JP2002123760A - 情報配信システム、情報配信装置、情報受信装置、情報配信プログラムを記録した記録媒体、および情報受信プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
情報配信システム、情報配信装置、情報受信装置、情報配信プログラムを記録した記録媒体、および情報受信プログラムを記録した記録媒体Info
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- JP2002123760A JP2002123760A JP2000317152A JP2000317152A JP2002123760A JP 2002123760 A JP2002123760 A JP 2002123760A JP 2000317152 A JP2000317152 A JP 2000317152A JP 2000317152 A JP2000317152 A JP 2000317152A JP 2002123760 A JP2002123760 A JP 2002123760A
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Abstract
タを通信ネットワークを介して配信する情報配信システ
ムにおいて、より流通量が多く、活発に取引が行われる
情報配信システムを提供する。 【解決手段】 キオスク端末が、配信サーバから受信し
た音楽データにおける再生可能回数の一部あるいは全部
を上記配信サーバに返却することによって、キオスク端
末に対して、返却した再生可能回数に応じた料金が、該
配信サーバから返金される。
Description
提供されたコンテンツデータを含んだ配信データを通信
ネットワークを介して配信する情報配信システムに関す
るものである。
よび通信インフラの整備によって、様々なデータが様々
な通信回線を通じてやりとりされるようになっている。
例えば、現在世界的に急速に普及しているインターネッ
トにおいては、テキストベースのデータのみならず、音
楽データや画像データなども通信可能となっている。
ログラムデータ、ビデオデータなどを専用通信回線を通
じて、コンビニエンスストアなどに設けられたキオスク
型端末装置(以降、キオスク端末と略称する)に送信
し、一般の消費者がこのキオスク端末から各種記録媒体
にこれらのデータを記録するシステムも普及しつつあ
る。このようなシステムにおいては、一般の消費者はそ
のキオスク端末に対して料金を支払うことによって各種
データの記録が可能となる一方、ここで徴収された料金
の一部は、それらのデータを提供している著作権管理者
に対して支払われることになっている。
端末を用いて、次のようなデータ配信システムが提案さ
れている。該データ配信システムは、音楽データなどの
コンテンツデータを蓄える原盤サーバと、この原盤サー
バから通信回線を介してコンテンツデータをダウンロー
ドすることができるキオスク端末とを備えた構成とす
る。このデータ配信システムにおいて、原盤サーバとキ
オスク端末とは、それぞれ異なる管理会社によって管理
されており、コンテンツデータの送受信は、両者の契約
に基づいて行われる。
されるコンテンツデータには、販売可能回数情報が付加
されており、キオスク端末では、この販売可能回数を越
えて該コンテンツデータの販売を行うことはできないよ
うになっている。すなわち、キオスク端末が、原盤サー
バからコンテンツデータをダウンロードする際には、販
売可能回数に応じた料金の支払いが行われることにな
る。
キオスク端末において販売されている特定のコンテンツ
データの売れ行きが芳しくない場合、該コンテンツデー
タの販売可能回数が多く余ってしまう場合も考えられ
る。この場合には、該コンテンツデータに関する売上額
よりも、仕入れ額の方が大きく上まってしまうことにな
り、キオスク端末側にとっては好ましくない状態とな
る。したがって、このような状況を避けるために、キオ
スク端末側では、コンテンツデータを原盤サーバ側から
購入する際には、販売可能回数を少なめに設定したデー
タを購入するようになることが予想される。このような
状態は、原盤サーバ側にとっては、キオスク端末へのデ
ータの販売が不活発になることを意味するので、好まし
い状態とはいえない。
なされたもので、その目的は、情報源提供者から提供さ
れたコンテンツデータを通信ネットワークを介して配信
する情報配信システムにおいて、より流通量が多く、活
発に取引が行われる情報配信システム、情報配信装置、
情報受信装置、情報配信プログラムを記録した記録媒
体、および情報受信プログラムを記録した記録媒体を提
供することにある。
めに、請求項1記載の情報配信システムは、情報源提供
者から提供されたコンテンツデータを通信ネットワーク
を介して配信する情報配信システムであって、上記コン
テンツデータ、および、上記コンテンツデータの利用に
関する権利情報を含んだ配信データの配信を行う配信装
置と、上記配信データを上記配信装置から受信する受信
装置とを備え、上記受信装置が、上記配信データを上記
配信装置から受信した際に、該受信装置の管理者が、該
配信装置の管理者に対して、該配信データの権利情報に
応じた料金を支払うとともに、上記受信装置が上記配信
装置から受信した上記配信データにおける権利情報の一
部あるいは全部を上記配信装置に返却することによっ
て、上記受信装置の管理者が、返却した権利情報に応じ
た料金を、該配信装置の管理者から受け取ることを特徴
としている。
れたコンテンツデータおよび権利情報を含んだ配信デー
タが、配信装置によって通信ネットワーク上で配信さ
れ、受信装置がこの配信データを受信する構成となって
いる。そして、受信装置が配信データを受信する際に
は、該配信データの権利情報に応じた料金が、配信装置
の管理者に対して支払われる。また、受信装置側で受信
した配信データの権利情報の一部あるいは全部を上記配
信装置に返却することによって、受信装置の管理者が、
配信装置の管理者から料金を受け取ることが可能となっ
ている。
受信した権利情報を含む配信データのうち、不要となっ
た権利を配信装置側に対して返品することが可能とな
る。したがって、受信装置側にとっては、配信装置か
ら、将来的に不要となる可能性が高い権利までも含んだ
配信データを注文することによるリスクを少なくするこ
とができる。よって、配信装置における配信データの売
上の向上が見込まれ、データの配信システムにおける流
通量が増大することにより、より活発な市場にすること
ができる。
項1記載の構成において、上記受信装置が、上記配信デ
ータにおける権利情報の一部あるいは全部を上記配信装
置に返却する際に、上記配信装置からの許諾を受けるこ
とによって、上記配信データにおける権利情報を書き換
えることを特徴としている。
権利情報は、配信装置からの許諾を受けることによっ
て、受信装置側で書き換えることが可能となっている。
すなわち、受信装置において、権利の返品を行う際に
は、配信データを全て入れ換えるのではなく、権利情報
の書き換えの許諾を配信装置から受けるだけとなる。し
たがって、比較的データサイズが大きくなるコンテンツ
データを含む配信データを再度受信することなく、受信
装置内に保存されている配信データの権利情報を変更す
ることが可能となり、配信に要する時間の節約や、受信
装置内におけるデータの記憶容量の節約を実現すること
ができる。
項2記載の構成において、上記受信装置が、上記配信デ
ータにおける権利情報の変更内容が示された権利情報更
新用データを上記配信装置から受信し、これに基づい
て、上記配信データにおける権利情報を書き換えること
を特徴としている。
権利情報の変更内容が示された権利情報更新用データ
が、配信装置から受信装置に配信されるとともに、この
権利情報更新用データに基づいて、配信データの権利情
報が変更されることになる。よって、配信装置側で許可
された権利情報の変更内容が、受信装置側で的確に反映
された状態で、配信データの権利情報が変更されること
になる。したがって、配信装置側にとっても、安心して
権利情報の変更依頼を受けることができる。
権利情報更新用データは、権利情報の変更内容が示され
ている程度なので、コンテンツデータを含む配信データ
と比較して、そのデータサイズが非常に小さいものとな
る。よって、このような権利情報更新用データの配信
は、要する時間が短くてすみ、受信装置側、および配信
装置側の双方において、配信の負担を小さくすることが
できる。
項1,2,または3記載の構成において、上記権利情報
が、当該配信データの再生可能回数情報を含むことを特
徴としている。
信データの再生可能回数情報が、配信データに含まれて
いることになる。ここで、再生可能回数とは、消費者に
データを売却することなどを目的として、複製およびほ
ぼ同等のデータ形式のデータへの変換を行うことが可能
な回数に相当するものとする。これにより、配信装置か
ら一旦受信装置に配信データが配信されてしまうと、該
受信装置から無制限に該配信データが複製されてしまう
ことを防ぐことができる。これにより、例えば配信デー
タに含まれるコンテンツデータが著作権を有しているデ
ータである場合にも、的確に著作権を保護することが可
能となる。また、再生可能回数を、そのデータの数量と
して把握することができるので、データの発注および返
品に伴う料金設定を、この再生可能回数を基準にして設
定することが可能となる。よって、データの取引を、通
常の物の取引と同様の方法にて行うことが可能となる。
トワークに接続されているとともに、情報源提供者によ
って提供されたコンテンツデータ、および、上記コンテ
ンツデータの利用に関する権利情報を含んだ配信データ
を受信装置に向けて配信する情報配信装置であって、上
記受信装置から、当該情報配信装置から受信した上記配
信データにおける権利情報の一部あるいは全部を返却す
る依頼を受信するとともに、該受信装置に対して、上記
配信データにおける権利情報の書き換えを許可するデー
タ返品受付処理部と、上記配信データを上記受信装置に
向けて配信する際に、該配信データの権利情報に応じた
料金を該受信装置に対して課金する処理を行うととも
に、上記受信装置から返却された、上記配信データにお
ける権利情報に応じた料金を、該受信装置に対して返金
する処理を行う課金管理部とを備えていることを特徴と
している。
れたコンテンツデータおよび権利情報を含んだ配信デー
