JP2001229132A - 情報処理装置および情報処理方法、並びに記録媒体 - Google Patents

情報処理装置および情報処理方法、並びに記録媒体

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JP2001229132A
JP2001229132A JP2000036406A JP2000036406A JP2001229132A JP 2001229132 A JP2001229132 A JP 2001229132A JP 2000036406 A JP2000036406 A JP 2000036406A JP 2000036406 A JP2000036406 A JP 2000036406A JP 2001229132 A JP2001229132 A JP 2001229132A
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健 神田
Makoto Ishii
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Takao Sasamura
崇雄 笹村
Michiyo Tonomoto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 認証されたユーザのみが参加できるコミュニ
ティを供給する。 【解決手段】 ユーザ101乃至105が使用している
端末装置111乃至115は、実際には、マネージメン
トセンタ1とインターネットを介して接続されている。
コミュニティAおよびコミュニティBは、マネージメン
トセンタ1のID以外の、それぞれのコミュニティに固
有のIDにより保護されている。すなわち、コミュニテ
ィは、認証されたユーザのみが参加することができる仮
想的かつサイバー的な集合もしくはスペースであり、単
にメンバーがコミュニケーションを行うための場ではな
く、複数のメンバーが共同でコンテンツを作成するため
の場として提供される。それぞれのコミュニティに所属
するメンバーは、共同でコンテンツを生成し、登録し、
登録されたコンテンツを共有することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置、情
報処理方法、並びに記録媒体に関し、特に、インターネ
ットなどのネットワークを介して楽音データを配信する
のに好適な、情報処理装置、情報処理方法、並びに記録
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の音楽配信は、個別に録音された複
数トラックからなるオーディオデータを、いわゆるミッ
クスダウン(もしくは、トラックダウンとも称される)
という手法を用いてステレオ化(すなわち2つのチャン
ネルに変更)し、レコードやCDといった記憶媒体に記
憶させて販売することが主流であった。通常、一般のリ
スナーは、音楽を、CD、カセットテープ、レコード、
その他の媒体を用いて聴いている。これらは、いずれも
現在は2チャンネル、つまりステレオのメディアであ
る。よって、4乃至48以上のトラック数を、編集し
て、2トラック(すなわち、2チャンネルのステレオ信
号)に変更するミックスダウンが行われる。
【0003】このような、記録媒体を介した音楽配信に
対して、最近では、楽音データを消費者に流通するビジ
ネスとして、ステレオ化されたデジタルのオーディオデ
ータに対して、エンコード(圧縮・符号化)を施して、
インターネットに接続されたサーバに配置し、インター
ネットを介して、ユーザが所望の楽曲データをダウンロ
ードし、デコード(解凍・復号)を行うことにより再生
するという、新たな音楽配信方法が普及し始めている。
【0004】具体的には、楽曲データを配信する配信サ
ービスプロバイダは、音楽制作会社が作成した楽曲を受
け取り、MP3(MPEG1 Audio Layer III)、AAC
(Advance Audio Cording)、もしくはATRAC3(A
daptive Transform Acoustic Coding 3)等の圧縮方法
に基づいて圧縮し、配信用サーバにストアする。ユーザ
は、配信サービスプロバイダのウェブサイトに接続し、
所望の楽曲データを、インターネットを介してダウンロ
ードし、ユーザのコンピュータ、もしくはその他の情報
処理装置に内蔵、もしくは挿入されている記憶媒体に記
憶させる。ユーザは、例えば、1曲あたり数百円程度の
料金を配信サービスプロバイダに支払う。
【0005】例えば、ドラム、ベース、ピアノ、および
ボーカルから構成される楽曲を制作する場合、まず、レ
コーディングスタジオにドラム、ベース、ピアノのそれ
ぞれの演奏者、およびボーカリストが集められ、ドラマ
ーによって演奏されたドラムパート、ベーシストによっ
て演奏されたベースパート、ピアニストによって演奏さ
れたピアノパート、およびボーカリストによって演奏さ
れたボーカルパートが、それぞれデジタルオーディオレ
コーダによって録音される。楽曲プロデューサは、録音
された4つのパートのオーディオトラックを、デジタル
オーディオレコーダからそれぞれ再生し、各パートのレ
ベルを調整しながら、2トラックのデータに合成する。
従来、インターネットを介して配信される楽音データ
も、CD(Compact Disk)や、MD(Mini Disk)に記
録され、販売されている楽音データと同様に、ステレオ
信号にミックスダウンされたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
現在提案されているインターネットを利用した楽曲デー
タ配信システムは、ユーザがダウンロードした楽曲デー
タを聞くことだけに注力して開発されているシステムで
ある。単に配信された楽曲データを聞くことだけで満足
するユーザは、現在提案されているシステムで満足でき
るかもしれない。
【0007】しかしながら、例えば、作詞、作曲、編
曲、もしくは演奏といった、楽曲の作成に携わるユーザ
からは、ミックスダウンされた後の完成された音楽を聴
くのみではなく、複数パートからなる楽曲のうち、特定
のパートだけを取り出して聞いたり、その特定パートを
編集したり、新たなパートを加えるといった、ミックス
ダウン後の編集不可能な楽音データでは実現できない、
新たな要求が高まっている。
【0008】新たな要求とは、例えば、上述したドラ
ム、ベース、ピアノ、ボーカルからなる楽曲データにお
いて、ピアニストが、その楽曲データに含まれているピ
アノパートのみを取り出して、そのパートのみの楽音デ
ータを聞いたり、編集したいという要求である。しかし
ながら、上述したように、ミックスダウン後の楽音デー
タからは、ピアノパートのみの楽音データを取り出すこ
とはできない。
【0009】また、上述した従来の音楽作成活動におい
ては、各演奏者がそれぞれレコーディングスタジオに出
向いて演奏しなければならない。通常は、複数の演奏家
がレコーディングスタジオに全員集合してレコーディン
グを行えることはめったにないため、演奏家ごとに各パ
ートのレコーディングが行われ、全てのパートのレコー
ディングが行われた後、楽曲プロデューサがミックスダ
ウン処理を行うことによって楽曲を完成させている。こ
のため、場合によっては、他のパートとのマッチングが
うまくいかず、演奏者、楽曲プロデューサがともに何度
もレコーディングスタジオに足を運ばなくてはいけない
ということも発生していた。
【0010】すなわち、従来のレコーディングスタジオ
における楽曲制作活動は、演奏者および楽曲プロデュー
サのスケジュール調整や、実際にスタジオに足を運んで
もらうための時間的なロスが発生し、迅速な楽曲作成の
妨げになっていた。
【0011】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、著作権情報を有する楽音データを、インタ
ーネットなどのネットワークを介して、配信などのサー
ビスを行うマネージメントセンタに登録し、それらの楽
音データを、インターネットなどのネットワークを介し
て配信することを可能とし、その場合における、個々の
データの著作権保護や、課金設定を可能とするものであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理装置
は、複数のメンバーが、共同してコンテンツを制作する
活動を行うための仮想的なコミュニティをネットワーク
に提供する第1の提供手段と、ネットワークを介して他
の情報処理装置からアクセスを受けた場合、コミュニテ
ィに対するアクセス権の認証処理を行う認証手段と、認
証手段による認証結果に基づいて、ネットワークを介し
て他の情報処理装置に、コンテンツを制作する活動に関
するサービスを提供する第2の提供手段とを備えること
を特徴とする。
【0013】前記第2の提供手段には、複数のメンバー
から提供されるコンテンツを、コミュニティに登録させ
るようにすることができる。
【0014】前記第2の提供手段には、コミュニティに
登録されたコンテンツを他のメンバーに提供させるよう
にすることができる。
【0015】前記第2の提供手段には、コミュニティに
登録されたコンテンツに基づいて制作された、前記複数
のメンバーから提供されるコンテンツを、コミュニティ
にさらに登録させるようにすることができる。
【0016】前記第1の提供手段には、他の情報処理装
置のユーザに対してIDを発行させるようにすることがで
きる。
【0017】前記第2の提供手段には、コンテンツの制
作者が識別できるように、IDに対応してコンテンツを登
録させるようにすることができる。
【0018】本発明の情報処理方法は、相互に所定の関
係にある複数のメンバーが、共同してコンテンツを制作
する活動を行うための仮想的なコミュニティをネットワ
ークに提供する第1の提供ステップと、ネットワークを
介して他の情報処理装置からアクセスを受けた場合、コ
