いは他紙の該
当欄の情報を加えるようにしてもよい。例えば図17
(b)の状態の場合は、A新聞の全情報に加えて、より
詳しい経済情報が付加されてダウンロードされることに
なる。また上記のようにスライドレバー94の対応デー
タを書き換えて選択肢内容を変更できるようにしてもよ
い。
【0168】図18は個人用メディアと一般用メディア
を判別する提示情報を、ディスク90のカートリッジの
孔によって表現する例である。例えばこの場合、図17
(a)のようにカートリッジ上の特定位置に判別孔93
があれば一般用ディスク、図17(b)のようになけれ
ば個人用ディスクと判別できるようにする。
【0169】また同様に対応メディア識別コードを、カ
ートリッジの所定の形状で提示してもよい。さらに、カ
ートリッジもしくはメディア自体の外形形状が特殊な形
とされ、それ以外の記録媒体がダウンロード装置1に装
填できないような場合は、対応メディア識別コードが不
要となる場合もあり得る。
【0170】なお、以上のような各例はICカードの場
合も当然適用できる。つまりカード筐体に、レバースイ
ッチや検出孔を設けたり、通常のICカードとは異なる
特殊な形状とすることが考えられる。
【0171】また、上記例のダウンロード装置1は、図
1で説明したとおりサーバ2と通信可能なものとしてい
るが、通信ネットワーク接続されないダウンロード装置
1も考えられる。
【0172】以上、本発明としての変形例を述べたが、
処理や構成上の変形例はさらに多様に考えられる。
【0173】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明は次のような各効果を有する。請求項1の発明によれ
ば、ユーザーが欲するコンテンツを記録した記録媒体が
ユーザーに販売されるような形態のダウンロード装置を
実現できる。即ち、一般公衆が利用できる自動販売機の
ような形態でのダウンロード装置を実現し、不特定多数
の人が任意に使用して所望のコンテンツがダウンロード
された記録媒体を入手(購入)できるようにすることが
できる。これにより多数の人が例えば電子新聞や電子雑
誌などの情報サービスを享受できるようになる。またコ
ンテンツの選択は、操作入力手段によるユーザーの選択
操作か、もしくはユーザーが装填した記録媒体の提示情
報により判別するため、ユーザーの選択も簡易なものと
なり、使用性もよいものとなる。選択設定手段で選択設
定されたダウンロードデータを装填された記録媒体にダ
ウンロード記録させて、その記録媒体を排出させる場合
は、これはコンテンツの販売形態としてユーザーの装填
した記録媒体をそのまま用いるものとなる。つまりユー
ザーの所有するディスクやICカードなどの記録媒体を
そのまま利用して情報を販売することになるため、記録
媒体の有効利用を実現できることになる。また記録媒体
自体の代金は不要となるためユーザーに要求する対価を
安く設定できるという利点もある。一方、選択設定手段
で選択設定されたダウンロードデータが既に記録されて
いる記録媒体を、ストックされている記録媒体の中から
とりだして排出させる場合は、ユーザーが記録媒体を装
填した場合であれば記録媒体が交換されることになり、
この場合は、ユーザーが装填した記録媒体をその後利用
でき、また記録媒体自体の代金は不要となるためユーザ
ーに要求する対価を安く設定できる。そして、さらにこ
のような交換方式の場合は、ユーザーはダウンロード実
行する時間を待つことなく必要なコンテンツが記録され
た記録媒体を受け取ることができる。従って、非常に迅
速に必要な情報を購入することができるという大きな利
点が得られる。また制御手段は、記録媒体が装填された
際に、その記録媒体の提示情報から認識される記録媒体
の種別に応じて、選択設定されたダウンロードデータが
記録されている記録媒体が排出手段から排出されるよう
にする動作の動作制御方式を決定することになる。例え
ば返却方式か交換方式かを決定する。従って装填された
記録媒体が、個人用の記録媒体であればダウンロードし
て返却し、一方、一般用記録媒体であれば、既にダウン
ロードされてストックされている記録媒体を排出すると
いうような処理ができる。つまり記録媒体の種別に応じ
て適切な動作処理ができる。
【0174】請求項2の発明によれば、選択設定手段
は、記録媒体上の提示情報から特定のダウンロードデー
タ(コンテンツ)が認識された場合は、そのダウンロー
ドデータを選択設定するため、ユーザーはコンテンツの
選択操作をする必要がない。従って迅速かつ正確に必要
なコンテンツを入手できることになる。例えば記録媒体
を装填するだけで、内容が更新されたコンテンツ(例え
ばその日の新聞情報)を受け取ることができる。また提
示情報として特定のコンテンツが指定されていない場合
は、ユーザー操作に応じてコンテンツが選択設定される
ことになり、これはユーザーのニーズに応じてフレキシ
ブルに対応できることを意味する
【0175】請求項3の発明によれば、選択設定手段で
選択設定されたダウンロードデータをストックされてい
る記録媒体にダウンロード記録させ、その記録媒体を排
出させるようにしている。従ってユーザーが装填した記
録媒体が交換されることになり、この場合は、ユーザー
が装填した記録媒体をその後利用でき、またこの場合も
記録媒体自体の代金は不要となるためユーザーに要求す
る対価を安く設定できる。
【0176】請求項4の発明によれば、ユーザーが記録
媒体を装填しない場合には、ユーザーの入力操作に応じ