タが受信装置に向けて配信される構成となっている。そ
して、受信装置に対して配信データを配信する際には、
該配信データの権利情報に応じた料金を該受信装置に対
して課金するとともに、受信装置から配信データにおけ
る権利情報の返却が行われた際には、返却された権利情
報に応じた料金を該受信装置に対して返金する。
から受信した権利情報を含む配信データのうち、不要と
なった権利を情報配信装置側に対して返品することが可
能となる。したがって、受信装置側にとっては、情報配
信装置から、将来的に不要となる可能性が高い権利まで
も含んだ配信データを注文することによるリスクを少な
くすることができる。よって、情報配信装置における配
信データの売上の向上が見込まれ、データの配信システ
ムにおける流通量が増大することにより、より活発な市
場にすることができる。
う際には、配信データを全て入れ換えるのではなく、権
利情報の書き換えの許諾を情報配信装置から受けるだけ
となる。したがって、比較的データサイズが大きくなる
コンテンツデータを含む配信データを再度受信すること
なく、受信装置内に保存されている配信データの権利情
報を変更することが可能となり、配信に要する時間の節
約や、受信装置内におけるデータの記憶容量の節約を実
現することができる。
記載の構成において、上記データ返品受付処理部による
上記配信データにおける権利情報の書き換えの許可情報
に基づいて、上記受信装置に対して送信される権利情報
更新用データの作成を行う送信データ作成部をさらに備
えていることを特徴としている。
よって作成された、配信データにおける権利情報の変更
内容が示された権利情報更新用データが、情報配信装置
から受信装置に配信されるとともに、この権利情報更新
用データに基づいて、配信データの権利情報が変更され
ることになる。よって、情報配信装置側で許可された権
利情報の変更内容が、受信装置側で的確に反映された状
態で、配信データの権利情報が変更されることになる。
したがって、情報配信装置側にとっても、安心して権利
情報の変更依頼を受けることができる。
情報の変更内容が示されている程度なので、コンテンツ
データを含む配信データと比較して、そのデータサイズ
が非常に小さいものとなる。よって、このような権利情
報更新用データの配信は、要する時間が短くてすみ、受
信装置側、および情報配信装置側の双方において、配信
の負担を小さくすることができる。
または6記載の構成において、上記権利情報が、当該配
信データの再生可能回数情報を含んでいることを特徴と
している。
信データの再生可能回数情報が、配信データに含まれて
いることになる。ここで、再生可能回数とは、消費者に
データを売却することなどを目的として、複製およびほ
ぼ同等のデータ形式のデータへの変換を行うことが可能
な回数に相当するものとする。これにより、情報配信装
置から一旦受信装置に配信データが配信されてしまう
と、該受信装置から無制限に該配信データが複製されて
しまうことを防ぐことができる。これにより、例えば配
信データに含まれるコンテンツデータが著作権を有して
いるデータである場合にも、的確に著作権を保護するこ
とが可能となる。また、再生可能回数を、そのデータの
数量として把握することができるので、データの発注お
よび返品に伴う料金設定を、この再生可能回数を基準に
して設定することが可能となる。よって、データの取引
を、通常の物の取引と同様の方法にて行うことが可能と
なる。
5,6,または7に記載の構成において、上記受信装置
から配信データの権利情報の返却の要求と同時に、他の
配信データの権利情報の購入を行った場合に、上記課金
管理部が、返金の金額を上げることを特徴としている。
報の返品と同時に購入が行われた場合には、返金額が多
くなるように設定されるので、受信装置が返品と同時に
購入を行う割合が高くなることが見込まれる。よって、
情報配信装置側にとっては、新しいデータの販売が促進
されることになるので、売上の向上を図ることが可能と
なる。
トワークに接続されているとともに、情報源提供者によ
って提供されたコンテンツデータ、および、上記コンテ
ンツデータの利用に関する権利情報を含んだ配信データ
を配信装置から受信する情報受信装置であって、上記配
信装置から受信した上記配信データにおける権利情報の
一部あるいは全部を返却する返品依頼を示す返品処理デ
ータを上記配信装置に向けて送信するとともに、上記配
信装置から、返品に伴う配信データにおける権利情報の
書き換えが許可された際に、該当配信データの権利情報
を書き換える返品処理部を備えており、返品が行われた
際には、返品された権利情報に応じた金額が、上記配信
装置から返金されることを特徴としている。
れたコンテンツデータおよび権利情報を含んだ配信デー
タが配信装置から配信される構成となっている。そし
て、配信装置から受信した配信データにおける権利情報
の一部あるいは全部を返却する返品依頼を示す返品処理
データを配信装置に向けて送信し、上記配信装置から、
返品に伴う配信データにおける権利情報の書き換えが許
可された場合には、配信データの権利情報を書き換える
とともに、返品した分の権利情報に応じた金額が返金さ
れることになる。
から受信した権利情報を含む配信データのうち、不要と
なった権利を配信装置側に対して返品することが可能と
なる。したがって、情報受信装置側にとっては、配信装
置から、将来的に不要となる可能性が高い権利までも含
んだ配信データを注文することによるリスクを少なくす
ることができる。よって、配信装置における配信データ
の売上の向上が見込まれ、データの配信システムにおけ
る流通量が増大することにより、より活発な市場にする
ことができる。
を行う際には、配信データを全て入れ換えるのではな
く、権利情報の書き換えの許諾を配信装置から受けるだ
けとなる。したがって、比較的データサイズが大きくな
るコンテンツデータを含む配信データを再度受信するこ
となく、情報受信装置内に保存されている配信データの
権利情報を変更することが可能となり、配信に要する時
間の節約や、情報受信装置内におけるデータの記憶容量
の節約を実現することができる。
9記載の構成において、上記返品処理部が、上記配信装
置から送信された権利情報更新用データに基づいて、該
当配信データの権利情報を書き換えることを特徴として
いる。
権利情報の変更内容が示された権利情報更新用データ
が、配信装置から配信されるとともに、この権利情報更
新用データに基づいて、該当配信データの権利情報が変
更されることになる。よって、配信装置側で許可された
権利情報の変更内容が、情報受信装置側で的確に反映さ
れた状態で、配信データの権利情報が変更されることに
なる。したがって、配信装置側にとっても、安心して権
利情報の変更依頼を受けることができる。
情報の変更内容が示されている程度なので、コンテンツ
データを含む配信データと比較して、そのデータサイズ
が非常に小さいものとなる。よって、このような権利情
報更新用データの配信は、要する時間が短くてすみ、情
報受信装置側、および配信装置側の双方において、配信
の負担を小さくすることができる。
9または10記載の構成において、上記権利情報が、当
該配信データの再生可能回数情報を含むことを特徴とし
ている。
信データの再生可能回数情報が、配信データに含まれて
いることになる。ここで、再生可能回数とは、消費者に
データを売却することなどを目的として、複製およびほ
ぼ同等のデータ形式のデータへの変換を行うことが可能
な回数に相当するものとする。これにより、配信装置か
ら一旦情報受信装置に配信データが配信されてしまう
と、該情報受信装置から無制限に該配信データが複製さ
れてしまうことを防ぐことができる。これにより、例え
ば配信データに含まれるコンテンツデータが著作権を有
しているデータである場合にも、的確に著作権を保護す
ることが可能となる。また、再生可能回数を、そのデー
タの数量として把握することができるので、データの発
注および返品に伴う料金設定を、この再生可能回数を基
準にして設定することが可能となる。よって、データの
取引を、通常の物の取引と同様の方法にて行うことが可
能となる。
録した記録媒体は、請求項5ないし8のいずれかに記載
の情報配信装置が備える各構成をコンピュータに実現さ
せるための情報配信プログラムを記録した記録媒体であ
ることを特徴としている。
みだされた情報配信プログラムをコンピュータで動作さ
せることによって、上記情報配信装置を実現することが
できる。
録した記録媒体は、請求項9ないし11のいずれかに記
載の情報受信装置が備える構成をコンピュータに実現さ
せるための情報受信プログラムを記録した記録媒体であ
ることを特徴としている。
みだされた情報受信プログラムをコンピュータで動作さ
せることによって、上記情報受信装置を実現することが
できる。
1ないし図11に基づいて説明すれば、以下のとおりで
ある。
信システムの概略を示すブロック図である。同図に示す
ように、該情報配信システムは、配信サーバ(配信装
置、情報配信装置)1…、およびキオスク端末(受信装
置、情報受信装置)2…を備えた構成となっている。
に、音楽プロダクション3などとの契約によって、原盤
としての音楽データを格納するサーバコンピュータおよ
びこれを管理する配信サーバ管理業者を示している。こ
の配信サーバ1には、デジタル化された元音楽データ、
あるいはこの元音楽データに基づいて配信に適したデー
タ形式に変換された配信用音楽データが格納されてい
る。なお、本情報配信システムでは、図2に示すよう
に、配信サーバ1が複数設けられた構成となっていても
かまわない。
線によって接続された端末装置である。該キオスク端末
2は、配信サーバ管理業者との契約に基づいて、配信サ
ーバ1に格納されている配信用音楽データを通信回線を
通じてダウンロードすることが可能となっている。この
通信回線は、データ通信可能な回線であればどのような
ものでもよく、例えば専用回線であってもよいし、イン
ターネット回線であってもよい。また、キオスク端末2
は、配信サーバ1から配信された音楽データの返品処理
を、配信サーバ1に対して行うことが可能となってい
る。また、図2に示すように、各キオスク端末2は、複
数の配信サーバ1と接続されていてもよい。
て音楽データを販売することが可能となっている。販売
の形態としては、例えば、コンビニエンスストアやゲー
ムセンターなどの店舗に該キオスク端末2を設置し、消
費者がそのキオスク端末2に足を運んで、記録媒体に所
