JP2003196563A - 情報処理システム - Google Patents

情報処理システム

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JP2003196563A
JP2003196563A JP2001391634A JP2001391634A JP2003196563A JP 2003196563 A JP2003196563 A JP 2003196563A JP 2001391634 A JP2001391634 A JP 2001391634A JP 2001391634 A JP2001391634 A JP 2001391634A JP 2003196563 A JP2003196563 A JP 2003196563A
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JP2001391634A
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English (en)
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Shinsuke Yamashita
慎介 山下
Fujio Noguchi
不二夫 野口
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネットを介して、安全に、商品を購
入することができるようにする。 【解決手段】 コンテンツの購入時において、オーディ
オ機器11−1から、ユーザを識別するための情報と購
入金額に応じたポイント数が顧客管理サーバ4に送信さ
れるようになされている。すなわち、オーディオ機器1
1−1と顧客管理サーバ4の間においては、例えば、ク
レジットカード番号など、高度なセキュリティが必要な
情報が授受されないので、ユーザは、安全に、商品を購
入することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理システム
に関し、特に、ネットワークを介して、容易に、かつ、
安全に、商品を購入することができるようにした情報処
理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、インターネットが普及し、多くの
ユーザが、インターネットを介して、各種の商品、サー
ビスを購入することが一般的に行われるようになってき
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、商品等をイ
ンターネットを介して購入する場合、ユーザは、端末を
操作して、例えば、商品の購入等のサービスを提供する
管理者にアクセスし、名前やクレジットカード番号等の
個人情報を送信する必要があった。このような端末操作
は、端末が、パーソナルコンピュータなどの、比較的大
きな表示部や機能的な操作部を有している装置であれば
問題はないが、通常簡易な表示部や操作部しか設けられ
ていない、例えば、オーディオ機器を端末とする場合、
ユーザにとって煩雑なものとなる場合がった。
【0004】また従来においては、高度なセキュリティ
を要する、クレジットカード番号等の情報がインターネ
ット上で授受されるので、それが漏洩してしまう可能性
があり、ユーザが安全に利用することができない課題が
あった。
【0005】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、ネットワークを介して、容易に、かつ、安
全に、商品を購入することができるようにするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理システ
ムは、第1の端末は、利用金額情報に対応する金銭の額
を、増額または減額するために、所定の増額分または減
額分に対応する追加金額情報を入力する第1の入力手段
と、追加金額情報を、ネットワークを介して管理サーバ
に送信し、追加金額情報に基づく利用金額情報の更新を
要求する第1の要求手段とを備え、第2の端末は、管理
サーバに対し、ネットワークを介して商品の購入を要求
する第2の要求手段を備え、管理サーバは、利用金額情
報を管理する管理手段と、ネットワークを介して、第1
の端末の第1の要求手段により利用金額情報の更新が要
求されたとき、追加金額情報に基づいて、利用金額情報
を更新する第1の更新手段と、追加金額情報に基づく決
済処理を実行する決済手段と、ネットワークを介して、
第2の端末の第2の要求手段により商品の購入が要求さ
れたとき、商品の購入金額に基づいて、利用金額情報を
更新する第2の更新手段とを備えることを特徴とする。
【0007】管理サーバは、第1または第2の更新手段
により更新された利用金銭情報を、第1の端末または第
2の端末に送信する送信手段をさらに備え、第1の端末
または第2の端末は、管理サーバの送信手段により送信
されてきた利用金銭情報を表示する表示制御手段をさら
に備えることを特徴とする。
【0008】ネットワークは、非セキュアな通信回線で
あり、管理サーバの決済手段は、セキュアな専用線を介
して決済サーバと通信し、決済処理を実行することを特
徴とする。
【0009】第1の端末の第1の要求手段は、追加金額
情報を、ユーザのユーザIDとともに、ネットワークを
介して管理サーバに送信し、第2の端末の第2の要求手
段は、商品の購入金額とユーザIDを、ネットワークを
介して管理サーバに送信し、管理サーバの管理手段は、
利用金額情報を、ユーザIDに対応させて管理し、第1
の更新手段は、管理手段を参照して、第1の端末の第1
の要求手段により送信されてきたユーザIDに対応する
利用金額情報を検出し、検出した利用金額情報を追加金
額情報に基づいて更新し第2の更新手段は、管理手段を
参照して、第2の端末の第2の要求手段により送信され
てきたユーザIDに対応する利用金額情報を検出し、検
出した利用金額情報を商品の購入金額に基づいて更新す
ることを特徴とする。
【0010】第1の端末は、管理サーバと通信可能にな
ったとき、ユーザIDを、管理サーバに送信する第1の
送信手段をさらに備え、管理サーバは、管理手段を参照
して、第1の端末の第1の送信手段により送信されてき
たユーザIDに対応する利用金銭情報を検出し、検出し
た利用金銭情報を、第1の端末に送信する第2の送信手
段をさらに備えることを特徴とする。
【0011】管理サーバの管理手段は、利用金額情報
を、ユーザIDとユーザの口座情報に対応させて管理
し、決済手段は、口座情報に基づいて、決済処理を実行
することを特徴とする。
【0012】決済処理は、所定の期間中に、第1の端末
の第1の要求手段により送信されていた追加金額情報に
対応する金銭の額の合計の額についての決済であること
を特徴とする。
【0013】第1の端末は、第1の認証情報を入力する
第2の入力手段と、第2の認証情報を記憶する記憶手段
と、第1の認証情報と第2の認証情報が一致する否かを
判定し、その判定結果に基づいてユーザの認証を行う認
証手段とをさらに備え、第1の要求手段は、認証手段に
より認証されたとき、追加金額情報を、ネットワークを
介して管理サーバに送信し、追加金額情報に基づく利用
金額情報の更新を要求することを特徴とする。
【0014】第1の端末は、第2の認証情報の提供を、
ネットワークを介して管理サーバに要求する第3の要求
手段をさらに備え、記憶手段は、第3の要求手段による
要求に応じて管理サーバから、ネットワークを介して提
供された第2の認証情報を記憶し、管理サーバは、第1
の端末の第3の要求手段により第2の認証情報の提供が
要求されたとき、第2の認証情報を、ネットワークを介
して第1の端末に提供する提供手段をさらに備えること
を特徴とする。
【0015】第1の端末は、第2の認証情報が記録され
た記録媒体から、第2の認証情報を読み出す読み出し手
段をさらに備え、記憶手段は、読み出し手段により読み
出された第2の認証情報を記憶することを特徴とする。
【0016】第1の端末の第1の入力手段は、決済が既
になされた金銭に対応する決済済み追加金額情報を入力
し、第1の要求手段は、決済済み追加金額情報を、ネッ
トワークを介して管理サーバに送信し、決済済み追加金
額情報に基づく利用金額情報の更新を要求し、管理サー
バの第1の更新手段は、ネットワークを介して、第1の
端末の第1の要求手段により決済済み追加金額情報に基
づく利用金額情報の更新が要求されたとき、決済済み追
加金額情報に基づいて、利用金額情報を更新することを