てダウンロードデータの選択設定が行われる。そして選
択設定されたダウンロードデータが既に記録されている
記録媒体が、ストックされている記録媒体の中からとり
だされて排出されるため、ユーザーが記録媒体を持って
いなくてもダウンロード装置を利用して情報を入手でき
ることになる。
【0177】請求項5の発明によれば、ユーザーが記録
媒体を装填しない場合において、ユーザーの入力操作に
応じて選択設定されたダウンロードデータを、ストック
されている記録媒体にダウンロード記録させ、その記録
媒体を排出させるようにしている。従ってストック手段
にユーザーの求めたコンテンツデータを記録した記録媒
体の在庫がない場合でも、ユーザーの要求に応じた情報
提供が可能となる。
【0178】請求項6又は請求項16の発明によれば、
制御手段は、記録媒体が装填された際に提示情報から認
識される記録位置ポインタ情報に応じて、ダウンロード
記録の際の記録位置を制御する。従って記録媒体側の事
情に応じた記録位置でダウンロードできる。特に請求項
9又は請求項19の発明によって、制御手段が或る記録
媒体に対してダウンロード記録を実行させた際に、その
記録媒体に記録されている記録位置ポインタ情報の値
を、次回のダウンロード記録を実行する際の記録位置を
示す値に更新させるようにしておくことで、例えばダウ
ンロード実行毎に異なる位置にコンテンツを記録するこ
とができ、これは記録媒体上で同一箇所ばかりでデータ
書換が行われてメディア寿命が低下することを防ぐこと
ができることになる。
【0179】請求項7又は請求項17の発明によれば、
制御手段は、記録媒体が装填された際に提示情報から認
識されるダウンロード回数情報に応じて、その記録媒体
に対するダウンロード動作を行うことが適切であるか否
かの判断を行う。つまり非常に多数回ダウンロードが行
われたことで信頼性が低下したメディアであるか否かを
判断できる。そしてそのその判断結果に応じて所要の処
理を行うことで、信頼性低下に対応する処理(例えばメ
ディア交換)などが可能となる。これによってダウンロ
ード装置システムの信頼性も向上できる特に請求項10
又は請求項20の発明によって、制御手段が、或る記録
媒体に対してダウンロード記録を実行させる毎に、その
記録媒体に記録されているダウンロード回数情報の値が
インクリメントされるように更新させることで、記録媒
体の信頼性を正確に判断できるようになる。
【0180】請求項8又は請求項18の発明によれば、
ダウンロード回数情報の確認の結果、ダウンロード動作
を行うことが不適切であるとされた場合は、入力手段に
よる入力情報として、ユーザーからの実行可否の指示を
とることになり、特にユーザーの所有する記録媒体に対
して、ユーザーの意志に基づいた適切な処理が実行でき
る。
【0181】請求項11又は請求項21の発明によれ
ば、ユーザーは自分の記録媒体にコンテンツをダウンロ
ードさせたい場合に、操作入力手段によってダウンロー
ド動作モードを選択できる。例えば過去のコンテンツデ
ータの保存の有無や、コンテンツの内容を階層的に選択
することなどが可能となる。即ち各ユーザーのニーズに
合わせたコンテンツ提供が実現できる。
【0182】請求項12又は請求項22の発明によれ
ば、ダウンロード装置はダウンロードデータを、通信を
介して取り込むことができ、それをユーザーに対する提
供用として使用できる。このため、例えば電子新聞など
のコンテンツの更新や新規コンテンツの取り込みなど、
一般ユーザーに提供できるコンテンツの用意を、迅速か
つ簡易に実行できる。従って常に最新の情報や購入希望
の多いコンテンツを用意しておくことなども可能とな
る。
【0183】請求項13又は請求項23の発明によれ
ば、ダウンロードデータを格納手段で格納しておくた
め、常にダウンロードが実行でき、また例えばサーバか
ら受信されたデータをダウンロードデータとして保持し
ておくこともできる。
【0184】請求項14又は請求項24の発明によれ
ば、ダウンロードデータ(コンテンツ)に応じて課金処
理されることになるため、ダウンロード装置の使用に際
して適切かつ柔軟な料金設定が可能となる。
【0185】請求項15の発明によれば、請求項1の発
明と同じく、ユーザーが欲するコンテンツを記録した記
録媒体がユーザーに販売されるような形態のダウンロー
ド装置を実現できる。即ち、一般公衆が利用できる自動
販売機のような形態でのダウンロード装置を実現し、不
特定多数の人が任意に使用して所望のコンテンツがダウ
ンロードされた記録媒体を入手(購入)できるようにす
ることができる。これにより多数の人が例えば電子新聞
や電子雑誌などの情報サービスを享受できるようにな
る。またコンテンツの選択は、操作入力手段によるユー
ザーの選択操作か、もしくはユーザーが装填した記録媒
体の提示情報により判別するため、ユーザーの選択も簡
易なものとなり、使用性もよいものとなる。さらに、選
択設定手段で選択設定されたダウンロードデータを装填
された記録媒体にダウンロード記録させて、その記録媒
体を排出させるため、これはコンテンツの販売形態とし
てユーザーの装填した記録媒体をそのまま用いるものと
なる。つまりユーザーの所有するディスクやICカード
などの記録媒体をそのまま利用して情報を販売すること
になるため、記録媒体の有効利用を実現できることにな
る。また記録媒体自体の代金は不要となるためユーザー
に要求する対価を安く設定できる。