望とする音楽データを記録し、該記録媒体を購入する、
というシステムとなっている。
る。図3は、配信サーバ1の概略構成を示すブロック図
である。なお、図3に示す構成は、配信サーバ1をPC
ベースのサーバで構成した例を示している。同図に示す
ように、配信サーバ1は、データ記憶部4、中央処理部
5、認証チェック部6、キャンセル制御部7、データ返
品受付処理部8、データ発注受付処理部9、パスワード
発行部10、通信処理部11、表示部12、操作部1
3、送信データ作成部14、課金管理部15、およびユ
ーザー情報管理部16を備えた構成となっている。な
お、図3は、上記の各構成が全て同様に接続された図と
なっているが、実際には、各種バスやインターフェース
などを介してハードウェア的に接続されている部分や、
制御・処理プログラム上での連係によってソフトウェア
的に接続されている部分などが混在している。
装置などの記憶手段によって構成されるものであり、配
信対象となる配信用音楽データを記憶したり、配信に関
わる様々な管理データを記憶するものである。なお、こ
のハードディスク装置内、あるいは別のハードディスク
装置内には、配信サーバ1の動作に必要なOSや各種プ
ログラム、データなどが記憶されている。
ing Unit) などの演算処理装置によって構成されるもの
であり、配信サーバ1内の各種演算処理を行うものであ
る。なお、図示はしていないが、各種演算処理を行う上
で必要とされるRAM(Random Access Memory)なども設
けられている。
あるコンピュータとのインターフェースとなるものであ
り、配信サーバ1を構成するコンピュータの特定のCO
Mポートが割り当てられる。なお、ネットワークインタ
ーフェースとしては特に限定するものではない。
やLCD(Liquid Crystal Display)などの各種表示モニ
ターによって構成されるものである。また、操作部13
は、キーボードやマウスなどの入力装置によって構成さ
れるものである。これら表示部12や操作部13によっ
て、配信サーバ1の稼働状況をチェックしたり、処理動
作を変更するなどのメンテナンスが行われる。
部5、通信処理部11、表示部12、および操作部13
が、配信サーバ1におけるハードウェア的な構成を示す
ブロックである。そして、以下に示す認証チェック部
6、キャンセル制御部7、データ返品受付処理部8、デ
ータ発注受付処理部9、パスワード発行部10、送信デ
ータ作成部14、課金管理部15、およびユーザー情報
管理部16が、配信サーバ1におけるソフトウェア的な
構成を示すブロックとなる。
て、配信用音楽データの発注要求、および返品要求を送
出したキオスク端末2の認証チェックを行うブロックで
ある。キオスク端末2から配信サーバ1にアクセス要求
がなされた際には、この認証チェック部6によって、該
当キオスク端末2のIDならびにパスワードのチェック
が行われ、このチェックを通過した場合にのみ、配信用
音楽データの発注および返品が許可されることになる。
ら配信用音楽データの発注要求あるいは返品要求が一旦
なされた後にキャンセルが行われた場合に、該当データ
に関わる送受信を中止するとともに、課金または返金処
理をキャンセルする処理を行うブロックである。
処理、返品可能データチェック処理、返品再生回数登録
処理、該当データ書き換え処理、およびデータ無し再生
権利保存処理などを行うブロックである。返品情報抜粋
処理とは、キオスク端末2から送られてきた返品発注デ
ータより、返品情報の部分を抜粋する処理である。返品
可能データチェック処理とは、上記の返品情報に基づい
て、返品可能なデータに関する情報をチェックする処理
である。
づいて、返品要求されているデータの返品再生回数をチ
ェックする処理である。返品再生回数とは、該当データ
における再生可能回数のうち、返品が希望されている再
生可能回数を示している。なお、ここでいう再生とは、
消費者にデータが売却された状態に相当するものであ
る。すなわち、例えば端末機において、各種データが各
種記録媒体に記録され、該記録媒体が消費者の手に渡っ
た時点で再生(販売)が1回行われたとカウントするこ
とになる。
いる返品再生回数に応じて、該配信サーバ1内に蓄えら
れているデータのうち、返品が要求されているデータに
相当するデータの再生可能回数を変更する処理である。
データ無し再生権利保存処理は、返品が希望されている
データに相当するデータが、該配信サーバ1内に蓄えら
れていない場合に、返品された再生可能回数の権利のみ
を保存する処理である。
2からデータの発注要求を受けた際に、データ発注に関
する処理を行うブロックである。例えば、配信サーバ1
が、キオスク端末2からの配信要求に的確に応答するこ
とが可能であるか否かをチェックしたり、配信サーバ1
からキオスク端末2へ配信用音楽データの配信動作が行
われた際に、データが正常に送られたか否かをチェック
したりする処理が行われる。
タの配信契約を結んでいるキオスク端末2のそれぞれに
対してパスワードを発行するブロックである。このパス
ワードは、キオスク端末2側からの申込みによって変更
が可能となっているシステムとしてもよいし、配信サー
バー1側の意思によって変更が可能となっているシステ
ムとしてもよい。
タ処理および返品用返信データ処理などを行うブロック
である。発注用返信データ処理とは、キオスク端末2か
らデータの発注要求を受けた際に、データ発注受付処理
部9による処理に基づいて、発注要求に応じた発注用返
信データを作成し、該発注用返信データをキオスク端末
2に対して送信する処理に相当するものである。返品用
返信データ処理とは、キオスク端末2からデータの返品
要求を受けた際に、データ返品受付処理部8による処理
に基づいて、返品要求に応じた返品用返信データを作成
し、該返品用返信データをキオスク端末2に対して送信
する処理に相当するものである。なお、この返品用返信
データは、後述する再生可能回数更新用データに相当す
るものである。
データ返品販売価格登録処理、返品データ課金処理など
を行うブロックである。発注データ課金処理とは、キオ
スク端末2に対してデータの発注を行った際に、その発
注に相当する金額の課金を該当キオスク端末2に対して
行う処理である。データ返品販売価格登録処理とは、デ
ータの返品および販売が行われる際の価格を、各データ
に応じて設定・登録する処理である。この各データの返
品販売価格は、データの種類や売れ行き状況などに応じ
て設定されることになる。返品データ課金処理とは、キ
オスク端末2からのデータの返品処理を行った際に、そ
の返品に相当する金額の課金(返金)を該当キオスク端
末2に対して行う処理である。
ータの配信契約を結んでいる各キオスク端末2の各種情
報を管理するブロックである。この各種情報としては、
IDおよびパスワードの情報とともに、配信・返品状況
や配信・返品履歴、課金の支払い状況などが挙げられ
る。
する。図4は、キオスク端末2の概略構成を示すブロッ
ク図である。なお、図4に示す構成は、キオスク端末2
をPCベースのサーバコンピュータで構成した例を示し
ている。同図に示すように、キオスク端末2は、データ
記憶部17、中央処理部18、認証チェック部19、キ
ャンセル制御部20、音声出力装置21、音声ガイド制
御処理部22、再生処理部23、再生完了処理部24、
データ買取処理部25、データ入出力装置26、通信処
理部27、表示部28、操作部29、発注データ管理部
30、課金管理部31、再生データ保存処理部32、再
生権利返品判断処理部33、再生データチェック部3
4、広告処理部35、および発注返品処理部36を備え
た構成となっている。なお、図4は、上記の各構成が全
て同様に接続された図となっているが、実際には、各種
バスやインターフェースなどを介してハードウェア的に
接続されている部分や、制御・処理プログラム上での連
係によってソフトウェア的に接続されている部分などが
混在している。
ク装置などの記憶手段によって構成されるものであり、
配信サーバ1から受信した配信用音楽データを記憶した
り、キオスク端末2における様々な管理データを記憶す
るものである。なお、このハードディスク装置内、ある
いは別のハードディスク装置内には、キオスク端末2の
動作に必要なOSや各種プログラム、データなどが記憶
されている。
装置によって構成されるものであり、キオスク端末2内
で行われる各種演算処理を行うものである。なお、図示
はしていないが、各種演算処理を行う上で作業領域とし
て必要とされるRAMなども設けられている。
ーカーなどから構成されるものであり、様々な音声を出
力するためのブロックである。例えば、消費者が音楽デ
ータの購入や売却を行う際には、その音楽を試聴する際
の音声を出力したり、操作のガイドを行う音声を出力し
たり、BGMを出力したりすることになる。
ータの購入あるいは売却を行う際に、記録媒体6に対し
てデータの書き込みや読み込みを行う処理を行うブロッ
クである。記録媒体6の種類としては特に限定しない
が、例えばMD、CD−R、DVD、スマートメディア
(登録商標)、マルチメディアカード、コンパクトフラ
ッシュ(登録商標)、MO、フロッピー(登録商標)デ
ィスク、ZIPディスク、JAZ(登録商標)ディス
ク、PCカード、小型ハードディスクなどが挙げられ
る。
タ通信を行う上でのインターフェースとなるものであ
り、キオスク端末2を構成するコンピュータの特定のC
OMポートが割り当てられる。
表示モニターによって構成されるものである。また、操
作部29は、例えばジョイスティックなどのポインティ
ングデバイスや各種ボタンなどの入力装置によって構成
されるものである。消費者は、この表示部28における
表示を見て、操作部29によって入力動作を行うことに
よって、所望とするデータの購入や売却などを行うこと
になる。
理部18、音声出力装置21、データ入出力装置26、
通信処理部27、表示部28、および操作部29は、キ
オスク端末2におけるハードウェア的な構成を示すブロ
ックである。そして、以下に示す認証チェック部19、
キャンセル制御部20、音声ガイド制御処理部22、発
注返品処理部36、再生処理部23、再生完了処理部2
4、データ買取処理部25、発注データ管理部30、課
金管理部31、再生データ保存処理部32、再生権利返
品判断処理部33、再生データチェック部34、および
広告処理部35が、キオスク端末2におけるソフトウェ
ア的な構成を示すブロックとなる。