特徴とする。
【0017】第1の端末と第2の端末は、同一の装置で
あることを特徴とする。
【0018】本発明の情報処理システムおいては、第1
の端末で、利用金額情報に対応する金銭の額を、増額ま
たは減額するために、所定の増額分または減額分に対応
する追加金額情報が入力され、追加金額情報を、ネット
ワークを介して管理サーバに送信し、追加金額情報に基
づく利用金額情報の更新が要求され、第2の端末で、管
理サーバに対し、ネットワークを介して商品の購入が要
求され、管理サーバで、利用金額情報が管理され、ネッ
トワークを介して、利用金額情報の更新が要求されたと
き、追加金額情報に基づいて、利用金額情報が更新さ
れ、追加金額情報に基づく決済処理が実行され、ネット
ワークを介して、商品の購入が要求されたとき、商品の
購入金額に基づいて、利用金額情報が更新される。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用した情報配
信システムの構成例を示している。一般ユーザの家庭1
などで用いられるオーディオ機器11−1またはパーソ
ナルコンピュータ11−2は、例えば、ルータ12、AD
SL(Asymmetric Digital Subscriber Line)モデム13、
電話機16が接続されるスプリッタ14、およびモジュ
ラジャック15を介して、電話回線2に接続され、図示
せぬプロバイダを介してインターネット3に接続されて
いる。
【0020】インターネット3には、顧客管理サーバ
4、決済センタ5、およびコンテンツサーバ6がさらに
接続されている。
【0021】オーディオ機器11−1やパーソナルコン
ピュータ11−2は、本システムを利用して、商品を購
入する(例えば、楽曲、映像などのコンテンツの配信を
受ける)ことができる。なお、以下において、本システ
ムを利用して商品を購入できる機器を、適宜、購入用端
末と称する。
【0022】購入用端末を利用して商品を購入した場合
(購入処理の詳細は、後述する)、その支払いを行う必
要があるが、本システムにおける支払い処理は、ユーザ
が予め設定した、ユーザが利用することができる金銭に
相当するポイント数(以下、利用可能ポイント数と称す
る)から、商品の購入金額に相当するポイント数が減算
されることで行われる。なお、以下において、利用可能
ポイントを設定する処理を、適宜、入金処理と称する。
【0023】本発明では、この入金処理を、購入用端末
(オーディオ機器11−1またはパーソナルコンピュー
タ11−2)の他、図2に示すように、携帯電話機1
7、店頭のレジスタ18、またはICカード19を利用
して行うことができる。なお、以下において、利用可能
ポイントを設定することできる端末を、適宜、ポイント
設定用端末と称する。このように、購入用端末の他、ポ
イント設定用端末を利用することができるので、ユーザ
は、容易に利用可能ポイント数を設定することができ
る。
【0024】また、利用可能ポイント数の設定時におい
ては、ポイント設定用端末から、ユーザを識別するため
の情報と現在の利用可能ポイント数に加算されるポイン
ト数が顧客管理サーバ4に送信され、またコンテンツの
購入時においては、購入用端末から、ユーザを識別する
ための情報と購入金額に応じたポイント数が顧客管理サ
ーバ4に送信される。すなわち、ポイント設定用端末ま
たは購入用端末と顧客管理サーバ4の間においては、例
えば、クレジットカード番号など、決済に必要な情報
で、高度なセキュリティを必要とする情報が授受されな
いので、ユーザは、安全に、商品の購入等を行うことが
できる。またこのことは、いわゆるセキュアな専用線を
端末と顧客管理サーバ4の間に用意する必要がなく、非
セキュアな通信回線を利用することができるので、シス
テムの構成を、簡単で、かつ、安価なものにすることが
できることを意味する。
【0025】また本システムにおいてユーザは、入金額
(正確には、その額に対応する利用可能ポイント数)を
越えて商品を購入することができないので、ユーザに対
して、いわゆるお金の使い過ぎを抑制するサービスを提
供することができる。
【0026】さらに、例えば、利用可能ポイント数を設
定するとき、またはコンテンツを購入するとき、ユーザ
認証のためにパスワードやユーザIDが必要となるが、
これらは、ユーザの登録時に顧客管理サーバ4により発
行され、簡単な手続きで、購入用端末に設定することが
できるようになされている(後述)。すなわち、例え
ば、オーディオ機器11−1のように、簡易な表示部や
操作部しか有していない装置においても、本システムを
容易に利用することができる。
【0027】顧客管理サーバ4と決済センタ5は、セキ
ュアな専用線7を介して接続されており、所定の情報
(後述)は、その専用線7を介して授受される。
【0028】図3は、オーディオ機器11−1の構成例
を示す。操作部20は、プッシュ式や回動式の操作子で
ある。表示部29に操作キー表示を行うとともに表示部
29上でのタッチ検出機構を設けることもでき、その場
合、タッチパネル操作子も操作部20に含まれる。この
パネル操作部20が操作されることにより、オーディオ
機器11−1の各種動作を実行させるための操作信号が
送出され、オーディオ機器11−1はこの操作信号に応
じて動作する。
【0029】リモートコマンダー(図示せず)からの赤
外線による操作信号は、受光部21で光電変換され、赤
外線インターフェースドライバ22に供給されること
で、オーディオ機器11−1の内部に取り込むことがで
きるようにされている。
【0030】CPU(Central Processing Unit)23
は、オーディオ機器11−1の全体の動作制御を行う。
ROM(Read Only Memory)24には、操作部20が操
作されることにより入力される入力信号に応じてオーデ
ィオ機器11−1の動作を制御するプログラム等が記憶
されている。またRAM(Random Access Memory)2
5、フラッシュメモリ26にはプログラムを実行する上
でのデータ領域、タスク領域が一時的に確保される。
【0031】メモリ27には、オーディオ機器11−1
の機器IDが記憶されている他、後述する設定ファイル
等が記憶される。なお、メモリ27は、例えば不揮発性
メモリやバックアップ電源を備えたRAM等で設けられ
ることが好ましい。
【0032】表示部29は、表示ドライバ28によって
表示駆動される。表示部29にはCPU23の制御に基
づいて所要の文字、記号、アイコン等が表示される。
【0033】表示部29または、インターネット上のW
WW(world wide web)サイトから検索された関連情報と
してのhtml(hyper text markup language) 文書が
グラフィック表示されるように構成されている。
【0034】CD−ROMドライブ30にはCD方式の
光ディスク(オーディオCD、CD−ROM、CDテキ
スト等)が、CD挿入部(図示せず)から装着されると
共に、1倍速或いはより高速、例えば16倍速、32倍
速で光学ピックアップにより光ディスクに記憶される情
報が読み出される。またMDドライブ31には、MD方
式の光ディスク又は光磁気ディスク(オーディオMD、
MDデータ等)がMD挿入部(図示せず)から装着され
ると共に、光学ピックアップによりディスクに記憶され
る情報が読み出される。もしくは装填されたディスクに
対して情報の記録を行うことができる。なお、本例では
CD−ROMドライブ30、およびMDドライブ31を
設けた例をあげているが、このいずれか一方のみを設け
たり、もしくは情報が記憶されているメディアとして他
のメディア(例えばMOディスクと呼ばれる光磁気ディ
スクや他の方式の光ディスク、磁気ディスク、メモリカ
ード等)に対応するドライブが設けられてもかまわな
い。
【0035】ハードディスクに対して情報の記録再生を
行うHD(ハードディスクドライブ(hard disk driv
e))32が設けられている。例えばCD−ROMドラ
イブ30やMDドライブ31から読み出されるオーディ
オ情報などを、HDD32においてファイル単位(例え
ば1曲が1ファイル)で格納できる。
【0036】また、オーディオデータに関してATRA
C(Adaptive Transform AcousticCoding)3(商標)
方式の圧縮エンコードを行うエンコーダ34、及びオー
ディオデータに関してATRAC3方式の圧縮に対するデコ
ードを行うデコーダ35が設けられる。エンコーダ34
およびデコーダ35は、CPU23の制御に応じて、供