【0186】請求項25の発明によれば、記録媒体に
は、ダウンロード装置に適応するリムーバブルの記録媒
体であることを示すとともに、所有する個人のみが使用
できる個人用メディアであるか不特定多数の人に使い回
し使用される一般用メディアであるかを識別することが
できる提示情報が備えられているため、記録媒体を装填
されたダウンロード装置では、その記録媒体の種別に応
じて適切な処理が可能となる。
【0187】請求項26の発明によれば、記録媒体に
は、ダウンロード装置に適応するリムーバブルの記録媒
体であることを示すとともに、特定のダウンロードデー
タを示すことができる提示情報が備えられているため、
記録媒体を装填されたダウンロード装置では操作入力が
なくともダウンロード要求されたコンテンツを把握で
き、迅速に動作処理を進めることができる。
【0188】請求項27の発明によれば、記録媒体に
は、ダウンロード装置に適応するリムーバブルの記録媒
体であることを示すとともに、その記録媒体自体にダウ
ンロードデータを出力する機能が備えられているため、
ユーザーはダウンロード装置を介して記録媒体を受け取
るのみで、特に再生装置等を持っていなくても、入手し
たコンテンツ内容を確認でき、非常に便利なものとな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のシステム構成の説明図で
ある。
【図2】実施の形態の記録媒体のデータ内容の説明図で
ある。
【図3】実施の形態のビューワ付ICカードの構成のブ
ロック図である。
【図4】実施の形態のディスク対応型ダウンロード装置
の外観例の説明図である。
【図5】実施の形態のディスク対応型ダウンロード装置
のブロック図である。
【図6】実施の形態のディスク対応型ダウンロード装置
のディスクストッカの説明図である。
【図7】実施の形態のディスク対応型ダウンロード装置
に対する使用手順の説明図である。
【図8】実施の形態のディスク対応型ダウンロード装置
の処理のフローチャートである。
【図9】実施の形態のディスク対応型ダウンロード装置
の処理のフローチャートである。
【図10】実施の形態のディスク対応型ダウンロード装
置の処理のフローチャートである。
【図11】実施の形態のディスク対応型ダウンロード装
置の処理のフローチャートである。
【図12】実施の形態のICカード対応型ダウンロード
装置の外観例の説明図である。
【図13】実施の形態のICカード対応型ダウンロード
装置のブロック図である。
【図14】実施の形態のICカード対応型ダウンロード
装置に対する使用手順の説明図である。
【図15】実施の形態のICカード対応型ダウンロード
装置の処理のフローチャートである。
【図16】実施の形態のICカード対応型ダウンロード
装置の処理のフローチャートである。
【図17】実施の形態の記録媒体の変形例の説明図であ
る。
【図18】実施の形態の記録媒体の変形例の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 ダウンロード装置、2 サーバ、11 表示部、1
2 ディスク挿入部、13 ディスク排出部、17 カ
ードコネクタ部、20 コンピュータ、21ハードディ
スクドライブ、22 ディスク搬送機構、23 ディス
クストッカ、24 ディスクドライブ、25 表示ドラ
イバ、26 カードドライブ、27LANインターフェ
ース、29 モデム、30 コイン処理部、31 プリ
ペイドカード処理部、90 ディスク、91 ICカー
ド、91V ビューワ付ICカード
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年6月1日(1999.6.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】このためにダウンロード装置として、個人
使用と不特定ユーザ使用の一方を示す使用状況識別情報
を有する記録媒体が装着される装着部と、前記装着部に
装着された記録媒体にコンテンツ情報を記録する記録手
段と、前記装着部に装着された記録媒体の前記使用状況
識別情報が、前記個人使用と前記不特定ユーザ使用のい
ずれを示すかを検出する使用状況検出手段と、前記記録
媒体を装置外部に排出する排出手段と、前記排出手段が
排出する記録媒体に記録されているべきコンテンツ情報
の種類を検出するコンテンツ検出手段と、それぞれ各種
類のコンテンツ情報のいずれかが予め記録された記録媒
体を収納可能な収納部と、制御手段とを設けるようにす
る。その制御手段は、前記使用状況検出手段が、前記記
録媒体の前記使用状況識別情報が前記個人使用を示すと
検出したときは、前記コンテンツ検出手段で検出された
種類のコンテンツ情報を、前記装着部に装着されている
記録媒体に記録するよう前記記録手段を制御し、その
後、前記装着部に装着されている前記記録媒体を排出す
るよう前記排出手段を制御する。また前記使用状況検出
手段が、前記記録媒体の前記使用状況識別情報が前記不
特定ユーザ使用を示すと検出したときは、前記収納部に
収納された記録媒体のうち、前記コンテンツ検出手段で
検出された種類と同じコンテンツ情報が記憶された記憶
媒体を排出するよう前記排出手段を制御するようにす
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】即ち、ユーザーが欲するコンテンツを記録
した記録媒体がユーザーに販売されるような形態のダウ
ンロード装置を実現する。コンテンツが記録され排出手
