JP2000099590A - 端末装置、情報センタ―、伝送システム及び伝送方法 - Google Patents

端末装置、情報センタ―、伝送システム及び伝送方法

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JP2000099590A
JP2000099590A JP3755499A JP3755499A JP2000099590A JP 2000099590 A JP2000099590 A JP 2000099590A JP 3755499 A JP3755499 A JP 3755499A JP 3755499 A JP3755499 A JP 3755499A JP 2000099590 A JP2000099590 A JP 2000099590A
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道人 石井
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順一 中村
Shuichi Otsu
秀一 大津
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データの返却の機会を設けることによりユー
ザに廉価な値段でサービスを与えることができ、かつ煩
わしい金銭の授受を伴わずセキュリティ上も安全な伝送
システムを提供する。 【解決手段】 伝送システム1において、各端末装置3
A,3B,3C・・・は、不要な曲を選択し、選択した
曲に対応する曲情報を情報センター2に送信する。情報
センター2では、各端末装置3A,3B,3C・・・か
ら送信される不要な曲に対応する曲情報に応じてマイク
ロコンピュータ22により課金処理部22cを制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報センターから
配信されたデータを一旦端末装置に記憶し、上記端末装
置において記憶されているデータの中から不要なデータ
を削除すると、上記削除されたデータに対する等価変換
率を演算して、情報センターにおいて、上記端末装置に
よる次回の新規データの購入時に上記等価変換率に応じ
て課金処理をフリー若しくはディスカウントするように
処理するようにした伝送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、再生装置から出力されるバックグ
ランドミュージックに合わせてユーザが歌唱する、いわ
ゆるカラオケが広まっている。上記カラオケでは、通
常、上記再生装置から再生された演奏音楽とマイクロホ
ンから入力される歌唱音声を混合して出力するカラオケ
装置が使用される。上記カラオケ機器でオーディオ信号
を出力するには、例えば光ディスクなどの記録媒体から
バックグランドミュージックであるオーディオ信号及び
ビデオ信号が再生される方式や、情報センターであるサ
ーバーからネットワークを介して送信されるバックグラ
ンドミュージックであるMIDI(Musical Instrument
Digital Interface)データを端末側で受信及び記憶す
ることで、選択された楽曲に応じたMIDIデータを再
生する通信カラオケシステムなどが知られている。
【0003】このうち、カラオケ店などで採用されてい
る上記通信カラオケシステムでは、データの配信を行う
ホスト局側と利用者となるカラオケ店側とで契約を行
い、利用時に公衆電話回線等を介してホスト局側からカ
ラオケ店側にカラオケデータが供給されるようになって
いる。
【0004】公衆電話回線は例えばISDN(Integrat
ed services digital network )やモデムを介した伝送
や衛星を介した伝送が考えられる。
【0005】通信カラオケシステムでは、例えばニュー
リリースされた曲が発売されると、ホスト局側がその新
曲に対応するMIDIデータにて構成されるカラオケデ
ータを作成してカラオケボックスに供給できるように準
備する必要が生じる。現在の通信カラオケシステムで
は、発売後間もない新曲のカラオケデータについてもい
ち早く供給されるようになり、ユーザの満足度も高くな
っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した通
常のカラオケシステムのような音楽配信では、その場で
サービスが終了し、時間的、空間的にサービスを移動さ
せることはできない。例えば情報伝送システムを用いた
インターネットカラオケなどの音楽配信においては、ユ
ーザが曲を購入してダウンロードした後、ダウンロード
した曲に聞き飽きても、ダウンロードした曲のデータを
情報センター側に返却することができなかった。
【0007】上述した従来の音楽配信システムにおいて
は、ユーザが情報センターからダウンロードして購入し
た音楽データが陳腐化して不要になった場合でも、消去
することができるだけでその音楽データについての有効
活用がなされていなかったため、ユーザの金銭的負担が
大きかった。
【0008】なお、中古レコード市場においては金銭を
伴ったレコードの返却行為が行われているが、これを上
述した通信手段により音楽配信を行うシステムで適用す
ることは難点が多かった。具体的には、音楽を配信する
システムにおいては、著作権が絡んだ配信料の分配が煩
雑であること、情報転送システム上での金銭の取引を伴
うことはセキュリティ上の危険が大きいこと、等の問題
点が指摘されていた。
【0009】本発明は、このような実情に鑑みて提案さ
れたものであって、データの返却の機会を設けることに
よりユーザに廉価な値段でサービスを与えることがで
き、かつ煩わしい金銭の授受を伴わずセキュリティ上も
安全な伝送システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、情報センター
