JP3721179B2 - サウンドデータを用いたicカード決済方法及び店舗端末 - Google Patents

サウンドデータを用いたicカード決済方法及び店舗端末 Download PDF

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Description

この発明は、プリペイドICカードを用いて決済を行う場面において、決済システムの店舗端末がICカードに記憶されているサウンドデータを読み出して、決済完了の確認音として出力するICカード決済方法等に関する。
従来、ICカードでの決済時に、決済が完了したことを示す確認音を出力するようなレジスタやPOS端末等の店舗端末を備えるICカード決済システムが存在していた。このようなシステムは、例えば、店舗端末の記憶部に確認音の音データが予め設定記憶されており、店舗端末の制御部が決済の完了等に応じて、確認音の音データを読み出して(又は、合成して)出力することにより実現されていた。
また、例えば、商品データの入力直後に鳴らす入力確認音を登録処理時と割込処理時とで異ならせる電子式キャッシュレジスタもある(特許文献1参照)。
特開平5−166063号公報(第3頁、第4図)
しかし、決済の場面において、確認音として利用者(購入者)の好みのサウンドを鳴らすような決済システムは未だ実現されていない。例えば、そのような決済の場において利用者の好みのサウンドを鳴らすことができれば、利用者はそのサウンドを好んで聞くため、決済における確認音としての効果が増すことが期待される。
また、例えば、上記のように、決済に関する場面において確認音として利用者の好みのサウンドを鳴らすことができる決済システムにおいて、企業等が提供したサウンドデータを利用した者に対して優待サービスを行うことで、企業等の宣伝効果を向上することができるような仕組みの実現が期待される。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたものであり、決済に関する確認音として利用者の好みの音楽を鳴らすことができる、サウンドデータを用いたICカード決済方法及び店舗端末を提供することを目的とする。
また、決済に関する確認音として利用者の好みの音楽を鳴らすことができるシステムにおいて、企業等が提供したサウンドデータを使用した利用者に対して優待サービスを行うことで、企業等の宣伝効果を向上することができるようなICカード決済方法及び店舗端末を提供することを他の目的とする。
上記目的を達成するため、この発明の第1の観点に係るICカード決済方法は、
電子マネー情報が格納されたICカードを処理する決済システムにおけるサウンドデータを用いたICカード決済方法であって、
利用者端末が、ネットワークを介して音楽提供サーバに接続し、音楽提供サーバのデータベースに登録されているサウンドデータから、利用者により指定された決済完了サウンドデータをダウンロードするダウンロードステップと、
前記利用者端末が、前記音楽提供サーバからダウンロードした決済完了サウンドデータをICカードに記録する記録ステップと、
店舗端末が、決済に使用するICカードから決済完了サウンドデータと電子マネー情報を取得して記憶部に記憶する取得ステップと、
前記店舗端末が、前記記憶部に記憶されている電子マネー情報が示す残高から決済金額を差し引いて新たな残高を算出する算出ステップと、
前記店舗端末が、前記算出された新たな残高を示す電子マネー情報を生成し、前記ICカードに送信するステップと、
前記店舗端末が、前記生成された電子マネー情報をICカードへ送信した後、前記記憶部に記憶されている決済完了サウンドデータを読み出して出力するステップと、
を備えることを特徴とする。
このような構成によれば、店舗端末において、決済完了の確認音として、ICカードに格納された利用者好みのサウンドを鳴らすことができる。
前記ダウンロードステップは、利用者により指定された残高不足サウンドデータを前記音楽提供サーバからさらにダウンロードしてもよく、
前記記録ステップは、前記音楽提供サーバからダウンロードした残高不足サウンドデータをICカードにさらに記録してもよく、
前記取得ステップは、前記決済に使用するICカードから残高不足サウンドデータをさらに取得してもよく、
前記算出ステップは、決済金額と前記記憶部に記憶されている残高に基づいて、残高が不足しているか否かを判別し、不足している場合には前記記憶部に記憶されている残高不足サウンドデータを読み出して出力し、不足していない場合には前記新たな残高を算出するようにしてもよい。
これにより、決済が正しく完了した場合には、利用者の好みで指定された決済完了用のサウンドを確認音として鳴らし、また、残高が不足した場合には、利用者の好みで指定された残高不足用のサウンドを確認音として鳴らすことができる。
前記ダウンロードステップは、利用者により指定されたチャージサウンドデータを前記音楽提供サーバからさらにダウンロードしてもよく、
前記記録ステップは、前記音楽提供サーバからダウンロードしたチャージサウンドデータをICカードにさらに記録してもよく、
チャージ用の端末が、電子マネーをチャージするICカードから電子マネー情報とチャージ完了サウンドデータを取得して記憶部に記憶するステップと、
前記チャージ用の端末が、前記記憶部に記憶されている電子マネーの残高にチャージ金額を加算し、加算後の残高を示す電子マネー情報を生成し、当該電子マネー情報を前記ICカードに送信するステップと、
前記チャージ用の端末が、前記生成された電子マネー情報を前記ICカードに送信した後、前記記憶部に記憶されているチャージサウンドデータを読み出して出力するステップと、
をさらに備えてもよい。
前記音楽提供サーバが、優待サウンドデータを前記データベースを記憶するステップと、
前記店舗端末が、前記ネットワークを介して前記音楽提供サーバに接続し、前記データベースに登録されている優待サウンドデータを示す登録情報を要求して取得する登録情報取得ステップと、をさらに備えてもよく、
前記算出ステップは、前記ICカードから取得された決済用サウンドデータが、前記登録情報取得ステップにより取得された前記登録情報が示す優待サウンドデータのいずれかに該当するか否かを判別し、該当する場合には、予め設定された第1の優待処理を行うステップをさらに備えてもよい。
これにより、利用者が予め企業のCMソング等の優待サウンドデータをICカードに格納して、そのカードを決済に使用することにより、利用者が割引等の優待サービスを受けることができる仕組みを実現できる。このような優待サービスにより、優待サウンドデータの決済の確認音として利用が増加するため、企業等の宣伝効果が向上する。
前記音楽提供サーバが、各前記優待サウンドデータに対応する各商品を示す優待商品情報を前記データベースに記憶するステップを備えてもよく、
前記登録情報取得ステップは、前記データベースに登録されている優待商品情報をさらに要求して取得してもよく、
前記算出ステップは、決済対象の商品が、前記取得した優待商品情報が示す商品のいずれかに該当するか否かを判別し、該当する場合には、予め設定された第2の優待処理を行うステップをさらに備えてもよい。
これにより、優待サウンドデータに対応する優待商品を購入する場合には、さらに優待サービスを受けることができる。このような優待サービスにより、優待サウンドデータの決済の確認音として利用が増加するため、企業の宣伝効果が向上する。また、商品購入のリピート率を向上させることができる。
また、この発明の第2の観点に係る店舗端末は、
電子マネー情報が記憶されているICカードを処理するカード決済システム用の店舗端末であって、
電子マネー情報と決済完了サウンドデータをICカードに要求して受信する取得手段と、
前記ICカードから受信した電子マネー情報と決済完了サウンドデータを所定の記憶領域に記憶する記憶手段と、