段から排出されてユーザーに提供される記録媒体とは次
のようなものとする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】例えばユーザーが装填した記録媒体に対し
て、検出されたコンテンツをダウンロードし、その記録
媒体をユーザーに排出(つまりメディアは返却するがコ
ンテンツは販売)する。または、ユーザーが装填した記
録媒体とは異なる、ストックしておいた記録媒体の中
で、ユーザーが装填した記録媒体から検出されたコンテ
ンツが予め記録されていた記録媒体を取り出して排出
(つまりメディアの交換によるコンテンツの販売)す
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】なお、ユーザーが装填した記録媒体とは異
なる、ストックしておいた記録媒体に、選択設定された
コンテンツをダウンロードし、その記録媒体をユーザー
に排出(つまりメディアの交換によるコンテンツの販
売)するようにしてもよいし、さらには、ユーザーが記
録媒体を装填しなかった場合は、ストックしておいた記
録媒体にダウンロードして排出するか、またはダウンロ
ード済の記録媒体を選んで排出する(つまりメディアと
コンテンツの販売)ようにしてもよい。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】また本発明の記録媒体としては、情報処理
装置に着脱可能に装着され、前記情報処理装置によって
コンテンツ情報が記録可能な記録媒体において、記録媒
体本体と、前記情報処理装置が検出可能な、コンテンツ
情報の種類を示すコンテンツ識別情報を有するコンテン
ツ識別部とを備えるようにする。即ち、記録媒体は、コ
ンテンツ識別部のコンテンツ識別情報により、ダウンロ
ードされるべき特定のコンテンツ情報の種類が示されて
いるようにし、情報処理装置(ダウンロード装置)は、
記録媒体が装填されるのみでダウンロードすべきコンテ
ンツを判別できるようにする。なおコンテンツ識別情報
とは、記録媒体内にデータとして記録された情報や、例
えば記録媒体のカートリッジ上に表現された情報(例え
ば孔部やスライドスイッチなどで機械的な形状として表
現される情報)である。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】また本発明の記録媒体は、個人使用と不特
定ユーザ使用の一方を示す使用状況識別情報を有する使
用状況識別情報部をさらに備えるようにする。これによ
りダウンロード装置の処理としては、例えば個人使用と
される個人用メディアと不特定ユーザ使用とされる一般
用メディアの別に応じて、上記のメディアの返却と交換
を選択できる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】さらに本発明の記録媒体としては、記録媒
体本体に記録されたコンテンツ情報を出力する出力手段
をさらに備えるようにする。この出力手段は例えば、コ
ンテンツ情報に基づく画像を表示する表示手段であると
する。即ち記録媒体自体が表示や音声などによる情報再
生能力を備えることで、ユーザーが記録媒体を入手する
のみでコンテンツの内容を見聞きできるようにする。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0173
【補正方法】変更
【補正内容】
【0173】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明は次のような各効果を有する。請求項1の発明によれ
ば、ユーザーが欲するコンテンツを記録した記録媒体が
ユーザーに販売されるような形態のダウンロード装置を
実現できる。即ち、一般公衆が利用できる自動販売機の
ような形態でのダウンロード装置を実現し、不特定多数
の人が任意に使用して所望のコンテンツがダウンロード
された記録媒体を入手(購入)できるようにすることが
できる。これにより多数の人が例えば電子新聞や電子雑
誌などの情報サービスを享受できるようになる。またコ
ンテンツの選択は、ユーザーが装填した記録媒体から検
出されたコンテンツ情報の種類によるものとなるため、
ユーザーの操作も簡易なものとなり、使用性もよいもの
となる。コンテンツ検出手段で検出されたコンテンツを
装填された記録媒体にダウンロード記録させて、その記
録媒体を排出させる場合は、これはコンテンツの販売形
態としてユーザーの装填した記録媒体をそのまま用いる
ものとなる。つまりユーザーの所有するディスクやIC
カードなどの記録媒体をそのまま利用して情報を販売す
ることになるため、記録媒体の有効利用を実現できるこ
とになる。また記録媒体自体の代金は不要となるためユ
ーザーに要求する対価を安く設定できるという利点もあ
る。一方、コンテンツ検出手段で検出されたコンテンツ
が既に記録されている記録媒体を、ストックされている
記録媒体の中からとりだして排出させる場合は、ユーザ
ーが記録媒体を装填した場合であれば記録媒体が交換さ
れることになり、この場合は、ユーザーが装填した記録
媒体をその後利用でき、また記録媒体自体の代金は不要
となるためユーザーに要求する対価を安く設定できる。
そして、さらにこのような交換方式の場合は、ユーザー
はダウンロード実行する時間を待つことなく必要なコン
テンツが記録された記録媒体を受け取ることができる。
従って、非常に迅速に必要な情報を購入することができ