ミュニティに対するアクセス権の認証処理を行う認証ス
テップと、認証ステップの処理による認証結果に基づい
て、ネットワークを介して他の情報処理装置に、コンテ
ンツを制作する活動に関するサービスを提供する第2の
提供ステップとを含むことを特徴とする。
【0019】本発明の記録媒体に記録されているプログ
ラムは、相互に所定の関係にある複数のメンバーが、共
同してコンテンツを制作する活動を行うための仮想的な
コミュニティをネットワークに提供する第1の提供ステ
ップと、ネットワークを介して他の情報処理装置からア
クセスを受けた場合、コミュニティに対するアクセス権
の認証処理を行う認証ステップと、認証ステップの処理
による認証結果に基づいて、ネットワークを介して他の
情報処理装置に、コンテンツを制作する活動に関するサ
ービスを提供する第2の提供ステップとを含むことを特
徴とする。
【0020】本発明の情報処理装置、情報処理方法、お
よび記録媒体に記録されているプログラムにおいては、
複数のメンバーが、共同してコンテンツを制作する活動
を行うための仮想的なコミュニティがネットワークに提
供され、ネットワークを介して他の情報処理装置からア
クセスを受けた場合、コミュニティに対するアクセス権
の認証処理が行われ、認証結果に基づいて、ネットワー
クを介して他の情報処理装置に、コンテンツを制作する
活動に関するサービスが提供される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、本発明の実
施の形態について説明する。
【0022】図1は、本発明を適用した音楽配信システ
ムの構成を示す。
【0023】マネージメントセンタ1、端末装置12乃
至16、配信サービスプロバイダ21および決済機関2
4,25は、インターネット22を介して相互接続され
ている。端末装置12乃至16を使用するユーザ2乃至
6は、マネージメントセンタ1もしくは配信サービスプ
ロバイダ21との契約により、享受することができるサ
ービスが異なり、ここでは、端末装置12を使用するユ
ーザ2の契約形態を契約形態1、端末装置13を使用す
るユーザ3の契約形態を契約形態2、端末装置14を使
用するユーザ4の契約形態を契約形態3、端末装置15
を使用するユーザ5の契約形態を契約形態4、端末装置
16を使用するユーザ6の契約形態を契約形態5とす
る。ここで、ユーザ2乃至5は、マネージメントセンタ
1と契約を締結し、ユーザ6は、配信サービスプロバイ
ダ21と契約を締結しているものとする。契約形態1乃
至5については、図6を用いて後述する。
【0024】マネージメントセンタ1は、ユーザ2乃至
5に供給したサービスに対する料金を、決済機関23乃
至25を仲介として受け取る。図1においては、マネー
ジメントセンタ1と決済機関23乃至25は、個々に独
立したネットワークで接続されているが、マネージメン
トセンタ1と決済機関23乃至25は、例えば、インタ
ーネット22とは異なる金融機関ネットワーク45(図
2)を用いて相互に接続されていてもよいし、インター
ネット22を介して相互に接続されていてもよい。
【0025】また、マネージメントセンタ1は、例え
ば、著作権保護団体26に、後述する、マネージメント
センタ1で取り扱っている著作権保護対象の楽音データ
に対する著作権管理料金を一括して支払う業務を行った
り、マネージメントセンタ1と契約を締結しているユー
ザ2乃至5が、著作権その他の契約において、第3者と
の仲介を希望した場合、必要に応じて、ユーザ2乃至5
に、法律事務所27等の著作権に関する業務を行う機関
を紹介する業務を行う。
【0026】ユーザ2乃至5は、端末装置12乃至15
を用いて、図7を用いて後述する処理により、マネージ
メントセンタ1に利用者登録し、その契約内容に基づい
たサービスを受け、受けたサービスに対する料金を、決
済機関23乃至25を介して支払う。また、ユーザ2乃
至5は、マネージメントセンタ1との契約によっては、
有料の楽音データを作成し、マネージメントセンタ1を
介して、マネージメントセンタ1に登録している第3者
に利用させることもできる。
【0027】決済機関23乃至25は、マネージメント
センタ1がユーザ2乃至5に供給したサービスや、ユー
ザがマネージメントセンタ1からダウンロードした楽音
データに対する料金の支払いの仲介を行う。料金の支払
方法の詳細については後述する。
【0028】配信サービスプロバイダ21は、インター
ネット22を介して、マネージメントセンタ1から、楽
音データの供給を受けるようにマネージメントセンタ1
と契約している。そして、配信サービスプロバイダ21
は、マネージメントセンタ1とは異なる、独立した契約
形態でユーザ6に楽音データを供給する。
【0029】著作権保護団体26は、マネージメントセ
ンタ1から、規定の著作権管理料金を受け取り、登録さ
れた楽曲データの著作権を管理する。法律事務所27
は、マネージメントセンタ1からの紹介、もしくは依頼
を受け、対応するユーザと、マネージメントセンタ1と
の法律的な契約の仲介を行う。
【0030】図2は、マネージメントセンタ1の構成を
示すブロック図である。
【0031】通信処理部31は、インターネット22を
介して入力されるユーザIDおよびパスワードを、内部
バス32を介して、認証処理制御部35に供給し、認証
処理制御部35の処理によりユーザIDおよびパスワー
ドが正しいことが確認された場合、それ以降に入力され
る各種の信号を、内部バス32を介してマネージメント
センタ管理処理部34に供給する。また、通信処理部3
1は、新たな契約の希望を受けた場合、新たな契約を希
望したユーザが、インターネット22を介して送信した
データを受信し、内部バス32を介して、認証処理制御
部35に出力する。更に、通信処理部31は、ウェブペ
ージ格納DB(Data Base)36から、所定のウェブペ
ージ(ホームページ)をインターネット22上に公開し
たり、マネージメントセンタ管理処理部34の制御にし
たがって、ソフトウェア格納DB37に保存されている
ソフトウェアを、インターネット22を介して所定の端
末装置にダウンロードさせる。
【0032】認証処理制御部35は、通信処理部31か
ら内部バス32を介して入力された、新たな登録を希望
したユーザに対応するデータを基に、新たなユーザに対
する契約のための認証処理を実行する。また、認証処理
制御部35は、内部バス32を介して通信処理部31か
ら入力された、ユーザIDおよびパスワードを、管理デ
ータ格納群33の顧客情報DB33−1に照会し、登録
されているユーザであることを認証する。更に、後述す
るコミュニティの認証に関する処理も、認証処理制御部
35が実行する。契約処理については、図7を用いて後
述する。
【0033】マネージメントセンタ管理処理部34は、
インターネット22を介してユーザ2乃至5から入力さ
れたデータに基づいて通信処理部31が生成した制御信
号を、内部バス32を介して入力され、プロジェクトデ
ータ格納処理部38乃至決済機関接続処理部44のいず
れかに対して、所定の処理を実行させるための制御信号
を生成し、内部バス32を介して、プロジェクトデータ
格納処理部38乃至決済機関接続処理部44のいずれか
に出力する。例えば、通信処理部31から入力されたデ
ータが、端末装置12から送信された、後述するプロジ
ェクトデータのアップロード要求を示す信号である場
合、対応するプロジェクトデータの格納を指令する制御
信号を、内部バス32を介してプロジェクトデータ格納
処理部38に出力し、入力されたプロジェクトデータ
を、プロジェクトデータDB33−2に格納させる。
【0034】プロジェクトデータ格納処理部38は、マ
ネージメントセンタ管理処理部34から入力される制御
信号に従って、内部バス32を介して入力される新たな
プロジェクトデータをプロジェクトデータ格納DB33
−2に格納させたり、プロジェクトデータのダウンロー
ド要求を受けた場合に、プロジェクトデータ格納DB3
3−2から、対応するプロジェクトデータを読み出し、
内部バス32を介して、通信処理部31に出力する。
【0035】配信設定データ処理部39は、内部バス3
2を介してマネージメントセンタ管理処理部34から入
力される制御信号に従って、各楽音データの配信に必要
な著作権データなどを、配信設定DB33−3に登録し
たり、楽音データの配信時に、配信設定DB33−3か
ら、対応する著作権情報などを読み出し、内部バス32
を介して、課金決済データ処理部42に出力する。
【0036】オーディオデータ処理部40は、内部バス
32を介してマネージメントセンタ管理処理部34から
入力される制御信号に従って、入力された楽音データ
を、所定のフォーマットに変換し、配信用データ格納群
41の対応するDBに、変換後のデータを登録したり、
要求のあった楽音データを、配信用データ格納群41の
対応するフォーマットのデータが格納されているDBか
ら読み込み、内部バス32を介して通信処理部31に出
力する。配信用データ格納群41は、例えば、データの
形式ごとに、MP3用格納DB41−1、ATRAC用
格納DB41−2、AAC用格納DB41−3、ステレ
オデータ用格納DB41−4、非圧縮プロジェクト用格
納DB41−nなどから構成されている。
【0037】課金決済データ処理部42は、マネージメ
ントセンタ管理処理部34から内部バス32を介して入
力される制御信号に従って、例えば、複数の著作者で1
つのプロジェクトデータを作成した場合における、1人
あたりの課金を算出して(その詳細は、図12を用いて
後述する)、課金決済DB43に登録したり、楽音デー
タのダウンロードなど、ユーザ2乃至5が、マネージメ
ントセンタ1から受けるサービスの代金を算出し(その
詳細は、図13を用いて後述する)、内部バス32を介
して通信処理部31に出力する。通信処理部31は、ウ
ェブページ格納DB36から、対応するウェブページを
検索して読み出し、これらの算出結果を、ユーザが使用
している端末装置のモニタなどに表示するために、イン