決済に関する入力を受け付ける入力手段と、
前記入力手段により受け付けた入力データに基づいて決済金額を算出する手段と、
前記所定の記憶領域に記憶されている電子マネー情報が示す残高から前記決済金額を差し引いて新たな残高を算出する算出手段と、
前記算出された新たな残高を示す電子マネー情報を生成し、前記ICカードに送信する手段と、
前記生成された電子マネー情報を前記ICカードに送信した後、前記所定の記憶領域に記憶されている決済完了サウンドデータを読み出して出力する手段と、
を備えることを特徴とする。
前記取得手段は、残高不足サウンドデータをさらに前記ICカードに要求して受信してもよく、
前記記憶手段は、前記ICカードから受信した残高不足サウンドデータをさらに所定の記憶領域に記憶してもよく、
前記算出手段は、前記決済金額と前記所定の記憶領域に記憶されている残高に基づいて、残高が不足しているか否かを判別し、不足している場合には前記所定の記憶領域に記憶されている残高不足サウンドデータを読み出して出力し、不足していない場合には前記新たな残高を算出してもよい。
電子マネー情報とチャージ完了サウンドデータをICカードに要求して受信する手段と、
前記ICカードから受信した電子マネー情報と決済完了サウンドデータを所定の記憶領域に記憶する手段と、
チャージ金額の入力を受け付ける手段と、
前記所定の記憶領域に記憶されている電子マネーの残高にチャージ金額を加算し、加算後の残高を示す電子マネー情報を生成し、当該電子マネー情報を前記ICカードに送信する手段と、
前記生成された電子マネー情報を前記ICカードに送信した後、前記記憶部に記憶されているチャージサウンドデータを読み出して出力する手段と、
をさらに備えてもよい。
ネットワークを介して前記音楽提供サーバに接続する手段と、
前記音楽提供サーバのデータベースに登録されている優待サウンドデータを示す登録情報を前記音楽提供サーバに要求して取得する登録情報取得手段と、
前記算出手段は、前記ICカードから取得された決済用サウンドデータが、前記登録情報取得手段により取得された前記登録情報が示す優待サウンドデータのいずれかに該当するか否かを判別し、該当する場合には、予め設定された第1の優待処理を行う手段をさらに備えてもよい。
前記登録情報取得手段は、前記音楽提供サーバの前記データベースに登録されている、各前記優待サウンドデータに対応する各商品を示す優待商品情報をさらに要求して取得してもよく、
前記算出手段は、前記入力データにより特定される決済対象の商品が、前記取得した優待商品情報が示す商品のいずれかに該当するか否かを判別し、該当する場合には、予め設定された第2の優待処理を行う手段をさらに備えてもよい。
本発明によれば、決済に関する確認音として利用者の好みの音楽を鳴らすことができる。
以下、本発明の実施の形態に係るICカード決済システムを図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係るICカード決済システムの機能構成図を図1に示す。このICカード決済システムは、音楽提供サーバ1と、利用者端末2と、ICカード3と、店舗端末4と、を備え、音楽提供サーバ1と利用者端末2とは、インターネット等のネットワーク10により接続される。また、店舗端末4は、例えば決済用ネットワーク等に接続されている。
音楽提供サーバ1は、例えば図2に示すように、制御部11、記憶部12、通信制御部13等を備えるコンピュータから構成される。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等から構成され、音楽提供サーバ1全体を制御する。制御部11は、記憶部12に予め記憶された動作プログラム等を読み出して実行することにより、サウンド提供部11aを論理的に実現する。
サウンド提供部11aは、例えば、ネットワーク10上において、ICカード3に格納するためのサウンドデータを供給するサイト(音楽提供サイト)を実現する。サウンド提供部11aは、ネットワーク10を介して利用者端末2から受信した音楽提供サイトへのアクセス要求に応じて、サウンドデータを供給するためのウェブページ(音楽選択画面)を生成し、要求元に送信する。このウェブページは、例えば、記憶部12におけるサウンドDB(データベース)12aに登録されているサウンドデータの一覧を表示し、利用者が所望するサウンドデータの選択入力を受け付けるような構成を有する。サウンド提供部11aは、利用者端末2から、利用者により選択されたサウンドデータを示す入力データを受信すると、受信データが示すサウンドデータを記憶部12のサウンドDB12aから読み出して、要求元の利用者端末2に送信する。
記憶部12は、例えば、ハードディスク装置等から構成される。記憶部12は、制御部11が実行するための動作プログラム及び処理に必要な各種データを記憶する。また、記憶部12は、種々のサウンドデータが格納されるサウンドDB12aを備える。なお、サウンドデータのデータフォーマットは任意であり、例えば、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)形式等でもよい。
通信制御部13は、ルータ等の通信装置に接続され、ネットワーク10を介して他のコンピュータとの間でデータ通信を行うためのものである。
利用者端末2は、例えば図3に示すように、制御部21、記憶部22、表示部23、入力部24、通信制御部25、インターフェース部26等を備えるコンピュータから構成され、例えば、パーソナルコンピュータや携帯電話機等を含む。利用者端末2は、インターフェース部26を介してICカード3のリーダ/ライタ装置27と接続されている。
制御部21は、CPU、ROM、RAM等から構成され、記憶部22に予め記憶された動作プログラム等を読み出して実行することにより、ネットワーク10を介して音楽提供サーバ1に接続し、利用者が選択したサウンドデータをダウンロードして記憶部22に記憶する。そして、制御部21は、ダウンロードしたサウンドデータを所定の書込要求とともにインタフェース部26を介してリーダ/ライタ装置27に供給し、ICカード3に記録させる。
記憶部22は、例えば、ハードディスク装置等から構成され、制御部21が実行するための動作プログラム及び処理に必要な各種データを記憶する。
表示部23は、CRT、液晶ディスプレイ等の表示装置から構成され、制御部21からの指示に従って種々の画面表示を行う。
入力部24は、例えば、キーボード、ポインティング・デバイス等の入力装置から構成され、入力された情報を制御部21に供給する。
通信制御部25は、例えばモデム等の通信装置から構成され、ネットワーク10を介して音楽提供サーバ1等とデータ通信を行うためのものである。
インタフェース部26は、リーダ/ライタ装置27に接続され、制御部21からの指示に従って、制御部21より供給された情報をリーダ/ライタ装置27に供給し、また、リーダ/ライタ装置27から供給された情報を制御部21に供給する。
リーダ/ライタ装置27は、ICカードの装着部を有し、利用者端末2から供給されたデータ等を装着部に装着されたICカード3に供給する。また、ICカード3から供給されたデータ等を利用者端末2に供給する。
ICカード3は、例えば図4に示すような、メモリ31とCPU32とを備えるIC部(ICチップ)が埋設されている。
メモリ31には、CPU32により実行されるプログラムやカードID等が予め記憶されており、また、後述する種々の処理により、電子マネー情報やサウンドデータ等のデータが記憶される。
CPU32はメモリ31に記憶されるプログラムを実行することにより、サウンドデータをメモリ31に記憶する処理、電子マネーをチャージする処理、店舗においてメモリ31に記憶されている電子マネーを支払う処理等を行う。