るという大きな利点が得られる。また制御手段は、記録
媒体が装填された際に、その記録媒体の使用状況識別情
から認識される記録媒体の種別に応じて、検出された
コンテンツが記録されている記録媒体が排出手段から排
出されるようにする動作の動作制御方式を決定すること
になる。例えば返却方式か交換方式かを決定する。従っ
て装填された記録媒体が、個人用の記録媒体であればダ
ウンロードして返却し、一方、一般用(不特定ユーザー
使用)の記録媒体であれば、既にダウンロードされてス
トックされている記録媒体を排出するというような処理
ができる。つまり記録媒体の種別に応じて適切な動作処
理ができる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0174
【補正方法】変更
【補正内容】
【0174】請求項2の発明によれば、コンテンツ検出
手段は、記録媒体上のコンテンツ識別情報から特定のダ
ウンロードデータ(コンテンツ)を認識する。従って
ーザーはコンテンツの選択操作をする必要がないため、
迅速かつ正確に必要なコンテンツを入手できることにな
る。例えば記録媒体を装填するだけで、内容が更新され
たコンテンツ(例えばその日の新聞情報)を受け取るこ
とができる。なお、特定のコンテンツが検出できない場
合は、ユーザー操作に応じてコンテンツが選択設定され
るようにすれば、それはユーザーのニーズに応じてフレ
キシブルに対応できることを意味する。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0175
【補正方法】変更
【補正内容】
【0175】請求項3の発明によれば、記録媒体が装填
された際に記録回数検出手段によって検出される記録
(ダウンロード)回数情報に応じて、その回数が所定回
数以上であった場合は、その記録媒体の廃棄処理が行わ
れる。つまりその記録媒体に対するダウンロード動作を
行うことが適切であるか否かの判断が行なわれ、非常に
多数回ダウンロードが行われたことで信頼性が低下した
メディアであると判断された場合は、信頼性低下に対応
する処理として廃棄されることになる。これによってダ
ウンロード装置システムの信頼性も向上できる。この処
理は交換形式でユーザーに提供される一般用の記録媒体
について好適である。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0176
【補正方法】変更
【補正内容】
【0176】請求項4の発明によれば、記録媒体が装填
された際に記録回数検出手段によって検出される記録
(ダウンロード)回数情報に応じて、その回数が所定回
数以上であった場合は、ユーザーに対して警告が行われ
る。つまり、記録回数から、その記録媒体が消耗してお
り、ダウンロード動作を行うことが不適切であるとされ
た場合は、その旨をユーザに伝えることで、ユーザーが
適切な対応をとれるようになる。なお警告後は、ユーザ
ーからの実行可否の指示に応じて処理を行うようにすれ
ば、ユーザーの意志に基づいた適切な処理が実行でき
る。この処理は、ユーザーの所有する個人用の記録媒体
に対して好適である。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0177
【補正方法】変更
【補正内容】
【0177】請求項5の発明によれば、記録媒体は課金
処理が行われた後に排出されるため、有料のシステムと
して適切な動作が実現される。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0178
【補正方法】変更
【補正内容】
【0178】請求項6の発明によればダウンロードデー
タ(コンテンツ)に応じて課金処理されることになるた
め、ダウンロード装置の使用に際して適切かつ柔軟な料
金設定が可能となる。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0179
【補正方法】変更
【補正内容】
【0179】請求項7の発明によれば、制御手段は、記
録媒体が装填された際に検出される記録位置情報に応じ
て、コンテンツをダウンロード記録の際の記録位置を制
御する。従って記録媒体側の事情に応じた記録位置でダ
ウンロードできる。また制御手段は或る記録媒体に対し
てダウンロード記録を実行させた際に、その記録媒体に
記録されている記録位置情報の値を、次回のダウンロー
ド記録を実行する際のための新たな記録位置情報の値に
更新させるため、例えばダウンロード実行毎に異なる位
置にコンテンツを記録することができ、これは記録媒体
上で同一箇所ばかりでデータ書換が行われてメディア寿
命が低下することを防ぐことができることになる。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0180
【補正方法】変更
【補正内容】
【0180】請求項8の発明によれば、 ダウンロード
装置はコンテンツ情報(ダウンロードデータ)を、通信
を介して取り込むことができ、それをユーザーに対する
提供用として使用できる。このため、例えば電子新聞な
どのコンテンツの更新や新規コンテンツの取り込みな
ど、一般ユーザーに提供できるコンテンツの用意を、迅
速かつ簡易に実行できる。従って常に最新の情報や購入
希望の多いコンテンツを用意しておくことなども可能と
なる。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0181