して、特定の音楽データの配信要求あるいは返品要求を
送出し、データ配信あるいは返品の認証を行うブロック
である。配信あるいは返品要求を行う際には、この認証
チェック部19から当該キオスク端末2のIDならびに
パスワードが送出され、配信サーバ1側でこれらの認証
チェックが行われ、このチェックを通過した場合に、配
信サーバ1からキオスク端末2へ要求された音楽データ
の配信処理、あるいは返品処理が行われることになる。
一旦データの再生要求がなされた後にキャンセルが行わ
れた場合に、該当データの再生を中止するとともに、課
金処理をキャンセルする処理を行うブロックである。な
お、ここでいう再生とは、消費者にデータが売却された
状態に相当するものである。すなわち、消費者によって
購買要求された音楽データが各種記録媒体に記録され、
該記録媒体が消費者の手に渡った時点で再生が1回行わ
れたとカウントすることになる。また、キャンセル制御
部20は、消費者によって音楽データの権利の売却要求
がなされた後にキャンセルが行われた場合に、該当デー
タの権利売却処理を中止するとともに、返金処理をキャ
ンセルする処理をも行う。
して、データの再生ならびに売却に関する様々な音声ガ
イドを制御するブロックである。
タ管理部30において発注が必要であると認識されたデ
ータのIDを読み出し、該データを新たに配信サーバ1
から配信する要求を行う処理と、後述する再生権利返品
判断処理部33において返品すべきであると認識された
データのIDを読み出し、該データに関する権利を配信
サーバ1に対して返品する要求を行う処理とを行うブロ
ックである。この際に、配信サーバ1が複数ある場合に
は、接続先の選定をも行われる。また、該発注返品処理
部36は、返品を行う際に、後述する返品発注処理デー
タを配信データに送信するとともに、後述する再生可能
回数更新用データを配信サーバ1から受信した際に、該
当データの再生可能回数情報を書き換える処理をも行
う。
に対して、暗号化されている配信用音楽データをデコー
ドするとともに、該当配信用音楽データが圧縮されてい
る場合には、同時に解凍(伸張)処理を行うブロックで
ある。これにより、再生要求されたデータが、各種デー
タ形式に変換可能なデータ形式に変換されることにな
る。
生処理を完了した際に、該当データの再生完了を示すデ
ータを、配信サーバ1あるいはデータ配信を管理してい
る管理サーバに送信するとともに、再生完了の履歴デー
タを保存する処理を行うブロックである。
な買取データ読込処理、買取可能データチェック処理、
買取再生回数登録処理、該当データ書き換え処理、およ
びデータ無し再生権利保存処理を行うブロックである。
買取データ読込処理は、消費者が権利の売却を行おうと
している音楽データが記録されている記録媒体から、該
音楽データを読み込む処理である。買取可能データチェ
ック処理は、読み込んだ音楽データの権利が、本キオス
ク端末2において買取可能であるか否かをチェックする
処理である。買取再生回数登録処理は、読み込んだ音楽
データにおける権利としての再生可能回数のうち、どれ
だけの回数を売却するかが消費者によって登録される処
理である。該当データ書き換え処理は、音楽データの権
利の売却が行われた際に、権利の変更に伴って該当音楽
データの書き換えを行う処理である。データ無し再生権
利保存処理は、買取が希望されているデータに相当する
データが、該キオスク端末2内に蓄えられていない場合
に、買い取った再生可能回数の権利のみを保存する処理
である。なお、このデータ買取処理部25における処理
の詳細については後述する。
内に蓄えられているデータを管理するとともに、全ての
データの再生回数情報をチェックし、該再生可能回数が
0または所定値以下となっていると認識されたデータ
を、発注要のデータとしてピックアップする処理を行う
ブロックである。
データ課金処理、通常データ再生課金処理、買取データ
返金処理、データ買取販売価格登録処理、返品データ課
金処理を行うブロックである。発注データ課金処理は、
発注返品処理部36によって配信サーバ1から音楽デー
タをダウンロードした際の課金を管理する処理である。
通常データ再生課金処理は、消費者による再生要求、す
なわちデータ購入要求がなされた際の課金を行う処理で
ある。課金の形態としては、現金支払い、クレジットカ
ード、デビットカード、プリペイドカードなどによる支
払いなどが挙げられる。買取データ返金処理は、消費者
によるデータの権利の売却要求がなされた際の返金を行
う処理である。よって、課金管理部31は、現金の収受
を行う装置、あるいは各種カードによる決済を行う装置
などを備えるとともに、これらの装置の制御を行うシス
テムを有していることになる。
買取価格および販売価格を、データの種類、および権利
の形態に応じて設定、登録する処理である。返品データ
課金処理は、発注返品処理部36によって配信サーバ1
に対して音楽データの権利の返品を行った際の返金を管
理する処理である。
楽データの購入を行う際に、該音楽データを何らかの記
録媒体に記録する処理を行うブロックである。また、記
録媒体に対して記録を行う際の形態としては、消費者が
自ら持参して記録を行う形態でもよいし、端末装置内で
予め記録媒体を用意しておき、販売する際に、データの
料金に記録媒体の料金を加えた額を請求する形態として
もよい。
登録処理、不要在庫算出処理、および条件比較処理を行
うブロックである。返品条件登録処理は、返品を行う際
の返金の割合などの各種条件が、データの種類に応じて
設定される返品条件を登録する処理である。不要在庫算
出処理とは、キオスク端末2内に蓄えられているデータ
のうち、在庫が過剰となっているデータを抽出する処理
である。条件比較処理は、不要在庫算出処理において抽
出された、在庫が過剰となっているデータに対して、上
記返品条件、売上状況、過剰在庫の割合などを考慮し
て、返品を行うべきデータを決定する処理である。
生要求を行った特定のデータが当該キオスク端末2内に
蓄えられている場合、その蓄えられている特定のデータ
の再生回数情報をチェックし、再生が可能であるか否か
をチェックするブロックである。ここで再生が不可能で
あると判断された場合には、再生要求が行われた特定の
データを、配信サーバ1に配信要求することになる。
ータ販売価格分類、表示コーナー分類などの処理を行う
ブロックである。返品付加在庫抜粋処理は、再生権利返
品判断処理部33において、返品を行うことができない
と判断されたデータや返品をしても儲けがでないと判断
されたデータを抜粋する処理である。データ販売価格分
類処理は、返品付加在庫抜粋処理において抜粋された返
品付加在庫としてのデータを、その種類に応じて特別販
売価格を設定する処理である。表示コーナー分類処理
は、キオスク端末2における表示画面上において、返品
付加在庫としてのデータを特別販売価格にて販売する表
示メニュー上での、データの分類を行う処理である。
送信される配信用音楽データについて以下に説明する。
図5は、配信用音楽データの概略構成を示す説明図であ
る。同図に示すように、配信用音楽データは、ヘッダ部
およびデータ部からなる構成となっている。
D、および認証コードが記録されている。再生回数情報
は、当該配信用音楽データが、何回までの再生が可能で
あるかを示す情報である。再生とは、上記したように、
消費者にデータが売却された状態に相当するものである
ので、この再生回数情報は、当該配信用音楽データが、
何回分の売却が可能であるかを示していることになる。
すなわち、この再生回数情報によって再生回数を制限す
ることによって、1回配信用音楽データを受け取ったら
無制限に何回でも売却が可能となってしまうという状態
を防止することが可能となる。
有のIDを示すものであり、当該配信用音楽データに含
まれるデータの内容を示しているとともに、同じ内容の
データであっても、最初に配信サーバ1から配信された
タイミングや配信経路に応じて異なるIDとなるもので
ある。また、認証コードは、本情報配信システムにおい
て用いられているデータであることを示すコードであ
る。
音楽情報データによって構成されている。このコンテン
ツデータは、容易に内容が解析できないように、暗号化
された状態でコード化されたデータとなっていてもよ
い。また、一般に音楽情報データそのものはサイズの大
きいデータである場合が多いので、圧縮された状態でコ
ード化されていてもよい。
売)要求がなされた際のキオスク端末2における処理の
流れについて、図6に示すフローチャートを参照しなが
ら説明する。まず、S1において、キオスク端末2に対
して、消費者から特定のデータの再生要求がなされたか
否かが判断され、再生要求がなされたと判断された場合
(S1においてYES)に、S2以降のステップが実行
され、再生要求がなされていない場合(S1においてN
O)には、S1の処理が繰り返される。すなわち、この
ステップは、再生要求の待機状態を示していることにな
る。
楽データが、再生可能な状態でキオスク端末2内に蓄え
られているか否かが判断される(S2)。ここで、音楽
データが再生可能な状態であるというのは、音楽データ
のヘッダ部に記録されている再生回数情報が、再生要求
された数以上となっていることを示している。このS2
においてNO、すなわち、再生可能な音楽データがキオ
スク端末2内にないと判断された場合、以降のS3から
の処理が行われ、S2においてYES、すなわち、再生
可能な音楽データがキオスク端末2内にあると判断され
た場合、後述するS7からの処理が行われる。
再生要求されたデータに対応する配信用音楽データを、
配信サーバ1からダウンロードしてくることになる。そ
こで、S3において、発注処理部36によって配信要求
先の配信サーバ1が選択される。ここで、配信サーバ1
の選択方法としては、例えば、過去の配信履歴などに基
づいて、再生要求されたデータに対応する配信用音楽デ
ータを所有している可能性が高いと思われる配信サーバ
1から選択していく方法や、データ配信の際の転送速度
の速い配信サーバ1から選択していく方法などが挙げら
れる。なお、このように配信サーバ1を選択することが
できるのは、キオスク端末2が複数の配信サーバ1と配
信契約を結んでいる場合であり、1つの配信サーバ1と
の間でのみ配信が行われる場合には、このステップは省
略される。
バ1に対して、該当配信用音楽データの配信要求を送出
する(S4)。この際に、キオスク端末2のIDおよび
パスワードを送出することによって認証が行われる。