サウンドデータをメモリ31に記憶する処理では、CPU32は、例えば、利用者端末2からサウンドデータとデータの格納要求を受信すると、受信したサウンドデータをメモリ31の所定領域に記憶する。例えば、既に他のサウンドデータが登録されている場合には、そのサウンドデータを消去して登録してもよい。
また、電子マネーをチャージする処理では、CPU32は、例えば、店舗端末4等のチャージ機能を有するチャージ端末から電子マネー情報の要求を受信すると、メモリ31から電子マネー情報を読み出して端末に送信する。そして、チャージ後の電子マネー情報をチャージ端末から受信し、メモリ31に更新して記録する。
また、電子マネーの支払処理では、CPU32は、例えば、店舗端末4からサウンドデータと電子マネー情報の要求を受信すると、メモリ31からサウンドデータと電子マネー情報を読み出して店舗端末4に送信する。そして、残高から代金が差し引かれた後の電子マネー情報を店舗端末4から受信し、メモリ31に更新して記録する。
店舗端末4は、例えば図5に示すように、制御部41、記憶部42、表示部43、入力部44、通信制御部45、スピーカ部46、カードリーダ/ライタ部47、を備えるコンピュータから構成され、例えば、レジスターやPOS端末等を含む。
制御部41は、CPU、ROM、RAM等から構成され、記憶部42に予め記憶された動作プログラム等を読み出して実行することにより、商品の代金の決済を行う決済処理、ICカードに電子マネーをチャージするチャージ処理等を行う。
決済処理では、制御部41は、決済対象の商品の商品コードを入力部44から受けて、入力された商品コードに対応する商品情報(商品名、価格等)を記憶部42の商品DB42aから読み出し、購入対象の商品の価格を合算して決済金額を算出し、算出結果を表示部43に表示する。そして、制御部41は、例えば、カードリーダ/ライタ部47に装着されたICカード3に対して、サウンドデータと電子マネー情報の要求信号を送信し、この要求に応じてICカード3から供給されるサウンドデータと電子マネー情報を受信して記憶部42のワーク領域に記憶する。そして、制御部41は、ワーク領域における電子マネー情報が示す残高から決済金額を差し引いた新たな残高を算出する算出処理を行い、算出した新たな残高を示す電子マネー情報を生成して、書込要求とともにカードリーダ/ライタ部47を介してICカード3に送信する。そして、例えば、ICカード3からの更新完了信号の受信等に応じて、記憶部42のワーク領域におけるサウンドデータを読み出し、所定の変換処理等を行ってスピーカ部46からサウンドを出力する。また、制御部41は、サウンドの出力後等の所定のタイミングでワーク領域における電子マネー情報とサウンドデータをクリアする。また、算出処理において、残高が不足している場合(残高−決済金額<0の場合等)には、エラー表示を行う等の所定のエラー処理を行う。
また、制御部41は、決済内容(カードID、決済金額等)を示す決済データを生成して記憶部42に蓄積記憶し、決済データを所定のタイミングで決済用ネットワークを介して管理用コンピュータ等に送信する。
また、チャージ処理では、制御部41は、ICカード3へのチャージ金額の入力を入力部44から受け付けて、カードリーダ/ライタ部47に装着されたICカード3に対して、電子マネー情報の要求信号を送信する。この要求に応じて、ICカード3から供給される電子マネー情報を受信して、記憶部42のワーク領域に記憶する。そして、制御部41は、ワーク領域における電子マネー情報が示す残高にチャージ金額を加算して新たな残高を算出し、算出した新たな残高を示す電子マネー情報を生成して、書込要求とともにカードリーダ/ライタ部47を介してICカード3に送信する。
記憶部42は、例えば、ハードディスク装置等から構成され、制御部41が実行するための動作プログラム及び処理に必要な各種データを記憶する。また、記憶部42は、各商品の商品コード、商品名、価格等の商品情報を記憶する商品DB42aを備える。また、記憶部42は、ICカード3から受信した電子マネー情報、サウンドデータ等を一時的に記憶する。
表示部43は、例えば、CRT、液晶ディスプレイ等の表示装置から構成され、制御部41からの指示に従って種々の画面表示を行う。
入力部44は、例えば、キーボード、ポインティング・デバイス、バーコードリーダ等の入力装置から構成され、入力された情報を制御部41に供給する。
通信制御部45は、例えば店舗の決済用ネットワークに接続され、図示せぬ店舗の決済用サーバ等とデータ通信を行う。
スピーカ部46は、制御部41から受信したサウンドデータの音声信号を出力する。
カードリーダ/ライタ部47は、ICカードの装着部を有し、制御部41から供給されたデータ等を装着部に装着されたICカード3に送信する。また、装着されたICカード3から供給されたデータ等を受信して制御部41に供給する。
次に、本実施形態に係るICカード決済システムのシステム動作について説明する。
まず、利用者(購入者)がICカード3に好みのサウンドデータをダウンロードする場面におけるシステム動作について図6を参照して説明する。
まず、利用者は、利用者端末2に接続されているリーダ/ライタ装置27に自己のICカード3を装着し、利用者端末2を用いて音楽提供サイトにアクセスするための操作を行う。この入力操作に応じて、利用者端末2は、ネットワーク10を介して音楽提供サーバ1にアクセスする(L1)。
音楽提供サーバ1は、利用者端末2からのアクセスに応じて、サウンドデータの選択入力を受け付けるウェブページ(音楽選択画面情報)を利用者端末2に送信する(L2)。
利用者端末2は、音楽提供サーバ1から受信した音楽選択画面情報を表示する。利用者は、表示された画面において、好みのサウンドデータを選択入力する操作を行う。利用者端末2は、利用者による選択入力を受け付け、選択されたサウンドデータを示す入力データを音楽提供サーバ1に送信する(L3)。
音楽提供サーバ1は、利用者端末2からの入力データを受信し、これに基づいて、該当サウンドデータをサウンドDB12aから読み出して、利用者端末2に送信する(L4)。
利用者端末2は、音楽提供サーバ1からサウンドデータを受信し、リーダ/ライタ装置27を介してICカード3に送信する(L5)。ICカード3は、サウンドデータを受信し、メモリ31に更新記録する。
これにより、利用者の好みのサウンドデータがICカード3に格納される。
次に、店舗で商品の代金をICカード3で決済をする場面において店舗端末4により実行される決済処理について図7のフローチャートを参照して説明する。
例えば店舗のレジにおいて、利用者は商品の代金を支払うため購入対象の商品とICカード3を店員に渡す。店員は、店舗端末4に対して、決済を開始するための所定の入力操作を行う。これに応じて、店舗端末4の制御部41は、決済対象の商品の商品コードの入力を受け付ける(ステップS1)。
次に、制御部41は、入力された商品コードに対応する価格等を商品DB42aから読み出す(ステップS2)。
次に、制御部41は、読み出した商品の価格を合算して決済金額を算出し、算出結果を表示部43に表示する(ステップS3)。
そして、制御部41は、店員によりカードリーダ/ライタ部47に装着されたICカード3に対して、サウンドデータと電子マネー情報の要求信号を送信する(ステップS4)。これに応じて、ICカード3では、店舗端末4からの要求信号に応じて、メモリ31に記憶されている電子マネー情報とサウンドデータを読み出して、店舗端末4に送信する。
制御部41は、ICカード3から電子マネー情報とサウンドデータを受信して記憶部42のワーク領域に記憶する(ステップS5)。そして、ワーク領域に記憶された電子マネー情報が示す残高から決済金額を差し引いて新たな残高を算出し(ステップS6)、その新たな残高を含む電子マネー情報を生成し(ステップS7)、生成した電子マネー情報と書込要求をICカード3に送信する(ステップS8)。これに応じて、ICカード3では、店舗端末4から書込要求と電子マネー情報を受信し、電子マネー情報をメモリ31に更新して記録する。そして、更新完了信号を店舗端末4に送信する。