【補正方法】変更
【補正内容】
【0181】請求項9の発明によれば、記録媒体には、
特定のダウンロードデータを示すことができるコンテン
ツ識別情報が備えられているため、記録媒体を装填され
たダウンロード装置では操作入力がなくともダウンロー
ド要求されたコンテンツを把握でき、迅速に動作処理を
進めることができる。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0182
【補正方法】変更
【補正内容】
【0182】請求項10の発明によれば、コンテンツ識
別情報を記録媒体の筐体の形状又は形態により表現でき
る。特に請求項11、請求項12の発明として、コンテ
ンツを選択可能なスイッチとしてコンテンツ識別部を構
成することや、ユーザーセレクタブルなスイッチとする
ことで、ユーザーにとってコンテンツ種別がわかりやす
く、またユーザーの事情に応じたコンテンツの変更も容
易となる。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0183
【補正方法】変更
【補正内容】
【0183】請求項13の発明によれば、コンテンツ識
別情報を記録媒体本体内の情報信号とできる。特に請求
項14の発明として、コンテンツ識別情報を再生専用領
域に記録されているようにすれば、ユーザーが勝手に書
き換えることができない情報となり、例えば一般用の記
録媒体を用いるシステムにおいて好適である。
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0184
【補正方法】変更
【補正内容】
【0184】請求項15の発明によれば、記録媒体に
は、その記録媒体自体にコンテンツを出力する機能が備
えられているため、ユーザーはダウンロード装置を介し
て記録媒体を受け取るのみで、特に再生装置等を持って
いなくても、入手したコンテンツ内容を確認でき、非常
に便利なものとなる。また請求項16の発明により、出
力手段が表示手段として実現されることで、ユーザーは
ダウンロードされているコンテンツを表示画面上で見る
ことができる。
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0185
【補正方法】変更
【補正内容】
【0185】請求項17の発明によれば、記録媒体に
は、所有する個人のみが使用できる個人用メディアであ
るか不特定多数の人に使い回し使用される一般用メディ
アであるかを識別することができる使用状況識別情報が
備えられているため、記録媒体を装填されたダウンロー
ド装置では、その記録媒体の種別に応じて適切な処理が
可能となる。また請求項18の発明によれば、使用状況
識別情報を記録媒体本体内の情報信号とできる。特に請
求項19の発明として、使用状況識別情報を再生専用領
域に記録されているようにすれば、ユーザーが勝手に書
き換えることができない情報とすることができ、システ
ム上好適である。
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0186
【補正方法】削除
【手続補正23】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0187
【補正方法】削除
【手続補正24】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0188
【補正方法】削除
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B089 AD06 AE01 BB09 5D044 BC01 BC02 CC01 CC04 CC08 DE49 DE50 FG18 GK11 HL06 HL11 5D066 AA01 DA01 EA01 5D110 AA02 AA08 AA12 CA31

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の記録媒体に対してデータの記録/
    再生を行うことのできるドライブ手段と、 操作入力手段と、 装填された記録媒体に提示された提示情報を判別するこ
    とができる判別手段と、 記録媒体を排出する排出手段と、 ダウンロードデータが記録された記録媒体をストックす
    るストッカ手段と、 前記操作入力手段による入力情報もしくは前記判別手段
    によって判別された提示情報に基づいて、或るダウンロ
    ードデータを選択設定する選択設定手段と、 前記判別手段によって判別された提示情報から認識され
    る、装填された記録媒体の種別に応じて、前記選択設定
    手段で選択設定されたダウンロードデータが記録されて
    いる記録媒体を前記ストッカ手段から取り出して前記排
    出手段から排出させる動作制御、もしくは、前記選択設
    定手段で選択設定されたダウンロードデータを前記ドラ
    イブ手段により装填された記録媒体にダウンロード記録
    させ、その記録媒体を前記排出手段から排出させる動作
    制御を、選択的に実行する制御手段と、 を備えていることを特徴とするダウンロード装置。
  2. 【請求項2】 前記選択設定手段は、前記判別手段によ
    って前記提示情報から特定のダウンロードデータが認識
    された場合は、そのダウンロードデータを選択設定する
    とともに、前記判別手段によって特定のダウンロードデ