から配信されるデータを受信し、上記受信したデータを
記憶する端末装置であって、上記情報センターから配信
されるデータを受信する受信手段と、上記受信手段にて
受信したデータを記憶する第1のメモリ手段と、上記第
1のメモリ手段に記憶されたデータの中から不要なデー
タを上記情報センターに返却するように指示する操作手
段と、上記第1のメモリ手段に記憶された個々のデータ
に関する使用頻度を記憶する第2のメモリ手段と、上記
操作手段にて上記第1のメモリに記憶されたデータの中
から不要なデータが削除された場合に、上記第2のメモ
リ手段に記憶されている上記操作手段にて指示された上
記第1のメモリ手段に記憶されたデータの中の不要なデ
ータに対応する使用頻度に基づいて、次回の新規データ
のダウンロード時の課金処理をディスカウント又はフリ
ーにさせるための情報を送信する送信手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0011】また、本発明は、複数のデータを蓄積し、
端末装置から指示された所定のデータを上記端末装置に
配信する情報センターであって、接続された端末装置の
認証を行う認証手段と、上記認証手段にて認証が行われ
た端末装置から送信される上記端末装置の不要なデータ
の返却に関連する情報を受信する受信手段と、上記受信
手段にて受信した上記端末装置の不要なデータの返却に
関連する情報に基づいて上記不要なデータの等価交換率
を演算する演算手段と、上記演算手段にて演算した等価
交換率に基づいて、上記端末装置による次回の新規デー
タの購入時の換金処理をディスカウント又はフリーにす
る課金制御手段とを備えてなることを特徴とする。
【0012】また、本発明は、複数のデータを蓄積し、
端末装置から指示された所定のデータを上記端末装置に
配信する情報センターであって、接続された端末装置の
認証を行う認証手段と、上記認証手段にて認証が行われ
た端末装置から送信される上記端末装置の不要なデータ
の返却に関連する等価交換率を受信する受信手段と、上
記受信手段にて受信した等価交換率に基づいて、上記端
末装置による次回の新規データの購入時の換金処理をデ
ィスカウント又はフリーにする課金制御手段とを備えて
なることを特徴とする。
【0013】また、本発明は、情報センターと少なくと
も1つの端末装置を有する伝送システムであって、上記
端末装置は、上記情報センターから配信されるデータを
受信する受信手段と、上記受信手段にて受信したデータ
を記憶する第1のメモリ手段と、上記第1のメモリ手段
に記憶されたデータの中から不要なデータを上記情報セ
ンターに返却するように指示する操作手段と、上記第1
のメモリ手段に記憶された個々のデータに関する使用頻
度を記憶する第2のメモリ手段と、上記操作手段にて指
示された上記第1のメモリに記憶されたデータの中の不
要なデータの返却に関連する情報を送信する送信手段と
を備え、上記情報センターは、接続された端末装置の認
証を行う認証手段と、上記認証手段にて認証が行われた
端末装置から送信される上記端末装置の不要なデータの
返却に関連する情報を受信する受信手段と、上記受信手
段にて受信した上記端末装置の不要なデータの返却に関
連する情報に基づいて上記不要なデータの等価交換率を
演算する演算手段と、上記演算手段にて演算した等価交
換率に基づいて、上記端末装置にて次回の新規データの
購入時の換金処理をディスカウント又はフリーにする課
金制御手段とを備えることを特徴とする。
【0014】また、本発明は、情報センターと少なくと
も1つの端末装置を有する伝送システムであって、上記
端末装置は、上記情報センターから配信されるデータを
受信する受信手段と、上記受信手段にて受信したデータ
を記憶する第1のメモリ手段と、上記第1のメモリ手段
に記憶されたデータの中から不要なデータを上記情報セ
ンターに返却するように指示する操作手段と、上記第1
のメモリ手段に記憶された個々のデータに関する使用頻
度を記憶する第2のメモリ手段と、上記操作手段にて指
示された上記第1のメモリに記憶されたデータの中の不
要なデータに基づいて上記不要なデータの等価交換率を
演算する演算手段と、上記演算手段にて演算された等価
交換率を上記情報センターに送信する送信手段とを備
え、上記情報センターは、接続された端末装置の認証を
行う認証手段と、上記認証手段にて認証が行われた端末
装置から送信される上記端末装置の不要なデータに対応
する等価交換率を受信する受信手段と、上記受信手段に
て受信した等価交換率に基づいて、上記端末装置にて次
回の新規データの購入時の換金処理をディスカウント又
はフリーにする課金制御手段とを備えることを特徴とす
る。
【0015】さらに、本発明は、情報センターから配信
されるデータを一旦端末装置側で記憶するとともに、上
記端末装置側で記憶したデータの中から不要なデータを
上記情報センターに返却する伝送方法であって、上記端
末装置内部のメモリから不要なデータを指定し、指定さ
れたデータを削除し、上記削除したデータに関して等価
交換率を演算し、演算した等価交換率に応じて次回の端
末装置からの新規データの購入の際の換金処理をディス
カウント又はフリーにすることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0017】本発明は、例えば図1に示すような構成の
通信カラオケシステム1に適用される。
【0018】この図1に示す通信カラオケシステム1
は、ホスト側である情報センター2とサービスの提供を
受ける複数の端末装置3A,3B,3C・・・が公衆電
話回線などの信号伝送路を介して接続されている。
【0019】情報センター2は、MIDI(Musical In
strument Digital Interface)データから成るカラオケ
データのライブラリーが格納されたハードディスクアレ