給されたオーディオデータに関するエンコードまたはデ
コードを行う。また処理対象となっているオーディオデ
ータを一時的に格納するためのバッファメモリ33が設
けられている。バッファメモリ33は、CPU23の制
御によりデータの書込または読出を行う。
【0037】例えばCD−ROMドライブ30でディス
クから読み出されたオーディオデータをHDD32に格
納する場合、HDD32にオーディオデータを記憶する
前処理として、バッファメモリ33にディスクから読み
出されたオーディオデータが一時記憶されると共に、そ
のオーディオデータがエンコーダ34に供給されてATRA
C3方式のエンコードが行われる。さらにエンコーダ3
4でエンコードされたデータがバッファメモリ33に再
び一時記憶され、最終的にHDD32にエンコードされ
たオーディオ情報が蓄積される。
【0038】なお本例では、エンコーダ34によりATRA
C3方式でエンコードされたオーティオデータがHDD
32に蓄積されるようにしているが、例えばCD−RO
Mドライブ30から読み出されるデータがそのままHD
D32に蓄積されるようにしてもかまわない。
【0039】エンコーダ34では、CD−ROMドライ
ブ30に装着されるメディアから読み出されたデータが
エンコードされるだけではなく、マイクロホンが接続さ
れたマイク端子からアンプ37を介して入力されるオー
ディオ信号、或いは他のCDプレーヤ等の機器が接続さ
れたライン入力端子から入力されるオーディオ信号が、
A/D変換器36を介して入力されるように構成されて
おり、これらの入力されたオーディオデータもエンコー
ダ34によりエンコードすることができる。
【0040】なおエンコーダ34のエンコードアルゴリ
ズムとしてはATRAC3を用いたが、情報圧縮されるエン
コードアルゴリズムであればよく、ATRAC(商
標)、MP3(MPEG Audio Layer-3)、PASC(preci
sion adaptive sub-band coding)、TwinVQ(商
標)、RealAudio(商標)、LiquidAu
dio(商標)等であってもかまわない。
【0041】HDD32に蓄積されたオーディオ情報
は、デコーダ35によりデコードされ、D/A変換器3
8、アンプ39を介してスピーカ40により再生出力す
ることができる。もしくはヘッドホン(HP)端子にヘ
ッドホンを接続することで、ヘッドホンより再生出力さ
せることができる。ここではデコーダ35はATRAC3方
式のデコードを行うものとしているが、エンコーダ34
のエンコードアルゴリズムに対応するデコードアルゴリ
ズムであればよい。また、ここでエンコードおよびデコ
ードはハードウェアを持たず、CPU23によるソフト
ウェア処理であってもよい。
【0042】通信部41は、ルータ12乃至モジュラジ
ャック15を介して、電話回線2およびインターネット
3に接続可能なインタフェースである。
【0043】オーディオ機器11−1には、ICカード
スロット43がICカードドライバ42を介して設けら
れ、例えば、利用可能ポイント数が記憶されたICカー
ド19が装着可能となっている。またスロット45がド
ライバ44を介して設けられ、設定ファイル(後述)が
記録された記録媒体が装着可能となっている。
【0044】図4は、顧客管理サーバ4の構成例を示し
ている。CPU51には、バス55を介して入出力インタ
フェース56が接続されており、CPU51は、入出力イ
ンタフェース56を介して、オペレータから、キーボー
ド、マウスなどよりなる操作部58から指令が入力され
ると、例えば、ROM52、ハードディスク54、または
ドライブ60に装着される磁気ディスク71、光ディス
ク72、光磁気ディスク73、若しくは半導体メモリ7
4などの記録媒体に格納されているプログラムを、RAM
53にロードして実行する。これにより、後述するよう
な各種処理が行われる。さらに、CPU51は、その処理
結果を、例えば、入出力インタフェース56を介して、
LCD(Liquid Crystal Display)などよりなる表示部5
7に必要に応じて出力する。
【0045】図5は、決済センタ5の構成例を表し、図
6は、コンテンツサーバ6の構成例を表すが、それらは
基本的に顧客管理サーバ4の構成例と同様であるので、
その説明は省略する。
【0046】次に、オーディオ機器11−1を、購入用
端末およびポイント設定用端末として利用する場合につ
いて説明するが、オーディオ機器11−1をポイント設
定用端末とする場合、図7または図9のフローチャート
で示される手順で、ユーザ登録を行い、設定した利用可
能ポイント数に対する決済を行うためのクレジットカー
ド番号等の情報を登録する必要がある。
【0047】ここで図7のフローチャートに示す登録処
理を説明する。
【0048】ユーザは、オーディオ機器11−1を購入
した際、店頭において、所定の登録用紙に、自分の名
前、住所、電話番号、またはクレジットカード番号等の
個人情報を記入し、店員に手渡し、店員から、ユーザI
Dやパスワードなどが伝えられるとともに、それらが格
納された設定ファイルが、オーディオ機器11−1が読
み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
【0049】ここで設定ファイルの入手方法について説
明する。はじめに、店員は、店内の所定の装置(図示せ
ず)を操作して、登録用紙に記入されたユーザの個人情
報やオーディオ機器11−1の機器IDを顧客管理サー
バ4に送信する。顧客管理サーバ4は、店内の装置から
の個人情報や機器IDを受信すると、ユーザIDおよび
パスワードを発行し、それらが格納された設定ファイル
を店内の装置に送信する。顧客管理サーバ4はまた、ユ
ーザIDやパスワード、個人情報、オーディオ機器11
−1の機器ID、および所定の利用可能ポイント数(登
録時に与えられる利用可能ポイント数)を、そのユーザ
の登録情報として記憶する。店内の装置が顧客管理サー
バ4により送信された設定ファイルを受信すると、店員
は、それを、オーディオ機器11−1が読み取り可能な
記録媒体に記録させる。このようにして設定ファイルが
入手される。
【0050】ユーザは、例えば、自宅に戻り、オーディ
オ機器11−1の電源を投入し、店員から受け取った記
録媒体をスロット45に装着させた後、操作部20に対
して所定の操作を行う。これにより、図7の登録処理が
開始される。
【0051】すなわち、ステップS1において、オーデ
ィオ機器11−1のCPU23は、装着された記録媒体
から設定ファイルを読み出し、ステップS2において、
それをメモリ27に記憶させる。
【0052】次に、ステップS3において、オーディオ
機器11−1のCPU23は、インターネット3に接続
されているか否かを判定し、接続されていると判定した
場合、ステップS4に進み、表示ドライバ28を制御し
て、表示部29に認証情報入力画面を表示させる。
【0053】認証情報入力画面は、認証情報として、例
えばパスワードやユーザIDを入力することができるよ
うになされており、ユーザにより操作部20が操作さ
れ、認証情報入力画面にそれらが入力されると、ステッ
プS5において、CPU23は、認証情報入力画面に入
力されたパスワードとユーザIDのそれぞれが、ステッ
プS2で記憶した設定ファイルに格納されているパスワ
ードとユーザIDのそれぞれと一致するか否かを判定
し、一致する場合には、本人(真のユーザ)であると判
定する。パスワードとユーザIDに基づく認証処理の結
果、ユーザが本人であると判定された場合、ステップS
6に進み、CPU23は、通信部41を制御して、ルー
タ12乃至モジュラジャック15、電話回線2、および
インターネット3を介して、ユーザIDを顧客管理サー
バ4に送信させる。
【0054】なお、以下において、オーディオ機器11
−1が顧客管理サーバ4へデータを送信する動作を説明
する場合、簡単のために、”ルータ12乃至モジュラジ
ャック15、電話回線2、およびインターネット3を介
して”の記載を省略する。顧客管理サーバ4がオーディ
オ機器11−1へデータを送信する動作の場合において
も同様である。
【0055】顧客管理サーバ4のCPU51は、ステッ
プS11において、オーディオ機器11−1から送信さ
れてきたユーザIDを受信すると、ステップS12にお
いて、受信したユーザIDが登録されているか否かを判
定し、登録されている場合には、正規の会員であると判
定する。上述したように、顧客管理サーバ4は、ユーザ
IDとパスワードを発行し、それらをユーザの登録情報