    ータが認識されなかった場合は、前記操作入力手段によ
    る入力情報に基づいて、或るダウンロードデータを選択
    設定することを特徴とする請求項1に記載のダウンロー
    ド装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記ストッカ手段にス
    トックされている記録媒体を前記ドライブ手段に移送
    し、前記選択設定手段で選択設定されたダウンロードデ
    ータを、前記ドライブ手段によって、前記ストッカ手段
    から移送されてきた記録媒体にダウンロード記録させ、
    その記録媒体を前記排出手段から排出させる動作制御を
    実行可能とされていることを特徴とする請求項1に記載
    のダウンロード装置。
  4. 【請求項4】 記録媒体が装填されていない状態におい
    て、前記選択設定手段は、前記操作入力手段による入力
    情報に基づいて、或るダウンロードデータを選択設定す
    ることができるとともに、 前記制御手段は、前記選択設定手段で選択設定されたダ
    ウンロードデータが記録されている記録媒体を前記スト
    ッカ手段から取り出して前記排出手段から排出させる動
    作制御を実行可能とされていることを特徴とする請求項
    1に記載のダウンロード装置。
  5. 【請求項5】 記録媒体が装填されていない状態におい
    て、前記選択設定手段は、前記操作入力手段による入力
    情報に基づいて、或るダウンロードデータを選択設定す
    ることができるとともに、 前記制御手段は、前記ストッカ手段にストックされてい
    る記録媒体を前記ドライブ手段に移送し、前記選択設定
    手段で選択設定されたダウンロードデータを、前記ドラ
    イブ手段によって、前記ストッカ手段から移送されてき
    た記録媒体にダウンロード記録させ、その記録媒体を前
    記排出手段から排出させる動作制御を実行可能とされて
    いることを特徴とする請求項1に記載のダウンロード装
    置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記判別手段によって
    前記提示情報から認識される記録位置ポインタ情報に応
    じて、前記ドライブ手段によって装填された記録媒体に
    ダウンロード記録させる際の記録位置を制御することを
    特徴とする請求項1に記載のダウンロード装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記判別手段によって
    前記提示情報から認識されるダウンロード回数情報に応
    じて、その記録媒体に対するダウンロード動作を行うこ
    とが適切であるか否かの判断を行い、判断結果に応じて
    所要の処理を行うことを特徴とする請求項1に記載のダ
    ウンロード装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、ダウンロード動作を行
    うことが不適切であると判断した場合は、前記操作入力
    手段からの操作に基づいてダウンロード動作の実行/不
    実行を決定することを特徴とする請求項7に記載のダウ
    ンロード装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、或る記録媒体に対して
    前記ドライブ手段によってダウンロード記録を実行させ
    た際には、その記録媒体に記録されている記録位置ポイ
    ンタ情報の値を、次回のダウンロード記録を実行する際
    の記録位置を示す値に更新させることを特徴とする請求
    項1に記載のダウンロード装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、或る記録媒体に対し
    て前記ドライブ手段によってダウンロード記録を実行さ
    せた際には、その記録媒体に記録されているダウンロー
    ド回数情報の値がインクリメントされるように更新させ
    ることを特徴とする請求項1に記載のダウンロード装
    置。
  11. 【請求項11】 前記操作入力手段によってダウンロー
    ド動作モードを選択できるようにされているとともに、 前記制御手段は、前記選択されたダウンロード動作モー
    ドに基づいて、前記選択設定手段で選択設定されたダウ
    ンロードデータを、前記ドライブ手段によって、装填さ
    れた記録媒体にダウンロード記録させることを特徴とす
    る請求項1に記載のダウンロード装置。
  12. 【請求項12】 外部サーバと通信を行うことのできる
    通信手段を備え、 前記通信手段によって受信されたデータをダウンロード
    データとして使用することを特徴とする請求項1に記載
    のダウンロード装置。
  13. 【請求項13】 ダウンロードデータを格納することの
    できる格納手段を備え、 前記制御手段は、前記選択設定手段で選択設定されたダ
    ウンロードデータを前記格納手段から読み出して前記ド
    ライブ手段に供給し、記録媒体に対するダウンロード記
    録を実行させることを特徴とする請求項1に記載のダウ
    ンロード装置。
  14. 【請求項14】 前記選択設定手段で選択設定されたダ
    ウンロードデータに応じた金額で課金処理を行う課金処