イ23等を有しており、各端末装置3A,3B,3C・
・・側から送信されるリクエスト情報やユーザID情報
等に基づき、要求されたカラオケデータを例えば公衆電
話回線を介して要求元の端末装置3A,3B,3C・・
・に供給して、このカラオケデータの供給に対して所定
の課金処理を行うようになっている。
【0020】各端末装置3A,3B,3C・・・として
は、例えば一般家庭やカラオケボックス等に設置される
据置型端末、専用携帯端末、据置型中継装置に装着して
使用される携帯端末などが提供される。
【0021】例えば端末装置3Aは、据置型端末装置で
あって、端末本体4、端末本体4と接続されたアンプ
5、アンプ5と接続されたマイクロホン6,スピーカ7
a,7b,モニタ8、及び端末本体4を遠隔制御するた
めのリモートコントローラ10等により構成される。端
末本体4は、ハードディスク16A等を備えており、情
報センター2や他の端末装置3B,3C・・・から供給
されるカラオケデータをハードディスク16Aに一旦格
納し、このカラオケデータをユーザからの要求に応じて
オーディオ信号及び映像信号として再生する。アンプ5
は、端末本体4から供給されるオーディオ信号及び映像
信号のうち映像信号をモニタ8に出力する。またアンプ
5は、端末本体4から供給されるオーディオ信号及び映
像信号のうちのオーディオ信号とマイクロホン6から供
給されるユーザの歌唱とをミキシングし、これに適宜エ
コー等の所定処理を施してスピーカ7a,7bに出力す
る。
【0022】リモートコントローラ10は、端末本体4
の動作を制御するものであり、歌唱を希望するリクエス
ト曲のタイトル、入手したいカラオケデータの曲番号、
端末本体4のハードディスクから削除したいカラオケデ
ータについての曲名等についての、楽曲を特定する情報
について保存及び送信できるようになっている。
【0023】このリモートコントローラ10には、LC
D(Liquid Crystal Display)11、ジョグダイヤル1
2及び各種操作キー13、及び図示しない制御部,メモ
リ,送信部等が搭載されている。そして、リモートコン
トローラ10は、これらジョグダイヤル12等を操作し
て、かな文字や数字等の選択及び入力を行うことによ
り、事前にリクエスト曲のタイトル等を入力し、メモリ
に記憶することにより、上記楽曲を特定する情報を保存
する。保存した情報は、操作キー13の例えば送信ボタ
ンを押圧することによって、送信部から端末本体4に赤
外線等の信号により送信される。特定のカラオケデータ
を端末本体4のハードディスク16Aから削除する場合
も、上述と同様の操作により楽曲を特定する情報を保存
し、操作キー13の例えば削除ボタンを押圧することに
よって保存した情報が端末本体4に送信される。
【0024】端末本体4は、図2に示すように、リモー
トコントローラ10から送信される信号を受信する受信
部14Aと、情報センター2や他の端末装置3B,3C
・・・と信号伝送路を介して信号の送受信を行うための
モデムからなる送受信部15Aと、情報センター2や他
の端末装置3B,3C・・・から送信されるカラオケデ
ータや端末本体4のユーザについてのユーザID情報等
を格納するデータ格納手段としてのハードディスクドラ
イブ(HDD)16Aと、処理プログラムを実行する中
央演算装置(CPU)17Aと、CPU17Aの作業領
域となるRAM18Aと、CPU17Aの処理プログラ
ム及びHDD16Aの管理情報を記憶したROM19A
とを備えて構成される。上記CPU17Aの内部には、
さらにメモリ17aを備えている。
【0025】また、端末装置3Bは、上述の如き据置型
端末装置3Aにおける端末本体4及びアンプ5の機能を
内蔵した小型の専用携帯端末装置であって、図3に示す
ように、情報センター2や他の端末装置3A,3C・・
・と信号伝送路を介して信号の送受信を行うための送受
信部15B、カラオケデータやユーザID情報等を格納
するデータ格納手段としてのメモリ16B、処理プログ
ラムを実行するCPU17B、上記CPU17Bに接続
された選択キー13a、選曲キー13bや消去キー13
c等の各種操作入力キー、表示部11B及びアンプ5B
などを備えて構成される。
【0026】さらに、端末装置3Cは、情報センター2
や他の端末装置3A,3B・・・と信号伝送路を介して
信号の送受信を行う送受信部の機能を有する据置型中継
装置3cに対して赤外線通信により接続される小型の携
帯端末装置であって、上述の専用携帯端末装置3Bにお
ける送受信部15Bを赤外線通信用の送受信部に変えた
構成となっている。
【0027】ここで、上記据置型端末装置3Aの端末本
体4に備えられたCPU17Aは、ROM19Aに格納
された処理プログラムを読み出して実行することによ
り、以下のような処理を行う。CPU17Aは、リモー
トコントローラ10から送信されるリクエスト曲に対応
するリクエスト情報を受信部14Aで受信すると、HD
D16Aから上記ユーザID情報を読み出して、リクエ
スト情報及びユーザID情報として情報センター2に送
受信部15Aから送信するように制御する。また、CP
U17Aは、情報センター2から送信されるカラオケデ
ータを送受信部15Aで受信して、受信したカラオケデ
ータをHDD16Aに格納するように各ブロックを制御
する。これにより、カラオケデータの購入が行われたこ
とになる。
【0028】CPU17Aは、上記ダウンロード動作に
先立って、カラオケデータの付加情報を記録するための
付加情報リストをRAM18A内に作成した後に、メモ
リ17aに格納する。この付加情報リストは、例えば図
4に示すように、ダウンロードしたカラオケデータのデ
ータ名,カラオケデータのダウンロード日,カラオケデ
ータを他の記録媒体にコピーしたか否かを示すコピー履
歴,カラオケデータの再生回数などについて記録する。