らキオスク端末2に向けて該当配信用音楽データの送信
が行われる(S5)。これにより、キオスク端末2内
に、再生要求されたデータに対応する音楽データが蓄え
られる。
生動作を行う前に、該音楽データにキオスク端末2のI
Dを付与する(S6)。また、同様に、上記のS2にお
いてYES、すなわち、再生可能な音楽データがキオス
ク端末2内にあると判断された場合、該当音楽データに
キオスク端末2のIDを付与する(S7)。これらのス
テップによって、音楽データに、再生処理を行ったキオ
スク端末の情報が記録されることになる。
れた音楽データに対して、S8において確認のために該
当音楽データが再生可能であるかがチェックされる。こ
のチェックは、例えば、音楽データのヘッダ部に記録さ
れている再生環境条件に、当該キオスク端末2が適合し
ているか、などについてチェックを行うものであるが、
基本的には、正常に配信処理が行われているのであれ
ば、このチェックは通過することになる。ここで再生不
能であると判断された場合(S8においてNO)には、
エラーメッセージが表示部18上に表示され(S9)、
再生処理が中止される。
る(S8においてYES)と、再生データ保存処理部2
4によって、該当音楽データが、指定された記録媒体に
記録され、再生処理が行われる(S10)。ここで、音
楽データが記録される記録媒体としては、キオスク端末
2が用意している記録媒体でもよいし、消費者が自分で
持参してきた記録媒体であってもよい。また、再生処理
が完了すると、再生完了処理部14によって、該当音楽
データの再生完了を示すデータが、配信サーバ1あるい
はデータ配信を管理している管理サーバに送信されると
ともに、再生完了の履歴データがキオスク端末2内に保
存される。このS10までのステップを行うことによっ
て再生(販売)処理が完了し、S1に戻って再生要求の
待機状態に戻る。
って、記録媒体上に記録される音楽データの構成につい
て以下に説明する。図7は、上記音楽データの概略構成
を示す説明図である。同図に示すように、該音楽データ
は、ヘッダ部およびデータ部からなる構成となってい
る。なお、MDなどの独自の記録フォーマットを有する
記録媒体に対して記録される音楽データのデータ形式
は、該記録媒体に対応したデータ形式となるので、図7
に示す音楽データの構成は、その他の記録媒体に記録さ
れる音楽データの構成となる。
タID、認証コード、再生可能環境情報、およびキオス
ク端末IDが記録されている。コピー可能回数情報は、
当該音楽データを、ID認証可能記録媒体あるいは汎用
記録媒体にコピーすることが、何回まで許可されるかを
示す情報である。すなわち、このコピー可能回数情報
は、コピー回数を制限することによって、1回音楽デー
タを受け取ったら無制限に何回でもコピーが可能となっ
てしまうという状態を防止するために付加されている。
また、このコピー可能回数情報は、1回のコピー処理が
行われる毎に1回分ずつ減数するように書き換えられ、
0になると、コピー処理を禁止する禁止情報として機能
する。
Dを示すものであり、当該音楽データに含まれるデータ
の内容を示しているものである。また、このデータID
は、同じ内容のデータであっても、配信サーバ1から配
信されたタイミング(時期)に応じて異なるIDとなっ
ていてもよい。また、認証コードは、特定の配信サーバ
1から配信されたデータであることを示すコードであ
る。
生(音楽再生)する環境を定義する情報である。この再
生可能環境情報は、例えば、データが記録される記録媒
体にID認証機能が設けられている場合には、該記録媒
体のIDが設定され、ID認証機能がない記録媒体に記
録された場合には、該データを音楽再生する装置として
設定される装置に固有の情報が書き込まれることにな
る。音楽再生時には、この再生可能環境情報と再生しよ
うとしている環境とが比較され、一致している場合にの
み再生が許可されるものとする。また、キオスク端末I
Dは、当該音楽データがどのキオスク端末2で売却(再
生)されたものであるかを示す情報である。
るコンテンツデータ、すなわち本実施形態においてはデ
ジタル音楽データによって構成されている。このデジタ
ル音楽データは、容易に内容が解析できないように、暗
号化された状態でコード化されたデータとなっていても
よい。また、一般にこのようなデジタル音楽データは、
データサイズが大きいことが多いので、必要に応じて圧
縮された状態でコード化されていてもよい。
タの権利の買取が行われる際の処理の流れを、図8に示
すフローチャートを参照しながら説明する。まず、S1
1において、ユーザは、キオスク端末2の表示画面を参
照しながら、音楽データの権利の売却を選択する。音楽
データの権利の売却が選択されると、キオスク端末2の
表示画面上には、売却する権利の種類の選択肢が表示さ
れる。ここで、権利の種類としては、コピー可能回数の
売却、音楽データそのものの売却などが挙げられる。こ
れらの選択肢の中から、ユーザは、売却を行う権利の選
択を行う(S12)。売却する権利の選択が行われる
と、選択された権利に対応する基本買取価格がキオスク
端末2の表示画面上に表示され、ユーザによってこの基
本買取価格が確認される(S13)。
データが記録されている記録媒体を、キオスク端末2に
おける記録媒体挿入口にセットする(S14)。キオス
ク端末2は、セットされた記録媒体を読み取ることによ
って、該記録媒体に記録されているデータの情報を取り
込む(S15)。
よって、セットされた記録媒体に記録されているデータ
のうち、該キオスク端末2において買取可能なデータを
チェックし(S16)、チェックされた買取可能なデー
タを表示画面上に表示させる(S17)。ここで、キオ
スク端末2において買取可能なデータとは、該キオスク
端末2におけるデータの売買が許可されているデータの
ことであり、例えば、該キオスク端末2および同じ系列
のキオスク端末において販売されたデータ、および、同
じ配信サーバ1から配信されたデータなどが挙げられ
る。買取可能なデータであるか否かのチェックは、デー
タのヘッダを参照することによって行われる。
れたデータにおいて、該当データにおける売却可能な権
利、具体的には、該当データにおける残りコピー可能回
数情報が読み取られ、表示画面上に表示される。ここ
で、コピー可能回数が0であるデータの場合、該データ
を記録媒体から消去することによって、1回分のコピー
可能回数の売却を行うことが可能となっている。よっ
て、このようなデータに対しては、コピー可能回数を0
として表示することによって、該データが、消去を伴う
売却を行うことができるデータであることを示す。
れたデータの中から、ユーザが、権利の売却を希望する
データを選択する(S18)。そして、この選択された
データが、本当にユーザが権利の売却を希望しているデ
ータかどうかを確認するために、該データの簡易再生が
行われ、該データの試聴が行われる(S19)。これ
は、キオスク端末2の表示画面には、該データのファイ
ル名などが表示されるのみとなる場合も考えられ、この
ようなファイル名だけでは売却を希望するデータである
のか否かの判断をユーザが誤る可能性があるからであ
る。ユーザが権利の売却を希望するデータが複数ある場
合には、S18およびS19の処理が繰り返し行われる
ことになる。
と、選択されたデータの一覧がキオスク端末2の表示画
面に表示されるとともに、各データにおける買取可能権
利の詳細が表示される(S20)。これらの情報を参照
しながら、ユーザは、各データに対して、売却を希望す
る権利、例えば売却を希望するコピー可能回数などを設
定する(S21)。そして、この設定が終了した時点
で、各データにおける買取価格の小計、およびこれらの
合計が表示画面上に表示され、ユーザによって確認され
る(S22)。
設定が終了した後に、他のデータの購入を希望するか否
かがユーザに問い合わされる(S23)。これは、デー
タの権利の売却を行う際に、同時に他のデータの購入を
行う場合には、買取価格を高めに設定するサービスを行
う場合に有効である。すなわち、このS23の処理は、
データの権利の売却に関わる実際の精算が行われる前に
行われることが好ましい。
買取価格の合計が表示された後に、S23における他の
データの購入の問い合わせを行っているが、これらの処
理の順番を逆にしてもよい。この場合には、他のデータ
の購入を行う場合に、データの買取価格と購入価格との
収支を表示させることができる。また、この際に、他の
データの購入を行う場合の買取価格を高めに設定するサ
ービスを行った状態を反映させた収支を表示させること
ができる。
された場合には、S24において、データ販売処理が行
われる。ここでのデータ販売処理では、上記において、
図6を参照しながら説明したデータ販売(再生)処理と
同様の処理が行われるので、ここでは、その詳細な説明
を省略する。
されなかった場合、および、S24におけるデータ販売
処理が行われた後に、S22において設定された、各デ
ータにおける売却希望権利に基づいて、各データの権利
情報の書き換え処理が行われる(S25)。すなわち、
売却を希望しているデータのコピー可能回数情報を減ず
る処理などが行われる。
買取合計、および、他のデータの購入が行われた場合に
は、その購入合計に基づいて、入出金処理が行われ(S
26)、正常に入出金処理が完了すると、データの書き
換えが行われた記録媒体が取り出され(S27)、処理
が終了する。
ったデータの権利は、該キオスク端末2内に蓄えられて
いる同じデータの権利に加えられることになる。例え
ば、コピー可能回数を買い取った場合には、該キオスク
端末2内に蓄えられている同じデータのコピー可能回数
を、買い取った分だけ増加させる処理を行う。
るデータが、キオスク端末2内に蓄えられていない場合
には、買い取った権利の情報のみをキオスク端末2内に
保存しておき、将来、該当データの購買要求が出され、
配信サーバ1から該当データがダウンロードされた際
に、該当データの権利の情報の書き換えが行われる。も
ちろん、権利を買い取ったデータに相当するデータが、
キオスク端末2内に蓄えられていない場合に、その場で
該当データを配信サーバ1からダウンロードしてきても
かまわない。
音楽データの権利の返品を行う際の処理について、図1
に示すフローチャートに基づいて説明する。まず、S3
1において、キオスク端末2における再生権利返品判断
処理部33によって、キオスク端末2内に蓄えられてい