として記憶するようになされているので、ユーザIDが
登録されているか否か(ユーザIDが登録情報として記
憶されているか否か)を判定することができる。
【0056】ステップS12で、ユーザIDに基づく認
証処理の結果、正規の会員であると判定された場合、ス
テップS13に進み、顧客管理サーバ4のCPU51
は、通信部59を制御して、所定の利用可能ポイント数
を表す信号を、オーディオ機器11−1に送信させる。
【0057】オーディオ機器11−1のCPU23は、
ステップS7において、利用可能ポイント数を表す信号
が受信されたか否かを判定し、受信された判定した場
合、ステップS8に進み、表示ドライバ28を制御し
て、利用可能ポイント数を表示部29に表示させる。
【0058】図8は、利用可能ポイント数の表示例を表
している。図8Aの場合、利用可能ポイント数(Music
Point)と、利用可能ポイント数(32)を表す数字が
表示されている。図8Bの場合、利用可能ポイント数
(Music Point)と、利用可能ポイント数(32)を表
す数分の音譜のマークが示されている。大きな音符のマ
ークの数は、利用可能ポイント数の10の位を表し(3
個のマークで、30を表し)、小さな音符のマークの数
は、1の位を表している(2個のマークで、2を表して
いる)。
【0059】なお、この例の場合、登録時において32
ポイントの利用可能ポイントがユーザに与えられるが、
例えば0ポイントとすることもできる。
【0060】図7に戻り、ステップS3で、インターネ
ット3に接続されていないと判定されたとき、ステップ
S5で、本人ではないと判定されたとき、ステップS7
で、利用可能ポイント数が受信されなかったと判定され
たとき、またはステップS8で、利用可能ポイント数が
表示されたとき、オーディオ機器11−1の処理は終了
する。
【0061】ステップS12で、会員ではないと判定さ
れたとき、またはステップS13で、利用可能ポイント
数を表す信号が送信されたとき、顧客管理サーバ4の処
理は終了する。
【0062】上述においては、設定ファイルを、記録媒
体に記録してユーザに直接提供した場合を例として説明
したが、設定ファイルを、通信で提供することもでき
る。この場合の登録処理は、図9のフローチャートに示
されている。なお、ユーザは、この場合、個人情報を登
録用紙に記入し、それを店員に手渡すなどの手続きを行
っていない。すなわち、ユーザは、この時点で、パスワ
ードやユーザIDを知らず、また設定ファイルが記録され
た記録媒体も有していない。
【0063】ユーザは、例えば、自宅に戻り、オーディ
オ機器11−1を、家庭1のルータ12に接続して電源
を投入し、操作部20に対して所定の操作を行うと、図
9の登録処理が開始される。
【0064】ステップS21において、オーディオ機器
11−1のCPU23は、通信部41を制御して、登録
要求を表す信号と、メモリ27に記憶されている機器I
Dを、顧客管理サーバ4に送信させる。
【0065】顧客管理サーバ4のCPU51は、ステッ
プS31において、登録要求を表す信号および機器ID
が受信されるまで待機し、それが受信されたとき、ステ
ップS32に進み、ユーザIDおよびパスワードを発行
し、ステップS33において、通信部59を制御して、
それらが格納された設定ファイルと、個人情報を入力す
るための画面(個人情報入力画面)のデータを、オーデ
ィオ機器11−1に送信させる。
【0066】オーディオ機器11−1のCPU23は、
ステップS22において、設定ファイルおよび個人情報
入力画面のデータが受信されたか否かを判定し、受信さ
れたと判定した場合、ステップS23に進み、受信した
設定ファイルを、メモリ27に記憶し、ステップS24
において、表示ドライバ28を制御して、個人情報入力
画面を表示部29に表示させる。
【0067】個人情報入力画面は、個人情報として、ユ
ーザの氏名、住所、電話番号、またはクレジットカード
番号等(店頭で、登録用紙に記入するものと同様の情
報)が入力されるようになされており、ユーザにより操
作部20が操作されてそれらの情報が入力されると、ス
テップS25において、オーディオ機器11−1のCP
U23は、通信部41を制御して、入力された個人情報
を顧客管理サーバ4に送信させる。
【0068】顧客管理サーバ4のCPU51は、ステッ
プS34において、オーディオ機器11−1からの個人
情報を、機器ID、ユーザID、パスワード、および所
定の利用可能ポイント数(登録時に与えられるポイント
数)とともに、そのユーザの登録情報としてハードディ
スク54に記憶させる。
【0069】次に、ステップS35において、顧客管理
サーバ4のCPU51は、通信部59を制御して、登録
時の利用可能ポイント数をオーディオ機器11−1に送
信させる。オーディオ機器11−1のCPU23は、ス
テップS26において、顧客管理サーバ4から送信され
てきた利用可能ポイント数を、図8に示したように、表
示ドライバ28を制御して表示部29に表示させる。
【0070】ステップS22で、設定ファイル等が受信
されていないと判定された場合、またはステップS26
で、利用可能ポイント数が表示されたとき、オーディオ
機器11−1の処理は終了する。ステップS35で、利
用可能ポイント数が送信されたとき、顧客管理サーバ4
の処理は終了する。
【0071】図7または図9のフローチャートに示した
ようにしてユーザ登録が行われると、オーディオ機器1
1−1の電源が投入される度に、図10のフローチャー
トに示す処理が行われ、利用可能ポイント数がオーディ
オ機器11−1の表示部29に適宜表示されるようにな
る。本発明では、図2に示したように、オーディオ機器
11−1の他、携帯電話機17(図2)やレジスタ18
をポイント設定用端末として、利用可能ポイント数を設
定することができるので、このように電源投入時に利用
可能ポイント数を表示するようにすることで、ユーザ
は、最新の利用可能ポイントを確認することができる。
【0072】図10のフローチャートに示す処理につい
て説明する。ステップS41において、オーディオ機器
11−1の電源が投入されると、ステップS42におい
て、CPU23は、表示ドライバ28を制御して、認証
情報入力画面を表示部29に表示させる。
【0073】ユーザによりオーディオ機器11−1の操
作部20が操作され、認証情報入力画面にパスワードお
よびユーザIDが入力されると、ステップS43におい
て、CPU23は、入力されたパスワードとユーザID
に基づいて認証処理を行い、その結果、本人であると判
定した場合、ステップS44に進み、通信部41を制御
して、ユーザIDを顧客管理サーバ4に送信させる。
【0074】顧客管理サーバ4のCPU51は、ステッ
プS51において、オーディオ機器11−1から送信さ
れてきたユーザIDを受信すると、ステップS52にお
いて、受信されたユーザIDが登録されているか否かを
判定し、登録されている場合には、正規の会員であると
判定する。ユーザIDに基づく認証処理の結果、正規の
会員であると判定された場合、ステップS53に進み、
CPU51は、通信部59を制御して、ユーザの登録情
報として管理している利用可能ポイント数を、オーディ
オ機器11−1に送信させる。
【0075】オーディオ機器11−1のCPU23は、
ステップS45において、利用可能ポイント数が受信さ
れたか否かを判定し、受信されたと判定した場合、ステ
ップS46に進み、それを表示部29に表示させる。こ
のようにして利用可能ポイント数が表示される。
【0076】ステップS43で、本人ではないと判定さ
れたとき、ステップS45で、利用可能ポイント数が受
信されなかったと判定されたとき、またはステップS4
6で利用可能ポイント数が表示されたとき、オーディオ
機器11−1の処理は終了する。ステップS52で、会
員ではないと判定されたとき、または利用可能ポイント
数がオーディオ機器11−1に送信されたとき、顧客管
理サーバ4の処理は終了する。
【0077】次に、商品を購入する場合の処理手順を、
図11のフローチャートを参照して説明する。なお、こ
こでは購入用端末としてオーディオ機器11−1を利用
し、楽曲が購入または試聴されるものとする。
【0078】オーディオ機器11−1の電源が投入さ
れ、図10のフローチャートに示した処理が行われた状
態において(認証がなされ、利用可能ポイント数が表示
されている状態において)、ステップS61で、ユーザ
により操作部20が操作され、楽曲の購入または試聴が
要求されると、ステップS62において、CPU23