制御部41は、例えば、ICカード3からの更新完了信号の受信等に応じて、ワーク領域におけるサウンドデータを読み出してサウンドを出力する(ステップS9)。
これにより、決済完了の確認音として、ICカード3に格納された利用者好みのサウンドが鳴る。
(第2の実施形態)
次に、本発明に係る第2の実施形態について説明する。本発明の第2の実施形態のICカード決済システムは、(1)通常の支払完了時、(2)支払の際における電子マネーの残高不足時、(3)電子マネーのチャージの完了時、等の決済に関する複数の状況において、それぞれ異なる利用者の好みのサウンドを鳴らすシステムである。本システムの構成は第1の実施形態と同様であり、音楽提供サーバ1と、利用者端末2と、ICカード3と、店舗端末4と、を備え、音楽提供サーバ1と利用者端末2とは、インターネット等のネットワーク10により接続される。
音楽提供サーバ1は、第1の実施形態と同様の機能及び構成を有し、利用者端末2からの要求に応じてサウンドデータを供給するものである。
利用者端末2は、第1の実施形態とほぼ同様の機能及び構成を有するが、利用者による入力操作に従って、音楽提供サーバ1から複数のサウンドデータをダウンロードし、上記(1)〜(3)の各状況において鳴らすサウンドを、ダウンロードした複数のサウンドデータから利用者に指定させて、ICカード3に記憶する機能を有する点で第1の実施形態と相違する。
具体的には、制御部21は、記憶部22に予め記憶された動作プログラム等を読み出して実行することにより、ネットワーク10を介して音楽提供サーバ1に接続して、音楽提供サイトにおいて利用者が選択した複数のサウンドデータをダウンロードして記憶部22に記憶する。そして、制御部21は、通常の支払完了時に鳴らすサウンドデータ(決済完了サウンドデータ)と、支払の際における電子マネーの残高不足時に鳴らすサウンドデータ(残高不足サウンドデータ)と、電子マネーのチャージの完了時に鳴らすサウンドデータ(チャージ完了サウンドデータ)を、ダウンロードした複数のサウンドデータから指定させるような入力画面を表示部23に表示して、これに対する入力を受け付ける。そして、利用者により決済完了サウンドデータとして指定されたサウンドデータと、残高不足サウンドデータとして指定されたサウンドデータと、チャージ完了サウンドデータとして指定されたサウンドデータと、を記憶部22から読み出し、読み出した各サウンドデータを、決済完了サウンドデータと残高不足サウンドデータとチャージ完了サウンドデータの書込要求とともに、インタフェース部26を介してリーダ/ライタ装置27に供給してICカード3に記録させる。
ICカード3は、第1の実施形態とほぼ同様の機能及び構成を有するが、例えば図8に示すように、決済完了サウンドデータを記憶するための第1の記憶領域と、残高不足サウンドデータを記憶するための第2の記憶領域と、チャージ完了サウンドデータを記憶するための第3の記憶領域と、をメモリ31に備え、各記憶領域にそれぞれ対応するサウンドデータを記録し、上記(1)〜(3)の各状況において端末側から指定されるサウンドデータを読み出して供給する処理を行う点で第1の実施形態と相違する。
具体的には、ICカード3のCPU32は、利用者端末2から、所定の書込要求とともに、決済完了サウンドデータと残高不足サウンドデータとチャージ完了サウンドデータを利用者端末2から受信すると、受信した決済完了サウンドデータを第1の記憶領域に記憶し、受信した残高不足サウンドデータを第2の記憶領域に記憶し、受信したチャージ完了サウンドデータを第3の記憶領域に記憶する。
また、ICカード3のCPU32は、店舗端末4から決済完了サウンドデータを要求された場合には、第1の記憶領域から決済完了サウンドデータを読み出して店舗端末4に送信する。また、店舗端末4から残高不足サウンドデータを要求された場合には、第2の記憶領域から残高不足サウンドデータを読み出して店舗端末4に送信する。また、店舗端末4等のチャージ機能を有する端末から、チャージ完了サウンドデータを要求された場合には、第3の記憶領域からチャージ完了サウンドデータを読み出して端末に送信する。
店舗端末4は、第1の実施形態とほぼ同様の機能及び構成を有するが、上記(1)〜(3)の各状況において、状況に対応するサウンドデータをICカード3から取得して出力する機能を有する点で第1の実施形態と相違する。
具体的には、店舗端末4の制御部41は、決済処理において、ICカード3に対して、決済完了サウンドデータと残高不足サウンドデータと電子マネー情報の要求信号を送信し、この要求に応じてICカード3から供給される決済完了サウンドデータと残高不足サウンドデータと電子マネー情報を受信して記憶部42のワーク領域に記憶する。そして、算出処理において、電子マネー情報が示す残高が不足しているか否か(残高−決済金額<0であるか等)を判別し、不足していない場合には、残高から決済金額を差し引いた新たな残高に基づいて生成した電子マネー情報をICカード3に送信し、ICカード3からの更新完了信号の受信等に応じて、ワーク領域における決済完了サウンドデータを読み出してサウンドを出力する。また、残高が不足している場合には、ワーク領域における残高不足サウンドデータを読み出してサウンドを出力し、エラー表示する等の所定のエラー処理を行う。
また、制御部41は、チャージ処理において、チャージ金額の入力を受け付けると、ICカード3に対して、チャージ完了サウンドデータと電子マネー情報の要求信号を送信し、この要求に応じてICカード3から供給されるチャージ完了サウンドデータと電子マネー情報を受信して、記憶部42のワーク領域に記憶する。そして、残高にチャージ金額を加算した新たな残高に基づいて生成した電子マネー情報をICカード3に送信し、ICカード3からの更新完了信号の受信等に応じて、ワーク領域におけるチャージ完了サウンドデータを読み出してサウンド出力する。
次に、決済場面において本実施形態の店舗端末4により実行される決済処理について、図9のフローチャートを参照して説明する。
例えば店舗のレジにおいて、店員は、店舗端末4に対して、決済を開始するための所定の入力操作を行う。これに応じて、店舗端末4の制御部41は、決済対象の商品の商品コードの入力を受け付ける(ステップS11)。
次に、制御部41は、入力された商品コードに対応する価格等を商品DB42aから読み出す(ステップS12)。
次に、制御部41は、読み出した商品の価格を合算して決済金額を算出し、算出結果を表示部43に表示する(ステップS13)。
そして、制御部41は、店員によりカードリーダ/ライタ部47に装着されたICカード3に対して、決済完了サウンドデータと残高不足サウンドデータと電子マネー情報の要求信号を送信する(ステップS14)。これに応じて、ICカード3では、店舗端末4からの要求信号に応じて、メモリ31の各記憶領域に記憶されている決済完了サウンドデータと残高不足サウンドデータと電子マネー情報を読み出して、店舗端末4に送信する。
制御部41は、ICカード3から決済完了サウンドデータと残高不足サウンドデータと電子マネー情報を受信して記憶部42のワーク領域に記憶する(ステップS15)。そして、ワーク領域に記憶された電子マネー情報が示す残高から決済金額を差し引く算出処理を行い(ステップS16)、算出結果に基づいて、残高が不足しているか否か(即ち、残高−決済金額<0であるか等)を判別し(ステップS17)、カードの残高が不足していない場合(残高−決済金額≧0等)には(ステップS17:NO)、残高から決済金額を差し引いた新たな残高に基づいて電子マネー情報を生成して(ステップS18)、ICカード3に送信し(ステップS19)、ICカード3からの更新完了信号の受信等に応じて、ワーク領域における決済完了サウンドデータを読み出してサウンドを出力する(ステップS20)。