るデータの中から、過剰に在庫があると判断される不要
在庫としてのデータの抜粋が行われる。なお、ここで不
要在庫として検出されるのは、各データの再生可能回数
情報であり、この再生可能回数が、返品対象の権利に相
当することになる。
としての返品処理データに関する返品条件がチェックさ
れる(S32)。この返品条件とは、各データについて
設定されている返品処理に関する条件のことである。な
お、この返品条件の詳細については後述する。
に対して、返品条件、売上状況、過剰在庫の割合などを
考慮することによって、返品を行うべきデータを決定す
るための再生権利返品判断処理が行われる(S33)。
この再生権利返品判断処理によって、返品を行うデータ
が決定される。なお、この再生権利返品判断処理の詳細
については後述する。そして、S33において返品を行
うものとして決定された各データに関する情報を全てま
とめて、返品権利情報としてのデータを作成し、これを
保存する(S34)。この返品権利情報データは、返品
を行う各データにおける返品再生回数、認証コード、返
品条件などが記録されたデータとなっている。
データの中で、在庫が規定値を下回っているデータなど
を、発注必要データとして抜粋する処理が行われる(S
35)。そして、この抜粋された発注必要データの中か
ら、返品を行う配信サーバ1に対して発注を行うべきデ
ータを抜粋し(S36)、発注情報データが作成され
る。ここで、返品を行うデータの返品先の配信サーバ1
が複数ある場合には、各配信サーバごとに、発注を行う
べきデータを抜粋することになる。これは、例えば、キ
オスク端末2が複数の配信サーバ1…と契約していると
ともに、各配信サーバ1が、それぞれ異なる管理会社に
よって運営されている場合などが考えられるからであ
る。発注情報データは、発注を行う各データにおける発
注再生回数、認証コードなどが記録されたデータとなっ
ている。
している各配信サーバごとに、返品データの情報および
発注データの情報が記録された返品発注処理データが作
成される。この返品発注処理データは、後述するよう
に、該当配信サーバ1に対して送信されるものである。
図9は、返品発注処理データの構成を示す説明図であ
る。同図に示すように、返品発注処理データは、ヘッダ
部、データ部1、データ部2とからなる構成となってい
る。
録されている。配信サーバ1側では、このヘッダ部を読
み取ることによって、該データが返品発注処理データで
あることを把握することができる。
報が記録されており、S36における発注情報データに
基づいて作成される。具体的には、データ発注認証コー
ド、発注合計、および、発注データごとの発注小計、発
注データID、発注再生回数が記録されている。データ
発注認証コードは、データの発注に関する認証コードで
あり、このデータ部1がデータの発注に関するデータで
あることを表すものである。発注合計は、データ部1に
記録されているデータの発注に関する合計金額が記録さ
れるものである。
する小計金額が記録されるものである。発注データID
は、発注データのIDが記録されているものであり、こ
れによって、どのデータの発注が要求されているかが表
される。発注再生回数は、発注データにおける再生可能
回数を何回に設定するかを表しているものである。
報が記録されており、S34における返品権利情報デー
タに基づいて作成される。具体的には、データ返品認証
コード、返品合計、および、返品データごとの返品小
計、返品データID、返品再生回数が記録されている。
データ返品認証コードは、データの返品に関する認証コ
ードであり、このデータ部2がデータの返品に関するデ
ータであることを表すものである。返品合計は、データ
部2に記録されているデータの返品に関する合計金額が
記録されるものである。
する小計金額が記録されるものである。返品データID
は、返品データのIDが記録されているものであり、こ
れによって、どのデータの返品が要求されているかが表
される。返品再生回数は、返品データにおける再生可能
回数を何回分返品するかを表しているものである。この
返品再生回数に加えて、該当データにおける返品条件が
記録されていてもよい。
れると、該返品発注処理データが、キオスク端末2か
ら、該当する配信サーバ1に対して送信される(S3
8)。なお、複数の配信サーバ1…に対しての返品発注
処理データが複数作成された場合には、それぞれ該当す
る配信サーバ1に対して返品発注処理データが送信され
る。
データを送信するために、キオスク端末2からアクセス
要求がなされると、該キオスク端末2に対して、端末I
Dおよびパスワードの要求をすることによって認証チェ
ックが行われる(S39)。この認証チェックが正常に
行われると、キオスク端末2から返品発注処理データを
受信する(S40)。その後、この返品発注処理データ
における、データ部1での発注合計、およびデータ部2
での返品合計に基づいて、該当キオスク端末2に対する
課金処理が行われる(S41)。
基づいて、再生可能回数更新用データが作成される。こ
の再生可能回数更新用データは、後述するように、該当
キオスク端末2に対して送信されるものである。図10
は、再生可能回数更新用データの構成を示す説明図であ
る。同図に示すように、再生可能回数更新用データは、
ヘッダ部、データ部1、データ部2とからなる構成とな
っている。
が記録されている。キオスク端末2側では、このヘッダ
部を読み取ることによって、該データが再生可能回数更
新用データであることを把握することができる。
追加に関する書き換え情報が記録されている。具体的に
は、データ再生回数追加用認証コード、再生回数追加合
計、および、データごとの再生回数追加小計、データI
D、追加再生回数が記録されている。データ再生回数追
加更新用認証コードは、データの再生可能回数の追加に
関する認証コードであり、このデータ部1がデータの再
生可能回数の追加に関するデータであることを表すもの
である。再生回数追加合計は、データ部1に記録されて
いるデータの再生可能回数の追加に関する合計金額が記
録されるものである。
可能回数の追加に関する小計金額が記録されるものであ
る。データIDは、再生可能回数が追加されるデータの
IDが記録されているものであり、これによって、どの
データの再生可能回数の追加が許可されているかが表さ
れる。追加再生回数は、データにおける再生可能回数を
何回分追加することが許可されているかを表しているも
のである。
可能回数の削減に関する情報が記録されている。具体的
には、データ再生回数削減用認証コード、返品許可合
計、および、データごとの返品許可小計、データID、
削減再生回数が記録されている。データ再生回数削減用
認証コードは、データの再生可能回数の削減に関する認
証コードであり、このデータ部2がデータの再生可能回
数の削減に関するデータであることを表すものである。
返品許可合計は、データ部2に記録されているデータの
再生可能回数の削減に関する合計金額が記録されるもの
である。
回数の削減に関する小計金額が記録されるものである。
データIDは、再生可能回数が削減されるデータのID
が記録されているものであり、これによって、どのデー
タの再生可能回数の削減が許可されているかが表され
る。削減再生回数は、データにおける再生可能回数を何
回分削減するかを表しているものである。
配信サーバ1において作成されると、該再生可能回数更
新用データが、該当するキオスク端末2に向けて送信さ
れる(S42)。そして、キオスク端末2側では、再生
可能回数更新用データを受信すると(S43)、該当す
るデータの再生可能回数の書き換え処理が行われる(S
44)。また、再生可能回数更新用データの送受信が正
常に完了した際に、これを示す完了情報の送受信が配信
サーバ1とキオスク端末2との間で行われる(S4
5)。以上のような処理によって、キオスク端末2から
配信サーバ1へ音楽データの権利の返品を行う際の処理
が終了する。
端末2側で、配信サーバ1から受信したデータのうち、
不要となった再生可能回数を配信サーバ1側に対して返
品することが可能となる。したがって、キオスク端末2
側にとっては、配信サーバ1から、将来的に不要となる
可能性が高い再生可能回数に設定されたデータを注文す
ることによるリスクを少なくすることができる。よっ
て、配信サーバ1におけるデータの売上の向上が見込ま
れ、データの配信システムにおける流通量が増大するこ
とにより、より活発な市場にすることができる。
る。返品条件とは、返品を行う際の返金の割合などの各
種条件が、データの種類に応じて設定されたものであ
る。以下に、返品条件の具体例について例1〜例3を示
して説明する。
て返金率が変化する返品条件を示す。まず、返品可能な
条件として、発売後6か月以内であることが要求され
る。そして、発売後2か月以内のデータであれば、返金
率、すなわち、売値に対する返品時の返金の割合を10
0%とし、発売後2〜4カ月のデータであれば、返金率
が70%、発売後4〜6カ月のデータであれば、返金率
が50%となるように、返品条件が設定される。このよ
うな返品条件によれば、発売後まもないデータ、すなわ
ち、売上が衰えていないデータであれば、高い返金率で
返品することができ、発売からしばらくたったデータ
は、返金率が下がることになるので、返品される側、す
なわち配信サーバ1側にとっては、返品されてもまだ売
れる可能性の高いデータをより多く回収することができ
るようになる。したがって、返品による配信サーバ1側
の不利益を少なくすることができる。
入の量に応じて返金率が変化する返品条件を示す。ま
ず、返品可能な条件としては、返品を行うと同時に、他
のデータの購入を行うことが要求される。そして、購入
数が返品数の2〜4倍であれば返金率を30%、購入数
が返品数の4〜8倍であれば返金率を40%、購入数が
返品数の8倍以上であれば返金率を50%となるよう
に、返品条件が設定される。このような返品条件によれ
ば、返品が行われる際には、他のデータの購入が多く行
われることになるので、返品される側、すなわち配信サ
ーバ1側にとっては、データの売上を延ばすことができ
るようになる。したがって、このような返品条件によっ
ても、返品による配信サーバ1側の不利益を少なくする
ことができる。
可する返金条件を示す。基本的には、返品が認められて
いないデータであっても、キャンペーン期間中におい
て、他のデータの購入が合計1000/月以上であれ
ば、再生回数50回分まで、返金率50%で返品が行え