ターネット22を介して所定の端末装置に送信する。ま
た、課金決済データ処理部42は、ユーザ2乃至5に供
給したサービスの代金を請求するための信号を生成し、
決済機関接続処理部44および金融機関ネットワーク4
5を介して、決済機関23乃至25のいずれかに送信す
る。
【0038】決済機関接続処理部44は、ユーザが指定
した支払方法に対して、その支払方法が有効であるか否
かを、対応する決済機関23乃至25のいずれかに問い
合わせる信号を生成し、インターネット22を介して、
決済機関23乃至25のいずれかに出力する。そして、
決済機関23乃至25のいずれかから返信された問い合
わせに対する返答を、内部バス32を介してマネージメ
ントセンタ管理処理部34および課金決済データ処理部
42に出力する。また、決済機関接続処理部44は、課
金決済データ処理部42が算出したユーザ2乃至5に対
するサービスの代金を請求するための信号の入力を受
け、金融機関ネットワーク45を介して、決済機関23
乃至25のいずれかに送信する。
【0039】また、内部バス32には、ドライブ46も
接続されており、必要に応じて装着される磁気ディスク
51、光ディスク52、光磁気ディスク53、および半
導体メモリ54などとデータの授受を行う。
【0040】図3は、ユーザ2が使用する端末装置12
の構成を示すブロック図である。なお、端末装置13乃
至16の構成は、端末装置12と同様であるので、その
説明は省略する。
【0041】CPU(central processing unit)61
は、各種アプリケーションプログラムや、基本的なOS
(operating system)を実際に実行する。ROM(read
-only memory)62は、一般的には、CPU61が使用
するプログラムや演算用のパラメータのうちの基本的に
固定のデータを格納する。RAM(random-access memo
ry)63は、CPU61の実行において使用するプログ
ラムや、その実行において適宜変化するパラメータを格
納する。CPU61、ROM62、およびRAM63
は、内部バス64により相互に接続されている。
【0042】内部バス64は、入出力インターフェース
65とも接続されている。入力部66は、例えば、キー
ボードやマウスからなり、CPU61に各種の指令を入
力するとき、ユーザにより操作される。出力部67は、
例えば、CRTやスピーカ等からなり、各種情報をテキ
スト、イメージ、もしくは音声で表示する。HDD(ha
rd disk drive)68は、ハードディスクを駆動し、そ
れらにCPU61によって実行するプログラムや情報を
記録または再生させる。ドライブ69には、必要に応じ
て磁気ディスク71、光ディスク72、光磁気ディスク
73、および半導体メモリ74が装着され、データの授
受を行う。ネットワークインターフェース70は、例え
ば、電話回線を介して、インターネット22に接続され
たり、図示しないデジタルオーディオレコーダなどの他
の端末装置と接続される。
【0043】入力部66乃至ネットワークインターフェ
ース70は、入出力インターフェース65および内部バ
ス64を介してCPU61に接続されている。
【0044】図4に、インターネット22を介して端末
装置12乃至16と送受信される、マネージメントセン
タ1が取り扱う楽音データの構成例を示す。ここでは、
1つの楽曲を構成する、例えば、ドラム、ベース、ピア
ノ等の、それぞれのパートの楽音データがトラックと称
され、1つ、あるいは複数のトラックから構成された楽
音データがプロジェクトデータと称されるものとする。
【0045】例えば、ピアノ、ベース、ドラム、および
ボーカルの4つのパートからなる楽音データを考えた場
合、マネージメントセンタ1が扱うプロジェクトデータ
81は、図4に示されるように、パート毎が独立した4
個のトラックで構成されている。そして、トラック1乃
至4には、それぞれ、独立した著作権情報が対応付けら
れている。すなわち、それぞれのトラック1乃至4の楽
曲データが、異なる作者によって作成された場合におい
ても、それぞれのトラック1乃至4に著作権情報が記録
される。例えば、プロジェクトデータ81に新たなパー
トのトラックが加えられ、異なるプロジェクトデータが
生成された場合にも、それぞれのトラックの著作権情報
は削除されることはない。
【0046】また、マネージメントセンタ1において
は、図4を用いて説明したようなパートごとに独立した
トラックからなるプロジェクトデータ81のみではな
く、複数トラックの楽音データをミックスダウンして生
成された、図5に示すプロジェクトデータ82のよう
な、従来のステレオデータを扱うことができる。更に、
インターネット22を介さず、例えば、図2の磁気ディ
スク51、光ディスク52、光磁気ディスク53、およ
び半導体メモリ54等の記録媒体に、所定のプロジェク
トデータを記録させ、例えば、郵送等の手段によってユ
ーザ2乃至5に供給されるようにしてもよい。
【0047】次に、マネージメントセンタ1または配信
サービスプロバイダ21と、ユーザ2乃至6の契約形態
1乃至5について説明する。図6に、本実施の形態にお
けるユーザ2乃至6が締結している契約形態を示す。
【0048】ユーザ2は、マネージメントセンタ1と、
契約形態1で契約を締結している。契約形態1は、個人
契約で、図4を用いて説明したトラックデータのダウン
ロードおよびアップロード、図5を用いて説明したステ
レオデータのダウンロードの、全てのサービスを享受す
ることができる。
【0049】ユーザ3は、マネージメントセンタ1と、
契約形態2で契約を締結している。契約形態2は、個人
契約で、図4を用いて説明したトラックデータのダウン
ロード、および図5を用いて説明したステレオデータの
ダウンロードのサービスを享受することができる。
【0050】ユーザ4は、例えば、学校等であり、マネ
ージメントセンタ1と、契約形態3で契約を締結してい
る。契約形態3は、団体契約で、図4を用いて説明した
トラックデータのダウンロード、および図5を用いて説
明したステレオデータのダウンロードのサービスを享受
することができる。契約形態2とは、契約主体が個人か
団体かの差があるが、これによって、例えば、契約料金
が異なるようにしてもよいし、図7を用いて後述する契
約処理時にダウンロードされる、契約内容に対応するソ
フトウェアのコピー可能回数(すなわち、ライセンス
数)が異なるようにしてもよい。
【0051】ユーザ5は、マネージメントセンタ1と、
契約形態4で契約を締結している。契約形態4は、個人
契約で、図5を用いて説明したステレオデータのダウン
ロードのサービスを享受することができる。
【0052】ユーザ2乃至5とマネージメントセンタ1
との契約は、例えば、月々一定の金額を払うといった、
定量的な会員制とし、マネージメントセンタ1が、安定
した収益を得るようにすることもできる。ユーザ2乃至
5は、マネージメントセンタ1と契約を締結しているた
め、前述した、法律事務所27の紹介等の付帯サービス
を享受することができる。また、ユーザ2乃至5が、マ
ネージメントセンタ1のソフトウェア格納DB37に保
存されているソフトウェアプログラムを、後述する図7
のステップS7においてダウンロードする場合、ダウン
ロードできるソフトウェアプログラムは、その契約形態
によって異なる。
【0053】ユーザ6は、配信サービスプロバイダ21
と、契約形態6で契約を締結している。契約形態6は、
個人契約で、配信サービスプロバイダ21から、図5を
用いて説明したステレオデータのダウンロードのサービ
スを享受することができるが、マネージメントセンタ1
とは契約を締結していない。すなわち、マネージメント
センタ1から、コンテンツ(楽曲データ)をダウンロー
ドすることはできない。
【0054】次に、マネージメントセンタ1と契約を締
結しているユーザ2乃至5が、決済機関23乃至25を
仲介として、マネージメントセンタ1に料金を支払う支
払方法の例について説明する。決済方法としては、例え
ば、クレジットカード決済、プリペイドカード方式決
済、事前登録ID制決済などがある。
【0055】図1の決済機関23は、クレジットカード
会社である。例えば、ユーザ5がインターネット22を
介してマネージメントセンタ1と契約を締結したり、マ
ネージメントセンタ1からコンテンツ(楽曲データ)を
購入した場合、決済方法として、クレジットカードを用
いた支払いを選択したとき、ユーザ5は、クレジットカ
ード番号を、例えばマネージメントセンタ1がインター
ネット22上に提供しているウェブページの、クレジッ
トカード番号入力画面に入力することにより、インター
ネット22を介して、マネージメントセンタ1に送信す
る。
【0056】マネージメントセンタ1は、決済機関23
に、送信されたクレジットカード番号を照会し、ユーザ
5が、そのクレジットカードにより、料金の支払いが可
能であることを確認した後、契約を締結、もしくは、イ
ンターネット22を介してコンテンツのダウンロード方
法を送信する。そして、マネージメントセンタ1は、ユ
ーザ5の利用料金を、決済機関23に請求し、決済機関
23は、ユーザ5に、その利用料金を請求する。
【0057】図1の決済機関24は、プリペイドカード
方式により、ユーザの支払いの代行業務を行う機関であ
る。ここで用いられる、インターネット22上の支払い
に使用できるプリペイドカードは、一般に市販されてお
り、そのIDが、スクラッチで隠されており、プリペイ
ドカードの購入者のみがスクラッチを削ってIDを得る
ことができる仕組みになっている。
【0058】例えば、ユーザ2が、プリペイドカードを
予め購入し、インターネット22を介してマネージメン
トセンタ1と契約を締結したり、コンテンツを購入した
場合、プリペイドカードを用いた支払方法を選択したと
き、ユーザ2は、そのプリペイドカードのスクラッチ部
分に記入されているIDを、例えばマネージメントセン
タ1が提供しているウェブページの、ID入力画面に入