また、カードの残高が不足している場合(残高−決済金額<0等)には(ステップS17:YES)、制御部41は、ワーク領域における残高不足サウンドデータを読み出してサウンドを出力し、エラー表示する等の所定のエラー処理を行う(ステップS21)。
これにより、決済が正しく完了した場合には、利用者の好みで指定された決済完了用のサウンドが確認音として鳴る。また、残高が不足した場合には、利用者の好みで指定された残高不足用のサウンドが確認音として鳴る。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について説明する。本発明の第3の実施形態のICカード決済システムは、企業等により音楽提供サイトに登録されたサウンドデータ(例えば、企業のCMソング、新人歌手のデビュー曲等)を利用者がICカード3にダウンロードして決済に使用した場合に、利用者に対して決済金額の割引等の優待処理を行うシステムである。
本実施形態のICカード決済システムの構成例を図10に示す。第3の実施形態3のICカード決済システムの構成要素は第1の実施形態と同様であり、音楽提供サーバ1と、利用者端末2と、ICカード3と、店舗端末4と、を備える。本実施形態では、音楽提供サーバ1と利用者端末2と店舗端末4はインターネット等のネットワーク10により接続される。
音楽提供サーバ1は、第1の実施形態とほぼ同様の機能及び構成を有するが、企業の端末からCMソング等のサウンドデータの登録要求を受け付けて優待サウンドデータとして登録する機能、店舗端末4からの要求に応じて優待サウンドデータの登録情報を供給する機能をさらに有する点で第1の実施形態と相違する。また、音楽提供サーバ1の記憶部12は、第1の実施形態におけるサウンドDB12aと、上記の優待サウンドデータが記憶される優待サウンドDB12bと、を備える。
本実施形態の音楽提供サーバ1の制御部11は、記憶部12に予め記憶された動作プログラム等を読み出して実行することにより、サウンド提供部11a、優待サウンド登録部11b、登録情報供給部11cを論理的に実現する。
サウンド提供部11aは、第1の実施形態と同様の処理を行うものであり、サウンドDB12aと後述する優待サウンドDB12bに登録されたサウンドデータを供給するためのウェブページを利用者端末2に送信し、利用者により選択されたサウンドデータをサウンドDB12a、優待サウンドDB12bから読み出して要求元の利用者端末2に送信する。
優待サウンド登録部11bは、企業から受け付けたサウンドデータの入力を受け付けて、入力されたサウンドデータを記憶部12における優待サウンドDB12bに登録する。なお、サウンドデータの入力方法は任意であり、例えば、CD−R等の記録媒体に記憶されたサウンドデータを図示せぬ記録媒体読取部(CDドライブ)から読み出して、優待サウンドDB12bに記憶してもよく、また、ネットワーク10を介して企業の端末からサウンドデータのファイルを受信し、受信したサウンドデータを優待サウンドDB12bに記憶してもよい。
登録情報供給部11cは、例えば、ネットワーク10を介して店舗端末4から優待サウンドデータの登録情報の要求を受信すると、優待サウンドDB12bを参照して、優待サウンドデータの登録情報(例えば、優待サウンドDB12bに登録されている優待サウンドデータのファイル名の一覧等)を生成し、要求元の店舗端末4に送信する。なお、優待サウンドデータの登録情報は所定のタイミングで予め生成・記憶していてもよい。
利用者端末2は、第1の実施形態と同様の機能及び構成を有し、音楽提供サーバ1にネットワーク10を介して接続して、音楽提供サーバ1に登録されているサウンドデータから利用者が選択したサウンドデータをダウンロードして、ICカード3に記録する。
ICカード3は、第1の実施形態と同様の機能及び構成を有し、利用者端末2や店舗端末4からの要求信号に応じて、サウンドデータをメモリ31に記憶する処理、電子マネーをチャージする処理、店舗においてメモリ31に記憶されている電子マネーを支払う処理等を行う。
店舗端末4は、第1の実施形態とほぼ同様の機能及び構成を有するが、ネットワーク10を介して音楽提供サーバ1から優待サウンドデータの登録情報を取得し、決済において利用者のICカード3から取得したサウンドデータが優待サウンドデータに該当する場合には割引等の優待処理(第1の優待処理)を行う機能を有する点で第1の実施形態と異なる。
具体的には、店舗端末4の制御部41は、例えば図示せぬ内部タイマを用いて所定時間毎に、ネットワーク10を介して音楽提供サーバ1に接続し、優待サウンドデータの登録情報を要求して受信する。そして、受信した優待サウンドデータの登録情報を記憶部42に更新記憶する。そして、制御部41は、決済処理において、ICカード3に対して電子マネー情報とサウンドデータを要求して受信し、記憶部42のワーク領域に記憶する。そして、制御部41は、記憶部42に記憶されている優待サウンドデータの登録情報を参照し、ワーク領域に記憶したサウンドデータが優待サウンドデータのいずれかに該当するか(例えば、ワーク領域のサウンドデータのファイル名が、優待サウンドデータのファイル名のいずれかと一致するか等)を判別する。そして、ワーク領域のサウンドデータが優待サウンドデータに該当する場合には、制御部41は、予め設定されている優待処理(第1の優待処理)を行う。本実施形態では、決済金額から10%割り引くよう設定されていることとする。この場合、制御部41は、カード残高から割引後の決済金額を差し引いた金額を新たな残高として電子マネー情報を生成する。また、ワーク領域のサウンドデータが優待サウンドデータに該当しない場合には、そのままの決済金額で残高更新を行い、更新後の金額に基づいて電子マネー情報を生成する。そして、例えばICカード3からの更新完了信号の受信等に応じて、ワーク領域におけるサウンドデータを読み出し、所定の変換処理等を行ってスピーカ部46からサウンドを出力する。
次に、決済場面において本実施形態の店舗端末4により実行される決済処理について、図11のフローチャートを参照して具体的に説明する。
店舗のレジにおいて、店員は利用者から商品とICカード3を受け取り、店舗端末4に対して、決済を開始するための所定の入力操作を行う。これに応じて、店舗端末4の制御部41は、決済対象の商品の商品コードの入力を受け付ける(ステップS31)。次に、制御部41は、入力された商品コードに対応する価格等を商品DB42aから読み出し(ステップS32)、読み出した商品の価格を合算して決済金額を算出する(ステップS33)。
次に、制御部41は、店員によりカードリーダ/ライタ部47に装着されたICカード3に対して、サウンドデータと電子マネー情報の要求信号を送信する(ステップS34)。これに応じて、ICカード3では、店舗端末4からの要求信号に応じて、メモリ31の各記憶領域に記憶されているサウンドデータと電子マネー情報を読み出して、店舗端末4に送信する。
制御部41は、ICカード3からサウンドデータと電子マネー情報を受信して記憶部42のワーク領域に記憶する(ステップS35)。そして、記憶部42に記憶されている優待サウンドデータの登録情報を参照し、ワーク領域に記憶したサウンドデータが優待サウンドデータのいずれかに該当するか(例えば、ワーク領域のサウンドデータのファイル名が、優待サウンドデータのファイル名のいずれかと一致するか等)を判別する(ステップS36)。ワーク領域のサウンドデータが優待サウンドデータに該当する場合(ステップS36:YES)には、制御部41は、決済金額から10%割り引いた金額を新たな決済金額とする等の優待処理(第1の優待処理)を行い(ステップS37)、決済金額を表示する(ステップS38)。また、ワーク領域のサウンドデータが優待サウンドデータに該当しない場合(ステップS36:NO)には、制御部41は、そのままの決済金額を表示する(ステップS38)。