るように、返品条件が設定される。このような返品条件
によれば、キャンペーン期間と称して返品を許可するサ
ービスを行うことによって、データの購入を促進させる
ことができる。したがって、このような返品条件によっ
ても、返品による配信サーバ1側の不利益を少なくする
ことができる。
3における再生権利返品判断処理について説明する。上
記で説明したように、返品が可能なデータは、配信サー
バ1側にとって再販の見込みの高いものであるか、また
は下取り的な位置づけとなっている。したがって、キオ
スク端末2において、在庫が過剰となっているデータ全
てを返品することは、基本的にはできないことになる。
また、返品ができたとしても、キオスク端末2側にとっ
て不利益となる場合も考えられる。したがって、以下に
示すような再生権利返品判断処理によって、返品を行う
べきであるデータを抽出する処理が必要とされる。な
お、再生権利返品判断処理の方法としては様々な方法が
考えられるが、以下ではその一例を示す。
関する現在の売上状況、返品時の損益金額、過剰在庫の
割合などが考慮されることになる。まず、売上状況に関
するパラメータとして、週1回以上売上がある場合には
A1、月1回以上売上がある場合にはA2、3か月に1
回以上売上がある場合にはA3、それ以下をA4とす
る。また、返品時の損益金額に関するパラメータとし
て、返品時利益ありをB1、利益なしをB2、損失あり
をB3とする。また、過剰在庫の割合のパラメータとし
て、過剰在庫が、発注基準在庫(発注をかけるべきであ
ると判断される際の基準在庫量)の1.2〜1.5倍の
場合をC1、発注基準在庫の1.5〜2倍の場合をC
2、発注基準在庫の2〜4倍の場合をC3、発注基準在
庫の4倍以上をC4とする。
て、上記の各パラメータを当てはめて、次のような組み
合わせとなるデータであれば、該データを返品処理を行
うべきデータとして決定することになる。まず、B1に
含まれるデータの場合には、(A3またはA4)かつ
(C3またはC4)である場合に返品処理を行う。B2
に含まれるデータの場合には、(A4)かつ(C3また
はC4)である場合に返品処理を行う。B3に含まれる
データの場合には、(A4)かつ(C4)である場合に
返品処理を行う。以上の条件に当てはまらない場合に
は、たとえ不要な在庫であっても、返品処理を行わない
ことになる。
庫となるデータについては、特別価格提供品として、キ
オスク端末2の表示画面上に広告を設けて格安で販売し
てもよい。図11(a)は、キオスク端末2の表示画面
上に、「邦楽のページ」のメニュー画面を表示させた際
の表示例を示す説明図である。同図に示すように、該メ
ニュー画面には、ジャンルで分類されたリンクメニュ
ー、プロモーションビデオの映像などが表示されるとと
もに、「邦楽お買い得コーナー」と称したリンクメニュ
ーが表示されている。このリンクメニューを選択する
と、図11(b)に示すような、「邦楽お買い得コーナ
ーのページ」が表示される。
は、返品処理を行わない不要な在庫となるデータが、そ
れぞれ各ジャンルに分類されて格安で販売される。この
ように、図11(a)に示すようなメニュー画面上に、
格安販売コーナーへのリンクを設けて消費者の注意を喚
起することによって、返品処理を行わない在庫のデータ
の売上を促進することができる。
売買について説明したが、これに限定されるものではな
く、例えば画像情報を含む画像データ、映像情報を含む
映像データ、印刷物情報を含む印刷物データなどの売買
を行うことも可能である。このようなデータにおいて、
売買されるデータの権利としては、例えば表示のみを行
う権利、音声のみの再生を行う権利、データコピーを行
う権利、プリント出力を行う権利などが挙げられる。
報配信システムは、情報源提供者から提供されたコンテ
ンツデータを通信ネットワークを介して配信する情報配
信システムであって、上記コンテンツデータ、および、
上記コンテンツデータの利用に関する権利情報を含んだ
配信データの配信を行う配信装置と、上記配信データを
上記配信装置から受信する受信装置とを備え、上記受信
装置が、上記配信データを上記配信装置から受信した際
に、該受信装置の管理者が、該配信装置の管理者に対し
て、該配信データの権利情報に応じた料金を支払うとと
もに、上記受信装置が上記配信装置から受信した上記配
信データにおける権利情報の一部あるいは全部を上記配
信装置に返却することによって、上記受信装置の管理者
が、返却した権利情報に応じた料金を、該配信装置の管
理者から受け取る構成である。
受信した権利情報を含む配信データのうち、不要となっ
た権利を配信装置側に対して返品することが可能となる
ので、受信装置側にとっては、配信装置から、将来的に
不要となる可能性が高い権利までも含んだ配信データを
注文することによるリスクを少なくすることができる。
よって、配信装置における配信データの売上の向上が見
込まれ、データの配信システムにおける流通量が増大す
ることにより、より活発な市場にすることができるとい
う効果を奏する。
は、上記受信装置が、上記配信データにおける権利情報
の一部あるいは全部を上記配信装置に返却する際に、上
記配信装置からの許諾を受けることによって、上記配信
データにおける権利情報を書き換える構成である。
加えて、受信装置において、権利の返品を行う際には、
配信データを全て入れ換えるのではなく、権利情報の書
き換えの許諾を配信装置から受けるだけとなるので、配
信に要する時間の節約や、受信装置内におけるデータの
記憶容量の節約を実現することができるという効果を奏
する。
は、上記受信装置が、上記配信データにおける権利情報
の変更内容が示された権利情報更新用データを上記配信
装置から受信し、これに基づいて、上記配信データにお
ける権利情報を書き換える構成である。
加えて、配信装置側で許可された権利情報の変更内容
が、受信装置側で的確に反映された状態で、配信データ
の権利情報が変更されることになり、配信装置側にとっ
ても、安心して権利情報の変更依頼を受けることができ
るという効果を奏する。
する時間が短くてすみ、受信装置側、および配信装置側
の双方において、配信の負担を小さくすることができる
という効果を奏する。
は、上記権利情報が、当該配信データの再生可能回数情
報を含む構成である。
成による効果に加えて、配信装置から一旦受信装置に配
信データが配信されてしまうと、該受信装置から無制限
に該配信データが複製されてしまうことを防ぐことがで
きるので、的確に著作権を保護することが可能となると
いう効果を奏する。また、再生可能回数を、そのデータ
の数量として把握することができるので、データの取引
を、通常の物の取引と同様の方法にて行うことが可能と
なるという効果を奏する。
信ネットワークに接続されているとともに、情報源提供
者によって提供されたコンテンツデータ、および、上記
コンテンツデータの利用に関する権利情報を含んだ配信
データを受信装置に向けて配信する情報配信装置であっ
て、上記受信装置から、当該情報配信装置から受信した
上記配信データにおける権利情報の一部あるいは全部を
返却する依頼を受信するとともに、該受信装置に対し
て、上記配信データにおける権利情報の書き換えを許可
するデータ返品受付処理部と、上記配信データを上記受
信装置に向けて配信する際に、該配信データの権利情報
に応じた料金を該受信装置に対して課金する処理を行う
とともに、上記受信装置から返却された、上記配信デー
タにおける権利情報に応じた料金を、該受信装置に対し
て返金する処理を行う課金管理部とを備えている構成で
ある。
から受信した権利情報を含む配信データのうち、不要と
なった権利を情報配信装置側に対して返品することが可
能となるので、受信装置側にとっては、情報配信装置か
ら、将来的に不要となる可能性が高い権利までも含んだ
配信データを注文することによるリスクを少なくするこ
とができる。よって、情報配信装置における配信データ
の売上の向上が見込まれ、データの配信システムにおけ
る流通量が増大することにより、より活発な市場にする
ことができるという効果を奏する。
う際には、配信データを全て入れ換えるのではなく、権
利情報の書き換えの許諾を情報配信装置から受けるだけ
となるので、配信に要する時間の節約や、受信装置内に
おけるデータの記憶容量の節約を実現することができる
という効果を奏する。
記データ返品受付処理部による上記配信データにおける
権利情報の書き換えの許可情報に基づいて、上記受信装
置に対して送信される権利情報更新用データの作成を行
う送信データ作成部をさらに備えている構成である。
加えて、情報配信装置側で許可された権利情報の変更内
容が、受信装置側で的確に反映された状態で、配信デー
タの権利情報が変更されることになるので、情報配信装
置側にとっても、安心して権利情報の変更依頼を受ける
ことができるという効果を奏する。
する時間が短くてすみ、受信装置側、および情報配信装
置側の双方において、配信の負担を小さくすることがで
きるという効果を奏する。
記権利情報が、当該配信データの再生可能回数情報を含
んでいる構成である。
る効果に加えて、情報配信装置から一旦受信装置に配信
データが配信されてしまうと、該受信装置から無制限に
該配信データが複製されてしまうことを防ぐことができ
るので、的確に著作権を保護することが可能となるとい
う効果を奏する。また、再生可能回数を、そのデータの
数量として把握することができるので、データの取引
を、通常の物の取引と同様の方法にて行うことが可能と
なるという効果を奏する。
記受信装置から配信データの権利情報の返却の要求と同
時に、他の配信データの権利情報の購入を行った場合
に、上記課金管理部が、返金の金額を上げる構成であ
る。
成による効果に加えて、受信装置が返品と同時に購入を
行う割合が高くなることが見込まれるので、情報配信装
置側にとっては、新しいデータの販売が促進されること
になり、売上の向上を図ることが可能となるという効果
を奏する。
信ネットワークに接続されているとともに、情報源提供
者によって提供されたコンテンツデータ、および、上記
コンテンツデータの利用に関する権利情報を含んだ配信
データを配信装置から受信する情報受信装置であって、
上記配信装置から受信した上記配信データにおける権利
情報の一部あるいは全部を返却する返品依頼を示す返品
処理データを上記配信装置に向けて送信するとともに、
上記配信装置から、返品に伴う配信データにおける権利
情報の書き換えが許可された際に、該当配信データの権