力することにより、インターネット22を介して、マネ
ージメントセンタ1に送信する。
【0059】マネージメントセンタ1は、決済機関24
に、入力されたIDのプリペイドカードの残高を確認
し、残高が利用料金以上であった場合、契約を締結した
り、もしくは、インターネット22を介してコンテンツ
のダウンロード方法を送信する。そして、マネージメン
トセンタ1は、ユーザ2の利用料金を、決済機関24に
請求する。また、決済機関24は、インターネット22
を介して、ユーザ2に各種のサービス(例えば、IDナ
ンバーごとの残高の照会や、残高の少なくなった複数の
プリペイドカードを、1つのプリペイドカードにまとめ
るようなサービス)を提供することもできる。
【0060】図1の決済機関25は、事前登録制ID決
済方式により、ユーザの支払いの代行業務を行う機関で
ある。事前登録制ID決済方式を用いて料金の支払いを
行いたいユーザは、決済機関25と予め契約を締結し、
例えば、クレジットカードの番号を郵送などの方法を用
いて決済機関25に連絡し、登録することにより、ID
を予め取得しておく。
【0061】例えば、ユーザ3が、インターネット22
を介してマネージメントセンタ1と契約を締結したり、
もしくはコンテンツを購入した場合、事前登録制ID決
済方式を用いた支払方法を選択したとき、ユーザ3は、
予め登録しているIDを、例えばマネージメントセンタ
1が提供しているウェブページの、ID入力画面に入力
することにより、インターネット22を介してマネージ
メントセンタ1に送信する。
【0062】マネージメントセンタ1は、受信したID
を決済機関25に照会し、このIDを有するユーザ3が
登録しているクレジットカード等により、料金の支払い
が可能であることを確認した後、契約を締結したり、も
しくは、インターネット22を介してコンテンツのダウ
ンロード方法を送信する。そして、マネージメントセン
タ1は、ユーザ3の利用料金を、決済機関25に請求
し、決済機関23は、クレジットカード会社に、その利
用料金を請求する。
【0063】ユーザ2乃至5は、その契約時、もしくは
コンテンツ購入時に、その代金の支払方法として決済機
関23乃至25のいずれを利用するかを選択することが
できる。ただし、ユーザ6に関しては、その支払方法
は、配信サービスプロバイダ21との契約に基づいて行
われるため、この限りではない。
【0064】なお、契約形態1のユーザ2に対しては、
ユーザ2が作成した楽音データが、マネージメントセン
タ1を介して、他のユーザや、配信サービスプロバイダ
21によって利用(購入)された場合、図12を用いて
後述する方法で算出される楽音データに対応する代金
が、マネージメントセンタ1から支払われる。この場
合、図示しない銀行等の金融機関のユーザ2の口座に、
マネージメントセンタ1から、楽音データの代金が振り
込まれるなどの方法が用いられる。
【0065】なお、図14を用いて後述するコミュニテ
ィの参加に対しても課金される。例えば、ユーザが、コ
ミュニティに登録した時点で課金が発生するようにして
もよい。課金の方法は、1コミュニティにつき所定の金
額を課金するものとしてもよいし、コミュニティ毎に異
なる料金設定であってもよい。
【0066】次に、図7のフローチャートを参照して、
マネージメントセンタ1に、新たなユーザが契約を申し
込んできた場合の契約処理について説明する。
【0067】ウェブページ格納DB36には、マネージ
メントセンタ1の概要の説明が記載され、契約申し込み
を行えるようなウェブページが保存されており、通信処
理部31を介してインターネット22上に公開されてい
る。ステップS1において、マネージメントセンタ1の
通信処理部31は、インターネット22を介して、新規
契約を希望する申込者の端末装置(図示せず)から、契
約の申し込みを示す信号を受ける。
【0068】ステップS2において、通信処理部31
は、ウェブページ格納DB36から、例えば、マネージ
メントセンタ1とユーザとの契約内容が記載され、希望
する契約形態(例えば、図6を用いて説明した契約形態
1乃至4のいずれか)を選択し、申込者の個人情報が入
力できるような入力フォームが含まれているウェブペー
ジを読み出して、インターネット22を介して、申込者
の端末装置に送信する。
【0069】ステップS3において、通信処理部31
は、申込者の端末装置から、インターネット22を介し
て、希望する契約形態、申込者の個人情報等の入力を受
け、内部バス32を介して、認証処理制御部35に出力
する。
【0070】ステップS4において、認証処理制御部3
5は、ステップS3において入力された申込者が希望す
る契約形態に従って、所定の契約書に対応する情報を、
インターネット22を介して、申込者の端末装置に送信
し、図示しないモニタなどに表示させる。
【0071】ステップS5において、通信処理部31
は、申込者の端末装置から、インターネット22を介し
て、契約書に対する同意を示す信号が入力されたか否か
を判断する。契約書に対する同意を示す信号が入力され
なかったと判断された場合は、処理が終了される。
【0072】ステップS5において、契約書に対する同
意を示す信号が入力されたと判断された場合、ステップ
S6において、通信処理部31は、契約書に対する同意
を示す信号が入力されたことを示す信号を、内部バス3
2を介して、認証処理制御部35に出力する。認証処理
制御部35は、申込者に対する新規のパスワードおよび
IDを発行し、通信処理部31およびインターネット2
2を介して、申込者の端末装置に送信するとともに、申
込者の個人情報、新規のパスワードおよびIDを、顧客
情報BD33−1に登録させるための制御信号を生成
し、マネージメントセンタ管理処理部34に、内部バス
32を介して出力する。マネージメントセンタ管理処理
部34は、入力された制御信号に従って、申込者の個人
情報、新規のパスワードおよびIDを顧客情報DB33
−1に登録する。
【0073】ステップS7において、マネージメントセ
ンタ管理処理部34は、例えば、プロジェクトデータを
生成するためのソフトウェアプログラム、インターフェ
ースツール起動プログラム、もしくはダウンロードした
データをデコードするためのソフトウェアプログラムな
どの、ソフトウェア格納DB37に登録されているソフ
トウェアプログラムのうち、申込者の契約形態に応じた
ソフトウェアプログラムをダウンロードするための方法
を、通信処理部31およびインターネット22を介し
て、申込者の端末装置に送信する。
【0074】ステップS8において、申込者の端末装置
により、ステップS7において送信されたダウンロード
方法に従って、所定のソフトウェアプログラムが、イン
ターネット22を介してダウンロードされ、申込者の端
末装置にセットアップされ、処理が終了される。
【0075】また、ユーザに、マネージメントセンタ1
が実行しているエンコード処理に用いられているエンコ
ーダもしくは圧縮ソフトを提供することにより、マネー
ジメントセンタ1が実行しているエンコード処理をユー
ザ側でも実行することができるようにしてもよい。それ
によって、マネージメントセンタ1に楽音データをアッ
プロードする際に、楽音データを圧縮し、データ転送量
を下げて、データ転送にかかるコストを低減することが
できる。
【0076】次に、図8のフローチャートを参照して、
図7を用いて説明した契約処理において、図6で説明し
た契約形態1で契約したユーザ2の端末装置12が実行
するプロジェクトデータの登録処理について説明する。
【0077】ステップS11において、ユーザ2は、楽
音データを生成し、HDD68に記録させる。この楽音
データは、例えば、図示しないデジタルオーディオレコ
ーダによって録音され、ネットワークインターフェース
70を介して取り込まれ、HDD68に記録されたもの
としてもよいし、一般的な楽音データ生成ソフトウェ
ア、もしくは、マネージメントセンタ1からダウンロー
ドした楽音データ生成ソフトウェアをRAM63に読み
込んで起動させ、これらのソフトウェアの処理によって
生成され、HDD68に記録されたものとしてもよい。
【0078】ステップS12において、CPU61は、
図7のステップS7において、マネージメントセンタ1
からダウンロードされ、ステップS8においてセットア
ップされた、プロジェクトデータ生成ソフトウェアをR
AM63に読み込んで起動させ、ステップS11におい
てHDD68に記録させた楽音データから、プロジェク
トデータを生成する。このプロジェクトデータには、少
なくとも1つのトラックもしくはステレオデータが含ま
れ、それぞれのトラックは、図4を用いて説明したよう
に、独立した著作権情報を有する。例えば、既に著作権
情報が記録されているトラックを用いて、新たなプロジ
ェクトデータが生成されたような場合、新たに生成され
たトラックにのみ、それを作成したユーザ2の著作権情
報が記録される。
【0079】ステップS13において、CPU61は、
図7のステップS7において、マネージメントセンタ1
からダウンロードされ、ステップS8においてセットア
ップされた、インターフェースツールをRAM63に読
み込んで起動させる。
【0080】ステップS14において、ユーザ2は、例
えば、図9に示されるような、インターフェースツール
が起動した場合に出力部67に表示される設定画面91
を参照しながら、著作権情報および課金情報などを設定
する。設定画面91には、販売価格設定テキストボック
ス92、ユーザに対して支払われる金額の見積もり結果
(見積もりの算出については後述する)を表示する見積
もり結果表示ボックス93以外に、例えば、ステレオ配
信を希望するか否かを選択するためのチェックボックス
94をはじめとして、各種の設定用のテキストボックス
やリストボックス等が用意されている。CPU61は、
入出力インターフェース65および内部バス64を介し
て、ユーザが入力部66を用いて入力した各種の設定の
入力を受ける。