そして、CPU17Aは、カラオケデータについてのダ
ウンロード,コピー,再生,消去等の処理がなされる毎
に、この付加情報リストを更新する。
【0029】また、CPU17Aは、HDD16Aに格
納されたカラオケデータに対してデコード、D/A変換
等の再生処理を施してオーディオ信号及び映像信号を生
成し、このオーディオ信号及び映像信号をアンプ5に出
力する。
【0030】さらにまた、CPU17Aは、所定条件下
でHDD16Aに格納されたカラオケデータを他の端末
装置3B,3C・・・に譲渡したり、情報センター2に
返却して、そのカラオケデータについて消去する処理を
行う。なお、この処理の詳細については後述する。
【0031】なお、他の端末装置3B,3C・・・に備
えられたCPUも上記CPU17Aと同様な制御機能を
有している。
【0032】この通信カラオケシステム1におけるカラ
オケデータの配信等のシステム管理は、情報センター2
側で行われる。ここで、情報センター2は、各端末装置
に対する信号の送受信を行うための送受信部21と、認
証部22a,検索部22b,及び課金処理部22cを備
えたマイクロコンピュータ(μ-com)22と、カラオケ
データが蓄積されるハードディスクアレイ23と、マイ
クロコンピュータ22の作業領域となるRAM24と、
マイクロコンピュータ22の処理結果等を出力するモニ
タ25とを有して構成されている。
【0033】情報センター2においては、各端末装置3
A,3B,3C・・・からのリクエスト情報及びユーザ
ID情報が例えば公衆電話回線を介して送受信部21で
受信され、ユーザID情報がマイクロコンピュータ22
の認証部22aに、リクエスト情報がマイクロコンピュ
ータ22の検索部22bに、それぞれ記憶される。そし
て、マイクロコンピュータ22は、このユーザID情報
が正規のユーザのIDであるか否かを認証部22aで認
証し、正規であると認証された場合にのみ検索部22b
による検索処理を行う。検索部22bは、リクエスト情
報に対応するカラオケデータをハードディスクアレイ2
3から検索して読み出す。そして、マイクロコンピュー
タ22は、読み出したカラオケデータを上記公衆電話回
線を介して要求元の端末装置3A,3B,3C・・・に
送信するように各ブロックを制御する。さらに、マイク
ロコンピュータ22は、ユーザID情報に基づいて課金
徴収者を特定し、課金処理部22cにより所定の課金処
理を行う。
【0034】この通信カラオケシステム1において、各
端末装置3A,3B,3C・・・にダウンロードしたカ
ラオケデータは、各端末装置3A,3B,3C・・・間
で次のようにして複製又は移動の処理を行うことができ
る。
【0035】すなわち、コピー履歴が0のカラオケデー
タは、各端末装置3A,3B,3C・・・間で複製の処
理を行うことができ、例えば端末装置3Aから端末装置
3Bにコピーすることができる。この場合、複製元の端
末装置3Aの端末本体4のCPU17は、コピー履歴を
1に変更した付加情報とともにカラオケデータを複製先
の端末装置3Bに転送する制御を行う。複製先の端末装
置3Bは、転送されてきたカラオケデータを付加情報と
ともにメモリ16Bに格納することにより、メモリ16
B上に上記カラオケデータを複製する。上記端末装置3
Bのメモリ16B上に複製されたカラオケデータは、コ
ピー履歴が1に変更されているので、さらに別な端末装
置で複製することはできない。
【0036】また、各端末装置3A,3B,3C・・・
間でカラオケデータの移動の処理を行うことができ、例
えば端末装置3Aから端末装置3Bに移動する場合、移
動元の端末装置3Aの端末本体4のCPU17Aは、コ
ピー履歴を変更することなく付加情報とともにカラオケ
データを移動先の端末装置3Bに転送する制御を行う。
そして、移動先の端末装置3Bは、転送されてきたカラ
オケデータを付加情報とともにメモリ16Bに正常に格
納し終わると、上記カラオケデータの消去命令を上記移
動元の端末装置3Aに送信する。これにより、上記移動
元の端末装置3Aは、移動したカラオケデータをHDD
16Aから消去する。
【0037】さらに、この通信カラオケシステム1にお
いて、各端末装置3A,3B,3C・・・にダウンロー
ドしたカラオケデータは、ユーザが不要となった場合、
情報センター2に返却することができる。
【0038】例えば端末装置3AのHDD16Aにダウ
ンロードしたカラオケデータのうちユーザが不要となっ
たものについて、このカラオケデータを情報センター2
に返却する処理について、図5に示すフローチャートを
参照して説明する。
【0039】ステップS1では、端末本体4のCPU1
7Aがアップロード要求のプログラムを実行することに
より、端末本体4の送受信部15からアップロード要求
コマンドとユーザID情報が情報センター2側に送信さ
れる。これにより、端末装置3側から情報センター2側
に対してデータ返却の意思表示が行われたことになる。
【0040】情報センター2側は、ステップS2におい
て、このアップロード要求コマンドとユーザID情報を
送受信部21で受信すると、次のステップS3でマイク
ロコンピュータ22の認証部22aがユーザIDの認証
を行うことによりアップロードについて許可するか否か
を判定し、その判定結果のデータを端末装置3A側に送
信する。
【0041】端末装置3Aの端末本体4は、ステップS
4で情報センター2からの上記判定結果についてのデー
タを送受信部15Aで受信し、続くステップS5でアッ
プロードが許可されたか否についてCPU17Aが判定
する。この判定結果については、アンプ5を介してモニ
タ8の画面に出力される。ここで、許可されなかったと
判定した場合にはステップS6に移行して終了ルーチン
の処理を行い、一方許可されたと判定した場合にはステ
ップS7以下の処理を行う。
【0042】ステップS7において、端末装置3Aで