利情報を書き換える返品処理部を備えており、返品が行
われた際には、返品された権利情報に応じた金額が、上
記配信装置から返金される構成である。
配信装置から、将来的に不要となる可能性が高い権利ま
でも含んだ配信データを注文することによるリスクを少
なくすることができるので、配信装置における配信デー
タの売上の向上が見込まれ、データの配信システムにお
ける流通量が増大することにより、より活発な市場にす
ることができるという効果を奏する。
を行う際には、配信データを全て入れ換えるのではな
く、権利情報の書き換えの許諾を配信装置から受けるだ
けとなるので、配信に要する時間の節約や、情報受信装
置内におけるデータの記憶容量の節約を実現することが
できるという効果を奏する。
上記返品処理部が、上記配信装置から送信された権利情
報更新用データに基づいて、該当配信データの権利情報
を書き換える構成である。
加えて、配信装置側で許可された権利情報の変更内容
が、情報受信装置側で的確に反映された状態で、配信デ
ータの権利情報が変更されることになるので、配信装置
側にとっても、安心して権利情報の変更依頼を受けるこ
とができるという効果を奏する。
する時間が短くてすみ、情報受信装置側、および配信装
置側の双方において、配信の負担を小さくすることがで
きるという効果を奏する。
上記権利情報が、当該配信データの再生可能回数情報を
含む構成である。
よる効果に加えて、配信装置から一旦情報受信装置に配
信データが配信されてしまうと、該情報受信装置から無
制限に該配信データが複製されてしまうことを防ぐこと
ができるので、的確に著作権を保護することが可能とな
るという効果を奏する。また、再生可能回数を、そのデ
ータの数量として把握することができるので、データの
取引を、通常の物の取引と同様の方法にて行うことが可
能となるという効果を奏する。
ムを記録した記録媒体は、請求項5ないし8のいずれか
に記載の情報配信装置が備える各構成をコンピュータに
実現させるための情報配信プログラムを記録した記録媒
体である構成である。
た情報配信プログラムをコンピュータで動作させること
によって、上記情報配信装置を実現することができると
いう効果を奏する。
ムを記録した記録媒体は、請求項9ないし11のいずれ
かに記載の情報受信装置が備える構成をコンピュータに
実現させるための情報受信プログラムを記録した記録媒
体である構成である。
た情報受信プログラムをコンピュータで動作させること
によって、上記情報受信装置を実現することができると
いう効果を奏する。
における、キオスク端末から配信サーバへ音楽データの
権利の返品を行う際の処理の流れを示すフローチャート
である。
である。
ある。
である。
る。
された際のキオスク端末における処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
を示す説明図である。
取が行われる際の処理の流れを示すフローチャートであ
る。
る。
図である。
に、「邦楽のページ」のメニュー画面を表示させた際の
表示例を示す説明図であり、同図(b)は、「邦楽お買
い得コーナーのページ」のメニュー画面を表示させた際
の表示例を示す説明図である。
Claims (13)
- 【請求項1】情報源提供者から提供されたコンテンツデ
ータを通信ネットワークを介して配信する情報配信シス
テムであって、 上記コンテンツデータ、および、上記コンテンツデータ
の利用に関する権利情報を含んだ配信データの配信を行
う配信装置と、 上記配信データを上記配信装置から受信する受信装置と
を備え、 上記受信装置が、上記配信データを上記配信装置から受
信した際に、該受信装置の管理者が、該配信装置の管理
者に対して、該配信データの権利情報に応じた料金を支
払うとともに、上記受信装置が上記配信装置から受信し
た上記配信データにおける権利情報の一部あるいは全部
を上記配信装置に返却することによって、上記受信装置
の管理者が、返却した権利情報に応じた料金を、該配信
装置の管理者から受け取ることを特徴とする情報配信シ
ステム。 - 【請求項2】上記受信装置が、上記配信データにおける
権利情報の一部あるいは全部を上記配信装置に返却する
際に、上記配信装置からの許諾を受けることによって、
上記配信データにおける権利情報を書き換えることを特
徴とする請求項1記載の情報配信システム。 - 【請求項3】上記受信装置が、上記配信データにおける
権利情報の変更内容が示された権利情報更新用データを
上記配信装置から受信し、これに基づいて、上記配信デ
ータにおける権利情報を書き換えることを特徴とする請
求項2記載の情報配信システム。 - 【請求項4】上記権利情報が、当該配信データの再生可
能回数情報を含むことを特徴とする請求項1,2,また
は3記載の情報配信システム。 - 【請求項5】通信ネットワークに接続されているととも
に、情報源提供者によって提供されたコンテンツデー
タ、および、上記コンテンツデータの利用に関する権利
情報を含んだ配信データを受信装置に向けて配信する情
報配信装置であって、 上記受信装置から、当該情報配信装置から受信した上記
配信データにおける権利情報の一部あるいは全部を返却
する依頼を受信するとともに、該受信装置に対して、上
記配信データにおける権利情報の書き換えを許可するデ
ータ返品受付処理部と、 上記配信データを上記受信装置に向けて配信する際に、
該配信データの権利情報に応じた料金を該受信装置に対
して課金する処理を行うとともに、上記受信装置から返
却された、上記配信データにおける権利情報に応じた料
金を、該受信装置に対して返金する処理を行う課金管理
部とを備えていることを特徴とする情報配信装置。 - 【請求項6】上記データ返品受付処理部による上記配信
データにおける権利情報の書き換えの許可情報に基づい
て、上記受信装置に対して送信される権利情報更新用デ
ータの作成を行う送信データ作成部をさらに備えている
ことを特徴とする請求項5記載の情報配信装置。 - 【請求項7】上記権利情報が、当該配信データの再生可
能回数情報を含んでいることを特徴とする請求項5また
は6記載の情報配信装置。 - 【請求項8】上記受信装置から配信データの権利情報の
返却の要求と同時に、他の配信データの権利情報の購入
を行った場合に、上記課金管理部が、返金の金額を上げ
ることを特徴とする請求項5,6,または7に記載の情
報配信装置。 - 【請求項9】通信ネットワークに接続されているととも
に、情報源提供者によって提供されたコンテンツデー
タ、および、上記コンテンツデータの利用に関する権利
情報を含んだ配信データを配信装置から受信する情報受
信装置であって、 上記配信装置から受信した上記配信データにおける権利
情報の一部あるいは全部を返却する返品依頼を示す返品
処理データを上記配信装置に向けて送信するとともに、
上記配信装置から、返品に伴う配信データにおける権利
情報の書き換えが許可された際に、該当配信データの権
利情報を書き換える返品処理部を備えており、返品が行
われた際には、返品された権利情報に応じた金額が、上
記配信装置から返金されることを特徴とする情報受信装
置。 - 【請求項10】上記返品処理部が、上記配信装置から送
信された権利情報更新用データに基づいて、該当配信デ
ータの権利情報を書き換えることを特徴とする請求項9
記載の情報受信装置。 - 【請求項11】上記権利情報が、当該配信データの再生
可能回数情報を含むことを特徴とする請求項9または1
0記載の情報受信装置。 - 【請求項12】請求項5ないし8のいずれかに記載の情
報配信装置が備える各構成をコンピュータに実現させる
ための情報配信プログラムを記録した記録媒体。 - 【請求項13】請求項9ないし11のいずれかに記載の
情報受信装置が備える構成をコンピュータに実現させる
ための情報受信プログラムを記録した記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000317152A JP2002123760A (ja) | 2000-10-17 | 2000-10-17 | 情報配信システム、情報配信装置、情報受信装置、情報配信プログラムを記録した記録媒体、および情報受信プログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000317152A JP2002123760A (ja) | 2000-10-17 | 2000-10-17 | 情報配信システム、情報配信装置、情報受信装置、情報配信プログラムを記録した記録媒体、および情報受信プログラムを記録した記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002123760A true JP2002123760A (ja) | 2002-04-26 |
Family
ID=18795990
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000317152A Pending JP2002123760A (ja) | 2000-10-17 | 2000-10-17 | 情報配信システム、情報配信装置、情報受信装置、情報配信プログラムを記録した記録媒体、および情報受信プログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002123760A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012053864A (ja) * | 2010-08-04 | 2012-03-15 | Jtb Corp | ポイント交換装置,ポイント交換のためのコンピュータプログラム,ポイント交換方法 |
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- 2000-10-17 JP JP2000317152A patent/JP2002123760A/ja active Pending
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| JP5333451B2 (ja) * | 2008-08-25 | 2013-11-06 | 日本電気株式会社 | コンテンツ配信システム |
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