【0081】ステップS15において、CPU61は、
図示しないIDおよびパスワード入力画面においてユー
ザ2が入力したIDおよびパスワードとともに、ステッ
プS14において設定された内容を、内部バス64、入
出力インターフェース65、ネットワークインターフェ
ース70、およびインターネット22を介して、マネー
ジメントセンタ1に送信する。マネージメントセンタ1
は、後述する処理により、送信されたIDおよびパスワ
ードを確認し、IDおよびパスワードが正しいと判断し
た場合、データの受理を知らせる信号を、そして、ID
およびパスワードが正しくないと判断された場合、エラ
ーメッセージを、インターネット22を介して、端末装
置12に送信する。
【0082】ステップS16において、CPU61は、
マネージメントセンタ1から、インターネット22を介
して送信され、ネットワークインターフェース70、入
出力インターフェース65、および内部バス64を介し
て入力される信号を基に、データの送信は正常に終了し
たか否かを判断する。
【0083】ステップS16において、データの送信が
正常に終了しなかった(すなわち、エラーメッセージを
受信した)と判断された場合、ステップS17におい
て、ユーザ2は、エラーメッセージを参照して、再設定
を行い、CPU61は、ユーザ2が入力部66を用いて
入力した再設定内容を示す信号を、入出力インターフェ
ース65および内部バス64を介して入力され、処理
は、ステップS15に戻り、それ以降の処理が繰り返さ
れる。
【0084】ステップS16において、データの送信が
正常に終了したと判断された場合、ステップS18にお
いて、CPU61は、ステップS14において設定され
た課金情報から、ステップS15において送信したプロ
ジェクトデータは、有料か否かを判断する。ステップS
18において、送信したプロジェクトデータが有料では
ないと判断された場合、処理が終了される。
【0085】ステップS18において、プロジェクトデ
ータが有料であると判断された場合、マネージメントセ
ンタ1より、プロジェクトデータが他のユーザによって
購入された場合にユーザ2に支払われる料金の見積もり
金額が送信され、出力部67に表示されている設定画面
91の、見積もり結果表示ボックス93に表示されるの
で、ステップS19において、ユーザ2は、見積もり結
果表示ボックス93に表示される見積もり金額を確認す
る。
【0086】ステップS20において、CPU61は、
入力部66から入出力インターフェース65および内部
バス64を介して入力される、ユーザ2の操作を示す信
号に基づいて(例えば、設定画面91の転送ボタンが選
択されたか否かに基づいて)、ユーザ2によって、見積
もり金額が同意されたか否かを判断する。ステップS2
0において、見積もり金額が同意されたと判断された場
合、処理が終了される。
【0087】ステップS20において、見積もり金額が
同意されなかったと判断された場合、ステップS21に
おいて、CPU61は、入力部66から入出力インター
フェース65および内部バス64を介して入力される、
ユーザ2の操作を示す信号に基づいて(例えば、設定画
面91の再計算ボタンが選択されたか否かに基づい
て)、ユーザ2によって、課金情報の再設定が行われた
か否かを判断する。
【0088】ステップS21において、再設定が行われ
たと判断された場合、処理はステップS14に戻り、そ
れ以降の処理が繰り返される。ステップS21におい
て、再設定が行われていないと判断された場合、処理が
終了される。
【0089】次に、図10および図11のフローチャー
トを参照して、マネージメントセンタ1におけるプロジ
ェクトデータ登録処理について説明する。
【0090】ステップS31において、マネージメント
センタ1の通信処理部31は、図8のステップS15に
おいて、ユーザ2の端末装置12から送信されたプロジ
ェクトデータ、ID、およびパスワードを受信し、ID
およびパスワードを、内部バス32を介して、認証処理
制御部35に出力する。
【0091】認証処理制御部35は、ステップS32に
おいて、ステップS31において通信処理部31から出
力されたIDおよびパスワードを読み込み、ステップS
33において、顧客情報DB33−1を参照し、IDお
よびパスワードを確認し、ステップS34において、I
Dおよびパスワードは正しいか否かを判断する。
【0092】ステップS34において、IDおよびパス
ワードが正しくないと判断された場合、ステップS35
において、認証処理制御部35は、エラー処理を実行
し、通信処理部31およびインターネット22を介して
ユーザ2の端末装置12にエラーメッセージを送信し、
処理が終了される。
【0093】ステップS34において、IDおよびパス
ワードが正しいと判断された場合、ステップS36にお
いて、認証処理制御部35は、ユーザ2が登録されたユ
ーザであることを示す信号を、内部バス32を介して、
通信処理部31に出力する。通信処理部31は、ステッ
プS31において受信したデータを、内部バス32を介
して、マネージメントセンタ管理処理部34に供給す
る。マネージメントセンタ管理処理部34は、供給され
たデータに含まれるプロジェクトデータを、内部バス3
2を介して、プロジェクトデータ格納処理部38に出力
する。プロジェクトデータ格納処理部38は、プロジェ
クトデータを、プロジェクトデータ格納DB33−2に
登録するとともに、オーディオデータ処理部40に出力
する。
【0094】ここで、プロジェクトデータおよびそれに
関連するデータを関連付けるため、マネージメントセン
タ管理処理部34は、例えば、プロジェクトデータに固
有のプロジェクトデータIDを発行し、プロジェクトデ
ータおよびその他のデータがそれぞれ格納される際に、
プロジェクトデータIDが添付されて格納されるように
してもよい。
【0095】ステップS37において、マネージメント
センタ管理処理部34は、ステップS34において供給
されたデータに含まれるIDを基に、顧客情報DB33
−1から著作者(すなわちユーザ2)の情報を読み出
し、プロジェクトデータに含まれる著作権情報ととも
に、配信設定データ処理部39に出力する。配信設定デ
ータ処理部39は、著作者の情報および著作権情報を配
信設定DB33−3に登録する。
【0096】ステップS38において、マネージメント
センタ管理処理部34は、ステップS34において供給
されたデータに含まれる課金情報から、ステップS36
において、プロジェクトデータ格納DB33−2に登録
されたプロジェクトデータは、配布の際、有料であるか
否か(すなわち、プロジェクトデータ登録の際、ユーザ
2は、図9の設定画面91において、販売価格設定テキ
ストボックス92を用いて販売価格を0以外に設定した
か否か)を判断する。ステップS38において、プロジ
ェクトデータは有料ではないと判断された場合、処理は
ステップS44に進む。
【0097】ステップS38においてプロジェクトデー
タは有料であると判断された場合、ステップS39にお
いて、課金決済データ処理部42は、図12を用いて後
述する課金計算処理を実行する。そして、ステップS4
0において、課金決済データ処理部42は、ステップS
39において計算された見積もり金額を、内部バス32
を介して通信処理部31に出力し、通信処理部31は、
インターネット22を介して、ユーザ2の端末装置12
に、見積もり金額を示す信号を送信する。
【0098】ステップS41において、マネージメント
センタ管理処理部34は、インターネット22を介して
ユーザ2の端末装置12から送信され、通信処理部31
を介して入力される信号を基に、ユーザ2によって、ス
テップS40において送信した見積もり金額が同意され
たか否かを判断する。
【0099】ステップS41において、見積もり金額が
同意されなかったと判断された場合、ステップS43に
おいて、マネージメントセンタ管理処理部34は、プロ
ジェクトデータの作成者(すなわちユーザ2)に対して
登録のキャンセル、もしくは再設定を要求する信号を生
成し、通信処理部31に出力する。通信処理部31は、
インターネット22を介して、ユーザ2の端末装置12
に、登録のキャンセル、もしくは再設定を要求する信号
を送信し、処理が終了される。
【0100】ステップS41において、見積もり金額が
同意されたと判断された場合、ステップS42におい
て、マネージメントセンタ管理処理部34は、見積もり
金額が同意されたことを示す信号を、課金決済データ処
理部42に出力する。課金決済データ処理部42は、例
えば、対応するプロジェクトデータのプロジェクトID
とともに、見積もり金額を、プロジェクトデータが他の
ユーザに購入された場合のユーザ2に対する支払い金額
として、図9の設定画面91の販売価格設定テキストボ
ックスにおいて設定された販売価格とともに、課金決済
DB43に記録する。
【0101】ステップS38で、プロジェクトデータが
有料ではない(無料である)と判断されるか、ステップ
S42の課金決済DB43に対する登録処理が終了した
とき、ステップS44において、オーディオデータ処理
部40は、入力されたプロジェクトデータのエンコード
の設定を問い合わせる信号を生成して、配信設定データ
処理部39に出力する。配信設定データ処理部39は、
配信設定DB33−3を参照して、問い合わせに対する
回答を示す信号を生成し、オーディオデータ処理部40
に出力する。オーディオデータ処理部40は、この信号
の入力を受け、プロジェクトデータのエンコードが指示
されているか否かを判断する。
【0102】ステップS44において、エンコードが指
示されていると判断された場合、ステップS45におい
て、オーディオデータ処理部40は、指示された形式
で、プロジェクトデータをエンコードする。
【0103】ステップS44において、エンコードが指
示されていないと判断された場合、ステップS46にお
いて、オーディオデータ処理部40は、このプロジェク