は、通信部41を制御して、ルータ12乃至モジュラジ
ャック15、電話回線2、およびインターネット3を介
して、コンテンツサーバ6にアクセスする。コンテンツ
サーバ6のアドレス(URL)を、設定ファイルに格納
して提供し、CPU23は、設定ファイルからそのアド
レスを読み出し、それを用いてコンテンツサーバ6にア
クセスするようにすることもできる。
【0079】なお、以下において、オーディオ機器11
−1がコンテンツサーバ6へデータを送信する動作を説
明する場合、簡単のために、”ルータ12乃至モジュラ
ジャック15、電話回線2、およびインターネット3を
介して”の記載を省略する。コンテンツサーバ6がオー
ディオ機器11−1へデータを送信する動作の場合にお
いても同様である。
【0080】コンテンツサーバ6のCPU101は、オ
ーディオ機器11−1からのアクセスを受けると、ステ
ップS71において、通信部109を制御して、購入ま
たは試聴する楽曲を指定するための画面(以下、コンテ
ンツ指定画面と称する)のデータを、オーディオ機器1
1−1に送信させる。
【0081】オーディオ機器11−1のCPU23は、
ステップS63において、表示ドライバ28を制御し
て、コンテンツサーバ6から送信されてきたコンテンツ
指定画面を表示部29に表示させ、ステップS64にお
いて、購入または試聴する楽曲が指定されたか否かを判
定する。
【0082】ステップS64で、例えば、図12Aに示
すようなコンテンツ指定画面の、購入ボタンまたは試聴
ボタンが操作されて、購入または試聴される楽曲が指定
されたと判定された場合、ステップS65に進み、オー
ディオ機器11−1のCPU23は、通信部41を制御
して、コンテンツ指定画面により楽曲が指定されること
で得られるコンテンツIDおよび楽曲の購入金額、並び
にメモリ27に記憶されている機器IDとユーザIDを
顧客管理サーバ4に送信させる。
【0083】図12Aの画面には、歌手等を紹介する画
像の他、歌手名、曲名、曲の再生時間(4分30秒)、
価格(購入金額(¥350))、配信元が表示されてい
る。なお、オーディオ機器11−1の表示部29が画像
を表示することができない場合、図12Bに示すような
コンテンツ指定画面を表示することもできる。図12B
の画面には、歌手名、曲名、再生時間(4分30秒)、
購入金額(350円)、およびリンクが張られた文字
列”試聴”と”購入”が表示されている。
【0084】図11に戻り、顧客管理サーバ4のCPU
51は、ステップS81において、オーディオ機器11
−1から送信されてきたコンテンツID、購入金額、機
器ID、およびユーザIDを受信すると、ステップS8
2において、購入金額に応じたポイント数を、受信され
たユーザIDを含む登録情報の利用可能ポイント数から
減算する(利用可能ポイント数を更新する)。
【0085】次に、ステップS83において、顧客管理
サーバ4のCPU51は、通信部59を制御して、ステ
ップS82で更新された利用可能ポイント数を、オーデ
ィオ機器11−1に送信させる。オーディオ機器11−
1のCPU23は、ステップS66において、顧客管理
サーバ4から送信されてきた利用可能ポイント数を、表
示部29に表示させる。
【0086】顧客管理サーバ4の処理の戻り、ステップ
S84において、CPU51は、通信部59を制御し
て、ステップS81で受信されたコンテンツIDと機器
IDをコンテンツサーバ6に送信させ、オーディオ機器
11−1に対する、コンテンツIDにより特定される楽
曲(ステップS64で指定された楽曲)の配信を要求す
る。コンテンツサーバ6のCPU101は、顧客管理サ
ーバ4により楽曲の配信要求を受けると、ステップS7
2において、オーディオ機器11−1に対して楽曲を配
信する。なお、楽曲が試聴される場合、試聴用のコンテ
ンツデータ(例えば、再生制限処理が施されたデータ)
が配信され、また購入された場合、購入用のコンテンツ
データ(例えば、再生制限処理が施されていないデー
タ)が配信される。その後、コンテンツサーバ6の処理
は、終了する。
【0087】オーディオ機器11−1のCPU23は、
ステップS67において、コンテンツサーバ6から配信
された楽曲を受信し、例えば、再生処理を行う。
【0088】ステップS64で、購入または試聴される
楽曲が指定されなかったと判定されたとき、またはステ
ップS67で、楽曲に対する処理がなされたとき、オー
ディオ機器11−1の処理は終了する。
【0089】再び、顧客管理サーバ4の処理に戻り、ス
テップS85において、CPU51は、所定のタイミン
グで、ステップS82で減算した利用可能ポイント数に
対応する金額(楽曲の購入金額)を、コンテンツサーバ
6の口座に入金する。その後、顧客管理サーバ4の処理
は終了する。
【0090】次に、ポイント設定用端末としてオーディ
オ機器11−1を利用し、入金を行う場合の処理手順
を、図13のフローチャートを参照して説明する。
【0091】オーディオ機器11−1の電源が投入さ
れ、図10のフローチャートに示した処理が行われた状
態において(認証がなされ、利用可能ポイント数が表示
されている状態において)、ステップS91で、ユーザ
により操作部20が操作され、増やしたいポイント数、
すなわち現在の利用可能ポイント数に追加されるポイン
ト数(追加ポイント数)が入力されると、ステップS9
2において、CPU23は、通信部41を制御して、入
力された追加ポイント数と設定ファイルに格納されてい
るユーザIDを、顧客管理サーバ4に送信させる。
【0092】顧客管理サーバ4のCPU51は、オーデ
ィオ機器11−1から送信されたユーザIDおよび追加
ポイント数を受信すると、ステップS101において、
受信したユーザIDが含まれる登録情報の利用可能ポイ
ント数に、受信した追加ポイント数を加算する(利用可
能ポイント数を更新する)。
【0093】次に、ステップS102において、顧客管
理サーバ4のCPU51は、通信部59を制御して、ス
テップS101で更新された利用可能ポイント数をオー
ディオ機器11−1に送信させる。その後、顧客管理サ
ーバ4の処理は終了する。
【0094】オーディオ機器11−1のCPU23は、
ステップS93において、顧客管理サーバ4から送信さ
れてきた利用可能ポイント数を、表示部29に表示させ
る。その後、オーディオ機器11−1の処理は終了す
る。
【0095】次に、オーディオ機器11−1により設定
された利用可能ポイント(増やされた利用可能ポイン
ト)に対する決済処理を、図14のフローチャートを参
照して説明する。
【0096】ステップS111において、顧客管理サー
バ4のCPU51は、前回の決済から所定の期間経過し
たか否かを判定する。この例の場合、1週間、または1
月単位で、その期間に設定された利用可能ポイントにつ
いてまとめて決済するので、ここでは次の決済の時期で
あるか否かが判定される。
【0097】ステップS111で、決済の時期であると
判定された場合、ステップS112に進み、顧客管理サ
ーバ4のCPU51は、通信部59を制御して、前回の
決済から今回の決済までの間(以下、決済期間と称す
る)に増やされた利用可能ポイント数の合計に対応する
金額(以下、決済金額と称する)、顧客管理サーバ4の
ID、ユーザID、およびクレジットカード番号を、専
用線7を介して決済センタ5に送信させる。その後、顧
客管理サーバ4の処理は、終了する。
【0098】決済センター5のCPU81は、ステップ
S121において、顧客管理サーバ4から専用線7を介
して送信されてきたクレジットカード番号に基づいて、
クレジットカード会社に対する課金処理を行う。
【0099】次に、ステップS122において、決済セ
ンタ5のCPU81は、ステップS121での課金処理
により得られる決済金額を、顧客管理サーバ4の口座に
入金する処理を行う。なお、決済センタ5は、顧客管理
サーバ4のIDに対応して、顧客管理サーバ4の口座を
管理しているので、受信した顧客管理サーバ4のID
で、顧客管理サーバ4の口座を検出でき、その口座に対
する入金処理を行うことができる。その後、決済センタ
5の処理は終了する。
【0100】なお、図11のステップS85において
は、顧客管理サーバ4が、購入されたコンテンツの購入
金額を、コンテンツサーバ6の口座に入金したが、決済
センタ5がそれを行うようにすることもできる。すなわ
ちこの場合、ステップS122において、決済センタ5
のCPU81は、ステップS121で引き落とした決済
金額のうちの、コンテンツサーバ6から決済期間中に購