は、情報センター2に返却するカラオケデータを選択す
る処理が行われる。具体的には、ユーザがモニタ8の画
面を見て行うリモートコントローラ10の入力操作に基
づいて、情報センター2にアップロードするm個のカラ
オケデータが選択され、このm個のカラオケデータがH
DD16Aから読み出される。
【0043】次のステップS8では、端末本体4のCP
U17Aは、選択されたm個のカラオケデータを付加情
報リストとともに公衆電話回線を介して情報センター2
側に送信するようにHDD16A及び送受信部15Aを
制御する。送信されたm個のカラオケデータと付加情報
リストは、続くステップS9において情報センター2の
送受信部21で受信され、例えばRAM24に記憶され
る。
【0044】情報センター2のマイクロコンピュータ2
2は、次のステップS10において、データが改ざんさ
れているかどうか等を個々のカラオケデータ毎に判定す
ることにより、データの正当性を判定して、正当と判定
された正当データ数m’を算出する処理を行う。この処
理は、マイクロコンピュータ22が例えば図4に示した
付加情報リストのコピー履歴を参照し、コピー履歴が0
の場合は正当であり、1の場合は正当でないデータと判
定するものとする。なお、電子透かしなどの認証システ
ムを用いて、そのカラオケデータが以前に配信したデー
タであるか或いはコピーしたデータであるかを確かめる
ことによってデータの正当性を判定することとしても良
い。
【0045】ここで、すべてのデータが不正なコピーが
行われたデータであるのならば、以下の等価交換のため
の演算は中止する。
【0046】マイクロコンピュータ22は、続くステッ
プS11において、正当なm’個のカラオケデータに対
してダウンロード可能なデータ数nについて算出する。
この算出に当たっては、マイクロコンピュータ22が付
加情報リストのダウンロード日と再生回数を個別に参照
し、例えばダウンロード日が古いデータについてはnの
数が少なくなるようにし、再生回数が少ないデータにつ
いてはnの数が多くなるような算出方法で算出する。な
お、ダウンロード日と再生回数のいずれか一方のみを参
照してnの数を算出することとしてもよい。このような
算出方法とすることで、不要なカラオケデータが再生さ
れないままいつまでも端末本体4のHDD16Aに残っ
ているという事態が防止され、システム活用の活性化が
図られるようになる。
【0047】このようにダウンロード日と再生回数のい
ずれか一方のみを参照してnの値を決定することで、一
般のコンパクトディスクなどの物品の下取りと同様に使
用回数、使用期間に応じた下取り価格を決定する点でユ
ニークなシステムが提供できる。
【0048】なお、このときマイクロコンピュータ22
は、図6に示すような課金情報リストを作成し、このリ
ストをRAM24に記憶する。この課金情報リストに
は、少なくともユーザIDとダウンロード可能なデータ
数nについて記載する。なお、既に当該ユーザについて
の課金情報リストが作成されている場合には、ステップ
S11のダウンロード可能なデータ数nの算出について
は、上述のm’と付加情報リストとから算出されたnに
対して、この課金情報リストに記載されているnの数を
加えることとすればよい。また、このnの値は、1,
2,3 といった自然数だけでなく、0.4,0.
5,1.2といった小数まで用いることができる。
【0049】そして、マイクロコンピュータ22は、次
のステップS12で、算出したm’とnについてのデー
タを端末装置3A側に送信するように送受信部15Aを
制御する。これにより、通信カラオケシステム1におい
ては、返却すべきm’個のデータとn個のデータとのい
わば等価交換を許可する旨の意思表示が情報センター2
側から発せられたこととなる。
【0050】端末装置3Aの端末本体4は、正当データ
数m’とダウンロード可能データ数nについてのデータ
をステップS13で送受信部15Aにより受信すると、
CPU17Aが正当データ数m’とダウンロード可能デ
ータ数nについてアンプ5を介してモニタ8に出力す
る。そして、続くステップS14においては、選択した
m個のカラオケデータの中から消去すべきm’個につい
て選択する処理が行われる。この処理は、ユーザがモニ
タ8の画面を見てリモートコントローラ10の入力操作
を行うことにより、最終的に消去するm’個のカラオケ
データを選択することによって行われる。
【0051】次のステップS15において、端末本体4
のCPU17Aは、選択したm’個のカラオケデータに
ついてHDD16Aから消去する処理を行う。これによ
り、通信カラオケシステム1においては、HDD16A
に格納されたカラオケデータが疑似的に情報センター2
に返却されたことになる。なお、このとき、端末本体4
では、CPU17Aによりメモリ17aの付加情報リス
トの内容が書き換えられる。
【0052】さらに、続くステップS16において、端
末本体4では、ダウンロードするn個のカラオケデータ
を選択する処理を行う。この処理は、リモートコントロ
ーラ10で例えば曲名や検索番号を入力すること等によ
り行う。そして、端末本体4のCPU17Aは、次のス
テップS17において、選択したn個のカラオケデータ
についてダウンロード要求のコマンドを情報センター2
側に送信するように送受信部15Aを制御する。
【0053】情報センター2側は、続くステップS18
においてこのn個のカラオケデータについてのダウンロ
ード要求のコマンドを送受信部21で受信すると、次の
ステップS19で、マイクロコンピュータ22が該当す
るn個のデータについてハードディスクアレイ23から
検索して端末装置3A側に送信する。送信されたn個の
カラオケデータは、ステップS20で端末装置3A側で
受信される。
【0054】そして、情報センター2のマイクロコンピ
ュータ22は、上述した課金情報リストを参照すること