トデータを無変換データ(すなわち、トラックの内容を
変更してもよいデータ)として配信用データ格納群41
に登録する。
【0104】ステップS45またはステップS46の処
理の後、ステップS47において、オーディオデータ処
理部40は、プロジェクトデータを配信用データにフォ
ーマット変換し、配信用データ格納群41の対応するD
B41−1乃至41−nに格納する。
【0105】ステップS48において、オーディオデー
タ処理部40は、入力されたプロジェクトデータは、ス
テレオ配信を希望されているか否か(すなわち、ユーザ
2が、プロジェクトデータの登録の際に、図9の設定画
面91において、チェックボックス94をチェックした
か否か)を問い合わせる信号を生成して、配信設定デー
タ処理部39に出力する。配信設定データ処理部39
は、配信設定DB33−3を参照して、問い合わせに対
する回答を示す信号を生成し、オーディオデータ処理部
40に出力する。オーディオデータ処理部40は、その
信号の入力を受け、プロジェクトデータは、ステレオ配
信が希望されているか否かを判断する。ステップS48
において、ステレオ配信が希望されていないと判断され
た場合、処理が終了される。
【0106】ステップS48において、ステレオ配信が
希望されていると判断された場合、オーディオデータ処
理部40は、ステップS49において、プロジェクトデ
ータをミックスダウンして、図5を用いて説明したステ
レオデータを生成し、所定の方法でエンコードし、ステ
ップS50において、配信用データにフォーマット変換
し、配信用データ格納群41のステレオデータ用DB4
1−4に格納して、処理が終了される。
【0107】次に、図12のフローチャートを参照し
て、図11のステップS39における課金計算処理につ
いて説明する。
【0108】ステップS71において、マネージメント
センタ管理処理部34は、ユーザ2の端末装置12か
ら、インターネット22を介して送信されたデータに含
まれる課金情報と著作権情報を、課金決済データ処理部
42に出力する。このとき、課金決済データ処理部42
は、プロジェクトデータの課金情報および著作者の情報
を読み込む。
【0109】ステップS72において、課金決済データ
処理部42は、課金情報に含まれるプロジェクトデータ
販売価格から、著作権保護団体26で決められた1曲あ
たりの著作権管理料金と、マネージメントセンタ1の管
理料を減算する。
【0110】ステップS73において、課金決済データ
処理部42は、課金情報に含まれる分配率のデータか
ら、プロジェクトデータに含まれる複数の著作者での分
配率が予め決められているか否かを判断する。
【0111】ステップS73において、分配率が決めら
れていると判断された場合、ステップS76において、
課金決済データ処理部42は、ステップS72における
算出結果、および分配率から、見積り価格を算出する。
その後、処理は、図11のステップS40に進む。
【0112】ステップS73において、分配率が決めら
れていないと判断された場合、課金決済データ処理部4
2は、ステップS74において、著作権情報から、プロ
ジェクトデータに含まれるトラックの著作者を検索し、
ステップS75において、ステップS72における算出
結果を、プロジェクトデータに含まれるトラックの著作
者の人数、もしくはトラック数のどちらか所定の数値で
割り、ユーザ2に支払われる代金の見積り価格を算出す
る。その後、処理は、図11のステップS40に進む。
【0113】次に、図13のフローチャートを参照し
て、契約形態1乃至4のユーザ2乃至5にマネージメン
トセンタ1が楽曲データを販売する場合の、楽曲データ
販売処理について説明する。ここでは、ユーザ3が、端
末装置13を用いて、マネージメントセンタ1から楽曲
データを購入する場合について説明する。
【0114】マネージメントセンタ1に登録されている
データを、ユーザ2乃至4のいずれかが購入する場合に
は、プロジェクトデータ単位の購入はもちろん、1つの
プロジェクトデータに複数のトラックデータが含まれて
いる場合、トラックデータごとに購入が可能であり、ま
た、ステレオデータの購入も可能である。従って、この
後の説明では、プロジェクトデータ、トラックデータ、
ステレオデータのどの形態でもかまわない場合におい
て、これらのデータは、楽曲データと総称されるものと
する。
【0115】ステップS81において、通信処理部31
は、インターネット22を介して、ユーザ3からのアク
セス要求、すなわち、端末装置13からIDおよびパス
ワードの入力を受ける。通信処理部31は、入力された
IDおよびパスワードを、認証処理制御部35に出力す
る。
【0116】ステップS82において、認証処理制御部
35は、入力されたIDおよびパスワードを顧客情報D
B33−1に照会し、入力されたIDおよびパスワード
は正しいか否かを判断する。ステップS82において、
入力されたIDおよびパスワードは正しくないと判断さ
れた場合、処理はステップS90に進む。
【0117】ステップS82において、入力されたID
およびパスワードは正しいと判断された場合、ステップ
S83において、認証処理制御部35は、入力されたI
Dおよびパスワードが正しいことを示す信号を、マネー
ジメントセンタ管理処理部34に出力する。マネージメ
ントセンタ管理処理部34は、ウェブページ格納DB3
6から、楽曲データの購入画面に対応するウェブページ
のデータを読み出し、通信処理部31に出力する。通信
処理部31は、インターネット22を介して、楽曲デー
タの購入画面に対応するウェブページのデータを端末装
置13に送信し、端末装置13の出力部67に表示させ
る。
【0118】ステップS84において、通信処理部31
は、端末装置13から、インターネット22を介して、
ユーザ3が選択した購入希望の楽曲データを示す信号の
入力を受け、マネージメントセンタ管理処理部34に出
力する。
【0119】ステップS85において、マネージメント
センタ管理処理部34は、ステップS84において入力
された、ユーザ3が選択した購入希望の楽曲データの代
金を算出させるための制御信号を生成し、課金決済デー
タ処理部42に出力する。課金決済データ処理部42
は、課金決済DB43を参照して、楽曲データの代金を
算出し、マネージメントセンタ管理処理部34に出力す
る。マネージメントセンタ管理処理部34は、入力され
た楽曲データの代金を表示し、購入の確認と、支払方法
の選択および支払方法に対応するIDなど(例えば、ク
レジットカードの番号など)を入力できる入力フォーム
を有するウェブページに対応するデータを、ウェブペー
ジ格納DB36から読み出し、通信処理部31に出力す
る。通信処理部31は、インターネット22を介して、
このウェブページに対応するデータを端末装置13に送
信し、端末装置13の出力部67に表示させる。
【0120】ステップS86において、マネージメント
センタ管理処理部34は、インターネット22、通信処
理部31、および内部バス32を介して、端末装置13
から、希望支払方法と、対応するIDなどが入力された
か否かを判断する。ステップS86において、希望支払
方法と、対応するIDなどが入力されていないと判断さ
れた場合、処理は、ステップS90に進む。
【0121】ステップS86において、希望支払方法
と、対応するIDなどが入力されたと判断された場合、
ステップS87において、マネージメントセンタ管理処
理部34は、決済機関接続処理部44に、入力された希
望支払方法に対応する決済機関23乃至25のいずれか
に、入力されたID等を照会させるための制御信号を生
成し、出力する。決済機関接続処理部44は、入力され
たID等を照会するための信号を生成し、金融機関ネッ
トワーク45を介して、入力された希望支払方法に対応
する決済機関23乃至25のいずれかに送信する。
【0122】ステップS88において、決済機関接続処
理部44は、入力された希望支払方法に対応する決済機
関23乃至25のいずれかから返信される、IDなどの
照会結果を基に、決済機関が、ユーザ3の支払いが可能
であることを保証したか否かを判断する。ステップS8
8において、ユーザ3の支払いが可能であることが保証
されなかったと判断された場合、処理は、ステップS9
0に進む。
【0123】ステップS90において、マネージメント
センタ管理処理部34は、エラーメッセージに対応する
データを、ウェブページ格納DB36から読み出し、通
信処理部31に出力する。通信処理部31は、インター
ネット22を介して、エラーメッセージを端末装置13
に送信し、端末装置13の出力部67に表示させ、処理
が終了される。
【0124】ステップS88において、ユーザ3の支払
いが可能であることが保証された場合、ステップS89
において、決済機関接続処理部44は、内部バス32を
介して、マネージメントセンタ管理処理部34および課
金決済データ処理部42に、ユーザ3の支払いが可能で
あることが保証されたことを示す信号を出力する。課金
決済データ処理部42は、課金決済DB43に、ユーザ
3のID、購入代金、支払方法、および支払方法に対応
したIDを記録する。
【0125】マネージメントセンタ管理処理部34は、
通信処理部31およびインターネット22を介して、端
末装置13に、購入希望の楽曲データのダウンロード許
可を送信し、オーディオデータ処理部40に、ステップ
S84において入力された、ユーザ3が希望する楽曲デ
ータを配信用データ格納群41から検索して、内部バス
32、通信処理部31、およびインターネット22を介
して、端末装置13に送信させるための制御信号を生成
して、出力する。オーディオデータ処理部40は、ユー
ザ3が希望する楽曲データを配信用データ格納群41か
ら検索して、内部バス32、通信処理部31、およびイ
ンターネット22を介して、端末装置13に送信して、
処理が終了される。
【0126】また、マネージメントセンタ1と契約を締
結しているユーザは、所定の手続きを踏むことにより、