入されたコンテンツの購入金額の合計を、コンテンツサ
ーバ6の口座に入金する。
【0101】次に、ポイント設定用端末として携帯電話
機17を利用し、入金を行う場合の処理手順について、
図15のフローチャートを参照して説明する。なお、こ
の場合、図7または図9のフローチャートに示した登録
処理がなされているものとする。
【0102】ステップS131において、ユーザにより
携帯電話機17の操作部が操作され、入金したい額と、
ユーザIDが入力されると、ステップS132におい
て、携帯電話機17は、入力されたユーザIDおよび入
金額とともに、携帯電話事業者ID(携帯電話機17に
予め登録されているID)を、顧客管理サーバ4に送信
する。なお、携帯電話事業者は、携帯電話機17による
通話料の決済を管理している。
【0103】顧客管理サーバ4のCPU51は、ステッ
プS141において、携帯電話機17から送信されてき
た携帯電話事業者ID、ユーザID、および入金額を受
信すると、ステップS142において、受信されたユー
ザIDが登録されているか否かを判定する。
【0104】ステップS142で、ユーザIDが登録さ
れ、正規の会員であると判定されたとき、ステップS1
43に進み、顧客管理サーバ4のCPU51は、ステッ
プS141で受信されたユーザIDを含む登録情報の利
用可能ポイント数に、入金額に対応するポイント数を加
算する(利用可能ポイント数を更新する)。
【0105】次に、ステップS144において、顧客管
理サーバ4のCPU51は、通信部59を制御して、ス
テップS143で更新した利用可能ポイント数を携帯電
話機17に送信させる。
【0106】携帯電話機17は、ステップS133にお
いて、顧客管理サーバ4からの利用可能ポイント数が受
信されたか否かを判定し、受信されたと判定した場合、
ステップS134に進み、受信された利用可能ポイント
数を、表示部に表示させる。
【0107】ステップS133で、利用可能ポイント数
が受信されなかったと判定されたとき、またはステップ
S134で、利用可能ポイント数が表示されたとき、携
帯電話機17の処理は終了する。
【0108】顧客管理サーバ4の処理に戻り、ステップ
S145において、CPU51は、通信部59を制御し
て、入金額、顧客管理サーバ4のID、ユーザID、ク
レジットカード番号、顧客管理サーバ4の口座番号、お
よびユーザの口座番号を、携帯電話事業者に送信する。
顧客管理サーバ4は、携帯電話事業者IDに対応して携
帯電話事業者のアドレスを保持しているので、その携帯
電話事業者にアクセスすることができる。
【0109】携帯電話事業者は、ステップS151にお
いて、顧客管理サーバ4から送信されてきた情報(入金
額、顧客管理サーバ4のID、ユーザID、クレジット
カード番号、顧客管理サーバ4の口座番号、およびユー
ザの口座番号)に加え、携帯電話事業者IDと携帯電話
事業者の口座番号を決済センタ5に送信する。
【0110】決済サンター5のCPU81は、ステップ
S161において、携帯電話事業者から送信されてきた
クレジットカード番号に対応する口座から、同様に送信
されてきた入金額分の金銭を引き落とす処理を行う。
【0111】次に、ステップS162において、決済セ
ンタ5のCPU81は、ステップS161で引き落とし
た入金額分の金銭を、顧客管理サーバ4の口座に入金す
る処理を行う。その後、決済センタ5の処理は終了す
る。
【0112】すなわち、オーディオ機器11−1を利用
して入金する場合においては、所定の期間中の決済がま
とめて行われたが(図14)、携帯電話機17で入金す
る場合、その決済処理は、入金されるごとに行われる。
【0113】次に、ポイント設定用端末として、店頭に
あるレジスタ18を利用し、入金を行う場合の処理手順
について、図16のフローチャートを参照して説明す
る。
【0114】ユーザが、例えば、ユーザIDを提示し、
入金したい金額分の現金を、例えば、所定のコンビニエ
ンスストアーの店員に手渡す。ステップS171におい
て、店員は、提示されたユーザIDと、受け取った現金
の額をレジスタ18に入力する。
【0115】このような操作がレジスタ18に対してな
されるとレジスタ18は、ステップS172において、
店舗のID(店ID)(例えば、店舗からの入金である
ことを示す情報)、および入力されたユーザIDと入金
額を、顧客管理サーバ4に送信する。
【0116】顧客管理サーバ4のCPU51は、ステッ
プS181において、レジスタ18から送信されてきた
店ID、ユーザID、および入金額を受信すると、ステ
ップS182において、受信されたユーザIDが登録さ
れているか否かを判定して、ユーザが正規の会員である
か否かを判定する。
【0117】ステップS182で、正規の会員であると
判定された場合、すなわち、図7または図9の処理がな
されてユーザが登録されている場合、ステップS183
に進み、顧客管理サーバ4のCPU51は、ユーザID
を含む登録情報の利用可能ポイント数に、入金額に対応
するポイント数を加算する(利用可能ポイント数を更新
する)。
【0118】なお、ここでの入金額に対応するポイント
(以下、決済済み利用可能ポイントと称する)について
は、現金によりその決済が完了しており、それについて
の決済は行われないので(ユーザの口座から、決済済み
利用可能ポイントに対応する金銭を引き落とす必要がな
いので)、決済済み利用可能ポイント数に対応する金額
は、図14のステップS112おける決済金額には含ま
れない。すなわち、顧客管理サーバ4は、決済手続き
上、上述した、図14の処理で決済される利用可能ポイ
ント(以下、適宜、未決済利用可能ポイントと称する)
と、決済済み利用可能ポイントを分けて管理することに
なるが、ユーザは、両者を合わせたポイントを利用する
ことができる。
【0119】また、現金を入金して決済済み利用可能ポ
イントを設定する場合、図7または図9で示した処理
で、クレジットカード番号等の決済に必要な情報を予め
登録しておかなくてもよいことになるが、ユーザが、例
えば、オーディオ機器11−1を購入後、登録を行うこ
となく(図7または図9の処理が行われていない状態
で)、店頭で、任意のユーザID(本システムにおいて
適当なものと認められるものに限る)を提示し、現金を
入金すると、後述するステップS185で、新規に登録
される。その結果、図7または図9の処理で登録した場
合と同様に、決済済み利用可能ポイント数を、適宜、オ
ーディオ機器11−1に表示させることができ(図1
0)、また、オーディオ機器11−1を購入用端末とし
て商品を購入することができるようになる(図11)。
【0120】なお、新規に登録するユーザに対して、ユ
ーザIDが記憶されたメモリカード、またはユーザID
のコードが付されたカードを販売し、ユーザは、それを
利用して登録を受けるようにすることもできる。
【0121】図16に戻り、ステップS184におい
て、顧客管理サーバ4のCPU51は、通信部59を制
御して、更新した利用可能ポイント数をレジスタ18に
送信させる。なお、ここでレジスタ18に送信される利
用可能ポイント数は、ユーザが、図7または図9の処理
で登録されていれば、未決済利用可能ポイント数と決済
済み利用可能ポイント数の合計であり、またユーザが図
7または図9の処理で登録されていなければ、決済済み
利用可能ポイント数である。その後、顧客管理サーバ4
の処理は終了する。
【0122】ステップS182で、会員ではないと判定
された場合、ステップS185に進み、顧客管理サーバ
4のCPU51は、登録処理を行う。
【0123】例えば、CPU51はこのとき、パスワー
ドを発行して、入力されたユーザIDとともに設定ファ
イルに格納し、レジスタ18に送信し、例えば、オーデ
ィオ機器11−1が読み取り可能な記録媒体に記録させ
る。ユーザは、その記録媒体を持ち帰り、記録媒体に記
録されている設定ファイルを、オーディオ機器11−1
に設定する。
【0124】顧客管理サーバ4のCPU51はまた、ユ
ーザID、パスワード、および0ポイントの決済済み利
用可能ポイントを、ユーザの登録情報としてハードディ
スク54に記憶させる。なお必要に応じて、レジスタ1
8から、個人情報(クレジットカード番号等の決済に必
要な情報を除く)の提供を受け、登録情報とすることも
できる。
【0125】その後、ステップS183,S184の処
理が行われる。
【0126】レジスタ18は、ステップS173におい
て、顧客管理サーバ4からの利用可能ポイント数を受信
し、ステップS174に進み、受信された利用可能ポイ