により、課金処理部22cを制御して所定の課金処理を
行う(ステップS21)。この課金処理については、通
常は上述の等価交換により課金徴収がされないこととな
るが、例えばステップS16でnより多い数のカラオケ
データのダウンロード指定をした場合に、当該nより多
い分のカラオケデータについて課金徴収を行うようにす
る。また、例えばステップS16でn=0.5に対して
1曲のカラオケデータのダウンロード指定をした場合に
は、徴収する課金を正規の半額とすれば良い。
【0055】なお、ステップS16でnより少ない数の
カラオケデータのダウンロード指定をした場合には、次
回のダウンロード要求のときに上述の課金情報リストを
参照して課金処理が行われることになる。すなわち、こ
の場合には、次回のダウンロード指定時に前回の残った
ダウンロード可能曲数を情報センター2側でストックし
ておくことで、次回のダウンロードにおける課金額が安
くなる。
【0056】情報センター2のマイクロコンピュータ2
2は、この課金処理が終了すると、必要に応じて課金情
報リストのnの値を書き換えて、処理を終了する。
【0057】以上のように、この通信カラオケシステム
1によれば、ユーザが不要となったカラオケデータを情
報センター2に擬似的に返却し、それに対して別のカラ
オケデータを等価交換するように構成したので、ユーザ
が廉価な値段でサービスを享受することができ、また、
課金処理部22cを制御することによって煩わしい金銭
の授受が発生せず、第3者が介入する危険がないセキュ
リティ上も安全なシステムとなる。
【0058】上記通信カラオケシステムにおいては、さ
らに端末側で使用回数に基づいて等価交換率を変化させ
るようにしたので、一般のコンパクトディスクなどの物
品の下取りと同様に使用回数に応じた下取り価格を決定
する点でユニークなシステムが提供できる。
【0059】なお、上述した実施の形態においては、各
端末装置3A,3B,3C・・・側から情報センター2
側にアップロードするカラオケデータの対象を、先に情
報センター2からダウンロードしたものとしたが、これ
に限定せず、例えばユーザが独自に制作したカラオケデ
ータをアップロードするカラオケデータの対象に加えて
もよい。
【0060】また、上記通信カラオケシステムにおい
て、情報センター2側で端末装置側での使用回数に基づ
いて等価交換率を演算した例を示したが、当然端末装置
3A側で使用回数に基づいて等価交換率を演算して上記
演算した等価交換率を情報センター2側に送信してもよ
い。この場合、上記端末装置3Aでは、図5に示す情報
センター2側で行った処理ステップS9〜S11と同様
な処理をCPU17Aにて行えばよい。このようした端
末装置3Aから情報センター2に送信する情報は、演算
した削除する曲に対応する等価交換率のみでよい。
【0061】また、上記通信カラオケシステムにおい
て、情報センター2側で端末装置側での使用回数に基づ
いて等価交換率を演算した例を示したが、端末装置側か
ら返却される曲の販売量に応じて、販売量の多い流行歌
に対しては高い交換率で演算を行い、販売量の少ないマ
イナーな曲に対しては低い交換率で演算を行うようにし
てもよい。この場合、端末装置から情報センターに送信
する情報は、削除する曲に対応するデータ名のみでよ
い。これによって一般のコンパクトディスクなどの物品
の下取りと同様に物品の流通上の人気に応じた下取り価
格を決定する点でユニークなシステムが提供できる。
【0062】上述した実施の形態においては、カラオケ
用のMIDIデータを送信する通信カラオケシステムの
例について説明したが、本発明は、これに限定されるも
のではなく、オーディオデータ又はビデオデータのみ、
ATRAC(Adaptive Transform Acoustic Coding)デー
タ等の圧縮データ、ゲームソフト等のプログラムデータ
やテキストデータ等について送信するシステム全般に適
用することができる。例えば、テキストデータのダウン
ロードに関しては、新聞、雑誌、小説等を電子配信する
際に、本願発明のように下取りサービスを行えば、電子
配信というアンビジュアルな流通に対しても廉価なサー
ビスが提供できる。
【0063】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る伝送システムによれば、情報センターの選択手段が、
ユーザ側の端末装置から送信される不要な曲に対応する
曲情報に応じて課金処理手段を制御するので、ユーザに
データの返却の機会が与えられ、これによりユーザに廉
価な値段でサービスを与えることができる。また、課金
処理手段を制御することとしたので、煩わしい金銭の授
受を伴わず、第3者が介入する危険がないのでセキュリ
ティ上も安全となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した通信カラオケシステムの全体
構成を示すブロック図である。
【図2】上記通信カラオケシステムに用いられる据置型
端末装置の装置本体の構成例を示すブロック図である。
【図3】上記通信カラオケシステムに用いられる専用携
帯端末装置の要部構成例を示すブロック図である。
【図4】上記通信カラオケシステムにおける端末装置側
で作成される付加情報リストの一例を示す図である。
【図5】上記通信カラオケシステムにおけるステム全体
の処理手順を示すフローチャートである。
【図6】上記通信カラオケシステムにおける情報センタ
ー側で作成される課金情報リストの一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 通信カラオケシステム、2 情報センター、3A,
3B,3C 端末装置、4 端末本体、5,5B アン
プ、6 マイクロホン、7a,7b スピーカ、8 モ
ニタ、10 リモートコントローラ、11 LCD、1