「コミュニティ」というサービスを享受する(マネージ
メントセンタ1内の仮想空間であるコミュニティに参加
する)ことができる。コミュニティについて、図14を
用いて説明する。
【0127】ユーザ101乃至105が使用している端
末装置111乃至115は、実際には、マネージメント
センタ1とインターネット22を介して接続されている
が、図14では、インターネット22を省略して説明す
る。また、端末装置111乃至115は、図3を用いて
説明した端末装置12と同様の構成を有するものなの
で、その説明は省略する。
【0128】コミュニティAおよびコミュニティBは、
マネージメントセンタ1とのデータの授受に必要なID
およびパスワード以外の、それぞれのコミュニティに参
加するために固有のIDおよびパスワードにより保護さ
れている。すなわち、コミュニティは、特定の共通する
目標および目的を持った複数のメンバーから構成される
集団を意味することもあり、また、その集団によって形
成された仮想的な場所を意味することもある。換言すれ
ば、コミュニティとは、固有のIDおよびパスワードを
有する認証されたユーザのみが参加することができる、
ネットワーク上に形成された仮想的かつサイバー的な集
合もしくはスペースである。
【0129】そのコミュニティにおける集団を構成する
メンバーは、お互いのことを知らない不特定の人々では
なく、相互に認識しあい、相互に信頼感を有しているメ
ンバーである。換言すれば、コミュニティを構成するメ
ンバーは、仲間同士である。それ以外のメンバー、例え
ば、コミュニティの管理者が承認していない、不特定多
数のメンバーは、コミュニティには参加できない。
【0130】また、コミュニティは、単にメンバーがコ
ミュニケーションを行うための場ではなく、複数のメン
バーが共同で楽曲などのコンテンツを作成するための
場、複数のメンバーが共同で楽曲などのコンテンツを作
成する作成活動に参加できる場であり、更に、コミュニ
ティに登録されているコンテンツやその他の情報を使用
したり、それらのコンテンツをアレンジしたり、モディ
ファイすることにより、新たなコンテンツや情報を作成
することのできる仮想的もしくはサイバー的なスペース
として提供される。
【0131】ユーザは、例えば、コミュニティ管理者に
対して、コミュニティへの参加を申し込み、それぞれの
コミュニティに固有のIDおよびパスワードを発行され
た場合にのみ、対応するコミュニティに参加できる。図
14の例の場合、ユーザ101およびユーザ102は、
コミュニティAには参加できるが、コミュニティBには
参加できず、同様に、ユーザ105は、コミュニティB
には参加できるが、コミュニティAには参加できない。
しかし、ユーザ103およびユーザ104のように、コ
ミュニティAおよびコミュニティBのどちらにもアクセ
ス権を得、それぞれのコミュニティに固有のIDおよび
パスワードを発行された場合は、どちらのコミュニティ
にも参加することができる。
【0132】そして、それぞれのコミュニティに所属す
るメンバーは、共同で楽曲データの作成にあたることが
でき、共同でコンテンツを生成し、登録し、登録された
コンテンツを共有することができる。すなわち、コミュ
ニティ参加メンバーの中で、パートを決めて、それぞれ
トラックデータをアップロードして、1つの楽音データ
を作成したり、そのコミュニティにアップロードされた
トラックデータを一部変更したり、複数のトラックから
なるプロジェクトデータをリミックスすることなども可
能である。これにより、コミュニティ参加者は、例え
ば、大編成のオーケストラによりなる楽曲のスコア譜を
基に、自宅において担当のパートごとにトラックデータ
を作成し、それぞれがコミュニティにアップロードし、
コミュニティ内のミキシング担当者が、アップロードさ
れたトラックデータを、ダウンロードし、ミックスダウ
ンすることにより、オーケストラ演奏のステレオデータ
を生成することなどができるのである。
【0133】コミュニティの参加メンバーは、コンテン
ツ全体でも、コンテンツに含まれるプロジェクトデー
タ、もしくはプロジェクトデータに含まれるトラックデ
ータやステレオデータなど、任意の単位で、データのダ
ウンロードおよびアップロードが可能である。
【0134】また、コミュニティAおよびコミュニティ
Bは、コンテンツの作成に必要なツール、もしくは、そ
れぞれのコミュニティにおいて作成されているコンテン
ツのデータを変更するために必要なツールなどを、コミ
ュニティ毎に独自に、コミュニティ参加メンバーにダウ
ンロードできるようにしてもよい。
【0135】次に、図15のフローチャートを用いて、
コミュニティにおける処理について説明する。ここで
は、コミュニティAに登録しているユーザ101から、
通信処理装置111を用いて、コミュニティAに登録さ
れている楽音データのダウンロードが要求されたり、コ
ミュニティAに、新たな楽音データの登録が要求された
場合のマネージメントセンタ1の処理について説明す
る。
【0136】ステップS101において、通信処理部3
1は、インターネット22を介して、ユーザ101から
のアクセス要求、すなわち、端末装置111からIDお
よびパスワード(マネージメントセンタ1にアクセスす
る許可を得るためのIDおよびパスワード)の入力を受
ける。通信処理部31は、入力されたIDおよびパスワ
ードを、認証処理制御部35に出力する。
【0137】ステップS102において、認証処理制御
部35は、入力されたIDおよびパスワードを顧客情報
DB33−1に照会し、入力されたIDおよびパスワー
ドは正しいか否かを判断する。ステップS102におい
て、入力されたIDおよびパスワードは正しくないと判
断された場合、処理はステップS106に進む。
【0138】ステップS102において、入力されたI
Dおよびパスワードが正しいと判断された場合、ステッ
プS103において、通信処理部31は、インターネッ
ト22を介して、ユーザ101からの、コミュニティA
に対するアクセス要求、すなわち、端末装置111から
IDおよびパスワード(コミュニティAにアクセスする
許可を得るためのIDおよびパスワード)の入力を受け
る。通信処理部31は、入力されたIDおよびパスワー
ドを、認証処理制御部35に出力する。
【0139】ステップS104において、認証処理制御
部35は、入力されたIDおよびパスワードを顧客情報
DB33−1に照会し、入力されたIDおよびパスワー
ドは正しいか否かを判断する。ステップS104におい
て、入力されたIDおよびパスワードは正しくないと判
断された場合、処理はステップS106に進む。
【0140】ステップS106において、マネージメン
トセンタ管理処理部34は、エラーメッセージに対応す
るデータを、ウェブページ格納DB36から読み出し、
通信処理部31に出力する。通信処理部31は、インタ
ーネット22を介して、エラーメッセージを端末装置1
11に送信し、端末装置111の出力部67に表示さ
せ、処理が終了される。
【0141】ステップS104において、入力されたI
Dおよびパスワードは正しいと判断された場合、マネー
ジメントセンタ管理処理部34は、オーディオデータ処
理部40に、配信用データ格納群41に記録されている
データから、コミュニティAのコミュニティIDを有す
る楽曲データを検索させ、例えば、そのプロジェクトネ
ームなどをマネージメントセンタ管理処理部34に出力
させるための制御信号を生成して出力する。更に、マネ
ージメントセンタ管理処理部34は、ダウンロード可能
な楽曲データの一覧を表示させるためのウェブページの
フォーマットを、ウェブページ格納DB36から読み出
す。オーディオデータ処理部40は、コミュニティAの
コミュニティIDを有する楽曲データを検索して、例え
ば、そのプロジェクトネームなどをマネージメントセン
タ管理処理部34に出力する。マネージメントセンタ管
理処理部34は、コミュニティAに登録されている楽曲
データの一覧を記載しているウェブページを生成し、通
信処理部31およびインターネット22を介して、端末
装置111に送信する。
【0142】ステップS107において、マネージメン
トセンタ管理処理部34は、インターネット22、通信
処理部31、および内部バス32を介して、端末装置1
11から、所望の楽曲データのダウンロード要求が入力
されたか否かを判断する。ステップS107において、
楽曲データのダウンロード要求が入力されなかったと判
断された場合、処理は、ステップS109に進む。
【0143】ステップS107において、楽曲データの
ダウンロード要求が入力されたと判断された場合、ステ
ップS108において、マネージメントセンタ管理処理
部34は、オーディオデータ処理部40に、配信用デー
タ格納群41から、ユーザ101が所望する楽曲データ
を検索させて、内部バス32、通信処理部31、および
インターネット22を介して、端末装置111に送信さ
せるための制御信号を生成して出力する。オーディオデ
ータ処理部40は、配信用データ格納群41から、ユー
ザ101が所望する楽曲データを検索し、内部バス3
2、通信処理部31、およびインターネット22を介し
て、端末装置111に送信する。
【0144】ステップS109において、マネージメン
トセンタ管理処理部34は、インターネット22、通信
処理部31、および内部バス32を介して、端末装置1
11から、楽曲データのアップロード要求が入力された
か否かを判断する。ステップS109において、楽曲デ
ータのアップロード要求が入力されなかったと判断され
た場合、処理が終了される。
【0145】ステップS109において、アップロード
要求が入力されたと判断された場合、ステップS110
において、マネージメントセンタ管理処理部34は、イ
ンターネット22、通信処理部31、および内部バス3
2を介して、端末装置111から送信された楽曲データ
を、例えば、図10および図11を用いて説明したよう
に、エンコードやフォーマット変換を行い、配信用デー