    理手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記
    載のダウンロード装置。
  15. 【請求項15】 所定の記録媒体に対してデータの記録
    /再生を行うことのできるドライブ手段と、 操作入力手段と、 装填された記録媒体に提示された提示情報を判別するこ
    とができる判別手段と、 記録媒体を排出する排出手段と、 前記判別手段によって前記提示情報から特定のダウンロ
    ードデータが認識された場合は、そのダウンロードデー
    タを選択設定するとともに、前記判別手段によって特定
    のダウンロードデータが認識されなかった場合は、前記
    操作入力手段による入力情報に基づいて、或るダウンロ
    ードデータを選択設定する選択設定手段と、 前記選択設定手段で選択設定されたダウンロードデータ
    を、前記ドライブ手段によって、装填された記録媒体に
    ダウンロード記録させ、その記録媒体を前記排出手段か
    ら排出させる動作制御を行う制御手段と、 を備えていることを特徴とするダウンロード装置。
  16. 【請求項16】 前記制御手段は、前記判別手段によっ
    て前記提示情報から認識される記録位置ポインタ情報に
    応じて、前記ドライブ手段によって装填された記録媒体
    にダウンロード記録させる際の記録位置を制御すること
    を特徴とする請求項15に記載のダウンロード装置。
  17. 【請求項17】 前記制御手段は、前記判別手段によっ
    て前記提示情報から認識されるダウンロード回数情報に
    応じて、その記録媒体に対するダウンロード動作を行う
    ことが適切であるか否かの判断を行い、判断結果に応じ
    て所要の処理を行うことを特徴とする請求項15に記載
    のダウンロード装置。
  18. 【請求項18】 前記制御手段は、ダウンロード動作を
    行うことが不適切であると判断した場合は、前記操作入
    力手段からの操作に基づいてダウンロード動作の実行/
    不実行を決定することを特徴とする請求項17に記載の
    ダウンロード装置。
  19. 【請求項19】 前記制御手段は、或る記録媒体に対し
    て前記ドライブ手段によってダウンロード記録を実行さ
    せた際には、その記録媒体に記録されている記録位置ポ
    インタ情報の値を、次回のダウンロード記録を実行する
    際の記録位置を示す値に更新させることを特徴とする請
    求項15に記載のダウンロード装置。
  20. 【請求項20】 前記制御手段は、或る記録媒体に対し
    て前記ドライブ手段によってダウンロード記録を実行さ
    せた際には、その記録媒体に記録されているダウンロー
    ド回数情報の値がインクリメントされるように更新させ
    ることを特徴とする請求項15に記載のダウンロード装
    置。
  21. 【請求項21】 前記操作入力手段によってダウンロー
    ド動作モードを選択できるようにされているとともに、 前記制御手段は、前記選択されたダウンロード動作モー
    ドに基づいて、前記選択設定手段で選択設定されたダウ
    ンロードデータを、前記ドライブ手段によって、装填さ
    れた記録媒体にダウンロード記録させることを特徴とす
    る請求項15に記載のダウンロード装置。
  22. 【請求項22】 外部サーバと通信を行うことのできる
    通信手段を備え、 前記通信手段によって受信されたデータをダウンロード
    データとして使用することを特徴とする請求項15に記
    載のダウンロード装置。
  23. 【請求項23】 ダウンロードデータを格納することの
    できる格納手段を備え、 前記制御手段は、前記選択設定手段で選択設定されたダ
    ウンロードデータを前記格納手段から読み出して前記ド
    ライブ手段に供給し、記録媒体に対するダウンロード記
    録を実行させることを特徴とする請求項15に記載のダ
    ウンロード装置。
  24. 【請求項24】 前記選択設定手段で選択設定されたダ
    ウンロードデータに応じた金額で課金処理を行う課金処
    理手段が設けられていることを特徴とする請求項15に
    記載のダウンロード装置。
  25. 【請求項25】 所定のダウンロード装置に適応するリ
    ムーバブルの記録媒体であることを示すとともに、所有
    する個人のみが使用できる個人用メディアであるか不特
    定多数の人に使い回し使用される一般用メディアである
    かを識別することができる提示情報が備えられているこ
    とを特徴とする記録媒体。
  26. 【請求項26】 所定のダウンロード装置に適応するリ
    ムーバブルの記録媒体であることを示すとともに、特定
    のダウンロードデータを示すことができる提示情報が備
    えられていることを特徴とする記録媒体。
  27. 【請求項27】 少なくとも所定のダウンロード装置に
    適応するリムーバブルの記録媒体であることを示す提示
    情報が備えられているとともに、 情報記録領域と、 情報出力手段と、 前記情報記録領域に記録されている情報を前記情報出力
    手段から出力させる出力制御手段と、 を備えたことを特徴とする記録媒体。
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