ント数を表示部に表示させる。その後、レジスタ18の
処理は終了する。
【0127】ところで、レジスタ18をポイント設定用
端末して利用可能ポイント(正確には、決済済み利用可
能ポイント)を設定した場合、現金が店側に渡っている
ので、顧客管理サーバ4は、それを集金する必要があ
る。ここでこの処理について、図17のフローチャート
を参照して説明する。
【0128】ステップS191において、顧客管理サー
バ4のCPU51は、前回の決済から所定の期間経過し
たか否かを判定する。すなわち決済の時期であるか否か
が判定される。
【0129】ステップS191で、決済の時期であると
判定された場合、ステップS192に進み、顧客管理サ
ーバ4のCPU51は、通信部59を制御して、前回の
決済から今回の決済までの間(決済期間)に入金された
入金額の合計(決済金額)、および顧客管理サーバ4の
IDを、店頭装置管理サーバに送信させる。その後、顧
客管理サーバ4の処理は終了する。
【0130】店頭装置管理サーバは、ステップS201
において、顧客管理サーバ4から送信されてきた顧客管
理サーバ4のIDに対応する口座に、同様に送信されて
きた決済金額分の金銭を入金する処理を行う。その後、
店頭装置管理サーバの処理は終了する。なお、店頭装置
管理サーバは、顧客管理サーバ4のIDに対応して顧客
管理サーバ4の口座番号を記憶しているものとする。
【0131】次に、ポイント設定用端末としてICカー
ド19を利用し、入金を行う場合の処理手順について、
図18のフローチャートを参照して説明する。なお、I
Cカード19には、顧客管理サーバ4と通信する機能を
有していないので、この場合、オーディオ機器11−1
のその機能を利用するものとする。
【0132】ステップS211において、例えば、オー
ディオ機器11−1のICカードスロット43にICカ
ード19が挿入され、ステップS212において、ユー
ザにより操作部20が操作されて追加ポイント数が入力
されると、ステップS213において、CPU23は、
通信部41を制御して、入力された追加ポイント数、I
Cカード19に記憶されているユーザID、ICカード
ID(例えば、ICカードからの入金であることを示す
情報)を、顧客管理サーバ4に送信させる。
【0133】顧客管理サーバ4のCPU51は、ステッ
プS221において、オーディオ機器11−1から送信
されてきたユーザID、追加ポイント数、およびICカ
ードIDを受信すると、ステップS222において、ユ
ーザIDが登録されているか否かを判定して、ユーザが
正規の会員であるか否かを判定する。
【0134】ステップS222で、正規の会員であると
判定された場合、ステップS223に進み、顧客管理サ
ーバ4のCPU51は、ユーザIDを含む登録情報の利
用可能ポイント数に、受信した追加ポイント数を加算す
る(利用可能ポイント数を更新する)。
【0135】なお、ここでの追加ポイントは、ICカー
ド19がユーザにより予め購入されているので(決済が
なされているので)、決済済み利用可能ポイントに相当
し、それに対応する金額は、図14のステップS112
おける決済金額には含まれない。
【0136】すなわち、ICカード19を利用して決済
済み利用可能ポイントを設定する場合、図7または図9
で示した処理で、クレジットカード番号等の決済に必要
な情報を予め登録しておかなくてもよいことになるが、
図7または図9の処理により登録がなされていない状態
で、ICカード19を挿入する等の処理(ステップS2
11,S212)を行うと、ステップS222で正規の
会員ではないと判定され、後述するステップS225に
おいて、新規に登録される。その結果、図7または図9
の処理で登録した場合と同様に、決済済み利用可能ポイ
ント数を、適宜、オーディオ機器11−1に表示させる
ことができ(図10)、また、オーディオ機器11−1
を購入用端末として商品を購入することができるように
なる(図11)。
【0137】図18に戻り、ステップS224におい
て、顧客管理サーバ4のCPU51は、通信部59を制
御して、ステップS223で更新された利用可能ポイン
ト数をオーディオ機器11−1に送信させる。なお、こ
こでオーディオ機器11−1に送信される利用可能ポイ
ント数は、ユーザが、図7または図9の処理で登録され
ていれば、未決済利用可能ポイント数と決済済み利用可
能ポイント数の合計であり、またユーザが図7または図
9の処理で登録されていなければ、決済済み利用可能ポ
イント数である。その後、顧客管理サーバ4の処理は終
了する。
【0138】ステップS222で、会員ではないと判定
された場合、ステップS225に進み、顧客管理サーバ
4のCPU51は、登録処理を行う。
【0139】例えば、CPU51はこのとき、パスワー
ドを発行して、入力されたユーザIDとともに設定ファ
イルに格納し、オーディオ機器11−1に送信し、オー
ディオ機器11−1に記憶させるようにする。またCP
U51は、ユーザID、パスワード、および0ポイント
の決済済み利用可能ポイントを、ユーザの登録情報とし
てハードディスク54に記憶させる。
【0140】なお必要に応じて、個人情報入力画面をオ
ーディオ機器11−1に送信し、それに入力されたユー
ザの個人情報(クレジットカード番号等の決済に必要な
情報を除く)を、登録情報とすることもできる。
【0141】その後、ステップS223,S224の処
理が行われる。
【0142】オーディオ機器11−1のCPU23は、
ステップS214において、ステップS212で入力さ
れた追加ポイント数を、ICカード19の利用可能ポイ
ント数(正確には、決済済み利用可能ポイント)から減
算する。
【0143】次に、ステップS215において、オーデ
ィオ機器11−1のCPU23は、顧客管理サーバ4か
ら送信されてきた利用可能ポイント数、およびICカー
ド10の利用可能ポイント数を、表示部29に表示させ
る。その後、オーディオ機器11−1の処理は終了す
る。
【0144】なお、以上においては、入金処理により利
用可能ポイント数が増える場合を例として説明したが、
利用可能ポイント数が減るような処理を行うこともでき
る。
【0145】本明細書において、記録媒体により提供さ
れるプログラムを記述するステップは、記載された順序
に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも
時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実
行される処理をも含むものである。
【0146】また、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0147】
【発明の効果】本発明の情報処理システムによれば、第
1の端末が、利用金額情報に対応する金銭の額を、増額
または減額するために、所定の増額分または減額分に対
応する追加金額情報を入力し、追加金額情報を、ネット
ワークを介して管理サーバに送信し、追加金額情報に基
づく利用金額情報の更新を要求し、第2の端末が、管理
サーバに対し、ネットワークを介して商品の購入を要求
し、管理サーバが、利用金額情報を管理し、ネットワー
クを介して、利用金額情報の更新が要求されたとき、追
加金額情報に基づいて、利用金額情報を更新し、追加金
額情報に基づく決済処理を実行し、ネットワークを介し
て、商品の購入が要求されたとき、商品の購入金額に基
づいて、利用金額情報を更新するようにしたので、ネッ
トワークを介して、容易に、かつ、安全に、商品を購入
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した情報配信システムの構成例を
示す図である。
【図2】入金処理の態様を示す図である。
【図3】図1のオーディオ機器の構成例を示すブロック
図である。
【図4】図1の顧客管理サーバ4の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図5】図1の決済センタ5の構成例を示すブロック図
である。
【図6】図1のコンテンツサーバ6の構成例を示すブロ
ック図である。
【図7】登録処理を説明するフローチャートである。
【図8】利用可能ポイント数の表示例を示す図である。
【図9】他の登録処理を説明するフローチャートであ
る。
【図10】電源投入時のオーディオ機器の動作を説明す
るフローチャートである。
【図11】購入処理を説明するフローチャートである。
【図12】コンテンツ指定画面の表示例を示す図であ
る。
【図13】入金処理を説明するフローチャートである。