そして、制御部41は、ワーク領域に記憶された電子マネーカードの残高から決済金額を差し引いた新たな残高を含む電子マネー情報を生成し(ステップS39)、生成した電子マネー情報と書込要求をICカード3に送信する(ステップS40)。これに応じて、ICカード3では、店舗端末4から書込要求と電子マネー情報を受信し、電子マネー情報をメモリ31に更新して記録する。そして、更新完了信号を店舗端末4に送信する。
制御部41は、例えば、ICカード3からの更新完了信号の受信等に応じて、ワーク領域におけるサウンドデータを読み出してサウンドを出力する(ステップS41)。
これにより、利用者が予め企業のCMソング等の優待サウンドデータをICカード3に格納し、そのカードを決済に使用することにより、利用者は割引等の優待サービスを受けることができる。また、このような優待サービスにより、優待サウンドデータの決済の確認音として利用が増加するため、企業等の宣伝効果が向上する。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。本発明の第4の実施形態に係るICカード決済システムは、第3の実施形態のシステム変形例であり、企業等により音楽提供サイトに登録されたサウンドデータ(優待サウンドデータ)を利用者がICカード3にダウンロードして、その優待サウンドデータに対応する商品の決済に使用した場合には、その商品についてさらに割引を行う等の更なる優待処理(第2の優待処理)を行うシステムである。
本システムの構成は第3の実施形態と同様であり、第3の実施形態における音楽提供サーバ1と、利用者端末2と、ICカード3と、店舗端末4と、を備える。
音楽提供サーバ1は、第3の実施形態とほぼ同様の機能及び構成を有するが、企業の端末からCMソング等のサウンドデータとそれに対応する商品の商品情報(優待商品情報)の登録要求を受け付けて、優待サウンドデータと優待商品情報を優待サウンドDB12bに登録する機能、店舗端末4からの要求に応じて優待サウンドデータの登録情報及び優待商品情報を供給する機能を有する点で第3の実施形態と相違する。また、優待サウンドDB12bに登録される優待商品情報は、例えば、商品コード、商品名、対応する優待サウンドデータのファイル名等の情報を含む。
音楽提供サーバ1のサウンド提供部11aは、第3の実施形態と同様の処理を行うものである。
優待サウンド登録部11bは、企業から受け付けた優待サウンドデータ及び優待商品情報を記憶部12における優待サウンドDB12bに登録する。なお、サウンドデータ及び商品情報の入力方法は任意であり、例えば、CD−R等の記録媒体に記憶されたサウンドデータを図示せぬ記録媒体読取部(CDドライブ)から読み出して、優待サウンドDB12bに記憶してもよく、また、ネットワーク10を介して企業の端末からサウンドデータ及び商品情報のファイルを受信し、受信データを優待サウンドDB12bに記憶してもよい。
登録情報供給部11cは、例えば、ネットワーク10を介して店舗端末4から優待サウンドデータの登録情報及び優待商品情報の要求を受信すると、優待サウンドDB12bを参照して、優待サウンドデータの登録情報(例えば、優待サウンドDB12bに登録されている優待サウンドデータのファイル名の一覧等)を生成し、優待商品情報とともに要求元の店舗端末4に送信する。なお、優待サウンドデータの登録情報は所定のタイミングで予め生成・記憶していてもよい。
利用者端末2は、第3の実施形態と同様の機能及び構成を有し、音楽提供サーバ1にネットワーク10を介して接続して、音楽提供サーバ1に登録されているサウンドデータから利用者が選択したサウンドデータをダウンロードして、ICカード3に記録する。
ICカード3は、第3の実施形態と同様の機能及び構成を有し、利用者端末2や店舗端末4からの要求信号に応じて、サウンドデータをメモリ31に記憶する処理、電子マネーをチャージする処理、店舗においてメモリ31に記憶されている電子マネーを支払う処理等を行う。
店舗端末4は、第3の実施形態とほぼ同様の機能及び構成を有するが、ネットワーク10を介して音楽提供サーバ1から優待サウンドデータの登録情報及び優待商品情報を取得し、決済において利用者のICカード3から取得したサウンドデータが優待サウンドデータに該当する場合には割引等の優待処理(第1の優待処理)を行うとともに、決済対象商品に所定の優待商品が含まれている場合にはさらに割り引く等のさらなる優待処理(第2の優待処理)を行う機能を有する点で第3の実施形態と異なる。
具体的には、店舗端末4の制御部41は、例えば図示せぬ内部タイマを用いて所定時間毎に、ネットワーク10を介して音楽提供サーバ1に接続し、優待サウンドデータの登録情報及び優待商品情報を要求して受信する。そして、受信した優待サウンドデータの登録情報及び優待商品情報を記憶部12に更新記憶する。そして、制御部41は、決済処理において、ICカード3に対して電子マネー情報とサウンドデータを要求して受信し、記憶部42のワーク領域に記憶する。そして、制御部41は、記憶部42に記憶されている優待サウンドデータの登録情報を参照し、ワーク領域に記憶したサウンドデータが優待サウンドデータのいずれかに該当するか(例えば、ワーク領域のサウンドデータのファイル名が、優待サウンドデータのファイル名のいずれかと一致するか等)を判別する。そして、ワーク領域のサウンドデータが優待サウンドデータに該当する場合には、制御部41は、予め設定されている第1の優待処理を行う。本実施形態では、決済金額から10%割り引くよう設定されていることとする。続いて、優待商品情報を参照し、決済対象の商品のいずれかが優待商品のいずれかに該当するか(例えば、決済対象の商品の商品コードが、優待商品情報の商品コードのいずれかと一致するか等)を判別する。そして、決済対象の商品のいずれかが優待商品に該当する場合には、制御部41は、予め設定されている第2の優待処理を行う。本実施形態では、該当商品の価格の10%分の金額を決済金額から割り引くよう設定されていることとする。制御部41は、カード残高から割引後の決済金額を差し引いた金額を新たな残高として電子マネー情報を生成する。また、ワーク領域のサウンドデータが優待サウンドデータに該当しない場合には、そのままの決済金額で残高更新を行い、更新後の金額に基づいて電子マネー情報を生成する。そして、例えばICカード3からの更新完了信号の受信等に応じて、ワーク領域におけるサウンドデータを読み出し、所定の変換処理等を行ってスピーカ部46からサウンドを出力する。
次に、決済場面における本実施形態の店舗端末4の動作について、図12のフローチャートを参照して具体的に説明する。
店舗のレジにおいて、店員は利用者から商品とICカード3を受け取り、店舗端末4に対して、決済を開始するための所定の入力操作を行う。これに応じて、店舗端末4の制御部41は、決済対象の商品の商品コードの入力を受け付ける(ステップS51)。次に、制御部41は、入力された商品コードに対応する価格等を商品DB42aから読み出し(ステップS52)、読み出した商品の価格を合算して決済金額を算出する(ステップS53)。
次に、制御部41は、店員によりカードリーダ/ライタ部47に装着されたICカード3に対して、サウンドデータと電子マネー情報の要求信号を送信する(ステップS54)。これに応じて、ICカード3では、店舗端末4からの要求信号に応じて、メモリ31の各記憶領域に記憶されているサウンドデータと電子マネー情報を読み出して、店舗端末4に送信する。