2 ジョグダイヤル、13,13a,13b,13c
操作キー、14 受信部、15A,15B 送受信部、
16A HDD、16b メモリ、17A,17B C
PU、18A RAM、19A ROM、21 送受信
部、22 マイクロコンピュータ、22a 認証部、2
2b 検索部、22c 課金処理手段、23 ハードデ
ィスクアレイ、24 RAM、25 モニタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/08 H04N 7/16 C H04N 7/16 G06F 15/21 Z H04L 11/02 F

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報センターから配信されるデータを受
    信し、上記受信したデータを記憶する端末装置であっ
    て、 上記情報センターから配信されるデータを受信する受信
    手段と、 上記受信手段にて受信したデータを記憶する第1のメモ
    リ手段と、 上記第1のメモリ手段に記憶されたデータの中から不要
    なデータを上記情報センターに返却するように指示する
    操作手段と、 上記第1のメモリ手段に記憶された個々のデータに関す
    る使用頻度を記憶する第2のメモリ手段と、 上記操作手段にて上記第1のメモリに記憶されたデータ
    の中から不要なデータが削除された場合に、上記第2の
    メモリ手段に記憶されている上記操作手段にて指示され
    た上記第1のメモリ手段に記憶されたデータの中の不要
    なデータに対応する使用頻度に基づいて、次回の新規デ
    ータのダウンロード時の課金処理をディスカウント又は
    フリーにさせるための情報を送信する送信手段とを備え
    ることを特徴とする端末装置。
  2. 【請求項2】 上記送信手段は、上記課金処理をディス
    カウント又はフリーにさせるための情報として、上記第
    2のメモリ手段に記憶されている上記操作手段にて指示
    された上記第1のメモリ手段に記憶されたデータの中の
    不要なデータに対応する使用頻度を送信することを特徴
    とする請求項1記載の端末装置。
  3. 【請求項3】 上記第2のメモリ手段に記憶されている
    上記操作手段にて指示された上記第1のメモリ手段に記
    憶されたデータの中の不要なデータに基づいて、上記不
    要なデータの等価交換率を演算する演算手段を備え、 上記送信手段は、上記課金処理をディスカウント又はフ
    リーにさせるための情報として、上記演算手段にて演算
    した等価交換率を送信することを特徴とする請求項1記
    載の端末装置。
  4. 【請求項4】 上記第1のメモリ手段に記憶された個々
    のデータに関する使用頻度は、ダウンロード日に基づい
    ていることを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  5. 【請求項5】 上記第1のメモリ手段に記憶された個々
    のデータに関する使用頻度は、再生回数に基づいている
    ことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  6. 【請求項6】 上記第2のメモリ手段には、第1のメモ
    リ手段に記憶された個々のデータに対する複写履歴が管
    理されており、 上記送信手段は、上記課金処理をディスカウント又はフ
    リーにさせるための情報として、上記第2のメモリ手段
    に記憶されている上記操作手段にて指示された上記第1
    のメモリ手段に記憶されたデータの中の不要なデータに
    対応する上記複写履歴を送信することを特徴とする請求
    項1記載の端末装置。
  7. 【請求項7】 複数のデータを蓄積し、端末装置から指
    示された所定のデータを上記端末装置に配信する情報セ
    ンターであって、 接続された端末装置の認証を行う認証手段と、 上記認証手段にて認証が行われた端末装置から送信され
    る上記端末装置の不要なデータの返却に関連する情報を
    受信する受信手段と、 上記受信手段にて受信した上記端末装置の不要なデータ
    の返却に関連する情報に基づいて上記不要なデータの等
    価交換率を演算する演算手段と、 上記演算手段にて演算した等価交換率に基づいて、上記
    端末装置による次回の新規データの購入時の換金処理を
    ディスカウント又はフリーにする課金制御手段とを備え
    てなることを特徴とする情報センター。
  8. 【請求項8】 上記不要なデータの返却に関連する情報
    は、上記不要なデータを上記端末装置にダウンロードし
    た日であることを特徴とする請求項7記載の情報センタ
    ー。
  9. 【請求項9】 上記不要なデータの返却に関連する情報
    は、上記不要なデータの上記端末装置での再生回数であ
    ることを特徴とする請求項7記載の情報センター。
  10. 【請求項10】 上記演算手段は、上記不要なデータの
    販売量に応じて等価交換率を決定することを特徴とする
    請求項7記載の情報センター。
  11. 【請求項11】 上記不要なデータの返却に関連する情
    報は、上記不要なデータの複写履歴情報であって、上記
    演算手段は、上記不要なデータの複写履歴情報に基づい
    て演算を中止することを特徴とする請求項7記載の情報
    センター。
  12. 【請求項12】 複数のデータを蓄積し、端末装置から
    指示された所定のデータを上記端末装置に配信する情報
    センターであって、 接続された端末装置の認証を行う認証手段と、 上記認証手段にて認証が行われた端末装置から送信され
    る上記端末装置の不要なデータの返却に関連する等価交