【図14】決済処理を説明するフローチャートである。
【図15】他の入金処理と決済処理を説明するフローチ
ャートである。
【図16】他の入金処理を説明するフローチャートであ
る。
【図17】他の決済処理を説明するフローチャートであ
る。
【図18】他の入金処理を説明するフローチャートであ
る。
【符号の説明】
11−1 オーディオ機器11−1, 11−2 パー
ソナルコンピュータ,3 インターネット, 4 顧客
管理サーバ, 5 決済センタ, 6 コンテンツサー
バ, 17 携帯電話機, 18 レジスタ, 19
ICカード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 ZEC G06F 17/60 ZEC

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して商品を購入するユ
    ーザの第1の端末および第2の端末、並びに前記ユーザ
    が利用できる金銭の額に対応する利用金額情報を管理す
    る管理サーバからなる情報処理システムにおいて、 前記第1の端末は、 前記利用金額情報に対応する前記金銭の額を、増額また
    は減額するために、 所定の増額分または減額分に対応する追加金額情報を入
    力する第1の入力手段と、 前記追加金額情報を、前記ネットワークを介して前記管
    理サーバに送信し、 前記追加金額情報に基づく前記利用金額情報の更新を要
    求する第1の要求手段とを備え、 前記第2の端末は、前記管理サーバに対し、前記ネット
    ワークを介して商品の購入を要求する第2の要求手段を
    備え、 前記管理サーバは、 前記利用金額情報を管理する管理手段と、 前記ネットワークを介して、前記第1の端末の前記第1
    の要求手段により前記利用金額情報の更新が要求された
    とき、前記追加金額情報に基づいて、前記利用金額情報
    を更新する第1の更新手段と、 前記追加金額情報に基づく決済処理を実行する決済手段
    と、 前記ネットワークを介して、前記第2の端末の前記第2
    の要求手段により前記商品の購入が要求されたとき、前
    記商品の購入金額に基づいて、前記利用金額情報を更新
    する第2の更新手段とを備えることを特徴とする情報処
    理システム。
  2. 【請求項2】 前記管理サーバは、前記第1または第2
    の更新手段により更新された前記利用金銭情報を、前記
    第1の端末または前記第2の端末に送信する送信手段を
    さらに備え、 前記第1の端末または前記第2の端末は、前記管理サー
    バの前記送信手段により送信されてきた前記利用金銭情
    報を表示する表示制御手段をさらに備えることを特徴と
    する請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 【請求項3】 前記ネットワークは、非セキュアな通信
    回線であり、 前記管理サーバの決済手段は、セキュアな専用線を介し
    て決済サーバと通信し、前記決済処理を実行することを
    特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  4. 【請求項4】 前記第1の端末の第1の要求手段は、前
    記追加金額情報を、前記ユーザのユーザIDとともに、
    前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信し、 前記第2の端末の第2の要求手段は、前記商品の購入金
    額と前記ユーザIDを、前記ネットワークを介して前記
    管理サーバに送信し、 前記管理サーバの前記管理手段は、前記利用金額情報
    を、前記ユーザIDに対応させて管理し、 前記第1の更新手段は、前記管理手段を参照して、前記
    第1の端末の前記第1の要求手段により送信されてきた
    前記ユーザIDに対応する前記利用金額情報を検出し、
    検出した前記利用金額情報を前記追加金額情報に基づい
    て更新し前記第2の更新手段は、前記管理手段を参照し
    て、前記第2の端末の前記第2の要求手段により送信さ
    れてきた前記ユーザIDに対応する前記利用金額情報を
    検出し、検出した前記利用金額情報を前記商品の購入金
    額に基づいて更新することを特徴とする請求項1に記載
    の情報処理システム。
  5. 【請求項5】 前記第1の端末は、前記管理サーバと通
    信可能になったとき、前記ユーザIDを、前記管理サー
    バに送信する第1の送信手段をさらに備え、前記管理サ
    ーバは、前記管理手段を参照して、前記第1の端末の前
    記第1の送信手段により送信されてきた前記ユーザID
    に対応する前記利用金銭情報を検出し、検出した前記利
    用金銭情報を、前記第1の端末に送信する第2の送信手
    段をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の情
    報処理システム。
  6. 【請求項6】 前記管理サーバの管理手段は、前記利用
    金額情報を、前記ユーザIDと前記ユーザの口座情報に
    対応させて管理し、 前記決済手段は、前記口座情報に基づいて、前記決済処
    理を実行することを特徴とする請求項4に記載の情報処
    理システム。
  7. 【請求項7】 前記決済処理は、所定の期間中に、前記
    第1の端末の前記第1の要求手段により送信されていた
    前記追加金額情報に対応する金銭の額の合計の額につい
    ての決済であることを特徴とする請求項1に記載の情報
    処理システム。
  8. 【請求項8】 前記第1の端末は、 第1の認証情報を入力する第2の入力手段と、 第2の認証情報を記憶する記憶手段と、 前記第1の認証情報と前記第2の認証情報が一致する否
    かを判定し、その判定結果に基づいて前記ユーザの認証
    を行う認証手段とをさらに備え、 前記第1の要求手段は、前記認証手段により認証された
    とき、前記追加金額情報を、前記ネットワークを介して
    前記管理サーバに送信し、前記追加金額情報に基づく前
    記利用金額情報の更新を要求することを特徴とする請求
    項1に記載の情報処理システム。
  9. 【請求項9】 前記第1の端末は、 前記第2の認証情報の提供を、前記ネットワークを介し
    て前記管理サーバに要求する第3の要求手段をさらに備
    え、 前記記憶手段は、前記第3の要求手段による要求に応じ
    て前記管理サーバから、前記ネットワークを介して提供
    された前記第2の認証情報を記憶し、 前記管理サーバは、前記第1の端末の前記第3の要求手
    段により前記第2の認証情報の提供が要求されたとき、
    前記第2の認証情報を、前記ネットワークを介して前記
    第1の端末に提供する提供手段をさらに備えることを特
    徴とする請求項8に記載の情報処理システム。
  10. 【請求項10】 前記第1の端末は、 前記第2の認証情報が記録された記録媒体から、前記第
    2の認証情報を読み出す読み出し手段をさらに備え、 前記記憶手段は、前記読み出し手段により読み出された
    前記第2の認証情報を記憶することを特徴とする請求項
    8に記載の情報処理システム。
  11. 【請求項11】 前記第1の端末の第1の入力手段は、
    決済が既になされた金銭に対応する決済済み追加金額情
    報を入力し、 前記第1の要求手段は、前記決済済み追加金額情報を、
    前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信し、前
    記決済済み追加金額情報に基づく前記利用金額情報の更
    新を要求し、 前記管理サーバの第1の更新手段は、前記ネットワーク
    を介して、前記第1の端末の前記第1の要求手段により
    前記決済済み追加金額情報に基づく前記利用金額情報の
    更新が要求されたとき、前記決済済み追加金額情報に基
    づいて、前記利用金額情報を更新することを特徴とする
    請求項1に記載の情報処理システム。
  12. 【請求項12】 前記第1の端末と前記第2の端末は、
    同一の装置であることを特徴とする請求項1に記載の情
    報処理システム。
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