制御部41は、ICカード3からサウンドデータと電子マネー情報を受信して記憶部42のワーク領域に記憶する(ステップS55)。そして、記憶部42に記憶されている優待サウンドデータの登録情報を参照し、ワーク領域に記憶したサウンドデータが優待サウンドデータのいずれかに該当するか(例えば、ワーク領域のサウンドデータのファイル名が、優待サウンドデータのファイル名のいずれかと一致するか等)を判別する(ステップS56)。ワーク領域のサウンドデータが優待サウンドデータに該当する場合(ステップS56:YES)には、制御部41は、決済金額から10%割り引いた金額を新たな決済金額として算出する等の第1の優待処理を行い(ステップS57)、続いて、記憶部42に記憶されている優待商品情報を参照し、決済対象商品の商品コードのいずれかが優待商品のいずれかに該当するか(例えば、決済対象の商品のいずれかの商品コードが優待商品情報の商品コードのいずれかと一致するか等)を判別する(ステップS58)。決済対象の商品が優待商品のいずれかに該当する場合(ステップS58:YES)、制御部41は、ステップS57において算出された決済金額から、該当商品の価格の10%相当の金額を差し引いた金額を新たな決済金額として算出する等の第2の優待処理を行い(ステップS59)、決済金額を表示する(ステップS60)。また、決済対象の商品が優待商品に該当しない場合(ステップS58:NO)には、第1の優待処理により算出された決済金額を表示する(ステップS60)。また、ワーク領域のサウンドデータが優待サウンドデータに該当しない場合(ステップS56:NO)、制御部41は、そのままの決済金額を表示する(ステップS60)。
そして、制御部41は、ワーク領域に記憶された電子マネーカードの残高から決済金額を差し引いた新たな残高を含む電子マネー情報を生成し(ステップS61)、生成した電子マネー情報と書込要求をICカード3に送信する(ステップS62)。これに応じて、ICカード3では、店舗端末4から書込要求と電子マネー情報を受信し、電子マネー情報をメモリ31に更新して記録する。そして、更新完了信号を店舗端末4に送信する。
制御部41は、例えば、ICカード3からの更新完了信号の受信等に応じて、ワーク領域におけるサウンドデータを読み出してサウンドを出力する(ステップS63)。
これにより、利用者が予め企業のCMソング等の優待サウンドデータをICカード3に格納し、そのカードを決済に使用することにより、利用者は割引等の優待を受けることができる。また、優待サウンドデータに対応する優待商品を購入する場合には、さらなる割引等の優待サービスを受けることができる。このような優待サービスにより、優待サウンドデータの決済の確認音として利用が増加するため、企業の宣伝効果が向上する。また、商品購入のリピート率を向上させることができる。
この発明は上記実施の形態に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。
例えば、第2の実施形態と第3の実施形態、第2の実施形態と第4の実施形態、を組み合わせてもよい。この場合、ICカード3には複数の状況に応じたそれぞれ異なるサウンドデータが格納され、各状況(正常な決済時、残高不足時、チャージ時等)においてそれぞれ対応するサウンドデータが店舗端末4に供給され、サウンドが出力されるとともに、決済用のサウンドデータが優待サウンドデータである場合には、決済時に利用者に対して優待処理を実行するシステムが実現される。
また、第3の実施形態、第4の実施形態における優待処理の内容は任意に設定可能であり、例えば、割引率を変えても良く、クーポン券、サービス券等を発券してもよく、電子マネーのチャージサービス等を提供してもよい。
また、第3の実施形態、第4の実施形態において、例えば、サウンドデータと優待サウンドデータが一致するかを判別するために使用するデータはファイル名に限定されず任意であり、サウンドデータを識別できる情報であればよい。例えば、サウンドデータが識別コードを有する構成の場合には、その識別コードが一致するかを判別するようにしてもよい。
また、第2の実施形態において、決済完了サウンドデータと残高不足サウンドデータのみを使用するようにしてもよい。また、決済完了サウンドデータとチャージ完了サウンドデータのみを使用するようにしてもよい。
なお、第1〜第4の実施形態において、ICカード3に格納されるサウンドデータは、音楽提供サーバ1からダウンロードしたものに限定されず、例えば、利用者端末2等の端末上でユーザが作成したサウンドデータをリーダ/ライタ装置を介してICカード3に記録して使用するようにしてもよい。
なお、この発明のシステムは、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。例えば、上述の動作を実行するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体(FD、CD−ROM、DVD等)に格納して配布し、該プログラムをコンピュータにインストールすることにより、上述の処理を実行する音楽提供サーバ1、利用者端末2、店舗端末4等を構成してもよい。また、インターネット等のネットワーク10上のサーバ装置が有するディスク装置に格納しておき、例えばてコンピュータにダウンロード等するようにしてもよい。
また、上述の機能を、OSが分担又はOSとアプリケーションの共同より実現する場合等には、OS以外の部分のみを媒体に格納して配布してもよく、また、コンピュータにダウンロード等してもよい。
本発明の第1の実施形態のICカード決済システムの構成を示す図である。 第1の実施形態のICカード決済システムで使用される音楽提供サーバの構成を示す図である。 第1の実施形態のICカード決済システムで使用される利用者端末の構成を示す図である。 第1の実施形態のICカード決済システムで使用されるICカードの構成を示す図である。 第1の実施形態のICカード決済システムで使用される店舗端末の構成を示す図である。 第1の実施形態のICカード決済システムにおいて、利用者がICカードにサウンドデータをダウンロードする場合のシステム動作を説明するための図である。 第1の実施形態の店舗端末により実行される決済処理を説明するためのフローチャートである。 第2の実施形態のICカード決済システムで使用されるICカードの構成を示す図である。 第2の実施形態の店舗端末により実行される決済処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の第3の実施形態のICカード決済システムの構成を示す図である。 第3の実施形態の店舗端末により実行される決済処理を説明するためのフローチャートである。 第4の実施形態の店舗端末により実行される決済処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 音楽提供サーバ
2 利用者端末
3 ICカード
4 店舗端末
10 ネットワーク
11 制御部
11a サウンド提供部
11b 優待サウンド登録部
11c 登録情報供給部
12 記憶部
12a サウンドDB
12b サウンドDB
13 通信制御部
21 制御部
22 記憶部
23 表示部
24 入力部
25 通信制御部
26 インターフェース部
27 リーダ/ライタ装置
31 メモリ
32 CPU
41 制御部
42 記憶部
43 表示部
44 入力部
45 通信制御部
46 スピーカ部
47 カードリーダ/ライタ部

Claims (10)

  1. 電子マネー情報が格納されたICカードを処理する決済システムにおけるサウンドデータを用いたICカード決済方法であって、
    利用者端末が、ネットワークを介して音楽提供サーバに接続し、音楽提供サーバのデータベースに登録されているサウンドデータから、利用者により指定された決済完了サウンドデータをダウンロードするダウンロードステップと、