    換率を受信する受信手段と、 上記受信手段にて受信した等価交換率に基づいて、上記
    端末装置による次回の新規データの購入時の換金処理を
    ディスカウント又はフリーにする課金制御手段とを備え
    てなることを特徴とする情報センター。
  13. 【請求項13】 情報センターと少なくとも1つの端末
    装置を有する伝送システムであって、 上記端末装置は、上記情報センターから配信されるデー
    タを受信する受信手段と、上記受信手段にて受信したデ
    ータを記憶する第1のメモリ手段と、上記第1のメモリ
    手段に記憶されたデータの中から不要なデータを上記情
    報センターに返却するように指示する操作手段と、上記
    第1のメモリ手段に記憶された個々のデータに関する使
    用頻度を記憶する第2のメモリ手段と、上記操作手段に
    て指示された上記第1のメモリに記憶されたデータの中
    の不要なデータの返却に関連する情報を送信する送信手
    段とを備え、 上記情報センターは、接続された端末装置の認証を行う
    認証手段と、上記認証手段にて認証が行われた端末装置
    から送信される上記端末装置の不要なデータの返却に関
    連する情報を受信する受信手段と、上記受信手段にて受
    信した上記端末装置の不要なデータの返却に関連する情
    報に基づいて上記不要なデータの等価交換率を演算する
    演算手段と、上記演算手段にて演算した等価交換率に基
    づいて、上記端末装置にて次回の新規データの購入時の
    換金処理をディスカウント又はフリーにする課金制御手
    段とを備えることを特徴とする伝送システム。
  14. 【請求項14】 上記端末装置から送信される上記端末
    装置内部の不要なデータの返却に関連する情報は、上記
    不要なデータを上記端末装置にダウンロードした日であ
    り、 上記演算手段は、上記ダウンロード日に基づいて上記不
    要なデータの等価交換率を決定することを特徴とする請
    求項13記載の伝送システム。
  15. 【請求項15】 上記端末装置から送信される上記端末
    装置内部の不要なデータの返却に関連する情報は、上記
    不要なデータの上記端末装置での再生回数であり、 上記演算手段は、上記再生回数に基づいて上記不要なデ
    ータの等価交換率を決定することを特徴とする請求項1
    3記載の伝送システム。
  16. 【請求項16】 上記演算手段は、上記不要なデータの
    販売量に応じて等価交換率を決定することを特徴とする
    請求項13記載の伝送システム。
  17. 【請求項17】 上記端末装置から送信される上記端末
    装置内部の不要なデータの返却に関連する情報は、上記
    不要なデータの複写履歴であって、上記演算手段におい
    て不要なデータの複写履歴に基づいて演算を中止するこ
    とを特徴とする請求項13記載の伝送システム。
  18. 【請求項18】 情報センターと少なくとも1つの端末
    装置を有する伝送システムであって、 上記端末装置は、上記情報センターから配信されるデー
    タを受信する受信手段と、上記受信手段にて受信したデ
    ータを記憶する第1のメモリ手段と、上記第1のメモリ
    手段に記憶されたデータの中から不要なデータを上記情
    報センターに返却するように指示する操作手段と、上記
    第1のメモリ手段に記憶された個々のデータに関する使
    用頻度を記憶する第2のメモリ手段と、上記操作手段に
    て指示された上記第1のメモリに記憶されたデータの中
    の不要なデータに基づいて上記不要なデータの等価交換
    率を演算する演算手段と、上記演算手段にて演算された
    等価交換率を上記情報センターに送信する送信手段とを
    備え、 上記情報センターは、接続された端末装置の認証を行う
    認証手段と、上記認証手段にて認証が行われた端末装置
    から送信される上記端末装置の不要なデータに対応する
    等価交換率を受信する受信手段と、上記受信手段にて受
    信した等価交換率に基づいて、上記端末装置にて次回の
    新規データの購入時の換金処理をディスカウント又はフ
    リーにする課金制御手段とを備えることを特徴とする伝
    送システム。
  19. 【請求項19】 情報センターから配信されるデータを
    一旦端末装置側で記憶するとともに、上記端末装置側で
    記憶したデータの中から不要なデータを上記情報センタ
    ーに返却する伝送方法であって、 上記端末装置内部のメモリから不要なデータを指定し、 指定されたデータを削除し、 上記削除したデータに関して等価交換率を演算し、 演算した等価交換率に応じて次回の端末装置からの新規
    データの購入の際の換金処理をディスカウント又はフリ
    ーにすることを特徴とする伝送方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002123760A (ja) * 2000-10-17 2002-04-26 Noritsu Koki Co Ltd 情報配信システム、情報配信装置、情報受信装置、情報配信プログラムを記録した記録媒体、および情報受信プログラムを記録した記録媒体
JP2002247636A (ja) * 2001-02-22 2002-08-30 Sony Corp 通信端末装置および通信方法、通信システム、記録媒体、並びにプログラム
JP2003067829A (ja) * 2001-08-30 2003-03-07 Toyota Motor Corp データ提供システム、データ提供方法、およびプログラム

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