タ格納群41の所定のDBに、コミュニティIDを添付
して登録して、処理が終了される。
【0146】このように、配信用データ格納群41の所
定のDBに楽曲データを登録する際に、コミュニティI
Dを付加するようにしたので、コミュニティに参加して
いないユーザは、コミュニティに登録されているデータ
をダウンロードすることができず、また、上述したステ
ップS105において、対応するコミュニティに属する
ダウンロード可能な楽曲データを検索し、一覧を表示さ
せることができるようにすることができる。
【0147】なお、上述した一連の処理は、マネージメ
ントセンタ1が、楽音データを扱う場合について説明し
たが、マネージメントセンタ1は、楽音データ以外の情
報を示すコンテンツを扱うようにしてもよいのは勿論で
ある。
【0148】上述した一連の処理は、ソフトウェアによ
り実行することもできる。そのソフトウェアは、そのソ
フトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェ
アに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプ
ログラムをインストールすることで、各種の機能を実行
することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュー
タなどに、記録媒体からインストールされる。
【0149】この記録媒体は、図2、もしくは図3に示
すように、コンピュータとは別に、ユーザにプログラム
を提供するために配布される、プログラムが記録されて
いる磁気ディスク51もしくは71(フロッピーディス
クを含む)、光ディスク52もしくは72(CD-ROM(Co
mpact Disk-Read Only Memory)、DVD(Digital Versat
ile Disk)を含む)、光磁気ディスク53もしくは73
(MD(Mini-Disk)を含む)、もしくは半導体メモリ5
4もしくは74などよりなるパッケージメディアなどに
より構成される。
【0150】また、本明細書において、記録媒体に記録
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0151】なお、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0152】
【発明の効果】本発明の情報処理装置、情報処理方法、
および記録媒体に記録されているプログラムによれば、
複数のメンバーが、共同してコンテンツを制作する活動
を行うための仮想的なコミュニティをネットワークに提
供し、ネットワークを介して他の情報処理装置からアク
セスを受けた場合、コミュニティに対するアクセス権の
認証処理を行い、認証結果に基づいて、ネットワークを
介して他の情報処理装置に、コンテンツを制作する活動
に関するサービスを提供するようにしたので、複数のメ
ンバーがコミュニティにおいて、共同してコンテンツを
作成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】楽音データ配信システムを説明するための図で
ある。
【図2】図1のマネージメントセンタの構成を示すブロ
ック図である。
【図3】図1の端末装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】トラック配信用プロジェクトデータを説明する
ための図である。
【図5】ステレオ配信用プロジェクトデータを説明する
ための図である。
【図6】契約形態を説明するための図である。
【図7】契約処理を説明するためのフローチャートであ
る。
【図8】ユーザの端末装置におけるプロジェクトデータ
登録処理について説明するためのフローチャートであ
る。
【図9】インターフェースツール起動時の設定画面を説
明するための図である。
【図10】マネージメントセンタにおけるプロジェクト
データ登録処理について説明するためのフローチャート
である。
【図11】マネージメントセンタにおけるプロジェクト
データ登録処理について説明するためのフローチャート
である。
【図12】課金計算処理を説明するためのフローチャー
トである。
【図13】楽曲データ購入処理を説明するためのフロー
チャートである。
【図14】コミュニティを説明するための図である。
【図15】コミュニティにおける処理を説明するための
フローチャートである。
【符号の説明】
1 マネージメントセンタ, 2乃至6 ユーザ, 1
2乃至16 端末装置, 21 配信サービスプロバイ
ダ, 22 インターネット, 23乃至25決済機
関, 31 通信処理部, 32 内部バス, 33
管理データ格納群, 34 マネージメントセンタ管理
処理部, 35 認証処理制御部, 36 ウェブペー
ジ格納DB, 37 ソフトウェア格納DB, 38
プロジェクトデータ格納処理部, 39 配信設定デー
タ処理部, 40 オーディオデータ処理部, 41
配信用データ格納群, 42 課金決済データ処理部,
43 課金決済DB, 44 決済機関接続処理部,
45 金融機関ネットワーク, 61 CPU, 70
ネットワークインターフェース, 81,プロジェク
トデータ, 121,122 コミュニティ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笹村 崇雄 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 戸野本 理代 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5B017 AA01 BA05 BA06 BB02 CA07 CA16 5B085 AC04 AE23 BG07 5D045 DB01 9A001 BB03 BB04 JJ67 JZ25 KK43 KK60 LL03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 他の情報処理装置とネットワークを介し
    て接続される情報処理装置において、 複数のメンバーが、共同してコンテンツを制作する活動
    を行うための仮想的なコミュニティを前記ネットワーク
    に提供する第1の提供手段と、 前記ネットワークを介して前記他の情報処理装置からア
    クセスを受けた場合、前記コミュニティに対するアクセ
    ス権の認証処理を行う認証手段と、 前記認証手段による認証結果に基づいて、前記ネットワ
    ークを介して前記他の情報処理装置に、前記コンテンツ
    を制作する活動に関するサービスを提供する第2の提供
    手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の提供手段は、前記複数のメン
    バーから提供されるコンテンツを、前記コミュニティに
    登録することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第2の提供手段は、前記コミュニテ
    ィに登録された前記コンテンツを他のメンバーに提供す
    ることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の提供手段は、前記コミュニテ
    ィに登録された前記コンテンツに基づいて制作された、
    前記複数のメンバーから提供されるコンテンツを、前記
    コミュニティにさらに登録することを特徴とする請求項
    3に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の提供手段は、前記他の情報処
    理装置のユーザに対してIDを発行することを特徴とする
    請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の提供手段は、前記コンテンツ
    の制作者が識別できるように、前記IDに対応して前記コ
    ンテンツを登録することを特徴とする請求項5に記載の
    情報処理装置。
  7. 【請求項7】 他の情報処理装置とネットワークを介し
    て接続される情報処理装置の情報処理方法において、 相互に所定の関係にある複数のメンバーが、共同してコ
    ンテンツを制作する活動を行うための仮想的なコミュニ
    ティを前記ネットワークに提供する第1の提供ステップ
    と、 前記ネットワークを介して前記他の情報処理装置からア
    クセスを受けた場合、前記コミュニティに対するアクセ
    ス権の認証処理を行う認証ステップと、 前記認証ステップの処理による認証結果に基づいて、前
    記ネットワークを介して前記他の情報処理装置に、前記
    コンテンツを制作する活動に関するサービスを提供する
    第2の提供ステップとを含むことを特徴とする情報処理
    方法。
  8. 【請求項8】 他の情報処理装置とネットワークを介し
    て接続される情報処理装置の制御用のプログラムであっ
    て、 相互に所定の関係にある複数のメンバーが、共同してコ
    ンテンツを制作する活動を行うための仮想的なコミュニ
    ティを前記ネットワークに提供する第1の提供ステップ
    と、 前記ネットワークを介して前記他の情報処理装置からア
    クセスを受けた場合、前記コミュニティに対するアクセ
    ス権の認証処理を行う認証ステップと、 前記認証ステップの処理による認証結果に基づいて、前
    記ネットワークを介して前記他の情報処理装置に、前記
    コンテンツを制作する活動に関するサービスを提供する
    第2の提供ステップとを含むことを特徴とするコンピュ
    ータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録
    媒体。
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