    前記利用者端末が、前記音楽提供サーバからダウンロードした決済完了サウンドデータをICカードに記録する記録ステップと、
    店舗端末が、決済に使用するICカードから決済完了サウンドデータと電子マネー情報を取得して記憶部に記憶する取得ステップと、
    前記店舗端末が、前記記憶部に記憶されている電子マネー情報が示す残高から決済金額を差し引いて新たな残高を算出する算出ステップと、
    前記店舗端末が、前記算出された新たな残高を示す電子マネー情報を生成し、前記ICカードに送信するステップと、
    前記店舗端末が、前記生成された電子マネー情報をICカードへ送信した後、前記記憶部に記憶されている決済完了サウンドデータを読み出して出力するステップと、
    を備えることを特徴とするサウンドデータを用いたICカード決済方法。
  2. 前記ダウンロードステップは、利用者により指定された残高不足サウンドデータを前記音楽提供サーバからさらにダウンロードし、
    前記記録ステップは、前記音楽提供サーバからダウンロードした残高不足サウンドデータをICカードにさらに記録し、
    前記取得ステップは、前記ICカードから残高不足サウンドデータをさらに取得し、
    前記算出ステップは、決済金額と前記電子マネー情報が示す残高に基づいて、当該残高が不足しているか否かを判別し、不足している場合には前記記憶部に記憶されている残高不足サウンドデータを読み出して出力し、不足していない場合には前記新たな残高を算出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のICカード決済方法。
  3. 前記ダウンロードステップは、利用者により指定されたチャージサウンドデータを前記音楽提供サーバからさらにダウンロードし、
    前記記録ステップは、前記音楽提供サーバからダウンロードしたチャージサウンドデータをICカードにさらに記録し、
    チャージ用の端末が、電子マネーをチャージするICカードから電子マネー情報とチャージ完了サウンドデータを取得して記憶部に記憶するステップと、
    前記チャージ用の端末が、前記記憶部に記憶されている電子マネー情報が示す残高にチャージ金額を加算し、加算後の残高を示す電子マネー情報を生成し、当該電子マネー情報を前記ICカードに送信するステップと、
    前記チャージ用の端末が、前記生成された電子マネー情報を前記ICカードに送信した後、前記記憶部に記憶されているチャージサウンドデータを読み出して出力するステップと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のICカード決済方法。
  4. 前記音楽提供サーバが、優待サウンドデータを前記データベースに記憶するステップと、
    前記店舗端末が、前記ネットワークを介して前記音楽提供サーバに接続し、前記データベースに登録されている優待サウンドデータを示す登録情報を要求して取得する登録情報取得ステップと、をさらに備え、
    前記算出ステップは、前記ICカードから取得された決済用サウンドデータが、前記登録情報取得ステップにより取得された前記登録情報が示す優待サウンドデータのいずれかに該当するか否かを判別し、該当する場合には、予め設定された第1の優待処理を行うステップをさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のICカード決済方法。
  5. 前記音楽提供サーバが、各前記優待サウンドデータに対応する各商品を示す優待商品情報を前記データベースに記憶するステップを備え、
    前記登録情報取得ステップは、前記データベースに登録されている優待商品情報をさらに要求して取得し、
    前記算出ステップは、決済対象の商品が、前記取得した優待商品情報が示す商品のいずれかに該当するか否かを判別し、該当する場合には、予め設定された第2の優待処理を行うステップをさらに備える、
    ことを特徴とする請求項4に記載のICカード決済方法。
  6. 電子マネー情報が記憶されているICカードを処理するカード決済システム用の店舗端末であって、
    電子マネー情報と決済完了サウンドデータをICカードに要求して受信する取得手段と、
    前記ICカードから受信した電子マネー情報と決済完了サウンドデータを所定の記憶領域に記憶する記憶手段と、
    決済に関する入力を受け付ける入力手段と、
    前記入力手段により受け付けた入力データに基づいて決済金額を算出する手段と、
    前記所定の記憶領域に記憶されている電子マネー情報が示す残高から前記決済金額を差し引いて新たな残高を算出する算出手段と、
    前記算出された新たな残高を示す電子マネー情報を生成し、前記ICカードに送信する手段と、
    前記生成された電子マネー情報を前記ICカードに送信した後、前記所定の記憶領域に記憶されている決済完了サウンドデータを読み出して出力する手段と、
    を備えることを特徴とする店舗端末。
  7. 前記取得手段は、残高不足サウンドデータをさらに前記ICカードに要求して受信し、
    前記記憶手段は、前記ICカードから受信した残高不足サウンドデータをさらに所定の記憶領域に記憶し、
    前記算出手段は、前記決済金額と前記所定の記憶領域に記憶されている残高に基づいて、残高が不足しているか否かを判別し、不足している場合には前記所定の記憶領域に記憶されている残高不足サウンドデータを読み出して出力し、不足していない場合には前記新たな残高を算出する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の店舗端末。
  8. 電子マネー情報とチャージ完了サウンドデータをICカードに要求して受信する手段と、
    前記ICカードから受信した電子マネー情報と決済完了サウンドデータを所定の記憶領域に記憶する手段と、
    チャージ金額の入力を受け付ける手段と、
    前記所定の記憶領域に記憶されている電子マネーの残高にチャージ金額を加算し、加算後の残高を示す電子マネー情報を生成し、当該電子マネー情報を前記ICカードに送信する手段と、
    前記生成された電子マネー情報を前記ICカードに送信した後、前記記憶部に記憶されているチャージサウンドデータを読み出して出力する手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項6又は7に記載の店舗端末。
  9. ネットワークを介して前記音楽提供サーバに接続する手段と、
    前記音楽提供サーバのデータベースに登録されている優待サウンドデータを示す登録情報を前記音楽提供サーバに要求して取得する登録情報取得手段と、
    前記算出手段は、前記ICカードから取得された決済用サウンドデータが、前記登録情報取得手段により取得された前記登録情報が示す優待サウンドデータのいずれかに該当するか否かを判別し、該当する場合には、予め設定された第1の優待処理を行う手段をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の店舗端末。
  10. 前記登録情報取得手段は、前記音楽提供サーバの前記データベースに登録されている、各前記優待サウンドデータに対応する各商品を示す優待商品情報をさらに要求して取得し、
    前記算出手段は、前記入力データにより特定される決済対象の商品が、前記取得した優待商品情報が示す商品のいずれかに該当するか否かを判別し、該当する場合には、予め設定された第2の優待処理を行う手段をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項9に記載の店舗端末。
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